JPH0514644A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0514644A
JPH0514644A JP3165781A JP16578191A JPH0514644A JP H0514644 A JPH0514644 A JP H0514644A JP 3165781 A JP3165781 A JP 3165781A JP 16578191 A JP16578191 A JP 16578191A JP H0514644 A JPH0514644 A JP H0514644A
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外志雄 山岸
Norihide Kunikawa
憲英 国川
Yasuhiro Nakai
康博 中井
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00172Apparatus for electrophotographic processes relative to the original handling
    • G03G2215/00341Jam handling in document feeder
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  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 原稿画像の読取り部又は画像形成部の一方が
動作不能な状態でも他方が動作可能ならば処理を続行さ
せ得る画像形成装置を提供する。 【構成】 5枚目原稿の入力画像データの前処理完了前
に5枚目がRDFの原稿搬送路内でのジャミングの場
合、PCUは5枚目のジャミング検出でRDFのシーケ
ンス動作を停止させるが、処理中の4枚目の画像処理及
び複写画像を形成中の3枚目の複写画像の形成はジャミ
ングの発生に無関係に処理を完了させる。PCUは4枚
目の画像処理の完了で、その画像データに基づいて、複
写画像の形成を制御する。1枚目の原稿の画像データ出
力部による複数枚の複写画像の形成が完了し、2枚目の
原稿の画像データに基づいて3枚目の複写画像の形成中
に用紙搬送路内でジャミングを起こした場合、PCUは
ジャミング検出で各制御シーケンスを停止させるが、原
稿の入力画像データの前処理及び画像処理はICUが許
容する限り処理を続行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、用紙に原稿画像を形成
する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写機のような画像形成装置
は、スキャナによって原稿画像を読み取り、原稿の画像
データを読み書き可能なメモリに一旦記憶し、必要に応
じ画像処理部においてこの画像データに各種の処理を施
した後、再びメモリに格納し、処理済みの画像データを
読み出し、例えばレーザプリンタのような画像形成部に
おいて用紙上に可視像を形成するように構成されてい
る。
【0003】この従来の画像形成装置は、原稿画像の読
み取りと同期して画像形成を行うように構成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の画像
形成装置では、原稿画像の読み取り動作と画像形成動作
とが同期されているため、例えばスキャナの自動原稿供
給装置内で紙詰まりが生じている場合等のように原稿画
像の読み取りが不可能なときには画像形成が行われず、
又、例えばレーザプリンタへの用紙搬送路に紙詰まりが
発生している場合等のように画像形成が不可能なときに
は原稿画像の読み取りができないという問題点がある。
即ち、原稿画像の読み取り部及び画像形成部の一方が動
作不能である状態が、他方の動作に影響を与えてしまう
という問題点がある。
【0005】従って、本発明は、原稿画像の読み取り部
及び画像形成部の一方が紙詰まりや復旧のための処理中
等の理由により動作不能な状態にあっても、他方が動作
可能であればその処理を続行させることができる画像形
成装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】原稿画像を読み取る原稿
読み取り手段と、原稿読み取り手段により読み取られた
画像データを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶され
た画像データに基づいて用紙上に画像を形成する画像形
成手段と、原稿読み取り手段と画像形成手段とを互いに
独立に動作可能なように制御する制御手段とを備えてい
る。
【0007】
【作用】制御手段によって原稿読み取り手段と画像形成
手段とは互いに独立に動作可能なように制御されるの
で、従って、原稿読み取り手段及び画像形成手段の一方
が紙詰まりや復旧のための処理中等の理由により動作不
能な状態にあっても、他方が動作可能であればその処理
を続行することができる。即ち、原稿読み取り手段が動
作不能となった場合には、原稿読み取り手段によって既
に読み取られた原稿の画像データについて画像形成が行
えるように、画像形成手段は制御手段によって制御され
る。又、画像形成手段が動作不能となった場合には、画
像形成に備えるため、原稿読み取り手段は既に読み取っ
た原稿の画像データの他に、残りの原稿の画像データを
読み取るように、制御手段によって制御される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。ここでは本発明に係るの画像形成装置をデジ
タル複写機に適用した例を示す。
【0009】図2は本発明に係る画像形成装置の一実施
例であるデジタル複写機の全体構成を示す断面図であ
る。
【0010】同図に示すように、この実施例のデジタル
複写機10には、スキャナ部11、レーザプリンタ部12、多
段給紙ユニット13及びソータ14が備えられている。
【0011】スキャナ部11の上部には両面対応自動原稿
送り装置(RDF)15が設置されており、スキャナ部11
は透明ガラスから成る原稿載置台16、可動であるスキャ
ナユニット17、及びスキャナユニット17の位置を制御す
る位置制御デバイスから構成されている。
【0012】この位置制御デバイスはスキャナユニット
17を駆動するスキャナモータ18、プーリ19、並びにスキ
ャナモータ18及びプーリ19の間に張架されたワイヤ20を
含んでおり、位置制御デバイスはスキャナユニット17を
原稿載置台16の長手方向に沿って移動させると共に、所
定の位置に停止させることが可能なように構成されてい
る。
【0013】スキャナユニット17は原稿を露光するラン
