JPH0514932A - 立体テレビジヨン信号処理方式 - Google Patents
立体テレビジヨン信号処理方式Info
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- JPH0514932A JPH0514932A JP3185652A JP18565291A JPH0514932A JP H0514932 A JPH0514932 A JP H0514932A JP 3185652 A JP3185652 A JP 3185652A JP 18565291 A JP18565291 A JP 18565291A JP H0514932 A JPH0514932 A JP H0514932A
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- stereoscopic television
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ＶＴＲとＴＢＣの走査信号周波数
の差による右画像および左画像の追い越し追い越されに
伴うフィールドの入れ替わりが発生した場合にも、モニ
タに表示される左右画像と偏光フィルタの切換えが合わ
なくなることがなく、適正な立体画像の観察ができる立
体テレビジョン信号処理方式を実現することを目的とす
る。 【構成】 立体テレビジョン信号の各画像信号の所定部
分に右画像または左画像信号であることを示す認識信号
を挿入する手段と、この認識信号を検知し、モニタに時
分割で表示される左右画像に対応させ偏光フィルタの切
換えを制御する手段を有する構成である。
の差による右画像および左画像の追い越し追い越されに
伴うフィールドの入れ替わりが発生した場合にも、モニ
タに表示される左右画像と偏光フィルタの切換えが合わ
なくなることがなく、適正な立体画像の観察ができる立
体テレビジョン信号処理方式を実現することを目的とす
る。 【構成】 立体テレビジョン信号の各画像信号の所定部
分に右画像または左画像信号であることを示す認識信号
を挿入する手段と、この認識信号を検知し、モニタに時
分割で表示される左右画像に対応させ偏光フィルタの切
換えを制御する手段を有する構成である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、立体テレビジョン信号
処理方式に於けるビデオテープレコーダ（以下ＶＴＲと
称す）とタイムベースコレクタ（以下ＴＢＣと称す）の
組合せによる出力信号の追越し追い越されの右画像、左
画像の入れ替わりを左右画像認識信号を用いて正しく認
識させ適正に立体画像を呈示させる方式に関するもので
ある。
処理方式に於けるビデオテープレコーダ（以下ＶＴＲと
称す）とタイムベースコレクタ（以下ＴＢＣと称す）の
組合せによる出力信号の追越し追い越されの右画像、左
画像の入れ替わりを左右画像認識信号を用いて正しく認
識させ適正に立体画像を呈示させる方式に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】図２に従来の一般的な立体テレビジョン
信号処理方式の構成を示し説明する。右画像用カメラ１
０１と左画像用カメラ１０３より、それぞれの出力画像
信号１０２，１０４を入力切換器１０５に入力する。入
力された画像信号１０２，１０４は入力切換信号１０６
による時分割で、右画像信号１０２が偶数フィールド、
左画像信号１０４が奇数フィールドの信号となるインタ
レースの関係が保たれたテレビジョン信号１０７として
出力され、このインタレースの関係が保たれたテレビジ
ョン信号１０７はＶＴＲ１１２に収録され、ここで画像
のつなぎ合わせ等の編集がなされる。このＶＴＲ１１２
の出力信号は、ＴＢＣ１１４，信号処理装置１１６を介
してモニタ１１９に供給され、モニタ１１９上に左右画
像がフィールド単位で順次表示される。この左右画像に
合わせて偏光フィルタ１２０をフィールド周期で切換
え、立体画像観察用の偏光眼鏡１２１を用いて立体画像
を観察する。
信号処理方式の構成を示し説明する。右画像用カメラ１
０１と左画像用カメラ１０３より、それぞれの出力画像
信号１０２，１０４を入力切換器１０５に入力する。入
力された画像信号１０２，１０４は入力切換信号１０６
による時分割で、右画像信号１０２が偶数フィールド、
左画像信号１０４が奇数フィールドの信号となるインタ
