JPH09150897A - 液体抽出装置 - Google Patents

液体抽出装置

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JPH09150897A
JPH09150897A JP31144995A JP31144995A JPH09150897A JP H09150897 A JPH09150897 A JP H09150897A JP 31144995 A JP31144995 A JP 31144995A JP 31144995 A JP31144995 A JP 31144995A JP H09150897 A JPH09150897 A JP H09150897A
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extraction
amount
liquid
pressing plate
motor
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Application number
JP31144995A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Machida
芳昭 町田
Akio Iida
章夫 飯田
Hidemitsu Imai
英充 今井
Tetsuo Fukuoka
哲男 福岡
Sanai Imai
左内 今井
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OOTORI SHOJI KK
Tokan Kogyo Co Ltd
Toshiba Electric Appliances Co Ltd
Original Assignee
OOTORI SHOJI KK
Tokan Kogyo Co Ltd
Toshiba Electric Appliances Co Ltd
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Publication date
Application filed by OOTORI SHOJI KK, Tokan Kogyo Co Ltd, Toshiba Electric Appliances Co Ltd filed Critical OOTORI SHOJI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体容器41の抽出口部44内への液体の呼込量
を任意に調整可能とし、液体の抽出量の可変を容易にす
る。 【解決手段】 液体容器41の可撓性を有する抽出口部44
が配置される抽出通路64を設ける。抽出通路64の一側壁
を構成する押圧プレート69を、抽出通路64に臨む他側壁
に対してほぼ垂直方向に移動可能に設ける。押圧プレー
ト69を移動させるモータ78を設ける。押圧プレート69の
上下部に、液体容器41の抽出口部44を抽出通路64の他側
壁に圧着させて閉止する一対のピンチ部72,73を設け
る。一対のピンチ部72,73のうち選択的にいずれか一方
を進出させるとともに他方を後退させるピンチ駆動手段
96を設ける。モータ78の回転量を制御することにより押
圧プレート69の後退位置を調整し、すなわち液体容器41
の抽出口部44内への液体の呼込量を調整し、液体の抽出
量を可変する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体容器から所定
量の液体を抽出する液体抽出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、飲料液をカップに抽出し
て提供するカップディスペンサやカップ式自動販売機な
どでは、コーヒー、紅茶、ウーロン茶などの酸化や細菌
に汚染されやすい低酸性飲料原料液や中性飲料原料液な
どを袋状の液体容器に無菌状態で封入するとともにこの
液体容器を段ボール箱に内蔵したいわゆるバックインボ
ックスを使用し、飲料販売時に液体容器内の原料液を一
定量抽出するとともに希釈してカップに抽出するように
したものがある。
【0003】このようなバックインボックスを使用する
液体抽出装置としては、例えば、特開平6−29334
8号公報または特開平6−293393号公報に記載さ
れているように、バックインボックスの液体容器から一
定量ずつの原料液を抽出するようにした構造が知られて
いる。
【0004】この液体抽出装置では、液体容器の可撓性
を有する抽出口部を下方に向けて配置する抽出通路を有
し、この抽出通路の一側壁の側に、抽出通路に臨む他側
壁に対してほぼ垂直方向に移動可能に押圧プレートを設
けるとともに、この押圧プレートの上下部から抽出通路
内に進退可能に一対のピンチ部を設けている。押圧プレ
ートは、押圧用ソレノイドの動作によって抽出通路内に
進出する進出位置と抽出通路内から退避する後退位置と
の2位置に移動される。一対のピンチ部は、一体的に支
持され、ピンチ用ソレノイドの動作によっていずれか一
方が進出するとともに他方が後退する2位置に揺動さ
れ、進出位置において液体容器の抽出口部を抽出通路の
他側壁に圧着して閉止する。
【0005】そして、抽出待機状態では、上側のピンチ
部が後退して液体容器の抽出口部の上側が開放されると
ともに下側のピンチ部が進出して液体容器の抽出口部の
下側が閉止され、押圧プレートを退避位置に位置する。
これにより、液体容器内の原料液が抽出口部内に一定量
呼び込まれる。
【0006】続いて、抽出動作が開始されると、ピンチ
用ソレノイドの動作によって上側のピンチ部が進出して
抽出口部の上側を閉止するとともに下側のピンチ部が後
退して抽出口部の下側を開放し、同時に押圧用ソレノイ
ドの動作によって押圧プレートが進出位置に移動して抽
出口部を押圧する。これにより、抽出口部内に呼び込ま
れていた一定量の原料液が抽出口部の下端の抽出口から
抽出される。
【0007】続いて、ピンチ用ソレノイドの動作によっ
て上側のピンチ部が後退して抽出口部の上側を開放する
とともに下側のピンチ部が進出して抽出口部の下側を閉
止し、同時に押圧用ソレノイドの動作によって押圧プレ
