JPH05150306A - 撮影予告制御装置を有するカメラ - Google Patents

撮影予告制御装置を有するカメラ

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Publication number
JPH05150306A
JPH05150306A JP3201293A JP20129391A JPH05150306A JP H05150306 A JPH05150306 A JP H05150306A JP 3201293 A JP3201293 A JP 3201293A JP 20129391 A JP20129391 A JP 20129391A JP H05150306 A JPH05150306 A JP H05150306A
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JP
Japan
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photographing
notice
shooting
advance notice
camera
Prior art date
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Application number
JP3201293A
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English (en)
Inventor
Naoki Watanabe
直樹 渡辺
Yoshiaki Otsubo
義明 大坪
Hiroshi Terunuma
宏志 照沼
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影者が撮影待機状態にある時、通常のレリ
ーズ動作時の一環として撮影予告表示をするとともに、
状況に応じて、予め、撮影予告を禁止する。 【構成】 レリーズ操作部材と、撮影を予告する撮影予
告手段と、レリーズ操作部材の半押し操作時に撮影予告
手段の駆動を開始させ(ステップS10、S12)、レ
リーズ操作部材の全押し操作時または半押し解除時に撮
影予告手段の駆動を停止させる予告制御手段を設けた。
また、予め、撮影予告を禁止する(ステップS11,S
13)ために、部材を設けた。さらに、既存の表示部
材、制御用のスイッチを兼用した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラの表示部材によ
り撮影予告を表示させる撮影予告装置を有するカメラに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラの撮影予告を表示するに
は、積極的に前もって被写体に対して予告する方法はと
られておらず、レリーズ釦を全押しした露出動作直前に
セルフLEDの点灯をする方法や、意図的にセルフ作動
をさせて、撮影を予告し、撮影待機状態であるというこ
とを被撮影者に知らせ、注意を喚起するような方法がと
られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、撮影者が露出
動作直前に被撮影者に注意を喚起するのみで、撮影者の
任意のタイミングで撮影が行われる場合に、被撮影者
は、撮影者がカメラを構えた時からシャッタ音・フィル
ム巻き上げ音等により撮影終了を確認できる時まで、緊
張したままの状態で一定のポ−ズを保つ必要が生じる。
【0004】そして、意図的にセルフ作動をさせて被撮
影者に撮影待機状態にあることを知らせた場合に、撮影
者は、精神面では、撮影以外のことに注意を払わなくて
はならず撮影に専念できず、動作面では、シャッタにか
かった指を外して他の部材を操作しなければならないと
いった、レリ−ズ直前に声や身振りで合図をするのと同
様、余分な動作が必要になってしまう。さらに、作動さ
せるのを忘れてしまうと、被撮影者に撮影待機状態であ
ることが伝わらず、シャッタチャンスを逃してしまうこ
とがある。
【0005】その上、被撮影者の背景に雲などの移動体
が入るなどして、背景が常時変化する場合に、撮影者
は、状況に対して即応性が益々必要になり、撮影に専念
