JPH05145947A - 映像信号記録再生装置 - Google Patents

映像信号記録再生装置

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Publication number
JPH05145947A
JPH05145947A JP3307971A JP30797191A JPH05145947A JP H05145947 A JPH05145947 A JP H05145947A JP 3307971 A JP3307971 A JP 3307971A JP 30797191 A JP30797191 A JP 30797191A JP H05145947 A JPH05145947 A JP H05145947A
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signal
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Application number
JP3307971A
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Inventor
Akira Nishimura
章 西村
Tomoyuki Otsuki
知之 大月
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像信号の記録再生装置に静止画モードを設
けて、静止画記録再生時の色信号の垂直方向解像度を改
善し、画像を忠実に記録・再生する。 【構成】 静止画記録再生モードの記録時にはフィール
ド順次で記録し、再生時には同一フレーム内の上下のラ
インで補間する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハイビジョン用VTR等
に用いて好適な記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のハイビジョンVTR(以下HDV
TRと記す)やMUSE(MultipleSub-Nyquist-Sampli
ng Encoding )方式等に用いる映像信号の記録・再生或
はこの信号の伝送には従来の周波数多重方式と異なり時
分割多重方式が用いられている。
【0003】この様な時分割多重方式の一つにTCI
(Time Compressed Integration)方式がある。このTC
I方式は1ライン毎に輝度信号(以下Y信号と記す)と
二つの色差信号B−Y(以下PB 信号と記す)とR−Y
(以下PR 信号と記す)を時間軸圧縮して時間軸多重し
ている。
【0004】図7はY信号と第1の色信号であるPB
号と第2の色信号であるPR 信号の配列順序を示してい
る。図中1は水平同期信号であり、Y1 信号、Y2 信号
‥‥‥Y4 信号2は輝度信号の配列順序を示し、PB1
号、PB2信号‥‥PB4信号3は第1の色信号の配列順序
を、PR1信号、PR2信号‥‥PR4信号4は第2の色信号
の配列順序を示している。
【0005】一般に第1及び第2の色信号であるPB
びPR 信号3及び4はY信号より信号帯域を狭くしてよ
いので二つのPB 及びPR 信号をライン毎に線順次で切
換えて多重する様にしている。
【0006】即ち図8に示す様に、例えばMUSE等で
はY信号は3/4に第1及び第2の色信号のPB 及びP
R 信号を1/4に時間圧縮して1ライン期間は時分割多
重している。
【0007】この様に時間圧縮され、線順次に並べられ
るために、第1ラインはPB1とY1 、第2ラインはPR2
とY2 、第3ラインはPB3とY3 、第4ラインはPB4
4 が選択され、PR1,PB2,PR3,PB4の色信号が間
引かれることになる。
【0008】この様に時間軸圧縮した映像信号は時間軸
を伸長してA,Bチャンネル(A,Bch)に2ch化
すると図9に示す様な時分割多重(TDM:Time Divis
ionMultpilex)してTCI波形が得られる。ここで5は
バースト信号である。
【0009】この様な広帯域の映像信号の1フィールド
分を数本のトラックに分割して例えば、2分割してテー
プ6に記録し、回転ドラムの回転速度を上げるセグメン
ト記録(SEG1〜SEG4と記す)が行なわれてい
る。
【0010】即ち、従来の構成(通常の記録方式)では
第1フィールドと第2フィールドの動きに対応するため
図10に示す様に第1及び第2フィールド内でPB 信号
とP R 信号を1ラインおきに記録する線順次記録であ