プリフレクタアセンブリ21、CCD(光電変換素子)リ
ニアイメージセンサ22、原稿からの反射光像をCCDリ
ニアイメージセンサ22に導くための複数の反射ミラー2
3、及び原稿からの反射光像をCCDリニアイメージセ
ンサ22に結像させるためのレンズ24を含んでいる。
【0014】スキャナ部11は、原稿載置台16上に載置さ
れた原稿を走査する場合には、原稿載置台16の下面に沿
ってスキャナユニット17が移動しながら原稿画像を読み
取り、RDF15を使用する場合には、RDF15の下方の
所定の位置にスキャナユニット17を停止させた状態で原
稿を搬送しながら原稿画像を読み取るように構成されて
いる。
【0015】原稿画像をスキャナユニット17で読み取る
ことにより得られた画像データは、デジタル複写機10に
含まれている後述する画像処理制御部によって各種処理
が施された後、この画像処理制御部が有しているメモリ
に一旦記憶され、出力指示に応じてメモリ内の画像デー
タをレーザプリンタ部12に与えて用紙上に画像を形成す
る。
【0016】多段給紙ユニット13は第1のカセット28、
第2のカセット29、第3のカセット30、及び選択により
追加可能な第4のカセット31を有している。多段給紙ユ
ニット13では、これらのカセットに収容された用紙の上
から用紙が1枚ずつ送り出され、レーザプリンタ部12へ
向けて搬送される。
【0017】レーザプリンタ部12は手差し原稿トレイ2
5、レーザ書き込みユニット26及び画像を形成するため
の電子写真プロセス部27を備えている。
【0018】レーザ書き込みユニット26は、上述のメモ
リからの画像データに応じたレーザ光を出射する半導体
レーザ、レーザ光を等角速度偏向するポリゴンミラー、
等角速度偏向されたレーザ光が静電写真プロセス部27の
感光体ドラム27a 上で等速度偏向されるように補正する
f−θレンズ等を有している。
【0019】電子写真プロセス部27は、周知の態様に従
い、感光体ドラム27a の周囲に帯電器、現像器、転写
器、剥離器、クリーニング器、除電器及び定着器32を配
置して成っている。
【0020】定着器32より画像が形成されるべき用紙の
搬送方向下流側には搬送路33が設けられており、搬送路
33はソータ14へ通じている搬送路34と多段給紙ユニット
13へ通じている搬送路35とに分岐している。
【0021】搬送路35は多段給紙ユニット13において分
岐しており、分岐後の搬送路として反転搬送路36及び両
面/合成搬送路37が設けられている。
【0022】反転搬送路36は原稿の両面を複写する両面
複写モードにおいて、用紙の裏表を感光ドラム27a の画
像形成位置に対して反転するための搬送路である。両面
/合成搬送路37は、両面複写モードにおいて反転搬送路
36から感光ドラム27a の画像形成位置まで用紙を搬送し
たり、用紙の片面に異なる原稿の画像や異なる色のトナ
ーで画像を形成する合成複写を行う片面合成複写モード
において用紙を反転することなく感光ドラム27aの画像
形成位置まで搬送するための搬送路である。
【0023】多段給紙ユニット13は共通搬送路38を含ん
でおり、共通搬送路38は第1のカセット28、第2のカセ
ット29及び第3のカセット30からの用紙を電子写真プロ
セス部27に向かって搬出するように構成されている。
【0024】共通搬送路38は電子写真プロセス部27へ向
かう途中で第4のカセット31からの搬送路39と合流して
搬送路40に通じている。
【0025】搬送路40は両面/合成搬送路37及び手差し
原稿トレイ25からの搬送路41と合流点42で合流して静電
写真プロセス部27の感光体ドラム27a と転写器との間の
画像形成位置へ通じるように構成されており、これら3
つの搬送路の合流点42は画像形成位置に近い位置に設け
られている。
【0026】従って、レーザ書き込みユニット26及び電
子写真プロセス部27において、上述のメモリから読み出
された画像データは、レーザ書き込みユニット26によっ
てレーザ光線を走査させることにより感光体ドラム27a
の表面上に静電潜像として形成され、トナーにより可視
像化されたトナー像は多段給紙ユニット13から搬送され
た用紙の面上に静電転写され定着される。このようにし
て画像が形成された用紙は定着器32から搬送路33及び34
を介してソータ14へ送られたり、搬送路33及び35を介し
て反転搬送路36へ搬送される。
【0027】次に、RDF15の構成及び動作を説明す
る。
【0028】図3は図2のデジタル複写機10のスキャナ
部11に取り付けられているRDF15の断面図である。
【0029】RDF15はセットされた複数枚の原稿を1
枚ずつスキャナ部11へ自動的に送給し、オペレータの選
択に応じて原稿の片面又は両面を図2のスキャナユニッ
ト17に読み取らせることが可能なように構成されてい
る。
【0030】図3に示すように、RDF15は原稿51をセ
ットするための原稿トレイ50、図示していない電磁クラ
ッチを介して駆動される原稿ピックアップローラ52、搬
送ローラ対53、原稿51の搬送進路を切り換え可能なソレ
ノイド駆動のチェンジレバー54、2方向(図に示す矢印
方向)に回転可能な原稿支持ドラム(プラテンローラ)
55、プラテンローラ55と協働して原稿51を送給する左右
の供給ローラ56L 及び56R 、透明な原稿支持ガラス57、
左右の原稿ガイド58L 及び58R 、左右の原稿排出ローラ
59L 及び59R 、原稿排出ローラ59L 及び59R とそれぞれ
協働するソレノイド駆動の左右の可動ガイド60L 及び60
R 、ソレノイド駆動の原稿排出可動ガイド61、原稿排出
搬送路62、排紙ローラ対63、排紙トレイ64、ソレノイド
駆動の回動可能な原稿反転ガイド65、原稿反転ガイド65
により一方の側が形成されている反転搬送路66、電磁ク
ラッチを介して駆動される反転搬送ローラ対67、並びに
回動軸68を備えている。
【0031】プラテンローラ55と原稿支持ガラス57との
間隔は、原稿51の厚さより大きく設定することが望まし
い。
【0032】原稿51の搬送路には、原稿検出センサS1〜
S5が配置されており、原稿51を検出したときにそれぞれ
出力される原稿検出センサS1〜S5からの信号は、図示し
ていない後述する中央制御ユニットへ送られる。
【0033】この中央制御ユニットは各種の電磁クラッ
チ及びソレノイドを所定のタイミングで作動させること
により、後述の如く原稿読み取り位置(露光位置)Pを
経て原稿51を搬送すべく制御するように構成されてい
る。
【0034】次に、RDF15の動作を説明する。
【0035】原稿51の片面のみを複写する場合には、原
稿トレイ50上に複数枚の原稿51をセットして、図2のデ
ジタル複写機10に設けられている後述する操作パネルの
入力キーによって複写モード(原稿片面走査、複写枚