する必要が増し、上述のような方法をとったのでは、撮
影自体に影響を及ぼしてしまう。
【0006】また、常時、撮影について知らせるように
すると、被撮影者は、意識してしまうので、動きに自然
味をだすことができなくなったり、撮影されることを好
まない場合、あるいは撮影意図を相手に知られたくない
場合が考えられ、その場合の回避手段が必要となる。こ
のような状況でストロボ発禁モードを選択する場合とこ
の回避手段を実行しなけらばならない状況は非常によく
似ている。また、被写界に動物などが入る場合に脅えさ
せてしまったりするなど、問題が生じる。
【0007】本発明の目的は、撮影者が自ら手振り等や
セルフ作動をしなくても、通常のレリーズ動作時の一環
において撮影予告の操作をすることができ、撮影待機状
態であることを被撮影者に知らせる撮影予告ができると
ともに、撮影状況に応じて撮影予告を禁止することがで
きる撮影予告制御装置を有するカメラを提供することに
ある。
【0008】他の目的としては、確認し易い既存の表示
部材やモード設定用スイッチの兼用により、コストやス
ペースを省き、撮影予告が分かりやすい撮影予告制御装
置を有するカメラを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、本発明の撮影予告制御装置を有するカメラは、半
押し操作によりレリーズを待機し、全押し操作によりレ
リーズを行うレリーズ操作部材と、撮影を予告する撮影
予告手段と、前記レリーズ操作部材の半押し操作時に前
記撮影予告手段の駆動を開始させ、前記レリーズ操作部
材の全押し操作時または半押し解除時に前記撮影予告手
段の駆動を停止させる予告制御手段と、前記予告制御手
段の駆動を予め強制停止する強制停止部材を設けた構成
としてある。
【0010】また、前記強制停止部材は、ストロボモー
ドでストロボ発光禁止モード設定をする部材と兼用する
構成にすることができる。
【0011】さらに、前記撮影予告手段は、カメラ前面
に設けられた表示手段であり、 前記予告制御手段は、
前記表示手段を点灯あるいは点滅駆動させる構成とする
ことができる。
【0012】さらにまた、前記撮影予告手段は、セルフ
タイマの表示手段と兼用する構成とすることができる。
【0013】しかも、前記予告制御手段は、前記撮影予
告手段をセルフタイマ作動表示のレリ−ズ直前の予告表
示形態と同じ形態で駆動させる構成とすることができ
る。
【0014】
【作用】本発明によれば、レリ−ズ操作部材を半押し操
作すると全押し操作あるいは半押し操作解除まで、撮影
予告のための表示部材が点灯あるいは点滅する。加え
て、撮影予告禁止モードを設定する部材により、予め、
任意に撮影予告を停止できる。また、撮影予告禁止モー
ドを設定する部材をストロボ発光禁止モード設定用部材
と兼用することでスペース,コストの削減が図れる。さ
らに、表示部材であるLEDを、セルフ作動を表示する
セルフLEDと兼用し、セルフ作動のレリ−ズ直前の表
示を兼用するので、スペース,コストの削減が図れると
同時に撮影予告がわかりやすい。
【0015】
【実施例】図1,図2に基づいて本発明による撮影予告
制御装置を有するカメラの実施例を説明する。図1はブ
ロック図、図2はメインの流れ図である。
【0016】このカメラは、基本的には、自動焦点機能
を有し、フィルム巻き上げ、巻戻しをモ−タにより行な
う。そのために、それぞれの構成要素は、CPU1を中
心にして、駆動制御される。
【0017】以下、図1を参照しながら、各主要ブロッ
クについて、説明する。CPU1は、中央演算素子であ
り、各構成要素やスイッチ群と信号の授受やモニタニン
グをしており、カメラのプログラムを実行するに相応す
る分解能とメモリ等を有するものである。また、セルフ
作動の為の図示せぬ内蔵あるいは外付けのタイマを有す
る。
【0018】測光回路2は、図示せぬ被写体からの光を
受光する受光素子が接続され、この受光素子の検出回路
に基づいて被写体の輝度に関する測光情報をCPU1に
入力する。
【0019】AF回路3は、一般的な測距手段でよい
が、本実施例ではアクティブ測距方式の自動焦点回路を
採用している。この方式では、投光レンズを介して被写
体に向けて変調光を射出する投光器と変調光によるの被