ートが後退位置に移動する。これにより、抽出待機位置
に復帰し、液体容器内の原料液が抽出口部内に一定量呼
び込まれる。
【0008】また、原料液の抽出量は押圧プレートの後
退位置に応じた抽出口部内への原料液の呼込量によって
決まり、この原料液の抽出量を変更する場合には押圧用
ソレノイドによって後退される押圧プレートの後退位置
を規制するストッパの位置調整を行なう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
液体抽出装置では、押圧プレートを進出位置と後退位置
の2位置に押圧用ソレノイドで移動させるので、液体容
器の抽出口部内への原料液の呼込量を調整することはで
きず、原料液の抽出量を変更する場合には、装置内部に
配設された押圧プレートの後退位置を規制するストッパ
の位置調整を行なわなければならず、一度設定したら変
更するのに手間がかかる。そのため、例えば、飲料液の
濃さの好みに応じて、飲料を濃くしたり、薄くするとい
ったことには対応できず、しかも、カップの大小に応じ
た飲料液の容量の増減に対応して、原料液を増減するこ
とができない。
【0010】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、液体容器の抽出口部内への液体の呼込量すなわち
液体の抽出量を任意かつ容易に可変設定できるようにし
て、定量性の調整はもとより、例えば飲料の原料液の抽
出の場合にはカップサイズ別の複数容量に対応して原料
液の抽出量の選択設定を1つの液体抽出装置で可能とす
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の液体抽出
装置は、液体を収容する液体容器の可撓性を有する抽出
口部が下方へ向けて配置される抽出通路が設けられた抽
出通路体と、この抽出通路の一側壁を構成し、抽出通路
に臨む他側壁に対してほぼ垂直方向に移動可能に設けら
れた押圧プレートと、この押圧プレートを移動させるモ
ータと、このモータの回転駆動力を前記押圧プレートの
移動力に変換して伝達する伝達手段と、前記押圧プレー
トの上下部から前記抽出通路内に進退可能とし、その進
出時に前記液体容器の抽出口部の入口部および出口部を
それぞれ抽出通路の他側壁に圧着させて閉止可能とする
一対のピンチ部と、この一対のピンチ部のうち選択的に
いずれか一方を抽出口部の閉止位置に前進させるととも
に他方を抽出口部の開放位置に後退させるピンチ駆動手
段とを具備していることを特徴とする。
【0012】例えば、抽出待機状態を、上側のピンチ部
を後退させて液体容器の抽出口部の入口部を開放すると
ともに、下側のピンチ部を進出させて抽出口部の出口部
を閉止し、かつ、押圧プレートを進出させて抽出口部を
押圧した状態とする。この抽出待機状態から液体容器に
収容された液体の抽出を行なうには、まず、モータの動
作によって押圧プレートを後退させ、液体容器内の液体
を抽出口部内に呼び込む。続いて、上側のピンチ部を進
出させて抽出口部の入口部を閉止するとともに、下側の
ピンチ部を後退させて抽出口部の出口部を開放し、か
つ、押圧プレートを進出させて抽出口部を押圧すること
により、抽出口部内に呼び込まれた所定量の液体を抽出
する。続いて、上側のピンチ部を後退させて液体容器の
抽出口部の入口部を開放するとともに、下側のピンチ部
を進出させて抽出口部の出口部を閉止することにより、
抽出待機状態に復帰し、1回の液体抽出動作を完了す
る。
【0013】そして、モータの駆動力を伝達手段を介し
て押圧プレートに伝達することによって押圧プレートを
移動させているため、モータの回転量を制御することに
より押圧プレートの後退位置の調整を任意に行なえ、す
なわち液体容器の抽出口部内への液体の呼込量の調整を
任意に行なえ、液体の抽出量の可変が容易に可能とな
る。
【0014】請求項2記載の液体抽出装置は、請求項1
記載の液体抽出装置において、伝達手段は、押圧プレー
トを抽出通路へ向けて付勢するばねと、押圧プレートに
回転自在に軸支されたローラと、モータによって回転さ
れる回転軸に設けらればね付勢されるローラが係合する
カムとを具備していることを特徴とする。これにより、
押圧プレートの移動が滑らかになり、液体容器の抽出口
部を緩やかに押圧しながら液体を抽出する。
【0015】請求項3記載の液体抽出装置は、請求項1
または2記載の液体抽出装置において、モータによって
回転される回転系統中に設けられ、周方向に沿って複数
のスリットを有する回転板と、この回転板のスリット形
成域に対して検知光を投受光し、スリットの検知に応じ
た回転板の回転量を検知する回転量検知センサとを具備
していることを特徴とする。モータによって回転される
回転系統中に設けた回転板の回転量を回転量検知センサ
で検知することにより、例えば直流モータを用いたとし
てもその回転量に応じて押圧プレートの移動位置の調整
が任意に行なえる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の液体抽出装置の一
実施の形態を図面を参照して説明する。
【0017】図7は液体抽出装置を適用する飲料抽出機
の構成図を示す。この飲料抽出機では、図示しない本体
の前面の抽出部1に配置されたカップ2内に飲料の原料
液が抽出されるとともに湯水または冷水が抽出され、カ
ップ2内で原料液と湯水または冷水とが混合されて希釈
した飲料が作られる。
【0018】原料液の抽出には、異なる種類の原料液が
収容された複数、本実施の形態では2個のバックインボ
ックス3が用いられるとともに、この各バックインボッ
クス3から所定量の原料液を抽出する液体抽出装置4が
用いられている。
【0019】湯水の抽出には湯水供給装置5が用いられ
ている。この湯水供給装置5では、湯水を貯留する湯水
タンク6を備え、この湯水タンク6内に湯水用給水電磁
弁7を通じて水道水などが給水され、湯水タンク6内に
配置されたヒータ8によって水が常温から所定の湯温に
加温され、湯水タンク6内の湯水が湯水電磁弁9を通じ
て抽出部1に導かれてカップ2内に抽出される。湯水タ
ンク6には、湯水タンク6からの抽出位置に対応する高
