JPH05150912A - 外部記憶装置 - Google Patents

外部記憶装置

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Publication number
JPH05150912A
JPH05150912A JP3339995A JP33999591A JPH05150912A JP H05150912 A JPH05150912 A JP H05150912A JP 3339995 A JP3339995 A JP 3339995A JP 33999591 A JP33999591 A JP 33999591A JP H05150912 A JPH05150912 A JP H05150912A
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JP
Japan
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data
access
optical disc
storage device
optical
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Application number
JP3339995A
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English (en)
Inventor
Shigeaki Okanoya
成明 岡野谷
Akio Momoo
章生 桃尾
Kazumasa Ando
和誠 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ディスクの交換発生をも含めた平均アクセ
ス時間を短縮する。 【構成】 外部記憶装置10は、複数の光ディスクを有
する集合型光ディスク装置20を備えており、大きな記
憶容量を備えている。ホスト50からのアクセス時に
は、アドレス対応表12を用いながら、データをデータ
キャッシュ記憶装置18に書込む。又は、データキャッ
シュ記憶装置18から読出す。前記アドレス対応表12
は、複数の光ディスクに亘るブロックの区別が可能なブ
ロックアドレスと、これらブロックが前記データキャッ
シュ記憶装置18にキャッシュデータとして書込まれた
際の該データキャッシュ記憶装置18上のアドレスとの
対応が可能となっている。従って、該データキャッシュ
記憶装置18には、異なる光ディスクのブロックのキャ
ッシュデータを同時に記憶することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の光ディスクを格
納する格納棚と、光ディスクアクセス装置と、前記格納
棚と前記光ディスクアクセス装置との間で光ディスクを
搬送する搬送機構とを備えた集合型光ディスク装置を用
いた外部記憶装置に係り、特に、光ディスクの交換発生
をも含めた平均アクセス時間を短縮することができる外
部記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置は、計算機の外部記憶装
置として最も多く使用されているハードディスク装置と
比較して、記録媒体を交換できること、非接触記録
方式のためクラッシュの危険性が低いこと、ディスク
の長寿命性を期待できること、記憶容量が大きいこ
と、など多くの利点を有している。
【0003】又、複数の光ディスク(記憶媒体)を格納
する格納棚と光ディスクを搬送する搬送機構とを用い、
光ディスクに記憶されているデータをアクセスする光デ
ィスクアクセス装置に取り付けられる光ディスクを自動
的に交換することにより、記憶容量の増加が図られてい
る。
【0004】なお、取り付けられた光ディスクのデータ
を再生又は記録の少なくとも一方をすることができる装
置を、以降、光ディスクアクセス装置と呼ぶ。又、複数
の光ディスクを格納する格納棚と、光ディスクアクセス
装置と、前記格納棚と前記光ディスクアクセス装置との
間で光ディスクを搬送する搬送機構とを備え、複数の光
ディスクを自動的にアクセスすることのできる光ディス
ク装置を、以降、集合型光ディスク装置と呼ぶ。又、前
記搬送機構等を用いた前記光ディスクアクセス装置に取
り付けられている光ディスクの交換や搬送等の動作を、
以降、交換動作あるいは単に交換と呼ぶ。又、これに要
する時間を、交換時間と呼ぶ。
【0005】
【発明が達成しようとする課題】しかしながら、このよ
うな集合型光ディスク装置を用いた外部記憶装置におい
ては、所定数のデータであるブロックを複数頻繁にアク
セスする際、これら複数ブロックが互いに異なる光ディ
スクにある場合には、光ディスクの搬送や交換が頻繁に
発生し、平均アクセス時間が極めて長くなってしまうと
いう問題がある。
【0006】一般的なハードディスクの平均アクセス時
