JPH0515075Y2 - - Google Patents

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JPH0515075Y2
JPH0515075Y2 JP1985105877U JP10587785U JPH0515075Y2 JP H0515075 Y2 JPH0515075 Y2 JP H0515075Y2 JP 1985105877 U JP1985105877 U JP 1985105877U JP 10587785 U JP10587785 U JP 10587785U JP H0515075 Y2 JPH0515075 Y2 JP H0515075Y2
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masking
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guide
base
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、中空部を有する被検測物(以下、ワ
ークと称する)の中空部に高圧の流体を封入して
もれ試験をするにあたり、ワーク表面に開口され
た中空部の開口端を閉塞(マスキング)するもれ
試験装置のマスキングユニツトに係り、特に内燃
機関のシリンダブロツク、シリンダヘツドに形成
された冷却水ジヤケツトや潤滑油の流路などの中
空部のもれ試験をするに好適なもれ試験装置のマ
スキングユニツトに関する。
〔従来の技術〕
かかるもれ試験装置は、ワークの中空部に空気
などの高圧流体を封入し、その封入された高圧流
体の圧力時間変化に基づいて、中空部のもれ欠陥
の有無を試験するものであるが、中空部に高圧流
体を封入するにあたつて、ワーク表面に開口され
た中空部の開口端を閉塞する必要がある。
従来のもれ試験装置にあつては、ワーク中空部
に高圧空気を圧入して、その空気圧の変化を計測
する検測室に、ワークの中空部開口に対応させて
形成されたマスキング部材を、ワークを包囲する
ごとく配設し、この検測室の所定位置にワークを
搬入載置したのち、マスキング部材をワークの中
空部開口に押し当てて、閉塞するようにしてい
る。つまり、もれ試験装置本体にマスキング部材
を一体的に組み込んだものとなつている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記もれ試験装置によれば、同一種類のワー
ク、すなわち同一形状、同一寸法のワークを試験
するような場合には、作業効率がよく生産性を高
めることができるが、形状および寸法の異なる複
数種類のワークを試験する場合には、ワークの種
類が変更されるたびに、検測室に設けるマスキン
グ部材の組み替え作業を行わなければならず、特
に多種少量のワークのもれ試験を行う場合には、
その組み替え作業をしばしば行わなければなら
ず、組み替え作業が占める時間が多くなつて生産
性が低下するとともに、作業性が悪いという問題
があつた。
また、マスキング部材の組み替え作業を含め、
もれ試験の自動化が困難であり、作業者に負担が
かかるとともに、検測室にマスキング部材を配設
した構造となつているため、検測室が複雑なもの
となり、これによつてメンテナンスがやりにくい
という問題があつた。
このような問題点を有する公知例として、実開
昭60−74032号公報に記載のものがある。
本考案は、上記従来の問題点を解決すること、
言い換えれば、マスキング部材の組み替えをワー
クに対応させて簡単に行うことができ、かつマス
キング部材の組み替え作業の自動化を可能にし
て、多種のワークを試験するに際しての作業性、
生産性を向上させることができるもれ試験装置の
マスキングユニツトを提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕 本考案は、ワーク表面に開口した中空部の開口
端をマスキングした状態で、中空部に流体を供給
してもれ試験を行うマスキングユニツトであつ
て、マスキングユニツト本体200は、前記ワー
クWを挟むように上下方向に対向して配置した基
台部と蓋体部とに分割されてなり、前記基台部
は、基台201と、該基台201の適所位置に起
立して固着した中空のガイド支柱203と、該基
台201に上下動自在に且つ上方へ弾発付勢され
て支持され、前記ワークWを本体内に案内して位
置決めするガイドレール208,209,213
と、該基台上の位置決めされたワークの側面及び
下面側との対向した位置にそれぞれ固着された支
持板221,222,250と、ワークの中空部
開口端位置及びその開口形状に対応して形成さ
れ、且つ開口面の直交方向へ摺動自在に支持板に
保持されたマスキング体229,230,23
1,251,252とを備え、前記マスキング体
には、ワーク中空部と流体供給源とを連通する流
通路236が形成されてなり、前記蓋体部は、上
支持板202と、該上支持板に前記中空のガイド
支柱203に嵌合可能に垂下されたガイド棒20
4と、前記上支持体に垂下され、前記ガイドレー
ル上のワークを押圧する押え棒260と、前記ガ
イドレール上のワークの中空部開口端の位置及び
形状に対応して形成され、且つ開口面の直交方向
