JPH0514638A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0514638A
JPH0514638A JP3148255A JP14825591A JPH0514638A JP H0514638 A JPH0514638 A JP H0514638A JP 3148255 A JP3148255 A JP 3148255A JP 14825591 A JP14825591 A JP 14825591A JP H0514638 A JPH0514638 A JP H0514638A
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JP
Japan
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image reading
unit
scanner
sensor
reading means
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Pending
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JP3148255A
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English (en)
Inventor
Kenji Yamakawa
川 健 志 山
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スキャナの位置精度、設置条件等にとらわれ
ることなく、スキャナの確実な開閉検知を行なう。 【構成】 走行体を走査して所定位置にある原稿の画像
を読取る画像読取手段;上部に空間を有し、該空間上部
に画像読取手段を載置する画像形成手段;画像読取手段
を画像形成手段に一軸を中心に回動自在に結合した連結
手段;および、画像読取手段内に設置され、画像読取手
段の前記一軸を中心とした回動に伴って移動する物体と
該物体の該移動を検知する手段を含む回動検出手段;を
備える。さらに回動検出手段は、画像読取手段の回動が
所定角より大きくなった時に回動をを検出する手段であ
り、回動検出手段が画像読取手段の回動を検出すると、
画像読取手段の走行体をロックし、原稿圧板を閉状態で
ロックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置に関し、特
に画像形成部の上部に空間を有し、該空間の上部にスキ
ャナ部を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、PPC(普通紙使用の複写機)の
デジタル化、デジタル化に伴うFAX,プリンタ,ファ
イル等の機能の複合化が進みつつある。これに伴い、各
ハードの制御基板の増設,修理等を、サービスマンがユ
ーザ先において行なう必要性が増加している。通常、大
量の電装部品を装備するのに、読取り部であるスキャナ
部と書込み部の間の空間が有効に利用されており、この
空間は、最近規制が厳しくなりつつある発生電波の防御
上も回りが構造体につつまれていることから有利であ
る。すなわち、サービスマンが増設等の処理を行なう場
合も、この空間が使用されることが多く、書込み部に対
してスキャナ部が簡単に開閉できる構造とする必要性が
生じている。しかし、従来においては、書込み部に対し
てスキャナ部が簡単に開閉できる構造の装置は提案され
ていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、スキャナ部を
書込み部に対して1軸を中心に回転開放し、つっかえ棒
で支持した状態で、基板設置部での作業が行なえるよう
にした。図16はデジタル複合PPCの一例であり、図
17はこのデジタル複合PPCの基板設置スペース21
0への増設、メンテ作業の為にスキャナ部100を開放
した状態を示している。201はスキャナ部100を開
放支持する支持棒を、41は操作部を、200は書込み
部をそれぞれ示している。図17に示す状態で、メイン
SWを投入すると、スキャナ部100内の走行体(図示
せず)がホームポジショニング動作を行なう。この際、
スキャナ部100が傾むいている為、走行体の走行が非
常に不安定となり故障の原因となる可能性がある。また
スキャナ部100が傾むいていると、スキャナ部100
内の走行体の自重による移動破壊の発生も起こり得る。
この為、書込み部200に対するスキャナ部100の開
放検知を行ない、スキャナ部100の開放時は走行体を
ロックする等の必要性が生じる。
【0004】図18は、通常ドア等の開閉検知に用いら