さで湯水の温度を検知する湯温センサ10、ヒータ8の近
傍の湯水の温度を検知するヒータセンサ11、湯水タンク
6内に貯留される湯水の貯留量を検知するフロートスイ
ッチ12、湯水タンク6から水を抜くためのドレンコック
13などが設けられている。
【0020】冷水の抽出には冷水供給装置14が用いられ
ている。この冷水供給装置14は、冷水タンク15を備え、
この冷水タンク15には冷却水が貯留され、この冷却水が
冷却ユニット16によって所定の水温に冷却される。冷却
ユニット16は、冷媒を圧縮するコンプレッサ17、放熱用
ファン18を有する凝縮器19、冷水タンク15内に配置され
た蒸発器20から構成される冷却サイクル21を備えてい
る。冷水タンク15には冷却パイプ22が配置され、この冷
却パイプ22に冷水用給水電磁弁23、減圧弁24、水量調整
弁25を通じて水道水などが給水され、冷却パイプ22を通
じて冷却された冷水が冷水電磁弁26を通じて抽出部1に
導かれてカップ2内に抽出される。冷水タンク15には、
モータ27で回転されて冷却水を撹拌する撹拌スクリュ2
8、冷水タンク15内の冷水の水温を検知する水温センサ2
9、冷水タンク15内に貯留される冷却水の減少を検知す
るフロートスイッチ31、冷水タンク15から水を抜くため
のドレンコック32などが設けられている。
【0021】図5はバックインボックス3の液体容器の
正面図、図6はバックインボックス3の斜視図を示す。
バックインボックス3は、液体容器41とこの液体容器41
を収納する段ボール箱42とを備えている。
【0022】液体容器41は、ガスバリア性が高くかつ可
撓性がある材料、例えばポリエチレン・接着層・エバー
ル・接着層・ポリエチレンの多層フィルムで形成され、
飲料の原料液を収納する液体収納袋部43およびこの液体
収納袋部43内の原料液を抽出する抽出口部44を有してい
る。液体収納袋部43には、密閉蓋45で密閉された充填口
46が一体に取り付けられている。抽出口部44は、定量抽
出袋部47、この定量抽出袋部47と液体収納袋部43とを連
通する入口部48、定量抽出袋部47の入口部48とは反対側
に連通する出口部49を有している。そして、液体容器41
は、表壁と裏壁の2枚の多層フィルムが用いられ、その
周縁をヒートシール部50を介して溶着され、全体が密閉
状態に形成されている。また、抽出口部44の定量抽出袋
部47の周縁のヒートシール部50の四隅には液体抽出装置
4に位置決めして取り付けるためのセット孔51が形成さ
れている。そして、液体容器41への飲料の原料液の充填
時には、入口部48の基端部を図5に破線aで示すように
着脱自在のピンなどで挟んで液体収納袋部43から抽出口
部44に原料液が流出しないように閉塞しておき、液体収
納袋部43の充填口46を通じて無菌充填機で飲料の原料液
を充填する。
【0023】段ボール箱42には液体容器41の抽出口部44
を引き出すための窓部52が開口できるようにミシン目53
が形成されており、抽出口部44を窓部52から外部に引き
出すことができるように液体容器41が折り畳まれた状態
で段ボール箱42内に収納されることにより、バックイン
ボックス3が形成されている。そして、使用時にミシン
目53が破断されて窓部52が開口され、図6に2点鎖線で
示すように抽出口部44が引き出される。
【0024】図1は液体抽出装置4を側方から視る断面
図を示し、図中右側を前面、左側を後面とする。この液
体抽出装置4は、抽出通路体61を有し、この抽出通路体
61は、固定枠板62およびこの固定枠板62の前面に対して
開閉可能に設けられた蓋板63を備え、固定枠板62と蓋板
63との間隙にて液体容器41の抽出口部44が着脱自在に装
着される抽出通路64が上下方向に貫通して形成されてい
る。
【0025】固定枠板62の中央には呼込空間65を構成す
るほぼ矩形状の凹部66が形成されているとともにこの凹
部66の中央に前後面に貫通する貫通孔67が形成されてい
る。凹部66の上下部の隣接した位置には、凹部66の上下
辺に沿って横長で前後方向に貫通するスリット孔部68が
形成されている。
【0026】なお、蓋板63は閉鎖位置で固定枠板62側に
対してロックをかける図示しないロック手段を有してい
る。また、抽出通路64は、抽出口部44の定量抽出袋部4
7、入口部48および出口部49の形状に合わせて固定枠板6
2側に凹状に形成され、この抽出通路64に臨む固定枠板6
2からは抽出口部44の複数のセット孔51と係合して位置
決めする図示しない複数のピンが突設されている。
【0027】固定枠板62の凹部66内には抽出通路64の一
側壁を構成する押圧プレート69が配置されている。この
押圧プレート69は、抽出口部44の定量抽出袋部47の大き
さよりわずかに大きいほぼ矩形板状に形成され、凹部66
内に嵌合されるとともに後面中央に突設されたボス部70
が凹部66の貫通孔67に嵌合固定された筒部材71の内側に
嵌合されて、抽出通路64に臨む他側壁すなわち蓋板63に
対してほぼ垂直方向に移動可能に配置されている。そし
て、押圧プレート69は、抽出通路64外への後退時にその
後退量に応じた量の原料液を液体容器41から抽出口部44
に呼び込むとともに、抽出通路64内への前進時に抽出口
部44に呼び込んだ原料液を抽出させるように作用する。
【0028】固定枠板62の上下のスリット孔部68にはピ
ンチ部72,73がそれぞれ配置されている。このピンチ部
72,73は、抽出口部44の入口部48および出口部49の横幅
よりわずかに大きい横長の平板状に形成されるとともに
抽出通路64に臨む先端がほぼ曲面状に形成され、スリッ
ト孔部68内に嵌合されて抽出通路64内に進退可能に配置
されている。そして、ピンチ部72,73は、前進時に抽出
口部44の入口部48または出口部49を抽出通路64の他側壁
に圧着させて閉止し、後退時に抽出口部44の入口部48ま
たは出口部49を開放する。
【0029】また、固定枠板62の後面側にはフレーム74
が連結され、このフレーム74に押圧プレート駆動機構75
およびピンチ駆動機構76がそれぞれ配置されている。
【0030】押圧プレート駆動機構75は、フレーム74に
取り付けられたギヤボックス77と一体の押圧プレート駆