写体からの反射光を受光レンズを介して受光する受光素
子により、一定の変調光の応答による距離情報を検出す
るようになっている。このAF回路3の情報は、焦点調
節のための情報である測距情報を演算するためにCPU
1に入力される。
【0020】露出制御回路4は、測光回路2からの測光
値などに基づいたCPU1の制御信号により制御され
る。AFモ−タ駆動回路5は、CPU1からの制御信号
によりAFモ−タ6を駆動する。フィルムモ−タ駆動回
路7は、CPU1の制御信号によりフィルムモ−タ8を
駆動する。
【0021】ストロボ回路9は、充電用昇圧回路、バッ
テリ、充電完了を知らせる信号出力部を内蔵しており、
バッテリの充電状態に応じて、ストロボモード下でプロ
グラムの進行に応じて制御される。
【0022】次に、LED11は、本発明の撮影予告装
置を有するカメラの実施例に使用される表示部材であ
り、撮影予告をする表示のためとセルフ撮りを行うとき
に使用され、LED駆動回路10は、LED11の駆動
装置であり、CPU1に接続されたスイッチ群とプログ
ラムの実行上の各モード設定に基づきCPU1の制御信
号により、LED11を駆動する。
【0023】ここで、CPU1に接続されている5つの
スイッチ群の働きについて説明する。スイッチSW1
は、外部操作できるレリ−ズ釦の半押し操作(予備操
作)でオンしてCPU1およびその周辺回路へ電源を供
給するスイッチである。このスイッチSW1が入力され
ると、カメラの各初期値が設定され他のスイッチ群等の
働きにより内蔵されているプログラムの実行がなされ、
測光回路2やAF回路3で求められた値に基づいて、駆
動系ブロックを構成する要素を駆動制御する準備ができ
る状態になる。
【0024】スイッチSW2は、レリ−ズ釦の全押し操
作、つまり、レリーズ操作でオンして駆動系を制御し
て、一連の露光シ−ケンスを行なう。スイッチSW3
は、セルフ作動をのぞむ時に、スイッチSW1と同様に
オンしてCPU1およびその周辺回路に電源を供給する
(以下、セルフスイッチSW3と呼ぶ)。
【0025】スイッチSW4は、強制的にストロボを発
光させて撮影したい時にオンする強制発光スイッチであ
る(以下、強制発光スイッチSW4と呼ぶ)。スイッチ
SW5は、撮影時にストロボ発光をのぞまない時にオン
する発光禁止スイッチである(以下、発光禁止スイッチ
SW5と呼ぶ)。そして、本実施例では、撮影予告の禁
止をするスイッチとして使用されている。
【0026】すなわち、スイッチSW4,SW5は、ス
トロボ発光の可否をマニュアルで行う場合に使用するも
のであり、本実施例のカメラは通常の作動では測光回路
2の測光情報からCPU1がAE演算した結果でストロ
ボ発光の可否を判断するストロボ自動発光機能をシ−ケ
ンスに入れているものである。
【0027】次に、流れ図に使用されるフラグについて
説明する。本実施例のフラグは、プログラム実行上、各
ステップ内の各動作の指標として、各ステップの設定モ
ードに従ってセットまたはリセットされるものである。
【0028】フラグSYNCは、シンクロフラグであ
り、このフラグが設定されている場合には、スイッチS
W2の入力、つまり、レリーズ釦が全押しされれば、ス
トロボを発光させる。フラグNRSは、ストロボの発光
を禁止するためのフラグである。このフラグがプログラ
ム上にセットされている場合には、レリーズ釦が全押さ
れても、ストロボは発光しないとともに、本実施例にお
いては、撮影予告が禁止される。
【0029】以下、図2の流れ図を参照しながら、本実
施例の動作説明をする。レリーズ釦の半押しによるスイ
ッチSW1のオンまたはセルフスイッチSW3のオンに
より、プログラムがスタ−トする。
【0030】まず、ステップS1では、レリ−ズ釦の半
押しすなわちスイッチSW1のオンまたはセルフスイッ
チSW3のオンにより、AF回路3からの距離情報を読
み込み、CPU1は、この距離情報に基づいて測距値を
演算し、レンズ移動量を決定し、その演算結果をメモリ
に格納してステップS2に進む。ステップS2では、強
制発光スイッチSW4がオンされているか否かを判断
し、否定されるとステップS3に進む。
【0031】ステップS3では、発光禁止スイッチSW
5がオンされているか否かを判断し、肯定されるとステ
