JPH0514527Y2 - - Google Patents

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JPH0514527Y2
JPH0514527Y2 JP7001287U JP7001287U JPH0514527Y2 JP H0514527 Y2 JPH0514527 Y2 JP H0514527Y2 JP 7001287 U JP7001287 U JP 7001287U JP 7001287 U JP7001287 U JP 7001287U JP H0514527 Y2 JPH0514527 Y2 JP H0514527Y2
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solar cell
cell module
resin
gasket
heat
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JP7001287U
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、太陽電池モジユールの端面シール
構造に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の太陽電池モジユールの端面シー
ル構造としては、例えば第5図に示すようなもの
がある。
第5図において、1は太陽電池モジユールであ
り、この太陽電池モジユール1は、ガラス板など
からなる透明カバー2と、EVA樹脂、PVB樹脂
などからなる封入材3と、シリコン単結晶、シリ
コン多結晶、またはアモルフアスシリコンなどで
形成される太陽電池素子4と、フツ化ビニル樹脂
などからなる防湿シート5と、から構成されてい
る。
太陽電池モジユール1の端部は、ブチルゴム6
と絶縁材よりなるガスケツト7を介してアルミニ
ウムまたはFRPなどのプラスチツクからなるフ
レーム8内に挿入、支持されている。すなわち、
太陽電池モジユール1とフレーム8との間のシー
リングはブチルゴム6とガスケツト7とによりな
されている。
(この考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来のシール構造に
あつては、フレームと太陽電池モジユールとの間
のシーリングをブチルゴムとガスケツトで行なう
ようなつているためガラスカバーとフレームとの
間のクリアランスに寸法精度が要求される。この
場合、このクリアランスが適切でないときはシー
リング不良が発生し、太陽電池モジユールに水な
どが侵入して太陽電池モジユールが劣化してしま
うという問題があつた。また、フレームをアルミ
ニウムとした場合、アルミニウムの線膨張率とガ
ラスの線膨張率が異なるため、例えば1000mmの長
さで100℃の温度差があると、1.53mmの膨張差が
発生する。このため、寒暖の温度差が激しい場所
に太陽電池モジユールを設置すると、前記の膨張
差により、シーリング不良が生ずる場合がある。
(問題点を解決するための手段) この考案は、このような従来の問題点に鑑みて
なされたものであつて、クリアランスの精度に関
係なく、また温度差が発生する場合でも良好なシ
ーリング効果を有する太陽電池モジユールの端面
シール構造を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、この考案は、透明
カバーと防湿シートとの間に太陽電池素子を封入
材により貼り合わせてなる太陽電池モジユールの
端部をゴム部材を介して熱収縮性樹脂よりなるガ
スケツトでシールするようにしたものである。
(作用) この考案においては、ゴム部材(ブチルゴム)
と熱収縮性樹脂で形成したガスケツトとからなる
シーリング材で太陽電池モジユールの端部をシー
ルするようにしたため、太陽電池モジユールのガ
ラス板とフレームとの間のクリアランスの精度に
関係なく、また温度差によりガラス板とフレーム
に膨張、収縮が生じた場合であつても良好なシー
リング効果を確保することができる。したがつ
て、水などの侵入を防止することができ、太陽電
池モジユールの劣化を未然に防止することができ
る。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図はこの考案の一実施例を示す図である。
まず、構造を説明すると、11は太陽電池モジ
ユールであり、太陽電池モジユール11は透明カ
バー12と、中間膜13と、太陽電池素子14
と、中間膜13′と、防湿シート15と、から構
成されている。
透明カバー12は、例えば透明ガラス板などよ
りなり、太陽電池素子14の表面を保護する機能
を有している。
中間膜13,13′はEVA樹脂またはPVB樹
脂などからなり、封入材としての機能を有し、中
間膜13,13′によつて透明カバー12と防湿
シート15との間に太陽電池素子14を貼り合わ
せるようになつている。
太陽電池素子14は太陽光のエネルギーを直接
電力に変換するもので、シリコン単結晶、シリコ
ン多結晶、アモルフアスシリコンなどにより形成
されている。
防湿シート15は太陽電池素子14の裏面を保
護するとともに内部への湿気の侵入を防止する機
能を有し、例えばフツ素系樹脂などで形成されて
いる。
前記のように構成された太陽電池モジユール1
1の端部は、ゴム部材16と、熱収縮性樹脂より
なるガスケツト17と、からなるシーリング部材
でシーリングされている。すなわち、太陽電池モ
ジユール11の端部は、ゴム部材16であるブチ
ルゴムにより周囲が包み込まれ、さらにそのブチ
ルゴムの外側が熱収縮性樹脂よりなるガスケツト
17により包み込まれている。熱収縮性樹脂とし
ては、例えばフツ素系樹脂、シリコン系樹脂など
の熱収縮性樹脂であつて、100〜200℃の温度で収
縮するものを用いる。
太陽電池モジユール11の端部は、シーリング
部材を介してフレーム18内に挿入され、摺動自
