JPH05144692A - 処理装置 - Google Patents
処理装置Info
- Publication number
- JPH05144692A JPH05144692A JP33004191A JP33004191A JPH05144692A JP H05144692 A JPH05144692 A JP H05144692A JP 33004191 A JP33004191 A JP 33004191A JP 33004191 A JP33004191 A JP 33004191A JP H05144692 A JPH05144692 A JP H05144692A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wafer
- processing
- acceleration
- unit
- processed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Numerical Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 モータの脱調を生ずることなく迅速に被処理
体を搬送してスループットを向上させる。 【構成】 被処理体Wを処理する複数の処理ユニット8
A〜8Eと、このユニットに被処理体Wを搬入、搬出す
る搬送機構10を有する処理装置2において、搬送機構
に設けた搬送ユニット14の各駆動源の加速期間及び減
速期間に多段階に加速度を変化させる制御部を設け、脱
調を生ずることのないように到達最高速度を大きくして
スループットを向上させる。
体を搬送してスループットを向上させる。 【構成】 被処理体Wを処理する複数の処理ユニット8
A〜8Eと、このユニットに被処理体Wを搬入、搬出す
る搬送機構10を有する処理装置2において、搬送機構
に設けた搬送ユニット14の各駆動源の加速期間及び減
速期間に多段階に加速度を変化させる制御部を設け、脱
調を生ずることのないように到達最高速度を大きくして
スループットを向上させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体製品の製造工程において
は、フォトリソグラフィー技術を用いて回路パターンを
縮小してフォトレジストに転写し、これを現像処理する
ことなどが行われている。このような処理を行う場合に
は、フォトリソグラフィー技術を実行する各工程、例え
ば疎水化処理工程、レジスト塗布工程、現像工程、ベー
キング工程、クーリング工程等を実施する複数の処理ユ
ニットと、これら各処理ユニットへ半導体ウエハを搬入
或いは搬出する搬送機構とを集合させて組み合わせた処
理装置が使用される。
は、フォトリソグラフィー技術を用いて回路パターンを
縮小してフォトレジストに転写し、これを現像処理する
ことなどが行われている。このような処理を行う場合に
は、フォトリソグラフィー技術を実行する各工程、例え
ば疎水化処理工程、レジスト塗布工程、現像工程、ベー
キング工程、クーリング工程等を実施する複数の処理ユ
ニットと、これら各処理ユニットへ半導体ウエハを搬入
或いは搬出する搬送機構とを集合させて組み合わせた処
理装置が使用される。
【0003】このような処理装置において、上記搬送機
構は、処理が行われるべき順序に従って対応する処理ユ
ニット間を移動してウエハを搬入、搬出するものである
が、この操作を行うために、搬送機構はウエハを保持す
るウエハピンセットを有するのみならず、このウエハピ
ンセットは処理ユニットに向けて移動自在になされてお
り、また、搬送機構自体も処理装置の長さ方向及び高さ
方向に移動可能になされ、更に、軸回りにも回転可能に
なされている。そして、これらの各動作の駆動源とし
て、例えばステッピングモータやサーボモータ等が使用
されている。
構は、処理が行われるべき順序に従って対応する処理ユ
ニット間を移動してウエハを搬入、搬出するものである
が、この操作を行うために、搬送機構はウエハを保持す
るウエハピンセットを有するのみならず、このウエハピ
ンセットは処理ユニットに向けて移動自在になされてお
り、また、搬送機構自体も処理装置の長さ方向及び高さ
方向に移動可能になされ、更に、軸回りにも回転可能に
なされている。そして、これらの各動作の駆動源とし
て、例えばステッピングモータやサーボモータ等が使用
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記モータ
の動作モードとしては、図6に示すようにスタート時に
は一定の加速度を所定時間加えて、ある程度の速度にな
ったならばその速度を一定時間維持し、停止時には前記
と逆に一定の負の加速度を所定時間加えて停止させてい
る。また、他の動作モードとしては、図7に示すように
スタート時から途中中央部までは一定の加速度を加え続
けて速度を常に上昇させ、中央部を過ぎたならば直ちに
一定の負の加速度を加え続けて停止させる。この種の処
理装置においては、装置全体のスループットを向上させ
ることが強く望まれるが、スループットを上げるために
は上記各動作モードにおける最高速度を上げ、且つその
時間を長く維持する必要があるが、最高速度を更に上げ
ようとするとモータが脱調(例えばステッピングモータ
の場合、駆動パルスに回転動作が追随できないような現
象を言う)を生ずる傾向が急激に増加するという改善点
を有していた。この脱調の傾向は、図7に示すいわゆる
三角駆動モードの場合には、特に顕著となり、十分なス
ループットの向上を図ることができない。
の動作モードとしては、図6に示すようにスタート時に
は一定の加速度を所定時間加えて、ある程度の速度にな
ったならばその速度を一定時間維持し、停止時には前記
と逆に一定の負の加速度を所定時間加えて停止させてい
る。また、他の動作モードとしては、図7に示すように
スタート時から途中中央部までは一定の加速度を加え続
