JPH05149884A - 管内検査装置 - Google Patents

管内検査装置

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JPH05149884A
JPH05149884A JP9684191A JP9684191A JPH05149884A JP H05149884 A JPH05149884 A JP H05149884A JP 9684191 A JP9684191 A JP 9684191A JP 9684191 A JP9684191 A JP 9684191A JP H05149884 A JPH05149884 A JP H05149884A
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JP
Japan
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light
pipe
inspected
casted
lens
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JP9684191A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Mochizuki
延夫 望月
Yoshiaki Taniguchi
善昭 谷口
Junji Fujimoto
純司 藤本
Keiichi Yamaguchi
圭一 山口
Kazuo Takashima
和夫 高嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEKIYU SANGYO KASSEIKA CENTER
Mitsubishi Electric Corp
Tonen General Sekiyu KK
Japan Petroleum Energy Center JPEC
Original Assignee
SEKIYU SANGYO KASSEIKA CENTER
Petroleum Energy Center PEC
Mitsubishi Electric Corp
Tonen Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分解能,作業能率共に高く、しかも高速測定
が可能であるような管内検査装置を得ることを目的とす
る。 【構成】 光源と、この光源から発せられた光を被検査
管の内周面に向けて周方向の全面にわたって時分割的に
走査投射する手段と、上記被検査管の内周面の光像を捉
える受光面非分割型の二次元受光部と、上記二次元受光
部の出力を処理して上記被検査管の内面形状を認識する
処理部とを具備するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱交換器用管、その他
各種配管等の管内面状態、特に小径管の内面状態を光学
的に検査する管内検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるこの種の小径管の内面検査
装置は種々提案されているが、いずれも超音波又は光を
用いる構成が採られており、その1例を示すと図5、図
6に示す如くになっている。図5は例えば特開昭56-900
53号公報に示された超音波を用いた従来の管内面検査装
置の模式的断面図であり、超音波の送、受信機能を備え
た超音波探触子3及びこれに対向させて配設した反射部
材4を備えた検出ヘッド2を被検査管P内に挿入すると
共に、被検査管P内に超音波の伝送媒体としての水を注
入し、反射部材4をその軸心線回りに回転させつつこれ
に向けて超音波探触子3から超音波を投射し、反射部材
4にて超音波を直角に屈折させ、被検査管Pの内周面に
入射させ、被検査管Pの内、外面からの反射エコーを超
音波探触子3にて受信し、被検査管Pの内、外径、表面
の凹凸変形等を検出するようになっている。
【0003】また、図6は特開昭63-055441 号公報に記
載された、光を用いた従来の管内検査装置を示す模式的
断面図である。
【0004】この管内検査装置は、被検査管Pに挿入さ
れる検出ユニットの筒状ケーシング21に検出窓21a を設
け、ケーシング21の内部の検出窓21a の位置に円錐ミラ
ー25を置き、円錐ミラー25の頂点に対向して光源22とレ
ンズ23を配置し、また、円錐ミラー25を挟んで光源22と
反対方向に、検出窓21a を通して被検査管Pの内面を撮
像できる位置にレンズ26とCCD等の受光面分割型の二
次元撮像素子27を配置している。光源22からでた光はレ
ンズ23により集束ビームとなり、円錐ミラー25によって
被検査管Pの内面全周に細いスリット状の輝線Kを形成
する。この像を二次元撮像素子27で撮像し、従来より知
られている光切断法により全周形状を認識する。さらに
管軸方向に移動させることで、被検査管Pの内面全長を
光学的に検査する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した如
き超音波を利用する検出装置にあっては超音波自体の特