間は、数十msec程度である。又、取り付けられている光
ディスクのみをアクセスする際の光ディスク装置の平均
アクセス時間は、100msec程度である。これに比較し
て、前記複数の光ディスクをアクセスする光ディスク装
置において、光ディスクの交換時間は10秒以上かかる
場合がある。
【0007】従って、複数の光ディスクを格納する格納
棚や光ディスクを搬送する搬送機構が同じであっても、
光ディスクの交換発生頻度が増加すると、合計アクセス
時間は増大してしまう。
【0008】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、光ディスクの交換発生をも含めた平
均アクセス時間を短縮することができる、光ディスク装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を達成するための手段】本発明は、複数の光ディ
スクを格納する格納棚と、光ディスクアクセス装置と、
前記格納棚と前記光ディスクアクセス装置との間で光デ
ィスクを搬送する搬送機構とを備えた集合型光ディスク
装置を用いる外部記憶装置において、連続した光ディス
クアドレスの所定数のデータであるブロック単位で、前
記集合型光ディスク装置のキャッシュメモリとして用い
られるデータキャッシュ記憶装置と、光ディスク上のア
ドレスと該データキャッシュ記憶装置に記憶されている
ブロックのキャッシュ記憶装置上のアドレスとを記録し
た対応表とを備えたことにより、前記課題を達成したも
のである。
【0010】更に、前記集合型光ディスク装置で用いら
れる光ディスクに対して前記ブロック単位で割付けたブ
ロックアドレス毎に、ホストからのデータアクセス頻度
を記録するアクセス頻度表を備えたことにより、前記課
題を達成したものである。
【0011】更に、前記アクセス頻度表から、アクセス
頻度が高く、且つ、前記記憶装置に記憶されていないブ
ロックを有する光ディスクを、前記光ディスクアクセス
装置の仮装填ディスクとして決定する手段を備えたこと
により、前記課題を達成したものである。
【0012】又、前記光ディスクアクセス装置に装填さ
れている光ディスクの各ブロックのデータアクセス頻度
を前記アクセス頻度表で調べ、頻度が低い場合に排出す
ることを決定する手段を備えたことにより、前記課題を
達成したものである。
【0013】
【作用】本発明は、複数の光ディスクをアクセスするこ
とができる集合型光ディスク装置を用いた外部記憶装置
において、平均アクセス時間を短縮するためには光ディ
スクの交換発生頻度を低下させることが重要であること
に着目してなされたものである。
【0014】本発明の外部記憶装置においては、ブロッ
ク単位でアクセスする際、ハードディスク装置や不揮発
性メモリ等をデータキャッシュ記憶装置として用いてい
る。
【0015】図1は、本発明の要旨を示すブロック図で
ある。
【0016】この図1に示されるように、外部記憶装置
10は、集合型光ディスク装置20と、データキャッシ
ュ記憶装置18と、アドレス対応表12とを備えてい
る。又、該外部記憶装置10は、これら集合型光ディス
ク装置20及びデータキャッシュ記憶装置18の制御等
を行う制御回路30を有している。
【0017】この外部記憶装置10は、ホスト50に接
続されている。このホスト50を本発明は限定するもの
ではないが、例えば、ホストコンピュータや種々の制御
装置等である。本発明が適用された外部記憶装置10
は、該ホスト50と別置されることに限定されるもので
はなく、共に組込まれていてもよい。
【0018】前記集合型光ディスク装置20は、複数の
光ディスクを格納する格納棚22と、光ディスクアクセ
ス装置24と、前記格納棚22と前記光ディスクアクセ
ス装置24との間で光ディスクを搬送する搬送機構26
とを備えている。
【0019】なお、前記光ディスクアクセス装置24
は、取り付けられた光ディスクに対するデータの書込み
あるいはデータの読出しの少なくとも一方が可能であれ
ばよい。
【0020】前記データキャッシュ記憶装置18は、前
記ホスト50が、連続した光ディスクアドレスの所定数
毎のデータであるブロック単位でアクセスする際、前記
光ディスクアクセス装置24のキャッシュメモリとして
用いられる。又、前記制御回路30は、このようなキャ
ッシュメモリとしての動作を制御するための回路をも有
している。
【0021】前記アドレス対応表12は、前記ホスト5
0からのアクセスに従って、前記データキャッシュ記憶
装置18をキャッシュメモリとして用いる際に、前記集
合型光ディスク装置20のアクセス対象となるデータの
アドレスと、前記データキャッシュ記憶装置18のアク
セス対象となるデータのアドレスとの対応表となる。該
アドレス対応表12は、前記制御回路30でキャッシュ
メモリとしての制御が行われる際に用いられる。
【0022】該アドレス対応表12は、前記集合型光デ