へ常時弾発付勢されて摺動自在に前記上支持板2
02に垂下されたマスキング体261とにより構
成されていることを特徴とする。
〔作用〕
このように構成することによつて、マスキング
体を対応するワークの種類等に合わせて予め配設
してマスキングユニツトを形成し、このマスキン
グユニツトごともれ試験装置の検測室に着脱自在
に形成し、検測室に装置した後ガイドレールに沿
つてマスキングユニツト中央部の所定位置にワー
クを載置し、しかる後支持体を介してマスキング
体をワーク方向に押圧して中空部開口端を閉塞す
ることが可能になる。
即ち、マスキング部材をもれ試験装置の検測室
から分離独立したユニツトとしたので、ワーク種
類に対応させてマスキング部材を組み替える作業
が、マスキングユニツトを交換する作業のみの簡
単なものとなり、作業性および生産性が向上す
る。
また、弾発付勢されたマスキング体が取り付け
られた支持体をワーク方向に移動可能にし、この
支持体をワーク方向に押圧することによりマスキ
ング体を一体的に中空部開口端に押圧させて、所
望のマスキングが行えるようにユニツト化されて
いるので、検測室への装着とマスキング動作等を
自動化することが可能になる。また、マスキング
ユニツト本体を上下に分割して伸縮可能にするこ
とにより、装置の小型化を図ることができる。
〔実施例〕
以下、本考案を実施例に基づいて説明する。
第1図〜第3図に本考案を自動車用内燃機関の
シリンダヘツドに適用してなるマスキングユニツ
トの一実施例の正面図、側面図、平面図をそれぞ
れ示す。そして、第4図〜第6図に上記実施例を
含む本考案に係るマスキングユニツトを適用して
なる一実施例のもれ試験装置全体の正面図、側面
図、平面図をそれぞれ示す。
それらの図に示すように、もれ試験装置は大別
すると、もれ試験装置本体100、マスキングユ
ニツト200、このマスキングユニツトが収納さ
れるマスキングユニツト収納装置300、マスキ
ングユニツト割出装置350、ワーク識別装置4
00を含んで構成されている。
第1図〜第3図に示すように、マスキングユニ
ツト200は、ワークWを上下から挾むように対
向配置された基台201を含んでなる基台部と、
上支持板202を含んでなる蓋体部とに分割して
形成されている。
基台201の上面には、中空のガイド支柱20
3が適宜起立されており、これに対向する上支持
板202の下面には、上記ガイド支柱203に嵌
合するガイド棒204が垂下されている。また、
ガイド棒204には、ストツパ205が移動自在
に嵌着されており、ガイド支柱203とガイド棒
204との嵌合長さを調節することができるよう
になつている。
基台201の上面には、スプリングホルダ20
6に保持されたスプリング207を介して、ワー
クWを案内するガイドレール208,209が平
行に設けられている。このガイドレール208,
209は、連結部材210と211により連結さ
れており、またガイドレール209には、ブラケ
ツト212を介してガイドレール213が支持さ
れている。それらガイドレールは、当該マスキン
グユニツト200に対応するワークWの寸法、形
状に合わせて配設されており、ワークWは、ガイ
ドレール208,209上に載置され、摺動によ
り搬送されるようになつている。また、ワークW
の横方向位置は、ガイドレール208と213と
によつて規制されるようになつている。また、ガ
イドレール208,209,213は、スプリン
グ207によつて常時図示B方向へ弾発付勢され
ている。ガイドレール208と209、および連
結部材210と211の内側側面に摺動自在に当
接させて、ストツパ214と215が基台201
に固定して設けられ、ストツパ214,215の
先端部は連結部材210と211の上端部に当接
する曲折部が形成されている。これによつてガイ
ドレール208,209,213は、図示AA′方
向およびCC′方向へは移動されず、BB′方向への
み移動可能に基台201に支持されており、その
移動範囲は、ストツパ214,215とスプリン
グホルダ206の上端面により規制されている。
ワークWの側面に対向させて2本のガイド支柱
203間に、それぞれ支持板221と222が懸
架されている。支持板221には、ガイドホルダ
223,224によつてAA′方向に摺動自在にガ
イド棒225,226が貫通支持されており、ガ
イド棒225,226のワークW側端部は支持板
221に係止するように大径にされ、他端には支
持板227が固着されている。ガイドホルダ22
3,224と支持板227間には、スプリング2
28が介装されており、これによつて支持板22
7は常時A方向へ弾発付勢されている。この支持
板227には、ワークW方向に起立された伸縮自
在な3本のマスキング体229,230,231
が取り付けられている。マスキング体229は、
支持板227に固着されたガイドホルダ232
と、このガイドホルダ232にAA′方向に摺動自
在に支持されたマスキングシヤフト233と、マ
スキングシヤフト233の先端部に接着されたマ
スキングゴム234と、マスキングシヤフト23
3をA′方向に弾発付勢するスプリング235と
から形成され、マスキングシヤフト233の突出
位置は、その基部に設けられた大径部がマスキン
