JPH0514707U - ミツシヨン構造 - Google Patents

ミツシヨン構造

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JPH0514707U
JPH0514707U JP6293191U JP6293191U JPH0514707U JP H0514707 U JPH0514707 U JP H0514707U JP 6293191 U JP6293191 U JP 6293191U JP 6293191 U JP6293191 U JP 6293191U JP H0514707 U JPH0514707 U JP H0514707U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 高・中・低の3段に変速可能なシフトギヤの
倒れを防止して、咬合状態にあるシフトギヤが相手側変
速ギヤより外れることを阻止する。 【構成】 シフトギヤ14が左側の低速変速位置にある
と、左スプライン外嵌部14aと左スプライン内嵌部3
aとが咬合し、右スプライン外嵌部14bの歯先が円周
面部3cの外周面に接当し、シフトギヤ14が右側の中
速変速位置にあると、右スプライン外嵌部14bと右ス
プライン内嵌部3bとが咬合し、左スプライン外嵌部1
4bの歯先が円周面部3cの外周面に接当し、シフトギ
ヤ14が左右中間の高速変速位置にあると、右スプライ
ン外嵌部14bと右スプライン内嵌部3bとが咬合する
とともに、左スプライン外嵌部14aと左スプライン内
嵌部3aとが咬合するように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は伝動下手側の高・中・低速ギヤに対して、選択係合可能な高・中・低 速ギヤ部を一体形成したシフトギヤを伝動軸に、その伝動軸の軸芯方向にスライ ド移動自在に、かつ、夫々の変速シフト位置で前記伝動軸とスプライン嵌合可能 に構成してあるミッション構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、シフトギヤを取り付けた伝動軸はその全長に亘ってスプラインを形成し ていた(実開平2−58119号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
シフトギヤが左右両側端に位置して、特に低速変速状態にある時に、相手側ギ ヤとの咬合状態が解除されることがあった。つまり、シフトギヤが左右いずれか の側端に位置している場合には、その側端側に位置するギヤ部のみが相手側ギヤ と咬合しているだけであるから、歯面にかかる伝達力がシフトギヤ自体の左右中 心に対して偏芯した状態で掛かっていることになり、その為に、シフトギヤが倒 れを生じ、伝動軸の軸芯に対して偏芯した状態で回転し、ギヤ鳴りや歯面の偏磨 耗等を引き起こすとともに、偏芯が激しくなると、シフトギヤが相手側ギヤより 外れてしまうこともあった。 特に、シフトギヤの伝動軸軸芯方向への移動を考慮してスプライン咬合をあま めに設定し、シフトギヤを外嵌した伝動軸が撓みを生じ易い高トルク低速走行時 における場合には、シフトギヤが外れやすい傾向にあった。 本第1考案の目的はシフトギヤを外嵌支持している伝動軸の外周面に簡単な変 更を加え、シフトギヤの偏芯回転を極力抑えることができるものを提供する点に ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本第1考案による特徴構成は 前記シフトギヤの伝動軸に対する嵌合孔の内周面において、前記シフトギヤ の左右両側端より一定長さだけ内方に入り込む左右スプライン外嵌部を夫々形成 するとともに、前記両スプライン外嵌部の間にスプライン外嵌部よりも大径の内 周面部を形成し、 前記伝動軸の外周面に、前記シフトギヤのシフト移動範囲において左右両側 端より一定範囲の長さだけの左右スプライン内嵌部を夫々形成するとともに、前 記両スプライン内嵌部の間に、スプライン内嵌部の外径よりも小径の円周面部を 形成し、 前記円周面部の軸芯長を、前記シフトギヤが左側の変速位置にシフト移動し た際には前記左スプライン内嵌部と左スプライン外嵌部のみが嵌合するように、 かつ、前記シフトギヤが右側の変速位置にシフト移動した際には前記右スプライ ン内嵌部と右スプライン外嵌部のみが嵌合するように、さらに、前記シフトギヤ が左右中間の変速位置にシフト移動した際には前記左スプライン内嵌部と左スプ ライン外嵌部及び前記右スプライン内嵌部と右スプライン外嵌部とが夫々嵌合す るように、設定し、 前記円周面部の外周面と前記左右スプライン外嵌部の歯先端とが密着接当す る状態に形成してある点にあり、 その作用効果は次の通りである。