動手段としてのモータ78を有し、このモータ78の回転駆
動力が伝達手段79によって押圧プレート69の移動力に変
換されて伝達される。モータ78には極性の反転で正逆回
転可能とする直流モータが用いられ、ギヤボックス77を
介して回転軸80が回転される。回転軸80にはカム81が固
着され、このカム81の後面にローラ82が当接され、この
ローラ82が筒部材71に軸方向(前後方向)にスライド自
在に嵌合されたスライド軸83の後端に回転自在に軸支さ
れ、スライド軸83の前端が押圧プレート69のボス部70の
後面に連結されている。筒部材71内において、スライド
軸83の周囲に嵌合されるとともにボス部70の後面と筒部
材71の後面閉塞部分との間に圧縮状態でコイル状のばね
体84が配置されている。したがって、伝達手段79は、カ
ム81、ローラ82、スライド軸83およびばね体84によって
構成される。
【0031】カム81の回転量すなわち押圧プレート69の
移動位置を検知するための検知手段85を備えている。こ
の検知手段85では、回転軸80に検知用カム86が固着さ
れ、この検知用カム86に周面に対向して、押圧プレート
69が抽出通路64内に前進した前進位置で検知用カム86に
より押動されてオンする待機位置検知スイッチ87、押圧
プレート69が最も後退したオーバーラン位置で検知用カ
ム86により押動されてオンするオーバーラン検知スイッ
チ88が配設されている。さらに、回転軸80には周縁にス
リット89が一定間隔毎に形成された回転板90が固着さ
れ、この回転板90の周縁の両側に発光器および受光器を
配置してスリット89を検知する回転量検知センサとして
のホトインタラプタ91が配設されている。
【0032】また、ピンチ駆動機構76は、上下のピンチ
部72,73の後端側に上下端部がそれぞれ係合された揺動
板92を有し、この揺動板92の中間部が固定枠板62の後面
に取り付けられた図示しないブラケットに支軸93によっ
て軸支されており、その支軸93を支点として揺動板92が
揺動することによって、上下のピンチ部72,73のうちい
ずれか一方が抽出口部44の入口部48の閉止位置に前進さ
れるとともに他方が抽出口部44の出口部49の開放位置に
後退される。
【0033】上側のピンチ部72の後端部とフレーム74の
後部との間にスプリング94が張設されている。揺動板92
にはレバー部95が後方へ突設され、このレバー部95の先
端に臨む上方位置にピンチ駆動手段としてのソレノイド
96がフレーム74に取り付けられ、レバー部95とソレノイ
ド96のプランジャ97との間にスプリング98が張設されて
いる。
【0034】そして、ソレノイド96の非励磁時にはプラ
ンジャ97が下方へ突出され、この状態ではスプリング94
の張力がスプリング98の張力よりも勝って、図1に示す
ように、揺動板92が反時計回り方向に揺動され、また、
ソレノイド96の励磁時にはプランジャ97が上方へ吸引さ
れ、この状態ではスプリング94の張力よりもスプリング
98の張力が勝って、図3に示すように、揺動板92が時計
回り方向に揺動される。
【0035】図8は飲料抽出機の主要な構成図を示し、
101 は制御手段で、この制御手段101 には、飲料の種類
(この実施の形態では2種類)を選択するセレクション
スイッチ102 、飲料の濃さ(濃い、薄い)を選択する増
減スイッチ103 、抽出モードやデータ入力キーなどを備
えた設定変更手段104 、後述する呼込量監視カウンタな
どのカウンタ機能を有する計数手段105 、各種の表示手
段106 、2台の液体抽出装置4、湯水供給装置5および
冷水供給装置14がそれぞれ接続されている。
【0036】なお、セレクションスイッチ102 、増減ス
イッチ103 および表示手段106 の一部は本体の前面に配
設され、設定変更手段104 および表示手段106 の一部は
本体内部に配設される。
【0037】図9は飲料抽出機の制御ブロック図を示
し、制御手段101 は、中央処理装置のCPU111 、プロ
グラムなどが登録されたROM112 、各種データを随時
書込読出可能とするRAM113 を有している。
【0038】制御手段101 の入力側には、セレクション
スイッチ102 、増減スイッチ103 、設定変更手段104 、
各液体抽出装置4の待機位置検知スイッチ87およびオー
バーラン検知スイッチ88およびホトインタラプタ91、液
体容器41内の原料液の無しを検知する原料切れ検知セン
サ114 、湯温センサ10、水温センサ29が接続されてい
る。
【0039】制御手段101 の出力側には、電源、適温、
原料切れ、異常などを表示する表示手段106 、各液体抽
出装置4のモータ78、各液体抽出装置4のソレノイド9
6、湯水電磁弁9、冷水電磁弁26、湯水用給水電磁弁
7、冷水用給水電磁弁23、湯水供給装置5のヒータ8、
冷水供給装置14の冷却ユニット16などが接続されてい
る。
【0040】なお、制御手段101 は、呼込制御手段の機
能、呼込補正制御手段の機能、抽出制御手段の機能を有
しており、詳細は次の作用で説明する。
【0041】次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0042】まず、バックインボックス3を飲料抽出機
にセットする。ミシン目53を破断して窓部52を開口し、
図6に2点鎖線で示すように抽出口部44を引き出し、段
ボール箱42を液体抽出装置4の上方に設けられる所定の
載置部に載置する。液体抽出装置4の蓋板63を開放して
固定枠板62の前面を開放し、段ボール箱42から垂れ下が
る抽出口部44を固定枠板62の抽出通路64に係合するとと
もに、抽出口部44の定量抽出袋部47の四隅のセット孔51
を固定枠板62から突出するセットピンに係合して位置決
めし、蓋板63を閉じてロックする。なお、段ボール箱42
を開封して液体容器41を取り出し、この取り出した液体
容器41を所定の載置部に直接載置するようにしてもよ
い。
【0043】これにより、抽出口部44が、固定枠板62と
蓋板63との間に挟まれ、抽出通路64内に配置される。抽
出通路64内では、定量抽出袋部47が押圧プレート69に臨
み、入口部48が上側のピンチ部72に臨み、出口部49が下