グホルダ232に当接することによつて規制され
ている。また、マスキングシヤフト233の移動
範囲にある支持板221と227には開口が形成
されており、マスキング体229のAA′方向の移
動が自由になされるようになつている。また、マ
スキングシヤフト233とマスキングゴム234
には、試験流体としての空気が流通される流通路
236が穿設されている。なお、マスキング体2
30は、上記229と同一構成であることから、
説明を省略する。一方、マスキング体231は、
支持板227に起立して固定されたガイド棒23
7と、このガイド棒237に軸方向摺動自在に嵌
装されたマスキングホルダ238と、このマスキ
ングホルダ238の先端に接着されたマスキング
ゴム239と、マスキングホルダ238をA′方
向に弾発付勢するスプリング240とから形成さ
れており、マスキングホルダ238のA′方向突
出端は、ガイドシヤフト237の先端部に形成さ
れた大径部に当接することによつて規制されてい
る。
ワークWの下面に対応する基台201の上撚に
は支持板250が固定されており、この支持板2
50には、ワークW方向に伸縮自在に弾発付勢さ
れたマスキング体251,252が起立して設け
られている。これらのマスキング体251,25
2は、前記マスキング体231と同様の構成とな
つていることから、説明は省略する。なお、各マ
スキング体229〜231,251,252は、
それぞれワークWの表面に開口された中空部の開
口端の位置および形状に対応させて配置形成され
ている。また、図示例では、マスキング体251
は4個、マスキング体252は10個のものが示さ
れている。
また、基台201の一方の側縁部に試験流体を
取り入れるマニホールド253,254が取り付
けられており、高圧流体が流入される開口255
は、後述するもれ試験装置本体100の検測室1
70に設けられる試験流体供給手段(クランパ1
38,139)に対応した位置に設けられてお
り、マニホールド253,254の二次側はそれ
ぞれ図示していないホースなどにより、前記マス
キング体229と230の流通路236に接続さ
れている。
一方、上支持板202の下面には、押え棒26
0が適宜垂下されて設けられ、その先端はワーク
Wの上面に取り付けられた識別プレートW′の上
面に当接可能な長さに形成され、試験時、上支持
板202に加えられるB′方向の力が押え棒26
0を介してワークWを下方に押し下げることがで
きるようになつている。また、上支持板202の
下面に垂下させてマスキング体261がワークW
方向に伸縮自在に弾発付勢されて設けられてい
る。このマスキング体261は、前記マスキング
体231と同様の構成とされており、ガイドシヤ
フト262、マスキングホルダ263、マスキン
グゴム264、スプリング265を有して形成さ
れている。
上述したように、マスキングユニツト200
は、ワークWを包囲するごとく支持板202,2
27,250を配設し、これらの支持板に起立さ
せてワークW方向に伸縮自在なマスキング体22
9,230,231,251,252,261
を、それぞれ対向するワークWの中空部開口端の
位置および形状に対応させて配置形成し、そして
ガイドレール208,209,213によつてワ
ークWを位置決めした後、各支持板202,22
7,250がそれぞれB′,B,A′方向に押圧さ
れることによつて、各マスキング体の先端部に接
着されたマスキングゴムを開口端に押圧して、そ
れら開口端を塞ぐことができるように形成されて
いる。また、各マスキング体をワークWに押圧し
て開口端を閉塞した際、ワークWの中空部は、マ
スキング体229,230の流通路236,ホー
ス、マニホールド253,254を介して試験流
体供給源に連通されるようになつている。さら
に、本実施例のマスキングユニツト200は、基
台201を含んでなる基台部と、上支持板202
を含んでなる蓋体部との2つに分割し、それらは
もれ試験を行わないときには、ガイド棒204を
ガイド支柱203に嵌合挿入することにより、外
形高さを小さくすることができるようになつてい
る。
なお、上記実施例マスキングユニツト200の
マスキング体およびその支持板は、もれ試験され
るワークWの種類に対応させて形成されるもので
あることはいうまでもない。
もれ試験装置本体100は、第4図〜第6図に
示すように、基台101上に4本の支柱102を
起立させ、この支柱102に天板103を載置し
て架台が形成されている。このように形成された
架台の内側のほぼ全域にわたる大きさの支持ブラ
ケツト104が天板103の下面に垂下されてい
る。支持ブラケツト104は、上下に対向させて
水平に配置された上部ブラケツト104aと下部
ブラケツト104bとを含んで形成され、上部ブ
ラケツト104aは、天板103に固定され、下
部ブラケツト104bは上部ブラケツト104a
から垂下された垂直ブラケツト104cによつて
支持されている。そして、上部ブラケツト104
aと下部ブラケツト104bとにより囲まれた空
間が検測室170とされている。上部ブラケツト
104aの下面にブラケツト105が配置され、
このブラケツト105は、上部ブラケツト104
aに固定されたピストンシリンダ106のピスト
ンロツド106aに支持されており、これによつ
