JPH05146427A - X線ctスキヤナ装置 - Google Patents
X線ctスキヤナ装置Info
- Publication number
- JPH05146427A JPH05146427A JP3093097A JP9309791A JPH05146427A JP H05146427 A JPH05146427 A JP H05146427A JP 3093097 A JP3093097 A JP 3093097A JP 9309791 A JP9309791 A JP 9309791A JP H05146427 A JPH05146427 A JP H05146427A
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- JP
- Japan
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- ray
- shutter
- rays
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- shield
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- Pending
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 6
- 230000005855 radiation Effects 0.000 abstract description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 第4世代X線CT装置においてX線遮蔽時に
おいて被検体のスライス面を目視して被検体の動作を監
視する。 【構成】 X線シャッタをX線コリメータ近くに配置せ
ずに環状のものに変えて、これを検出器内周部に嵌めて
往復動させるように支持する。また、その環状X線シャ
ッタの内周部に投光器の光を反射させる反射鏡を設置す
る。
おいて被検体のスライス面を目視して被検体の動作を監
視する。 【構成】 X線シャッタをX線コリメータ近くに配置せ
ずに環状のものに変えて、これを検出器内周部に嵌めて
往復動させるように支持する。また、その環状X線シャ
ッタの内周部に投光器の光を反射させる反射鏡を設置す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はX線CT装置の分野で利
用される。
用される。
【0002】本発明はX線CTスキャナ装置、とくに医
療用X線CT装置の被検体位置決め用投光器とX線遮蔽
体(シャッタ)との改良された相互作用に関する。
療用X線CT装置の被検体位置決め用投光器とX線遮蔽
体(シャッタ)との改良された相互作用に関する。
【0003】
【従来の技術】X線CT装置の第4世代スキャナでは、
X線検出器が円周上に固定して配置され、X線管だけが
回転し、その回転中心軸付近に置かれる被検体のまわり
を、少なくとも180度以上の角度でX線を走査し、被
検体を透過するX線の透過量をX線検出器によって測定
し、被検体の断層像を再構成する。
X線検出器が円周上に固定して配置され、X線管だけが
回転し、その回転中心軸付近に置かれる被検体のまわり
を、少なくとも180度以上の角度でX線を走査し、被
検体を透過するX線の透過量をX線検出器によって測定
し、被検体の断層像を再構成する。
【0004】断層面の位置決めはガントリの周囲に設け
た、焦点径1mm程度の光を発する投光器により、断層
面に平行な光を被検体に対して2または3方向から、投
じて行っている。
た、焦点径1mm程度の光を発する投光器により、断層
面に平行な光を被検体に対して2または3方向から、投
じて行っている。
【0005】X線放射はX線管のフィラメントのオン/
オフする以外に、被検体への不必要な被曝を避けるた
め、X線コリメータの近くに鉛で製作されたX線シャッ
タを設けて、スキャン中のみX線を被検体に放射するよ
うにしている。
オフする以外に、被検体への不必要な被曝を避けるた
め、X線コリメータの近くに鉛で製作されたX線シャッ
タを設けて、スキャン中のみX線を被検体に放射するよ
うにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】X線CT装置において
は、被検体以外でそのX線の経路を妨害してはならな
い。しかし、このX線経路が被検体の断層面(スライス
面)を決定するので、その経路上に位置決め用の光を投
じる手段を設けたい。第4世代CTと呼ばれる方式で
は、円周上に多数のX線検出器が固定して配置され、そ
の検出器半径よりも大きな半径の円周上に沿って360
度にわたってX線を放射するようX線管が回転する。こ
の世代のX線CT装置では、位置決め用投光器を移動さ
せる必要があり、位置決め時には投光器をX線経路上
に、スキャン時にはX線を妨害しないようX線経路外
に、移動させなければならない。
は、被検体以外でそのX線の経路を妨害してはならな
い。しかし、このX線経路が被検体の断層面(スライス
面)を決定するので、その経路上に位置決め用の光を投
じる手段を設けたい。第4世代CTと呼ばれる方式で
は、円周上に多数のX線検出器が固定して配置され、そ
の検出器半径よりも大きな半径の円周上に沿って360