れるマイクロSW110をスキャナ部100と基板設置
スペース210の間に設けた例を示す図である。この場
合、マイクロSW110は容易に操作ができるため、ス
イッチがサービスマンの体に触れる等、誤って操作され
ることが起こり得る。また、スリット付のカバー等を取
り付けスキャナ側からフィラーのようなものが入り込む
構造とし、スイッチの操作が容易に行なわれないように
した場合、図19に示すフォトインタラプタ112にフ
ィラー111が入り込む例と同様、スキャナ部100の
開閉に際しての下側構造体200とスキャナ部100の
位置精度が厳しくなる。さらに、図20に示すようにリ
ードSW114とマグネット113を用いた場合、リー
ドSW114とマグネット113の双方の組合わせに対
する磁界を妨げない為の設置条件、両者のギャップの精
度などの問題から使用が難しい。
【0005】本発明は、スキャナの位置精度、設置条件
等にとらわれることなく、スキャナの確実な開閉検知を
行なうことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、走行体(10,11)を走査して所定位置にある原稿の画
像を読取る画像読取手段(100);上部に空間(210)を有
し、該空間上部に画像読取手段(100)を載置する画像形
成手段(200);画像読取手段(100)を画像形成手段(200)
に一軸を中心に回動自在に結合した連結手段(220);お
よび、画像読取手段(100)内に設置され、画像読取手段
(100)の前記一軸を中心とした回動に伴って移動する物
体と該物体の該移動を検知する手段を含む回動検出手段
(230,240,250,260);を備える画像形成装置。なお、カ
ッコ内の記号は後述する実施例の対応要素である。
【0007】
【作用】連結手段(220)が、画像読取手段(100)を画像形
成手段(200)に一軸を中心に回動自在に結合するので、
画像形成手段(200)の上部の空間(210)での作業等の必要
が生じた場合に、容易に空間(210)を外部に露出するこ
とができる。また、この時に回動検出手段(230,240,25
0,260)が、画像読取手段(100)の前記一軸を中心とした
回動に伴って移動する物体と該物体の該移動を検知する
ので、回動検出手段(230,240,250,260)の出力に応じて
装置電源のON/OFF(制御系の電源ON/OFFを
除く)を行なうようにすれば、安全に作業が行なえる。
さらに回動検出手段(230,240,250,260)は、画像読取手
段(100)内に設置されているので、外部からの影響を受
けずに動作させることができる。
【0008】本発明の好ましい実施例では、画像読取手
段(100)の走行体(10,11)をロックするロック手段(32
1);および、回動検出手段(230,240,250,260)が前記移
動を検出すると、ロック手段(321)にロックを指示する
ロック制御手段(300);を備える。従って、画像読取手
段(100)が回動した時に画像読取手段(100)の走行体(10,
11)がロックされるので、走行体(10,11)が移動して破損
するのを防止することができる。
【0009】また本発明の好ましい実施例では、画像読
取手段(100)のコンタクトガラス板上にあって画像読取
手段(100)に載置された物体を画像読取手段(100)に係止
する係止手段(39);および、回動検出手段(230,240,25
0,260)が前記移動を検出すると、係止手段(39)に係止を
指示する係止制御手段(300);を備える。従って、画像
読取手段(100)が回動した時に係止手段(39)が係止を行
ない、回動による係止手段自体の開放を防止するので外
部で作業する者に対して極めて安全である。
【0010】さらに本発明の好ましい実施例では、回動
検出手段(230,240,250,260)は、画像読取手段(100)の回
動が所定角(θ)より大きくなった時に前記物体が移動す
るように、画像読取手段(100)の回動方向と逆方向に前
記所定角度(θ)だけ傾けて設置した。従って、画像読取
手段(100)の回動が微動であった場合は回動検出手段(23
0,240,250,260)が動作しないので、装置が振動で動いた
場合等の誤動作を防止することができる。本発明の他の
目的および特徴は図面を参照した以下の実施例の説明に
より明らかになろう。
【0011】
【実施例】本発明の一例である複写機は、図1に示すス
キャナユニット100およびレーザプリンタ200とに
より構成される。図1において原稿(図示せず)を載置
するためのコンタクトガラス1は、光源2a,2bによ
って照明され、読取原稿からの反射光(原稿像)はミラ
ー3,4,5,6,7,およびレンズ8を介してCCD