数、複写濃度等)を入力する。
【0036】デジタル複写機の操作パネルのプリントス
イッチが押されると、RDF15の図示していないメイン
モータが回転を始める。
【0037】次に原稿ピックアップローラ52のクラッチ
がオン状態となり、回転する原稿ピックアップローラ52
は原稿トレイ50上にセットされた複数枚の原稿51の最上
位の原稿を1枚だけ送給する。このときに搬送ローラ対
53のクラッチも同時にオン状態となり、搬送ローラ対53
も回転駆動される。
【0038】送給された原稿51の先端が第1の原稿検出
センサS1に達すると、チェンジレバー54のソレノイドが
励磁され、チェンジレバー54は、図3に一点鎖線で示す
位置から実線で示す位置へ切り換えられる。更に原稿51
の送給が続行されるにつれて、原稿51の先端はチェンジ
レバー54の側面に沿って案内され、第4の原稿検出セン
サS4の方向へ導かれる。
【0039】原稿51の先端が第4の原稿検出センサS4に
よって検出された後、原稿51がプラテンローラ55と右側
の供給ローラ56Rとに支持されたタイミングに合わせ
て、一旦原稿51の搬送を停止する。
【0040】次に、所定のタイミングで右側の搬送ロー
ラ56R のクラッチがオン状態となり、原稿支持ガラス57
の露光位置Pへ再び原稿51の送給を開始する。
【0041】プラテンローラ55は原稿51が右側の原稿ガ
イド58R によってプラテンローラ55の表面に押し付けら
れた状態で、露光位置Pを時計回りの方向に回転し、原
稿51は露光位置Pを図3の右から左方向へ通過する。露
光位置Pにおいて、原稿51の画像データが図2のスキャ
ナユニット17によって読み取られる。
【0042】露光位置Pを通過した原稿51は、左側の原
稿ガイド58Lの下側を通って左側の原稿排出ローラ59L
の方へ搬送される。原稿51の先端が原稿排出ローラ59L
に達したタイミングに合わせて、左側の可動ガイド60L
のソレノイドが励磁され、原稿51を挟んだ状態で可動ガ
イド60L は原稿排出ローラ59L に対して押圧される。
【0043】これにより、原稿51には原稿排出ローラ59
L の摩擦力による搬送力が与えられ、原稿51は原稿排出
可動ガイド61の上面に沿って案内され、原稿排出搬送路
62を通って、排紙ローラ対63によって排紙トレイ64上へ
排出される。
【0044】原稿排出搬送路62に設けられている第5の
原稿検出センサS5は、原稿51の後端を検出して、原稿51
が排紙トレイ64上へ排出されたことを判別するためのも
のである。
【0045】複数枚の原稿51が原稿トレイ50上にセット
されている場合には、前の原稿の後端が露光位置Pを通
過するタイミングに合わせて、次の原稿が送給される。
【0046】原稿トレイ50には、原稿51がセットされて
いるか否かを検出する図示していない原稿検出センサが
設けられており、最後の原稿51がなくなるまで上述の動
作が繰り返される。
【0047】次に、原稿51の両面を複写する場合には、
デジタル複写機の操作パネルのプリントスイッチが押さ
れると、原稿ピックアップローラ52は原稿トレイ50上に
セットされた複数枚の原稿51の最上位の原稿を1枚だけ
送給する。
【0048】送給された原稿51の先端が第1の原稿検出
センサS1に達すると、搬送ローラ対53のクラッチがオン
状態となり、搬送ローラ対53も回転駆動される。このと
き、チェンジレバー54のソレノイドは非励磁状態となっ
ており、チェンジレバー54は、図3に一点鎖線で示す位
置にあって、原稿51の先端は第2の原稿検出センサS2の
方へ案内される。
【0049】第2の原稿検出センサS2を通過した原稿51
の先端がプラテンローラ55と左側の供給ローラ56L とに
挟まれた状態で、左側の搬送ローラ56L のクラッチがオ
フ状態となり、一旦原稿51の搬送を停止する。
【0050】次に、所定のタイミングで搬送ローラ56L
のクラッチが再びオン状態となり、原稿支持ガラス57の
露光位置Pへ再び原稿51の送給が開始される。
【0051】プラテンローラ55は原稿51は左側の原稿ガ
イド58L によってプラテンローラ55の表面に押し付けら
れた状態で、露光位置Pを反時計回りの方向に回転し、
原稿51は露光位置Pを図3の左から右方向へ通過する。
こうして原稿51の片面の露光走査が開始される。
【0052】露光位置Pを通過した原稿51は、右側の原
稿ガイド58Rの下側を通って右側の原稿排出ローラ59R
の方へ送られる。原稿51の先端が原稿排出ローラ59R に
達したタイミングに合わせて、右側の可動ガイド60R の
ソレノイドが励磁され、原稿51を挟んだ状態で可動ガイ
ド60R は原稿排出ローラ59R に対して押圧される。
【0053】可動ガイド60R と原稿排出ローラ59R とに
より挟まれることによって搬送される原稿51は、反転搬
送路66へ導かれ、反転搬送ローラ対67によって第3の原
稿検出センサS3の方へ搬送される。
【0054】原稿51の先端が第3の原稿検出センサS3に
達すると、原稿反転ガイド65のソレノイドが励磁され
て、原稿反転ガイド65はその回動軸68を中心として実線
で示す位置から一点鎖線で示す位置へ図に示す矢印に沿
って回動し、反転搬送路66を開放する。同時に、チェン
ジレバー54のソレノイドが励磁され、チェンジレバー54
は一点鎖線で示す位置から実線で示す位置へ切り換えら
れる。
【0055】原稿51の先端は更に、反転搬送ローラ対67
によって搬送ローラ対53へ導かれ、実線で示す位置に切
り換えられたチェンジレバー54の側面に沿って第4の原
稿検出センサS4の方へ案内される。そして、原稿51の先
端がプラテンローラ55と右側の供給ローラ56Rとに挟ま
れた時点で、一旦原稿51の搬送を停止する。
【0056】この状態において、反転搬送路長(プラテ
ンローラ55と供給ローラ56R との接点から、第4の原稿
検出センサS4、チェンジレバー54、搬送ローラ対53、第
3の原稿検出センサS3、反転搬送ローラ対67及び反転搬
送路66を通り、可動ガイド60R と原稿排出ローラ59R と
の接点までの長さ)よりも原稿の長さの方が長い場合に
は、原稿反転ガイド65の回動によって反転搬送路66が開
放されているので、原稿の先端部分が停止した状態にあ
っても、反転搬送ローラ対67以降の原稿の部分は、反転
搬送ローラ対67に挟まれた位置から可動ガイド60R と原
稿排出ローラ59R とに挟まれた位置までの間で、自然な
撓みを形成する。
【0057】原稿反転ガイド65の回動による反転搬送路
66の開放の程度については、例えば図示していない原稿
サイズを検出可能な原稿サイズ検出装置によって検出さ
れた原稿のサイズ、若しくはオペレータにより操作パネ
ルの入力キーを介して入力された原稿のサイズに応じて