在に支持されている。なお、ガスケツト17は前
述のようにフレーム18内に挿入するようにして
も良いが、それ自体でフレーム18を兼ねるよう
にしても良い。
次に、前記シール構造を形成する方法について
説明する。
まず、第2図に示すように、熱収縮性樹脂から
なり、その断面が凹型に形成されたガスケツト1
7を準備する。
次に、ガスケツト17内にゴム部材16である
ブチルゴムを貼着し、このブチルゴム内に太陽電
池モジユール11の端部を矢印で示す方向に差し
込む。
次に、第3図に示すように、ヒータ19を用い
て熱収縮性樹脂からなるガスケツト17を加熱す
る。加熱により熱収縮性樹脂からなるガスケツト
17はブチルゴムを包み込むように収縮する。
このようにその端部がブチルゴムとガスケツト
17とによりシールされた太陽電池モジユール1
1をフレーム18内に挿入して摺動自在に支持す
る(第1図および第4図、参照)。
次に、作用を説明する。
この実施例においては、太陽電池モジユール1
1の端部をブチルゴムと熱収縮性樹脂で形成した
ガスケツト17とからなるシーリング材でシール
するようにしたため、透明ガラス板12とフレー
ム18との間のクリアランスの精度に関係なく、
太陽電池モジユール11のシーリングを完全に行
なうことができる。
また、第4図に示すように熱収縮性樹脂からな
るガスケツト17を介して太陽電池モジユール1
1の端部をフレーム18内で摺動自在に支持する
ようにしたため(第4図中矢印および破線、参
照)、温度変化によつてガラス板12あるいはフ
レーム18に膨張、収縮が生じた場合であつて
も、シーリング効果が失われることがない。その
結果、太陽電池モジユール11内への水等の侵入
を防止することができるので、太陽電池モジユー
ル11の劣化を未然に防止することができる。
(考案の効果) 以上説明してきたように、この考案によれば、
熱収縮性樹脂で形成されたガスケツトとブチルゴ
ムとからなるシーリング材で太陽電池モジユール
の端部をシールするようにしたため、太陽電池モ
ジユールのガラス板とフレームとの間のクリアラ
ンスの精度に関係なく、また、温度変化によつて
ガラス板とフレームに膨張、収縮が生じた場合で
あつても充分なシーリング効果を確保することが
できる。その結果、太陽電池モジユールへの水等
の侵入を防止することができ、太陽電池モジユー
ルの劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第
2図および第3図はシール構造を形成する方法を
説明するための各説明図、第4図は作用を説明す
るための作用説明図、第5図は従来例を示す断面
図である。 11……太陽電池モジユール、12……透明カ
バー、13,13′……中間膜、14……太陽電
池素子、15……防湿シート、16……ゴム部材
(ブチルゴム)、17……ガスケツト(熱収縮性樹
脂)、18……フレーム、19……ヒータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 透明カバーと防湿シートとの間に太陽電池素
    子を封入材により貼り合わせてなる太陽電池モ
    ジユールの端部をゴム部材を介して熱収縮性樹
    脂よりなるガスケツトでシールするようにした
    ことを特徴とする太陽電池モジユールの端面シ
    ール構造。 (2) 前記熱収縮性樹脂としてフツ素系樹脂、シリ
    コン系樹脂などの100〜200℃の温度で収縮する
    樹脂を用いたことを特徴とする前記実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の太陽電池モジユール
    の端面シール構造。 (3) 前記ゴム部材としてブチルゴムを用いたこと
    を特徴とする前記実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の太陽電池モジユールの端面シール構
    造。
JP7001287U 1987-05-11 1987-05-11 Expired - Lifetime JPH0514527Y2 (ja)

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JP7001287U JPH0514527Y2 (ja) 1987-05-11 1987-05-11

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JP7001287U JPH0514527Y2 (ja) 1987-05-11 1987-05-11

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JPS63178354U JPS63178354U (ja) 1988-11-18
JPH0514527Y2 true JPH0514527Y2 (ja) 1993-04-19

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ID=30911257

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JP7001287U Expired - Lifetime JPH0514527Y2 (ja) 1987-05-11 1987-05-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10050581B2 (en) 2015-03-26 2018-08-14 Solarworld Industries Gmbh Frame profile moulding for solar cell laminate, framed solar module and fastening system for solar modules

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