レースの関係が保たれたテレビジョン信号１０７として
出力され、このインタレースの関係が保たれたテレビジ
ョン信号１０７はＶＴＲ１１２に収録され、ここで画像
のつなぎ合わせ等の編集がなされる。このＶＴＲ１１２
の出力信号は、ＴＢＣ１１４，信号処理装置１１６を介
してモニタ１１９に供給され、モニタ１１９上に左右画
像がフィールド単位で順次表示される。この左右画像に
合わせて偏光フィルタ１２０をフィールド周期で切換
え、立体画像観察用の偏光眼鏡１２１を用いて立体画像
を観察する。
【０００３】ここで、一般にＶＴＲの出力信号にはテー
プ走行系（テープヘッド、キャプスタン等）のインピー
ダンス変動による画像ジッタが発生するため、図２の様
に、ＶＴＲ１１２と信号処理装置１１６との間にＴＢＣ
１１４を挿入しており、ＶＴＲ１１２での編集作業の
際、ＶＴＲ１１２とＴＢＣ１１４の走査信号周波数の差
による右画像および左画像の追い越し追い越されに伴う
画像（フィールド）の入れ替わりが発生することがあ
り、この場合モニタ１１９に表示される左右画像と偏光
フィルタ１２０の切換えが合わなくなり、適正な立体画
像の観察が出来なくなる。このため従来は、ＴＢＣ１１
４からＶＴＲ１１２にアドバンスシンク信号１１３（以
下、ＡＤＶ．ＳＹＮＣと称す）を戻し、フィールドの入
れ替わりを防止しており、左右画像の入れ替わりはなか
った。
プ走行系（テープヘッド、キャプスタン等）のインピー
ダンス変動による画像ジッタが発生するため、図２の様
に、ＶＴＲ１１２と信号処理装置１１６との間にＴＢＣ
１１４を挿入しており、ＶＴＲ１１２での編集作業の
際、ＶＴＲ１１２とＴＢＣ１１４の走査信号周波数の差
による右画像および左画像の追い越し追い越されに伴う
画像（フィールド）の入れ替わりが発生することがあ
り、この場合モニタ１１９に表示される左右画像と偏光
フィルタ１２０の切換えが合わなくなり、適正な立体画
像の観察が出来なくなる。このため従来は、ＴＢＣ１１
４からＶＴＲ１１２にアドバンスシンク信号１１３（以
下、ＡＤＶ．ＳＹＮＣと称す）を戻し、フィールドの入
れ替わりを防止しており、左右画像の入れ替わりはなか
った。
【０００４】しかし、近来、立体テレビジョン信号処理
装置の低価格化に伴い、ＡＤＶ．ＳＹＮＣを戻せない民
生用のＶＴＲが普及すると共に、この民生用ＶＴＲを立
体画像編集用信号源として用いることが多くなってき
た。この様な組合せでは、上述のＡＤＶ．ＳＹＮＣによ
るフィールドの入れ替わり防止対策ができず、ＶＴＲ１
１２とＴＢＣ１１４の走査信号周波数の差による右画像
および左画像の追い越し追い越されに伴うフィールドの
入れ替わりが発生することがあり、モニタ１１９に表示
される左右画像と偏光フィルタ１２０の切換えが合わな
くなり、適正な立体画像の観察が出来なくなる。
装置の低価格化に伴い、ＡＤＶ．ＳＹＮＣを戻せない民
生用のＶＴＲが普及すると共に、この民生用ＶＴＲを立
体画像編集用信号源として用いることが多くなってき
た。この様な組合せでは、上述のＡＤＶ．ＳＹＮＣによ
るフィールドの入れ替わり防止対策ができず、ＶＴＲ１
１２とＴＢＣ１１４の走査信号周波数の差による右画像
および左画像の追い越し追い越されに伴うフィールドの
入れ替わりが発生することがあり、モニタ１１９に表示
される左右画像と偏光フィルタ１２０の切換えが合わな
くなり、適正な立体画像の観察が出来なくなる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらの欠点
を除去し、ＴＢＣのＡＤＶ．ＳＹＮＣをＶＴＲに戻さな
くても、ＶＴＲとＴＢＣの走査信号周波数の差による右
画像および左画像の追い越し追い越されに伴うフィール
ドの入れ替わりが発生した場合にも、モニタに表示され
る左右画像と偏光フィルタの切換えが合わなくなること
がなく、適正な立体画像の観察ができる立体テレビジョ
ン信号処理方式を実現することを目的とするものであ
る。
を除去し、ＴＢＣのＡＤＶ．ＳＹＮＣをＶＴＲに戻さな
くても、ＶＴＲとＴＢＣの走査信号周波数の差による右
画像および左画像の追い越し追い越されに伴うフィール
ドの入れ替わりが発生した場合にも、モニタに表示され
る左右画像と偏光フィルタの切換えが合わなくなること
がなく、適正な立体画像の観察ができる立体テレビジョ