側のピンチ部73に臨む。入口部48の基端部は抽出通路64
の上方に位置し、出口部49の下端部は抽出通路64の下方
に突出する。そして、入口部48の基端部を閉止している
ピンを外し、抽出口部44の出口部49の先端を図5の破線
bの位置で切断して開封し、抽出口を開口させることに
より、セットが完了する。本実施の形態の飲料抽出機に
は種類の異なる原料液を収納した2個のバックインボッ
クス3をセットする。
【0044】次に、制御手段101 の制御による液体抽出
装置4の基本的な第1の飲料抽出モードによる抽出動作
を、図10のフローチャートおよび図11のタイミング
チャートを参照して説明する。なお、飲料抽出モードは
設定変更手段104 で設定することができる。
【0045】待機状態では、図1に示すように、押圧プ
レート69は抽出通路64に進入する前進位置に位置し、こ
の押圧プレート69で抽出口部44の定量抽出袋部47を蓋板
63に押圧して閉止している。この押圧プレート69の位置
では、待機位置検知スイッチ87がオンするとともにオー
バーラン検知スイッチ88がオフし、ホトインタラプタ91
がオフしている。また、ソレノイド96がオフし、スプリ
ング94の付勢によって揺動板92が図1反時計回り方向に
回動し、上側のピンチ部72が開放位置に位置するともに
下側のピンチ部73が閉止位置に位置し、下側のピンチ部
73で抽出口部44の出口部49を閉止している。
【0046】そして、飲料抽出機を操作して飲料を得る
には、カップ2を飲料抽出機の本体前面の抽出部1にセ
ットし、好みの飲料の種類を選択するとともにその飲料
の暖かいものか冷たいものかを選択して飲料抽出機の本
体前面のセレクションスイッチ102 を操作する。さら
に、飲料抽出機に設定されている飲料の標準の濃さより
も濃くしたり薄くしたい場合には増減スイッチ103 を操
作する。
【0047】セレクションスイッチ102 が操作されると
(ステップ1)、増減スイッチ103が操作されたか判断
する(ステップ2)。増減スイッチ103 が操作されてい
ない場合には、原料液の標準の抽出量(呼込量)が設定
される(ステップ3)。増減スイッチ103 が操作されて
いた場合、増量指定では標準の抽出量(呼込量)に対し
て増量分を加算した抽出量(呼込量)が設定され、減量
指定では標準の抽出量(呼込量)に対して減量分を減算
した抽出量(呼込量)が設定される(ステップ4)。
【0048】続いて、押圧プレート69およびピンチ部7
2,73が待機位置にあるか、すなわち待機位置検知スイ
ッチ87がオンおよびソレノイド96がオフしているか判断
する(ステップ5)。仮に、待機位置にない場合には、
イニシャライズ処理を実行してモータ78を回転およびソ
レノイド96をオフさせる(ステップ6)。モータ78の回
転によって検知用カム86が回転し、押圧プレート69が待
機位置に到達すると、検知用カム86で待機位置検知スイ
ッチ87がオンする。待機位置検知スイッチ87がオンしな
い場合およびソレノイド96がオフしない場合には(ステ
ップ7)、異常の表示を行なうなどの異常処理を実行す
る(ステップ8)。
【0049】押圧プレート69が待機位置にあるイニシャ
ライズ処理によって待機位置になれば、計数手段105 の
呼込量監視カウンタをセットし、モータ78を正転させて
原料液の呼び込み動作を開始する(ステップ9)。
【0050】このモータ78の正転により、図1の状態に
おいて、カム81が反時計回り方向に回転し、このカム81
によってローラ82が緩やかに後方へ押動されて、このロ
ーラ82と一体に押圧プレート69が後方へ移動し、押圧プ
レート69の前面が抽出通路64外に移動して呼込空間65が
形成されていく。そのため、押圧プレート69による押圧
が解除された抽出口部44の定量抽出袋部47が呼込空間65
の方向に突出することが可能となり、液体容器41内の原
料液がその自重によって抽出口部44の入口部48を通じて
定量抽出袋部47内に呼び込まれていく。このとき、押圧
プレート69の後退量に応じた量の原料液が液体容器41か
ら抽出口部44の定量抽出袋部47に呼び込まれる。
【0051】カム81と一体に回転する回転板90のスリッ
ト89がホトインタラプタ91の位置に到達すると、ホトイ
ンタラプタ91でスリット89を検知する毎に計数手段105
の呼込量監視カウンタでカウントされ、このカウント値
に対応したモータ78の正転回転量すなわち押圧プレート
69の後退位置が監視される。
【0052】計数手段105 の呼込量監視カウンタでカウ
ントされるカウント値に基づいて、最初に設定された抽
出量(呼込量)に対応するモータ78の正転回転量すなわ
ち押圧プレート69の所定の後退位置に達したか判断する
(ステップ10)。
【0053】最初に設定された抽出量(呼込量)に対応
するモータ78の正転回転量すなわち押圧プレート69の所
定の後退位置に達するまでの間は、原料切れ検知センサ
114で液体容器41内の原料液の有無を監視するとともに
(ステップ11)、オーバーラン検知スイッチ88がオンし
ないか監視する(ステップ12)。ここで、原料液の無し
が検知されると、モータ78を停止して原料切れを表示す
るなどの原料無し処理を行なう(ステップ13)。また、
何らかの原因により、最初に設定された抽出量(呼込
量)に対応するモータ78の正転回転量すなわち押圧プレ
ート69の所定の後退位置を過ぎてしまい、そのままモー
タ78の回転が継続して、検知用カム86でオーバーラン検
知スイッチ88をオンした場合には、制御手段101 の呼込
補正制御手段の機能により後述するオーバーラン補正処
理を行なう(ステップ14)。
【0054】そして、図2に示すように、最初に設定さ
れた抽出量(呼込量)に対応するモータ78の正転回転量
すなわち押圧プレート69の所定の後退位置に達すると、
モータ78を停止する(ステップ15)。図2に示す状態で
は、最初に設定された抽出量に対応して押圧プレート69
が所定の後退位置に後退され、この押圧プレート69の後
退量に応じた量の原料液が液体容器41から抽出口部44の
定量抽出袋部47に呼び込まれている。すなわち、増減ス
イッチ103 で増量指定がなされていた場合には押圧プレ