イメージセンサ9の受光面で結像される。光源2(2
a,2b)およびミラー3は、コンタクトガラス1の下
面をコンタクトガラス1と平行に副走査方向(図1にお
いて左右方向)に移動する走行体10に搭載され、ミラ
ー4,5はその走行体10に連動して1/2の速度で副
走査方向に移動する走行体11に搭載されている。主走
査は、CCDイメージセンサ9の固体走査によって行な
われ、原稿画像はCCDイメージセンサ9によって読取
られ、前述のような光学系が移動することで原稿全面が
走査されるようになっている。なお、図中39は、原稿
を押圧するための圧板であり、図中230は後述するス
キャナ自体の回動を検出するセンサである。
【0012】レーザプリンタ200は、レーザ書込み
系、画像再生系ならびに給紙系により構成される。レー
ザ書込み系は、レーザ出力ユニット21、結像レンズ2
2ならびにミラー23を備えている。レーザ出力ユニッ
ト21の内部には、レーザ光源であるレーザダイオード
及び電気モータによって高速で定速回転する多角形ミラ
ー(ポリゴンミラー)が設けられている。レーザ書込み
系から出力されるレーザ光が、画像再生系の感光体ドラ
ム25に照射される。感光体ドラム24の周囲には、帯
電チャーシャ25、イレーサ26、現像ユニット27、
転写チャージャ28、分離チャージャ29、分離爪3
0、クリーニングユニット31などが備わっている。な
お、感光体ドラム24の一端近傍でレーザビームが照射
される位置に、主走査同期信号(MSYNC)を発生す
るビームセンサ(図示せず)が配置されている。
【0013】このレーザプリンタにおける画像再生プロ
セスを簡単に説明する。感光体ドラム24の周面は、帯
電チャージャ25によって一様に高電位に帯電される。
その周面にレーザ光が照射されると、照射された部分は
電位が下がる。レーザ光は記録再生の黒/白に応じてオ
ン/オフ制御されるので、レーザ光の照射によって、感
光体ドラム24の周面に記録画像に対応する電位分布、
すなわち静電潜像が形成される。静電潜像が形成された
部分が現像ユニット27を通ると、その電位の高低に応
じてトナーが付着し、静電潜像が可視化したトナー像と
なる。トナー像が形成された部分に、所定のタイミング
で記録シート32がカセットから送り込まれ、トナー像
に重なる。このトナー像は転写チャージャ28によって
記録シート32に転写し、その後分離チャージャ29な
らびに分離爪30によって、感光体ドラム24から分離
される。分離された記録シート32は、搬送ベルト34
によって搬送され、ヒータを内蔵した定着ローラ35に
よって加熱着された後、排紙トレイ36に排紙される。
【0014】本実施例では、給紙系を2系統有してい
る。一方の給紙系は、上段給紙カセット33aおよび手
差し給紙台33cが備わっており、上段給紙カセット3
3aまたは手差し給紙台33cにセットされた記録シー
トは、給紙ローラ37aによって給紙される。もう一方
の給紙系には下段給紙カセット33bが備わり、下段給
紙カセット33b内の記録シートは、給紙ローラ37b
によって給紙される。そしていずれかの給紙ローラから
給紙された記録シートは、レジストローラ38に当接し
た状態で一旦停止し、記録プロセスの進行に同期したタ
イミングで感光体ドラム24に送り込まれる。
【0015】なお、図中210はレーザプリンタ200
の上部に設けられた空間部であり、この空間部210に
は後述する電気制御系の一部が配置された制御ボード等
が備わっている。
【0016】図2は、図1に示す複写機の外観を示す斜
視図である。図2において、スキャナユニット100と
レーザプリンタ200の上部にある空間部210は、軸
220により接続され、スキャナユニット100は、レ
ーザプリンタ200に対して、軸220を中心に回動可
能に構成されている。スキャナユニット100を回動す
ることにより空間部210の内部に備わる制御ボード等
(図示せず)が外部に露出する。本実施例においては、
プリンタ200に対するスキャナユニット100の回動
を検出するためのセンサ230が、スキャナユニット1
00内に備わっている。
【0017】図3は、図1に示す複写機のスキャナユニ
ット100の外観を示す斜視図である。図3に示すよう
に、スキャナユニット100において、圧板39は軸4
2を中心に回動可能(開閉可能)に構成されており、そ
の開閉により、原稿の押圧を行なう。また、圧板39を
スキャナユニット100にロックするためのロック機構
50が備わっている。
【0018】以下にスキャナ回動を検出するセンサ23
0および圧板のロック機構50について説明する。
【0019】図4に、スキャナ回動(開放)検出用のセ
ンサ230を示す。また図5は、センサ230をスキャ
