JPH0514611U - 柵柱用ポール取付具 - Google Patents

柵柱用ポール取付具

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JPH0514611U
JPH0514611U JP062783U JP6278391U JPH0514611U JP H0514611 U JPH0514611 U JP H0514611U JP 062783 U JP062783 U JP 062783U JP 6278391 U JP6278391 U JP 6278391U JP H0514611 U JPH0514611 U JP H0514611U
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▲せい▼造 大塚
和幸 西分
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帝金株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 柵柱Bを挾持並びに挾持解除自在な一対の挾
持片1Aとそれら挾持片1Aと挾持状態に固定するボル
ト1Bとを備えた本体1を設け、その本体1に、ポール
Cを差込み保持するためのポール差込孔2を形成する。 【効果】 柵柱を取扱い易いものとしながらも、しか
も、既設の柵柱であっても作業性良く確実に、かつ、安
価にポールを柵柱に取付けることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、道路との境界に沿って立設された柵柱や公園の出入口に立設された 車止め用の柵柱等、各種の柵柱に、旗竿やプラカード、伝言板の支柱といったポ ールを立姿勢で取付ける技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
柵柱にポールを取付けるに従来では、紐や針金でポールを柵柱に縛り付けたり 、或いは、柵柱に溶接したパイプにポールを差込んだりする手段が採用されてい た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前者従来の技術によるときは、縛り付けるために、取付け取外しに手 数を要し、しかも、結び目が弛み易くて風や人等が当たることで斜めになったり 、倒れたりする取付け不良が生じ易いとった欠点があった。 他方、後者従来の技術によるときは、柵柱を、側方に突出するパイプ付きのも のとして作製する必要があるから、柵柱が嵩張るものとなって、運搬等の取扱い を不便にし、しかも、既設の柵柱の場合、柵柱の塗料を落としてパイプを溶接し たのち塗装するといった大掛かりでコストのかかる取付け作業や、パイプ付きの 柵柱に交換といったこれまた大掛かりでコストの掛かる柵柱交換作業が必要とな る欠点があった。 本考案の目的は、前記欠点を解消できる柵柱用ポール取付具を提供する点にあ る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案による柵柱用ポール取付具の第1の特徴は、柵柱を挾持並びに挾持解除 自在な一対の挾持片とそれら挾持片と挾持状態に固定する挾持固定手段とを備え た本体を設け、その本体に、ポールを差込み保持するためのポール差込孔を形成 してある点にある。 本考案による柵柱用ポール取付具の第2の特徴は、前記第1の特徴において、 前記挾持片の対向面に、挾持状態において前記ポール差込孔を構成する凹部を形 成してある点にある。 本考案による柵柱用ポール取付具の第3の特徴は、前記第1や第2の特徴にお いて、前記挾持固定手段を構成するに、前記一対の挾持片を連結固定するための 1本のボルトを設け、前記挾持片に、挾持に伴い互いに係合して挾持片同士のボ ルト周りの回転を阻止する係合突起と係合穴とを振り分けて設けてある点にある 。 本考案による柵柱用ポール取付具の第4の特徴は、前記第3の特徴において前 記挾持片のうち柵柱挾持部とポール差込孔の形成部との中間箇所を前記ボルトに よる連結固定対象部に構成し、前記挾持片のうち前記連結固定対象部とは反対側 の方向でポール差込孔の形成部に連なる端部分の対向間隙を、柵用鎖が挿入可能 な大きさに構成し、前記係合突起を、前記対向間隙に挿入した柵用鎖に係合可能 な状態に形成してある点にある。
【0005】
【作用】