反転搬送路66が開放するように、その開放の程度を予め
設定しておくように構成してもよい。
【0058】次に、原稿51の後端が露光位置Pを通過し
た後、スキャナユニット17とのタイミングを取って、原
稿支持ガラス57の露光位置Pへ再び原稿の送給を開始す
る。
【0059】プラテンローラ55は原稿51が原稿ガイド58
R によってプラテンローラ55の表面に押し付けられた状
態で、露光位置Pを時計回りの方向に回転し、原稿51は
露光位置Pを図3の右から左方向へ通過する。露光位置
Pにおいて、原稿51の画像データがスキャナユニット17
によって読み取られる。
【0060】露光位置Pを通過した原稿51は、左側の原
稿ガイド58Lの下側を通って左側の原稿排出ローラ59L
の方へ搬送される。原稿51の先端が原稿排出ローラ59L
に達したタイミングに合わせて、左側の可動ガイド60L
のソレノイドを励磁し、原稿51を挟んだ状態で可動ガイ
ド60L を原稿排出ローラ59L に対して押圧させ、原稿51
を搬送する。
【0061】原稿51の2面目の画像の読み取りが完了し
た時点で、原稿反転ガイド65のソレノイドは非励磁状態
となり、原稿反転ガイド65は実線で示す位置に復帰し
て、次の原稿51の先端を反転搬送ローラ対67へ導くべく
待機する。
【0062】可動ガイド60L と原稿排出ローラ59L とに
より挟まれることによって搬送される原稿51は、原稿排
出可動ガイド61の上面に沿って案内され、原稿排出搬送
路62を通って、排紙ローラ対63によって排紙トレイ64上
へ排出される。
【0063】複数枚の原稿51が原稿トレイ50上にセット
されている場合には、前の原稿の2面目の走査露光時
に、原稿の後端が露光位置Pを通過するタイミングに合
わせて、次の原稿が送給される。
【0064】上述の動作は、原稿トレイ50上に最後の原
稿51がなくなるまで繰り返される。
【0065】図4は図2のデジタル複写機10のスキャナ
部11に設けることが可能な原稿サイズ検出装置の平面図
である。図5は図4の原稿サイズ検出装置の平面図のA
−A線に沿った断面図である。
【0066】この実施例のデジタル複写機10のスキャナ
部11には、これらの図に示すような原稿サイズ検出装置
を設けることが可能である。
【0067】この原稿サイズ検出装置は複数対の発光素
子71と受光素子72とを備えている。
【0068】複数対の発光素子71と受光素子72とは、一
対の発光素子71及び受光素子72を結ぶ線が他の一対の発
光素子71及び受光素子72を結ぶ線と互いに平行になるよ
うに原稿載置台16に配設されており、個々の発光素子71
から発せられた光が対応する受光素子72に届くか、原稿
載置台16上に置かれた原稿により遮られて対応する受光
素子72に届かないかによって原稿のサイズを検出するよ
うに構成されている。
【0069】検出された原稿のサイズは、デジタル複写
機の上部に設けられている後述する操作/表示パネルに
用紙のサイズと共に表示される。この原稿サイズ検出装
置について、より詳しくは、本出願人の特開平2-140603
の開示を参照することができる。
【0070】尚、図3に示すRDF15の原稿を収納する
ための原稿トレイ50にも、同様の原稿サイズ検出装置を
設けることが可能である。
【0071】次に、図2のデジタル複写機10の上部に設
けられている操作/表示パネルを説明する。
【0072】図6は図2のデジタル複写機10の操作パネ
ルの外観図、図7は図6の操作パネルの表示部の基本画
面の拡大図、図8は図6の操作パネルの表示部の倍率設
定画面を示す説明図、図9は図6の操作パネルの表示部
の用紙サイズ設定画面を示す説明図、図10は図6の操
作パネルの表示部のコピー濃度設定画面を示す説明図、
図11は図6の操作パネルの表示部のコピー枚数設定画
面を示す説明図、及び図12は図6の操作パネルの表示
部の複写モード等設定画面を示す説明図である。
【0073】図6に示すように、操作パネル80には、そ
のほぼ中央に入力部を兼ねた表示部80a 、並びに右端に
はプリントスイッチ80b 及びクリアキー80c が設けられ
ている。表示部80a は例えば、ドットマトリックス状の
液晶表示部の表示面に透明なタッチパネルから構成する
ようにしてもよい。
【0074】図7には電源投入時の基本画面が拡大され
て図6の表示部80aに表示された状態が示されており、
表示部80a の上部には、複写倍率を選択可能な倍率選択
エリア81、用紙サイズを選択可能な用紙サイズ選択エリ
ア82、複写濃度を選択可能なコピー濃度選択エリア83及
び複写枚数を選択可能なコピー枚数選択エリア84、並び
に表示部80a の左下部にはソータの種類を選択可能なソ
ータ選択エリア85及び表示部80a の右下部には例えば、
片面原稿から両面複写を行う等の複写モードを選択可能
なプラス機能選択エリア86が設けられている。
【0075】操作パネル80は、表示部80a の倍率選択エ
リア81に触れると図8に示す倍率設定画面に、用紙サイ
ズ選択エリア82に触れると図9に示す用紙サイズ設定画
面に、コピー濃度選択エリア83に触れると図10に示す
コピー濃度設定画面に、コピー枚数選択エリア84に触れ
ると図11に示すコピー枚数設定画面にそれぞれ切り換
わるように構成されている。
【0076】又、操作パネル80は、ソータ選択エリア85
に触れると、『ノンソート』、『ソート』、『グルー
プ』、『ステープルソート』及び『中綴じ設定画面』の
順に表示が切り換わり、プラス機能選択エリア86に触れ
ると、図12に示す複写モード等設定画面に切り換わる
ように構成されている。
【0077】図8に示す倍率設定画面では、縮小選択エ
リア81a 又は拡大選択エリア81b に触れると固定倍率が
選択され、表示部80a の左上部の倍率表示エリア81c に
選択された固定倍率(例えば図に示す141%)が表示
される。ズームダウン選択エリア81d 及びズームアップ
選択エリア81e は、複写倍率を1パーセント刻みで任意
に設定できる選択エリアであり、100%選択エリア81
f は複写倍率を等倍に戻す際に選択される選択エリアで
あり、倍率自動選択エリア81g は原稿のサイズと用紙の
サイズとから複写倍率を装置側で自動的に設定するモー
ドを選択するためのエリアである。
【0078】図9に示す用紙サイズ設定画面では、図2
のデジタル複写機10の多段給紙ユニット13に含まれてい
る第1のカセット28、第2のカセット29、第3のカセッ
ト30、オペレータの選択により追加可能な第4のカセッ
ト31及び図示していない第5のカセット等の給紙部にそ
れぞれ収納されている用紙のサイズが、選択エリア82a
、82b 、82c 、82d 及び82e にそれぞれ表示されてい
る。オペレータの希望するサイズの用紙が収納されてい
