JPH0514917A - 画像信号処理装置 - Google Patents
画像信号処理装置Info
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- JPH0514917A JPH0514917A JP16151691A JP16151691A JPH0514917A JP H0514917 A JPH0514917 A JP H0514917A JP 16151691 A JP16151691 A JP 16151691A JP 16151691 A JP16151691 A JP 16151691A JP H0514917 A JPH0514917 A JP H0514917A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成により、カラーバースト信号の振
幅と位相を独立して制御し、クロマ信号に付加する事が
できる画像信号処理装置を提供する事を目的とする。 【構成】 夫々に流れる電流の比と該電流値の合計が独
立に制御可能な2つの電流源を有し、該2つの電流源に
流れる電流の各々をバースト期間だけ、互いに抵抗値が
等しくかつ一端が定電圧源に接続されている2本の抵抗
器に流す事により、各々の抵抗器の定電圧源に接続され
ていない一端から各々2種類のバーストフラグパルスを
発生し、発生されたバーストフラグパルスを2種類のベ
ースバンド色差信号に各々加算し、2種類の色副搬送波
に基づき平衡変調した後、両者を加算する事によりカラ
ーバースト信号が付加されたクロマ信号を形成する様に
構成するものである。
幅と位相を独立して制御し、クロマ信号に付加する事が
できる画像信号処理装置を提供する事を目的とする。 【構成】 夫々に流れる電流の比と該電流値の合計が独
立に制御可能な2つの電流源を有し、該2つの電流源に
流れる電流の各々をバースト期間だけ、互いに抵抗値が
等しくかつ一端が定電圧源に接続されている2本の抵抗
器に流す事により、各々の抵抗器の定電圧源に接続され
ていない一端から各々2種類のバーストフラグパルスを
発生し、発生されたバーストフラグパルスを2種類のベ
ースバンド色差信号に各々加算し、2種類の色副搬送波
に基づき平衡変調した後、両者を加算する事によりカラ
ーバースト信号が付加されたクロマ信号を形成する様に
構成するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像信号を処理する画像
信号処理装置に関するものである。
信号処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、画像信号を処理する画像信号
処理回路として、R−Y、B−Y色差信号を色副搬送波
に従って直角二相変調し、クロマ信号を形成すると共
に、該クロマ信号よりR−Y、B−Y色差信号を復調す
る際の基準となるカラーバースト信号をクロマ信号に付
加するカラーエンコーダ回路がある。
処理回路として、R−Y、B−Y色差信号を色副搬送波
に従って直角二相変調し、クロマ信号を形成すると共
に、該クロマ信号よりR−Y、B−Y色差信号を復調す
る際の基準となるカラーバースト信号をクロマ信号に付
加するカラーエンコーダ回路がある。
【0003】図3は従来のカラーエンコーダ回路の概略
構成を示したブロック図であり、図3において1はバー
ストフラグ調整回路、11、12は利得調整回路、2、
5、8は加算器、3、6は電圧制御回路、4はR−Y信
号を平衡変調する平衡変調回路、7はB−Y信号を平衡
変調する平衡変調回路である。
構成を示したブロック図であり、図3において1はバー
ストフラグ調整回路、11、12は利得調整回路、2、
5、8は加算器、3、6は電圧制御回路、4はR−Y信
号を平衡変調する平衡変調回路、7はB−Y信号を平衡
変調する平衡変調回路である。
【0004】図3において、入力端子より入力されたバ
ーストフラグパルスBFPはバーストフラグ調整回路1
内の利得調整回路5において、入力端子より供給されて
いる振幅制御信号により設定される電位Vbgに従って振
幅が調整された後、加算器5及び利得調整回路12に供
給される。
ーストフラグパルスBFPはバーストフラグ調整回路1
内の利得調整回路5において、入力端子より供給されて
いる振幅制御信号により設定される電位Vbgに従って振
幅が調整された後、加算器5及び利得調整回路12に供
給される。
【0005】加算器5では入力端子より入力されるB−
