JPH0515141B2 - - Google Patents

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JPH0515141B2
JPH0515141B2 JP58157640A JP15764083A JPH0515141B2 JP H0515141 B2 JPH0515141 B2 JP H0515141B2 JP 58157640 A JP58157640 A JP 58157640A JP 15764083 A JP15764083 A JP 15764083A JP H0515141 B2 JPH0515141 B2 JP H0515141B2
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JP
Japan
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switching means
temperature
generator
voltage
power generation
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58157640A
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English (en)
Other versions
JPS6051421A (ja
Inventor
Nobuo Mayumi
Taketoshi Kato
Koji Shibata
Takeshi Sada
Hajime Matsuhashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP15764083A priority Critical patent/JPS6051421A/ja
Publication of JPS6051421A publication Critical patent/JPS6051421A/ja
Publication of JPH0515141B2 publication Critical patent/JPH0515141B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両用充電発電機の発電を制御してバ
ツテリ充電電圧を一定に保つ車両充電発電機用制
御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
この種の制御装置(以下レギユレータと言う)
はエンジンに連結せしめられて回転する充電発電
機の界磁巻線電流をパワートランジスタ等のスイ
ツチング手段によりON−OFF制御してエンツシ
の回転数に無関係に発電電圧を一定に保つてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、エンジン回転数の低いアイドル時に
大きな電気負荷を使用すると、発電機の発電電圧
を一定に保つために上記トランジスタは導通時間
が長くなつて発熱する。同時に界磁巻線も発熱し
て発電機の温度は上昇し、これと一体に設けられ
ているレギユレータの温度は上記トランジスタの
発熱も加わつて急速に上昇する。そして、この時
にはエンジン回転に比例して回転する発電機冷却
用フアンの送風量も小さい。
このような悪条件を想定して従来はレギユレー
タには特に大型の放熱フインを取り付けたり、あ
るいは発熱部を分離する等の放熱対策が施されて
いるが、これらは設置スペースの増大やコストア
ツプを招いていた。
本発明は上記問題点に鑑み、特別な放熱対策を
講ずる必要がなく、したがつて設置スペースやコ
ストを低減し得る車両充電発電機用制御装置を提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明の制御装置
は、 発電機の界磁巻線に接続されたスイツチング手
段と、このスイツチング手段の導通、非導通の状
態を前記発電機の出力電圧に応じて調整する信号
を前記スイツチング手段へ出力し、前記発電機の
出力電圧を設定電圧に保つ第1の発電制御手段と
を備えた車両充電発電機用制御装置において、前
記制御装置の温度に対応して抵抗値が変化する熱
感応抵抗と、三角波発振回路とを備え、該熱感応
抵抗の抵抗値変化により変化する電圧と前記三角
波発生回路の三角波との比較によつて得られる前
記制御装置の温度に対応したパルス幅の信号であ
つて、該温度の上昇−下降に対応してスイツチン
グ手段の導通状態を減少−増加させる信号を該ス
イツチング手段へと出力する第2の発電制御手段
を設け、 前記制御装置が所定温度以上の状態では、前記
第1の発電制御手段のスイツチング手段を導通状
態にさせる信号と、前記第2の発電制御手段の前
記スイツチング手段を導通状態にさせる信号とが
重複した際にのみ、前記スイツチング手段が導通