ップS8に進む。ステップS8では、発光禁止フラグN
RSをセットしてステップS7に進む。ステップS3で
否定されるとステップS4に進み、測光回路2からの測
光情報を読み込み測光情報をメモリに格納する。次のス
テップS5では、ステップS4でメモリに格納された測
光情報によりAE演算を行い、演算結果をメモリに格納
し、ステップS6に進む。
【0032】ステップS6では、ステップS5でメモリ
に格納された演算結果と予め設定された輝度と比較して
低輝度と判断されればステップS17に進み、否定され
ればステップS7に進む。ステップS7では、SB(ス
トロボ)を発光させないようSB発光フラグSYNCを
リセットしてステップS9に進む。
【0033】また、強制発光スイッチSW4が、ステッ
プS2でオンと判断されるとステップS16に進み、発
光禁止スイッチSW5の入力状態を判断する。このスイ
ッチSW5がオンであれば、ステップS4に戻り、上記
と同様のプログラムが実行され、オフであれば、ステッ
プS17に進む。
【0034】ステップS17では、SB回路9からの充
電状態の情報を読み込み、充電が完了されているか否か
を判断をする。ステップS17で否定されれば、ステッ
プS18へ進み、SB回路9の充電を開始する。その
後、充電が完了するとこのフロ−チャ−トを終了する。
【0035】ステップS17で、SB回路9の充電が完
了であれば、ステップS19に進む。ステップS19で
は、SB発光フラグSYNCをメモリにセットしてステ
ップS9に進む。
【0036】ステップS9では、セルフスイッチSW3
がオンされているか否かを判断し、オンと判断すれば、
ステップS20に進む。
【0037】ステップS20はセルフ処理のル−チンで
ある。セルフ処理のルーチンでは、CPU1の内蔵ある
いは外付けのタイマ1を使用して、LED駆動回路10
を介してセルフLED11を点灯あるいは点滅させて第
1のセルフ動作表示をスタ−トさせてタイマ1がタイム
アップした後、CPU1の内蔵あるいは外付けのタイマ
2をスタ−トさせてLED駆動回路10を介してセルフ
LED11を点灯あるいは点滅させる第2のセルフ作動
表示をスタ−トさせるようになっており、表示形態を2
つにすることができる。タイマ2がタイムアップした時
点で、ステップS15に進む。
【0038】ステップS9で、セルフスイッチSW3が
オンでないと判断されるとステップS10に進み、レリ
ーズ釦が半押しされていなければ、つまり、スイッチS
W1がオフと判断されればこのフロ−チャ−トを終了す
る。ステップS10で、レリーズ釦が半押し状態であれ
ば、スイッチSW1はオンであると判断され、ステップ
S11に進む。
【0039】ステップS11では、発光禁止フラグNR
Sが設定されているか否かを判断して、肯定されるとス
テップS13に進み、セルフLEDを消灯して、ステッ
プS14に進む。これが、本発明による撮影予告禁止モ
ードでの動作である。
【0040】ステップS11で否定されるとステップS
12に進み、LED駆動回路10を介してセルフLED
11を点滅させる。ステップS12でのセルフLED1
1の点滅が本発明による撮影予告表示のスタ−トであ
る。この点滅形態は、セルフ作動のレリ−ズ直前の点滅
形態となるようにプログラムされたものである。次に、
ステップS14では、レリーズ釦が全押しされているか
否か、つまり、スイッチSW2がオンされているか否か
を判断し、オンされていれば肯定と判断しステップS1
5に進む。スイッチSW2がオンでないと判断されると
ステップS9に戻る。
【0041】すなわち、セルフスイッチSW3がオフの
状態で、発光禁止フラグNRSが設定されていない場合
に、レリーズ釦が半押しされると、レリーズ釦の全押し
されるまではセルフLEDの点滅が継続され、被撮影者
に撮影予告がなされる。
【0042】ステップS15では、レリーズ釦の全押し
によりスイッチSW2がオンされると、レリーズ動作に
入るので、被撮影者に撮影意図を表示する必要がなくな
り、LED駆動回路10の作動を停止させ、セルフLE
D11を消灯させる。
【0043】ステップS21からフローチャートの終了
までは、レリーズ釦の全押しによりスイッチSW2がオ
ンし、フィルムの露光が行われ、撮影が終了し、フィル