ィスク装置20に納められている複数の光ディスクを同
時にキャッシュできるものであればよい。本発明は該ア
ドレス対応表12の形態を限定するものではなく、該ア
ドレス対応表12で用いられる光ディスクのアドレス
は、各光ディスクを区別して各ブロックを区別すること
ができるものであればよい。
【0023】例えば、前記アドレス対応表12に用いら
れるこのような光ディスクアドレスは、各光ディスクを
区別するために付けられた通し番号である光ディスク番
号と、それぞれの光ディスク中での各ブロックを区別す
るために付けられた通し番号であるブロック番号とで構
成してもよい。あるいは、複数の光ディスクの全ブロッ
クに対して付けられた通し番号であるブロック番号であ
ってもよい。
【0024】又、前記データキャッシュ記憶装置18に
は、前記光ディスクアクセス装置24に現在取り付けら
れている光ディスクのデータのみがキャッシュデータと
して書込まれるのではない。
【0025】前記ホスト50からのアクセスに必要であ
るものは、異なる光ディスクのデータであっても、この
データキャッシュ記憶装置にキャッシュデータとして書
込まれる。即ち、該データキャッシュ記憶装置18に
は、一時に、異なる光ディスクのデータが同時に書込ま
れている場合もある。
【0026】又、該データキャッシュ記憶装置18にキ
ャッシュデータとして既に書込まれているデータである
場合には、該データが前記光ディスクアクセス装置24
に取り付けられている光ディスクのデータではなくて
も、前記ホスト50は光ディスクの交換をすることな
く、このデータをアクセスすることができる。
【0027】このように、本発明によれば、光ディスク
の交換発生をも含めた平均アクセス時間を短縮すること
ができる。即ち、複数の光ディスクのデータをアクセス
する際の平均アクセス時間を短縮することができる。
【0028】
【実施例】以下、図を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。
【0029】図2は、本発明の実施例のブロック図であ
る。
【0030】この図2においては、本発明が適用された
外部記憶装置のブロック図が示されている。
【0031】本実施例の外部記憶装置は、複数の光ディ
スクを格納し、これらを交換しながらアクセスすること
ができる集合型光ディスク装置20と、該集合型光ディ
スク装置20のキャッシュメモリとして用いられるハー
ドディスク装置18とを有している。
【0032】ホストからアクセスは、1024バイトの
ブロック単位で行われる。
【0033】又、ホストから前記集合型光ディスク装置
20をアクセスする際、前記ハードディスク装置をキャ
ッシュメモリとして用いる。これは、1024バイトの
前記ブロック単位である。又、このキャッシュの際、制
御回路30はアドレス対応表12を用いる。又、必要に
応じてアクセス頻度表14をも用いる。
【0034】該制御回路30は、データキャッシュ制御
回路32と、仮装填決定手段34と、排出決定手段36
とを有している。
【0035】前記データキャッシュ制御回路32は、ホ
ストから前記集合型光ディスク装置20へのアクセスの
際、前記ハードディスク装置18をキャッシュメモリと
して用いながら、該アクセスのためのデータ転送制御等
を行う。なお、該データキャッシュ制御回路32の動作
等については、図3〜図7を用いて詳しく後述する。
【0036】前記アドレス対応表12では、前記集合型
光ディスク装置20に納められた複数の光ディスクに付
けられた通し番号である光ディスク番号i と、光ディス
ク毎で各ブロックに付けられた通し番号であるブロック
番号j とで構成される、ブロックアドレスi .j 毎のデ
ータテーブルである。前記集合型光ディスク装置20に
納められている光ディスクの枚数をdとし、それぞれの
光ディスクの前記ブロック数をn とすると、ブロックア
ドレスi .j の個数、及び、該アドレス対応表12の前
記ブロックアドレス毎のデータ数は、(d ×n )とな
る。
【0037】又、ブロックアドレスi .j のデータがハ
ードディスク装置18にキャッシュデータとして書込ま
れている場合には、該データが書込まれている該ハード
ディスク装置18のアドレスk が、前記アドレス対応表
12の該ブロックアドレスi.j に対応する項目部分に
このk が書込まれる。
【0038】なお、このハードディスク装置のアドレス
k は、該ハードディスク装置18のキャッシュメモリエ
リアの1024バイト長のブロック毎に付けられた通し
番号である。
【0039】前記アクセス頻度表14は、前記ブロック
アドレスi .j毎のデータテーブルであり、各データは
アクセス頻度数である。即ち、該アクセス頻度表14
は、(d ×n )個のデータを有している。ホストから当
該外部記憶装置に対してアクセスがあると、このアクセ