てブラケツト105は、図示BB′方向に昇降可能
になつている。このブラケツト105の下面図示
CC′方向の両端部に、そのCC′方向に延在させて
ガイドレール107と108が取り付けられてお
り、このガイドレール107,108には、それ
ぞれガイドホルダ109と110がCC′方向に摺
動自在に係合されている。そして、このガイドホ
ルダ109と110の端部にブラケツト111と
112がそれぞれ垂下されており、そのブラケツ
ト111と112の先端には、検測室170の内
側に向けて当て金113と114がそれぞれ取り
付けられている。また、ブラケツト111と11
2は、それぞれナツクル115を介して、ブラケ
ツト105に固定されたピストンシリンダ116
と117のピストンロツド116aと117aに
連結されており、ピストンロツド116aと11
7aを伸縮させることによつて、当て金113と
114は、それぞれC,C′方向に移動可能に形成
されている。また、ブラケツト105の中央部に
垂下されたブラケツト120の下端部にピストン
シリンダ121が取り付けられており、そのピス
トンロツド121aの先端には、当て金122が
取り付けられている。そして、ピストンロツド1
21aを伸縮させることによつて、当て金122
はAA′方向に移動可能に形成されている。また、
ブラケツト105に取り付けられたブラケツト1
23に2組の一対のスイングシリンダ124が固
定され、そのピストンロツドには、留め金125
がそれぞれ装着されている。これらの留め金12
5は、ワークWのマスキングユニツト200の上
支持板202を挾持するように配置されている。
一方、下部ブラケツト104bの上面にピスト
ンシリンダ130と131がブラケツト132と
133を介してそれぞれ固定され、このピストン
シリンダ130と131のピストンロツドには、
ブラケツト134と135がそれぞれ取り付けら
れている。このブラケツト134と135には、
それぞれ当て金136と137、およびクランパ
138と139が装着され、クランパ138は図
示していない試験流体供給源に連通され、クラン
パ139は圧力計を取り付けられるようになつて
いる。そして、それらはピストンロツドを伸縮さ
せることによつてAA′方向に移動され、ピストン
ロツドを伸長させたときは、クランパ138と1
39はそれぞれ前述のマスキングユニツト200
のマニホールド253と254の開口255に連
通され、これによつてワークWに試験流体を圧入
するとともに、ワークWの中空部の流体圧力を計
測することができるようになつている。
また、下部ブラケツト104bの上面には、複
数の搬送ローラ140がAA′方向に配列されてお
り、それらの搬送ローラ140は、チエーンを介
して駆動モータ141により駆動されるようにな
つている。搬送ローラ140列の中央部に、ピス
トンシリンダ142が揺動自在に下部ブラケツト
104bに取り付けられており、このピストンシ
リンダ142のピストンロツド先端は、下部ブラ
ケツト104bの上面に回転自在に取り付けられ
た留め具143に連結されており、ピストンシリ
ンダ142のピストンロツドを伸縮することによ
り、留め具143が回転され、搬送ローラ140
上に起きたり寝たりするように形成されている。
支持ブラケツト104の下方には、目視タンク
150が基台101上に配置されており、目視タ
ンク150は、天板103上に取り付けられたピ
ストンシリンダ151のピストンロツドを伸長さ
せることにより、一対のガイドレール152上を
AA′方向に走行する同期シヤフト153によつて
BB′方向に、すなわち昇降されるようになつてお
り、同期シヤフト153と目視タンク150は、
天板103上に適宜配設されたガイドローラ15
4に巻回されたチエーン155と、チエーン取付
具159とにより連結されている。
また、目視タンク150のワーク識別装置40
0側とその反対側側面上部に、それぞれローラ1
60と161が取り付けられており、ローラ16
0は、後述するワーク識別装置400のローラと
関連され、ローラ161は、図示していないワー
ク搬出装置の搬送ローラに関連して設けられてい
る。
次に、マスキングユニツト収納装置(以下単に
収納装置と略称する)300と、マスキングユニ
ツト割出装置(以下単に割出装置と略称する)3
50について説明する。収納装置300は第5
図、第6図に示すように、AA′方向に延在された
一対のレール301と、このレール301上を
AA′方向に移動自在に載置された収納架台302
とからなり、本例では4種類のマスキングユニツ
ト200が収納架台302に収納されている。
割出装置350は、第4〜第6図および第7図
A,Bの詳細図に示すように、基台351の上に
AA′方向に設けられた一対のレール352と、こ
のガイドレール352上に走行自在に載置された
台車353と、この台車353の鉛直方向に取り
付けられた一対のガイドレール354と、このガ
イドレール354に摺動自由に嵌合されたガイド
ホルダ355を介して、鉛直方向BB′に摺動自由
に取り付けられたキヤリツジ356と、を含んで
形成されており、台車353は、基台351に固
定されたピストンシリンダ357のピストンロツ
ド357aによりブラケツト358を介して