るカセットが表示されている選択エリア82a 、82b 、82
c 、82d 及び82eのいずれかに触れることにより、対応
するカセットが選択され、表示エリア82f には選択され
たカセットの番号(例えば図に示す番号2)及び用紙サ
イズ(例えば図に示す81/2 ×11)が表示される。
又、表示エリア82g には図4及び図5に示す原稿サイズ
検出装置によって検出された原稿のサイズ(例えば図に
示す11×17)も同時に表示されるように構成されて
いる。図10に示すコピー濃度設定画面には、複写濃度
を任意に調整可能な『うすく』の選択エリア83a 及び
『こく』の選択エリア83b 、原稿の濃度を判別して自動
的に適切な複写濃度を設定するモードを選択可能な『自
動濃度』の選択エリア83c 、並びに写真等のハーフトー
ン画像を強調するモードを選択可能な『ハーフトーン強
調』の選択エリア83d が設けられている。
【0079】図11に示すコピー枚数設定画面には、複
写枚数を入力するための0から9までの数字に対応する
選択エリア84a 及びクリアするための選択エリア84c が
設けられており、希望する複写枚数が入力されると、表
示エリア84b には入力設定されたコピー枚数(例えば図
に示す999枚)が表示される。
【0080】図12に示す複写モード等設定画面には、
そのほぼ中央に片面原稿から両面コピー(原稿枚数は偶
数)、片面原稿から両面コピー(原稿枚数は奇数)、両
面原稿から両面コピー及び両面原稿から片面コピー等を
作成する際にそれぞれ選択する選択エリア86a 、86b 、
86c 及び86d が設けられており、両面複写を行う選択エ
リア86a 、86b 及び86c のいずれかに触れた後、『戻
る』の選択エリア86e に触れると、図7の基本画面に戻
る。
【0081】次に、図2のデジタル複写機10において原
稿画像が形成される際の用紙の搬送状態を説明する。
【0082】図13及び図14は図2のデジタル複写機
10において原稿画像が形成される際の用紙の搬送状態を
説明するための模式図である。
【0083】これらの図には複数枚の用紙の両面に原稿
画像を形成する場合のこれらの用紙の搬送状態が示され
ており、図13(A) 〜(E) は用紙の一方の面に原稿画像
が形成される際に用紙が搬送されるプロセスを、図14
(A) 〜(D) は用紙の他方の面に原稿画像が形成される際
に用紙が搬送されるプロセスをそれぞれ順次示してい
る。
【0084】この用紙の搬送プロセスは、後述する中央
制御ユニットによって制御、実行されるように構成する
ことが可能である。
【0085】図13(A) には、給紙カセット91、給紙カ
セット91から導かれている搬入搬送路90a 、用紙に原稿
画像が形成される画像形成位置を含む画像形成搬送路90
b 、用紙の裏表を画像形成位置に対して反転するための
反転搬送路90c 、反転搬送路90c から画像形成搬送路90
b へ通じている搬送路90d 、図に示していない排紙トレ
イに通じている排出搬送路90e 及び感光ドラム92が示さ
れている。
【0086】同図に示す給紙カセット91、搬入搬送路90
a 、反転搬送路90c 、搬送路90d 及び感光ドラム92は、
図2のデジタル複写機10の多段給紙ユニット13に含まれ
ている給紙のためのカセット、共通搬送路38、反転搬送
路36、両面/合成搬送路37及び感光体ドラム27a にそれ
ぞれ対応している。
【0087】図13(A) 〜(E) を参照して4枚の用紙1
〜4 の一方の面1A〜4Aに原稿画像が形成される際に用紙
が搬送されるプロセスを説明する。
【0088】図13(A) に示すように、1枚目の用紙1
が給紙カセット91から搬入搬送路90a 介して画像形成搬
送路90b と感光ドラム92との間の画像形成位置まで搬入
され、次いで、図13(B) に示すように、用紙1 の一方
の面1Aに画像が形成されると共に2枚目の用紙2 が搬入
搬送路90a に搬入される。次いで、図13(C) に示すよ
うに、用紙1 が反転搬送路90c へ送り込まれると共に、
用紙2 の一方の面2Aに画像が形成され、又、3枚目の用
紙3 が搬入搬送路90a に搬入される。次いで、図13
(D) に示すように、用紙1 が反転搬送路90c から搬送路
90d へ搬送され、用紙2 が反転搬送路90c へ送り込ま
れ、用紙3 の一方の面3Aに画像が形成され、又、4枚目
の用紙4 が搬入搬送路90a に搬入される。次いで、図1
3(E) に示すように、用紙1 が反転されて画像形成搬送
路90b へ搬入され、用紙2 が反転搬送路90c から搬送路
90d へ搬送され、用紙3が反転搬送路90c へ送り込ま
れ、用紙4 の一方の面4Aに画像が形成される。
【0089】次に、図13(E) に示す状態に続き、図1
4(A) 〜(D) を参照して用紙1 〜4の他方の面1B〜4Bに
原稿画像が形成される際に用紙が搬送されるプロセスを
説明する。
【0090】図13(E) において反転されて搬送路90d
から画像形成搬送路90b へ搬入された1枚目の用紙1 は
図14(A)に示すように、その他方の面1Bに画像が形成
され、反転された2枚目の用紙2 が搬送路90d から画像
形成搬送路90b へ搬入され、3枚目の用紙3 が反転搬送
路90c から搬送路90d へ搬送され、4枚目の用紙4 が反
転搬送路90c へ送り込まれる。次いで、図14(B) に示
すように、用紙1 が画像形成搬送路90b から排出搬送路
90e へ搬送され、用紙2 の他方の面2Bに画像が形成さ
れ、反転された用紙3 が搬送路90d から画像形成搬送路
90b へ搬入され、用紙4 が反転搬送路90c から搬送路90
d へ搬送される。次いで、図14(C) に示すように、用
紙2 が画像形成搬送路90b から排出搬送路90e へ搬送さ
れ、用紙3の他方の面3Bに画像が形成され、反転された
用紙4 が搬送路90d から画像形成搬送路90b へ搬入され
る。次いで、図14(D) に示すように、用紙3 が画像形
成搬送路90b から排出搬送路90e へ搬送され、用紙4 の
他方の面4Bに画像が形成され、5枚目の用紙5 が給紙カ
セット91から搬入搬送路90a へ搬入される。
【0091】次に、図2に示すデジタル複写機10の制御
系統を説明する。
【0092】図15は図2のデジタル複写機10の制御系
統の構成を示すブロック図である。同図において、各ブ
ロック間の肉厚のある矢印は画像データの流れを、実線
の矢印は制御信号の流れを、破線の双方向矢印は通信制
御ラインを示す。
【0093】同図に示すように、デジタル複写機10はそ
の動作を制御するための制御系統を含んでおり、この制
御系統は中央制御ユニット(PCU)101 、画像処理ユ
ニット(ICU)102 、操作基板ユニット(OPU)10
3 、ソータコントロールユニット(FCU)104 、入力