ム巻き上げ等がなされ、撮影初期状態になるまでの一連
のレリーズ動作のプログラムである。プログラム進行
中、SB発光フラグSYNCがセットされているか否か
により、撮影終了までの行程がストロボモードに対応す
るようになっている。以下、各ステップについて説明す
る。
【0044】ステップS21では、測光回路2からの測
光情報を読み込み、測光情報をメモリに格納する。ステ
ップS22では、ステップS21でメモリに格納された
測光情報によりAE演算を行い、演算結果をメモリに格
納する。
【0045】ステップS23ではSB発光フラグSYN
Cがセットされているか否かを判断し、セットされてい
ればステップS29に進む。次にステップS29では、
ステップS21でメモリに格納された測光情報によりF
M演算を行い、演算結果をメモリに格納し、ステップS
24に進む。
【0046】ステップS23でSB発光フラグSYNC
がセットされていないとステップS24へ進む。ステッ
プS24では、ステップS1でメモリに格納された演算
結果に基づいて、AFモ−タ駆動回路5を介してAFモ
−タ6により、撮影レンズを合焦位置まで駆動する。続
いて、ステップS22、ステップS29のいずれかでメ
モリに格納された演算結果に基づいて、露出制御回路4
を介して絞りやシャッタ等の露出制御部材を駆動して撮
影を行なう。
【0047】その後、ステップS26では、AFモ−タ
駆動回路5を介して、AFモ−タ6により撮影レンズを
初期位置まで駆動する。ステップS27では、フィルム
モ−タ駆動回路7を介してフィルムモ−タ8により、フ
ィルムの1駒巻き上げを開始してステップS28に進
む。ステップS28では、SB発光フラグSYNCがセ
ットされているか否かを判断し、セットされていればス
テップS30に進み、セットされていなければ、このフ
ロ−チャ−トを終了する。ステップS30では、SB回
路9の充電を開始する。その後、充電を完了するとこの
フロ−チャ−トを終了する。
【0048】以上のように、本実施例によれば、レリ−
ズ操作部材の半押し操作により、LEDをセルフ作動の
レリ−ズ直前の点滅形態で点滅させ、全押し操作、セル
フ作動操作あるいは半押し操作解除まで撮影予告表示を
行なうとともに、撮影予告表示を予め停止するスイッチ
をストロボ発光禁止モ−ドを設定するスイッチと兼用し
ている。
【0049】そのため、撮影予告表示により撮影意図を
伝えあるいは被撮影者の注意を引くことで、撮影待機状
態にあることを被撮影者に知らせ、それにより、シャッ
ターチャンスを生かす機会を増やすことができるととも
に、カメラの使用条件や用途などにより、予めストロボ
発光禁止モ−ドを設定するスイッチSW4を入力するこ
とで、撮影予告表示を行わないで撮影できるので、被撮
影者や被写界の動物に悟られず、自然な映像が撮影でき
る。
【0050】そして、ストロボ発光禁止モ−ドスイッチ
SW4を予告表示の禁止に兼用しているので、ストロボ
自動発光モ−ドが設定されている場合に、そのスイッチ
SW4を入力しておけば、撮影予告表示を停止すると同
時に、ストロボ発光を禁止できるので、誤って、ストロ
ボを発光することがない。
【0051】また、本実施例では、半押し操作するとセ
ルフLEDを点滅させるが、点灯または特殊な点滅パタ
−ンにより撮影予告をしてもよい。特殊な点滅パタ−ン
は、メモリに余裕があれば点滅周波数を変えることで可
能である。モード毎に設定すれば、撮影予告表示と他の
表示(セルフ作動・リモコンモ−ド表示等)とを区別す
ることができる。
【0052】さらに、撮影予告の表示には、セルフLE
Dを用いる以外にも、一定の輝度以上のAF補助光源を
使用できる場合では、このAF補助光源を.用しても同
様の効果が得られる。さらにまた、セルフ作動時に使用
する電子音などの音源により撮影予告することができ、
光源が周囲より低輝度の場合に効果的である。
【0053】
【発明の効果】本発明は、撮影者が撮影待機状態にある
場合に、通常のレリーズ動作の一環として撮影予告表示
をするので、被撮影者に撮影意図を伝えるときに、撮影
者は、自ら手振り等やセルフ作動をさせて知らせなくと
も、撮影タイミングを被撮影者に容易に確認させること
ができるとともに撮影に専念できる。その上、撮影予告