性として収束性が悪いために分解能が低く、被検査管P
内に超音波の伝送媒体たる水を充填しておく必要があっ
て、水の給、排設備、更には被検査管両端の水密封止手
段等を必要とし、設備コストが高く、また被検査管Pの
両端の封止、被検査管P内への給水、排水作業が必要と
なって作業が煩わしく、作業能率も低い等の問題があ
る。
【0006】一方、光学的検出装置は水を用いない利点
がある反面受光面分割型の二次元撮像素子を用いている
ので、より高速な測定が不可能である。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、分解能、作業能率共に高く、し
かも高速測定が可能であるような管内検査装置を得るこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る管内検査
装置は、光源と、この光源から発せられた光を被検査管
の内周面に向けて周方向の全面にわたって時分割的に走
査投射する手段と、上記被検査管の内周面の光像を捉え
る受光面非分割型の二次元受光部と、上記二次元受光部
の出力を処理して上記被検査管の内周形状を認識する処
理部とを具備するものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、被検査管の内周面に対しその
周方向の全面にわたって時分割的に光を走査投射し、且
つこれからの反射光から被検査管の内周面像を捉え得る
こととなるので、受光面走査不要の二次元撮像素子を用
いることができ、高速測定が可能となる。
【0010】
【実施例】
実施例1.以下、本発明をその一実施例を図面に基づき
具体的に説明する。図1は本発明の一実施例に係る管内
検査装置の使用態様を示す模式断面図であり、図中、1
は検出ヘッド、2は検出装置本体、Pは被検査管を示し
ている。検出ヘッド1は金属等の耐腐食性材料を用いて
両端を閉じた中空の円筒形に形成されたケーシング21内
に光源22、投光光学系を構成する投光レンズ23、光走査
手段を構成する円錐体25と遮光板24、集光光学系を構成
するレンズ26、受光面非分割型の二次元受光部27等を配
設して構成されている。ケーシング21はその軸方向の中
間部周壁に軸方向の所要寸法にわたって周方向の全周に
わたり透明体をうめ込んだ環状窓21aを備え、また前、
後端板の外側には取り付け部21b 、21c を備え、この各
取り付け部21b 、21c に一端に車輪3を取り付けた支持
かん3aの各他端が相互に約120度の間隔を隔てて3本づ
つ固定されており、検出ヘッドを被検査管P内に挿入し
たときケーシング21の軸心線を被検査管Pの軸心線と略
一致するよう支持しかつこの状態を維持しつつ被検査管
P内を移動せしめるようになっている。またこのケーシ
ング21の後端板に設けた取り付け部21c の中央にはこれ
を貫通させて検出ヘッド1の前、後移動用の作動体を兼
ねる可ねん性チューブ4の一端がケーシング21内と連通
させた状態で連結され、その他端部は検出装置本体2に
連結されており、内部には各駆動動力電源を供給するた
めのケーブル22a 及び受信用のケーブル29a 等が配設さ
れている。
【0011】一方、ケーシング21内にはその環状窓21a
の内側に対向させて中心部には光走査手段たる遮光板24
と円錐体25がその頂点をケーシング21の先端側に向け、
且つ軸心線をケーシング21の軸心線と一致させた状態
で、また円錐体25の頂点に対向させてその前方に投光レ
ンズ23、光源22が配設され、一方円錐体25の頂点と反対
側にはその軸心線上に光軸を一致させてレンズ26、二次
元受光部27が配設されている。
【0012】光源22としてはレーザ装置又は白熱光源等
が用いられる。光源22は発光駆動回路28を経てケーブル
22a により検出装置本体2と電気的に接続され検出装置
本体2から入力される連続的又は間欠的な発光指令信号
に基づき発光駆動回路28を介して発光せしめられるよう
になっており、発せられた光は投光レンズ23にて、その
焦点は被検査管Pの内周面上に略一致するよう設定され
た集束光束に変換された後、円錐体25にその頂点側から
軸心線に並行に投射される。円錐体25はその周面を鏡面
としてあり、これに入射された光はその周面から軸心線
と直交する向きの全方向に分配放射され、遮光板24を介
して被検査管Pの内周面に向けて投射される。
【0013】遮光板24は円板状であって、図2に示すよ
うに上記投射光が通過する円環部分が液晶またはPLZ
T(Pb,La,Zr,Ti を合成した透明プラスチック)等の光
電効果を有する光学液晶で成る複数個の窓24a から構成
されている。この窓24a は、検出装置本体2内に設けら
れた処理部からの電気信号により個々に駆動され上記投
射光を遮断または通過させる。本発明の装置において
は、1個の窓24a だけを通過状態とし一定時間毎にこの
通過窓を順次隣に移動させるので、結果として上記円環
状の投射光が光スポットとして被検査管Pの内周面を回
転走査することになる。一方、被検査管Pの内周面から
の反射光はレンズ26にて集光せしめられ、二次元受光部
27に投射される。これによって捉えられた各部の受光量