り、シャフリングを行なわない場合の1フィールド4ト
ラックで1フレーム8トラックのSEG1〜SEG4か
ら成るテープ6上のトラックの記録パターンは図11の
様に記録される。
【0011】図11で矢印Aはテープ6の移動方向、矢
印Bはヘッドの移動方向であり、7は音声信号記録領域
を示す。
【0012】又、テレビ画面8上のSEG1,SEG2
毎のラインを図12に示す。ここで9は画の継目とな
る。
【0013】実際の通常モードでのテープパターンは図
13に示す如きものとなる。ここで136Hがビデオ期
間であり、シャフリング後のパターンを示し、SEG
1,SEG2に亘ってPB 及びPR 信号(PB 信号及び
R 信号はB及びRとして表してある)はトラック方向
に交互に記録され、Y信号はSEG1及びSEG2に亘
ってY17,Y18,Y19,Y20‥‥(ここで数字
はライン番号)の様に記録される。
【0014】SEG3及びSEG4はSEG1及びSE
G2と同様にPB 及びPR 信号はトラック方向に交互に
記録されY信号はY579,Y580,Y581,Y582 ‥‥と記録
されている。
【0015】これらビデオ信号期間136Hの前にはビ
デオプリアンブル期間の3Hがあり、Rはランプ信号で
1Hであり、VLはセグメント同期信号で1Hであり、
CWはCW信号で同じく1Hがある。Xは未定義のX信
号で0.5H,1H,1.5H等の値をとる。これらプ
リアンブル期間の前には図示しないがオーディオのCH
1〜CH2及びCH3〜CHの4チャンネル期間(各々
9.11H)、インデックス(2.55H)、ガード
(1.7H)等がパターン形成されている。
【0016】又、再生時には図14の実線と破線で示す
第1フィールド及び第2フィールドの第1及び第2ライ
ンで記録したPB 信号を再生し(図で○で示す)、PR
信号は補間した信号を再生する(図で△で示す)。又、
次の第1及び第2フィールドの第3及び第4ラインでは
B 信号は補間した信号を再生し、PR 信号は記録した
信号を再生している。即ち間引かれた各ラインを図15
に示す様に同一フィールド内の上下のラインで補間して
再生する様に成されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例で説明し
た様に、TCI記録を行なうVTRでは色信号の全てを
記録せず間引を行なっている。この様に間引を行なって
もよいのは映像信号が動画の場合ではよいが静止画像を
映出する様な場合には色信号のPB 及びPR 信号の垂直
解像度はY信号に比べて1/2以下となって必要以上に
解像度を低下させる問題があった。
【0018】本発明は叙上の問題点を解消するために成
されたものであり、その目的とするところは静止画像を
記録又は再生する際に、色信号の垂直解像度を改善し、
より高画質な静止画像の記録・再生を行い得る映像信号
記録再生装置を提供しようとするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の映像信号記録再
生装置はその例が図1に示されている様に、映像信号中
の輝度信号Y及び色信号PB ,PR を多重して記録・再
生する様に成した映像信号記録再生装置に於いて、通常
の記録・再生モードの他に静止画像を記録・再生する静
止画記録再生モード切換手段20を有し、切換手段20
を静止画記録・再生モードに切換えた時に記録系路では
色信号PB ,PR の内の第1の信号PB (PR )で第1
フィールドを記録し、色信号PB ,PR の内の第2の信
号PR (PB )で第2フィールドを記録する様にフィー
ルド順次記録し、再生系路では間引かれたラインを同一
フレーム内の上下のラインで補間して再生する様にして
成るものである。
【0020】
【作用】本発明の記録再生装置は静止画の記録時には色
信号PB ,PR のうちのPB 及びPR 信号は第1フィー
ルドではPB 信号(又はPR 信号)のみを第2フィール
ドではPR 信号(又はPB 信号)のみを記録するフィー
ルド順次で記録し、再生時には間引かれたラインを同一
フレーム内の上下ラインで補間することで垂直解像度を
上げてより忠実な画像の記録再生を行なう様に成したも
のである。
【0021】
【実施例】以下、本発明の映像信号記録再生装置として
HDVTRの一実施例を図1乃至図6によって詳記す
る。
【0022】図1は本例の記録系路の系統図を図4は再
生系路の系統図を示すものである。
【0023】図1で入力端子T1 ,T2 ,T3 にはY信
号、PB 信号、PR 信号が入力され、これらY信号と二
つの色信号は夫々低域通過濾波回路(LPF)10Y,