Y信号と前記利得調整回路11において振幅が調整され
たBFPとが加算され、電圧制御回路3に供給される。
Y信号と前記利得調整回路11において振幅が調整され
たBFPとが加算され、電圧制御回路3に供給される。
【0006】また、利得調整回路12では加算器2にお
いて入力端子より入力されるR−Y信号に加算されるB
FPの振幅を、入力端子より入力されるNTSC/PA
L切り換え信号により設定される電位Vbpに基づき設定
される、前記B−Y信号に加算されるBFPに対する比
率に応じた振幅に調整し、加算器10においてR−Y信
号と加算し、電圧制御回路3に供給される。
いて入力端子より入力されるR−Y信号に加算されるB
FPの振幅を、入力端子より入力されるNTSC/PA
L切り換え信号により設定される電位Vbpに基づき設定
される、前記B−Y信号に加算されるBFPに対する比
率に応じた振幅に調整し、加算器10においてR−Y信
号と加算し、電圧制御回路3に供給される。
【0007】ところで、NTSCテレビジョン方式に対
応したクロマ信号を形成する場合に、第1色副搬送波信
号SC1は第2色副搬送波信号SC2に対して90°の
位相差を有しているが、PALテレビジョン方式に対応
したクロマ信号を形成する場合に、第1色副搬送波信号
SC1は1水平走査期間毎に位相が反転し、第2色副搬
送波SC2に対して±90°の位相差を有しているの
で、色差信号に加算されるBFPは上述の様に利得調整
回路11、12において、後述の様なカラーバースト信
号中における第1色副搬送波信号SC1と第2色副搬送
波信号SC2との比率に基づき振幅が調整された後、加
算器2、5にて色差信号R−Y、B−Yと加算される事
になる。
応したクロマ信号を形成する場合に、第1色副搬送波信
号SC1は第2色副搬送波信号SC2に対して90°の
位相差を有しているが、PALテレビジョン方式に対応
したクロマ信号を形成する場合に、第1色副搬送波信号
SC1は1水平走査期間毎に位相が反転し、第2色副搬
送波SC2に対して±90°の位相差を有しているの
で、色差信号に加算されるBFPは上述の様に利得調整
回路11、12において、後述の様なカラーバースト信
号中における第1色副搬送波信号SC1と第2色副搬送
波信号SC2との比率に基づき振幅が調整された後、加
算器2、5にて色差信号R−Y、B−Yと加算される事
になる。
【0008】尚、クロマ信号のカラーバースト信号中に
おける第1色副搬送波信号SC1と第2色副搬送波信号
SC2との比率は、NTSCテレビジョン方式の場合S
C1:SC2=0:1、PALテレビジョン方式の場合
SC1:SC2=1:1となるため、前記利得調整回路
12では入力端子より供給されるNTSC/PAL切り
換え信号に従って、利得を”0”と”1”とで切り換
え、入力されるBFPの振幅を調整している。
おける第1色副搬送波信号SC1と第2色副搬送波信号
SC2との比率は、NTSCテレビジョン方式の場合S
C1:SC2=0:1、PALテレビジョン方式の場合
SC1:SC2=1:1となるため、前記利得調整回路
12では入力端子より供給されるNTSC/PAL切り
換え信号に従って、利得を”0”と”1”とで切り換
え、入力されるBFPの振幅を調整している。
【0009】そして、上述の様に振幅が調整されたBF
Pが加算されたR−Y信号、B−Y信号は夫々電圧制御
回路3、6にてブランキング期間の電位が後段の平衡変
調回路4、7の入力中心電位Vref となる様にDCレベ
ルが制御された後、夫々平衡変調回路4、7において第
1色副搬送波信号SC1、第2色副搬送波信号SC2に
従って夫々平衡変調され、加算器8において加算され、
カラーバースト信号が付加されたクロマ信号として出力
端子を介して出力される。
Pが加算されたR−Y信号、B−Y信号は夫々電圧制御
回路3、6にてブランキング期間の電位が後段の平衡変
調回路4、7の入力中心電位Vref となる様にDCレベ
ルが制御された後、夫々平衡変調回路4、7において第
1色副搬送波信号SC1、第2色副搬送波信号SC2に
従って夫々平衡変調され、加算器8において加算され、
カラーバースト信号が付加されたクロマ信号として出力
端子を介して出力される。
【0010】以上の様に、図3に示したカラーエンコー
ダ回路においては色差信号にバーストフラグパルスを加
算した後、色副搬送波信号に従って平衡変調しているた
め、クロマ信号とカラーバースト信号との位相関係が変