するようにしたものである。
〔作用および発明の効果〕
上記構成によると、制御装置の温度が所定温度
以上の状態では、第2の発電制御手段が、温度上
昇または下降に応じてスイツチング手段の導通状
態を減少または増加させる信号を出力するため、
スイツチング手段の消費電力が減少する。従つ
て、スイツチング手段の発熱を確実に抑制するこ
とができ、制御装置の放熱構造を簡略化すること
もできると共に、導通率が急激に増加または減少
することがなく、バツテリの充電電流または放電
電流の急変を防止することができ、さらに、上述
の第2の発電制御装置の温度に応じた信号は、熱
感応抵抗による電圧と三角波との比較により容易
に得ることができる。
〔実施例〕
以下、図示の実施例により本発明を説明する。
第1図は本発明の実施例を示すもので、図中1
は充電発電機、2はレギユレータ、3はバツテ
リ、4は電気負荷、5はキースイツチである。レ
ギユレータ2は電圧制御回路(第1の発電制御手
段)21を有し、制御回路21はスイツチング用
パワートランジスタ22を介してエンジンにより
回転せしめられる充電発電機1の界磁巻線11へ
の通電を制御することにより発電機1の発電量を
制御している。すなわち、制御回路21はコンパ
レータ211によつてバツテリ充電電圧Vbと定
電圧Vcを比較し、充電電圧Vbが定電圧Vcより
低い場合にはトランジスタ22を導通せしめて発
電機1の発電量を増大せしめることにより充電電
圧Vbを上昇せしめ、一方充電電圧Vbが定電圧
Vcより高い場合にはトランジスタ22を非導通
とする。これにより、充電電圧Vbはエンジン回
転数の変動や電気負荷4の増減に関係なく定電圧
Vcに一致せしめられる。
また、レギユレータ2には通電制御回路(第2
の発電制御手段)23が設けてある。制限回路2
3はコンパレータ231とその出力側に接続され
たトランジスタ232よりなる。コンパレータ2
31の正入力端子には温度検出手段たるサーミス
タ24と抵抗25による分圧電圧Vtが入力され
ている。
そして、負入力端子にはのこぎり波発生回路2
33が接続されており、該発生回路233から第
3図に示す如き所定周期Pで上昇を繰り返すのこ
ぎり波233aがコンパレータ231に入力され
る。
また、トランジスタ232のコレクタはトラン
ジスタ22のベースに接続してある。なお、サー
ミスタ24は温度の上昇に伴なつて抵抗が小さく
なる。
かくの如き構造のレギユレータ2において、エ
ンジン回転数の低いアイドリング時には発電機1
の発電能力は小さく、ここで大きな電気負荷4を
使用するとレギユレータ2は充電電圧Vbを一定
に維持すべくトランジスタ22の導通時間を圧倒
的に長くなし、これによりトランジスタ22は急
速に発熱する。
同時に界磁巻線11も励磁電流により発熱して
発電機1の温度が上昇し、これと一体に設けられ
たレギユレータ2は上記トランジスタ22の発熱
が加わる上に発電機冷却用フアンの送風量も小さ
いために急速にその温度が上昇する。
このとき、上記温度の上昇によりサーミスタ2
4の抵抗値は次第に小さくなり、これに伴なつて
分圧電圧Vtが上昇する。そして、電圧Vtが定電
圧Va1を越えるとトランジスタ232が次第に導
通せしめられてトランジスタ22の導通率は次第
に小さくなり、電圧Vtが定電圧Vaを越えると、
トランジスタ22は強制的に非導通状態となる。
これにより、レギユレータ2の過熱状態は解消さ
れ、温度が低下する。一方、分圧電圧Vtが定電
圧Vaより低くなるとトランジスタ232は非導
通状態となり、以後トランジスタ22は再び電圧
制御回路21によつて制御される。
かくの如きレギユレータの各エンジン回転数に
おける最大上昇温度を従来例と比較した図を第2
図に示す。図中線xは本発明、線yは従来例であ
る。図より知られる如く、従来は大型の放熱フイ
ンを取り付ける等の放熱対策によりエンジンの低
回転域NLにおける最大上昇温度を限界温度以下
に抑えており、したがつて上記低回転域NL以外
では過度の放熱設計となつている。これに対し
て、本発明では低回転域NLでは上述の如くスイ
ツチング用トランジスタを非導通となして温度上
昇を限界温度(図中Tm)より低い所定温度(図
中Ts)以下に制御しているから、低回転域NL
外の各エンジン回転数における最大上昇温度は従
来より高くても良く、したがつて従来に比して簡
易な放熱設計とすることができる。
このように、本発明のレギユレータはその温度
上昇を検出するサーミスタを設けるとともに温度
が限界値を越えた場合には発電機の界磁巻線の通
電を制御するスイツチング用トランジスタを強制
的に非通電状態となす通電制御回路を設けること
により、レギユレータに大型の放熱フインを取り
付けたり、あるいは発熱するスイツチング用トラ
ンジスタを他の回路と分離する等の特別な放熱対
策を施す必要がなく、したがつて設置スペースは
小さく、かつ低コストである。
