JPH0514625Y2 - - Google Patents

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JPH0514625Y2
JPH0514625Y2 JP1986131677U JP13167786U JPH0514625Y2 JP H0514625 Y2 JPH0514625 Y2 JP H0514625Y2 JP 1986131677 U JP1986131677 U JP 1986131677U JP 13167786 U JP13167786 U JP 13167786U JP H0514625 Y2 JPH0514625 Y2 JP H0514625Y2
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image
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half mirror
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caller
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【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案はテレビ電話装置に関し、特に対面通話
機能に加えて書画撮像機能を有するテレビ電話装
置に適用して好適なものである。
B 考案の概要 本考案はテレビ電話装置において、表示装置上
の通話相手の映像をハーフミラーに反射させて表
示すると共に、書画の映像とハーフミラーを透過
して得られる通話者の映像とを光路変更部材によ
つて切り換えて撮像することにより、通話者を正
面から撮像した自然な対面通話の状態を得ること
のできる書画撮像機能を有するテレビ電話装置を
得ることができる。
C 従来の技術 従来第3図に示すように、この種のテレビ電話
装置1は、通話相手とお互いが顔を見合わせたよ
うな自然な対面通話の状態が得られるように通話
相手の映像を表示する例えばCRT(陰極線管)で
構成される表示装置2と共に表示装置2の上方に
通話者3を撮像する撮像部4を具えている。
さらに書画撮像機能を有するテレビ電話装置に
おいては、撮像部4の前面に例えばミラー5を引
き出すことにより、撮像部4の撮像対象を通話者
3から書画6に切り換えるようになされている。
D 考案が解決しようとする問題点 ところが、このように表示装置2の上方に撮像
部4を設けると、表示装置2に表示された通話相
手の映像を目視する通話者3を真正面から撮像す
ることが困難になり、通話者3を斜め上方から撮
像するようになるという問題があつた。
特に、表示装置2が大型画面になると、表示装
置2の映像を目視する通話者3の視線7と撮像部
4の画像軸8とのなす角度θが大きくなり、あた
かも通話者がお互いの視線をそらせて伏目がちに
対面通話をしているような不自然な状態になるこ
とを避け得なかつた。
本考案は以上の点を考慮してなされたもので、
通話者を真正面から撮像することができ、その結
果お互いに視線が一致した自然な対面通話の状態
を得ることのできる書画撮像機能を有するテレビ
電話装置を提案しようとするものである。
E 問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するために、本考案におい
ては、撮像対象を撮像する撮像部4と、撮像部4
を後方内部に配置し、底面に第1の開口14を有
し、撮像部4の前面に第2の開口18を有するテ
レビ電話装置本体12と、テレビ電話装置本体1
2の上部に配置され、通話対象から伝送された画
像を表示する表示装置16と、撮像部4及び第2
の開口18間に配置され、表示装置16の映像光
を反射することにより、表示装置16が形成する
画像を第2の開口18を介して表示するハーフミ
ラー15と、書画撮像時、撮像部4及びハーフミ
ラー15間の撮像部4の光路上に配置され、第1
の開口14から入射する被撮像光を反射して撮像
部4に導き、通話者撮像時、第2の開口18から
入射してハーフミラー15を透過する被撮像光を
撮像部4に導くように、撮像部4の光路上から隔
離されて保持される光路変更部材13と、光路変
更部材13と連動して、通話者撮像時、第1の開
口14を介して入射する被撮像光を遮光するシヤ
ツタ17とを備え、通話者撮像時、第2の開口1
8から入射してハーフミラー15を透過する被撮
像光を撮像部4に導くことにより、通話対象の画
像を反射して表示するハーフミラー15を介し
て、第2の開口18前方に位置する通話者を撮像
部4で撮像して伝送対象に送出し、書画撮像時、
第1の開口14から入射する被撮像光を反射して
撮像部4に導くことにより、ハーフミラー15で
反射して通話対象の画像を表示すると共に、第1
の開口14下部に配置した書画を撮像部4で撮像
して伝送対象に送出する。
F 作用 ハーフミラー15に反射させて通話相手の映像
を表示すると同時にハーフミラー15を透過して
通話者3を撮像することにより、通話者3を真正
面から撮像することができる。
さらにハーフミラー15と撮像部4との間に配
置された光路変更部材13を切り換えることによ
り、撮像対象を通話者3及び書画6との間で切り
換えることができ、かくして通話者相手と通話者
3と視線の合つた自然な対面通話の状態を得るこ
とのできる書画撮像機能を有するテレビ電話装置
10を得ることができる。
G 実施例 以下図面と共に、本考案の一実施例について詳
述する。
第2図において、10は全体としてテレビ電話
装置を示し、スタンド11に取り付けられたテレ
ビ電話本体12の内部に撮像部4を備える。
撮像部4の前方には、例えば直角プリズム13
で構成される光路変更部材が配置され、当該直角
プリズム13の下方には開口14が設けられてい
る。
従つて撮像部4は、前面に取り付けられた光学
系4A及び直角プリズム13を介して開口14か
らその下方に置かれた書画6を撮像するようにな
されている。
これに対して直角プリズム13の前方にはハー
フミラー15が撮像部4の光軸に対してほぼ45°
だけ傾いた状態で配置されている。
さらにハーフミラー15の上方には、例えば、
液晶表示装置で構成される平板形状の表示装置1
6が、ハーフミラー15を介して90°折り曲げら
れる表示装置16の画像軸及び撮像部4の光軸と
がほぼ一致するように配置されている。
従つて通話者3は、ハーフミラー15に反射し
て写しだされる表示装置16に表示された通話相
手の映像を目視しながら、通話相手に書画6の映
像を提供することができる。
さらに対面電話を行う際には、第1図に示すよ
うにシヤツタ17が開口14を閉じると同時に直
角プリズム13がハーフミラー15に沿つて矢印
aで示す方向に移動して撮像部4の視界からはず
れる。
このとき撮像部4は、ハーフミラー15を透過
して、テレビ電話本体12の正面に設けられた開
口18から、撮像部4の正面に位置する通話者3
を撮像する。
従つて通話者3は、ハーフミラー15に反射し
て写しだされる表示装置16に表示された通話相
