JPH0514697U - 照明器具の耐振装置 - Google Patents
照明器具の耐振装置Info
- Publication number
- JPH0514697U JPH0514697U JP6240191U JP6240191U JPH0514697U JP H0514697 U JPH0514697 U JP H0514697U JP 6240191 U JP6240191 U JP 6240191U JP 6240191 U JP6240191 U JP 6240191U JP H0514697 U JPH0514697 U JP H0514697U
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- Japan
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- main body
- lighting fixture
- luminaire
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単で安定的に耐振機能を保有する照明器具
の耐振装置を得る。 【構成】 照明器具本体1の底板1aにコ字状の切れ目
を入れ、該部を押し出してずれ止め突出部7を形成し、
平面形状が丁字状で中央部が丘状に盛り上げられて三脚
状に形成された板ばね6をずれ止め突出部7に一側縁を
当接させて照明器具1と構造物5との間に装着して、照
明器具1を構造物5に取り付ける。
の耐振装置を得る。 【構成】 照明器具本体1の底板1aにコ字状の切れ目
を入れ、該部を押し出してずれ止め突出部7を形成し、
平面形状が丁字状で中央部が丘状に盛り上げられて三脚
状に形成された板ばね6をずれ止め突出部7に一側縁を
当接させて照明器具1と構造物5との間に装着して、照
明器具1を構造物5に取り付ける。
Description
【0001】
この考案は、直付け照明器具の耐振装置に関するものである。
【0002】
従来、直付け照明器具を構造物等に取り付けるとき、耐振装置は設けられてい なかった。
【0003】
従来の直付け照明器具には耐振装置は設けられていなかったので、振動,衝撃 を受けて、故障や寿命の短縮等が発生している。特に必要がある場合は、ゴムク ッションやスプリングなどを挾んで取り付けるという手段があるが、効果に疑問 があるとか高価であるというような課題があった。
【0004】 この考案は上記のような課題を解消するためになされたもので、簡単な構成で 振動,衝撃に耐え、もって照明器具の故障や寿命の短縮等を防止することができ る耐振装置を得ることを目的とする。
【0005】
この考案に係る照明器具の耐振装置は、照明器具本体の底板にコ字状の切れ目 を入れ、該部を押し出して形成したずれ止め突出部と、このずれ止め突出部に一 側縁を当接させて照明器具と構造物との間に装着される平面形状が丁字状で中央 部が丘状に盛り上げられて三脚状に形成された板ばねとからなるものである。
【0006】
この考案における照明器具と構造物との間に装着される板ばねは、三脚状であ るので、安定して装着することができ、いずれの方向の振動に対しても衝撃を緩 和する。また、照明器具本体に形成したずれ止め突出部に板ばねの一側縁を当接 させて装着したので、板ばねが振動等によってずれ動くようなことがなく、安定 して耐振機能を発揮する。
【0007】
以下、この考案の一実施例を図について説明する。図1はこの考案の一実施例 による照明器具の耐振装置を示し、(A)は取り付けられた照明器具の側面図、 (B)はその正面図、(C)はその底面図、(D)は板ばねの平面図、(E)は 板ばねの正面図、(F)は板ばねの側面図、(G)はずれ止め突出部の断面図で ある。図において、1は照明器具本体、2はカバー、3は管球、4は本体取付穴 、5は構造物、6は板ばね、7はずれ止め突出部である。
【0008】 この照明器具の耐振装置は、図1(A)乃至(C)に示すように、照明器具本 体1の底面と構造物5との間にばね鋼板等で作られた板ばね6を装着したもので ある。板ばね6は、図1(D)乃至(F)に示すように、平面形状は丁字状に形 成され、中央部に照明器具本体取付ボルトが通る本体取付穴4があけられており 、中央部と端部との間がゆるいS字状に湾曲した形状となって、三脚状となって いる。この三脚状の板ばね6を、図1(A)乃至(C)に示すように装着して、 板ばね6の本体取付穴4に取付ボルトを通して照明器具本体1を構造物5に取り 付けるのであるが、照明器具本体1の底板の図1(C)に示す位置にずれ止め突 出部7が形成されている。ずれ止め突出部7は、図1(G)に示すように、本体 底板1aにコ字状の切れ目をいれ、該部を押し出して突出部を形成したものであ る。このずれ止め突出部7の形成加工はプレスですれば簡単にできる。このずれ 止め突出部7は図1(C)に示す位置に形成されているので、図1(C)に示す ように板ばね6を装着すれば、板ばね6の一側縁が丁度ずれ止め突出部7に当接 する位置姿勢となる。
【0009】 次に、作用について説明する。このような板ばね6を、上記説明のように照明 器具本体1の底板1aと構造物5との間に装着して、板ばね6の本体取付穴4に 取付ボルトを通してねじ込み、この照明器具を構造物5に取り付ける。板ばね6 の本体取付穴4には取付ボルトが通り、図1(C)に示すように、板ばね6の一 側縁にはずれ止め突出部7が当接するように設けられているので、板ばね6の平 面上の位置や角度が変化することはなく、板ばね6は常に図示の位置角度を保持 し、振動や衝撃に対して板ばね6の弾性変形で吸収緩和することにより、安定し て耐振機能を発揮する。
