JPH0547927U - 撮影予告制御装置を有するカメラ - Google Patents

撮影予告制御装置を有するカメラ

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JPH0547927U
JPH0547927U JP063399U JP6339991U JPH0547927U JP H0547927 U JPH0547927 U JP H0547927U JP 063399 U JP063399 U JP 063399U JP 6339991 U JP6339991 U JP 6339991U JP H0547927 U JPH0547927 U JP H0547927U
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camera
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直樹 渡辺
義明 大坪
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Nikon Corp
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影者が撮影待機状態にある時、通常のレリ
ーズ動作時の一環として撮影予告表示をするとともに、
この撮影予告表示をカメラのバッテリの状態やモードに
応じて制御する。 【構成】 レリーズ操作部材の半押し操作時に撮影予告
手段の駆動を開始させ(ステップS10、S11)、レ
リーズ操作部材の全押し操作時または半押し解除時に撮
影予告手段の駆動を停止させるときに、この予告制御手
段をバッテリが使用できない場合には撮影予告を中止
し、また、ストロボの充電が完了するまで撮影予告を停
止する手段を設けた。さらに、撮影を予告する為の表示
部材であるLEDをセルフ作動を表示するセルフLED
と共有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、カメラの表示部材により撮影予告を表示させる撮影予告装置を有す るカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、カメラの撮影予告を表示するには、積極的に前もって被写体に対して予 告する方法はとられておらず、レリーズ釦を全押しした露出動作直前にセルフL EDの点灯をする方法や、意図的にセルフ作動をさせて、撮影を予告し、撮影待 機状態であるということを被撮影者に知らせ、注意を喚起するような方法がとら れていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、撮影者が露出動作直前に被撮影者に注意を喚起するのみで、撮影者の 任意のタイミングで撮影が行われる場合に、被撮影者は、撮影者がカメラを構え た時からシャッタ音・フィルム巻き上げ音等により撮影終了を確認できる時まで 、緊張したままの状態で一定のポーズをとる必要が生じる。
【0004】 また、意図的にセルフ作動をさせて被撮影者に撮影待機状態にあることを知ら せた場合に、撮影者の精神面では、撮影以外のことに注意を払わなくてはならず 撮影に専念できず、動作面では、半押し動作のためレリーズ釦にかけた指を外し て他の部材を操作しなければならず、レリーズ直前に声や身振りで合図をするの と同様にレリーズ以外の動作をしなくてはならない。さらに、セルフ作動を忘れ てしまった場合に、被撮影者に撮影待機状態であることが伝わらず、シャッタチ ャンスを逃してしまうことがある。
【0005】 その上、被撮影者の背景に雲などの移動体が入るなどして、背景が常時変化す る場合に、撮影者は、状況に対して即応性が求められ、撮影に専念する必要が増 し、上述のような方法をとっていたのでは、撮影自体に影響を及ぼしてしまう。
【0006】 さらに、レリーズ釦の半押しにより、カメラのバッテリチェックの前に撮影待 機状態であることを被撮影者に知らせてしまうと、バッテリが使用不能な電圧レ ベルしかなく撮影ができない場合でも、その表示が止まるまで、被撮影者は、上 記のように、一定の姿勢を維持しなければならない。
【0007】 さらにまた、撮影不能のとき、強制的にカメラの測光,露光等の一連のシーケ ンスが終了してしまうカメラでは、撮影者は、表示がなされたにもかかわらず撮 影ができないため、カメラの故障ではないかと誤認してしまう可能性がある。
