JPH05143854A - 原料分与装置 - Google Patents

原料分与装置

Info

Publication number
JPH05143854A
JPH05143854A JP3309387A JP30938791A JPH05143854A JP H05143854 A JPH05143854 A JP H05143854A JP 3309387 A JP3309387 A JP 3309387A JP 30938791 A JP30938791 A JP 30938791A JP H05143854 A JPH05143854 A JP H05143854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raw material
shutter
open
replenishment
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3309387A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Chigira
登 千木良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP3309387A priority Critical patent/JPH05143854A/ja
Publication of JPH05143854A publication Critical patent/JPH05143854A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
  • Apparatus For Making Beverages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】原料容器の貯蔵空間を有効に使用すると共に抽
出される飲料の風味を損なうことのない原料分与装置を
提供する。 【構成】原料補給時にのみシャッターモータ23を駆動
してシャッター21を一対の回転軸23a,25により
巻き取り、シャッター21に形成された開放孔26と原
料容器の補給口17とを合致させて補給口17を開放す
る。そして、原料の補給が終了した場合には、シャッタ
ーモータ23を逆方向に駆動してシャッター21により
補給口17を閉塞する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機や飲料等の
製造機械等に使用される原料分与装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、コーヒー豆を挽いた粉末
を原料としてコーヒーを抽出して販売する自動販売機に
おいては、原料であるコーヒー粉末の変質劣化を防ぐた
め、特願平2−222002号公報に示すように、コー
ヒーを抽出する毎に所要量の原料をコーヒー抽出機に分
与するための原料分与装置を設け、この原料分与装置に
貯蔵されている原料の量が一定値以下になったときに原
料供給装置により原料パックを開封し、原料分与装置に
原料を補給するものが知られている。
【0003】ここで、この原料分与装置は原料を貯蔵す
る原料容器を備えており、この原料容器には上方に配さ
れた原料供給装置から補給される原料の補給口としての
上部開口が形成されている。また、この原料容器の上部
には補給口を開放閉塞するための蓋(リッド)が回転自
在に軸支されており、原料を補給する場合はこの蓋を回
転させて補給口を開放することにより原料を補給するよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の自動販売機においては、原料分与装置に原料を補
給するためには蓋を回転させて補給口を開放するため、
蓋が自由に回転できるだけの空間を原料容器内に確保す
る必要がある。従って、その分原料分与装置の原料容器
の貯蔵空間が狭くなるため原料容器が大きくなり、装置
全体が大きくなるという問題点があった。
【0005】また、この蓋が原料供給装置と原料容器の
間に存在するため、補給される原料がこの蓋に付着する
場合があり、この場合、蓋に付着した粉末が経時変化し
てコーヒー抽出機に落下すると抽出されるコーヒーの風
味を損なうという問題点があった。
【0006】本発明は、原料容器の貯蔵空間を有効に使
用すると共に抽出される飲料の風味を損なうことのない
原料分与装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、原料の補給口
を上部に有する原料容器と、補給指令に基づき該原料容
器に原料を補給する原料供給装置とを備え、抽出指令に
基づき前記原料を前記原料容器から飲料を抽出するため
の飲料抽出機に分与する原料分与装置において、前記補
給口の両側に設けられた一対の回転軸と、原料補給時前
記一対の回転軸を正逆回転駆動する駆動部と、前記一対
の回転軸間に巻架され、前記補給口を開放する開放孔が
設けられたシート状の開放閉塞部材と、前記開放閉塞部