ナユニット100に設置した状態での動作を示す。セン
サ230は、フォトインタラプタ231と、一体に形成
される回転中心233を中心に回動し、フォトインタラ
プタ231をON/OFF可能とするフィラー232と
により構成される。なお、フィラー232の先端部には
遮へい板が備わっている。センサ230を傾むけること
によりフィラー232は自重でフォトインタラプタ23
1に対し相対的に回動する。センサ230を取り付け面
に対し垂直に取り付けた状態でフィラー232がほぼバ
ランスし、フォトインタラプタ231が遮光された状態
であるとし、そこからx度傾むけた時に非遮光となると
すると、スキャナの開放時の角度をαとした場合、図5
においてθ<α−xとなる範囲でθ度傾むけて設置する
ことにより、通常時(スキャナ閉)における振動、衝撃
によるチャッタリングに対してセンサ230のマージン
が得られ、安定した状態で使用することができる。
【0020】図6に、図4に示すセンサ230と別の例
(センサ240)を示す。また図7は、センサ240を
スキャナユニット100に設置した状態での動作を示
す。センサ240は、玉242と、玉242が往復動す
る枠体243、フォトインタラプタ241から形成され
る。取り付け面の傾斜に伴い、玉242がフォトインタ
ラプタの遮光/非遮光を行なうことによりスキャナの開
閉を検知することが可能となる。このセンサ240にお
いても、α>θとなる範囲で水平に対しθ度傾むけてセ
ンサを設置することにより、通常状態において安定した
状態を保つことができる。フォトインタラプタ241を
マイクロSWとしてもよく、玉242は円筒形状のもの
でもよい。なお、本実施例では枠体243は透明部材を
使用している。
【0021】図8に、図4および図6に示すセンサと別
の例(センサ250)を示す。また図9は、センサ25
0をスキャナ100に設置した状態での動作を示す。セ
ンサ250は、リードSWを用いたセンサであり、スキ
ャナが閉じている時にはマグネット支持部材292に支
持されているマグネット255により、本体251の設
けられたリードSW253はON(又はOFF)する。
また、支持部材252は自重により、本体251に設け
られたストッパ256に押しつけられた状態で停止して
いる為、振動や衝撃に対して誤動作しにくくなってい
る。スキャナ開放時、部材252は自重によりピン25
4を中心として回転し、マグネット255はリードSW
253と離れ、リードSW253はOFF(又はON)
する。このセンサ250においても、α>θとなる範囲
で水平に対しθ度傾むけてセンサを設置することによ
り、通常状態において安定した状態を保つことができ
る。
【0022】図10に、図4,図6および図8に示すセ
ンサとさらに別の例(センサ260)を示す。また図1
1は、センサ260をスキャナユニット100に設置し
た状態での動作を示す。このセンサ260はマイクロS
Wを用いたセンサであるが、動作原理はリードSWを用
いたセンサ(図8)と同じく、スキャナの開閉に伴い、
部材262が自重で回動し、マイクロSW261をON
/OFFする。このセンサ260においても、α>θと
なる範囲で水平に対しθ度傾むけてセンサを設置するこ
とにより、通常状態において安定した状態を保つことが
できる。
【0023】次に、圧板(または自動原稿搬送装置AD
F)のロック機構50について説明する。図12(a)
にスキャナユニット100の開放状態を示す。また、図
12(b)は自動原稿搬送装置ADFを搭載した例を示
している。図12(a)および(b)に示すように、ス
キャナユニット100の開放時、圧板39(または自動
原稿搬送装置ADF)はバランス的に不安定な状態とな
り、はずみで矢印の方向へ勢いよく開き、非常に危険で
ある。そこで、図13に示すような圧板のロック機構5
0が設けられている。このロック機構50は、圧板39
側に備わるピン54に、ソレノイド51により駆動され
るフック52を引っかけ、圧板39を閉状態で固定し、
圧板39の開放を防止するものである。通常は、スプリ
ング53に引かれフック52はピン54からはずれてい
る。スキャナユニット100の開放を検出した場合、直
ちにソレノイド51が働き、フック52がピン54にか
かり、圧板39はロックされる。
【0024】図14は、複写機全体の電気制御系の概略
構成を示すブロック図である。この電気制御系は、メイ
ン制御部300を中心に記憶部310,光学制御部32
0,AC制御部330,操作制御部340等でなる。メ
イン制御部300は、本体100の各部に備わる各種セ
ンサ302(スキャナ開放検出用のセンサを含む)を監
視して各部のソレノイド(ロック機構内ソレノイドを含
む)やモータ等の負荷を制御する。光学制御部320