動する事はなく、複雑な調整等が不要で、カラーバース
ト信号が付加されたクロマ信号を安定的に得る事ができ
るものである。
ダ回路においては色差信号にバーストフラグパルスを加
算した後、色副搬送波信号に従って平衡変調しているた
め、クロマ信号とカラーバースト信号との位相関係が変
動する事はなく、複雑な調整等が不要で、カラーバース
ト信号が付加されたクロマ信号を安定的に得る事ができ
るものである。
【0011】図4は図3に示したカラーエンコーダ回路
における利得調整回路11の具体的な回路構成を示した
図である。
における利得調整回路11の具体的な回路構成を示した
図である。
【0012】図4において、Q1〜Q8はトランジス
タ、R6〜R9は抵抗器、Is5〜Is10は定電流
源、A1は差動アンプ、Vref は定電圧源、Vccは電源
である。
タ、R6〜R9は抵抗器、Is5〜Is10は定電流
源、A1は差動アンプ、Vref は定電圧源、Vccは電源
である。
【0013】図4において、入力端子より入力される電
位Vbfを示す振幅制御信号はトランジスタQ7のベース
に供給されており、トランジスタQ7、Q8により構成
される差動増幅器において、定電圧源により設定されて
いる基準電位Vref との差分が取り出され、その差動出
力は各々トランジスタQ1、Q4のベース、トランジス
タQ2、Q3のベースに供給される。
位Vbfを示す振幅制御信号はトランジスタQ7のベース
に供給されており、トランジスタQ7、Q8により構成
される差動増幅器において、定電圧源により設定されて
いる基準電位Vref との差分が取り出され、その差動出
力は各々トランジスタQ1、Q4のベース、トランジス
タQ2、Q3のベースに供給される。
【0014】一方、バーストフラグパルスBFPはトラ
ンジスタQ5のベースに供給されており、また、該トラ
ンジスタQ5と対をなすトランジスタQ6のベースには
前記基準電位Vref が供給されており、その結果、入力
されたBFPとVref との差分が、前記VbgとVref と
の差分に応じて利得制御され、トランジスタQ1、Q4
のコレクタから差動形式で出力され、更に差動アンプA
1を経てバーストフラグパルスB−Y・BFPとして出
力している。
ンジスタQ5のベースに供給されており、また、該トラ
ンジスタQ5と対をなすトランジスタQ6のベースには
前記基準電位Vref が供給されており、その結果、入力
されたBFPとVref との差分が、前記VbgとVref と
の差分に応じて利得制御され、トランジスタQ1、Q4
のコレクタから差動形式で出力され、更に差動アンプA
1を経てバーストフラグパルスB−Y・BFPとして出
力している。
【0015】尚、図3の利得調整回路12も上記利得調
整回路11と同様の回路にて構成されており、NTSC
/PAL切り換え制御信号により設定される電位Vbpに
応じてバーストフラグパルスR−Y・BFPの振幅を制
御し、出力している。
整回路11と同様の回路にて構成されており、NTSC
/PAL切り換え制御信号により設定される電位Vbpに
応じてバーストフラグパルスR−Y・BFPの振幅を制
御し、出力している。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
様な図3に示した従来のカラーエンコーダ回路において
は、図4に示した様なバーストフラグ調整回路によっ
て、バーストフラグパルスの振幅を変化させるとクロマ
信号に付加されるカラーバースト信号の位相も変化して
しまうため、カラーバースト信号の調整が困難であり、
また、該バーストフラグ調整回路を構成するには利得調
整回路が2つ必要となるため、回路構成が複雑になって
しまうという欠点を有していた。
様な図3に示した従来のカラーエンコーダ回路において
は、図4に示した様なバーストフラグ調整回路によっ
て、バーストフラグパルスの振幅を変化させるとクロマ
信号に付加されるカラーバースト信号の位相も変化して
しまうため、カラーバースト信号の調整が困難であり、
また、該バーストフラグ調整回路を構成するには利得調
整回路が2つ必要となるため、回路構成が複雑になって
しまうという欠点を有していた。
【0017】また、図3において、利得調整回路11か
ら出力されるバーストフラグパルスB−Y・BFPのD
C電位は必ずしも加算器5及び利得調整回路12の入力
として適した電位となり、また、利得調整回路12から
出力されるバーストフラグパルスR−Y・BFPのDC