ート69が標準の後退位置によりも後方に位置し、減量指
定がなされていた場合には押圧プレート69が標準の後退
位置によりも前方に位置する。
【0055】続いて、図3に示すように、ソレノイド96
を励磁し(ステップ16)、揺動板92を図中時計回り方向
に回動させて、上側のピンチ部72を閉止位置に移動させ
るとともに下側のピンチ部73を開放位置に移動させる。
これにより、上側のピンチ部72で抽出口部44の入口部48
を閉止し、液体容器41から抽出口部44に原料液が流入す
るのを阻止する。下側のピンチ部73が開放位置に移動す
ることにより、抽出口部44の出口部49が開放され、定量
抽出袋部47内に呼び込まれた原料液が出口部49の下端の
抽出口から抽出部1に配置されたカップ2内に抽出され
る。
【0056】続いて、計数手段105 のの呼込量監視カウ
ンタをリセットする(ステップ17)。
【0057】続いて、モータ78を逆転させる(ステップ
18)。これにより、図3の状態において、カム81が時計
回り方向に回転し、このカム81に対してばね体84により
付勢されているローラ82が緩やかに前方へ従動されて、
このローラ82と一体に押圧プレート69が前方へ移動し、
押圧プレート69の前面が抽出通路64の方向に移動して呼
込空間65を狭めていく。そのため、押圧プレート69によ
って抽出口部44の定量抽出袋部47を蓋板63との間で強制
的に押圧し、抽出口部44の定量抽出袋部47内の原料液を
強制的に抽出する。したがって、抽出口部44の定量抽出
袋部47内の原料液を短時間に抽出することができるとと
もに原料液の残留を防止できる。
【0058】そして、図4に示すように、抽出口部44の
定量抽出袋部47内の原料液の抽出が完了し、押圧プレー
ト69が初期の待機位置に達し、検知用カム86で待機位置
検知スイッチ87をオンすると(ステップ19)、モータ78
を停止させる(ステップ20)。
【0059】モータ78の停止後、抽出口部44の出口部49
からの原料液のタレが無くなる時間を考慮した所定時間
経過後(ステップ21)、ソレノイド96を非励磁とし(ス
テップ22)、図1に示すように、揺動板92を図中反時計
回り方向に回動させて、上側のピンチ部72を開放位置に
移動させるとともに下側のピンチ部73を閉止位置に移動
させる。これにより、初期の待機状態に復帰して原料液
の一連の抽出動作が完了し、次の原料液の抽出動作に待
機する(ステップ23)。
【0060】一方、原料液の抽出動作に対応して、湯水
供給装置5または冷水供給装置14が動作し、抽出部1の
カップ2内に湯水または冷水を抽出して、そのカップ2
内で原料液と湯水または冷水とが混合されて希釈した飲
料が作られる。
【0061】以上のように、モータ78の駆動力を伝達手
段79を介して押圧プレート69に伝達することによって押
圧プレート69を移動させるため、モータ78の回転量を制
御することにより押圧プレート69の後退位置を任意に調
整でき、すなわち液体容器41の抽出口部44内への原料液
の呼込量を任意に調整でき、原料液の抽出量を容易に可
変設定できる。そのため、飲料液の濃さの好みに応じ
て、飲料を濃くしたり、薄くするといったことに対応で
き、しかも、カップ2の大小に応じた飲料液の容量の増
減に対応して、原料液を増減するといったことにも対応
できる。
【0062】また、押圧プレート69をばね体84によって
抽出通路64へ向けて付勢し、押圧プレート69に回転自在
に軸支されたローラ82をモータ78によって回転されるカ
ム81に係合し、モータ78の駆動力によって押圧プレート
69を移動させるため、押圧プレート69の移動を滑らかに
でき、液体容器41の抽出口部44を緩やかに押圧しながら
液体を抽出することができる。そのため、抽出口部44の
出口部49が振れて原料液が飛散するようなことがない。
【0063】また、モータ78によって回転される回転軸
80に設けた回転板90の回転量をホトインタラプタ91で検
知するため、直流モータを用いたとしてもその回転量に
応じて押圧プレート69の移動位置を任意に調整できる。
【0064】次に、制御手段101 の呼込補正制御手段の
機能によるステップ14でのオーバーラン補正処理につい
て図12のフローチャートを参照して説明する。
【0065】何らかの原因により、最初に設定された抽
出量(呼込量)に対応するモータ78の正転回転量すなわ
ち押圧プレート69の所定の後退位置を過ぎてしまい、そ
のままモータ78の回転が継続して、検知用カム86でオー
バーラン検知スイッチ88をオンした場合(ステップ1
2)、モータ78を停止する(ステップ31)。この状態で
は、押圧プレート69が最後退位置に達しており、抽出口
部44の定量抽出袋部47には最大呼込量YMAX の原料液が
呼び込まれる。
【0066】また、ソレノイド96が非励磁か判断し(ス
テップ32)、仮に励磁状態であればソレノイド96を非励
磁とする(ステップ33)。
【0067】計数手段105 の呼込量監視カウンタをリセ
ットし(ステップ34)、最大呼込量YMAX から最初に設
定された所定の抽出量(呼込量)を減算して余剰呼込量
分に対応する戻入補正値Zを求め、その戻入補正値Zを
計数手段105 の呼込量監視カウンタにセットする(ステ
ップ35)。
【0068】続いて、モータ78を逆転させる(ステップ
36)。これにより、押圧プレート69が前方へ移動し、こ
の押圧プレート69によって抽出口部44の定量抽出袋部47
を蓋板63との間で強制的に押圧し、抽出口部44の定量抽
出袋部47内の原料液を入口部48を通じて液体容器41内に
強制的に戻し入れる。
【0069】モータ78を逆転に伴って回転する回転板90
のスリット89をホトインタラプタ91で検知し、このホト
インタラプタ91でスリット89を検知する毎に計数手段10
5 の呼込量監視カウンタの戻入補正値Zから減算してい
く。
【0070】そして、計数手段105 の呼込量監視カウン
タが戻入補正値Z=0になれば(ステップ37)、モータ
78を停止させる(ステップ38)。これにより、最初に設
定された抽出量(呼込量)に対応する押圧プレート69の
所定の後退位置に前進して停止する。したがって、抽出