データ前処理ユニット(CCU)105 及びレーザコント
ロールユニット106 を備えている。
【0094】PCU101 は中央演算処理装置(CPU)
を有しており、デジタル複写機10の各部を統括的に制御
するように、即ちICU102、OPU103 及びFCU104
を通信(図に示す破線の矢印)により制御するように
構成されている。
【0095】OPU103 は図6に示す操作パネル80を制
御し、FCU104 はソータ14を制御するように構成され
ている。
【0096】図2のスキャナ部11に関連するモータ及び
ソレノイド等の負荷107 、レーザプリンタ部12に関連す
るモータ、ソレノイド及び高圧ユニット等の負荷108 、
RDF15に関連するモータ、クラッチ及びスイッチ等の
負荷109 、並びに多段給紙ユニット13即ちデスクに関連
するモータ、クラッチ及びソータ等の負荷110 のシーケ
ンス制御は、PCU101 が直接制御するように構成され
ている。
【0097】後述する画像データの処理は、直接的には
ICU102 に含まれているCPUによって行われる。図
15に示すように、ICU102 は図2のCCDリニアイ
メージセンサ22からの画像データを前処理してICU10
2 に含まれているメインメモリ102aに記憶するためのC
CU105 と、メインメモリ102aに記憶されているデータ
をレーザプリンタ部12へ出力するためのレーザコントロ
ールユニット106 とを、並行して制御することが可能に
構成されている。
【0098】CCU105 、ICU102 及びレーザコント
ロールユニット106 は、それぞれ独立した制御ユニット
であり、各制御ユニットにおいて処理するデータの対象
が同一でない限り、CCU105 、ICU102 及びレーザ
コントロールユニット106 の各制御ユニットは並行して
独立に処理を行うことが可能であり、且つ他の制御ユニ
ットの処理状況に影響されることなく動作可能である。
但し、PCU101 に含まれているCPUは、ICU102
による画像データの処理を通信により制御することが可
能に構成されている。
【0099】次に、画像データの入力から出力までの処
理について説明する。
【0100】図16は図2のデジタル複写機10に含まれ
ている画像データの入力から出力までの処理を行う画像
処理制御部のブロック構成図である。
【0101】同図に示すように、この画像処理制御部は
画像データ入力部111 、画像データ処理部112 、画像デ
ータ出力部113 、及びRAM(ランダムアクセスメモ
リ)等から成るメモリ114 を備えている。
【0102】画像データ入力部111 、画像データ処理部
112 及び画像データ出力部113 は、図15のCCU105
、ICU102 及びレーザコントロールユニット106 に
それぞれ対応して構成されている。従って、画像データ
処理部112 は図15に示すように、ICU102 を通じて
PCU101 に接続されており、PCU101 はICU102
のCPUと共に、画像処理制御部の動作を制御するよう
に構成されている。又、メモリ114 はICU102 のメイ
ンメモリ102aに相当するメモリである。
【0103】画像データ入力部111 はCCD部111a、ヒ
ストグラム処理部111b及び誤差拡散処理部111cを含んで
いる。
【0104】画像データ入力部111 は図2のCCDリニ
アイメージセンサ22から読み込まれた原稿の画像データ
を2値化変換して、2値のデジタル量としてヒストグラ
ムをとりながら、誤差拡散法により画像データを処理し
て、一旦メモリ114 に記憶するように構成されている。
【0105】即ち、CCD部111aでは、画像データの各
画素濃度に応じたアナログ電気信号がA/D(アナログ
/デジタル)変換された後、MTF補正、白黒補正又は
ガンマ補正が行われ、256 階調(8ビット)のデジタル
信号としてヒストグラム処理部111bへ出力される。
【0106】ヒストグラム処理部111bでは、CCD部11
1aから出力されたデジタル信号が256 階調の画素濃度別
に加算され、濃度情報(ヒストグラムデータ)が得られ
ると共に、必要に応じて、得られたヒストグラムデータ
はICU102 のCPUへ送られ、又は画素データとして
誤差拡散処理部111cへ送られる。
【0107】誤差拡散処理部111cでは、擬似中間調処理
の一種である誤差拡散処理が行われる。即ち、誤差拡散
処理部111cでは、2値化の誤差を隣接画素の2値化判定
に反映させる方法により、CCD部111aから出力された
8ビット/画素のデジタル信号が1ビット(2値)に変
換され、原稿における局所領域濃度を忠実に再現するた
めの再配分演算が行われる。
【0108】画像データ入力部111 の動作の開始はPC
U101 によって指示されるもので、PCU101 は図6に
示す操作パネル80のプリントスイッチ80b が押されたこ
とを条件として、図2のスキャナ部11に関連する負荷10
7 のシーケンス制御を開始させながら、読み取り先端同
期信号に合わせて、ICU102 へコマンドレベルにて指
示する。但し、PCU101 はICU102 のメインメモリ
102aの使用状況を通信により常に監視しており、スキャ
ナ部による読み取り動作を開始する前に入力対象の画像
データの量を図4及び図5の原稿サイズ検知装置によっ
て確認したものと比較し、メインメモリ102aに記憶可能
な容量であるか否かを判断し、不可能な場合にはメッセ
ージ等により状況を表示することができる。
【0109】画像データ処理部112 は多値化処理部112a
及び112b、合成処理部112c、濃度変換処理部112d、変倍
処理部112e、画像プロセス部112f、誤差拡散処理部112g
並びに圧縮処理部112hを含んでいる。
【0110】画像データ処理部112 は、入力された画像
データをオペレータが希望する画像データに最終的に変
換する処理部であり、画像データが最終的に変換された
出力画像データとしてメモリ114 に記憶されるまで、こ
の処理部にて処理が行われるように構成されている。
【0111】尚、この画像データ処理部112 に含まれて
いる各処理部は必要に応じて機能するものであり、機能
が実行されない場合もある。
【0112】多値化処理部112a及び112bでは、誤差拡散
処理部111cで2値化されたデータが再度256 階調に変換
される。
【0113】合成処理部112cでは、画素毎の論理演算、
即ち論理和、論理積又は排他的論理和の演算が選択的に
行われる。この演算の対象となるデータは、メモリ114
に記憶されている画素データ、及びパターンジェネレー
タ(PG)からのビットデータである。
【0114】濃度変換処理部112dでは、256 階調のデジ
タル信号に対して、所定の階調変換テーブルに基づいて