けて速度を常に上昇させ、中央部を過ぎたならば直ちに
一定の負の加速度を加え続けて停止させる。この種の処
理装置においては、装置全体のスループットを向上させ
ることが強く望まれるが、スループットを上げるために
は上記各動作モードにおける最高速度を上げ、且つその
時間を長く維持する必要があるが、最高速度を更に上げ
ようとするとモータが脱調(例えばステッピングモータ
の場合、駆動パルスに回転動作が追随できないような現
象を言う)を生ずる傾向が急激に増加するという改善点
を有していた。この脱調の傾向は、図7に示すいわゆる
三角駆動モードの場合には、特に顕著となり、十分なス
ループットの向上を図ることができない。
【0005】特に、近年半導体ウエハは直径が例えば8
インチ等と大口径化して装置全体が大型化される傾向に
あり、従って、搬送機構による搬送距離全体も長くなっ
てスループットが低下する傾向にある今日にあっては、
上記した問題点の解決が強く望まれている。本発明の目
的は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決
すべく創案されたものである。本発明の目的は、モータ
の脱調を生ずることなく迅速に被処理体を搬送すること
ができる処理装置を提供することにある。
インチ等と大口径化して装置全体が大型化される傾向に
あり、従って、搬送機構による搬送距離全体も長くなっ
てスループットが低下する傾向にある今日にあっては、
上記した問題点の解決が強く望まれている。本発明の目
的は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決
すべく創案されたものである。本発明の目的は、モータ
の脱調を生ずることなく迅速に被処理体を搬送すること
ができる処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、上記問題
点を解決するために、被処理体を処理する複数の処理ユ
ニットと、これらの各処理ユニットに前記被処理体を搬
入、搬出する搬送機構とを有する処理装置において、前
記搬送機構は、加速期間或いは減速期間において加速度
を変化させる制御部を有するように構成したものであ
る。第2の発明は、上記問題点を解決するために、被処
理体を処理する複数の処理ユニットと、これらの各処理
ユニットに前記被処理体を搬入、搬出する搬送機構とを
有する処理装置において、前記搬送機構は、前記被処理
体を保持しているか否かに応じて動作モードを変える制
御部を有するように構成したものである。
点を解決するために、被処理体を処理する複数の処理ユ
ニットと、これらの各処理ユニットに前記被処理体を搬
入、搬出する搬送機構とを有する処理装置において、前
記搬送機構は、加速期間或いは減速期間において加速度
を変化させる制御部を有するように構成したものであ
る。第2の発明は、上記問題点を解決するために、被処
理体を処理する複数の処理ユニットと、これらの各処理
ユニットに前記被処理体を搬入、搬出する搬送機構とを
有する処理装置において、前記搬送機構は、前記被処理
体を保持しているか否かに応じて動作モードを変える制
御部を有するように構成したものである。
【0007】
【作用】第1の発明は、以上のように構成されたので、
複数の処理ユニット間に被処理体を搬送する搬送機構
は、移動開始の加速期間及び停止するときの減速期間に
おいて加速度を段階的に変化させることにより、脱調を
生ぜしめることなく到達最高速度を高くしてスループッ
トの向上を図る。また、第2の発明は、複数の処理ユニ
ット間に被処理体を搬送する搬送機構は、被処理体を保
持している場合には、移動開始の加速期間及び停止する
時の減速期間の正、負の加速度の絶対値を小さくすると
共に、定速移動時の速度を少し低めに押さえ、また、被
処理体を保持していない場合には、加速期間及び停止す
るときの減速期間の正、負の加速度の絶対値を脱調が生
じない程度に大きくすると共に、定速移動時の速度また
は到達最高速度を少し高めにして、スループットの向上
を図る。
複数の処理ユニット間に被処理体を搬送する搬送機構
は、移動開始の加速期間及び停止するときの減速期間に
おいて加速度を段階的に変化させることにより、脱調を
生ぜしめることなく到達最高速度を高くしてスループッ
トの向上を図る。また、第2の発明は、複数の処理ユニ
ット間に被処理体を搬送する搬送機構は、被処理体を保
持している場合には、移動開始の加速期間及び停止する
時の減速期間の正、負の加速度の絶対値を小さくすると
共に、定速移動時の速度を少し低めに押さえ、また、被
処理体を保持していない場合には、加速期間及び停止す
るときの減速期間の正、負の加速度の絶対値を脱調が生
じない程度に大きくすると共に、定速移動時の速度また
は到達最高速度を少し高めにして、スループットの向上
を図る。
【0008】
【実施例】以下に、本発明に係る処理装置の一実施例を
添付図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係る処理
装置を示す概略平面図、図2は処理装置に用いられる搬
送ユニットを示す概略構成図である。図示するようにこ
の処理装置2は、それぞれ別体に構成された処理部4及
びローダ部6を水平方向(図中Y方向)に配列して、こ
れらを接続して構成されている。尚、図示されていない
が処理部4の他側に例えば露光機との間で被処理体であ
る半導体ウエハの受け渡しを行うための搬送機構を有す
るインタフェース部を設ける場合もある。上記処理部4
は、被処理体、例えば半導体ウエハWにフォトリソグラ
フィー技術を用いて一連の処理を施すための処理ユニッ
ト8A〜8Eと、これらの処理ユニット8A〜8Eにウ
エハWを搬送、搬出するための搬送機構10とを組み合
わせることにより全体が筐体状に構成されている。
添付図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係る処理