ン信号処理方式を実現することを目的とするものであ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は上記
目的を達成するため、立体テレビジョン信号の各画像信
号の所定部分に右画像信号あるいは左画像信号であるこ
とを示す左右画像認識信号を挿入する手段と、該立体テ
レビジョン信号の各画像信号の所定部分に挿入された右
画像信号あるいは左画像信号であることを示す左右画像
認識信号を検知し、この検知信号に基づき上記時分割で
表示される立体テレビジョン信号をそれぞれに対応した
眼に呈示する手段を制御する手段を有する立体テレビジ
ョン信号処理方式であり、ＶＴＲとＴＢＣの走査信号周
波数の差による右画像および左画像の追い越し追い越さ
れに伴うフィールドの入れ替わりが発生した場合にも、
左右画像の判別ができるため、モニタに表示される左右
画像に対応させて偏光フィルタの切換えが行われ、適正
な立体画像の観察ができる。
目的を達成するため、立体テレビジョン信号の各画像信
号の所定部分に右画像信号あるいは左画像信号であるこ
とを示す左右画像認識信号を挿入する手段と、該立体テ
レビジョン信号の各画像信号の所定部分に挿入された右
画像信号あるいは左画像信号であることを示す左右画像
認識信号を検知し、この検知信号に基づき上記時分割で
表示される立体テレビジョン信号をそれぞれに対応した
眼に呈示する手段を制御する手段を有する立体テレビジ
ョン信号処理方式であり、ＶＴＲとＴＢＣの走査信号周
波数の差による右画像および左画像の追い越し追い越さ
れに伴うフィールドの入れ替わりが発生した場合にも、
左右画像の判別ができるため、モニタに表示される左右
画像に対応させて偏光フィルタの切換えが行われ、適正
な立体画像の観察ができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１を参照して詳
細に説明する。図１は、１フレームが２フィールドでイ
ンタレースされたテレビジョン信号を２系統入力し、偶
数フィールド（右画像）または奇数フィールド（左画
像）の映像期間の最初の数ラインに各フィールドを判別
する認識信号を入れ、この検出により左右画像を判別
し、これに基づいて偏光フィルタを切換えるようにし、
左右画像と偏光フィルタの切換えの不一致を防止する方
式の一実施例を示すものである。
細に説明する。図１は、１フレームが２フィールドでイ
ンタレースされたテレビジョン信号を２系統入力し、偶
数フィールド（右画像）または奇数フィールド（左画
像）の映像期間の最初の数ラインに各フィールドを判別
する認識信号を入れ、この検出により左右画像を判別
し、これに基づいて偏光フィルタを切換えるようにし、
左右画像と偏光フィルタの切換えの不一致を防止する方
式の一実施例を示すものである。
【０００８】図１において、右画像用カメラ１と左画像
用カメラ３より、それぞれの出力画像信号２，４を入力
切換器５に入力する。入力された画像信号２，４は入力
切換信号６による時分割で、右画像信号２が偶数フィー
ルド、左画像信号４が奇数フィールドの信号となるイン
タレースの関係が保たれたテレビジョン信号７として出
力される。この出力信号７と偶数フィールドまたは奇数
フィールドの各フィールドを判別する認識信号８を認識
信号付加回路９に入力し、認識信号８を各フィールドの
映像期間の最初の数ラインに入れるための挿入位置判別
信号１０により、偶数フィールド（右画像）、奇数フィ
ールド（左画像）の映像期間の最初の数ラインに各フィ
ールドを判別する認識信号８を挿入することができる。
用カメラ３より、それぞれの出力画像信号２，４を入力
切換器５に入力する。入力された画像信号２，４は入力
切換信号６による時分割で、右画像信号２が偶数フィー
ルド、左画像信号４が奇数フィールドの信号となるイン
タレースの関係が保たれたテレビジョン信号７として出
力される。この出力信号７と偶数フィールドまたは奇数
フィールドの各フィールドを判別する認識信号８を認識
信号付加回路９に入力し、認識信号８を各フィールドの
映像期間の最初の数ラインに入れるための挿入位置判別
信号１０により、偶数フィールド（右画像）、奇数フィ
ールド（左画像）の映像期間の最初の数ラインに各フィ
ールドを判別する認識信号８を挿入することができる。
【０００９】ここで、挿入される認識信号８は、偶数フ
ィールドの映像期間の最初の数ラインには白１００％レ
ベルの信号、奇数フィールドの映像期間の最初の数ライ