第1乃至第4の特徴によれば、本体を柵柱に取付け、その本体のポール差込孔 にポールを差込むことにより、ポールを柵柱に取付けることができるのであって 、本体を柵柱に取付ける手段として本体の挾持片で柵柱を挾持する手段を採用し たので、ボルトの締付け、弛み操作等といった容易迅速な操作で本体を柵柱に取 付けたり、取外したりすることができるとともに、本体を柵柱に確実に、かつ、 強固に取付けることができる。しかも、柵柱に本体を取付けることでポールの取 付け部を柵柱に構成させるので、柵柱にポールを取付けるための構成が不要であ り、しかも、既設の柵柱であっても、その柵柱に本体を取付けるだけの簡単な操 作をもって柵柱にポールの取付け部を具備させることができる。 それに加え、第2の特徴によれば、本体に面倒な孔あけが不要で本体の作製コ ストを低減できる。 また、第3及び第4の特徴によれば、1本のボルト操作で本体を柵柱に容易、 迅速に取付け、取外しできながらも、係合突起と係合穴との係合によりボルト周 りの挾持片同士の相対回転を阻止できながら、取付けを確実化できる。 特に、第4の特徴によれば、ボルトによる連結固定対象部が柵柱挾持部と係合 突起との中間に位置するから、1本のボルトで挾持片を連結固定しながらも、そ の1本のボルトの締付け力を、柵柱挾持部に対しては挾持力として、かつ、係合 突起と係合穴とによる係合部に対しては係合突起の係合穴からの離脱を阻止する 抵抗力として、夫々確実に作用させることができる。しかも、そのことを利用し て、つまり、係合突起が係合穴から離脱しないことを利用して、対向間隙に柵用 鎖を挿入可能とすることにより、係合突起を柵用鎖の引掛け部としてあるから、 隣合う柵柱間にわたって柵用鎖を架設する際、その柵用鎖を確実に掛け止めでき るのみならず、柵柱に柵用鎖へ引掛け部を設ける必要がない。
【0006】
【考案の効果】
従って、本考案によれば、柵柱を取扱い易いものとしながらも、しかも、既設 の柵柱であっても作業性良く確実に、かつ、安価にポールを柵柱に取付けること ができる。 特に、請求項2記載のようにすれば、コストダウンを図れ、請求項3記載のよ うにすれば、より一層、容易、確実に取付けることができ、請求項4記載のよう にすれば、隣合う柵柱間にわたって柵柱用鎖を容易に架設することができる。
【0007】
【実施例】
図2に示すように、柵柱用ポール取付具Aは、柵柱Bの上下に間隔を隔てた箇 所夫々に取付けられて、旗竿等のポールCを立姿勢に保持するものであって、図 1、図3に示すように、柵柱Bに取付けられる本体1に、ポールCを差込み保持 するためのポール差込穴2を形成して構成されている。 前記本体1は、図1に示すように柵柱Bを挾持並びに挾持解除自在な一対の挾 持片1Aと、それら挾持片1Aを挾持状態に固定する挾持固定手段とから成る。 前記挾持片1Aは、挾持固定手段による固定が解除されることで互いに分離す るものであり、かつ、ほぼ面対称の形状、大きさに構成されている。そして、挾 持片1Aの対向面夫々には、柵柱Bの周面に沿った挾持面を形成する挾持用の凹 部1aと、挾持状態において前記ポール差込孔2を構成する孔形成用の凹部1b とが形成されている。 前記挾持固定手段は、図1、図3に示すように前記挾持片1Aのうち前記挾持 用の凹部1aが形成された柵柱挾持部1Aaと孔形成用の凹部1bが形成された 孔形成部1Abとの中間箇所を連結固定対象部1Acとして連結固定するための 1本のボルト1Bを設け、前記挾持片1Aのうち前記連結固定対象部1Acとは 反対側の方向で孔形成部1Abに連なる端部1Adに、挾持に伴い互いに係合し て挾持片1A同士のボルト周りの回転を阻止する係合突起4と係合穴5とを振り 分けて設けることで構成されている。 前記ボルト3は、回転操作用の六角穴付の頭を備えたもので一方の連結固定対 象部1Acに形成のねじ孔7に螺合することで両連結固定対象部1Ac同士を連 結固定するものである。 前記端部分1Adの対向間隙1Dは、図2に示すように隣合う柵柱B間にわた って架設する柵用鎖Dが挿入可能な大きさに構成されており、前記係合突起4は 、柵用鎖Dに挿入した状態で挾持に伴い係合穴5に係合することにより、対向間 隙1Dに挿入した柵用鎖Dに係合する鎖引掛け部を構成するものである。 また、前記挾持用の凹部1aが形成する挾持面には、滑止め用のゴムパッキン 6が付設されており、前記挾持片1Aは、柵柱挾持部1Aa側ほど上下高さが次 第に大なる形状に構成されている。 上記実施例によれば、柵柱Bに複数の本体1を、それらのポール差込孔2の軸 芯を一致させる状態で取付けたのち、上方からポール差込孔2にポールCを順次 差込むことにより、ポールCを柵柱Bに取付けることができる。柵柱Bを示して あるが、柵柱Bの形状、構造は適宜変更可能である。