なお、エンジンの低回転域で大容量の電気負荷
を使用する状態は例えばヘツドライトを点灯した
夜間での信号停止の如く、比較的短時間であるか
ら、上記実施例のように発電機1の発電を停止し
てもバツテリ3が上がる等の問題は生じない。
さらに、通電制御回路23は、温度上昇に応じ
て徐々に導通率を小さくしているので、通電制限
回路23作動時のバツテリ3の負担が小さく、ま
たこの時のレギユレータ2の温度変動も小さい。
以上の如く、本発明の車両充電発電機用制御装
置は制御装置の温度を検出し、設定温度以上では
スイツラング手段の導通を制限して制御装置の過
熱を防止するもので、放熱構造を簡易化すること
ができ、スペースおよびコストの点できわめて有
利である。
さらに、バツテリの負担が小さく、かつ制御装
置の温度変動も小さくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す制御装置の回路
図、第2図は各エンジン回転数における制御装置
の最大上昇温度を本発明と従来例につてい比較し
た図、第3図はのこぎり波発生回路の出力波形を
示す図である。 1……充電発電機、11……界磁巻線、2……
制御装置(レギユレータ)、22……スイツチン
グ手段、23……通電制限手段、24……温度検
出手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 発電機の界磁巻線に接続されたスイツチング
    手段と、このスイツチング手段の導通、非導通の
    状態を前記発電機の出力電圧に応じて調整する信
    号を前記スイツチング手段へ出力し、前記発電機
    の出力電圧を設定電圧に保つ第1の発電制御手段
    とを備えた車両充電発電機用制御装置において、 前記制御装置の温度に対応して抵抗値が変化す
    る熱感応抵抗と、三角波発振回路とを備え、該熱
    感応抵抗の抵抗値変化により変化する電圧と前記
    三角波発生回路の三角波との比較によつて得られ
    る前記制御装置の温度に対応したパルス幅の信号
    であつて、該温度の上昇−下降に対応してスイツ
    チング手段の導通状態を減少−増加させる信号を
    該スイツチング手段へと出力する第2の発電制御
    手段を設け、 前記制御装置が所定温度以上の状態では、前記
    第1の発電制御手段のスイツチング手段を導通状
    態にさせる信号と、前記第2の発電制御手段の前
    記スイツチング手段を導通状態にさせる信号とが
    重複した際にのみ、前記スイツチング手段が導通
    するようにしたことを特徴とする車両充電発電機
    用制御装置。
JP15764083A 1983-08-29 1983-08-29 車両充電発電機用制御装置 Granted JPS6051421A (ja)

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JP15764083A JPS6051421A (ja) 1983-08-29 1983-08-29 車両充電発電機用制御装置

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JP15764083A JPS6051421A (ja) 1983-08-29 1983-08-29 車両充電発電機用制御装置

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JPS6051421A JPS6051421A (ja) 1985-03-22
JPH0515141B2 true JPH0515141B2 (ja) 1993-02-26

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JP15764083A Granted JPS6051421A (ja) 1983-08-29 1983-08-29 車両充電発電機用制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6135126A (ja) * 1984-07-24 1986-02-19 株式会社日立製作所 発電機の制御装置
JP3865157B2 (ja) * 1996-06-05 2007-01-10 株式会社デンソー 車両用交流発電機
JP4577227B2 (ja) 2006-02-07 2010-11-10 株式会社デンソー 車両用発電制御装置
JP4841647B2 (ja) 2009-05-26 2011-12-21 三菱電機株式会社 界磁巻線式発電電動機
JP5566336B2 (ja) 2011-05-19 2014-08-06 三菱電機株式会社 界磁巻線式回転電機

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