JPH0514963B2 - - Google Patents
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- JPH0514963B2 JPH0514963B2 JP59189280A JP18928084A JPH0514963B2 JP H0514963 B2 JPH0514963 B2 JP H0514963B2 JP 59189280 A JP59189280 A JP 59189280A JP 18928084 A JP18928084 A JP 18928084A JP H0514963 B2 JPH0514963 B2 JP H0514963B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- playback
- magnetic tape
- tape
- erasing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 6
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 238000012217 deletion Methods 0.000 description 1
- 230000037430 deletion Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/02—Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
- G11B5/024—Erasing
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/008—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires
- G11B5/00813—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes
- G11B5/00817—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes on longitudinal tracks only, e.g. for serpentine format recording
- G11B5/00821—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes on longitudinal tracks only, e.g. for serpentine format recording using stationary heads
Landscapes
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は磁気テープを高速走行させながら消去
操作が行なえるテープレーコーダに関する。 〔従来の技術〕 近年、留守番電話装置が急速に普及しつつあ
る。またこの装置には種々改良が加えられてお
り、出先から留守中の電話を呼び出して録音され
た伝言内容を聞いたり、さらに、聞き終えた部分
を消去することも出先からの指示により行なえる
ようにすることが考えられている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 留守番電話装置の重要な補助設備であるテープ
レーコダは、磁気テープの伝言録音領域の有効利
用を図るため、出先から伝言内容を聞取り、聞き
終えた部分はその都度消去しておくことが考えら
れている。この場合、消去操作を短時間で終えて
早急に着信待機状態にしておくことが望まれる
が、従来のテープレコーダにあつてはテープを定
速走行させた状態でのみ消去操作が可能になつて
いる。これは、テープ高速走行時は駆動源に対す
る負荷が著しく増大するので、消去ヘツドをテー
プに接触させることによる負荷の一層の増大を避
けるためである。 そこで、本発明の目的は、構成の複雑化を招く
ことなく、磁気テープを高速走行させながら消去
操作が行なえ、しかもテープ駆動源に対する負荷
の増大を極力抑えることができるテープレコーダ
を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 以上の目的達成のため、本発明のテープレコー
ダは、磁気テープを走行駆動するテープ駆動機構
と、進退自在なヘツド取付け部材に取付けられ、
この取付け部材の前進動作に伴つて磁気テープに
同時に接触する録音・再生ヘツドおよび通電式消
去ヘツドと、前記ヘツド取付け部材を停止位置か
ら録音・再生動作位置まで前進させて前記両ヘツ
ドを磁気テープに接触させると共に前記テープ駆
動機構を定速回転伝達状態として磁気テープを定
速走行させる録音操作手段および再生操作手段
と、前記テープ駆動機構を高速回転伝達状態に切
換えて磁気テープを高速走行させると共に、前記
再生操作手段が操作されているときには前記ヘツ
ド取付け部材を停止位置と録音・再生動作位置と
の間に位置させて前記両ヘツドを録音・再生時よ
りも軽く磁気テープに接触させる高速送り操作手
段と、テープの高速走行時であつて、前記再生操
作手段が操作されているときに操作可能な消去操
