JPH05149655A - 自動製氷装置 - Google Patents
自動製氷装置Info
- Publication number
- JPH05149655A JPH05149655A JP31207691A JP31207691A JPH05149655A JP H05149655 A JPH05149655 A JP H05149655A JP 31207691 A JP31207691 A JP 31207691A JP 31207691 A JP31207691 A JP 31207691A JP H05149655 A JPH05149655 A JP H05149655A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ice making
- ice
- dish
- water
- water supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、給水パイプの内面を撥水処理する
ことにより、給水時の水が給水パイプ内にほとんど残ら
ないため、ヒータによる加熱がなくても庫内の冷却作用
で給水パイプ内の水が凍結することがなく、そのうえ、
給水パイプも比較的安価なプラスチック等の材料ででき
る。さらにヒータが廃止できることにより、消費電力も
少なく、構成部品も少ない、より経済的な自動製氷装置
が提供できるものである。 【構成】 製氷及び離氷を自動制御する製氷ユニット9
と、前記製氷ユニットと支持された製氷皿11と、前記
製氷皿11上部に内面を撥水処理10aした給水パイプ
10を設けてなる自動製氷装置。
ことにより、給水時の水が給水パイプ内にほとんど残ら
ないため、ヒータによる加熱がなくても庫内の冷却作用
で給水パイプ内の水が凍結することがなく、そのうえ、
給水パイプも比較的安価なプラスチック等の材料ででき
る。さらにヒータが廃止できることにより、消費電力も
少なく、構成部品も少ない、より経済的な自動製氷装置
が提供できるものである。 【構成】 製氷及び離氷を自動制御する製氷ユニット9
と、前記製氷ユニットと支持された製氷皿11と、前記
製氷皿11上部に内面を撥水処理10aした給水パイプ
10を設けてなる自動製氷装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動製氷装置に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の自動製氷装置について
は、実公昭55−50551号公報に示されているよう
に、図3及び図4に従い説明する。
は、実公昭55−50551号公報に示されているよう
に、図3及び図4に従い説明する。
【0003】1は冷蔵庫本体で外箱2,内箱3及び前記
外箱2,内箱3間に充填された断熱材4により構成され
ている。5は冷凍室である。上記の冷凍室5の背後の風
路に冷却器8及び冷気循環用送風機7が配置され冷気を
冷凍室5に供給している。
外箱2,内箱3間に充填された断熱材4により構成され
ている。5は冷凍室である。上記の冷凍室5の背後の風
路に冷却器8及び冷気循環用送風機7が配置され冷気を
冷凍室5に供給している。
【0004】9は前記冷凍室5に備えた製氷ユニット、
11は製氷皿で、金属製フレーム12と製氷ユニット9
に支持軸11aにて支持されている。前記製氷皿11は
内部を複数個の凹部11bに仕切られていて、所定量の
氷を造る。6は、前記製氷ユニット9の下方に備えた貯
氷箱である。
11は製氷皿で、金属製フレーム12と製氷ユニット9
に支持軸11aにて支持されている。前記製氷皿11は
内部を複数個の凹部11bに仕切られていて、所定量の
氷を造る。6は、前記製氷ユニット9の下方に備えた貯
氷箱である。
【0005】14は前記製氷皿に後部から給水する給水
パイプであり、アルミ等の材質でできている。15は前
記給水パイプに巻きつけられたヒータである。16は、
製氷機カバーで冷凍室5内に固定されている。
パイプであり、アルミ等の材質でできている。15は前
記給水パイプに巻きつけられたヒータである。16は、
製氷機カバーで冷凍室5内に固定されている。
【0006】かかる構成において、製氷皿11に給水パ
イプ14から所定量の水が満たされた後、冷凍室5内で
の冷却作用によって、氷結され、氷が生成される。そし
て製氷が終了すると製氷ユニット9の回転作用によって
製氷皿11が支持軸11aを中心として回動反転し、ス
トッパ(図示せず)に当たることによって製氷皿11が
歪み変形を生じて、製氷皿11内の氷が離氷される。ま
た、離氷された氷は貯氷箱6内に落下して貯氷され、離
氷作用の終了した製氷皿11は再び製氷ユニット9によ
る逆回転作用によって元の状態に復帰する。