を予め停止させておけるので、被撮影者や被写界の動物
などに悟られずに、自然な映像が撮影できる。
【0054】また、被撮影者は、撮影者の撮影意図や撮
影のタイミングが掴み易くなったので、撮影待機状態以
外に被撮影者が撮影のために一定のポーズをとる必要が
なくなった。同時に、撮影者,被撮影者共に、撮影の機
会を逃さずに済む。
【0055】さらにまた、撮影予告の表示部材をセルフ
作動を表示するセルフLEDと兼用し、撮影予告禁止モ
ード設定のスイッチをストロボ発光禁止スイッチと兼用
したので、スペースを割かずに済むとともに、コストア
ップせずに撮影予告ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例に係わる撮影予告装置
を有するカメラのブロック図である。
【図2】図2は、本発明の実施例に係わる撮影予告装置
を有するカメラの処理手順を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 測光回路 3 AF回路(自動焦点検出回路) 4 露出制御回路 5 AFモ−タ駆動回路 6 AFモ−タ 7 フィルムモ−タ駆動回路 8 フィルムモ−タ 9 ストロボ回路 10 LED駆動回路 11 セルフLED SW1,SW2,SW3,SW4,SW5 スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半押し操作によりレリーズを待機し、全
    押し操作によりレリーズを行うレリーズ操作部材と、 撮影を予告する撮影予告手段と、 前記レリーズ操作部材の半押し操作時に前記撮影予告手
    段の駆動を開始させ、前記レリーズ操作部材の全押し操
    作時または半押し解除時に前記撮影予告手段の駆動を停
    止させる予告制御手段と、 前記予告制御手段の駆動を予め強制停止する強制停止部
    材を設けたことを特徴とする撮影予告制御装置を有する
    カメラ。
  2. 【請求項2】 前記強制停止部材は、ストロボモードで
    ストロボ発光禁止モード設定をする部材と兼用すること
    を特徴とする請求項1記載の撮影予告制御装置を有する
    カメラ。
  3. 【請求項3】 前記撮影予告手段は、カメラ前面に設け
    られた表示手段であり、 前記予告制御手段は、前記表示手段を点灯あるいは点滅
    駆動させることを特徴とする請求項1から請求項2記載
    の撮影予告制御装置を有するカメラ。
  4. 【請求項4】 前記撮影予告手段は、セルフタイマの表
    示手段と兼用することを特徴とする請求項1記載から請
    求項3記載の撮影予告制御装置を有するカメラ。
  5. 【請求項5】 前記予告制御手段は、前記撮影予告手段
    をセルフタイマ作動表示のレリ−ズ直前の予告表示形態
    と同じ形態で駆動させることを特徴とする請求項1から
    請求項4記載の撮影予告制御装置を有するカメラ。
JP3201293A 1991-07-16 1991-07-16 撮影予告制御装置を有するカメラ Pending JPH05150306A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6744565B1 (en) 1999-06-25 2004-06-01 Nec Corp. Biaxial driving mechanism and image inputting apparatus used this mechanism and light projecting apparatus used this mechanism

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6744565B1 (en) 1999-06-25 2004-06-01 Nec Corp. Biaxial driving mechanism and image inputting apparatus used this mechanism and light projecting apparatus used this mechanism

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