入力濃度に対する出力濃度の関係が任意に設定される。
【0115】変倍処理部112eでは、指示された変倍率に
応じて、入力される既知データにより補間処理を行うこ
とによって、変倍後の対象画素に対する画素データ(濃
度値)が求められ、副走査が変倍された後に主走査が変
倍処理される。
【0116】画像プロセス部112fでは、入力された画素
データに対して様々な画像処理が行われ、特徴抽出等デ
ータ列に対する情報収集が行われ得る。
【0117】誤差拡散処理部112gでは、画像データ入力
部111 の誤差拡散処理部111cと同様な処理が行われる。
【0118】圧縮処理部112hでは、ランレングスという
符号化により2値データが圧縮される。又、画像データ
の圧縮に関しては、最終的な出力画像データが完成した
時点で最後の処理ループにおいて圧縮が機能する。
【0119】画像データ処理部112 の動作は、オペレー
タが図6に示す操作パネル80により設定した機能に基づ
き、画像データ入力部111 の動作において処理の対象と
なるデータがメモリ114 に記憶されたことを条件とし
て、PCU101 が画像処理コマンドをICU102 に送信
することにより開始される。
【0120】画像データ出力部113 は復元部113a、多値
化処理部113b、誤差拡散処理部113c及びレーザ出力
部113dを含んでいる。
【0121】画像データ処理部113 は、圧縮状態でメモ
リ114 に記憶されている画像データを復元し、もとの25
6 階調に再度変換し、2値データより滑らかな中間調表
現となる4値データの誤差拡散を行い、レーザ出力部11
3dへとデータを転送するように構成されている。
【0122】即ち、復元部113aでは、圧縮処理部112hに
よって圧縮された画像データが復元される。
【0123】多値化処理部113bでは、画像データ処理部
112 の多値化処理部112a及び112bと同様な処理が行われ
る。
【0124】誤差拡散処理部113cでは、画像データ入力
部111 の誤差拡散処理部111cと同様な処理が行われる。
【0125】レーザ出力部113dでは、PCU101 からの
制御信号に基づいて、デジタル画素データがレーザを駆
動するためのオン(ON)/オフ(OFF)信号に変換
され、レーザがON/OFF状態となる。
【0126】尚、画像データ入力部111 及び画像データ
出力部113において扱われるデータは、メモリ114 の容
量の削減のため、基本的には2値データの形でメモリ11
4 に記憶されているが、画像データの劣化を考慮して4
値のデータの形で処理することも可能である。
【0127】画像データ出力部113 の動作開始の条件
は、オペレータが希望する処理(図6に示す操作パネル
80により設定した機能)が完了した画像データがメモリ
114 に存在することである。メモリ114 に記憶されてい
る画像データが処理の完了したものであるか否かはPC
U101によって管理される。
【0128】図2のスキャナ部11は本発明の原稿読み取
り手段の一実施例である。図2のレーザプリンタ部12は
本発明の画像形成手段の一実施例である。図15のPC
U101 は本発明の制御手段の一実施例である。図15の
メインメモリ102a若しくは図16のメモリ114 は本発明
の記憶手段の一実施例である。
【0129】次に、図3に示すRDF15の原稿搬送路
内、又は図2に示すデジタル複写機10の用紙搬送路内で
紙詰まり(ジャミング)が発生した場合のデジタル複写
機10の動作を説明する。
【0130】図1は本発明に係る画像形成装置の一実施
例であるデジタル複写機における画像データの処理手順
を示す模式図である。図1(A) は図16のメモリ114 に
記憶される前に行われる5枚目の原稿の入力画像データ
の処理が完了する前に5枚目の原稿がRDF15の原稿搬
送路内でジャミングを起こした場合の画像データの処理
手順を示す模式図、及び図1(B) は2枚目の原稿の複数
枚の複写画像の形成中に3枚目の用紙がデジタル複写機
10の用紙搬送路内でジャミングを起こした場合の画像デ
ータの処理手順を示す模式図である。これらの図におい
て、横軸は時間軸を表し、図中の枠及び枠内の番号は1
〜5枚目の原稿の画像データを表す。
【0131】図1(A) の上列は、図2のCCDリニアイ
メージセンサ22から入力された1〜4枚目の原稿の画像
データに対して、図16のメモリ114 に記憶される前に
行われる処理がCCU105 即ち画像データ入力部111 に
より完了し、5枚目の原稿がその入力画像データの前処
理が完了する前にジャミングを起こした時点を表す。図
1(A) の中央列は、入力画像データの前処理の完了した
1〜3枚目の原稿の画像データに対して、ICU102 即
ち画像データ処理部112 による画像処理が完了し、入力
画像データの前処理の完了した4枚目の原稿の画像デー
タが画像処理中である時点を表す。図1(A) の下列は、
画像処理の完了した1枚目及び2枚目の原稿の画像デー
タに基づいてレーザコントロールユニット106 即ち画像
データ出力部113 による複数枚(N枚)の複写画像の形
成が完了し、3枚目の原稿の画像データに基づいた複数
枚の複写画像が形成中の時点を表す。
【0132】図15のPCU101 は、RDF15に原稿の
ジャミングを検出すべく設けられている図3に示す第1
の原稿検出センサS1〜第5の原稿検出センサS5から送出
される信号に基づいて、原稿の正常な搬送タイミングを
監視している。
【0133】図1(A) に示すように、5枚目の原稿の入
力画像データの前処理が完了する前に5枚目の原稿がR
DF15の原稿搬送路内でジャミングを起こした場合を想
定すると、PCU101 は5枚目の原稿のジャミングを検
出すると、RDF15のシーケンス動作を停止させるが、
処理中である4枚目の原稿の画像データの画像処理、及
び複写画像を形成中の3枚目の原稿の画像データの複数
枚の複写画像の形成はジャミングの発生に関係なく続行
させ、処理を完了させる。更にPCU101 は、4枚目の
原稿の画像データの画像処理を完了させると、画像処理
された4枚目の原稿の画像データに基づいて、複数枚の
複写画像を形成するように制御する。
【0134】図1(B) の上列は、図2のCCDリニアイ
メージセンサ22から入力された1〜5枚目の原稿の画像
データに対して、図16のメモリ114 に記憶される前に
行われるCCU105 即ち画像データ入力部111 による処
理の完了、又は処理中の時点を表す。図1(B) の中央列
は、入力画像データの前処理の完了した1〜5枚目の原
稿の画像データに対して、ICU102 即ち画像データ処
理部112 による画像処理の完了、又は処理中の時点を表
す。図1(B) の下列は、画像処理の完了した1枚目の原