【0010】 また、一般に、平面上に物を脚で支持させて立てる場合、静力学的には、2本 以下の脚では不安定であり、3本の脚で過不足なく安定し、4本以上では力を分 担しない無駄な脚がでるものであるが、板ばね6は三脚状であるので、3個の各 脚の先端部でほぼ均等に力を分担して構造物の表面に当接し、いかなる方向の衝 撃や振動に対しても常に安定してこれを吸収し、緩和する。
【0011】 なお、板ばね6は、単なる板で簡単な形状であるので極めて安価に製造するこ とができる。また、照明器具本体底板1aに形成するずれ止め突出部7も、切れ 目を入れて押し出すだけであるので、この照明器具本体底板1aを製造するとき に同時にプレスで形成すればよく、別に工程数は変わらないのでコストの増加は 殆どない。
【0012】
以上のように、この考案によれば、板ばねを三脚状の板ばねとしたので安定し て装着され、各方向の振動や衝撃を吸収し緩和する。また、簡単に形成すること ができるずれ止め突出部により板ばねの装着状態が安定し、耐振機能を保持する 。これにより、照明器具の故障や寿命短縮等が防止される。
【図1】この考案の一実施例による照明器具の耐振装置
を示し、(A)は取り付けられた照明器具の側面図、
(B)はその正面図、(C)はその底面図、(D)は板
ばねの平面図、(E)は板ばねの正面図、(F)は板ば
ねの側面図、(G)はずれ止め突出部の断面図である。
を示し、(A)は取り付けられた照明器具の側面図、
(B)はその正面図、(C)はその底面図、(D)は板
ばねの平面図、(E)は板ばねの正面図、(F)は板ば
ねの側面図、(G)はずれ止め突出部の断面図である。
1:照明器具本体、 1a:底板、 4:本体取付穴、 5:構造物、 6:板ばね、 7:ずれ止め突出部。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】 照明器具本体の底板にコ字状の切れ目を
入れ、該部を押し出して形成したずれ止め突出部と、こ
のずれ止め突出部に一側縁を当接させて照明器具と構造
物との間に装着される平面形状が丁字状で中央部が丘状
に盛り上げられて三脚状に形成された板ばねとからなる
照明器具の耐振装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6240191U JPH0514697U (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 照明器具の耐振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6240191U JPH0514697U (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 照明器具の耐振装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0514697U true JPH0514697U (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=13199081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6240191U Pending JPH0514697U (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 照明器具の耐振装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0514697U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1122771A (ja) * | 1997-06-30 | 1999-01-26 | Aisin Aw Co Ltd | アキュムレータ用スプリング組立体及びそれを用いたアキュムレータ |
JP2012166623A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-06 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 大型構造物の組み立てに用いる組立治具 |
-
1991
- 1991-08-07 JP JP6240191U patent/JPH0514697U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1122771A (ja) * | 1997-06-30 | 1999-01-26 | Aisin Aw Co Ltd | アキュムレータ用スプリング組立体及びそれを用いたアキュムレータ |
JP2012166623A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-06 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 大型構造物の組み立てに用いる組立治具 |
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