は、スキャナ位置検出用のAPSセンサやエンコーダか
らの入力を基に、レンズ8を駆動するレンズモータや光
学走査を行なうためのスキャナモータ321等を制御
し、AC制御部330は、露光ランプ2a,2bや定着
ローラ35のヒータ,メインモータ,現像モータ,搬送
モータおよび給紙モータ等の交流負荷を制御する。操作
制御部340は、操作&表示ボード41のキー操作読取
りおよび表示制御を行なう。
【0025】図15にメイン制御部の割込み処理(スキ
ャナ回動チェック処理)動作を示す。この処理において
は、スキャナ開放検出用のセンサ270をチェックし
(ステップ1)、センサ270がONであるとスキャナ
モータ321の駆動をロックし(ステップ2)、スキャ
ナ100の走行体10,11をロックする。また、ソレ
ノイド51に通電指示して、圧板39をロックする(ス
テップ3)。一方、センサ270がOFFである場合、
モータ321のロックを解除し(ステップ4)、さらに
圧板39のロックを解除する(ステップ5)。
【0026】なお、本実施例においては、スキャナモー
タ321の動作をロックすることによりスキャナユニッ
ト100の走行体10,11をロックしているが、走行
体自体を機械的に直接ロックする構成としてもよい。
【0027】以上のように本実施例では、センサ230
(または240,250,260)によりプリンタ20
0に対するスキャナ100の開閉を検知し、スキャナ開
放時においては、スキャナ100の走行体10および1
1をロックし、圧板39を閉状態でロックする。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、連結手段
(220)が、画像読取手段(100)を画像形成手段(200)に一
軸を中心に回動自在に結合するので、画像形成手段(20
0)の上部の空間(210)での作業等の必要が生じた場合
に、容易に空間(210)を外部に露出することができる。
また、この時に回動検出手段(230,240,250,260)が、画
像読取手段(100)の前記一軸を中心とした回動に伴って
移動する物体と該物体の該移動を検知するので、回動検
出手段(230,240,250,260)の出力に応じて装置電源のO
N/OFF(制御系の電源ON/OFFを除く)を行な
うようにすれば、安全に作業が行なえる。さらに回動検
出手段(230,240,250,260)は画像読取手段(100)内に設置
されているので、外部からの影響を受けずに動作させる
ことができる。
【0029】本発明の好ましい実施例では、画像読取手
段(100)の走行体(10,11)をロックするロック手段(32
1);および、回動検出手段(230,240,250,260)が前記移
動を検出すると、ロック手段(321)にロックを指示する
ロック制御手段(300);を備える。従って、画像読取手
段(100)が回動した時に画像読取手段(100)の走行体(10,
11)がロックされるので、走行体(10,11)が移動して破損
するのを防止することができる。
【0030】また本発明の好ましい実施例では、画像読
取手段(100)のコンタクトガラス板上にあって画像読取
手段(100)に載置された物体を画像読取手段(100)に係止
する係止手段(39);および、回動検出手段(230,240,25
0,260)が前記移動を検出すると、係止手段(39)に係止を
指示する係止制御手段(300);を備える。従って、画像
読取手段(100)が回動した時に係止手段(39)が係止を行
ない、回動による係止手段自体の開放を防止するので外
部で作業する者に対して極めて安全である。
【0031】さらに本発明の好ましい実施例では、回動
検出手段(230,240,250,260)は、画像読取手段(100)の回
動が所定角(θ)より大きくなった時に前記物体が移動す
るように、画像読取手段(100)の回動方向と逆方向に前
記所定角度(θ)だけ傾けて設置した。従って、画像読取
手段(100)の回動が微動であった場合は回動検出手段(23
0,240,250,260)が動作しないので、装置が振動で動いた
場合等の誤動作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 原稿読取装置100およびレーザプリンタ2
00の機構概略を示す側面図である。
【図2】 図1に示す複写機の外観を示す斜視図であ
る。
【図3】 図1に示す複写機のスキャナユニット100
の外観を示す斜視図である。
【図4】 スキャナ回動(開放)検出用のセンサ230
の概略斜視図である。
【図5】 センサ230をスキャナユニット100に設
置したときの、センサ230の動作概略を示す側面図で
ある。