【0008】 加えて、ストロボモード時には、半押し操作後にストロボが未充電状態では充 電処理のためレリーズがロックされる。そのため、充電完了までレリーズロック されているにもかかわらず撮影を予告する表示が継続され、その間、被撮影者は 、撮影待機状態であると考え、一定の姿勢を維持しなければならない。
【0009】 本考案の目的は、撮影者が自ら手振り等やセルフ作動をしなくても、通常のレ リーズ動作時の一環において撮影予告の操作をすることができ、撮影待機状態で あることを被撮影者に知らせることができるとともに、バッテリ状態やストロボ の充電状態に応じて、その撮影予告を制御できる撮影予告制御装置を有するカメ ラを提供することにある。
【0010】 また、他の目的としては、確認し易い既存の表示部材を兼用することで、コス トやスペースを省き、撮影予告が分かりやすい撮影予告制御装置を有するカメラ を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するために、本考案に係る撮影予告制御装置を有する カメラは、半押し操作によりレリーズを待機し全押し操作によりレリーズを行う レリーズ操作部材と、撮影を予告する撮影予告手段と、前記レリーズ操作部材の 半押し操作時に前記撮影予告手段の駆動を開始させ前記レリーズ操作部材の全押 し操作時または半押し解除時に前記撮影予告手段の駆動を停止する予告制御手段 とにより撮影予告をする撮影予告制御装置を有するカメラであって、前記レリー ズ操作部材の半押し操作直後に、カメラ本体のバッテリが使用できるか否かの判 定を行うバッテリ状態判定手段を付加して、前記予告制御手段は、前記バッテリ 状態判定手段によりバッテリが使用できないと判定された場合に、前記撮影予告 を中止し、前記バッテリ状態判定手段によりバッテリが使用できると判定された 場合に、前記撮影予告を行う構成としてある。
【0012】 また、半押し操作によりレリーズを待機し全押し操作によりレリーズを行うレ リーズ操作部材と、撮影を予告する撮影予告手段と、前記レリーズ操作部材の半 押し操作時に前記撮影予告手段の駆動を開始させ前記レリーズ操作部材の全押し 操作時または半押し解除時に前記撮影予告手段の駆動を停止する予告制御手段と により撮影予告をする撮影予告制御装置を有するカメラであって、ストロボを用 いて撮影を行うストロボモードを設定する閃光設定手段と、前記ストロボを充電 する充電手段と、前記ストロボの充電状態の可否を判定する充電状態判定手段を 付加して、前記撮影予告制御手段は、前記閃光設定手段が設定されていない場合 に、前記撮影予告を行い、前記閃光設定手段が設定されている場合に、前記充電 状態判定手段により充電完了判定が行われるまで前記撮影予告を停止すると同時 に前記充電手段を駆動し、前記充電完了判定が行われた後に前記撮影予告を行う 構成にしてある。
【0013】 以上に構成において、前記撮影予告手段は、カメラ前面に設けられた表示手段 であり、前記予告制御手段は、前記表示手段を点灯あるいは点滅駆動させる構成 にできる。
【0014】 また、前記撮影予告手段は、セルフタイマの表示手段と兼用する構成にできる 。
【0015】 その上、前記予告制御手段は、前記撮影予告手段をセルフタイマ作動表示のレ リーズ直前の予告表示形態と同じ形態で駆動させる構成にできる。
【0016】
【作用】
本考案によれば、レリーズ操作部材を半押し操作すると全押し操作あるいは半 押し操作解除まで表示部材が点灯あるいは点滅する。また、撮影予告はバッテリ チェックでカメラの電子システムの使用が可能であると判定された後に行う。さ らに、ストロボモードでは、未充電時には、撮影予告を禁止するので、撮影待機 状態がより明確になる。加えて、撮影を予告する為の表示部材であるLEDをセ ルフ作動を表示するセルフLEDと兼用し、セルフ作動のレリーズ直前の表示を 兼用することので、撮影予告がわかりやすい。
【0017】
【実施例】
図1〜図2に基づいて本考案による撮影予告装置を有するカメラの実施例を説 明する。図1はブロック図、図2はメインの流れ図である。
【0018】 このカメラは、基本的には、自動焦点機能を有し、フィルム巻き上げ、巻戻し をモータにより行なう。そのために、それぞれの構成要素は、CPU1を中心に して、駆動制御される。