度にわたってX線を放射するようX線管が回転する。こ
の世代のX線CT装置では、位置決め用投光器を移動さ
せる必要があり、位置決め時には投光器をX線経路上
に、スキャン時にはX線を妨害しないようX線経路外
に、移動させなければならない。
【0007】また、X線のシャッタないし遮蔽体につい
ても従来のようにX線コリメータの近くに配置され、X
線管と共に回転するような型式のものよりも、X線管と
独立して装備した方がよいと提案されている。
ても従来のようにX線コリメータの近くに配置され、X
線管と共に回転するような型式のものよりも、X線管と
独立して装備した方がよいと提案されている。
【0008】本発明の目的は、上記のことがらにかんが
みて、X線管と独立したX線遮蔽体を有し、またX線の
シャッタ時において被検体のスライス面を目視して被検
体の動作を監視できる、第4世代の方式によるX線CT
スキャナ装置を提供することである。
みて、X線管と独立したX線遮蔽体を有し、またX線の
シャッタ時において被検体のスライス面を目視して被検
体の動作を監視できる、第4世代の方式によるX線CT
スキャナ装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記した目的は、円周上
に固定して配列された多数のX線検出器と、その円周よ
りも大きな円周上を回転しながらそのほぼ回転中心に位
置する被検体にX線を放射し、その被検体を透過したX
線はその被検体と対向する側の前記X線検出器により検
出されるように回転軌道を有するX線管と、X線検出器
配列の内周部側を貫通してその中心軸線に沿ってX線の
遮蔽のためまたはその解放のために往復動するよう支持
された環状のX線遮蔽体とを具備し、X線遮蔽時におい
て投光器からの光を反射して被検体のスライス面を目視
するための反射鏡を前記遮蔽体の内周部に配置すること
により、達成される。
に固定して配列された多数のX線検出器と、その円周よ
りも大きな円周上を回転しながらそのほぼ回転中心に位
置する被検体にX線を放射し、その被検体を透過したX
線はその被検体と対向する側の前記X線検出器により検
出されるように回転軌道を有するX線管と、X線検出器
配列の内周部側を貫通してその中心軸線に沿ってX線の
遮蔽のためまたはその解放のために往復動するよう支持
された環状のX線遮蔽体とを具備し、X線遮蔽時におい
て投光器からの光を反射して被検体のスライス面を目視
するための反射鏡を前記遮蔽体の内周部に配置すること
により、達成される。
【0010】
【作用】環状のX線遮蔽体が検出器の円周内側でその中
心軸に沿って往復方向に移動するので、X線の放射を遮
蔽またはその解放のためにその遮蔽体を任意に制御でき
る。従って、スキャン前後のX線遮蔽体が閉じている状
態では、反射鏡が位置決め用投光器からの光を反射し、
被検体のスライス面に相当する部分に投射する。スキャ
ン時は、X線遮蔽体と共に反射鏡がX線経路外に位置さ
れ、X線を妨害しない。
心軸に沿って往復方向に移動するので、X線の放射を遮
蔽またはその解放のためにその遮蔽体を任意に制御でき
る。従って、スキャン前後のX線遮蔽体が閉じている状
態では、反射鏡が位置決め用投光器からの光を反射し、
被検体のスライス面に相当する部分に投射する。スキャ
ン時は、X線遮蔽体と共に反射鏡がX線経路外に位置さ
れ、X線を妨害しない。
【0011】
【実施例】本発明の好適な実施例は図面に基づいて説明
される。
される。
【0012】図1はその1実施例を示した説明図であ
る。
る。
【0013】図2は、従来ではX線管に付接されたX線
コリメータ近くにX線遮蔽体を設けたものを、独立して
環状の遮蔽体としてX線検出器配列円周内に貫挿入させ
たものに変えた提案例の説明図である。
コリメータ近くにX線遮蔽体を設けたものを、独立して
環状の遮蔽体としてX線検出器配列円周内に貫挿入させ
たものに変えた提案例の説明図である。
【0014】これらの図面において、10はX線管、1
2は検出器列、14はシャッタないし遮蔽体、16は被
検体、18は投光器である。
2は検出器列、14はシャッタないし遮蔽体、16は被
検体、18は投光器である。
【0015】図面はいずれも第4世代X線CTのスキャ
ナ装置の構成を例示しており、X線はX線軌道円周
(a)上のX線管10から放射され、被検体16を透過
して検出器円周(b)上の検出器12に入射する。
ナ装置の構成を例示しており、X線はX線軌道円周
(a)上のX線管10から放射され、被検体16を透過
して検出器円周(b)上の検出器12に入射する。
【0016】スキャン前後のデータ収集をしていない時
には、X線はAの位置にあるシャッタ14により、被検
体16への被曝を防いでいる。
には、X線はAの位置にあるシャッタ14により、被検
体16への被曝を防いでいる。
【0017】とくに本発明では、図1に示すように、投
光器18からの光がシャッタ14に取り付けられた反射
鏡14Mに反射し、光点を被検体に投影する。この光点
によりガントリやベッドを移動させるなど患者と装置と
の相対位置を変え、位置決めを行う。
光器18からの光がシャッタ14に取り付けられた反射
鏡14Mに反射し、光点を被検体に投影する。この光点
によりガントリやベッドを移動させるなど患者と装置と
の相対位置を変え、位置決めを行う。