AA′方向に走行されるようになつている。キヤリ
ツジ356は、台車353に固定されたピストン
シリンダ360のピストンロツド361を伸縮さ
せることにより、ブラケツト362を介して
BB′方向に昇降されるようになつている。キヤリ
ツジ356の上部にガイドレール363が取り付
けられており、このガイドレール363に摺動自
在にマスキングユニツト取出し金具364が嵌合
されている。このマスキングユニツト取出し金具
364の適宜箇所に一対のピストンシリンダ36
5が取り付けられており、そのピストンシリンダ
365のピストンロツドには、ピン366がそれ
ぞれ取り付けられている。そして、マスキングユ
ニツト取出し金具364は、ブラケツト367を
介して台車353に固定されたピストンシリンダ
368のピストンロツド368aに連結されてお
り、ピストンロツド368aを伸縮させることに
よりAA′方向に摺動されるようになつている。ま
た、キヤリツジ356の下端部に、A方向に延在
されたブラケツト370が設けられており、この
ブラケツト370の上面に複数の搬送ローラ37
1が配列されている。この搬送ローラ371は、
チエーンを介して駆動モータ372により駆動さ
れるようになつている。また、ブラケツト370
の格納装置300の側面に、複数の従動ローラを
有してなる一対の取出しローラ373が設けられ
ている。
ワーク識別装置400は、第4図と第6図に表
われているように、もれ試験装置本体100の
C′側(ワーク搬入側)に連結配置されており、基
台101上に固定載置された架台401と、この
架台401上に載置された一対のガイドレール4
02上をAA′方向に摺動自在に設けられた台車4
03と、この台車403上に配列された搬送ロー
ラ404と、ブラケツト405により台車403
上に固定され、このローラ404の両端に沿つて
上部に対向配置された一対のガイドレール406
と、台車403上に設置されたワーク識別装置本
体410とを含んで構成され、台車403は、架
台401に固定されたピストンシリンダ407に
より、AA′方向に移動可能にされ、搬送ローラ4
04は図示していない駆動モータおよびチエーン
により駆動されるようになつている。
ワーク識別装置本体410は、第8図A〜Dに
示すように形成されており、同図Aは正面図、B
は側面図、Cは平面図、DはC図示線X−Xにお
ける断面図である。それらの図に示すように、ブ
ラケツト411を介してガイドレール412が台
車403の上面にAA′方向に延在させて固定され
ている。このガイドレール412には、ガイドホ
ルダ413を介して基台414がAA′方向摺動自
在に嵌合されている。この基台414上には、ブ
ラケツト415を介して円筒形のガイドホルダ4
16が固定されており、このガイドホルダ416
によつて識別棒417がAA′方向摺動自在に保持
されている。識別棒417は、ガイドホルダ41
6の内径よりも大きな径を有する基部を有し、他
端の先端部には、当て金418が取り付けられて
おり、この当て金418とガイドホルダ416と
の間に介在されたスプリング419によつて、A
方向に弾発付勢されている。また、識別棒417
の基部には、ラツク420が取り付けられてお
り、このラツク420には、ブラケツト421を
介して基台414上に回転自由に支持されたピニ
オンギア422が噛合されている。このピニオン
422の回転は、カツプリング423を介して、
エンコーダ424に伝達されている。一方、台車
403上にピストンシリンダ425がブラケツト
426を介して固定されており、このピストンシ
リンダ425のピストンロツド426は、ナツク
ル427およびブラケツト428を介して基台4
14に固定されている。したがつて、識別棒41
7が載置された基台414は、ピストンシリンダ
425を伸縮させることによつて、台車403上
を移動可能に設けられている。
このように構成された実施例の動作を次に説明
する。
まず、ワークWの種類に応じて、異なる寸法、
形状のワークを、識別装置400のガイドレール
406の幅および高さに適合させるべく、ワーク
Wの上面に、第9図に示す平面形状の識別用パレ
ツトW′を取り付け、ワークWの高さおよび幅寸
法を統一する。そして、そのパレツトW′の前進
端部に識別棒417と協働してワークWの種類を
識別可能とすべく、ワークWの種類に対応して定
めた切り込み長さL,L1,L2……を有する切込
部430を形成しておく。
また、収納装置300には、もれ試験の対象ワ
ークの種類に対応したマスキングユニツト200
が複数格納されている。
識別装置400の搬送ローラ404は、図示し
ていない駆動モータを作動して回転させるととも
に、この搬送ローラ404の前進端に配設された
シリンダ作動のストツパ(図示せず)を作動させ
たのち、ワークを搬送ローラ404上に載せる。
これにより、ワークWに取り付けられた識別パレ
ツトW′が一対のガイドレール406に係合して
ワークWがC方向に搬送され、前記ストツパに当
接して停止する。このとき、ワークWがストツパ
に当接したことを検知して、搬送ローラ404の
駆動モータが停止され、これによつて搬送ローラ
404の回転が停止する。
ワークWの停止と同時に、識別装置本体410
のピストンシリンダ425が作動し、このピスト