【0019】 以下、図1を参照しながら、各主要ブロックについて、説明する。CPU1は 、中央演算素子であり、各構成要素やスイッチ群と信号の授受やモニタニングを しており、カメラのプログラムを実行するに相応する分解能とメモリ等を有する ものである。また、セルフ作動の為の図示せぬ内蔵あるいは外付けのタイマを有 する。
【0020】 測光回路2は、図示せぬ被写体からの光を受光する受光素子が接続され、この 受光素子の検出回路に基づいて被写体の輝度に関する測光情報をCPU1に入力 する。
【0021】 AF回路3は、一般的な測距手段でよいが、本実施例ではアクティブ測距方式 の自動焦点回路を採用している。この方式では、投光レンズを介して被写体に向 けて変調光を射出する投光器と変調光によるの被写体からの反射光を受光レンズ を介して受光する受光素子により、一定の変調光の応答による距離情報を検出す るようになっている。このAF回路3の情報は、焦点調節のための情報である測 距情報を演算するためにCPU1に入力される。
【0022】 露出制御回路4は、測光回路2からの測光値などに基づいたCPU1の制御信 号により制御される。AFモータ駆動回路5は、CPU1からの制御信号により AFモータ6を駆動する。フィルムモータ駆動回路7は、CPU1の制御信号に よりフィルムモータ8を駆動する。
【0023】 ストロボ回路9は、充電用昇圧回路、バッテリ、充電完了を知らせる信号出力 部を内蔵しており、バッテリの充電状態に応じて、ストロボモード下でプログラ ムの進行に応じて制御される。また、充電完了を知らせる信号出力部からの信号 は、撮影予告を制御する信号の1つになる。
【0024】 次に、LED11は、本考案の撮影予告装置を有するカメラの実施例に使用さ れる表示部材であり、撮影予告をする表示のためとセルフ撮りを行うときに使用 され、LED駆動回路10は、LED11の駆動装置であり、CPU1に接続さ れたスイッチ群とプログラムの実行上の各モード設定に基づきCPU1の制御信 号により、LED11を駆動する。
【0025】 ここで、CPU1に接続されている5つのスイッチ群の働きについて説明する 。スイッチSW1は、外部操作できるレリーズ釦の半押し操作(予備操作)でオ ンしてCPU1およびその周辺回路へ電源を供給するスイッチである。このスイ ッチSW1が入力されると、カメラの各初期値が設定され他のスイッチ群等の働 きにより内蔵されているプログラムの実行がなされ、測光回路2やAF回路3で 求められた値に基づいて、駆動系ブロックを構成する要素を駆動制御する準備が できる状態になる。
【0026】 スイッチSW2は、レリーズ釦の全押し操作、つまり、レリーズ操作でオンし て駆動系を制御して、一連の露光シーケンスを行なう。スイッチSW3は、セル フ作動をのぞむ時に、スイッチSW1と同様にオンしてCPU1およびその周辺 回路に電源を供給する(以下、セルフスイッチSW3と呼ぶ)。
【0027】 スイッチSW4は、強制的にストロボを発光させて撮影したい時にオンする強 制発光スイッチである(以下、強制発光スイッチSW4と呼ぶ)。スイッチSW 5は、撮影時にストロボ発光をのぞまない時にオンする発光禁止スイッチである (以下、発光禁止スイッチSW5と呼ぶ)。これら2つのスイッチは、ストロボ 発光の可否をマニュアルで行うことをのぞむ場合に使用する。そして、本実施例 では、通常のカメラの使用状況下の作動において、測光回路2の測光情報からC PU1がAE演算した結果でストロボ発光の可否を判断するストロボ自動発光機 能をシーケンスに入れている。
【0028】 次に、流れ図に使用されるフラグについて説明する。本実施例のフラグは、プ ログラム実行上、各ステップ内の各動作の指標として、各ステップの設定モード に従ってセットまたはリセットされるものである。
【0029】 フラグSYNCは、シンクロフラグであり、このフラグが設定されている場合 には、スイッチSW2の入力、つまり、レリーズ釦が全押しされれば、ストロボ を発光させる。
【0030】 以下、図2の流れ図を参照しながら、本実施例の動作説明をする。レリーズ釦 の半押しによるスイッチSW1のオンまたはセルフスイッチSW3のオンにより 、プログラムがスタートする。
【0031】 まず、ステップS1では、カメラ本体のバッテリチェックを行い、使用に対応 できる一定レベルであれば、次に進み、不十分であれば、終了する。ステップS 2では、レリーズ釦の半押しすなわちスイッチSW1のオンまたはセルフスイッ チSW3のオンにより、AF回路3からの距離情報を読み込み、CPU1は、こ の距離情報に基づいて測距値を演算し、レンズ移動量を決定し、その演算結果を メモリに格納してステップS3に進む。