手の映像を目視しながら、通話相手に通話者3自
身の映像を提供することができる。
このとき表示装置16の画像軸と撮像部4の光
軸とがほぼ一致していることから、撮像部4は、
通話者3をほぼ真正面から撮像することができ
る。
以上の構成において、通話者3は表示装置16
に表示された通話相手の映像をハーフミラー15
に反射して目視することができる。
このとき対面通話を行う場合は、撮像部4がハ
ーフミラー15を透過して通話者3を正面から撮
像する。これに対して書画を撮像する場合は、シ
ヤツタ17が開くと同時に直角プリズム13が撮
像部4の光路上に移動し、その結果撮像部4が直
角プリズム13及び開口14を介して書画6を撮
像する。
以上の構成によれば対面通話の際、通話者3を
ほぼ真正面から撮像することができるので、通話
相手と視線の合つた自然な対面通話の状態を得る
ことができる。
さらに上述の実施例によれば開口18を設けて
テレビ電話本体12の内部にハーフミラー15を
設けるようにしたため、この開口18によつてハ
ーフミラー15に斜めに入射する外来光を遮光す
ることができ、観易い表示映像を得ることができ
る。
さらに上述の実施例によれば通話者3及び撮像
部4の間の距離を従来に比して大きく取ることが
できるので、撮像部4の光学系4Aとして焦点距
離の長い光学系を用いることができ、その結果簡
易な構成の光学系を用いることができる。
さらに表示装置の上に撮像部を設ける必要がな
いので、表示装置による撮像部の大きさに制限が
なくなり、その分撮像部及びその光学系の大きさ
及び構成を自由に設定することができる。
さらに上述の実施例においては、液晶表示装置
で構成された平板形状の表示装置を用いるように
したので、全体として小型かつ簡易な構成のテレ
ビ電話装置を得ることができる。
なお、上述の実施例においては光路変更部材と
して直角プリズムを用いた場合について述べたが
本考案はこれに限らず、例えばミラーを光路上に
押入したりする方法も考えられる。
また上述の実施例においては液晶表示装置で構
成された平板形状の表示装置を用いた場合につい
て述べたが、表示装置はこれに限らず、例えばフ
ラツト形の陰極線管で構成された表示装置や、通
常の陰極線管で構成された表示装置など広く適用
することができる。
H 考案の効果 以上のように本考案によれば、対面通話をする
際に通話者の正面から撮像することができるの
で、通話相手と視線を合わせた自然な対面通話の
状態を得ることができる書面撮像機能を有するテ
レビ電話装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案によるテレビ電話装
置の一実施例を示す断面図、第3図は従来のテレ
ビ電話装置を示す断面図である。 1,10……テレビ電話装置、2,16……表
示装置、3……通話者、4……撮像部、6……書
画、13……直角プリズム、14,18……開
口、15……ハーフミラー、17……シヤツタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 撮像対象を撮像する撮像部と、 上記撮像部を後方内部に配置し、底面に第1の
    開口を有し、上記撮像部の前面に第2の開口を有
    するテレビ電話装置本体と、 上記テレビ電話装置本体の上部に配置され、通
    話対象から伝送された画像を表示する表示装置
    と、 上記撮像部及び上記第2の開口間に配置され、
    上記表示装置の映像光を反射することにより、上
    記表示装置が形成する上記画像を上記第2の開口
    を介して表示するハーフミラーと、 書画撮像時、上記撮像部及び上記ハーフミラー
    間の上記撮像部の光路上に配置され、上記第1の
    開口から入射する被撮像光を反射して上記撮像部
    に導き、通話者撮像時、上記第2の開口から入射
    して上記ハーフミラーを透過する被撮像光を上記
    撮像部に導くように、上記撮像部の光路上から隔
    離されて保持される光路変更部材と、 上記光路変更部材と連動して、上記通話者撮像
    時、上記第1の開口を介して入射する上記被撮像
    光を遮光するシヤツタと を具え、 上記通話者撮像時、上記第2の開口から入射し
    て上記ハーフミラーを透過する被撮像光を撮像部
    に導くことにより、上記通話対象の画像を反射し
    て表示する上記ハーフミラーを介して、上記第2
    の開口前方に位置する通話者を上記撮像部で撮像
    して伝送対象に送出し、 上記書画撮像時、上記第1の開口から入射する
    被撮像光を反射して上記撮像部に導くことによ
    り、上記ハーフミラーで反射して上記通話対象の
    画像を表示すると共に、上記第1の開口下部に配
    置した書画を上記撮像部で撮像して伝送対象に送
    出する ことを特徴とするテレビ電話装置。
JP1986131677U 1986-08-28 1986-08-28 Expired - Lifetime JPH0514625Y2 (ja)

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JP1986131677U JPH0514625Y2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28

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JP1986131677U JPH0514625Y2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28

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Publication Number Publication Date
JPS6338480U JPS6338480U (ja) 1988-03-12
JPH0514625Y2 true JPH0514625Y2 (ja) 1993-04-19

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ID=31030356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986131677U Expired - Lifetime JPH0514625Y2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4714742U (ja) * 1971-03-18 1972-10-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4714742U (ja) * 1971-03-18 1972-10-20

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JPS6338480U (ja) 1988-03-12

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