10B,10Rを介してアナログ−デジタル変換回路
(A/D)11Y,11B,11Rに供給されて夫々の
低域成分がデジタルデータに変換される。
【0024】A/D11Y,11B,11Rでデジタル
変換されたデジタルデータは切換スイッチ12Y,12
B,12Rに供給される。Y信号のデータは切換スイッ
チ12Yの可動接片aに供給され、A,Bチャンネルラ
インACL,BCLに切換えられる。スイッチ12Yの
固定接点b及びcは輝度信号(Y)タイムベースエック
スパンダ13の2チャンネルのメモリ13A,13Bに
供給され、このYタイムベースエックスパンダ13には
Yクロック信号(Yck)及びTCIクロック信号(T
ck)等が供給されてY信号の時間伸縮が成されて、後
述するも色信号が加算されてフレームメモリ23でシャ
フリング等が行なわれる。
【0025】A/D11B及び11Rの色信号データ出
力端は切換スイッチ12B及び12Rの夫々の固定接点
b及びcに接続され、夫々の可動接片aは垂直フィルタ
VFを構成する2H遅延回路14並に第1のアダー16
と1H遅延回路15に接続され、1H遅延回路15の出
力は第2のアダー18と静止画及び通常モード切換スイ
ッチ20の固定接点cに接続され、第1のアダー16の
出力は第1の平均乗算器17→第2のアダー18→第2
の平均乗算器19を介して静止画モードと通常モード切
換スイッチ20の固定接点bに接続され、可動接片aは
色信号をA,Bchに切換えてACL及びBCLに供給
する切換スイッチ21の可動接片aに接続され、切換ス
イッチ21の固定接点b,cはクロマタイムベースコン
プレッサ22のメモリ22A及び22Bを介して圧縮さ
れる。このクロマタイムベースコンプレッサ22にはク
ロマクロックCck及びTCIのクロックTckが入力
されている。これらメモリ22A及び22Bの出力はA
ch及びBchとしてフレームメモリ23のACL,B
CLの入力端に供給されてシャフリング等が成される。
【0026】フレームメモリ23で2chに分けられた
Y信号及びPB 及びPR 信号のA,Bchはデジタルア
ナログ変換回路(D/A)24A及び24Bでアナログ
信号に変換し、LPF25A及び25Bで低域帯域を取
り出し、エンファシス回路26A及び26Bでエンファ
シス補正後に変調器27A及び27BでFMが行なわ
れ、記録アンプ28A,28Bを介して記録ヘッド29
A及び29Bでテープ6にY信号、BB 信号並にPR
号の映像信号の記録が行なわれる。
【0027】30はインデックスやID(識別コード番
号)等を用いて通常モードの記録・再生と静止画モード
の記録再生を切換える際に用いるコンピュータ(以下C
PUと記す)を示すもので、例えば撮影時に静止画像を
撮像した時は静止画用のIDを付加し、このIDをフレ
ームメモリ23からCPU30が読み出してインタフェ
ース32を介して切換スイッチ12Y,12B,12
R,20並に21等を切換える様にしてもよいし、操作
手段31で静止画モードを選択した時に、CPU30は
インタフェース32を介して切換スイッチ12Y,12
B,12R,20並に21を切換制御し、IDをフレー
ムメモリ23を介してテープに書き込む様にしてもよ
い。いずれにしてもインデックスやID等を用いてデー
タの種類を区切るコードを付加することが必要となる。
勿論、この切換は手動又は自動で適宜選択可能である。
【0028】上述の構成に於いて、記録系路の動作を説
明するとCPU30はY信号の切換スイッチ12Y及び
切換スイッチ21を1ライン毎に切換る様な制御を行な
い、切換スイッチ20は通常モード時は可動接片aは固
定接点bに接する様に、静止画モード時には可動接片a
は固定接点cに接する様に切り換えられる。更に切換ス
イッチ12B及び12Rは通常モード時には1ライン毎
に反転切換が成され、静止画モード時には1フィールド
毎に反転する様な切換制御が成される。
【0029】CPU30がIDを読み出して、切換スイ
ッチ20の可動接片aを固定接点c側に切換えたとする
と、この時のY信号は切換スイッチ12Yはライン毎に
切換えられて、A,Bchの第1〜第nフィールド出力
はACL及びBCL系路を介しフレームメモリ23に供
給される。
【0030】又、通常モードでの動作は図10で説明し
たと同一なので省略するが、静止画モード時ではPB
びPR 信号は第1フィールドでは切換スイッチ12B及
び12Rの可動接片aは固定接点cに接し1H遅延され
たPB 信号のみ切換スイッチ20の固定接点cに供給さ
れる。
【0031】次の第2フィールドでは切換スイッチ12