電位も加算器2の入力として適した電位となるとは限ら
ないため、電圧制御回路3、6を設けなければならず、
回路構成が複雑となり、また、回路のバイアス条件等が
最適化されていないと、振幅制御信号により設定される
電位Vbf及びNTSC/PAL切り換え信号により設定
される電位Vbpの変化によって、バーストフラグパルス
のDC電位が変化してしまうという不都合があった。
ら出力されるバーストフラグパルスB−Y・BFPのD
C電位は必ずしも加算器5及び利得調整回路12の入力
として適した電位となり、また、利得調整回路12から
出力されるバーストフラグパルスR−Y・BFPのDC
電位も加算器2の入力として適した電位となるとは限ら
ないため、電圧制御回路3、6を設けなければならず、
回路構成が複雑となり、また、回路のバイアス条件等が
最適化されていないと、振幅制御信号により設定される
電位Vbf及びNTSC/PAL切り換え信号により設定
される電位Vbpの変化によって、バーストフラグパルス
のDC電位が変化してしまうという不都合があった。
【0018】本発明は簡単な構成により、カラーバース
ト信号の振幅と位相を独立して制御し、クロマ信号に付
加する事ができる画像信号処理装置を提供する事を目的
とする。
ト信号の振幅と位相を独立して制御し、クロマ信号に付
加する事ができる画像信号処理装置を提供する事を目的
とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の画像信号処理装
置は、画像信号を処理する装置であって、夫々に流れる
電流の比と該電流値の合計が独立に制御可能な2つの電
流源を有し、該2つの電流源に流れる電流の各々をバー
スト期間だけ、互いに抵抗値が等しくかつ一端が定電圧
源に接続されている2本の抵抗器に流す事により、各々
の抵抗器の定電圧源に接続されていない一端から各々2
種類のバーストフラグパルスを発生するバーストフラグ
パルス発生手段と、前記バーストフラグパルス発生手段
より発生されたバーストフラグパルスを2種類のベース
バンド色差信号に各々加算し、2種類の色副搬送波に基
づき平衡変調した後、両者を加算する事によりカラーバ
ースト信号が付加されたクロマ信号を形成するクロマ信
号形成手段とを有するものである。
置は、画像信号を処理する装置であって、夫々に流れる
電流の比と該電流値の合計が独立に制御可能な2つの電
流源を有し、該2つの電流源に流れる電流の各々をバー
スト期間だけ、互いに抵抗値が等しくかつ一端が定電圧
源に接続されている2本の抵抗器に流す事により、各々
の抵抗器の定電圧源に接続されていない一端から各々2
種類のバーストフラグパルスを発生するバーストフラグ
パルス発生手段と、前記バーストフラグパルス発生手段
より発生されたバーストフラグパルスを2種類のベース
バンド色差信号に各々加算し、2種類の色副搬送波に基
づき平衡変調した後、両者を加算する事によりカラーバ
ースト信号が付加されたクロマ信号を形成するクロマ信
号形成手段とを有するものである。
【0020】
【作用】上述の様な構成によれば、簡単な構成により、
カラーバースト信号の振幅と位相を独立して制御し、ク
ロマ信号に付加する事ができる様になる。
カラーバースト信号の振幅と位相を独立して制御し、ク
ロマ信号に付加する事ができる様になる。
【0021】
【実施例】以下、本発明を本発明の実施例を用いて詳細
に説明する。
に説明する。
【0022】図1は本発明の一実施例として、本発明を
適用したバーストフラグ調整回路の具体的な回路構成例
を示した図である。
適用したバーストフラグ調整回路の具体的な回路構成例
を示した図である。
【0023】図1において、Q9〜Q20はトランジス
タ、R1〜R5は抵抗器、Is1〜Is4は定電流源、
S1、S2はスイッチ、Vref は定電圧源、Vccは電源
である。
タ、R1〜R5は抵抗器、Is1〜Is4は定電流源、
S1、S2はスイッチ、Vref は定電圧源、Vccは電源
である。
【0024】図1において、入力端子より入力されるN
TSC/PAL切り換え信号により設定される電位Vbp
が基準電位Vref と等しい場合には、トランジスタQ1
1、Q12のコレクタから出力される電位は等しく、ト
ランジスタQ17とQ18のベース電位が等しいため、
トランジスタQ17とQ18のコレクタ電流は等しくな
る。
TSC/PAL切り換え信号により設定される電位Vbp