スが対象とするブロックアドレスi .j に対応する該ア
クセス頻度表14のデータ(アクセス頻度数)がインク
リメント(値を“1”だけ増加)される。
【0040】前記仮装填決定手段34は、前記アクセス
頻度表14を用いて、アクセス頻度が高く、且つ、前記
集合型光ディスク装置20にキャッシュデータとして記
憶されていないブロックを有する光ディスクを、前記集
合型光ディスク装置20の仮装填ディスクとして決定す
る手段である。
【0041】又、前記排出決定手段36は、前記集合型
光ディスク装置20中の前記図1に示されるような、光
ディスクアクセス装置に装填されている光ディスクの各
ブロックのデータアクセス頻度を前記アクセス頻度表1
4で調べ、頻度が低い場合にこの光ディスクを排出する
ことを決定する手段である。これは、装填されている該
i 光ディスクの合計n 個のそれぞれのブロックのデータ
アクセス頻度を前記アクセス頻度表14で調べ、得られ
たアクセス頻度中で所定閾値より高いものが全くない場
合には、該第i 光ディスクを排出することを決定する。
【0042】前記仮装填決定手段34と前記排出決定手
段36とは、いずれか一方が用いられる。
【0043】これら仮装填決定手段34あるいは排出決
定手段36によれば、ホストからのアクセスの際に前記
集合型光ディスク装置20の光ディスクアクセス装置2
4での光ディスク交換が発生する頻度を減少することが
でき、平均アクセス時間をより短縮することができる。
【0044】以下、図3〜図6を用いて、本実施例のホ
ストからのアクセス時の動作を、キャッシュデータの有
無やキャッシュエリアの空きの有無について場合分けし
て説明する。
【0045】図3は、本実施例でのデータアクセス時
(キャッシュデータ有り)の各テーブルのデータ等を示
す線図である。
【0046】この図3においては、ホストからのデータ
アクセス時に、該アクセス対象となるブロックアドレス
i .j のデータが前記ハードディスク装置18のキャッ
シュエリアにある場合の、該アクセスされるデータ及び
各テーブルのデータが示されている。
【0047】この図3においては、(a )第i 光ディス
クのメモリマップ、(b )ハードディスク装置のメモリ
マップ、(c )アクセス頻度表の内容、(d )アドレス
対応表のデータ内容が示されている。
【0048】前記(a )第i 光ディスクのメモリマップ
は、前記ホストからのアクセスの対象となる光ディスク
のメモリマップであり、合計d 枚の光ディスクの中の1
枚である。該第i 光ディスクは合計m 個のブロックを有
している。又、該第i 光ディスクの合計m 個のブロック
の中のブロックj が、当該ホストからのアクセスの対象
となるブロックである。
【0049】前記(b )ハードディスク装置のメモリマ
ップは、前記ハードディスク装置18のキャッシュエリ
アのメモリマップである。該キャッシュエリアは、合計
n 個のブロックをキャッシュすることができる。
【0050】前記(c )アクセス頻度表のデータ内容
は、特に、今回アクセスされるアロックアドレスi .j
の部分が示され、このアクセス頻度は“h ”回となって
いる。
【0051】前記(d )アドレス対応表のデータ内容
は、特に、今回アクセスされるブロックアドレスi .j
の部分が示されており、ここで対応されるアドレスは k
1 となっている。
【0052】ホストからブロックアドレスi .j のデー
タアクセス要求があると、まず、アクセス頻度表の該ブ
ロックアドレスi .j の頻度数h をインクリメントす
る。
【0053】次に、アドレス対応表の該ブロックアドレ
スi .j のデータを読出す。このデータから、該ブロッ
クアドレスi .j のデータが格納(キャッシュ)されて
いる場合、即ち、ハードディスク装置のアドレスを見付
け出す。
【0054】この後、該アドレスに従って、ブロックア
ドレスi .j のデータをアクセスする。この図3の場
合、アドレス対応表から読み出されたブロックアドレス
k1 から、ハードディスク装置の当該ブロックアドレス
k1 に書込まれているデータaをアクセスする。
【0055】このように、ホストからのデータアクセス
時に、該アクセスされるデータがハードディスク装置に
ある場合には、該ハードディスク装置のアクセス時間の
みでアクセスすることができる。この場合、第i 光ディ
スクは前記集合型光ディスク装置20の前記光ディスク
アクセス装置24に取付けられている必要はない。
【0056】図4は、本実施例でのデータアクセス時
(キャッシュデータ無し、空きキャッシュエリア有り)
の各テーブルのデータ等を示す線図である。
【0057】この図4においては、ホストからブロック
アドレスi .jのデータアクセス時、前記ハードディス
ク装置18のキャッシュエリアに当該データが無いが、
空きキャッシュエリアは有る場合が示されている。
【0058】この図4において、ホストからブロックア