口部44の定量抽出袋部47には最初に設定された抽出量
(呼込量)の原料液が呼び込まれる。
【0071】このオーバーラン補正処理後は、ステップ
16に進み、前述のような抽出動作が行なわれる。
【0072】以上のように、押圧プレート69を所定の呼
込量に対応する所定の後退位置に後退させる際、その押
圧プレート69が所定の後退位置を過ぎた位置まで後退し
た場合には、押圧プレート69を所定の呼込量に対応する
所定の後退位置まで前進させることにより、抽出口部44
内に多く呼び込まれた分の原料液を液体容器41に戻し
て、抽出口部44内には所定の呼込量の原料液を呼び込ん
だ状態とし、この状態から抽出を行なうため、液体容器
41から抽出口部44に呼び込む原料液の呼込量を確実に所
定の呼込量に設定でき、抽出量のばらつきを防止し、時
間延長することなく、通常範囲の所定抽出時間内で定量
の原料液を抽出することができる。
【0073】次に、制御手段101 の制御による液体抽出
装置4の第2の飲料抽出モードによる抽出動作を、図1
3のフローチャートおよび図14のタイミングチャート
を参照して説明する。
【0074】セレクションスイッチ102 が操作されると
(ステップ41)、押圧プレート69およびピンチ部72,73
が待機位置にあるか、すなわち待機位置検知スイッチ87
がオンおよびソレノイド96がオフしているか判断する
(ステップ42)。仮に、待機位置にない場合には、イニ
シャライズ処理を実行してモータ78を回転およびソレノ
イド96をオフさせる(ステップ43)。モータ78の回転に
よって検知用カム86が回転し、押圧プレート69が待機位
置に到達すると、検知用カム86で待機位置検知スイッチ
87がオンする。待機位置検知スイッチ87がオンしない場
合およびソレノイド96がオフしない場合には(ステップ
44)、異常の表示を行なうなどの異常処理を実行する
(ステップ45)。
【0075】増減スイッチ103 が操作されたか判断し
(ステップ46)、増減スイッチ103 が操作されていない
場合には、標準の抽出量(呼込量)Xに余剰呼込量β分
を加えて標準時の総呼込量Yが設定される(ステップ4
7)。すなわち、式で表すと、Y=X+βXとなる。β
は余剰呼込量の係数である。
【0076】増減スイッチ103 が操作されていた場合、
増量指定では標準の抽出量(呼込量)Xに対して増量分
を加算した抽出量(呼込量)X1 に余剰呼込量β分を加
算して増量時の総呼込量Yが設定され、また、減量指定
では標準の抽出量(呼込量)Xに対して減量分を減算し
た抽出量(呼込量)X1 に余剰呼込量β分を加算して減
量時の総呼込量Yが設定される(ステップ48)。すなわ
ち、式で表すと、Y=X1 +βX1 となる。抽出量(呼
込量)X1 は、X1 =(1+α)Xであり、標準ではα
=0、増量ではα>0、減量ではα<0となる。
【0077】計数手段105 の呼込量監視カウンタをセッ
トし、モータ78を正転させて原料液の呼び込み動作を開
始する(ステップ49)。
【0078】このモータ78の正転により、押圧プレート
69が後方へ移動し、液体容器41内の原料液が抽出口部44
の入口部48を通じて定量抽出袋部47内に呼び込まれてい
く。また、モータ78の正転により回転する回転板90のス
リット89をホトインタラプタ91で検知すると、そのホト
インタラプタ91でスリット89を検知する毎に計数手段10
5 の呼込量監視カウンタでカウントし、このカウント値
に対応したモータ78の正転回転量すなわち押圧プレート
69の後退位置が監視される。
【0079】計数手段105 の呼込量監視カウンタでカウ
ントされるカウント値に基づいて、設定された総呼込量
Yに対応するモータ78の正転回転量すなわち押圧プレー
ト69の所定の後退位置に達したか判断する(ステップ5
0)。
【0080】総呼込量Yに対応するモータ78の正転回転
量すなわち押圧プレート69の所定の後退位置に達するま
での間は、原料切れ検知センサ114 で液体容器41内の原
料液の有無を監視するとともに(ステップ51)、オーバ
ーラン検知スイッチ88がオンしないか監視する(ステッ
プ52)。ここで、原料液の無しが検知されると、モータ
78を停止して原料切れを表示するなどの原料無し処理を
行なう(ステップ53)。また、何らかの原因により、最
初に設定された抽出量(呼込量)に対応するモータ78の
正転回転量すなわち押圧プレート69の所定の後退位置を
過ぎてしまい、そのままモータ78の回転が継続して、検
知用カム86でオーバーラン検知スイッチ88をオンした場
合には、制御手段101 の呼込補正制御手段の機能により
前述のようなオーバーラン補正処理を行なう(ステップ
54)。
【0081】そして、総呼込量Yに対応するモータ78の
正転回転量すなわち押圧プレート69の所定の後退位置に
達すると、モータ78を停止する(ステップ55)。この状
態では、標準の抽出量(呼込量)Xまたは増減した抽出
量(呼込量)X1 に対応する押圧プレート69の後退位置
より余剰呼込量β分を加えた後退位置まで後退され、、
この押圧プレート69の後退量に応じた総呼込量Yの原料
液が液体容器41から抽出口部44の定量抽出袋部47に呼び
込まれている。
【0082】続いて、総呼込量Yから標準の抽出量(呼
込量)Xまたは増減した抽出量(呼込量)X1 を減算し
て余剰呼込量β分に対応する戻入補正値Zを求め、その
戻入補正値Zを計数手段105 の呼込量監視カウンタにセ
ットし、モータ78を逆転させる(ステップ56)。
【0083】これにより、押圧プレート69が前方へ移動
し、この押圧プレート69によって抽出口部44の定量抽出
袋部47を蓋板63との間で強制的に押圧し、抽出口部44の
定量抽出袋部47内の原料液を入口部48を通じて液体容器
41内に強制的に戻し入れる。
【0084】モータ78を逆転に伴って回転する回転板90
のスリット89をホトインタラプタ91で検知し、このホト
インタラプタ91でスリット89を検知する毎に計数手段10
5 の呼込量監視カウンタの戻入補正値Zから減算してい
く。
【0085】そして、計数手段105 の呼込量監視カウン
タが戻入補正値Z=0になれば(ステップ57)、モータ