作手段と、前記録音操作手段または前記消去操作
手段が操作されたときに前記消去ヘツドを通電状
態とする消去回路とを具備し、前記再生操作手
段、前記高速送り操作手段および前記消去操作手
段が共に操作されているときに前記消去ヘツドを
録音・再生時よりも軽く磁気テープに接触させて
消去動作を行わせるようにしたことを特徴として
いる。 〔作用〕 以上の構成では、消去すべき録音領域を呼出
し、高速送り操作手段を操作して磁気テープを高
速走行させるとともに、消去操作手段を操作し
て、消去ヘツドをテープに軽く接触させた状態で
消去操作を行うことができる。 〔発明の実施例〕 以下、本発明の実施例を示す。 第1図はテープレコーダの停止状態、第2図は
再生動作状態、第3図は録音動作状態、第4図は
早送り動作状態、第5図は一時早送り状態、第6
図は消去動作状態を示している。 これらの図において、1は巻取り側および供給
側の両リール軸2a,2bを取付けた基板であ
り、両リール軸2a,2bには磁気テープ内蔵の
テープカセツトAが装填される。3は録音・再生
ヘツド4と通電式消去ヘツド5とを取付けた板状
のヘツド取付け部材で、これは前記基板1に進退
自在に取付けてあり、このヘツド取付け部材3を
前進させることにより両ヘツド4,5が前記磁気
テープに接触し、ヘツド取付け部材3を後退させ
ることにより両ヘツド4,5が磁気テープより離
間する。6は軸7を介して前記基板1に回動自在
に枢支されたピンチローラ支持部材で、回動端部
にはピンチローラ8を軸支し、その回動端部をば
ね部材9を介してヘツド取付け部材3の一部に係
合させている。また図中10はヘツド取付け部材
3に軸支されたキヤプスタン軸であり、ヘツド取
付け部材3の前進によりピンチローラ8がキヤプ
スタン軸10に圧接し、ヘツド取付け部材3の後
退によりピンチローラ8がキヤプスタン軸10よ
り離間する構成となつている。 基板1にはモータ11を含むテープ駆動機構が
取付けてある。これはモータ11の回転力を前記
キヤプスタン軸10およびいずれか一方のリール
軸2a,2bに選択的に伝達して磁気テープを走
行駆動するものであるが、このようなテープ駆動
機構はごく一般的なものであるので詳細な説明は
省略する。 また、基板1の前縁部には各種操作部材12〜
17が左右等間隔に配列されている。これらはヘ
ツド取付け部材3の動作方向と同一方向に進展自
在になつており、左から消去、録音、再生、早送
り、巻戻し、停止の各操作部材である。そしてこ
れらは次の機能を有する。 まず再生操作部材14を押込み操作すると、前
記テープ駆動機構は定速回転伝達状態となり、か
つ前記ヘツド取付け部材3が前進して、録音・再
生ヘツド4と消去ヘツド5が同時に磁気テープに
接触し、再生モードとなる。 また録音操作部材13は再生操作部材14とと
もに録音操作手段を構成するもので、この録音操
作部材13を再生操作部材14とともに押込み操
作することにより、録音・再生ヘツド4を含む録
音回路18と消去ヘツド5を含む消去回路19が
作動して消去ヘツド5が通電状態になり、録音モ
ードとなる。 次に早送り操作部材15を押込み操作すると、
テープ駆動機構が巻取り側リール軸2aを高速回
転させて早送りモードとなる。また巻戻し操作部
材16を押込み操作すると、テープ駆動機構が供
給側リール軸2bを高速回転させて巻戻しモード
となる。 また、上記再生、録音、早送りまたは巻戻しの
各モードにおいて、停止操作部材17を押込み操
作すると、押込み位置に係止されていた再生、録
音、早送りまたは巻戻しの各操作部材14,1
3,15,16はその係止状態を解かれて停止位
置へ後退復帰し、停止状態となる。 前記早送り操作部材15、巻戻し操作部材16
はいずれも再生操作部材14とともに高速送り操
作手段を構成しているもので、この高速送り操作
手段はヘツド取付け部材3を停止位置と録音・再
生動作位置との間に位置させて録音・再生ヘツド
4および消去ヘツド5を磁気テープに軽く接触さ
せるとともに、前記テープ駆動機構を高速回転伝
達状態に切換えて磁気テープを高速走行させる。
すなわち、再生または録音モードでは再生操作部
材14、または再生操作部材14と録音操作部材
13とが押込み位置にあるが、この状態でさらに
早送り操作部材15または巻戻し操作部材16を
押込み操作すると、ヘツド取付け部材3が再生・
録音動作位置からわずかに後退してピンチローラ
8をキヤプスタン軸10から離間させるととも
に、録音・再生ヘツド4および消去ヘツド5の磁
気テープに対する接触圧をごく小さいものとす
る。同時に、早送り操作部材15を押込み操作し
たときは前記テープ駆動機構により巻取り側のリ
ール軸2aを高速回転させ、一時早送り(キユ
ー)モードとなる。また巻戻し操作部材16を押
込み操作したときはテープ駆動機構により供給側
のリール軸2bを高速回転させ、一時巻戻し(レ
ビユー)モードとなる。なお、録音モードにおい
て早送り部材15または巻戻し操作部材16を押
込み操作すると、録音回路18がオフ状態に切換
わり、消去ヘツド5も非通電状態になる。 次に、以上のようなキユーまたはレビユーモー
ドにおいて、さらに消去操作部材12を押込み操
作すると、消去回路19が作動して消去ヘツド5
が通電され、消去ヘツド5をテープに軽く接触さ
せた状態で、磁気テープを高速走行させながら消