イプ14から所定量の水が満たされた後、冷凍室5内で
の冷却作用によって、氷結され、氷が生成される。そし
て製氷が終了すると製氷ユニット9の回転作用によって
製氷皿11が支持軸11aを中心として回動反転し、ス
トッパ(図示せず)に当たることによって製氷皿11が
歪み変形を生じて、製氷皿11内の氷が離氷される。ま
た、離氷された氷は貯氷箱6内に落下して貯氷され、離
氷作用の終了した製氷皿11は再び製氷ユニット9によ
る逆回転作用によって元の状態に復帰する。
【0007】以後この作用を繰り返して、自動的に製
氷,貯氷を行うものである。次に15は、給水パイプ1
4を覆うよう周囲に設けられたヒータで、内部にコード
16が挿入されている。このコード16は、常時通電さ
れており、ヒータが加熱されている。そして、この加熱
作用によって給水パイプ14内に表面張力により残存し
ている水の凍結を防ぎ、給水パイプ14の詰まりを防止
している。
氷,貯氷を行うものである。次に15は、給水パイプ1
4を覆うよう周囲に設けられたヒータで、内部にコード
16が挿入されている。このコード16は、常時通電さ
れており、ヒータが加熱されている。そして、この加熱
作用によって給水パイプ14内に表面張力により残存し
ている水の凍結を防ぎ、給水パイプ14の詰まりを防止
している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成では給水パイプ14は庫内の冷却作用による内部の水
の凍結防止のためヒータ15が必要であり、常時通電し
なければならないうえ、熱伝導の良い比較的高価なアル
ミ等の材料で構成しなければならなかった。そのため構
成部品数も多く、電気代もかかるという課題を有してい
た。
成では給水パイプ14は庫内の冷却作用による内部の水
の凍結防止のためヒータ15が必要であり、常時通電し
なければならないうえ、熱伝導の良い比較的高価なアル
ミ等の材料で構成しなければならなかった。そのため構
成部品数も多く、電気代もかかるという課題を有してい
た。
【0009】本発明は、上記の課題を解消するものであ
り、消費電力も少なく、構成部品数も少ない、より経済
的な自動製氷装置を提供するものである。
り、消費電力も少なく、構成部品数も少ない、より経済
的な自動製氷装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は給水パイプ内面に撥水処理を施すことを特徴
とするものである。
に本発明は給水パイプ内面に撥水処理を施すことを特徴
とするものである。
【0011】
【作用】本発明は、上記構成により、給水時の水が給水
パイプ内にほとんど残らないため、ヒータによる加熱が
なくても庫内の冷却作用による給水パイプ内の水が凍結
することがない。
パイプ内にほとんど残らないため、ヒータによる加熱が
なくても庫内の冷却作用による給水パイプ内の水が凍結
することがない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1,図2を参照
しながら説明する。尚、従来と同一構成については同一
符号を付し、その詳細な説明は省略する。
しながら説明する。尚、従来と同一構成については同一
符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0013】10は給水パイプで、プラスチック等の材
料でできており、内面は撥水性のあるフッソ樹脂等でコ
ーティングされ、撥水処理10aが施されている。
料でできており、内面は撥水性のあるフッソ樹脂等でコ
ーティングされ、撥水処理10aが施されている。
【0014】次に、このように構成された自動製氷装置
の動作を説明する。まず、給水パイプ10を通って製氷
皿11に注水され所定量の水が満たされる。
の動作を説明する。まず、給水パイプ10を通って製氷
皿11に注水され所定量の水が満たされる。
【0015】この時、給水パイプ10内を通った水は撥
水処理10aにより給水パイプ10内に残存することな
く製氷皿11に注水される。
水処理10aにより給水パイプ10内に残存することな
く製氷皿11に注水される。
【0016】こうして製氷皿11内の水は冷凍室5内の
冷却作用で氷結され、氷が生成される。そして製氷が終
了すると、製氷ユニット9の回転作用によって、製氷皿
11の支持軸11aを中心として回動反転し、ストッパ
(図示せず)に当たり、製氷皿11が歪み変形を生じ、
氷は前記貯氷箱内へ離氷落下し、貯氷される。離氷作用
の終了した製氷皿11は、再び製氷ユニット9による逆
回転作用によって、元の状態に復帰する。
冷却作用で氷結され、氷が生成される。そして製氷が終
了すると、製氷ユニット9の回転作用によって、製氷皿