ンシリンダ425のピストンロツドが伸長し、基
台414をA方向へ移動させる。基台414がA
方向へ移動すると、この基台414に取り付けら
れている識別棒417およびエンコーダ424も
A方向へ移動する。そして、識別棒417の先端
に取り付けられた当て金418がワークWに取り
付けられた識別パレツトW′の切欠部430の段
部に当接すると、識別棒417の移動が停止され
る。しかし、ピストンシリンダ425のピストン
ロツドは、さらに伸長するように設定されている
ので、基台414はスプリング419の弾発力に
抗してさらにA方向へ移動する。これによつて、
ピストンシリンダ425のピストンロツドは、ロ
ツドエンドに伸長するまで基台414が移動さ
れ、それにつれてエンコーダ424がA方向へ移
動される。しかるに、エンコーダ424は、ピニ
オン422とラツク420を介して識別棒417
に連結されているため、識別棒417が停止した
のちのエンコーダ424の移動量が、当該エンコ
ーダ424によつて計測される。いい換えれば、
上記動作によつて識別棒417の移動量、すなわ
ち第9図に示す切欠部430の切り欠き長さL1
またはL2が測定される。この切り欠き長さLは、
ワークWの種類毎に決められていることから、切
り欠き長さLを計測することにより、ワークの種
類が識別できることになる。
このエンコーダ424から出力される識別棒4
17の移動量Lは、図示していない制御装置に送
られる。制御装置には予めワークWの種類と移動
量Lとの対応関係が設定されており、制御装置は
入力された移動量Lの情報に基づいて、ワークW
毎に定められたワーク識別信号を割出装置350
に出力する。
割出装置350は、入力されるワーク識別信号
に基づいて、ピストンシリンダ357と360を
作動して、キヤリツジ356を識別されたワーク
に対応するマスキングユニツト200が収納され
ている収納架台302の取り出し位置へ移動させ
る。キヤリツジ356がマスキングユニツト20
0取り出し位置に移動されると、ピストンシリン
ダ368を作動させて、マスキングユニツト取り
出し金具364を収納装置300の架台302内
へ案内する。マスキングユニツト取り出し金具3
64が架台302内に案内されると、次にピスト
ンシリンダ365が作動し、ピストンロツドが伸
長してマスキングユニツト200に穿設された穴
266にピン366を挿入する。ピン366が穴
266に挿入されると、シリンダ368が再び作
動し、そのピストンロツド368aが短縮してマ
スキングユニツト200を収納装置300より取
り出し、取出しローラ373を介して搬送ローラ
371上に引き出す。マスキングユニツト200
が搬送ローラ371上に案内されると、ピストン
シリンダ365が再び作動し、ピストンロツドを
短縮してマスキングユニツト200の穴266と
の係合を解除すると共に、ピストンシリンダ35
7と360が作動して、キヤリツジ356の位置
を調整し、このキヤリツジ356上に配列された
搬送ローラ371と、もれ試験装置本体100の
検測室170に配設された搬送ローラ140とが
一列に整列するように移動する。
搬送ローラ371と140とが一列に整列する
と、駆動モータ372と141とが作動し、それ
らの搬送ローラを回転させる。これによつて、搬
送ローラ371上に載置されたマスキングユニツ
ト200は、搬送ローラ140に搬送され、搬送
ローラ140の前進端に設けられている図示され
ていないストツパに当接するまで搬送される。マ
スキングユニツト200がそのストツパに当接し
たことを検知して、駆動モータ372と141と
は停止され、これによつて、搬送ローラ140と
371の回転も停止される。
搬送ローラ140が停止されると、ピストンシ
リンダ142が作動してそのピストンロツドが伸
長し、留め具143を回転させて起こし、これに
よつてマスキングユニツト200の後端を支持す
る。したがつて、マスキングユニツト200は、
前述した図示しないストツパに留め具143とに
より、検測室170内に位置決めされる。
マスキングユニツト200が位置決めされる
と、ピストンシリンダ106が作動してそのピス
トンロツドを伸長し、ブラケツト105をB′方
向に下降させ、さらにスイングシリンダ124を
作動して、このスイングシリンダ124に装着さ
れた留め具125により、マスキングユニツト2
00の上支持板202を挾持する。次に、ピスト
ンシリンダ106を作動してそのピストンロツド
が短縮され、マスキングユニツト200の上支持
板202を持ち上げる。
一方、ワーク識別装置400においては、ピス
トンシリンダ425のピストンロツドがロツドエ
ンドまで伸長して停止したのち、再びピストンシ
リンダ425が作動してピストンロツドが短縮さ
れ、これによつて基台414はA′方向へ移動し
て、原位置へ復帰する。基台414のA′方向へ
の復帰により、当然識別棒417およびエンコー
ダ424もA′方向へ移動されて、原位置へ復帰
されるのであるが、このとき識別棒417は、ス
プリング419の弾発力により、A方向へ移動し
ながら、基台414のA′方向への移動に伴つて
移動し、原位置へ復帰する。また、これと同時に
ピストンシリンダ407が作動してそのピストン
ロツドが短縮され、台車403をA方向へ移動