材が前記補給口を開放する位置又は閉塞する位置に達し
たことを検知する検知手段と、前記補給指令に基づき前
記駆動部を駆動し、前記検知手段により前記開放閉塞部
材が前記補給口を開放する位置に達したことを検知する
と前記駆動部を停止し、前記原料供給装置からの補給を
行い、補給後前記駆動部を逆転駆動し、前記検知手段に
より前記開放閉塞部材が前記補給口を閉塞する位置に達
したことを検知すると前記駆動部を停止する制御部とを
備えたものである。
【0008】
【作用】この構成により、原料補給時にのみ駆動部を駆
動して開放閉塞部材を一対の回転軸により駆動し、開放
閉塞部材に形成された開放孔と原料容器の補給口とを合
致させて補給口を開放することができる。そして、原料
の補給が終了した後に、駆動部を逆方向に駆動して開放
閉塞部材により補給口を閉塞することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0010】図1は、本発明の一実施例を示すものでコ
ーヒーの自動販売機内に設置されるコーヒー抽出機構の
構成図である。同図において、1はコーヒー粉末からコ
ーヒーを抽出するコーヒー抽出器、2は湯電磁弁3、湯
チューブ4を介してコーヒー抽出器1に湯を供給する湯
タンクである。
【0011】5は原料供給装置であり、この原料供給装
置5はコーヒーの粉末を密閉収納した原料パック6をパ
ック収納部7に収納すると共に、後述する制御部である
制御装置29からの補給指示により原料パック6を下部
に設けられたパック開封部8の刃部8aに押し付けて開
封し、その中身のコーヒー粉末をその下方に設置された
原料分与装置9に矢印Aに示すように補給するものであ
る。なお、この原料分与装置9の構成については後述す
る。
【0012】10は砂糖供給装置、11はクリーム供給
装置、12はカップ供給装置、13はコーヒー抽出器1
にて抽出され、抽出チューブ14を介して供給されるコ
ーヒーと、必要に応じて砂糖供給装置10から矢印Bに
示すように供給される砂糖及びクリーム供給装置11か
ら矢印Cに示すように供給されるクリームとを混合する
混合器であり、混合したコーヒーはコーヒーチューブ1
5を介してカップ供給装置12から矢印Dに示すように
落下送出されたカップ16に注ぐものである。
【0013】原料分与装置9は、図2に示すように、上
部に補給口17が形成されたコーヒー粉末を貯蔵するた
めの原料容器18と、この補給口17の開放閉塞を行う
シャッタ部19とからなっている。そして、この原料容
器18の前壁18a下部には図示しないモータによりコ
ーヒー粉末をコーヒー抽出器1に放出するための放出口
20が設けられている。
【0014】一方、シャッタ部19は、補給口17の開
放閉塞を行うためのシート状の、例えばフィルム状の開
放閉塞部材であるシャッタ21と、このシャッタ21を
左右方向に移動させるための駆動部であるシャッタ駆動
部22とからなっている。
【0015】ここで、シャッタ駆動部22は、制御装置
29の補給指令によりシャッタ21を左右方向に移動さ
せるための駆動部である正逆両方向に回転可能なシャッ
タモータ23と、原料容器18の前壁18a上部の図示
しないフレーム部に固定された軸受18bに、水平にか
つ回転自在に軸支されたシャッタモータ23の回転軸2
3aと、この回転軸23aに固定された第1プーリ24
aとベルト24bを介して連動して回転する第2プーリ
24cを固定する一方、図示しないフレーム部に固定さ
れた軸受25aに水平に、かつ回転自在に軸支された回
転軸23aと対になる従動軸25とからなっており、シ
ャッタ21は回転軸23aと従動軸25との間で展張さ
れた状態で保持されている。なお、このベルト24bは
一定以上の張力が作用すると、プーリ24a,24c上
を滑るようになっている。
【0016】一方、シャッタ21には原料分与装置9の
補給口17を開放するための開放孔26が形成されると
共に、シャッタ21のベルト24bに面する後端部には
シャッタ21が補給口17を開放する位置にあることを
示す表示孔27aが所定の位置に穿設されている。な
お、シャッタ21の後端部には、後出する図4に示すよ
うにシャッタ21が補給口17を閉塞する位置にあるこ
とを示す表示孔27bが所定の位置に穿設されている。
【0017】そして、図示しない発光素子と受光素子と
の間をシャッタ21の後端部が通過するように設けられ
た検知手段であるフォトセンサ28により、これらの表
示孔27a,27bが検知されると、この検知信号は制
御装置29に入力される。
【0018】ここで、この制御装置29はコーヒー抽出
機構のコーヒー抽出動作を制御する(図示せず)一方、
図3に示すように後述するコーヒー粉末の残量を調べる
残量センサ30の出力に基づき、原料の補給が必要な場
合には、原料供給装置5を作動させると共にシャッタモ
ータ23を回転させ、フォトセンサ28からの検知信号
によりシャッタモータ23を停止させるものである。な
お、シャッタ21の後端部のフォトセンサ28を通過す
る部分は、遮光性を有する材料で形成されている。