去動作を行なう高速消去モードとなる。 このように、消去ヘツド5をテープに軽く接触
させた場合、消去特性が問題となるが、消去ヘツ
ド5への消去用磁界の設定が自由に行えるので、
テープに接触している限りテープに消去磁界を安
定に印加でき、十分な消去特性を得ることができ
る。 なお、この高速消去モードのパターンは再生モ
ードから変化したものであるか録音モードから変
化したものであるかによつて、またテープの走行
方向によつて次表に示す4種がある。
操作が行なえるテープレーコーダに関する。 〔従来の技術〕 近年、留守番電話装置が急速に普及しつつあ
る。またこの装置には種々改良が加えられてお
り、出先から留守中の電話を呼び出して録音され
た伝言内容を聞いたり、さらに、聞き終えた部分
を消去することも出先からの指示により行なえる
ようにすることが考えられている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 留守番電話装置の重要な補助設備であるテープ
レーコダは、磁気テープの伝言録音領域の有効利
用を図るため、出先から伝言内容を聞取り、聞き
終えた部分はその都度消去しておくことが考えら
れている。この場合、消去操作を短時間で終えて
早急に着信待機状態にしておくことが望まれる
が、従来のテープレコーダにあつてはテープを定
速走行させた状態でのみ消去操作が可能になつて
いる。これは、テープ高速走行時は駆動源に対す
る負荷が著しく増大するので、消去ヘツドをテー
プに接触させることによる負荷の一層の増大を避
けるためである。 そこで、本発明の目的は、構成の複雑化を招く
ことなく、磁気テープを高速走行させながら消去
操作が行なえ、しかもテープ駆動源に対する負荷
の増大を極力抑えることができるテープレコーダ
を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 以上の目的達成のため、本発明のテープレコー
ダは、磁気テープを走行駆動するテープ駆動機構
と、進退自在なヘツド取付け部材に取付けられ、
この取付け部材の前進動作に伴つて磁気テープに
同時に接触する録音・再生ヘツドおよび通電式消
去ヘツドと、前記ヘツド取付け部材を停止位置か
ら録音・再生動作位置まで前進させて前記両ヘツ
ドを磁気テープに接触させると共に前記テープ駆
動機構を定速回転伝達状態として磁気テープを定
速走行させる録音操作手段および再生操作手段
と、前記テープ駆動機構を高速回転伝達状態に切
換えて磁気テープを高速走行させると共に、前記
再生操作手段が操作されているときには前記ヘツ
ド取付け部材を停止位置と録音・再生動作位置と
の間に位置させて前記両ヘツドを録音・再生時よ
りも軽く磁気テープに接触させる高速送り操作手
段と、テープの高速走行時であつて、前記再生操
作手段が操作されているときに操作可能な消去操
作手段と、前記録音操作手段または前記消去操作
手段が操作されたときに前記消去ヘツドを通電状
態とする消去回路とを具備し、前記再生操作手
段、前記高速送り操作手段および前記消去操作手
段が共に操作されているときに前記消去ヘツドを
録音・再生時よりも軽く磁気テープに接触させて
消去動作を行わせるようにしたことを特徴として
いる。 〔作用〕 以上の構成では、消去すべき録音領域を呼出
し、高速送り操作手段を操作して磁気テープを高
速走行させるとともに、消去操作手段を操作し
て、消去ヘツドをテープに軽く接触させた状態で
消去操作を行うことができる。 〔発明の実施例〕 以下、本発明の実施例を示す。 第1図はテープレコーダの停止状態、第2図は
再生動作状態、第3図は録音動作状態、第4図は
早送り動作状態、第5図は一時早送り状態、第6
図は消去動作状態を示している。 これらの図において、1は巻取り側および供給
側の両リール軸2a,2bを取付けた基板であ
り、両リール軸2a,2bには磁気テープ内蔵の
テープカセツトAが装填される。3は録音・再生
ヘツド4と通電式消去ヘツド5とを取付けた板状
のヘツド取付け部材で、これは前記基板1に進退
自在に取付けてあり、このヘツド取付け部材3を
前進させることにより両ヘツド4,5が前記磁気
テープに接触し、ヘツド取付け部材3を後退させ
ることにより両ヘツド4,5が磁気テープより離
間する。6は軸7を介して前記基板1に回動自在
に枢支されたピンチローラ支持部材で、回動端部
にはピンチローラ8を軸支し、その回動端部をば
ね部材9を介してヘツド取付け部材3の一部に係
合させている。また図中10はヘツド取付け部材
3に軸支されたキヤプスタン軸であり、ヘツド取
付け部材3の前進によりピンチローラ8がキヤプ
スタン軸10に圧接し、ヘツド取付け部材3の後
退によりピンチローラ8がキヤプスタン軸10よ
り離間する構成となつている。 基板1にはモータ11を含むテープ駆動機構が
取付けてある。これはモータ11の回転力を前記
キヤプスタン軸10およびいずれか一方のリール
軸2a,2bに選択的に伝達して磁気テープを走
行駆動するものであるが、このようなテープ駆動
機構はごく一般的なものであるので詳細な説明は
省略する。 また、基板1の前縁部には各種操作部材12〜
17が左右等間隔に配列されている。これらはヘ
ツド取付け部材3の動作方向と同一方向に進展自
在になつており、左から消去、録音、再生、早送