し、ワークWを検測室170のワーク搬入位置す
なわち、マスキングユニツト200のガイドレー
ル208,209,213の位置に案内する。そ
して、マスキングユニツト200の上支持板20
2が持ち上げられると、搬送ローラ404の前進
端に設けられた図示していないシリンダ作動のス
トツパが原位置に復帰し、それと同時に図示して
いない押出装置が作動して、ワークWをローラ1
60を介してマスキングユニツト200のガイド
レール208,209上に送り込む。
ワークWがマスキングユニツト200内へ搬入
されると、ピストンシリンダ106を作動してそ
のピストンロツドを伸長し、ブラケツト105を
B′方向へ下降させ、マスキングユニツト200
の上支持板202によつて、ワークWの上面すな
わち識別パレツトW′を介して、ワークをクラン
プする。このクランプによつて、マスキング体2
51,252,261はそれぞれワーク下面およ
び上面に開口された中空部の開口端に押し当てら
れ、スプリングの弾性力に応じてそれら開口を閉
塞する。これと同時に、ピストンシリンダ11
6,117,121,130,131がそれぞれ
作動し、そのピストンロツドに適宜装着されてい
る当て金113,114,122,136,13
7がそれぞれマスキングユニツト200側に移動
され、これらによつてマスキングユニツト200
を前後、左右より挾持する。これにより、ワーク
Wの前後、左右側面に開口された中空部の開口端
の位置およびその形状に対応させてマスキングユ
ニツトに設けられているマスキング体がワークW
側に変位され、マスキング体の先端に取り付けら
れたマスキングゴムによりそれら開口を閉塞す
る。例えば、本実施例のマスキングユニツトによ
れば、支持板227が当て金によつてA′方向に
押され、マスキング体229,230,231が
ワークWの側面に開口された開口を閉塞する。こ
のとき、同時にマスキングユニツト200のマニ
ホールド253,254にそれぞれクランパ13
9,138が連通される。
このようにして、ワークWの中空部開口端がす
べて閉塞され、かつクランパ138を介して中空
部へ試験流体が供給可能にされる。そして、図示
されていない試験流体供給源よりワークWの中空
部へクランパ138を介して試験流体を供給し、
中空部内の圧力を所定の圧力に上昇させる。その
のち、クランパ139に取り付けられた圧力検出
器により、中空部内圧力の時間変化を測定し、そ
の圧力低下の程度によつてもれの有無を試験す
る。
このもれ試験の結果、良品と判定された場合
は、ピストンシリンダ116,117,121,
130,131が再び作動して、当て金113,
114,122,136,137によるマスキン
グユニツト200の挾持を解除する。これによつ
て、ワークWはマスキングユニツト200による
マスキング状態から解除される。そして、ワーク
Wのマスキング状態が解除されると、ピストンシ
リンダ106が作動してピストンロツドを短縮
し、ブラケツト105をB方向へ上昇させてマス
キングユニツト200の上支持板202を持ち上
げ、これによりワークWの上下方向の挾持を解除
する。このようにして、ワークWの挾持が解除さ
れると、図示していない押出装置が再び作動し
て、ワークWを搬出ローラ161を介して検測室
170から押し出す。そして、ワークWが搬出さ
れると、前記押出装置は原位置へ復帰し、さらに
ピストンシリンダ407が作動して、台車403
を原位置へ復帰させる。
他方、ワークWのもれ試験において、不良品と
判定された場合は、ピストンシリンダ151を作
動させてそのピストンロツドを短縮し、目視タン
ク150をB方向へ持ち上げる。目視タンク15
0には溶液が満されており、ワークWはその溶液
中に浸されることになる。これにより、中空右か
らのもれ流体による気泡を目視により観察し、も
れの有無およびその位置を確認する。この目視試
験が完了すると、ピストンシリンダ151を再び
作動してそのピストンロツドを伸長し、目視タン
ク150を原位置へ復帰させる。目視タンク15
0が原位置へ復帰すると、目視試験の完了したワ
ークWは、上記の良品の場合と同一の順序にて搬
出される。そして、台車403は原位置へ復帰さ
れる。
さて、台車403が原位置へ復帰されて、次に
試験されるワークWが搬送ローラ404上に載置
されると、前述した手順によりワークWの識別動
作がなされる。そして前回のワークWと同一のも
のであれば、上述した手順によりそのままワーク
Wのもれ試験が行われる。他方、次に載置された
ワークWが前回のものと異なる種類のものであつ
た場合は、検測室170に装着されたマスキング
ユニツト200は、上述の装着手順とは逆の順序
で検測室170から割出装置350によつて取り
出されるとともに、収納装置300のもとの位置
に収納される。そして、識別装置400から出力
された識別信号に基づいて、対応する別のマスキ
ングユニツト200を収納装置300から取り出
し、上記と同一の手順にて検測室170に送り込
んで装着させる。
上述したように、ワークを包囲するごとく支持
板を適宜分割し、かつワーク方向に移動可能に連
結形成し、この支持板にワーク中空部の開口端の
位置および形状に対応させ、かつその開口面に直
交する方向に移動自在に弾発付勢されたマスキン