【0005】
【作用】
つまり、シフトギヤを左右一方の変速位置に設定すると、シフトギヤの左スプ ライン外嵌部と伝動軸の左スプライン内嵌部とが咬合し伝動可能な状態になると ともに、シフトギヤの右スプライン外嵌部の歯先端が伝動軸の円周面部の外周面 に密着接当し、シフトギヤの倒れを防止する。 シフトギヤを左右反対側のシフト位置に設定すると、右のスプライン同志が咬 合し、シフトギヤの左スプライン外嵌部の歯先端が伝動軸の円周面部の外周面に 密着接当し、シフトギヤの倒れを防止する。 シフトギヤを左右中間のシフト位置に設定すると、スプライン外嵌部の歯先端 が伝動軸の円周面部の外周面に接当することによる倒れ防止効果は薄いものの、 歯面に掛かる伝動力はシフトギヤの左右中心に作用するので、左右でスプライン 嵌合している状態であっても、倒れに対する影響は少ない。 以上より、シフトギヤがいづれのシフト位置にあっても、倒れは起こりにくく 、シフトギヤの偏芯回転は少なくなる。
【0006】
【考案の効果】
したがって、シフトギヤの偏芯回転によるギヤ歯面の偏磨耗及びギヤの咬合外 れ現象を抑制できる。 特に、スプライン嵌合部を伝動軸の左右側端に限定することによって、シフト ギヤの移動を円滑に行う為にスプライン嵌合部同志の嵌合状態を緩やかに行う配 慮を必要としないところから、その嵌合状態を緊密なものにでき、この面でも従 来に比べてシフトギヤの倒れを抑制できる効果を高めることができる。
【0007】 本第2考案の目的は本第1考案の目的に加えて、シフトギヤの構造を簡単化で きるものを提供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本第2考案による特徴構成は 前記シフトギヤの伝動軸に対する嵌合孔の内周面に、前記シフトギヤの軸芯方向 全長に亘るスプライン外嵌部を形成し、 前記伝動軸の外周面に、前記シフトギヤのシフト移動範囲において左右両側端 より一定範囲の長さだけの左右スプライン内嵌部を夫々形成するとともに、前記 両スプライン内嵌部の間に、スプライン内嵌部の外径よりも小径の円周面部を形 成し、 前記円周面部の軸芯長を、前記シフトギヤが左側の低速変速位置にシフト移動 した際には前記伝動軸の左スプライン内嵌部と前記シフトギヤのスプライン外嵌 部の左端より一定範囲の長さ部分のみが嵌合し、前記伝動軸の円周面部の外周面 と前記シフトギヤにおけるスプライン外嵌部の右側部分の歯先端とが密着接当す るように、かつ、前記シフトギヤが他の変速位置にシフト移動した際には前記伝 動軸のスプライン内嵌部と前記シフトギヤのスプライン外嵌部が軸芯方向全長に 亘って嵌合するように、設定してある点にあり、 その作用効果は次の通りである。
【0009】
【作用】
つまり、シフトギヤを左の低速変速位置に設定すると、シフトギヤのスプライ ン外嵌部と伝動軸の左スプライン内嵌部とが咬合し伝動可能な状態になるととも に、シフトギヤのスプライン外嵌部の歯先端が伝動軸の円周面部の外周面に密着 接当し、シフトギヤの倒れを防止する。 シフトギヤを他の変速位置に設定すると、スプライン内嵌部とスプライン外嵌 部とが咬合し、伝動可能な状態を現出する。
【0010】
【考案の効果】
したがって、伝動動力が大きな低速時においても、シフトギヤの倒れを抑える 構成をとることができ、シフトギヤのスプライン外嵌部を軸芯方向全長に亘って 形成する簡易な構成を採りながら、伝動軸の外周面に左右スプライン内嵌部を左 右に配するだけの変更を加えるだけで、全変速位置においてシフトギヤの倒れを 防止できる。
【0011】
【実施例】
走行用ミッション構造について説明する。図2に示すように、エンジンより動 力伝達を受ける静油圧式無段変速装置(以下HSTと称する)1を設け、主変速 装置を形成するとともに、HST1の出力軸2よりギヤ咬合によって動力伝達を 受ける第1伝動軸3と、この第1伝動軸3に平行な第2伝動軸4とに亘って高・ 中・低3段の副変速装置8を装備し、第2伝動軸4より伝動下手側に、前進用の 左右サイドクラッチ機構5,5及び後進用の左右サイドクラッチ機構6,6を備 え、左右一方の前後進サイドクラッチ機構5,6を切り状態にかつ左右他方の前 進サイドクラッチ機構5を入り状態に設定すると、通常の緩旋回を現出でき、更 に、左右一方の後進サイドクラッチ機構6を入り状態にかつ左右他方の前進サイ ドクラッチ機構5を入り状態に設定すると、左右走行装置7,7を互いに逆方向 に回転させて、信地旋回が可能な走行用伝動系を形成し、コンバインのミッショ ン構造を形成する。