ンには黒レベルの信号とする。そして、この認識信号付
加回路９から得られるインタレースの関係が保たれ、認
識信号８が付加されたテレビジョン信号１１をＶＴＲ１
２に収録する。このＶＴＲ１２の出力信号は、ＴＢＣ１
４，信号処理装置１６を介してモニタ１９に供給され、
モニタ１９上に左右画像がフィールド単位で順次表示さ
れ、後述の如く偏光フィルタ２０を切換え、立体画像観
察用の偏光眼鏡２１を用いて立体画像を観察する。
ィールドの映像期間の最初の数ラインには白１００％レ
ベルの信号、奇数フィールドの映像期間の最初の数ライ
ンには黒レベルの信号とする。そして、この認識信号付
加回路９から得られるインタレースの関係が保たれ、認
識信号８が付加されたテレビジョン信号１１をＶＴＲ１
２に収録する。このＶＴＲ１２の出力信号は、ＴＢＣ１
４，信号処理装置１６を介してモニタ１９に供給され、
モニタ１９上に左右画像がフィールド単位で順次表示さ
れ、後述の如く偏光フィルタ２０を切換え、立体画像観
察用の偏光眼鏡２１を用いて立体画像を観察する。
【００１０】次に、ＶＴＲ１２における収録状態のテレ
ビジョン信号１１の波形を図３に示す。波形期間２０１
は認識信号付加回路９から得られるテレビジョン信号１
１の奇数フィールドの映像期間で、テレビジョン信号１
１の偶数フィールドのブランキング期間が波形期間２０
２であり、期間２０４はテレビジョン信号１１の偶数フ
ィールドの映像期間である。ここで、波形２０３は挿入
位置判別信号１０により白１００％レベルの認識信号８
が挿入された状態を示す。期間２０５はテレビジョン信
号１１の奇数フィールドのブランキング期間であり、期
間２０７はテレビジョン信号１１の奇数フィールドの映
像期間である。ここで、波形２０６は挿入位置判別信号
１０により黒レベルの認識信号８が挿入された状態を示
す。以下、同様に、偶数フィールドの映像期間の最初の
数ラインには白１００％レベルの認識信号、奇数フィー
ルドの映像期間の最初の数ラインには黒レベルの認識信
号８が挿入されたテレビジョン信号１１が得られる。
ビジョン信号１１の波形を図３に示す。波形期間２０１
は認識信号付加回路９から得られるテレビジョン信号１
１の奇数フィールドの映像期間で、テレビジョン信号１
１の偶数フィールドのブランキング期間が波形期間２０
２であり、期間２０４はテレビジョン信号１１の偶数フ
ィールドの映像期間である。ここで、波形２０３は挿入
位置判別信号１０により白１００％レベルの認識信号８
が挿入された状態を示す。期間２０５はテレビジョン信
号１１の奇数フィールドのブランキング期間であり、期
間２０７はテレビジョン信号１１の奇数フィールドの映
像期間である。ここで、波形２０６は挿入位置判別信号
１０により黒レベルの認識信号８が挿入された状態を示
す。以下、同様に、偶数フィールドの映像期間の最初の
数ラインには白１００％レベルの認識信号、奇数フィー
ルドの映像期間の最初の数ラインには黒レベルの認識信
号８が挿入されたテレビジョン信号１１が得られる。
【００１１】次に、信号処理装置１６における偶数フィ
ールド、奇数フィールド、すなわち左右画像を判別する
認識信号８の検出手段およびこれに基づき対応した偏光
フィルタ２０の切り換えを行うための左右画像判別信号
の発生手段を図４に示す。ここで、１６ｂはＴＢＣ１４
の出力信号であるテレビジョン信号１５から各フィール
ドの映像期間の最初の数ラインに挿入された認識信号８
を検出し後述の認識信号検知信号１６ｃと比較する認識
信号検知判別回路、１６ａはモニタ１９における認識信
号８の影響をなくすため認識信号８を処理するブランキ
ング処理部、１６ｃは上記テレビジョン信号１５の各フ
ィールドに挿入された認識信号８と信号幅、信号入力位
置の同等な認識信号検知信号である。
ールド、奇数フィールド、すなわち左右画像を判別する
認識信号８の検出手段およびこれに基づき対応した偏光
フィルタ２０の切り換えを行うための左右画像判別信号
の発生手段を図４に示す。ここで、１６ｂはＴＢＣ１４
の出力信号であるテレビジョン信号１５から各フィール
ドの映像期間の最初の数ラインに挿入された認識信号８
を検出し後述の認識信号検知信号１６ｃと比較する認識
信号検知判別回路、１６ａはモニタ１９における認識信
号８の影響をなくすため認識信号８を処理するブランキ
ング処理部、１６ｃは上記テレビジョン信号１５の各フ
ィールドに挿入された認識信号８と信号幅、信号入力位