に関するデータは出力回路29、ケーブル29a を介して検
出装置本体2に読み込まれ、形状検出が行われるように
なっている。なお、レンズ26と二次元受光部27とはレン
ズ26で捉えた被検査管Pの内周面からの反射光像が所要
の比率に縮尺された状態で二次元受光部27に投影される
よう相互の配置位置を定めてある。
【0014】受光面非分割型の二次元受光部27としては
例えばPSD(POSITION SENSITIVEDETECTOR)等を用い
る。PSDは受光面上の光学像の重心位置に比例した電
気信号を出力するものである。
【0015】図3は軸心線と管内周面までの寸法と二次
元受光部27へ投影された反射光像との関係を示す説明図
であり、いま被検査管Pの軸心線と検出ヘッド内のレン
ズ26の光軸が一致した状態にあるものとして軸心線から
被検査管Pの内周面の各光反射位置Pa、Pb、Pcまでの寸
法をそれぞれLa、Lb、Lcとすると、ここから反射された
光がレンズ26を経て二次元受光部27上に達したときの二
次元受光部27上の位置はレンズ26の光軸からそれぞれl
a、lb、lcとだけ離れたra、rb、rc点上となる。これらL
a、Lb、Lc等の距離Lとla、lb、lc等の距離lとの間に
は一般的に次の数式1に示す関係が成立する。
【0016】
【数1】
【0017】ここで、PSDの出力はlに比例して得ら
れるので、走査各点PSDの出力から被検査管Pの内面
形状が判明する。数式1の演算は遮光板24による投射光
の回転走査のタイミングに合わせて、検出装置本体2内
に設けられた処理部で行われる。演算の結果、所定の形
状である、なしの判断や、この判断結果の出力なども処
理部で行われる。
【0018】実施例2.なお、上述の実施例では遮光板
24を投射光学系に配置したが、これは集光光学系を構成
するレンズ26の全面に配置してもよく、図4に示すよう
に円筒形として、環状窓21a と兼用あるいは併用しても
よい。
【0019】実施例3.また上述の各実施例では被検査
管P内における検出ヘッド1の推進はチューブ4の挿
入、又は引出しによって行う構成につき説明したが車輪
3の駆動源、制動機構を検出ヘッド1に設けて自走式と
してもよいことは言うまでもない。
【0020】実施例4.更に上記実施例にあっては光を
周方向の全面にわたって分配する手段として円錐体25を
用いる場合につき説明したがこれに限らず、バンドル光
ファイバ等を用いてもよいことは勿論である。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、光源
と、この光源から発せられた光を被検査管の内周面に向
けて周方向の全面にわたって時分割的に走査投射する手
段と、上記被検査管の内周面の光像を捉える受光面非分
割型の二次元受光部と、上記二次元受光部の出力を処理
して上記被検査管の内面形状を認識する処理部とを具備
したので、分解能、作業効率共に高く、しかも高速測定
が可能であるような管内検査装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による管内検査装置を示す
模式断面図である。
【図2】図1の遮光板の構造を示す斜視図である。
【図3】管内面形状の検出原理を示す説明図である。
【図4】この発明の他の実施例に係る遮光板の構造を示
す斜視図である。
【図5】従来の管内検査装置を示す模式断面図である。
【符号の説明】
1 検出ヘッド 2 検出装置本体 22 光源 23 投光レンズ 24 遮光板 25 円錐体 26 集光レンズ 27 受光面非分割型二次元受光部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 望月 延夫 埼玉県入間郡大井町西鶴ケ岡1丁目3番1 号 東燃株式会社総合研究所内 (72)発明者 谷口 善昭 埼玉県入間郡大井町西鶴ケ岡1丁目3番1 号 東燃株式会社総合研究所内 (72)発明者 藤本 純司 埼玉県入間郡大井町西鶴ケ岡1丁目3番1 号 東燃株式会社総合研究所内 (72)発明者 山口 圭一 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機 株式会社産業システム研究所内 (72)発明者 高嶋 和夫 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機 株式会社産業システム研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、この光源から発せられた光を被
    検査管の内周面に向けて周方向の全面にわたって時分割
    的に走査投射する手段と、上記被検査管の内周面の光像
    を捉える受光面非分割型の二次元受光部と、上記二次元
    受光部の出力を処理して上記被検査管の内面形状を認識
    する処理部とを具備する管内検査装置。
JP9684191A 1991-04-26 1991-04-26 管内検査装置 Pending JPH05149884A (ja)

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