り、巻戻し、停止の各操作部材である。そしてこ
れらは次の機能を有する。 まず再生操作部材14を押込み操作すると、前
記テープ駆動機構は定速回転伝達状態となり、か
つ前記ヘツド取付け部材3が前進して、録音・再
生ヘツド4と消去ヘツド5が同時に磁気テープに
接触し、再生モードとなる。 また録音操作部材13は再生操作部材14とと
もに録音操作手段を構成するもので、この録音操
作部材13を再生操作部材14とともに押込み操
作することにより、録音・再生ヘツド4を含む録
音回路18と消去ヘツド5を含む消去回路19が
作動して消去ヘツド5が通電状態になり、録音モ
ードとなる。 次に早送り操作部材15を押込み操作すると、
テープ駆動機構が巻取り側リール軸2aを高速回
転させて早送りモードとなる。また巻戻し操作部
材16を押込み操作すると、テープ駆動機構が供
給側リール軸2bを高速回転させて巻戻しモード
となる。 また、上記再生、録音、早送りまたは巻戻しの
各モードにおいて、停止操作部材17を押込み操
作すると、押込み位置に係止されていた再生、録
音、早送りまたは巻戻しの各操作部材14,1
3,15,16はその係止状態を解かれて停止位
置へ後退復帰し、停止状態となる。 前記早送り操作部材15、巻戻し操作部材16
はいずれも再生操作部材14とともに高速送り操
作手段を構成しているもので、この高速送り操作
手段はヘツド取付け部材3を停止位置と録音・再
生動作位置との間に位置させて録音・再生ヘツド
4および消去ヘツド5を磁気テープに軽く接触さ
せるとともに、前記テープ駆動機構を高速回転伝
達状態に切換えて磁気テープを高速走行させる。
すなわち、再生または録音モードでは再生操作部
材14、または再生操作部材14と録音操作部材
13とが押込み位置にあるが、この状態でさらに
早送り操作部材15または巻戻し操作部材16を
押込み操作すると、ヘツド取付け部材3が再生・
録音動作位置からわずかに後退してピンチローラ
8をキヤプスタン軸10から離間させるととも
に、録音・再生ヘツド4および消去ヘツド5の磁
気テープに対する接触圧をごく小さいものとす
る。同時に、早送り操作部材15を押込み操作し
たときは前記テープ駆動機構により巻取り側のリ
ール軸2aを高速回転させ、一時早送り(キユ
ー)モードとなる。また巻戻し操作部材16を押
込み操作したときはテープ駆動機構により供給側
のリール軸2bを高速回転させ、一時巻戻し(レ
ビユー)モードとなる。なお、録音モードにおい
て早送り部材15または巻戻し操作部材16を押
込み操作すると、録音回路18がオフ状態に切換
わり、消去ヘツド5も非通電状態になる。 次に、以上のようなキユーまたはレビユーモー
ドにおいて、さらに消去操作部材12を押込み操
作すると、消去回路19が作動して消去ヘツド5
が通電され、消去ヘツド5をテープに軽く接触さ
せた状態で、磁気テープを高速走行させながら消
去動作を行なう高速消去モードとなる。 このように、消去ヘツド5をテープに軽く接触
させた場合、消去特性が問題となるが、消去ヘツ
ド5への消去用磁界の設定が自由に行えるので、
テープに接触している限りテープに消去磁界を安
定に印加でき、十分な消去特性を得ることができ
る。 なお、この高速消去モードのパターンは再生モ
ードから変化したものであるか録音モードから変
化したものであるかによつて、またテープの走行
方向によつて次表に示す4種がある。
以上実施例にもとづいて説明したように、本発
明によれば、磁気テープを高速走行させながら短
時間で消去操作が行なえ、しかも消去ヘツドをテ
ープに軽く接触させるだけであるからテープ駆動
源に対する負荷の増大を極力抑えることができ
る。また、1つのヘツド取付け部材に録音・再生
ヘツドおよび消去ヘツドを共通に取付けた最も単
純かつ基本的な構成のままで高速消去モードを実
現できるので、構成の複雑化を招くようなことも
ない。
明によれば、磁気テープを高速走行させながら短
時間で消去操作が行なえ、しかも消去ヘツドをテ
ープに軽く接触させるだけであるからテープ駆動
源に対する負荷の増大を極力抑えることができ
る。また、1つのヘツド取付け部材に録音・再生
ヘツドおよび消去ヘツドを共通に取付けた最も単
純かつ基本的な構成のままで高速消去モードを実
現できるので、構成の複雑化を招くようなことも
ない。
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図〜
第6図は順にテープレコーダの停止状態、再生動
作状態、録音動作状態、早送り動作状態、一時早
送り状態、消去動作状態を示す概略平面図であ
る。 1……基板、2a,2b……リール軸、3……
ヘツド取付け部材、4……録音・再生ヘツド、5
……通電式消去ヘツド、8……ピンチローラ、1
0……キヤプスタン軸、11……モータ、12…
…消去操作部材、13……録音操作部材、14…
…再生操作部材、15……早送り操作部材、16
……巻戻し操作部材、17……停止操作部材。
第6図は順にテープレコーダの停止状態、再生動
作状態、録音動作状態、早送り動作状態、一時早
送り状態、消去動作状態を示す概略平面図であ
る。 1……基板、2a,2b……リール軸、3……
ヘツド取付け部材、4……録音・再生ヘツド、5
……通電式消去ヘツド、8……ピンチローラ、1