装置を示す概略平面図、図2は処理装置に用いられる搬
送ユニットを示す概略構成図である。図示するようにこ
の処理装置2は、それぞれ別体に構成された処理部4及
びローダ部6を水平方向(図中Y方向)に配列して、こ
れらを接続して構成されている。尚、図示されていない
が処理部4の他側に例えば露光機との間で被処理体であ
る半導体ウエハの受け渡しを行うための搬送機構を有す
るインタフェース部を設ける場合もある。上記処理部4
は、被処理体、例えば半導体ウエハWにフォトリソグラ
フィー技術を用いて一連の処理を施すための処理ユニッ
ト8A〜8Eと、これらの処理ユニット8A〜8Eにウ
エハWを搬送、搬出するための搬送機構10とを組み合
わせることにより全体が筐体状に構成されている。
【0009】具体的には、上記搬送機構10は、筐体状
の処理部4の中央部を長手方向に沿って設けられてお
り、この搬送機構10によって分断された一方には、レ
ジスト塗布用の処理ユニット8A、現像用の処理ユニッ
ト8Bが並列させて設けられると共に、他方にはウエハ
表面を疎水化処理する疎水化用の処理ユニット8C、プ
リベーク用の処理ユニット8D及び冷却用の処理ユニッ
ト8Eが順次並列に設けられている。これらの処理ユニ
ット8C〜8Eは必要に応じて適宜組み合わせて複数段
に積み上げられる場合もある。
の処理部4の中央部を長手方向に沿って設けられてお
り、この搬送機構10によって分断された一方には、レ
ジスト塗布用の処理ユニット8A、現像用の処理ユニッ
ト8Bが並列させて設けられると共に、他方にはウエハ
表面を疎水化処理する疎水化用の処理ユニット8C、プ
リベーク用の処理ユニット8D及び冷却用の処理ユニッ
ト8Eが順次並列に設けられている。これらの処理ユニ
ット8C〜8Eは必要に応じて適宜組み合わせて複数段
に積み上げられる場合もある。
【0010】また、上記搬送機構10は、処理部4の中
央部にその長手方向に沿って設けられた案内レール12
と、この案内レール12に沿って移動可能になされた搬
送ユニット14とにより主に構成されている。図2にも
示すようにこの搬送ユニット14は、ウエハWを支持す
るために基台18上に複数、例えば3つのウエハピンセ
ット16A、16B、16Cを有しており、各ウエハピ
ンセット16A、16B、16Cは、2つのプーリ2
2、22間に掛け渡されたそれぞれ独立して異なったピ
ンセットベルト20に取り付けられている。そして、そ
のプーリ22の一側には、例えばステッピングモータよ
りなるX方向駆動源24が設けられており、これを正逆
方向へ回転駆動することにより個々のウエハピンセット
を独立してウエハピンセットの長手方向、すなわちX方
向へこれを移動可能に構成している。図示例において
は、ピンセットベルト20及び駆動源24は図面簡略化
のためにそれぞれ1のみ記載する。
央部にその長手方向に沿って設けられた案内レール12
と、この案内レール12に沿って移動可能になされた搬
送ユニット14とにより主に構成されている。図2にも
示すようにこの搬送ユニット14は、ウエハWを支持す
るために基台18上に複数、例えば3つのウエハピンセ
ット16A、16B、16Cを有しており、各ウエハピ
ンセット16A、16B、16Cは、2つのプーリ2
2、22間に掛け渡されたそれぞれ独立して異なったピ
ンセットベルト20に取り付けられている。そして、そ
のプーリ22の一側には、例えばステッピングモータよ
りなるX方向駆動源24が設けられており、これを正逆
方向へ回転駆動することにより個々のウエハピンセット
を独立してウエハピンセットの長手方向、すなわちX方
向へこれを移動可能に構成している。図示例において
は、ピンセットベルト20及び駆動源24は図面簡略化
のためにそれぞれ1のみ記載する。
【0011】この各ウエハピンセット16A、16B、
16Cは、例えば先端部分が円弧状に形成されており、
ウエハWの裏面周縁部を支持するように構成されてい
る。そして、上記基台18は、下方に伸びる支柱26の
上端部に支持されており、この支柱26の下部はフレー
ム28に図示しないボールネジ等を介して上下方向、す
なわちZ方向へ移動可能に構成されている。そして、こ
の支柱26の下端部には、例えばサーボモータよりなる
Z方向駆動源30が設けられており、この支柱26をZ
方向へ移動し得るようになっている。また、上記フレー
ム28には、例えばステッピングモータよりなるθ方向
駆動源32が設けられており、このθ方向駆動源32の
シャフトには、小ギア34が取付けられている。そし
て、この小ギア34は、上記支柱26に設けた大ギア3
6と歯合されており、上記θ方向駆動源32を駆動する
ことにより、この支柱26をその軸回転方向、すなわち
θ方向へ回転し得るように構成されている。尚、小ギア
34と大ギア36とをベルト掛けで構成してもよい。
16Cは、例えば先端部分が円弧状に形成されており、
ウエハWの裏面周縁部を支持するように構成されてい
る。そして、上記基台18は、下方に伸びる支柱26の
上端部に支持されており、この支柱26の下部はフレー
ム28に図示しないボールネジ等を介して上下方向、す
なわちZ方向へ移動可能に構成されている。そして、こ
の支柱26の下端部には、例えばサーボモータよりなる
Z方向駆動源30が設けられており、この支柱26をZ
方向へ移動し得るようになっている。また、上記フレー
ム28には、例えばステッピングモータよりなるθ方向
駆動源32が設けられており、このθ方向駆動源32の
シャフトには、小ギア34が取付けられている。そし
て、この小ギア34は、上記支柱26に設けた大ギア3
6と歯合されており、上記θ方向駆動源32を駆動する
ことにより、この支柱26をその軸回転方向、すなわち
θ方向へ回転し得るように構成されている。尚、小ギア
34と大ギア36とをベルト掛けで構成してもよい。
【0012】更に、上記フレーム28は、処理部4の固