【0018】X線管のフィラメント・オン直後は、X線
管からのX線放射が不安定であるから、通常ではシャッ
タ14を閉じた位置(Aの位置)でX線管に通電し、X
線放射が安定になった後、シャッタ14を開け(Bの位
置にして)データを収集する。 データ収集後、再びシ
ャッタ14をAの位置にし、閉じることによりX線は遮
蔽される。
管からのX線放射が不安定であるから、通常ではシャッ
タ14を閉じた位置(Aの位置)でX線管に通電し、X
線放射が安定になった後、シャッタ14を開け(Bの位
置にして)データを収集する。 データ収集後、再びシ
ャッタ14をAの位置にし、閉じることによりX線は遮
蔽される。
【0019】なお、本発明によれば、投光器の位置を、
例えば図面の左側や外周側に変えることも可能であり、
複数の投光器を設置することもできる。
例えば図面の左側や外周側に変えることも可能であり、
複数の投光器を設置することもできる。
【0020】
【効果】スキャン時に遮蔽体と共に反射鏡が移動するた
め反射鏡を移動させる手段や構造が必要ない。また、ガ
ントリ内側に投光器を必要とせず、ガントリ開口径を大
きくできる。
め反射鏡を移動させる手段や構造が必要ない。また、ガ
ントリ内側に投光器を必要とせず、ガントリ開口径を大
きくできる。
【0021】また、スキャン時のみX線遮蔽体が開き、
スキャンしない場合は、遮蔽体によりX線が吸収される
ので、不必要な被曝がない。さらに、X線シャッタ時に
おいてはX線経路とほとんど同一経路に光が投光される
ため、正確にスライス面が目視できる。
スキャンしない場合は、遮蔽体によりX線が吸収される
ので、不必要な被曝がない。さらに、X線シャッタ時に
おいてはX線経路とほとんど同一経路に光が投光される
ため、正確にスライス面が目視できる。
【0022】
【図1】本発明の1実施例を示した説明図。
【図2】環状の遮蔽体を用いた提案例の説明図。
10 X線管 12 X線検出器列 14 遮蔽体ないしシャッタ 16 被検体 18 投光器
Claims (1)
- 【請求項1】 円周上に固定して配列された多数のX線
検出器と、その円周よりも大きな円周上を回転しながら
そのほぼ回転中心に位置する被検体にX線を放射し、そ
の被検体を透過したX線はその被検体と対向する側の前
記X線検出器により検出されるように回転軌道を有する
X線管と、X線検出器配列の内周部側を貫通してその中
心軸線に沿ってX線の遮蔽のためまたはその解放のため
に往復動するよう支持された環状のX線遮蔽体とを具備
し、X線遮蔽時において投光器からの光を反射して被検
体のスライス面を目視するための反射鏡が前記遮蔽体の
内周部に配置されていることを特徴とする、X線CTス
キャナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3093097A JPH05146427A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | X線ctスキヤナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3093097A JPH05146427A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | X線ctスキヤナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05146427A true JPH05146427A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=14073021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3093097A Pending JPH05146427A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | X線ctスキヤナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05146427A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013238513A (ja) * | 2012-05-16 | 2013-11-28 | Shimadzu Corp | 乳房検診用放射線断層撮影装置 |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP3093097A patent/JPH05146427A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013238513A (ja) * | 2012-05-16 | 2013-11-28 | Shimadzu Corp | 乳房検診用放射線断層撮影装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704 |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704 Year of fee payment: 6 |
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