【0019】次に、このように構成されたコーヒーの自
動販売機の原料補給動作について説明する。
【0020】利用者が、硬貨等を投入し所望する商品を
選択すると、制御装置29は原料分与装置9内のモータ
を駆動し、コーヒー1杯分のコーヒー粉末を放出口20
からコーヒー抽出器1に供給し、それと同時にカップ供
給装置12から図示しない販売口にカップ16を供給す
る。
【0021】そして、湯タンク2から湯電磁弁3、湯チ
ューブ4を介してコーヒー抽出器1に湯を注ぎ、コーヒ
ーを抽出する。その後、必要に応じて砂糖供給装置10
及びクリーム供給装置11から供給される砂糖、クリー
ムと抽出したコーヒーとを混合器13にて混合し、コー
ヒーチューブ15を介してカップ16に注ぎ、利用者に
提供する。
【0022】ここで、このコーヒー販売動作が終わる
と、制御装置29は原料容器18内に設けられた図示し
ないコーヒー粉末の残量を調べる残量センサ30によ
り、原料分与装置9内のコーヒーの残量を調べ、コーヒ
ー粉末の量が、例えば5杯分以下となったと判断したと
きには、以下のように原料供給装置5を作動させて原料
分与装置9内にコーヒー粉末を補給する。
【0023】すなわち、原料供給装置5において、制御
装置29は押圧駆動装置31駆動して予圧板7aを下降
させることにより、パック収納部7に収納されている原
料パック6を原料分与装置9の補給口17に臨む位置ま
で押し下げる。
【0024】これと同時に、制御装置29はシャッタモ
ータ23を図4の矢印Aの方向に回転させる。これによ
り、シャッタモータ23の回転軸23aが回転し、この
回転は第1プーリ24a、ベルト24b及び第2プーリ
24cを介して従動軸25に伝わり、従動軸25が回転
する。
【0025】この回転軸23a及び従動軸25の回転に
より、それまで図4に示すように原料分与装置9の補給
口17を塞いでいたシャッタ21が従動軸25に巻き取
られながら所定の距離だけ横方向に移動し、図2に示す
ようにシャッタ21の開放孔26が原料分与装置9の補
給口17に合致することにより補給口17を開放する。
【0026】なお、制御装置29はフォトセンサ28が
シャッタ21が補給口17を開放する位置にあることを
示す表示孔27aを検知すると、シャッタ21の開放孔
26が補給口17を開放したと判断して、シャッタモー
タ23の回転を停止する。
【0027】このように原料分与装置9の補給口17が
開放された後、制御装置29は原料供給装置5を動作さ
せて原料パック6をパック開封部8の刃部8aに押し付
けることにより開封し、コーヒー粉末を原料分与装置9
に補給する。なお、空となった原料パック6は、図示し
ない廃棄装置により原料供給装置5外に破棄される。
【0028】そして、原料パック6が開封され所定の時
間が経過すると、制御装置29はコーヒー粉末の補給が
終了したと判断し、今度はシャッタモータ23を逆回転
させてシャッタ21を回転軸23aに巻き取りながら所
定の距離だけ横方向に移動させ、原料分与装置9の補給
口17を閉塞する。
【0029】なお、制御装置29はフォトセンサ28に
よってシャッタ21が補給口17を閉塞する位置にある
ことを示す表示孔27bを検知すると、シャッタ21が
補給口17を閉塞する位置に達したと判断して、シャッ
タモータ23の回転を停止する。
【0030】このように、補給口17に上方に設けられ
たシャッタ21を制御装置29の指令により横方向に移
動させることにより、補給口17を開放閉塞することが
できる。
【0031】なお、図5に示すように原料容器の補給口
17の前後の縁部上面の形状を円弧状にすることによ
り、シャッタ21に均一な張力が働くことになり、シャ
ッタ21を横方向に円滑に摺動させることができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、原料補給
時にのみ駆動部を駆動して開放閉塞部材を一対の回転軸
により駆動し、開放閉塞部材に形成された開放孔と原料
容器の補給口とを合致させて補給口を開放することがで
きる。そして、原料の補給が終了した後に、駆動部を逆
方向に駆動して開放閉塞部材により補給口を閉塞するこ
とができる。
【0033】このようにすることにより、原料容器の開
口の開放閉塞は原料容器の開口上方で行うことができ、
原料容器の貯蔵空間を有効に使用できる。また、開放閉
塞部材に原料が付着することはないので、飲料抽出機に
経時変化した原料が落下することはなく、抽出された飲
料の風味を損なうことを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るコーヒーの自動販売機
のコーヒー抽出機構の構成斜視図。
【図2】上記自動販売機の原料分与装置の開口をシャッ
タが開放した状態を示す斜視図。
【図3】上記自動販売機の制御部の入出力の関係を示す
ブロック図。
【図4】上記自動販売機の原料分与装置の開口をシャッ
タが閉塞した状態を示す斜視図。
【図5】他の形状を有する原料容器の上面をシャッタが
摺動する様子を表わす正面図。
【符号の説明】