定フレーム40に設けた例えばサーボモータよりなるY
方向駆動源42に長尺のベルト44を介して連結されて
おり、これを駆動することにより搬送ユニット14を水
平方向、すなわちY方向へ移動し得るように構成されて
いる。従って、ウエハピンセットは、X、Y、Z、θ方
向へ移動自在となされている。そして、上記各駆動源2
4、30、32、42はコンピュータ等よりなる制御部
46へ電気的に接続されており、これからの指令により
動作し得るように構成されている。この場合の搬送ユニ
ット14の動作モードは、例えば図3乃至図5に示すよ
うに設定が可能で、例えばこの加速期間及び減速期間に
おいてその加速度が変化する(図3及び図4)ように設
定されたり、或いは図5に示すようにウエハを保持して
いるか否かに応じて加減速期間に加速度を変えて到達最
高速度を変えるように設定されている。
定フレーム40に設けた例えばサーボモータよりなるY
方向駆動源42に長尺のベルト44を介して連結されて
おり、これを駆動することにより搬送ユニット14を水
平方向、すなわちY方向へ移動し得るように構成されて
いる。従って、ウエハピンセットは、X、Y、Z、θ方
向へ移動自在となされている。そして、上記各駆動源2
4、30、32、42はコンピュータ等よりなる制御部
46へ電気的に接続されており、これからの指令により
動作し得るように構成されている。この場合の搬送ユニ
ット14の動作モードは、例えば図3乃至図5に示すよ
うに設定が可能で、例えばこの加速期間及び減速期間に
おいてその加速度が変化する(図3及び図4)ように設
定されたり、或いは図5に示すようにウエハを保持して
いるか否かに応じて加減速期間に加速度を変えて到達最
高速度を変えるように設定されている。
【0013】一方、上記処理部4に隣接されるローダ部
6には、ウエハWを複数枚、例えば25枚収容可能に構
成されたウエハカセット50を搭載して、これを上下方
向(Z方向)へ移動させるように構成した複数、例えば
4つのカセット載置部52が処理部4の幅方向に沿って
並設して設けられている。そして、このローダ部6に
は、上記並設されたカセット載置部52に沿って設けた
レール54に沿って移動可能に他の搬送機構としてロー
ダ部搬送ユニット56が設けられており、ウエハカセッ
ト50と搬送ユニット14との間でウエハWの受け渡し
を行い得るように構成されている。
6には、ウエハWを複数枚、例えば25枚収容可能に構
成されたウエハカセット50を搭載して、これを上下方
向(Z方向)へ移動させるように構成した複数、例えば
4つのカセット載置部52が処理部4の幅方向に沿って
並設して設けられている。そして、このローダ部6に
は、上記並設されたカセット載置部52に沿って設けた
レール54に沿って移動可能に他の搬送機構としてロー
ダ部搬送ユニット56が設けられており、ウエハカセッ
ト50と搬送ユニット14との間でウエハWの受け渡し
を行い得るように構成されている。
【0014】具体的には、このローダ部搬送ユニット5
6は、ウエハWを保持するためのアーム58を有すると
共に、図示しない駆動源、例えばステッピングモータや
サーボモータとボールネジによって上下動可能になされ
て、上端部でウエハを支持可能に構成された複数のステ
ージピン60を有している。そして、上記アーム58
は、前記搬送ユニット14と同様な構成により複数のサ
ーボモータ等の駆動源によりウエハカセット方向、すな
わちX方向及び高さ方向、すなわちZ方向へ移動可能に
構成されると共に、上記ローダ部搬送ユニット56も、
図示しないサーボモータ等の駆動によりレール54の長
手方向、すなわちY方向へ移動可能に構成されている。
そして、このローダ部搬送ユニット56を作動する上記
各駆動源も上記制御部46と同様な制御部へ電気的に接
続され、図3乃至図5に基づいて先に説明したと同様な
動作モードで駆動されることになる。
6は、ウエハWを保持するためのアーム58を有すると
共に、図示しない駆動源、例えばステッピングモータや
サーボモータとボールネジによって上下動可能になされ
て、上端部でウエハを支持可能に構成された複数のステ
ージピン60を有している。そして、上記アーム58
は、前記搬送ユニット14と同様な構成により複数のサ
ーボモータ等の駆動源によりウエハカセット方向、すな
わちX方向及び高さ方向、すなわちZ方向へ移動可能に
構成されると共に、上記ローダ部搬送ユニット56も、
図示しないサーボモータ等の駆動によりレール54の長
手方向、すなわちY方向へ移動可能に構成されている。
そして、このローダ部搬送ユニット56を作動する上記
各駆動源も上記制御部46と同様な制御部へ電気的に接
続され、図3乃至図5に基づいて先に説明したと同様な
動作モードで駆動されることになる。
【0015】次に、以上のように構成された上記実施例
の動作について説明する。まず、ロボット搬送、例えば
ハンドリングアーム等により半導体ウエハWの収容され
たウエハカセット50をカセット載置部52に載置す
る。以後駆動されるローダ部搬送ユニット56及び搬送
ユニット14は、図3或いは図4に示すような動作モー
ドにより駆動される。上記のようにカセットの載置が完
了したらローダ部搬送ユニット56をレール54に沿っ
てY方向に移動させ、対応するウエハカセット50の所
で停止させる。次いで、アーム58がカセット方向、す
なわちX方向に伸びてこれを所望するウエハWの下部に
挿入し、この状態でアーム58を上方、すなわちZ方向
へ移動させてこのアーム58によりウエハWの裏面を保
持する。
の動作について説明する。まず、ロボット搬送、例えば
ハンドリングアーム等により半導体ウエハWの収容され
たウエハカセット50をカセット載置部52に載置す
る。以後駆動されるローダ部搬送ユニット56及び搬送
ユニット14は、図3或いは図4に示すような動作モー
ドにより駆動される。上記のようにカセットの載置が完
了したらローダ部搬送ユニット56をレール54に沿っ