置の同等な認識信号検知信号である。
【００１２】この動作は、上記テレビジョン信号１５と
認識信号検知信号１６ｃを認識信号検知回路１６ｂに入
力すると、認識信号検知回路１６ｂでテレビジョン信号
１５の偶数フィールドの映像期間の最初の数ラインに挿
入された白１００％レベルの認識信号８を検出し、これ
と認識信号検知信号１６ｃとを比較し、この比較結果を
認識信号判別信号１８として出力する。ここで、この認
識信号判別信号１８は次の認識信号８の検知までその信
号レベル状態を保持する。そして、奇数フィールドの映
像期間の最初の数ラインにおいても同様にして黒レベル
の認識信号８の検知および判別が行われ、認識信号検知
回路１６ｂの出力からテレビジョン信号１５の信号期間
と同期し上記偶数フィールドにおける認識信号判別信号
１８と極性が違う認識信号判別信号１８が得られる。
認識信号検知信号１６ｃを認識信号検知回路１６ｂに入
力すると、認識信号検知回路１６ｂでテレビジョン信号
１５の偶数フィールドの映像期間の最初の数ラインに挿
入された白１００％レベルの認識信号８を検出し、これ
と認識信号検知信号１６ｃとを比較し、この比較結果を
認識信号判別信号１８として出力する。ここで、この認
識信号判別信号１８は次の認識信号８の検知までその信
号レベル状態を保持する。そして、奇数フィールドの映
像期間の最初の数ラインにおいても同様にして黒レベル
の認識信号８の検知および判別が行われ、認識信号検知
回路１６ｂの出力からテレビジョン信号１５の信号期間
と同期し上記偶数フィールドにおける認識信号判別信号
１８と極性が違う認識信号判別信号１８が得られる。
【００１３】ここで、テレビジョン信号１５，認識信号
検知信号１６ｃ，認識信号判別信号１８の関係を図５の
波形図に示す。３０１はテレビジョン信号１５の波形、
３０２はテレビジョン信号１５の偶数フィールドの映像
期間の最初の数ライン、あるいは奇数フィールドの映像
期間の最初の数ラインに挿入された認識信号検知信号１
６ｃの波形、３０３はテレビジョン信号１５の各フィー
ルドの映像期間の最初の数ラインに挿入された認識信号
８と認識信号検知信号１６ｃとの比較結果の認識信号判
別信号１８の波形である。テレビジョン信号１５の各フ
ィールドの映像期間の最初の数ラインの認識信号８と認
識信号検知信号１６ｃの比較の結果、波形３０３に示す
如く、偶数フィールドにおいては次の認識信号８まで高
レベルの状態を保持した認識信号判別信号１８が、奇数
フィールドにおいては次の認識信号８まで低レベルの状
態を保持した認識信号判別信号１８が得られる。なお、
認識信号判別信号１８を極性反転回路に入力すれば波形
３０３の逆極性の波形が得られる。
検知信号１６ｃ，認識信号判別信号１８の関係を図５の
波形図に示す。３０１はテレビジョン信号１５の波形、
３０２はテレビジョン信号１５の偶数フィールドの映像
期間の最初の数ライン、あるいは奇数フィールドの映像
期間の最初の数ラインに挿入された認識信号検知信号１
６ｃの波形、３０３はテレビジョン信号１５の各フィー
ルドの映像期間の最初の数ラインに挿入された認識信号
８と認識信号検知信号１６ｃとの比較結果の認識信号判
別信号１８の波形である。テレビジョン信号１５の各フ
ィールドの映像期間の最初の数ラインの認識信号８と認
識信号検知信号１６ｃの比較の結果、波形３０３に示す
如く、偶数フィールドにおいては次の認識信号８まで高
レベルの状態を保持した認識信号判別信号１８が、奇数
フィールドにおいては次の認識信号８まで低レベルの状
態を保持した認識信号判別信号１８が得られる。なお、
認識信号判別信号１８を極性反転回路に入力すれば波形
３０３の逆極性の波形が得られる。
【００１４】したがって、このテレビジョン信号１５と
同期し、しかも偶数フィールド期間，奇数フィールド期
間幅で、それぞれフィールド単位に極性が違う認識信号
判別信号１８を、先に述べた左右画像を判別し偏光フィ
ルタ２０を左右画像に対応させて切換える信号として用
いれば、ＶＴＲとＴＢＣの組合せによる画像の追越し追
い越されに伴う右画像および左画像の入れ替わりが生じ
た場合でも、左右画像の入れ替わりに対応した認識信号
判別信号が得られるため、偏光フィルタ２０を左右画像
に対応させて切換えることができ、適正な立体画像とし
て観察することが可能となる。
同期し、しかも偶数フィールド期間，奇数フィールド期
間幅で、それぞれフィールド単位に極性が違う認識信号