【0012】 副変速装置8の構造について説明する。図1に示すように、左右方向に順に低 速ギヤ部9、高速ギヤ部10、中速ギヤ部11を形成したシフトギヤ14を、第 1伝動軸3に外嵌するとともに、第2伝動軸4に、低速ギヤ15及び高速ギヤ1 6、中速ギヤ17をスプライン外嵌し、夫々のギヤ同志の択一咬合によって、3 段変速が可能である。シフトギヤ14について説明すると、シフトギヤ14の第 1伝動軸3に対する嵌合孔の内周面において、シフトギヤ14の左右両側端より 一定長さだけ内方に入り込む左右スプライン外嵌部14a,14bを夫々形成す るとともに、両スプライン外嵌部14a,14bの間にスプライン外嵌部14a ,14bよりも大径の内周面部14cを形成する。
【0013】 一方、第1伝動軸3の外周面に、シフトギヤ14のシフト移動範囲において左 右両側端より一定範囲の長さだけの左右スプライン内嵌部3a,3bを夫々形成 するとともに、両スプライン内嵌部3a,3bの間に、スプライン内嵌部3a, 3bの外径よりも小径の円周面部3cを形成する。 図1及び図3に示すように、前記円周面部3cの軸芯長Lを、シフトギヤ14 が左側の低速変速位置にシフト移動した際には左スプライン内嵌部3aと左スプ ライン外嵌部14aのみが嵌合するように、かつ、シフトギヤ14が右側の中速 変速位置にシフト移動した際には右スプライン内嵌部3bと右スプライン外嵌部 14bのみが嵌合するように、さらに、シフトギヤ14が左右中間の高速変速位 置にシフト移動した際には左スプライン内嵌部3aと左スプライン外嵌部14a 及び右スプライン内嵌部3bと右スプライン外嵌部14bとが夫々嵌合するよう に、設定する。 円周面部3cの外周面と左右スプライン外嵌部14a,14bの歯先端とが密 着接当する状態に形成してある。つまり、円周面部3cの外径と左右スプライン 内嵌部3a,3bの歯底径とを略同一径に設定してある。
【0014】 次に、HST1の出力部構造について説明する。図1に示すように、HST1 のケース1Aと、第1出力軸3等を収納するミッションケース12との合わせ面 部位において、第1出力軸3を片持ち状態で支持するベアリング13を、両ケー ス1A,12に跨がる状態でインロー式に両ケース1A,12に嵌入して、ベア リング13を両ケース1A,12の位置決め具として利用している。ベアリング 13の両ケース1A,12に対する嵌合公差は、HSTケース1Aに対する方を きつくしてある。 第1出力軸3に出力すべくHST1出力軸2に装着される出力ギヤ19の取り 付け形態は、出力軸2にスプラインを形成し、出力ギヤ19とのスプライン嵌合 を密着度合いの高いものにして、周方向での出力ギヤ19のガタ付を抑えたもの にしてある。 図1に示すように、ベアリング13のアウターレース外周面にC型止め輪等の 装着用の環状溝18を形成する。これによって、HST1のケース1Aに対して ベアリング13をきつい公差で嵌合してあるが為に、HST1をミッションケー ス12から分離した際に、ベアリング13はHST1の出力軸2に装着されたま まとなる。そこで、環状溝18にC型止め輪等を嵌着し、その止め輪にギヤプー ラ等の適当な工具を係合してベアリング13を容易に取り外すことができる。 〔別実施例〕 図4に示すように、シフトギヤ14の第1伝動軸3に対する嵌合孔の内周面 に、前記シフトギヤ14の軸芯方向全長に亘るスプライン外嵌部14dを形成し 、 前記第1伝動軸3の外周面に、前記シフトギヤ14のシフト移動範囲において 左右両側端より一定範囲の長さだけの左右スプライン内嵌部3a,3bを夫々形 成するとともに、前記両スプライン内嵌部3a,3bの間に、スプライン内嵌部 3a,3bの外径よりも小径の円周面部3cを形成し、 前記円周面部3cの軸芯長を、前記シフトギヤ14が左側の低速変速位置にシ フト移動した際には前記第1伝動軸3の左スプライン内嵌部3aと前記シフトギ ヤ14のスプライン外嵌部14dの左端より一定範囲の長さ部分のみが嵌合し、 前記第1伝動軸3の円周面部3cの外周面と前記シフトギヤ14におけるスプラ イン外嵌部14dの右側部分の歯先端とが密着接当するように、かつ、前記シフ トギヤ14が高・中速変速位置にシフト移動した際には前記第1伝動軸3の右ス プライン内嵌部3bと前記シフトギヤ14のスプライン外嵌部14dが軸芯方向 全長に亘って嵌合するように、設定してある。変速段数としては二段以上であっ てもよい。 副変速装置8としては高低二段に設定されたものでもよく、それに応じてシ フトギヤ14及び相手側ギヤ15を二段構成のものにする。 本考案はコンバイン以外の農機あるいは他の一般機械に適用してもよい。
【0015】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】低速ギヤと低速ギヤ部とが咬合した状態を示す
縦断側面図
【図2】ミッション構造を示す構成図
【図3】シフトギヤと伝動軸とを示す断面図
【図4】シフトギヤと伝動軸との別実施例を示す断面図