てY方向に移動させ、対応するウエハカセット50の所
で停止させる。次いで、アーム58がカセット方向、す
なわちX方向に伸びてこれを所望するウエハWの下部に
挿入し、この状態でアーム58を上方、すなわちZ方向
へ移動させてこのアーム58によりウエハWの裏面を保
持する。
【0016】次に、ウエハWを支持したアーム58をX
方向に移動させて上記ウエハWをウエハカセット50か
ら引き抜く。しかる後、再度、ローダ部搬送ユニット5
6をレール54に沿ってY方向に移動させてこれを中央
部にて停止させる。そして、ステージピン60を上昇さ
せることによりこのピンによりウエハWを僅かに持ち上
げる。この状態で、処理部4側の搬送ユニット14のX
方向駆動源24を駆動して、3本のウエハピンセット1
6A、16B、16Cの内いずれかをピンセット長手方
向、すなわちX方向へ移動させてこれを伸ばし、ウエハ
Wの下方においてこのウエハピンセット、例えば16A
をステージピン60間に通り抜けるようにこれらを交差
させる。そして、ステージピン60を降下させることに
よりウエハWは搬送ユニット14のウエハピンセット1
6Aに受け渡されることになる。この時、搬送ユニット
14のZ方向駆動源30を駆動して支柱26を上下方向
へ適宜移動させてウエハピンセット16Aと、受け渡さ
れるべきウエハWとの高さ調整が予め行われている。
方向に移動させて上記ウエハWをウエハカセット50か
ら引き抜く。しかる後、再度、ローダ部搬送ユニット5
6をレール54に沿ってY方向に移動させてこれを中央
部にて停止させる。そして、ステージピン60を上昇さ
せることによりこのピンによりウエハWを僅かに持ち上
げる。この状態で、処理部4側の搬送ユニット14のX
方向駆動源24を駆動して、3本のウエハピンセット1
6A、16B、16Cの内いずれかをピンセット長手方
向、すなわちX方向へ移動させてこれを伸ばし、ウエハ
Wの下方においてこのウエハピンセット、例えば16A
をステージピン60間に通り抜けるようにこれらを交差
させる。そして、ステージピン60を降下させることに
よりウエハWは搬送ユニット14のウエハピンセット1
6Aに受け渡されることになる。この時、搬送ユニット
14のZ方向駆動源30を駆動して支柱26を上下方向
へ適宜移動させてウエハピンセット16Aと、受け渡さ
れるべきウエハWとの高さ調整が予め行われている。
【0017】このようにして、ウエハWの受け渡しが完
了したならば、X方向駆動源24を駆動してウエハWを
保持するウエハピンセット16Aを元の位置に戻し、こ
の後、ウエハWは、順次所定の処理ユニット8A〜8C
へ搬送されて、所定の処理が施されることになる。ま
ず、疎水化処理を行うためにY方向駆動源42を駆動さ
せることにより搬送ユニット14をY方向へ移動させる
と共に、これを疎水化用の処理ユニット8Cの場所に位
置させる。そして、このY方向への移動と同時に或いは
Y方向への移動が完了したと同時に、θ方向駆動源32
を駆動して支柱26を90°回転することによりウエハ
ピンセット16を疎水化用の処理ユニット8Cに対向さ
せてこれを停止する。
了したならば、X方向駆動源24を駆動してウエハWを
保持するウエハピンセット16Aを元の位置に戻し、こ
の後、ウエハWは、順次所定の処理ユニット8A〜8C
へ搬送されて、所定の処理が施されることになる。ま
ず、疎水化処理を行うためにY方向駆動源42を駆動さ
せることにより搬送ユニット14をY方向へ移動させる
と共に、これを疎水化用の処理ユニット8Cの場所に位
置させる。そして、このY方向への移動と同時に或いは
Y方向への移動が完了したと同時に、θ方向駆動源32
を駆動して支柱26を90°回転することによりウエハ
ピンセット16を疎水化用の処理ユニット8Cに対向さ
せてこれを停止する。
【0018】次に、Z方向駆動源30を駆動することに
より支柱26を上下方向、すなわちZ方向へ移動させる
ことにより処理すべきウエハWと疎水化用の処理ユニッ
ト8Cとのレベルが一致するようにこれらの高さ調整を
行う。この高さ調整が完了したならば、次にX方向駆動
源24を駆動してウエハWを保持しているウエハピンセ
ット16Aを伸ばしてこれをX方向へ移動させ、ウエハ
Wを疎水化用の処理ユニット8C内へ導入載置する。空
荷になったウエハピンセット16Aを元に戻した後、疎
水化処理を実行する。このようにして疎水化処理が終了
したならば、X、Y、Z、θの各方向の駆動源24、4
2、30、32を適宜組み合わせて駆動させて、ウエハ
Wをレジスト塗布用の処理ユニット8A、現像液の処理
ユニット8B等に順次搬送して行き、所定の順序で所定
の処理を順次施す。
より支柱26を上下方向、すなわちZ方向へ移動させる
ことにより処理すべきウエハWと疎水化用の処理ユニッ
ト8Cとのレベルが一致するようにこれらの高さ調整を
行う。この高さ調整が完了したならば、次にX方向駆動
源24を駆動してウエハWを保持しているウエハピンセ
ット16Aを伸ばしてこれをX方向へ移動させ、ウエハ
Wを疎水化用の処理ユニット8C内へ導入載置する。空
荷になったウエハピンセット16Aを元に戻した後、疎
水化処理を実行する。このようにして疎水化処理が終了
したならば、X、Y、Z、θの各方向の駆動源24、4
2、30、32を適宜組み合わせて駆動させて、ウエハ
Wをレジスト塗布用の処理ユニット8A、現像液の処理
ユニット8B等に順次搬送して行き、所定の順序で所定
の処理を順次施す。
【0019】そして、全ての処理が終了したウエハW
は、この後、前記したローダ部搬送ユニット56から処
理部4側の搬送ユニット14への受け渡し動作と反対の
動作を行って、処理済みのウエハWをローダ部搬送ユニ
ット56へ受け渡し、その後、最終的に所定のウエハカ
セット50内に収容する。このような一連の動作を繰り
返して行うことにより、ウエハカセット50内の全ての
ウエハWの処理が終了すると、このウエハカセット50