【0032】 ステップS3では、強制発光スイッチSW4がオンされているか否かを判断し 、否定されるとステップS4に進む。ステップS4では、発光禁止スイッチSW 5がオンされているか否かを判断し、肯定されるとステップS8に進む。
【0033】 ステップS4で否定されるとステップS5に進み、測光回路2からの測光情報 を読み込み測光情報をメモリに格納する。ステップS6に進むと、ステップS5 でメモリに格納された測光情報によりAE演算を行い、演算結果をメモリに格納 し、ステップS7に進む。
【0034】 ステップS7では、ステップS6でメモリに格納された演算結果と予め設定さ れた輝度と比較して低輝度と判断されればステップS15に進み、否定されれば ステップS8に進む。ステップS8では、SB(ストロボ)を発光させないよう SB発光フラグSYNCをリセットしてステップS9に進む。
【0035】 また、ステップS3で肯定と判断されるとステップS14に進み、発光禁止ス イッチSW5の入力状態を判断する。このスイッチSW5がオンであれば、ステ ップS5に戻り、上記と同様のプログラムが実行され、オフであれば、ステップ S15に進む。
【0036】 ステップS15では、SB回路9からの充電状態の情報を読み込み、充電が完 了されているか否かを判断をする。ステップS15で否定されれば、ステップS 16へ進み、SB回路9の充電を開始する。その後、充電が完了すると、このフ ローチャートを終了する。このフローでは、ストロボ発光モードでストロボが未 充電の場合には、撮影予告表示は行われず、充電処理終了後再度半押しスイッチ SW1をオンすることによりこのフローチャートをスタートさせてステップS1 5で肯定(充電完了)されるとセルフ作動スイッチSW3が押されていないこと で始めて撮影予告表示を開始する。すなわち、ストロボ発光モードで充電完了と ならなければ撮影予告表示を行われないことになる。
【0037】 ステップS15で、SB回路9の充電の完了の判定により、ステップS17へ すすむ。このステップでは、ストロボ発光のために、SB発光フラグSYNCを メモリにセットしてステップS9に進む。
【0038】 ステップS9では、セルフスイッチSW3がオンされているか否かを判断し、 オン状態と判断すれば、セルフ処理のサブルーチンであるステップS18に進む 。
【0039】 このステップS18はセルフ処理のルーチンである。セルフ処理のルーチンで は、CPU1の内蔵あるいは外付けのタイマ1を使用して、LED駆動回路10 を介してセルフLED11を点灯あるいは点滅させて第1のセルフ動作表示をス タートさせてタイマ1がタイムアップした後、CPU1の内蔵あるいは外付けの タイマ2をスタートさせてLED駆動回路10を介してセルフLED11を点灯 あるいは点滅させる第2のセルフ作動表示をスタートさせるようになっており、 表示形態を2つにすることができる。タイマ2がタイムアップした時点で、ステ ップS13に進む。
【0040】 ステップS9で、セルフスイッチSW3がオンでないと判断されるとステップ S10に進み、レリーズ釦が半押しされていなければ、つまり、スイッチSW1 がオフと判断されれば、ステップS19でセルフLEDを消灯して、このフロー チャートを終了する。
【0041】 ステップS10で、レリーズ釦が半押し状態であれば、スイッチSW1はオン であると判断され、ステップS11に進み、LED駆動回路10を介してセルフ LED11を点滅させる。このセルフLED11の点滅により、本考案の撮影予 告表示がされる。なお、この点滅形態は、セルフ作動のレリーズ直前の点滅形態 となるようにプログラムされたものである。
【0042】 次に、ステップS12では、レリーズ釦が全押しされているか否か、つまり、 スイッチSW2がオンされているか否かを判断し、オンされていれば肯定と判断 しステップS13に進む。スイッチSW2がオンでないと判断されるとステップ S9に戻り、再び、上述のセルフLEDの制御動作がくりかえされる。すなわち 、セルフスイッチSW3がオフの状態で、レリーズ釦が半押しされると、レリー ズ釦の全押しされるまではセルフLEDの点滅が継続される。
【0043】 ステップS13では、レリーズ釦の全押しによりスイッチSW2がオンされる と、レリーズ動作に入るので、被撮影者に撮影意図を表示する必要がなくなり、 LED駆動回路10の作動を停止させ、セルフLED11を消灯させる。