グ体を取り付けてマスキング体をユニツト化し、
このマスキングユニツトをワークの種類毎に形成
して、そのユニツトごともれ試験装置本体に脱着
可能に形成し、もれ試験装置本体により前記マス
キング体を中空部の開口部に押圧して、その開口
端を閉塞するようにして、もれ試験装置本体とは
分離してマスキングユニツトを設けていることか
ら、ワークの種類に応じてマスキングユニツトご
と組み替えるだけで、各種のワークに対応したも
れ試験装置を構成することができ、マスキング部
材の組み替え作業が極めて簡単化され、これによ
つて作業性および生産性が向上されるという効果
がある。
また、マスキング体をユニツト化していること
から、もれ試験装置の自動化を簡単に達成するこ
とが可能となり、その点においても生産性を高め
ることができる。しかも、マスキングユニツトを
分割可能とし、一方を他方に嵌合して収納できる
構成としていることから、マスキングユニツトが
小型化され、取り扱いが容易になるとともに、収
納スペースを小さくすることができるという効果
がある。
また、上記実施例のもれ試験装置によれば、ワ
ーク識別装置により搬入されるワークの種類を識
別し、この識別情報に基づいてマスキングユニツ
ト割出装置を作動させ、ワークに対応したマスキ
ングユニツトをマスキングユニツト収納装置から
取り出し、そのマスキングユニツトをもれ試験装
置本体に挿入して、かつ自動的に検測室に装着せ
しめ、しかるのちマスキングユニツト中央部にワ
ークを搬入載置し、もれ試験装置本体によつてマ
スキングユニツトのマスキング体をワークの開口
に押圧して、その開口端を閉塞するようにしてい
ることから、すなわち、もれ試験装置のマスキン
グ作業が完全に自動化されていることから、作業
性が著しく向上するという効果がある。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、マスキ
ング部材をユニツト化することにより、ワーク種
類に対応するマスキング部材の組み替え作業が極
めて簡単化され、かつその組み替え作業の自動化
が可能になり、作業性および生産性が著しく向上
されるという効果がある。また、ユニツト本体を
上下に分割することにより、小型の装置にするこ
とができる。
特に、多種・少量のワークを試験するもれ試験
装置に適用すれば、上記効果は一層著しいものと
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例のそれぞれ
正面図、側面図、平面図を示し、第4図〜第6図
は本考案にかかるマスキングユニツトを適用して
なるもれ試験装置の一実施例のそれぞれ正面図、
側面図、平面図を示し、第7図は第4図〜第6図
実施例のマスキングユニツト割出装置の詳細図、
第8図は第4図〜第6図実施例のワーク識別装置
の要部詳細図、第9図は識別パレツトの一実施例
を示す図である。 200……マスキングユニツト、210……基
台、202……上支持板、208,209,21
3……ガイドレール、221,227……支持
板、229,230,231……マスキング体、
236……流通路、25……支持板、251,2
52……マスキング体、253,254……マニ
ホールド、261……マスキング体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ワーク表面に開口した中空部の開口端をマスキ
    ングした状態で、中空部に流体を供給してもれ試
    験を行うマスキングユニツトであつて、マスキン
    グユニツト本体200は、前記ワークWを挟むよ
    うに上下方向に対向して配置した基台部と蓋体部
    とに分割されてなり、 前記基台部は、基台201と、該基台201の
    適所位置に起立して固着した中空のガイド支柱2
    03と、該基台201に上下動自在に且つ上方へ
    弾発付勢されて支持され、前記ワークWを本体内
    に案内して位置決めするガイドレール208,2
    09,213と、該基台上の位置決めされたワー
    クの側面及び下面側との対向した位置にそれぞれ
    固着された支持板221,222,250と、ワ
    ークの中空部開口端位置及びその開口形状に対応
    して形成され、且つ開口面の直交方向へ摺動自在
    に支持板に保持されたマスキング体229,23
    0,231,251,252とを備え、前記マス
    キング体には、ワーク中空部と流体供給源とを連
    通する流通路236が形成されてなり、 前記蓋体部は、上支持板202と、該上支持板
    に前記中空のガイド支柱203に嵌合可能に垂下
    されたガイド棒204と、前記上支持体に垂下さ
    れ、前記ガイドレール上のワークを押圧する押え
    棒260と、前記ガイドレール上のワークの中空
    部開口端の位置及び形状に対応して形成され、且
    つ開口面の直交方向へ常時弾発付勢されて摺動自
    在に前記上支持板202に垂下されたマスキング
    体261とにより構成されていることを特徴とす
    るもれ試験装置のマスキングユニツト。
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