JPH05150300A - カメラの電子閃光装置 - Google Patents

カメラの電子閃光装置

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Publication number
JPH05150300A
JPH05150300A JP3314234A JP31423491A JPH05150300A JP H05150300 A JPH05150300 A JP H05150300A JP 3314234 A JP3314234 A JP 3314234A JP 31423491 A JP31423491 A JP 31423491A JP H05150300 A JPH05150300 A JP H05150300A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
rack
light emitting
gear
lens barrel
Prior art date
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Pending
Application number
JP3314234A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Aoki
均 青木
Hiroshi Wakabayashi
央 若林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP3314234A priority Critical patent/JPH05150300A/ja
Publication of JPH05150300A publication Critical patent/JPH05150300A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影レンズ鏡筒やモ−タ−の動きを、ギヤや
カム等を使わず、フレキシブル・ラックを用いてストロ
ボ発光部に伝達できるカメラを提供することで、部品コ
ストや組立コストを削減することを目的とする。 【構成】 発光部が可動である電子閃光装置を有するカ
メラにおいて、撮影レンズ等の動きを発光部に伝達する
手段として、フレキシブル・ラックを用いた。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、電子閃光装置を内蔵し
たカメラに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のストロボ内蔵カメラは、赤目を減
少させる等の目的で使用時にストロボ発光部がカメラ本
体から突出する構造のものがあった。またズ−ムレンズ
を使用可能なストロボ内蔵カメラには、レンズの焦点距
離によってストロボの照射角を変更するために、発光部
の反射傘やキセノン管を前後に移動させたり、キセノン
管単独を前後に移動させるものがあった。 【0003】これらの駆動には、撮影レンズ鏡筒やモ−
タ−の動きをカムやギヤを用いて伝達していた。また発
光部全体の移動において、バネにより常に一定方向に付
勢しておき、マグネット等で係止を外すことにより一方
向に運動させ、元の状態にリセットする場合、前述した
ようにギヤ等で駆動しているものもあった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の方
式では、マグネット、ギヤ、カム等の機構部品を多く必
要とし、部品コストや組立コストがかかり、小スペ−ス
化をはかる上でも障害となっていた。そこで本発明で
は、上記問題点の解決のために、撮影レンズ鏡筒やモ−
タ−の動きを、ギヤやカム等を使わず、フレキシブル・
ラックを用いてストロボ発光部に伝達できるカメラを提
供することで、部品コストや組立コストを削減すること
を目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】可動である発光部を有す
る電子閃光装置と、前記発光部を駆動する駆動手段と、
該駆動手段の力を前記発光部に伝達する伝達手段とを有
するカメラにおいて、本発明では、上記課題の解決のた
めに、前記伝達手段としてフレキシブル・ラックを使用
したカメラの電子閃光装置を提供する。 【0006】 【作用】フレキシブル・ラックとはポリアセタ−ル等の
柔軟性を持ったプラスチックを棒状に伸展したものの一
部にラック歯を付けたものである。素材自体が柔軟性を
持ち、ガイドする部材が必要となる点を除けば、通常の
ラックと変わらないため、ラックを圧縮する方向、引っ
張る方向に力の伝達が可能である。また、柔軟性を持っ
ているため、ラックをガイドにする部材の方向を変える
ことにより、簡単に力の伝達方向を変えることができ
る。 【0007】また、このガイド部はフレキシブル・ラッ
クの周囲を壁で覆えばよいため他の部品の一部で構成す
ることも可能であり、必ずしも部品点数が増えるとは限
らない。 【0008】 【実施例】図1 から図7 は、本発明による実施例を示し
た図である。図1 は本発明をストロボ発光部のスライド
機構に利用した場合の外観図である。図2 、図3 、図4
は、図1 の内部機構を示したものであり、本発明の第一
の実施例である。図5 、図6 、図7 は、第二の実施例で
あるカメラの内部構造を表す図である。 【0009】カメラ本体10の上面にある電源スイッチ12
を操作することにより電源が入り、本体に収納状態にあ
った鏡筒13及びストロボ発光部3 が突出する。ストロボ
の発光部3aは長穴をもつストロボガイド部材3bと一体に
構成されている。これらはカメラ本体(不図示)に取り
つけられたガイドボス4a、4bにより、左右方向の移動の
みに規制されている。発光部3aの側面と本体にある固定
部材6 との間には圧縮バネ5 があり、発光部3aを外 (図
では向かって右方向) にスライドさせるように付勢して
いる。 【0010】カメラ中央には鏡筒(不図示)の回りを回
転する鏡筒大ギア7 があり、図2 のような電源OFFの
リセット状態からモ−タ−9の力により、図3 、図4 で
示したように右方向に回転する。前記したストロボガイ
ド部材3bには、ポリアセタ−ル等の柔軟性を持つ素材で
作られたフレキシブル・ラック1 が固定されている。こ
のラックは先端部分1aは太さが異なり、鏡筒大ギア7 の
外周部にある爪7aがフレキシブル・ラック1 の係合部1b
に引っ掛かるようになっている。 【0011】図2 はカメラの電源が入っていないリセッ
トの状態である。鏡筒大ギア7 の爪7aとフレキシブル・
ラック1 の係合部1bが掛かり、バネ5 を圧縮してストロ
ボ発光部3aは収納された状態にある。図3 は電源を入れ
た最初の状態で、撮影レンズの焦点距離がワイドの位置
にある。リセットの状態より鏡筒大ギア7 が向かって右
方向に回転しており、爪7aの移動とともにバネ5 が伸び