B及び12Rの可動接片aは固定接片bに接し、1H遅
延されたPR 信号のみ切換スイッチ20の固定接点cに
供給される。その結果図2に示す様に第1フィールドで
はPB 信号のみ、第2フィールドではPR 信号のみ記録
される様になる。
【0032】この様なフィールド毎の色信号は切換スイ
ッチ21でライン毎に切換が成され、前述した様に、ク
ロマタイムベースコンプレッサ22で時間軸圧縮が行わ
れた後にフレームメモリ23でY信号の出力はACL,
BCL系路に加算される。
【0033】更に、図13の通常モード時に対応する様
な本例の静止画モードでのテープパターンを図3に示
す。すなわに、第1フィールドはPB (図ではBとして
示してある)、第2フィールドPR (図ではRとして示
してある)として記録される。
【0034】フレームメモリ23ではACLではライン
番号が、41,43,45,47‥‥,BCLではライ
ン番号が42,44,46,48‥‥と云う系列をAC
LのSEG1はライン番号を41,45,49‥‥に、
SEG2ではライン番号43,47,51‥‥に、BC
LのSEG1はライン番号42,45,50‥‥に、S
EG2ではライン番号44,48,52‥‥と云う様な
系列にシャフリングする。
【0035】以下は通常のVTRと同様にアナログ信号
に変換されてエンファシス等が掛けられてFM変調を行
なってテープ6上に記録ヘッド29A及び29Bで記録
が行なわれる。
【0036】上述の如くテープ上に記録したトラックか
ら再生するための再生系路の系統図を図4に示す。
【0037】図4に於いて、テープ6に記録されたY信
号、PB 及びPR 信号は再生ヘッド33A,33Bで再
生され、再生アンプ34A及び34Bで増幅された後
に、イコライザ回路36A及び36Bで等化が成され、
ディエンファシス回路36A及び36Bでディエンファ
シスが行なわれた後に復調器37A及び37Bで復調後
にLPF38A及び38Bで低域を通過させてアナログ
−デジタル変換回路(A/D)39A及び39Bでデジ
タルデータに変換される。
【0038】この様にデジタル変換された映像データは
フレームメモリ40内でデシャフリングを行なった後に
系統Iの切換スイッチ41及び系統IIの切換スイッチ4
2に出力される。系統IIの切換スイッチ42は通常モー
ド時には使用されない。
【0039】フレームメモリ40の出力端にはACLの
第1のフィールドの出力A−1,ACLの第2のフィー
ルドの出力A−2並にBCLの第1のフィールド出力B
−1,BCLの第2のフィールドの出力B−2が出力さ
れ、系統Iの切換スイッチ41A及び41Bの可動接片
aは1フィールド毎に反転する。同様に系統IIの切換ス
イッチ42A及び42Bの可動接片aには出力A−2,
A−1並に出力B−2,B−1が出力される。
【0040】切換スイッチ41Aの可動接片aはYタイ
ムベースコンプレッサ43のメモリ43A及びクロマタ
イムベースエックスパンダ44のメモリ44Aに接続さ
れ、切換スイッチ41Bの可動接片aはYタイムベース
コンプレッサ43のメモリ43B及びクロマタイムベー
スエックスパンダ44のメモリ44Bに接続され、Yタ
イムベースコンプレッサ43にはY及びTCIのクロッ
クYck及びTckが供給される。
【0041】系統IIの切換スイッチ42A及び42Bの
可動接片aもクロマタイムベースエックスパンダ45の
メモリ45A及び45Bに接続され、クロマタイムベー
スエックスパンダ44及び45にはTckとCckが供
給されている。Yタイムベースコンプレッサ43のメモ
リ43B及びクロマベースエックスパンダ44及び45
のメモリ44B及び45Bの出力端は1Hの遅延回路4
6,47及び48を介して切換スイッチ49の各スイッ
チ素子49A,49B及び49Cの各固定接点cに接続
される。これら各切換スイッチ素子は1ライン毎に切換
えられる。Yタイムベースコンプレッサ43のメモリ4
3A及びクロマタイムベースエックスパンダ44及び4
5のメモリ44A及び45Bの出力端は切換スイッチ4
9の各スイッチ素子49A,49B及び49Cの各固定
接点bに接続されている。
【0042】切換スイッチ49のスイッチ素子49Aの
可動接片aはD/A50及びLPF51を介して出力端
子T4 にY信号を出力する。
【0043】切換スイッチ49のスイッチ素子49B及
び49Cの夫々の可動接片aは通常モード及び静止画モ
ード切換用の第1の切換スイッチ52の固定接点b及び
cに接続され、スイッチ素子52Aの可動接片aは同じ
く通常モード及び静止画モード切換用の第2の切換スイ