が基準電位Vref と等しい場合には、トランジスタQ1
1、Q12のコレクタから出力される電位は等しく、ト
ランジスタQ17とQ18のベース電位が等しいため、
トランジスタQ17とQ18のコレクタ電流は等しくな
る。
【0025】このため、トランジスタQ14とQ15の
コレクタ電流も等しくなり、トランジスタQ14及びQ
15とカレントミラー構成となるトランジスタQ13及
びQ16のコレクタ電流も等しくなる。
コレクタ電流も等しくなり、トランジスタQ14及びQ
15とカレントミラー構成となるトランジスタQ13及
びQ16のコレクタ電流も等しくなる。
【0026】そして、トランジスタQ13から出力され
る電流I1はスイッチS1に供給されており、該スイッ
チS1は入力端子より入力されるバーストフラグパルス
BFPによって切り換え動作が制御されており、バース
ト期間中は図中のb端子側に接続されるため、該電流I
1は抵抗器R1に流れる。
る電流I1はスイッチS1に供給されており、該スイッ
チS1は入力端子より入力されるバーストフラグパルス
BFPによって切り換え動作が制御されており、バース
ト期間中は図中のb端子側に接続されるため、該電流I
1は抵抗器R1に流れる。
【0027】尚、抵抗器R1はスイッチS1と基準電位
Vref を発生する定電圧源との間に接続されており、ま
た、前記スイッチS1はバースト期間以外は図中のa端
子側に接続され、開放状態となるため、抵抗器R1とス
イッチS1との間から取り出されるバーストフラグパル
スR−Y・BFPの電位は基準電位Vref と等しくな
り、また、バースト期間中は、前記抵抗器R1における
I1による電圧降下によって、バーストフラグパルスR
−Y・BFPの電位は Vref +(R1×I1) となる。
Vref を発生する定電圧源との間に接続されており、ま
た、前記スイッチS1はバースト期間以外は図中のa端
子側に接続され、開放状態となるため、抵抗器R1とス
イッチS1との間から取り出されるバーストフラグパル
スR−Y・BFPの電位は基準電位Vref と等しくな
り、また、バースト期間中は、前記抵抗器R1における
I1による電圧降下によって、バーストフラグパルスR
−Y・BFPの電位は Vref +(R1×I1) となる。
【0028】一方、トランジスタQ16から出力される
電流I2はスイッチS2に供給されており、該スイッチ
S2も入力端子より入力されるバーストフラグパルスB
FPによって切り換え動作が制御されており、バースト
期間中は図中のb端子側に接続されるため、該電流I2
は抵抗器R2に流れる。
電流I2はスイッチS2に供給されており、該スイッチ
S2も入力端子より入力されるバーストフラグパルスB
FPによって切り換え動作が制御されており、バースト
期間中は図中のb端子側に接続されるため、該電流I2
は抵抗器R2に流れる。
【0029】尚、抵抗器R2もスイッチS2と基準電位
Vref を発生する定電圧源との間に接続されており、ま
た、前記スイッチS2はバースト期間以外は図中のa端
子側に接続され、開放状態となるため、抵抗器R2とス
イッチS2との間から取り出されるバーストフラグパル
スB−Y・BFPの電位は基準電位Vref と等しくな
り、また、バースト期間中は、前記抵抗器R2における
I2による電圧降下によって、バーストフラグパルスB
−Y・BFPの電位は Vref +(R2×I2) となる。
Vref を発生する定電圧源との間に接続されており、ま
た、前記スイッチS2はバースト期間以外は図中のa端
子側に接続され、開放状態となるため、抵抗器R2とス
イッチS2との間から取り出されるバーストフラグパル
スB−Y・BFPの電位は基準電位Vref と等しくな
り、また、バースト期間中は、前記抵抗器R2における
I2による電圧降下によって、バーストフラグパルスB
−Y・BFPの電位は Vref +(R2×I2) となる。
【0030】そして、抵抗器R1とR2の値が等しく、
かつNTSC/PAL切り換え信号により設定される電
位Vbpと基準電位Vref とが等しい場合には、電流I1
とI2が等しいため、バーストフラグパルスR−Y・B
FPとB−Y・BFPは等しくなる。
かつNTSC/PAL切り換え信号により設定される電
位Vbpと基準電位Vref とが等しい場合には、電流I1
とI2が等しいため、バーストフラグパルスR−Y・B
FPとB−Y・BFPは等しくなる。
【0031】そして、NTSC/PAL切り換え信号に