判別信号１８を、先に述べた左右画像を判別し偏光フィ
ルタ２０を左右画像に対応させて切換える信号として用
いれば、ＶＴＲとＴＢＣの組合せによる画像の追越し追
い越されに伴う右画像および左画像の入れ替わりが生じ
た場合でも、左右画像の入れ替わりに対応した認識信号
判別信号が得られるため、偏光フィルタ２０を左右画像
に対応させて切換えることができ、適正な立体画像とし
て観察することが可能となる。
【００１５】なお、本実施例では、認識信号８を映像期
間の最初の数ラインに挿入し、認識信号付加回路９にて
立体テレビジョン信号に付加したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、認識信号８を各フィールドのブ
ランキング期間の所定部分に挿入することや、右画像用
カメラ１，左画像用カメラ３にて直接認識信号８を付加
すること、あるいはＶＴＲ１２にて収録された立体テレ
ビジョン信号に認識信号８を付加すること等も可能であ
る。
間の最初の数ラインに挿入し、認識信号付加回路９にて
立体テレビジョン信号に付加したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、認識信号８を各フィールドのブ
ランキング期間の所定部分に挿入することや、右画像用
カメラ１，左画像用カメラ３にて直接認識信号８を付加
すること、あるいはＶＴＲ１２にて収録された立体テレ
ビジョン信号に認識信号８を付加すること等も可能であ
る。
【００１６】
【発明の効果】本発明によれば、ＶＴＲとＴＢＣの組合
せ等による画像の追越し追い越されに伴う右画像および
左画像の入れ替わりが生じた場合でも、左右画像の入れ
替わりに対応した認識信号判別信号が得られるため、偏
光フィルタをモニタに表示される左右画像に対応させて
切換えることができ、適正な立体画像として観察するこ
とが可能となる。このため、ＡＤＶ．ＳＹＮＣを戻せな
い民生用のＶＴＲを立体画像編集用信号源として用いる
ことができる。
せ等による画像の追越し追い越されに伴う右画像および
左画像の入れ替わりが生じた場合でも、左右画像の入れ
替わりに対応した認識信号判別信号が得られるため、偏
光フィルタをモニタに表示される左右画像に対応させて
切換えることができ、適正な立体画像として観察するこ
とが可能となる。このため、ＡＤＶ．ＳＹＮＣを戻せな
い民生用のＶＴＲを立体画像編集用信号源として用いる
ことができる。
【図１】本発明の立体テレビジョン信号処理方式の一実
施例を示すブロック図。
施例を示すブロック図。
【図２】従来の立体テレビジョン信号処理方式の系統を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図３】本発明の立体テレビジョン信号の出力波形図。
【図４】本発明の認識信号検知判別回路の一例を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図５】図４の各部出力波形図である。
１：右画像用カメラ，３：左画像カメラ，５：入力切換
器，６：入力切換信号，８：認識信号，９：認識信号付
加回路，１０：挿入位置判別信号，１２：ＶＴＲ，１
４：ＴＢＣ，１５：認識信号８が挿入されたテレビジョ
ン信号，１６：信号処理装置，１８：左右画像判別信
号，１９：モニタ，２０３，２０６：認識信号８の波
形，１６ａ：ブランキング処理部，１６ｂ：認識信号検
知判別回路，１６ｃ：認識信号検知信号，１８：左右画
像判別信号。
器，６：入力切換信号，８：認識信号，９：認識信号付
加回路，１０：挿入位置判別信号，１２：ＶＴＲ，１
４：ＴＢＣ，１５：認識信号８が挿入されたテレビジョ
ン信号，１６：信号処理装置，１８：左右画像判別信
号，１９：モニタ，２０３，２０６：認識信号８の波
形，１６ａ：ブランキング処理部，１６ｂ：認識信号検
知判別回路，１６ｃ：認識信号検知信号，１８：左右画
像判別信号。
フロントページの続き
(72)発明者 柴崎 誠
東京都新宿区高田馬場３丁目18番25号 日
立電子株式会社ビデオシステム事業所内
(72)発明者 永露 吉清
東京都新宿区高田馬場３丁目18番25号 日
立電子株式会社ビデオシステム事業所内
(72)発明者 沖 康夫
東京都小平市回田町393番地 日立小金井
電子株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】 右画像信号および左画像信号で構成され