【0008】 〔別実施例〕 (1) 上記実施例では、挾持片1Aに凹部1bを形成することでポール差込孔 2を形成したが、図4に示すように、挾持片1Aの一方に孔をあけることでポー ル差込孔2を形成しても良い。 (2) 上記実施例では、孔形成用の凹部1bを挾持片1Aの夫々に形成してポ ール差込孔2を構成したが、図5に示すように、挾持片1Aの一方にのみ凹部1 bを形成してポール差込孔2を構成しても良い。 (3) 上記実施例では、挾持片1Aとして分離するものを示したが、挾持片1 Aは、図6に示すように挾持並びに挾持解除するように揺動自在にヒンジ7で連 結されたものであっても良い。 (4) 上記実施例において、図7に示すように、一方の挾持片1Aの柵柱挾持 部1Aaに突起8を形成し、柵柱Bに、挾持片1Aが柵柱周りの設定姿勢にある ときにのみ前記突起8を係合させる孔9を形成する。この場合、柵柱Bと柵柱用 ポール取付具Aとを1つのセットとして構成する場合に有用で、複数の本体1の 柵柱周りでの姿勢を容易に同じにすることができる。 (5) 上記実施例において、図8に示すように、ボルト1Bをナット1Cへの 螺合で連結するものに構成し、一方の挾持片1Aの係合突起4を、その挾持片1 Aに形成の穴10と係脱自在なピンに構成する。この場合、一対の挾持片1Aを 同一の形状、大きさに構成することができ、挾持片1Aを鋳造する場合、鋳型が 一つで済む。
【0009】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】横断平面図
【図2】使用状態の正面図
【図3】縦断正面図
【図4】別実施例を示す横断平面図
【図5】別実施例を示す横断平面図
【図6】別実施例を示す横断平面図
【図7】別実施例を示す横断平面図
【図8】別実施例を示す横断平面図
【符号の説明】
B 柵柱 1b 凹部 1Aa 柵柱挾持部 1A 挾持片 1B ボルト 1D 対向関係 1 本体 4 係合突起 D 柵用鎖 2 ポール差込孔 5 係合穴

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柵柱(B)を挾持並びに挾持解除自在な
    一対の挾持片(1A)とそれら挾持片(1A)と挾持状
    態に固定する挾持固定手段とを備えた本体(1)を設
    け、その本体(1)に、ポール(C)を差込み保持する
    ためのポール差込孔(2)を形成してある柵柱用ポール
    取付具。
  2. 【請求項2】 前記挾持片(1A)の対向面に、挾持状
    態において前記ポール差込孔(2)を構成する凹部(1
    b)を形成してある請求項1記載の柵柱用ポール取付
    具。
  3. 【請求項3】 前記挾持固定手段を構成するに、前記一
    対の挾持片(1A)を連結固定するための1本のボルト
    (1B)を設け、前記挾持片(1A)に、挾持に伴い互
    いに係合して挾持片(1A)同士のボルト周りの回転を
    阻止する係合突起(4)と係合穴(5)とを振り分けて
    設けてある請求項1又は2記載の柵柱用ポール取付具。
  4. 【請求項4】 前記挾持片(1A)のうち柵柱挾持部
    (1Aa)とポール差込孔(2)の形成部との中間箇所
    を前記ボルト(1B)による連結固定対象部に構成し、
    前記挾持片(1A)のうち前記連結固定対象部とは反対
    側の方向でポール差込孔(2)の形成部に連なる端部分
    の対向間隙(1D)を、柵用鎖(D)が挿入可能な大き
    さに構成し、前記係合突起(4)を、前記対向間隙(1
    D)に挿入した柵用鎖(D)に係合可能な状態に形成し
    てある請求項3記載の柵柱用ポール取付具。
JP1991062783U 1991-08-08 1991-08-08 柵柱用ポール取付具 Expired - Lifetime JPH0738724Y2 (ja)

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