稿の画像データに基づいてレーザコントロールユニット
106 即ち画像データ出力部113 による複数枚(N枚)の
複写画像の形成が完了し、2枚目の原稿の画像データに
基づいて3枚目の複写画像の形成中にジャミングを起こ
した時点を表す。
【0135】PCU101 は図2のレーザプリンタ部12及
び多段給紙ユニット13の用紙搬送路に設置されている図
示していないセンサから送出される信号に基づいて、用
紙の正常な搬送タイミングを監視しており、搬送タイミ
ングの異常を検出することにより搬送路内における用紙
のジャミングを検出する。
【0136】図1(B) に示すように、1枚目の原稿の画
像データに基づいてレーザコントロールユニット106 即
ち画像データ出力部113 による複数枚の複写画像の形成
が完了し、2枚目の原稿の画像データに基づいて3枚目
の複写画像の形成中に用紙がデジタル複写機10の用紙搬
送路内でジャミングを起こした場合を想定すると、PC
U101 はジャミングを検出すると、レーザプリンタ部12
の画像形成プロセスの制御シーケンス、及び用紙搬送の
制御シーケンスを停止させるが、原稿の入力画像データ
の前処理及び画像処理に関しては、ICU102 のメイン
メモリ102a若しくはメモリ114 が許容する限り、処理を
続行させる。
【0137】従って、このように複写画像の形成中に用
紙のジャミングが発生した場合においても、詰まった用
紙を取り除く等処理を行った後、メインメモリ102a若し
くはメモリ114 に記憶された画像処理の完了した2枚目
以降の原稿の画像データを用いて、引き続き複写画像の
形成を行うことができる。
【0138】尚、メインメモリ102a若しくはメモリ114
に記憶された画像処理の完了した画像データをクリアす
るタイミングに関しては、複写画像の形成が終了した用
紙が完全に排出された時点でクリアを行うものとする。
【0139】上述の実施例によれば、原稿画像の読み取
り部及び画像形成部の一方が紙詰まりや復旧のための処
理中等の理由により動作不能な状態にあっても、他方が
動作可能であればその処理を続行させることができる。
従って、画像形成装置はその有する能力をフルに発揮
し、高速に且つ効率良く画像形成を行うことができる。
【0140】
【発明の効果】以上のように、本発明は、原稿画像を読
み取る原稿読み取り手段と、原稿読み取り手段により読
み取られた画像データを記憶する記憶手段と、記憶手段
に記憶された画像データに基づいて用紙上に画像を形成
する画像形成手段と、原稿読み取り手段と画像形成手段
とを互いに独立に動作可能なように制御する制御手段と
を備えているので、従って、原稿画像の読み取り部及び
画像形成部の一方が紙詰まりや復旧のための処理中等の
理由により動作不能な状態にあっても、他方が動作可能
であればその処理を続行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施例であるデ
ジタル複写機における画像データの処理手順を示す模式
図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置の一実施例であるデ
ジタル複写機の全体構成を示す断面図である。
【図3】図2のデジタル複写機のスキャナ部に取り付け
られているRDFの断面図である。
【図4】図2のデジタル複写機のスキャナ部に設けるこ
とが可能な原稿サイズ検出装置の平面図である。
【図5】図4の原稿サイズ検出装置の平面図のA−A線
に沿った断面図である。
【図6】図2のデジタル複写機の操作パネルの外観図で
ある。
【図7】図6の操作パネルの表示部の基本画面の拡大図
である。
【図8】図6の操作パネルの表示部の倍率設定画面を示
す説明図である。
【図9】図6の操作パネルの表示部の用紙サイズ設定画
面を示す説明図である。
【図10】図6の操作パネルの表示部のコピー濃度設定
画面を示す説明図である。
【図11】図6の操作パネルの表示部のコピー枚数設定
画面を示す説明図である。
【図12】図6の操作パネルの表示部の複写モード等設
定画面を示す説明図である。
【図13】図2のデジタル複写機において原稿画像が形
成される際の用紙の搬送状態を説明するための模式図で
ある。
【図14】図2のデジタル複写機において原稿画像が形
成される際の用紙の搬送状態を説明するための模式図で
ある。
【図15】図2のデジタル複写機の制御系統の構成を示
すブロック図である。
【図16】図2のデジタル複写機に含まれている画像デ
ータの入力から出力までの処理を行う画像処理制御部の
ブロック構成図である。
【符号の説明】
10 デジタル複写機 11 スキャナ部 12 レーザプリンタ部 13 多段給紙ユニット 15 RDF 101 PCU 102 ICU 105 CCU 106 レーザコントロールユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/04 107 B 7251−5C

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 原稿画像を読み取る原稿読み取り手段
    と、該原稿読み取り手段により読み取られた画像データ
    を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された画像デ
    ータに基づいて用紙上に画像を形成する画像形成手段
    と、前記原稿読み取り手段と前記画像形成手段とを互い
    に独立に動作可能なように制御する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする画像形成装置。
JP3165781A 1991-07-05 1991-07-05 画像形成装置 Expired - Lifetime JP2877990B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6014528A (en) * 1996-11-08 2000-01-11 Minolta Co., Ltd. Image forming apparatus having simultaneous reading and printing operations and job recovery therefor
JP2002176523A (ja) * 2000-12-06 2002-06-21 Toshiba Tec Corp 画像形成装置
JP2011107582A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Brother Industries Ltd 画像形成装置

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