より設定される電位Vbpを変化させると、トランジスタ
Q20のコレクタ電位が変化し、その結果、電流I1と
I2が同時に変化するため、バーストフラグパルスR−
Y・BFP、B−Y・BFPの振幅を制御する事ができ
る。
より設定される電位Vbpを変化させると、トランジスタ
Q20のコレクタ電位が変化し、その結果、電流I1と
I2が同時に変化するため、バーストフラグパルスR−
Y・BFP、B−Y・BFPの振幅を制御する事ができ
る。
【0032】次に、入力端子より入力される振幅制御信
号により設定される電位Vbgを変化させると、トランジ
スタQ17とQ18のベース電位に差が生じ、その結
果、電流I1とI2の比率は変化するが、トランジスタ
Q20のコレクタ電流は変化しないため、結果として、
電流I1とI2の合計の電流値は一定となり、バースト
フラグパルスR−Y・BFP、B−Y・BFPの振幅の
和は一定となる。
号により設定される電位Vbgを変化させると、トランジ
スタQ17とQ18のベース電位に差が生じ、その結
果、電流I1とI2の比率は変化するが、トランジスタ
Q20のコレクタ電流は変化しないため、結果として、
電流I1とI2の合計の電流値は一定となり、バースト
フラグパルスR−Y・BFP、B−Y・BFPの振幅の
和は一定となる。
【0033】以上の様なバーストフラグ調整回路によ
り、振幅が調整されたバーストフラグパルスR−Y・B
FP、B−Y・BFPをベースバンドの色差信号R−
Y、B−Yに加算し、平衡変調回路にて互いに位相が9
0°異なる2つの色副搬送波信号に従って平衡変調した
後、加算する事により、クロマ信号におけるカラーバー
スト信号の振幅及び位相を制御する事ができる。
り、振幅が調整されたバーストフラグパルスR−Y・B
FP、B−Y・BFPをベースバンドの色差信号R−
Y、B−Yに加算し、平衡変調回路にて互いに位相が9
0°異なる2つの色副搬送波信号に従って平衡変調した
後、加算する事により、クロマ信号におけるカラーバー
スト信号の振幅及び位相を制御する事ができる。
【0034】図2は図1に示したバーストフラグ調整回
路を用いたカラーエンコーダ回路の概略構成を示したブ
ロック図である。
路を用いたカラーエンコーダ回路の概略構成を示したブ
ロック図である。
【0035】尚、図2において、9は前記図1に示した
回路構成のバーストフラグ調整回路で、また、前記図3
に示したカラーエンコーダ回路と同様の構成には同一の
符番を付し詳細な説明は省略する。
回路構成のバーストフラグ調整回路で、また、前記図3
に示したカラーエンコーダ回路と同様の構成には同一の
符番を付し詳細な説明は省略する。
【0036】図2において、バーストフラグ調整回路9
より出力されるバーストフラグパルスR−Y・BFP、
B−Y・BFPは夫々加算器2、5において入力端子よ
り入力されるベースバンド色差信号R−Y、B−Yに加
算された後、平衡変調回路4、5において、入力端子よ
り入力される第1色副搬送波信号SC1、第2色副搬送
波信号SC2に従って平衡変調され、加算器8において
加算され、カラーバースト信号が付加されたクロマ信号
として、出力端子より出力される。
より出力されるバーストフラグパルスR−Y・BFP、
B−Y・BFPは夫々加算器2、5において入力端子よ
り入力されるベースバンド色差信号R−Y、B−Yに加
算された後、平衡変調回路4、5において、入力端子よ
り入力される第1色副搬送波信号SC1、第2色副搬送
波信号SC2に従って平衡変調され、加算器8において
加算され、カラーバースト信号が付加されたクロマ信号
として、出力端子より出力される。
【0037】以上説明した様に、本実施例に示したカラ
ーエンコード回路においては、バーストフラグ調整回路
により、色差信号に加算するバーストフラグパルスのD
C電位を任意に設定する事ができるので、加算器2、5
において色差信号を加算する事によって、色差信号のD
C電位を任意に変化させる事ができる様になり、従来必
要であった電圧制御回路を省略する事ができると共に、
カラーバースト信号の振幅と位相を独立して制御し、ク
ロマ信号に付加する事ができる様になる。
ーエンコード回路においては、バーストフラグ調整回路
により、色差信号に加算するバーストフラグパルスのD
C電位を任意に設定する事ができるので、加算器2、5
において色差信号を加算する事によって、色差信号のD
C電位を任意に変化させる事ができる様になり、従来必
要であった電圧制御回路を省略する事ができると共に、