ドレスi .j のデータアクセス時には、まず、アクセス
頻度表の該ブロックアドレスi .j に対応するデータh
をインクリメントする。
【0059】この後、アドレス対応表の該ブロックアド
レスi .j のデータを読出す。この図4においては、こ
のとき読出されるデータはブランクである。このことか
ら、アクセス対象データがキャッシュされていないこと
が判定される。即ち、今回のアクセス対象となるブロッ
クアドレスi .j のデータが、ハードディスク装置18
のキャッシュエリア上に無いことが判定される。
【0060】キャッシュデータ無しが判定されると、第
i 光ディスクのブロックアドレスjが直接アクセスされ
る。この際、該第i 光ディスクが前記集合型光ディスク
装置20の前記光ディスクアクセス装置24に取付けら
れていない場合には、これを前記格納棚22から取出
し、前記光ディスク搬送機構26等により、該光ディス
クアクセス装置24へと取付ける。
【0061】なお、このアクセス時に前記ハードディス
ク装置18には空きキャッシュエリアがあるので、第i
光ディスクで直接アクセスされたデータはこの空きキャ
ッシュエリア中の所定ブロックに書込まれる。例えば、
この図4の(b )ハードディスク装置のメモリマップに
示されるようにブロックアドレス k2 に空きがある場合
には、該直接アクセスされたデータがここに書込まれ
る。又、アドレス対応表のブロックアドレスi .j に対
応するデータとして、このアドレス“ k2 ”が書込まれ
る。
【0062】なお、図5は、該データアクセス時の処理
終了後の各テーブルのデータ等を示す線図である。
【0063】図6は、本実施例でのデータアクセス時
(キャッシュデータ無し、空きキヤッシュエリア無し)
の各テーブルのデータ等を示す線図である。
【0064】ホストからのブロックアドレスi .j のデ
ータのアクセス時に、該データがハードディスク18の
キャッシュエリアに無く、又、該ハードディスク装置1
8に空きキャッシュエリアが無い場合には、第i 光ディ
スクに対して直接アクセスする。
【0065】この図6において、ホストからブロックア
ドレスi .j に対するアクセスがあると、まず、(c )
アクセス頻度表に示されるように、該ブロックアドレス
i .j に対応するデータh をインクリメントする。
【0066】この後、(d )アドレス対応表の該ブロッ
クアドレスi .j に対応するアドレス(ハードディスク
装置18のブロックアドレス)が参照される。この図6
に示される如く、参照された該アドレス対応表のデータ
はブランクとなっている。
【0067】この参照されたデータがブランクであるこ
とにより、ホストがアクセスするブロックアドレスi .
j のデータがハードディスク装置18のキャッシュエリ
アに無いことが判定される。
【0068】従って、ブロックアドレスi .j に対する
ホストのアクセスは、第i 光ディスクに対して直接行わ
れる。例えば、該第i 光ディスクが前記集合型光ディス
ク装置20の前記光ディスクアクセス装置24に取付け
られていない場合には、光ディスクの交換が行われる。
【0069】又、前記ハードディスク装置18には空き
キャッシュエリアが無いため、このようなアクセスの
際、アクセスされたブロックアドレスi .j のデータが
該ハードディスク装置18に書込まれることはない。
【0070】以上説明した通り、本実施例によれば、ホ
ストからのアクセスの際に光ディスクの交換が発生する
頻度を減少することができ、平均アクセス時間を短縮す
ることができる。
【0071】即ち、本実施例によれば、次に列挙するよ
うな効果を得ることができる。
【0072】(1)ホストからのアクセスに対してハー
ドディスク装置18をキャッシュメモリとして用いなが
ら行うので、アクセス時間を短縮することができる。
【0073】(2)ハードディスク装置18と集合型光
ディスク装置20との間でのデータの複写は、通常、ホ
ストからのアクセス要求の無いときに行われる。従っ
て、ホストからのアクセス要求に対する応答の遅れも生
じない。
【0074】(3)ホストからのアクセス要求が、前記
ハードディスク装置18のキャッシュエリアにないデー
タに対するものであっても、この際のアクセス時間は、
従来の集合型光ディスク装置と同等である。
【0075】なお、前記アクセス頻度表14のデータ
は、前記仮装填決定手段34や前記排出決定手段36で
用いられるだけでなく、以下の処理でも用いられる。
【0076】(1)前記ハードディスク装置18のキャ
ッシュエリア上に最新データがあるブロックのうち、ア
クセス頻度の低いブロックは、これを集合型光ディスク
装置20の該当アドレスへ複写する。この後、ハードデ
ィスク装置18のキャッシュエリアの、該ブロックがあ
った部分は解放される。
【0077】(2)前記ハードディスク装置18に空き