【0044】 ステップS20からフローチャートの終了までは、レリーズ釦の全押しにより スイッチSW2がオンし、フィルムの露光が行われ、撮影が終了し、フィルム巻 き上げ等がなされ、撮影初期状態になるまでの一連のレリーズ動作のプログラム である。プログラム進行中、SB発光フラグSYNCがセットされているか否か により、撮影終了までの行程がストロボモードに対応するようになっている。以 下、各ステップについて説明する。
【0045】 ステップS20では、測光回路2からの測光情報を読み込み、測光情報をメモ リに格納する。ステップS21では、ステップS20でメモリに格納された測光 情報によりAE演算を行い、演算結果をメモリに格納する。
【0046】 ステップS22ではSB発光フラグSYNCがセットされているか否かを判断 し、セットされていればステップS28に進む。次にステップS28では、ステ ップS20でメモリに格納された測光情報によりFM演算を行い、演算結果をメ モリに格納し、ステップS23に進む。
【0047】 ステップS22でフラグSYNCがセットされていないとステップS23に進 む。ステップS23では、ステップS2でメモリに格納された演算結果に基づい て、AFモータ駆動回路5を介してAFモータ6により、撮影レンズを合焦位置 まで駆動する。続いて、ステップS21、ステップS28のいずれかでメモリに 格納された演算結果に基づいて、露出制御回路4を介して絞りやシャッタ等の露 出制御部材を駆動して撮影を行なう。
【0048】 その後、ステップS25では、AFモータ駆動回路5を介して、AFモータ6 により撮影レンズを初期位置まで駆動する。ステップS26では、フィルムモー タ駆動回路7を介してフィルムモータ8により、フィルムの1駒巻き上げを開始 してステップS27に進む。ステップS27では、SB発光フラグSYNCがセ ットされているか否かを判断し、セットされていればステップS29に進み、セ ットされていなければ、このフローチャートを終了する。ステップS29では、 SB回路9の充電を開始する。その後、充電を完了するとこのフローチャートを 終了する。
【0049】 以上のように、本実施例によれば、レリーズ操作部材の半押し操作により、L EDをセルフ作動のレリーズ直前の点滅形態で点滅させ、全押し操作、セルフ作 動操作あるいは半押し操作解除まで撮影予告表示を行なっている。すなわち、撮 影予告表示により撮影意図を伝えあるいは被撮影者の注意を引くことで、撮影待 機状態にあることを被撮影者に知らせ、それにより、シャッターチャンスを生か す機会を増やすことができる。
【0050】 しかも、バッテリーチェックやストロボ発光モードの応じて、撮影予告をする ので、例えば、カメラの作動に見合う一定レベルの電源電圧がない場合やストロ ボが未充電である場合には撮影予告表示を禁止することができ、被撮影者が撮影 待機状態であると誤認したり、撮影者がカメラの故障であると誤認することがな くなった。
【0051】 また、本実施例では、半押し操作するとセルフLEDが点滅するが、点灯また は特殊な点滅パターンにより撮影予告をしてもよい。特殊な点滅パターンは、メ モリに余裕があれば点滅周波数を変えることで可能である。モード毎に設定すれ ば、撮影予告表示と他の表示(セルフ作動・リモコンモード表示等)とを区別す ることができる。
【0052】 さらに、撮影予告用の表示部材には、セルフLEDを用いる以外にも、一定の 輝度以上のAF補助光源を使用できる場合では、このAF補助光源を使用しても 同様の効果が得られる。さらにまた、セルフ作動時に使用する電子音などの音源 により撮影予告することができ、光源が周囲より低輝度の場合に効果的である。
【0053】
【考案の効果】
本考案によれば、撮影者が撮影待機状態にある場合に、通常のレリーズ動作の 一環として撮影予告表示をするので、被撮影者に撮影意図を伝えるときに、撮影 者は、自ら手振り等やセルフ作動をさせて知らせなくとも、撮影タイミングを被 撮影者に容易に確認させることができ、その上、撮影に専念できる。
【0054】 しかも、カメラ本体のバッテリーの状態やストロボ発光モードに応じて、撮影 予告をするので、例えば、カメラの作動に見合う一定レベルの電源電圧がない場 合やストロボが未充電である場合には撮影予告表示を禁止することができ、被撮 影者が撮影待機状態であると誤認したり、撮影者がカメラの故障であると誤認す ることがなくなる。