が搬出され、新たなウエハカセット50が搬入されるこ
とになる。このように、上記ローダ部搬送ユニット56
及び処理部4の搬送ユニット14の各駆動源が駆動する
ときには、制御部46により図3或いは図4に示すよう
な動作モードで駆動されるので、脱調を生ずることなく
到達できる最高速度が従来装置の場合と比較して大きく
なり、その分だけスループットを向上させることが可能
となる。
は、この後、前記したローダ部搬送ユニット56から処
理部4側の搬送ユニット14への受け渡し動作と反対の
動作を行って、処理済みのウエハWをローダ部搬送ユニ
ット56へ受け渡し、その後、最終的に所定のウエハカ
セット50内に収容する。このような一連の動作を繰り
返して行うことにより、ウエハカセット50内の全ての
ウエハWの処理が終了すると、このウエハカセット50
が搬出され、新たなウエハカセット50が搬入されるこ
とになる。このように、上記ローダ部搬送ユニット56
及び処理部4の搬送ユニット14の各駆動源が駆動する
ときには、制御部46により図3或いは図4に示すよう
な動作モードで駆動されるので、脱調を生ずることなく
到達できる最高速度が従来装置の場合と比較して大きく
なり、その分だけスループットを向上させることが可能
となる。
【0020】図3に示す動作モードにあっては、各駆動
源24、30、32、42の加速期間及び減速期間にお
いて加速度を途中で一回変化させている。すなわち移動
開始時においては小さな加速度で加速し、途中より大き
な加速度に切り替えて更に加速しており、これにより一
定時間内に従来の到達最高速度V(図6参照)よりも大
きな到達最高速度V1をだすことが可能になっている。
このように、加速度を段階的に切り替えることにより、
モータの脱調を生ずることなく、しかも急加速によるウ
エハのがたつきも生ずることなく到達できる最高速度を
大きくすることができ、ウエハ搬送のスピード化を図っ
てスループットを向上させることが可能となる。また、
減速開始時においては負の大きな加速度でもって各駆動
源を急激に減速し、ある程度減速したならば負の小さな
加速度に切り替えて滑らかに停止させる。このように動
作させることにより減速時においてもモータの脱調やウ
エハのがたつきが発生することはない。
源24、30、32、42の加速期間及び減速期間にお
いて加速度を途中で一回変化させている。すなわち移動
開始時においては小さな加速度で加速し、途中より大き
な加速度に切り替えて更に加速しており、これにより一
定時間内に従来の到達最高速度V(図6参照)よりも大
きな到達最高速度V1をだすことが可能になっている。
このように、加速度を段階的に切り替えることにより、
モータの脱調を生ずることなく、しかも急加速によるウ
エハのがたつきも生ずることなく到達できる最高速度を
大きくすることができ、ウエハ搬送のスピード化を図っ
てスループットを向上させることが可能となる。また、
減速開始時においては負の大きな加速度でもって各駆動
源を急激に減速し、ある程度減速したならば負の小さな
加速度に切り替えて滑らかに停止させる。このように動
作させることにより減速時においてもモータの脱調やウ
エハのがたつきが発生することはない。
【0021】上記したように図3に示す動作モードは、
加速時及び減速時にそれぞれ一回加速度を変化させる2
段階モードであるが、これに限定されず、加速時には時
間を追って加速度を段階的に或いは連続的に増加して、
減速時には加速時と逆の操作を行うようにすればよく、
例えば図4に示すように加速時及び減速時に2回加速度
を変えて3段階モードにより制御するようしてもよい。
これは、移動ストロークが長くなった場合には特に有効
である。また、上記実施例にあっては、ウエハを保持し
ているときも保持していないときも同じ動作モードで駆
動させるようにしたが、ウエハを保持している時は図3
乃至図5において実線で示すように脱調が生じない程度
の低加速及び低減速により搬送することにより到達最高
速度を少し低めにし、これに対してウエハを保持してい
ない時には図中一点鎖線で示すように脱調が生じない程
度の急加速及び急減速により到達最高速度を高くする。
すなわちウエハを保持している場合には、全体の質量が
増大することから脱調する危険性が増し、また、ウエハ
がウエハピンセット上でがたつき易い。このために急加
速、急減速ができないことから低加速、低減速を採用し
て到達最高速度を低めに設定する。
加速時及び減速時にそれぞれ一回加速度を変化させる2
段階モードであるが、これに限定されず、加速時には時
間を追って加速度を段階的に或いは連続的に増加して、
減速時には加速時と逆の操作を行うようにすればよく、
例えば図4に示すように加速時及び減速時に2回加速度
を変えて3段階モードにより制御するようしてもよい。
これは、移動ストロークが長くなった場合には特に有効
である。また、上記実施例にあっては、ウエハを保持し
ているときも保持していないときも同じ動作モードで駆
動させるようにしたが、ウエハを保持している時は図3
乃至図5において実線で示すように脱調が生じない程度
の低加速及び低減速により搬送することにより到達最高
速度を少し低めにし、これに対してウエハを保持してい
ない時には図中一点鎖線で示すように脱調が生じない程
度の急加速及び急減速により到達最高速度を高くする。
すなわちウエハを保持している場合には、全体の質量が
増大することから脱調する危険性が増し、また、ウエハ
がウエハピンセット上でがたつき易い。このために急加
速、急減速ができないことから低加速、低減速を採用し
て到達最高速度を低めに設定する。
【0022】このようにウエハを保持していないときに
は駆動源の急加速、急減速を行うと共に、ウエハを保持
しているときには駆動源の低加速、低減速を行うことに
より、ウエハに加速時の衝撃によるキズ等を付けること
なく一層スループットを向上させることが可能となる。