た立体テレビジョン信号を時分割に表示し、それぞれに
対応した眼に呈示する立体テレビジョン信号処理方式に
おいて、上記立体テレビジョン信号の各画像信号の所定
部分に右画像信号あるいは左画像信号であることを示す
左右画像認識信号を挿入する手段を有することを特徴と
する立体テレビジョン信号処理方式。 - 【請求項２】 右画像信号および左画像信号で構成され
た立体テレビジョン信号を時分割に表示し、それぞれに
対応した眼に呈示する立体テレビジョン信号処理方式に
おいて、上記立体テレビジョン信号の各画像信号の所定
部分に挿入された右画像信号あるいは左画像信号である
ことを示す左右画像認識信号を検知し、この検知信号に
基づき上記時分割で表示される立体テレビジョン信号を
それぞれに対応した眼に呈示する手段を制御する手段を
有することを特徴とする立体テレビジョン信号処理方
式。 - 【請求項３】 右画像信号および左画像信号で構成され
た立体テレビジョン信号を時分割に表示し、それぞれに
対応した眼に呈示する立体テレビジョン信号処理方式に
おいて、上記立体テレビジョン信号の各画像信号の所定
部分に右画像信号あるいは左画像信号であることを示す
左右画像認識信号を挿入する手段と、該立体テレビジョ
ン信号の各画像信号の所定部分に挿入された右画像信号
あるいは左画像信号であることを示す左右画像認識信号
を検知し、この検知信号に基づき上記時分割で表示され
る立体テレビジョン信号をそれぞれに対応した眼に呈示
する手段を制御する手段を有することを特徴とする立体
テレビジョン信号処理方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3185652A JPH0514932A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 立体テレビジヨン信号処理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3185652A JPH0514932A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 立体テレビジヨン信号処理方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0514932A true JPH0514932A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=16174513
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3185652A Pending JPH0514932A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 立体テレビジヨン信号処理方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0514932A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010068121A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-25 | Sony Corp | 画像データ解析装置、および画像データ解析方法、並びにプログラム |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP3185652A patent/JPH0514932A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010068121A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-25 | Sony Corp | 画像データ解析装置、および画像データ解析方法、並びにプログラム |
| US8345086B2 (en) | 2008-09-09 | 2013-01-01 | Sony Corporation | Apparatus, method, and computer program for analyzing image data |
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