ッチ55のスイッチ素子55Aの固定接点bに接続さ
れ、スイッチ52のスイッチ素子52Bの可動接片aは
1H遅延回路53、2H遅延回路54並にアダー56に
接続されている。
【0044】1H遅延回路53の出力端は第2の切換ス
イッチ55のスイッチ素子55Aの固定接点cとスイッ
チ素子55Bの固定接点bに接続され、2H遅延回路5
4の出力端は第2の切換スイッチ55のスイッチ素子5
5Bの固定接点cに接続されている。第2の切換スイッ
チ55のスイッチ素子55Aの可動接片aは更に切換ス
イッチ58のスイッチ素子58A及び58Bの固定接点
b及びcに接続される。
【0045】第2の切換スイッチ55のスイッチ素子5
5Bの可動接片aはアダー56に接続され、アダー56
の出力端は平均乗算器57を介してスイッチ58のスイ
ッチ素子58A及び58Bの固定接点b及びcに接続さ
れ、スイッチ58Aのスイッチ素子58A及び58Bの
可動接片aはD/A59A及び59BとLPF60A及
び60Bを介して出力端子にPB 及びPR 信号を出力
し、1H,2H遅延回路53,54、アダー56並に平
均乗算器57等でクロマ補間回路CIPを構成してい
る。
【0046】上述のスイッチ58は通常モード時は1ラ
イン毎に反転され、静止画モード時には1フィールド毎
に反転する様にCPU30で制御される。同様に第1及
び第2の切換スイッチ52及び55はフレームメモリ4
0からのIDを読み取り、CPU30とインタフェース
32を介して通常の再生モード及び静止画再生モードに
切換えが成される。
【0047】切換スイッチ49は1ライン毎に又切換ス
イッチ41及び42は1フィールド毎に同じくCPU3
0を介して切換制御が成される。
【0048】上述の如き切換動作に於いて、フレームメ
モリ40では図3の様にACLのSEG1ではライン番
号41,45,49‥‥が、SEG2ではライン番号4
3,47,51‥‥が、SEG3ではライン番号60
3,607,611‥‥が、SEG4ではライン番号6
05,609,613‥‥が、BCLのSEG1ではラ
イン番号42,46,50‥‥が、SEG2ではライン
番号44,48,62‥‥が、SEG3ではライン番号
604,608,612‥‥が、SEG4ではライン番
号606,610,614‥‥と云う系列をACLでラ
イン番号41,43,45,47‥‥557(第1フィ
ールド分)、ライン番号603,605,607,60
9‥‥1119(第2フィールド分)に、BCLでライ
ン番号42,44,46,48‥‥556(第1フィー
ルド分)、ライン番号604,606,608,610
‥‥1120(第2フィールド分)と云う系列にディシ
ャフリング変換する。
【0049】そしてACL,BCLの第1フィールド分
はA−1及びB−1として切換スイッチ41に出力さ
れ、上述の第2フィールド分はA−2,B−2として切
換スイッチ41に出力される。
【0050】又、通常モード時は最初に第1フィール
ド、次に第2フィールドというように片方のみが出力さ
れるが、静止画モード時は、第1フィールドと第2フィ
ールドの出力がそれぞれA−1,B−1及びA−2,B
−2から同時に出力される。但し、静止画モード時に
は、1フレーム分の情報をフレームメモリ40に書き込
んだ後、このフレームメモリ40の書き込みを禁止し、
同一のフレームを繰り返し読み出すことで上述のような
出力方法を実現する。
【0051】通常モード時には切換スイッチ52及び5
5は図4の様に切換えられ上述した様に系統IIは使用し
ない。切換スイッチ41のスイッチ素子41Aを1フィ
ールド毎に反転することで、第1フィールド、第2フィ
ールド、第1フィールド、第2フィールド‥‥と云う系
列のY信号とPB 及びPR 信号を図14で説明した様に
得る。色信号側の処理系路ではフィールド毎に交互に再
生されて来るPB 信号とPR 信号をもとにクロマ補間回
路CIPで同一フィールド内の上下ラインで図15で説
明した様に補間することで最終出力を得る。
【0052】静止画モード時にはCPU30はフレーム
メモリ23からIDを読み取ってインタフェース32を
介して各スイッチ41,42,49,52,55並に5
8を制御する。
【0053】切換スイッチ52のスイッチ素子52A及
び52Bの可動接線aは固定接点b及びc側に倒され、
切換スイッチ55のスイッチ素子55A及び55Bの可
動接片aは夫々b側に倒される。
【0054】又切換スイッチ41及び42並に切換スイ
ッチ58は1フィールド毎に反転され、切換スイッチ4
9は1ライン毎に反転する様な制御が成される。そし
て、系統IではY信号と色信号処理が、系統IIではY信