このような搬送を行うことにより、従来装置において1
サイクルの搬送に例えば8秒を要したものが6秒で行え
るようになり、スループットの向上に大幅に寄与させる
ことが可能となった。また、ウエハの保持状態に応じて
到達最高速度を変える場合には、図3及び図4に示すよ
うに多段階に加速度を変える場合に適用できるのみなら
ず、図5に示すように加速期間及び減速期間に加速度を
変化させない従来方法による場合にも適用することが可
能となる。
は駆動源の急加速、急減速を行うと共に、ウエハを保持
しているときには駆動源の低加速、低減速を行うことに
より、ウエハに加速時の衝撃によるキズ等を付けること
なく一層スループットを向上させることが可能となる。
このような搬送を行うことにより、従来装置において1
サイクルの搬送に例えば8秒を要したものが6秒で行え
るようになり、スループットの向上に大幅に寄与させる
ことが可能となった。また、ウエハの保持状態に応じて
到達最高速度を変える場合には、図3及び図4に示すよ
うに多段階に加速度を変える場合に適用できるのみなら
ず、図5に示すように加速期間及び減速期間に加速度を
変化させない従来方法による場合にも適用することが可
能となる。
【0023】更に、図3乃至図5に示す動作モードに限
定されず、これらに示される動作曲線を適宜組み合わせ
てもよい。そして、上記動作モードの制御部46への変
更はソフトウエハを変更することにより容易に行うこと
が可能である。尚、上記実施例にあっては、ローダ部搬
送ユニット56及び処理部4の搬送ユニット14に本発
明を適用した場合について説明したが、上記搬送ユニッ
ト以外に処理装置2が他の搬送ユニットを有する場合に
は、その搬送ユニットにも本発明を適用してスループッ
トの向上を図るようにしてもよい。また、処理ユニット
として上記したものに限定されず、処理装置2にどのよ
うな処理ユニットを組み合わせた場合でも、本発明を適
用し得るのは勿論であり、また、搬送ユニットも前記実
施例に示されたものに限定されない。更には、搬送され
る被処理体としては、半導体ウエハの他に、ガラス板、
LCD基板等があり、これらの搬送に好適である。
定されず、これらに示される動作曲線を適宜組み合わせ
てもよい。そして、上記動作モードの制御部46への変
更はソフトウエハを変更することにより容易に行うこと
が可能である。尚、上記実施例にあっては、ローダ部搬
送ユニット56及び処理部4の搬送ユニット14に本発
明を適用した場合について説明したが、上記搬送ユニッ
ト以外に処理装置2が他の搬送ユニットを有する場合に
は、その搬送ユニットにも本発明を適用してスループッ
トの向上を図るようにしてもよい。また、処理ユニット
として上記したものに限定されず、処理装置2にどのよ
うな処理ユニットを組み合わせた場合でも、本発明を適
用し得るのは勿論であり、また、搬送ユニットも前記実
施例に示されたものに限定されない。更には、搬送され
る被処理体としては、半導体ウエハの他に、ガラス板、
LCD基板等があり、これらの搬送に好適である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような優れた作用効果を発揮するとができる。搬送ユ
ニットの加速期間及び減速期間に加速度を変化させて到
達最高速度を大きくすることができるので、被処理体の
搬送速度を向上させることができ、スループットを大幅
に向上させることができる。また、被処理体を保持して
いるか否かに応じて搬送ユニットの加速度を増減させる
ようにしたので、それぞれの到達最高速度を向上させる
ことができ、スループットを大幅に向上させることがで
きる。
のような優れた作用効果を発揮するとができる。搬送ユ
ニットの加速期間及び減速期間に加速度を変化させて到
達最高速度を大きくすることができるので、被処理体の
搬送速度を向上させることができ、スループットを大幅
に向上させることができる。また、被処理体を保持して
いるか否かに応じて搬送ユニットの加速度を増減させる
ようにしたので、それぞれの到達最高速度を向上させる
ことができ、スループットを大幅に向上させることがで
きる。
【図1】本発明に係る処理装置を示す概略平面図であ
る。
る。
【図2】処理装置に用いられる搬送ユニットを示す概略
構成図である。
構成図である。
【図3】処理装置に用いられる動作モードを示すグラフ
である。
である。
【図4】処理装置に用いられる他の動作モードを示すグ
ラフである。
ラフである。
【図5】処理装置に用いられる更に他の動作モードを示
すグラフである。
すグラフである。
【図6】処理装置に用いられる従来の動作モードを示す
グラフである。
グラフである。
【図7】処理装置に用いられる他の従来の動作モードを
示すグラフである。
示すグラフである。
2 処理装置 4 処理部 6 ローダ部 8A〜8E 処理ユニット 10 搬送機構 14 搬送ユニット 16A〜16C ウエハピンセット 20 ピンセットベルト 24 X方向駆動源 28 フレーム 30 Z方向駆動源 32 θ方向駆動源 42 Y方向駆動源 44 ベルト 46 制御部 56 ローダ部搬送ユニット(搬送機構) 58 アーム W 半導体ウエハ(被処理体)
Claims (2)
- 【請求項1】 被処理体を処理する複数の処理ユニット
と、これらの各処理ユニットに前記被処理体を搬入、搬
出する搬送機構とを有する処理装置において、前記搬送
機構は、加速期間或いは減速期間において加速度を変化
させる制御部を有するように構成したことを特徴とする
処理装置。 - 【請求項2】 被処理体を処理する複数の処理ユニット
と、これらの各処理ユニットに前記被処理体を搬入、搬
出する搬送機構とを有する処理装置において、前記搬送
機構は、前記被処理体を保持しているか否かに応じて動
作モードを変える制御部を有するように構成したことを