0……キヤプスタン軸、11……モータ、12…
…消去操作部材、13……録音操作部材、14…
…再生操作部材、15……早送り操作部材、16
……巻戻し操作部材、17……停止操作部材。
Claims (1)
- 1 磁気テープを走行駆動するテープ駆動機構
と、進退自在なヘツド取付け部材に取付けられ、
この取付け部材の前進動作に伴つて磁気テープに
同時に接触する録音・再生ヘツドおよび通電式消
去ヘツドと、前記ヘツド取付け部材を停止位置か
ら録音・再生動作位置まで前進させて前記両ヘツ
ドを磁気テープに接触させると共に前記テープ駆
動機構を定速回転伝達状態として磁気テープを定
速走行させる録音操作手段および再生操作手段
と、前記テープ駆動機構を高速回転伝達状態に切
換えて磁気テープを高速走行させると共に、前記
再生操作手段が操作されているときには前記ヘツ
ド取付け部材を停止位置と録音・再生動作位置と
の間に位置させて前記両ヘツドを録音・再生時よ
りも軽く磁気テープに接触させる高速送り操作手
段と、磁気テープの高速走行時であつて、前記再
生操作手段が操作されているときに操作可能な消
去操作手段と、前記録音操作手段または前記消去
操作手段が操作されたときに前記消去ヘツドを通
電状態とする消去回路とを具備し、前記再生操作
手段、前記高速送り操作手段および前記消去操作
手段が共に操作されているときに前記消去ヘツド
を録音・再生時よりも軽く磁気テープに接触させ
て消去動作を行わせるようにしたことを特徴とす
るテープレコーダ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59189280A JPS6168702A (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | テ−プレコ−ダ |
KR1019850000673A KR900003130B1 (ko) | 1984-09-10 | 1985-02-02 | 테이프 레코더 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59189280A JPS6168702A (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | テ−プレコ−ダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6168702A JPS6168702A (ja) | 1986-04-09 |
JPH0514963B2 true JPH0514963B2 (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16238674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59189280A Granted JPS6168702A (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | テ−プレコ−ダ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6168702A (ja) |
KR (1) | KR900003130B1 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5720917A (en) * | 1980-07-10 | 1982-02-03 | Sanyo Electric Co Ltd | Tape recorder |
JPS5794956A (en) * | 1980-12-04 | 1982-06-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Cassette tape recorder |
-
1984
- 1984-09-10 JP JP59189280A patent/JPS6168702A/ja active Granted
-
1985
- 1985-02-02 KR KR1019850000673A patent/KR900003130B1/ko not_active IP Right Cessation
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5720917A (en) * | 1980-07-10 | 1982-02-03 | Sanyo Electric Co Ltd | Tape recorder |
JPS5794956A (en) * | 1980-12-04 | 1982-06-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Cassette tape recorder |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR860002801A (ko) | 1986-04-30 |
JPS6168702A (ja) | 1986-04-09 |
KR900003130B1 (ko) | 1990-05-08 |
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