号を無視した色信号処理のみを行なう様にする。
【0055】切換スイッチ41及び42を1フィールド
毎に切換えることで系統Iでは第1フィールドではPB
信号、第2フィールドではPR 信号、第1フィールドで
はP B 信号‥‥と云う系列の信号が得られる。
【0056】同様に系統IIでは第2フィールドではPR
信号、第1フィールドではPB 信号第2フィールドでは
R 信号‥‥と云う系列の信号が得られる。
【0057】この系統Iの色信号のPB 及びPR 信号系
列を再生時にそのまま用い、系統IIの色信号のPB 及び
R 信号を補間信号として用いる。この為にクロマ補間
回路CIPに系統IIの色信号を供給し、図6に示す様に
同一フレーム内の上方ラインによる補間を行ない、切換
スイッチ58でライン毎に反転してD/A59A及び5
9B並にLPF60A及び60Bを介して出力端子T5
及びT6 にPB 信号及びPR 信号を出力することで図5
の様に1フィールド毎に反転した出力が得られることに
なる。
【0058】本発明は叙上の様に構成させ、且つ動作さ
せたので静止画モードを記録再生することの出来る映像
信号記録再生装置が得られ、このモード時には通常モー
ドに比べて静止画再生時の垂直方向の解像度が改善され
た忠実な画像を再現出来るものが得られる。
【0059】尚、上述の実施例ではHDVTRについて
説明したが磁気記録ディスク等に静止画像を記録し、再
生する様に成された電子スチルカメラ等に適用する等本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更し得ることは明
らかである。
【0060】
【発明の効果】本発明の映像信号記録再生装置によれば
静止画を記録・再生する際に色信号の垂直解像度を落と
すことなくより忠実な画像を再現することの出来るもの
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像信号記録再生装置の一実施例を示
す記録系路の系統図である。
【図2】本発明の映像信号記録再生装置に用いるテープ
に記録する色信号の説明図である。
【図3】本発明の映像信号記録再生装置の静止画モード
時のテープパターン図である。
【図4】本発明の映像信号記録再生装置の一実施例を示
す再生系路の系統図である。
【図5】本発明の映像信号記録再生装置に於ける色信号
再生時の説明図である。
【図6】本発明の映像信号記録再生装置に於ける補間方
法の説明図である。
【図7】従来の輝度信号及び色信号の波形図である。
【図8】従来の色信号の線順次配列状態説明図である。
【図9】従来の時分割多重信号波形図である。
【図10】従来の映像信号記録再生装置に於ける色信号
の記録方法の説明図である。
【図11】従来の映像信号記録再生装置のテープパター
ン図である。
【図12】図11のテープパターンのTV画面上のライ
ン説明図である。
【図13】従来の通常モード時のテープパターン図であ
る。
【図14】従来の映像信号記録再生装置の色信号再生方
法説明図である。
【図15】従来の映像信号記録再生装置の補間方法の説
明図である。
【符号の説明】
13 Yタイムベースエックスパンダ VF 垂直フィルタ 22 クロマタイムベースコンプレッサ 23,40 フレームメモリ 30 CPU CIP クロマ補間回路 12Y,12B,12R,20,21,41,42,4
9,52,55,58切換スイッチ 43 Yタイムベースコンプレッサ 44,45 クロマタイムベースエックスパンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号中の輝度信号及び色信号を多重
    して記録再生する様に成した映像信号記録再生装置に於
    いて、 通常の記録・再生モードの他に静止画像を記録・再生す
    る静止画記録再生モード切換手段を有し、 上記切換手段を静止画記録再生モードに切換えた時に記
    録系路では上記色信号の内の第1の信号で第1フィール
    ドを記録し、上記色信号の内の第2の信号で第2フィー
    ルドを記録する様にフィールド順次記録し、 再生系路では間引かれたラインを同一フレーム内の上下
    のラインで補間して再生する様にして成ることを特徴と
    する映像信号記録再生装置。
JP3307971A 1991-11-22 1991-11-22 映像信号記録再生装置 Pending JPH05145947A (ja)

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