特徴とする処理装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33004191A JP3246514B2 (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | 処理装置 |
US07/834,819 US5297910A (en) | 1991-02-15 | 1992-02-13 | Transportation-transfer device for an object of treatment |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33004191A JP3246514B2 (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | 処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05144692A true JPH05144692A (ja) | 1993-06-11 |
JP3246514B2 JP3246514B2 (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=18228114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33004191A Expired - Fee Related JP3246514B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-11-19 | 処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3246514B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100493989B1 (ko) * | 1996-09-06 | 2005-09-12 | 동경 엘렉트론 주식회사 | 레지스트처리시스템및레지스트처리방법 |
KR100575320B1 (ko) * | 1997-08-15 | 2006-08-18 | 동경 엘렉트론 주식회사 | 기판처리장치 |
WO2007000914A1 (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-04 | Tokyo Electron Limited | 被処理体の搬送装置 |
US7286890B2 (en) | 2005-06-28 | 2007-10-23 | Tokyo Electron Limited | Transfer apparatus for target object |
JP2017120805A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | 株式会社荏原製作所 | ウエハ処理装置及び搬送ロボット |
JP2020077768A (ja) * | 2018-11-08 | 2020-05-21 | 株式会社Screenホールディングス | 基板搬送装置および基板搬送方法 |
JP2021048322A (ja) * | 2019-09-19 | 2021-03-25 | 株式会社Screenホールディングス | 基板搬送装置および基板搬送方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015076433A (ja) * | 2013-10-07 | 2015-04-20 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板搬送方法 |
-
1991
- 1991-11-19 JP JP33004191A patent/JP3246514B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100493989B1 (ko) * | 1996-09-06 | 2005-09-12 | 동경 엘렉트론 주식회사 | 레지스트처리시스템및레지스트처리방법 |
KR100575320B1 (ko) * | 1997-08-15 | 2006-08-18 | 동경 엘렉트론 주식회사 | 기판처리장치 |
WO2007000914A1 (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-04 | Tokyo Electron Limited | 被処理体の搬送装置 |
US7286890B2 (en) | 2005-06-28 | 2007-10-23 | Tokyo Electron Limited | Transfer apparatus for target object |
KR100793502B1 (ko) * | 2005-06-28 | 2008-01-14 | 동경 엘렉트론 주식회사 | 피처리체의 반송 장치 |
JP2017120805A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | 株式会社荏原製作所 | ウエハ処理装置及び搬送ロボット |
JP2020077768A (ja) * | 2018-11-08 | 2020-05-21 | 株式会社Screenホールディングス | 基板搬送装置および基板搬送方法 |
JP2021048322A (ja) * | 2019-09-19 | 2021-03-25 | 株式会社Screenホールディングス | 基板搬送装置および基板搬送方法 |
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---|---|
JP3246514B2 (ja) | 2002-01-15 |
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