【符号の説明】
3 伝動軸 3a 左スプライン内嵌部 3b 右スプライン内嵌部 3c 円周面部 9 低速ギヤ部 10 高速ギヤ部 11 中速ギヤ部 14 シフトギヤ 14a 左スプライン外嵌部 14b 右スプライン外嵌部 14c 内周面部 14d スプライン外嵌部 15 低速ギヤ 16 高速ギヤ 17 中速ギヤ L 円周面部軸芯長

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝動下手側の高・中・低速ギヤ(1
    6),(17),(15)に対して、選択係合可能な高
    ・中・低速ギヤ部(10),(11),(9)を一体形
    成したシフトギヤ(14)を伝動軸(3)に、その伝動
    軸(3)の軸芯方向にスライド移動自在に、かつ、夫々
    の変速シフト位置で前記伝動軸(3)とスプライン嵌合
    可能に構成してあるミッション構造であって、 前記シフトギヤ(14)の伝動軸(3)に対する嵌合孔
    の内周面において、前記シフトギヤ(14)の左右両側
    端より一定長さだけ内方に入り込む左右スプライン外嵌
    部(14a),(14b)を夫々形成するとともに、前
    記両スプライン外嵌部(14a),(14b)の間にス
    プライン外嵌部(14a),(14b)よりも大径の内
    周面部(14c)を形成し、 前記伝動軸(3)の外周面に、前記シフトギヤ(14)
    のシフト移動範囲において左右両側端より一定範囲の長
    さだけの左右スプライン内嵌部(3a),(3b)を夫
    々形成するとともに、前記両スプライン内嵌部(3
    a),(3b)の間に、スプライン内嵌部(3a),
    (3b)の外径よりも小径の円周面部(3c)を形成
    し、 前記円周面部(3c)の軸芯長(L)を、前記シフトギ
    ヤ(14)が左側の変速位置にシフト移動した際には前
    記左スプライン内嵌部(3a)と左スプライン外嵌部
    (14a)のみが嵌合するように、かつ、前記シフトギ
    ヤ(14)が右側の変速位置にシフト移動した際には前
    記右スプライン内嵌部(3b)と右スプライン外嵌部
    (14b)のみが嵌合するように、さらに、前記シフト
    ギヤ(14)が左右中間の変速位置にシフト移動した際
    には前記左スプライン内嵌部(3a)と左スプライン外
    嵌部(14a)及び前記右スプライン内嵌部(3b)と
    右スプライン外嵌部(14b)とが夫々嵌合するよう
    に、設定し、 前記円周面部(3c)の外周面と前記左右スプライン外
    嵌部(14a),(14b)の歯先端とが密着接当する
    状態に形成してあるミッション構造。
  2. 【請求項2】 伝動下手側の複数の変速ギヤ(16),
    (17),(15)に対して、選択係合可能な複数の変
    速ギヤ部(10),(11),(9)を一体形成したシ
    フトギヤ(14)を伝動軸(3)に、その伝動軸(3)
    の軸芯方向にスライド移動自在に、かつ、変速シフト位
    置で前記伝動軸(3)とスプライン嵌合可能に構成して
    あるミッション構造であって、 前記シフトギヤ(14)の伝動軸(3)に対する嵌合孔
    の内周面に、前記シフトギヤ(14)の軸芯方向全長に
    亘るスプライン外嵌部(14d)を形成し、前記伝動軸
    (3)の外周面に、前記シフトギヤ(14)のシフト移
    動範囲において左右両側端より一定範囲の長さだけの左
    右スプライン内嵌部(3a),(3b)を夫々形成する
    とともに、前記両スプライン内嵌部(3a),(3b)
    の間に、スプライン内嵌部(3a),(3b)の外径よ
    りも小径の円周面部(3c)を形成し、 前記円周面部(3c)の軸芯長(L)を、前記シフトギ
    ヤ(14)が左側の低速変速位置にシフト移動した際に
    は前記伝動軸(3)の左スプライン内嵌部(3a)と前
    記シフトギヤ(14)のスプライン外嵌部(14d)の
    左端より一定範囲の長さ部分のみが嵌合し、前記伝動軸
    (3)の円周面部の外周面と前記シフトギヤ(14)に
    おけるスプライン外嵌部(14d)の右側部分の歯先端
    とが密着接当するように、かつ、前記シフトギヤ(1
    4)が他の変速位置にシフト移動した際には前記伝動軸
    (3)の右スプライン内嵌部(3b)と前記シフトギヤ
    (14)のスプライン外嵌部(14d)が軸芯方向全長
    に亘って嵌合するように、設定してあるミッション構
    造。
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