て発光部3aが突出している。 【0012】図4 は撮影レンズの焦点距離が一番長いテ
レの状態にある。鏡筒大ギア7 の爪7aは鏡筒大ギア7 が
更に右方向に回転することにより、フレキシブル・ラッ
ク1の係合部1bより離れている。本体10には固定された
ピン20が設けられてあり、フレキシブル・ラック1 が自
重により鏡筒大ギア7 から外れないように支えとなって
いる。 【0013】電源をOFFした場合は、上記した逆の現
象が起き、ストロボ発光部3aは収納される。以上はごく
基本的な例であり、フレキシブル・ラック1 とストロボ
ガイド部材3bの間に圧縮バネよりも荷重の強い引っ張り
バネを入れても良いし、モ−タ−からの伝達ギヤ系の一
部でフレキシブル・ラック1 を動かしてもよい。 【0014】図5 、図6 、図7 はストロボの配光を変え
るズ−ムストロボに利用した本発明の第二の実施例であ
る。図7 を用いて本実施例の構成及び動作を説明する。
鏡筒(不図示) に設けられた大ギヤ7 の上方にフレキシ
ブル・ラック1 をガイドするガイド部材2 がある。この
ガイド部材2 はプラスチックで成型されており、フレキ
シブル・ラック1 が平面内の決められた位置だけを移動
するように溝が設けてある。また、同時に上下方向にも
位置を規制するため、リブ2aが複数個設けてある。フレ
キシブル・ラック1 の一方の端面部にはラック歯1bがあ
り、ガイド部材2 の溝2bにはまり込みながら直線上に動
くことができる。ラック歯1bのない部分はガイド部材2
の溝2bに沿って往復運動する。 【0015】ラック歯1bは鏡筒に設けられた大ギヤ7 か
ら連動するフレキシブル・ラック駆動ギヤ14a と噛み合
っており、大ギヤ7の回転に従って直線運動し、フレキ
シブル・ラック1 の一方の端部はラック歯1bと垂直方向
に往復運動する。ストロボの発光部3 はガイド部材2 に
設けられた溝に足部3cがはまり込み、直線運動する。こ
の足部3cの側面に下方に延びた軸3dがあり、フレキシブ
ル・ラック1 の端部の穴1aに係合しフレキシブル・ラッ
ク1 から力を受けて可動し、フレネルレンズ16との距離
が変化することにより配光が変わる。 【0016】また、フレキシブル・ラック1 のラック歯
1b上面の上方向の制限部材は、カメラの機能部品15をガ
イド部材に取りつけることにより兼ねている。 【0017】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、撮影レン
ズ鏡筒やモ−タ−の動きを、ギヤやカム等を使わず、フ
レキシブル・ラックを用いてストロボ発光部に伝達でき
るので、部品コストや組立コストを大幅に削減できる。
【図面の簡単な説明】 【図1 】本発明の実施例であるストロボ発光部全体がス
ライドするカメラの斜視図である。 【図2 】第一の実施例であるカメラの内部機構を表した
図である。 【図3 】第一の実施例であるカメラの内部機構を表した
図である。 【図4 】第一の実施例であるカメラの内部機構を表した
図である。 【図5 】第二の実施例であるカメラの内部機構を表した
図である。 【図6 】第二の実施例であるカメラの内部機構を表した
図である。 【図7 】第二の実施例であるカメラの内部機構を表した
図である。 【主要部分の符号の説明】 1 ・・・フレキシブル・ラック 1a・・・ラック先端部 1b・・・ラック歯 2 ・・・ガイド部材 2a・・・リブ 2b・・・ガイド溝 2c・・・ストロボガイド溝 3a・・・ストロボ発光部 3b・・・ストロボガイド部材 3c・・・ストロボガイド足 3d・・・ストロボ係合軸 5 ・・・圧縮バネ 6 ・・・圧縮バネ係止部 7 ・・・鏡筒大ギア 7a・・・爪 8 ・・・鏡筒駆動ギア 10・・・カメラボディ 12・・・電源スイッチ 13・・・撮影レンズ鏡筒 14・・・ラック駆動ギア 15・・・機能部品 16・・・フレネルレンズ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1 】 可動である発光部を有する電子閃光装置
    と、前記発光部を駆動する駆動手段と、該駆動手段の力
    を前記発光部に伝達する伝達手段とを有するカメラにお
    いて、 前記伝達手段はフレキシブル・ラックによることを特徴
    とするカメラの電子閃光装置。 【請求項2 】 請求項1 において、 前記発光部は、発光管、反射傘、フレネルレンズ全体で
    あることを特徴とするカメラの電子閃光装置。 【請求項3 】 請求項1 において、 前記発光部は、発光管、反射傘であることを特徴とする
    カメラの電子閃光装置。
JP3314234A 1991-11-28 1991-11-28 カメラの電子閃光装置 Pending JPH05150300A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3314234A JPH05150300A (ja) 1991-11-28 1991-11-28 カメラの電子閃光装置

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JP3314234A JPH05150300A (ja) 1991-11-28 1991-11-28 カメラの電子閃光装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05150300A true JPH05150300A (ja) 1993-06-18

Family

ID=18050902

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3314234A Pending JPH05150300A (ja) 1991-11-28 1991-11-28 カメラの電子閃光装置

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JP (1) JPH05150300A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2706818A1 (ja) * 1993-06-25 1994-12-30 Valeo Thermique Habitacle
KR100477922B1 (ko) * 1997-03-28 2005-07-07 삼성테크윈 주식회사 자동초점조절식카메라의스트로브자동노출장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2706818A1 (ja) * 1993-06-25 1994-12-30 Valeo Thermique Habitacle
KR100477922B1 (ko) * 1997-03-28 2005-07-07 삼성테크윈 주식회사 자동초점조절식카메라의스트로브자동노출장치

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