カラーバースト信号の振幅と位相を独立して制御し、ク
ロマ信号に付加する事ができる様になる。
【0038】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、簡
単な構成により、カラーバースト信号の振幅と位相を独
立して制御し、クロマ信号に付加する事ができる画像信
号処理装置を提供する事ができる様になる。
単な構成により、カラーバースト信号の振幅と位相を独
立して制御し、クロマ信号に付加する事ができる画像信
号処理装置を提供する事ができる様になる。
【図1】本発明の一実施例として、本発明を適用したバ
ーストフラグ調整回路の具体的な回路構成を示した図で
ある。
ーストフラグ調整回路の具体的な回路構成を示した図で
ある。
【図2】図1に示したバーストフラグ調整回路を用いた
カラーエンコーダ回路の概略構成を示したブロック図で
ある。
カラーエンコーダ回路の概略構成を示したブロック図で
ある。
【図3】従来のカラーエンコーダ回路の概略構成を示し
たブロック図である。
たブロック図である。
【図4】図3に示したカラーエンコーダ回路における利
得調整回路11の具体的な回路構成を示した図である。
得調整回路11の具体的な回路構成を示した図である。
Q9 トランジスタ Q10 トランジスタ Q11 トランジスタ Q12 トランジスタ Q13 トランジスタ Q14 トランジスタ Q15 トランジスタ Q16 トランジスタ Q17 トランジスタ Q18 トランジスタ Q19 トランジスタ Q20 トランジスタ R1 抵抗器 R2 抵抗器 R3 抵抗器 R4 抵抗器 R5 抵抗器 Is1 定電流源 Is2 定電流源 Is3 定電流源 Is4 定電流源 Vcc 電源 Vref 定電圧源 2 加算器 4 平衡変調回路 5 加算器 7 平衡変調回路 8 加算器 9 バーストフラグ調整回路
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 画像信号を処理する装置であって、 夫々に流れる電流の比と該電流値の合計が独立に制御可
能な2つの電流源を有し、該2つの電流源に流れる電流
の各々をバースト期間だけ、互いに抵抗値が等しくかつ
一端が定電圧源に接続されている2本の抵抗器に流す事
により、各々の抵抗器の定電圧源に接続されていない一
端から各々2種類のバーストフラグパルスを発生するバ
ーストフラグパルス発生手段と、 前記バーストフラグパルス発生手段より発生されたバー
ストフラグパルスを2種類のベースバンド色差信号に各
々加算し、2種類の色副搬送波に基づき平衡変調した
後、両者を加算する事によりカラーバースト信号が付加
されたクロマ信号を形成するクロマ信号形成手段とを有
する事を特徴とする画像信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16151691A JPH0514917A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | 画像信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16151691A JPH0514917A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | 画像信号処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0514917A true JPH0514917A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=15736560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16151691A Pending JPH0514917A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | 画像信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0514917A (ja) |
-
1991
- 1991-07-02 JP JP16151691A patent/JPH0514917A/ja active Pending
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