【0055】 また、被撮影者は、撮影者の撮影意図や撮影のタイミングが掴み易くなったの で、撮影待機状態以外に被撮影者が撮影のために一定のポーズをとり続ける必要 がなくなる。同時に、撮影者,被撮影者共に、撮影の機会を逃さずに済む。
【0056】 さらにまた、撮影予告の表示をセルフ作動を表示するセルフLEDと兼用する ことにより、コストアップせずに撮影予告ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の実施例に係わる撮影予告装置
を有するカメラのブロック図である。
【図2】図2は、本考案の実施例に係わる撮影予告装置
を有するカメラの処理手順を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 測光回路 3 AF回路(自動焦点検出回路) 4 露出制御回路 5 AFモータ駆動回路 6 AFモータ 7 フィルムモータ駆動回路 8 フィルムモータ 9 ストロボ回路 10 LED駆動回路 11 セルフLED SW1,SW2,SW3,SW4,SW5 スイッチ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半押し操作によりレリーズを待機し全押
    し操作によりレリーズを行うレリーズ操作部材と、 撮影を予告する撮影予告手段と、 前記レリーズ操作部材の半押し操作時に前記撮影予告手
    段の駆動を開始させ前記レリーズ操作部材の全押し操作
    時または半押し解除時に前記撮影予告手段の駆動を停止
    する予告制御手段とにより撮影予告をする撮影予告制御
    装置を有するカメラであって、 前記レリーズ操作部材の半押し操作直後に、カメラ本体
    のバッテリが使用できるか否かの判定を行うバッテリ状
    態判定手段を付加して、 前記予告制御手段は、前記バッテリ状態判定手段により
    バッテリが使用できないと判定された場合に、前記撮影
    予告を中止し、前記バッテリ状態判定手段によりバッテ
    リが使用できると判定された場合に、前記撮影予告を行
    うことを特徴とする撮影予告制御装置を有するカメラ。
  2. 【請求項2】 半押し操作によりレリーズを待機し全押
    し操作によりレリーズを行うレリーズ操作部材と、 撮影を予告する撮影予告手段と、 前記レリーズ操作部材の半押し操作時に前記撮影予告手
    段の駆動を開始させ前記レリーズ操作部材の全押し操作
    時または半押し解除時に前記撮影予告手段の駆動を停止
    する予告制御手段とにより撮影予告をする撮影予告制御
    装置を有するカメラであって、 ストロボを用いて撮影を行うストロボモードを設定する
    閃光設定手段と、 前記ストロボを充電する充電手段と、 前記ストロボの充電状態の可否を判定する充電状態判定
    手段を付加して、 前記撮影予告制御手段は、前記閃光設定手段が設定され
    ていない場合に、前記撮影予告を行い、前記閃光設定手
    段が設定されている場合に、前記充電状態判定手段によ
    り充電完了判定が行われるまで前記撮影予告を停止する
    と同時に前記充電手段を駆動し、前記充電完了判定が行
    われた後に前記撮影予告を行うことを特徴とする撮影予
    告制御装置を有するカメラ。
  3. 【請求項3】 前記撮影予告手段は、カメラ前面に設け
    られた表示手段であり、 前記予告制御手段は、前記表示手段を点灯あるいは点滅
    駆動させることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の撮影予告制御装置を有するカメラ。
  4. 【請求項4】 前記撮影予告手段は、セルフタイマの表
    示手段と兼用することを特徴とする請求項1記載から請
    求項3記載の撮影予告制御装置を有するカメラ。
  5. 【請求項5】 前記予告制御手段は、前記撮影予告手段
    をセルフタイマ作動表示のレリーズ直前の予告表示形態
    と同じ形態で駆動させることを特徴とする請求項1から
    請求項4記載の撮影予告制御装置を有するカメラ。
JP063399U 1991-07-16 1991-07-16 撮影予告制御装置を有するカメラ Pending JPH0547927U (ja)

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