【図6】 図4に示すセンサと別の、スキャナ回動(開
放)検出用のセンサ240を示す概略斜視図である。
【図7】 センサ240をスキャナユニット100に設
置したときの、センサ240の動作概略を示す側面図で
ある。
【図8】 図4および図6に示すセンサと別の、スキャ
ナ回動(開放)検出用のセンサ250を示す概略斜視図
である。
【図9】 センサ250をスキャナユニット100に設
置したときの、センサ250の動作概略を示す側面図で
ある。
【図10】 図4,図6,および図8に示すセンサと別
の、スキャナ回動(開放)検出用のセンサ260を示す
概略斜視図である。
【図11】 センサ260をスキャナユニッ100に設
置したときの、センサ260の動作概略を示す側面図で
ある。
【図12】 複写機のスキャナユニット100の回動
(開放)時の側面図であり、(a)はスキャナユニット
100に圧板を有している場合、(b)はスキャナユニ
ット100にADF(自動原稿搬送装置)を有している
場合をそれぞれ示す。
【図13】 ロック機構50の概略構成を示す側面図で
ある。
【図14】 図1に示す複写機全体の電気制御系の概略
構成を示すブロック図である。
【図15】 メイン制御部における割込み処理(スキャ
ナ回動チェック処理)を示すフローチャートである。
【図16】 デジタル複合PPCの一例を示す斜視図で
ある。
【図17】 図16に示すデジタル複合PPCにおい
て、スキャナ部100を開放した状態を示す斜視図であ
る。
【図18】 図17に示す複写機のスキャナ部100と
基板設置スペース210の間に、通常ドア等の開閉検知
に用いられるマイクロSW110を設けた場合のセンサ
概略を示す斜視図である。
【図19】 図17に示す複写機のスキャナ部100と
基板設置スペース210の間に、フォトインタラプタ1
12にフィラー111が入り込む構造のセンサを設けた
場合のセンサ概略を示す斜視図である。
【図20】 図17に示す複写機のスキャナ部100と
基板設置スペース210の間に、リードSW114とマ
グネット113を用いた場合のセンサ概略を示す斜視図
である。
【符号の説明】
100:スキャナユニット(画像読取手段) 10,11:走行体(走行体) 39:圧板 ADF:自動原稿搬送装
置 (39,ADF:係止手段) 50:圧板ロック機構 200:レーザプリンタ(画像形成手段) 210:空間部(空間) 220:回転軸(連結手段) 230,240,250,260:スキャナ開放検出用
センサ(回動検出手段) 300:メイン制御部(ロック制御手段,係止制御手
段) 321:スキャナモータ(ロック手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行体を走査して所定位置にある原稿の画
    像を読取る画像読取手段;上部に空間を有し、該空間上
    部に画像読取手段を載置する画像形成手段;画像読取手
    段を画像形成手段に一軸を中心に回動自在に結合した連
    結手段;および、 画像読取手段内に設置され、画像読取手段の前記一軸を
    中心とした回動に伴って移動する物体と該物体の該移動
    を検知する手段を含む回動検出手段;を備える画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】画像読取手段の走行体をロックするロック
    手段;および、回動検出手段が前記移動を検出すると、
    ロック手段にロックを指示するロック制御手段;を備え
    る、前記請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】画像読取手段のコンタクトガラス板上にあ
    って画像読取手段に載置された物体を画像読取手段に係
    止する係止手段;および、回動検出手段が前記移動を検
    出すると、係止手段に係止を指示する係止制御手段;を
    備える、前記請求項1または請求項2記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】回動検出手段は、画像読取手段の回動が所
    定角より大きくなった時に前記物体が移動するように、
    画像読取手段の回動方向と逆方向に前記所定角度だけ傾
    けて設置した、前記請求項1,請求項2または請求項3
    記載の画像形成装置。
JP3148255A 1991-06-20 1991-06-20 画像形成装置 Pending JPH0514638A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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