キャッシュエリアがあって、該ハードディスク装置18
のキャッシュエリアにはないブロックでアクセス頻度が
所定値以上のものは、これをハードディスク装置18の
キャッシュエリアへ複写する。
【0078】なお、上記2種類の処理、及び前記仮装填
決定手段34や前記排出決定手段36で行われる処理
は、ホストから当該外部記憶装置に対するアクセス要求
がないときに行われる。
【0079】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、光
ディスクの交換発生をも含めた平均アクセス時間を短縮
することができるという優れた効果を得ることができ
る。
【0080】前述のように、光ディスクの交換に要する
時間は、同一光ディスクでの平均アクセス時間に比べて
非常に長くなっている。従って、本発明の外部記憶装置
の利用形態によっては、平均アクセス時間を従来に比べ
大幅に短縮することができる。例えば、ある光ディスク
の1つのブロックと別の光ディスクの1つのブロックと
の合計2つのブロックを交互に頻繁にアクセスする場合
には、本発明によれば平均アクセス時間を大幅に短縮す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の要旨を示すブロック図であ
る。
【図2】図2は、本発明の実施例のブロック図である。
【図3】図3は、前記実施例でのアクセス時(キャッシ
ュデータ有り)の各テーブルのデータ等を示す線図であ
る。
【図4】図4は、前記実施例でのアクセス時(キャッシ
ュデータ無し、空きキャッシュエリア有り)の各テーブ
ルのデータ等を示す線図である。
【図5】図5は、前記アクセス時(キャッシュデータ無
し、空きキャッシュエリア有り)に対する処理終了後の
各テーブルのデータ等を示す線図である。
【図6】図6は、前記実施例でのアクセス時(キャッシ
ュデータ無し、空きキャッシュエリア無し)の各テーブ
ルのデータ等を示す線図である。
【符号の説明】
10…外部記憶装置、 12…アドレス対応表、 14…アクセス頻度表、 18…データキャッシュ記憶装置(ハードディスク装
置)、 20…集合型光ディスク装置、 22…格納棚、 24…光ディスクアクセス装置、 26…光ディスク搬送機構、 30…制御回路、 32…データキャッシュ制御回路、 34…仮装填決定手段、 36…排出決定手段、 50…ホスト(ホストコンピュータ等)、 i …光ディスクの番号、 j …光ディスクのブロック番号、 m …光ディスクのブロック数、 k1 、 k2 …ハードディスク装置のブロック番号、 n …ハードディスク装置のブロック数、 i .j …ブロックアドレス、 h …アクセス頻度の値、 a …アクセスされるデータ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の光ディスクを格納する格納棚と、光
    ディスクアクセス装置と、前記格納棚と前記光ディスク
    アクセス装置との間で光ディスクを搬送する搬送機構と
    を備えた集合型光ディスク装置を用いる外部記憶装置に
    おいて、 連続した光ディスクアドレスの所定数のデータであるブ
    ロック単位で、前記集合型光ディスク装置のキャッシュ
    メモリとして用いられるデータキャッシュ記憶装置と、 光ディスク上のアドレスと該データキャッシュ記憶装置
    に記憶されているブロックのキャッシュ記憶装置上のア
    ドレスとを記録した対応表とを備えたことを特徴とする
    外部記憶装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、更に、 前記集合型光ディスク装置で用いられる光ディスクに対
    して前記ブロック単位で割付けたブロックアドレス毎
    に、ホストからのデータアクセス頻度を記録するアクセ
    ス頻度表を備えたことを特徴とする外部記憶装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、更に、 前記アクセス頻度表から、アクセス頻度が高く、且つ、
    前記記憶装置に記憶されていないブロックを有する光デ
    ィスクを、前記光ディスクアクセス装置の仮装填ディス
    クとして決定する手段を備えたことを特徴とする外部記
    憶装置。
  4. 【請求項4】請求項2において、更に、 前記光ディスクアクセス装置に装填されている光ディス
    クの各ブロックのデータアクセス頻度を前記アクセス頻
    度表で調べ、頻度が低い場合に排出することを決定する
    手段を備えたことを特徴とする外部記憶装置。
JP3339995A 1991-11-29 1991-11-29 外部記憶装置 Pending JPH05150912A (ja)

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