11の支持軸11aを中心として回動反転し、ストッパ
(図示せず)に当たり、製氷皿11が歪み変形を生じ、
氷は前記貯氷箱内へ離氷落下し、貯氷される。離氷作用
の終了した製氷皿11は、再び製氷ユニット9による逆
回転作用によって、元の状態に復帰する。
【0017】以後この作用を給水タンク(図示せず)内
の水を使いきるまで繰り返して、自動的に製氷,貯氷を
行うものである。
の水を使いきるまで繰り返して、自動的に製氷,貯氷を
行うものである。
【0018】上記構成により、給水時の水が給水パイプ
内にほとんど残らないため、ヒータによる加熱がなくて
も庫内の冷却作用で給水パイプ内の水が凍結することが
なく、また、給水パイプも比較的安価なプラスチック等
の材料でできる。
内にほとんど残らないため、ヒータによる加熱がなくて
も庫内の冷却作用で給水パイプ内の水が凍結することが
なく、また、給水パイプも比較的安価なプラスチック等
の材料でできる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明は、給水パイプの
内面を撥水処理することにより、給水時の水が給水パイ
プ内にほとんど残らないため、ヒータによる加熱がなく
ても庫内の冷却作用で給水パイプ内の水が凍結すること
がなく、そのうえ、給水パイプも比較的安価なプラスチ
ック等の材料でできる。さらにヒータが廃止できること
により、消費電力も少なく、構成部品数も少ない、より
経済的な自動製氷装置が提供できるものである。
内面を撥水処理することにより、給水時の水が給水パイ
プ内にほとんど残らないため、ヒータによる加熱がなく
ても庫内の冷却作用で給水パイプ内の水が凍結すること
がなく、そのうえ、給水パイプも比較的安価なプラスチ
ック等の材料でできる。さらにヒータが廃止できること
により、消費電力も少なく、構成部品数も少ない、より
経済的な自動製氷装置が提供できるものである。
【図1】本発明の一実施例における自動製氷装置の要部
断面図
断面図
【図2】本発明の給水パイプの斜視図
【図3】従来の自動製氷装置の要部断面図
【図4】従来の給水パイプの斜視図
9 製氷ユニット 10 給水パイプ 10a 撥水処理 11 製氷皿
Claims (1)
- 【請求項1】 製氷及び離氷を自動制御する製氷ユニッ
トと、前記製氷ユニット支持された製氷皿と、前記製氷
皿上部に内面を撥水処理した給水パイプを設けてなる自
動製氷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31207691A JPH05149655A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 自動製氷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31207691A JPH05149655A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 自動製氷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05149655A true JPH05149655A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18024949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31207691A Pending JPH05149655A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 自動製氷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05149655A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6915644B2 (en) * | 2003-01-31 | 2005-07-12 | Maytag Corporation | Ice maker fill tube assembly |
-
1991
- 1991-11-27 JP JP31207691A patent/JPH05149655A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6915644B2 (en) * | 2003-01-31 | 2005-07-12 | Maytag Corporation | Ice maker fill tube assembly |
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