1 コーヒー抽出器 5 原料供給装置 9 原料分与装置 17 補給口 18 原料容器 21 シャッタ 28 フォトセンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料の補給口を上部に有する原料容器
    と、補給指令に基づき該原料容器に原料を補給する原料
    供給装置とを備え、抽出指令に基づき前記原料を前記原
    料容器から飲料を抽出するための飲料抽出機に分与する
    原料分与装置において、 前記補給口の両側に設けられた一対の回転軸と、 原料補給時前記一対の回転軸を正逆回転駆動する駆動部
    と、 前記一対の回転軸間に巻架され、前記補給口を開放する
    開放孔が設けられたシート状の開放閉塞部材と、 前記開放閉塞部材が前記補給口を開放する位置又は閉塞
    する位置に達したことを検知する検知手段と、 前記補給指令に基づき前記駆動部を駆動し、前記検知手
    段により前記開放閉塞部材が前記補給口を開放する位置
    に達したことを検知すると前記駆動部を停止し、前記原
    料供給装置からの補給を行い、補給後前記駆動部を逆転
    駆動し、前記検知手段により前記開放閉塞部材が前記補
    給口を閉塞する位置に達したことを検知すると前記駆動
    部を停止する制御部とを備えたことを特徴とする原料分
    与装置。
JP3309387A 1991-11-25 1991-11-25 原料分与装置 Pending JPH05143854A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3309387A JPH05143854A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 原料分与装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3309387A JPH05143854A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 原料分与装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05143854A true JPH05143854A (ja) 1993-06-11

Family

ID=17992401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3309387A Pending JPH05143854A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 原料分与装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05143854A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112292057A (zh) * 2018-06-27 2021-01-29 布瑞威利私人有限公司 咖啡饼去除装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112292057A (zh) * 2018-06-27 2021-01-29 布瑞威利私人有限公司 咖啡饼去除装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2557754B2 (ja) 原料供給装置
JP3332483B2 (ja) 氷供給装置
US6062277A (en) Driving method of automatic vending machine
JPH05143854A (ja) 原料分与装置
JP5282676B2 (ja) カップ式飲料自動販売機
JP2002352315A (ja) カップ式自動販売機
GB2474743A (en) Automated cotton candy machine
JP2005237236A (ja) 食材盛付装置
JP2975653B2 (ja) 原料供給装置
KR100292340B1 (ko) 자동판매기
JPS61267188A (ja) コイン払い出し装置
JP2010117831A (ja) カップ式自動販売機
JPH0219883Y2 (ja)
JP3583881B2 (ja) 自動販売機
JPH09150897A (ja) 液体抽出装置
JP3621768B2 (ja) 液体抽出装置
JP3255745B2 (ja) つば付き商品自動搬出装置
JPH0688667B2 (ja) ストロー送出装置
JP3854491B2 (ja) 自動販売機
JPH01227782A (ja) スロットマシン
KR920009319B1 (ko) 자동판매기의 컵 인출장치
JPS62126490A (ja) コイン払い出し装置
JP5564970B2 (ja) カップ式自動販売機
JPH0855277A (ja) 飲料自動販売機
JPH06251239A (ja) 自動販売機