78を停止させる(ステップ58)。これにより、標準の抽
出量(呼込量)Xまたは増減した抽出量(呼込量)X1
に対応する押圧プレート69の所定の後退位置に前進して
停止する。したがって、抽出口部44の定量抽出袋部47に
は標準の抽出量(呼込量)Xまたは増減した抽出量(呼
込量)X1 の原料液が呼び込まれる。
【0086】続いて、ソレノイド96を励磁し、ステップ
58〜65で抽出動作を行なう。このステップ58〜65の抽出
動作は、前記第1の飲料抽出モードによるステップ16〜
23の抽出動作と同様であり、その説明を省略する。
【0087】以上のように、押圧プレート69を所定の呼
込量に対応する所定の後退位置より余剰呼込量分を加え
た後退位置まで後退させた後、余剰呼込量分だけ押圧プ
レート69を前進させることにより、原料液を液体容器41
から抽出口部44内に所定の呼込量よりも多く呼び込んだ
後、多く呼び込んだ分を液体容器41に戻して抽出口部44
内には所定の呼込量の液体を呼び込んだ状態とし、この
状態から抽出を行なうため、例えば抽出量の設定が少な
く押圧プレート69があまり後退しない場合や液体容器41
内の原料液の残量が少なくなった場合でも、液体容器41
から抽出口部44に所定の呼込量の原料液を確実に呼び込
むことができ、抽出量のばらつきを防止し、時間延長す
ることなく、通常範囲の所定抽出時間内で定量の原料液
を抽出することができる。
【0088】次に、制御手段101 の制御による液体抽出
装置4の第3の飲料抽出モードによる抽出動作を、図1
5のフローチャートを参照して説明する。
【0089】セレクションスイッチ102 が操作されると
(ステップ71)、押圧プレート69およびピンチ部72,73
が待機位置にあるか、すなわち待機位置検知スイッチ87
がオンおよびソレノイド96がオフしているか判断する
(ステップ72)。仮に、待機位置にない場合には、イニ
シャライズ処理を実行してモータ78を回転およびソレノ
イド96をオフさせる(ステップ73)。モータ78の回転に
よって検知用カム86が回転し、押圧プレート69が待機位
置に到達すると、検知用カム86で待機位置検知スイッチ
87がオンする。待機位置検知スイッチ87がオンしない場
合およびソレノイド96がオフしない場合には(ステップ
74)、異常の表示を行なうなどの異常処理を実行する
(ステップ75)。
【0090】続いて、モータ78を正転させて原料液の呼
び込み動作を開始する(ステップ76)。押圧プレート69
が最後退位置に達して、オーバーラン検知スイッチ88が
オンすると(ステップ77)、モータ78を停止する(ステ
ップ78)。この押圧プレート69が最後退位置で停止した
状態では、抽出口部44の定量抽出袋部47には最大呼込量
MAX の原料液が呼び込まれる。
【0091】増減スイッチ103 が操作されたか判断し
(ステップ79)、増減スイッチ103 が操作されていない
場合には、最大呼込量YMAX から標準の抽出量(呼込
量)Xを減算して戻入補正値Zを求める(ステップ8
0)。すなわち、式で表すと、Z=YMAX −Xとなる。
【0092】増減スイッチ103 が操作されていた場合、
増量指定では、標準の抽出量(呼込量)Xに対して増量
分を加算した抽出量(呼込量)X1 を求め、最大呼込量
MA X から抽出量(呼込量)X1 を減算して増量時の戻
入補正値Zを求め、また、減量指定では、標準の抽出量
(呼込量)Xに対して減量分を減算した抽出量(呼込
量)X1 を求め、最大呼込量YMAX から抽出量(呼込
量)X1 を減算して減量時の戻入補正値Zを求める(ス
テップ81)。すなわち、式で表すと、Z=YMAX −X1
となる。抽出量(呼込量)X1 は、X1 =(1+α)X
であり、標準ではα=0、増量ではα>0、減量ではα
<0となる。
【0093】求められた戻入補正値Zを計数手段105 の
呼込量監視カウンタにセットし、モータ78を逆転させる
(ステップ82)。これにより、押圧プレート69が前方へ
移動し、この押圧プレート69によって抽出口部44の定量
抽出袋部47を蓋板63との間で強制的に押圧し、抽出口部
44の定量抽出袋部47内の原料液を入口部48を通じて液体
容器41内に強制的に戻し入れる。
【0094】モータ78を逆転に伴って回転する回転板90
のスリット89をホトインタラプタ91で検知し、このホト
インタラプタ91でスリット89を検知する毎に計数手段10
5 の呼込量監視カウンタの戻入補正値Zから減算してい
く。
【0095】そして、計数手段105 の呼込量監視カウン
タが戻入補正値Z=0になれば(ステップ83)、モータ
78を停止させる(ステップ84)。これにより、標準の抽
出量(呼込量)Xまたは増減した抽出量(呼込量)X1
に対応する押圧プレート69の所定の後退位置に前進して
停止する。したがって、抽出口部44の定量抽出袋部47に
は標準の抽出量(呼込量)Xまたは増減した抽出量(呼
込量)X1 の原料液が呼び込まれる。
【0096】続いて、ソレノイド96を励磁し、ステップ
85〜91で抽出動作を行なう。このステップ85〜91の抽出
動作は、前記第1の飲料抽出モードによるステップ16〜
23および第2の飲料抽出モードによるステップ58〜65の
抽出動作と同様であり、その説明を省略する。
【0097】以上のように、押圧プレート69を所定の呼
込量に対応する所定の後退位置より後方の最後退位置ま
で後退させた後、その押圧プレート69を所定の呼込量に
対応する所定の後退位置まで前進させることにより、原
料液を液体容器41から抽出口部44内に所定の呼込量より
も多く呼び込んだ後、多く呼び込んだ分を液体容器41に
戻して抽出口部44内には所定の呼込量の原料液を呼び込
んだ状態とし、この状態から抽出を行なうため、例えば
抽出量の設定が少なく押圧プレート69があまり後退しな
い場合や液体容器41内の原料液の残量が少なくなった場
合でも、液体容器41から抽出口部44に所定の呼込量の原
料液を確実に呼び込むことができ、抽出量のばらつきを
防止し、時間延長することなく、通常範囲の所定抽出時
間内で定量の原料液を抽出することができる。
【0098】なお、前記実施の形態のカム81の回転量す
なわち押圧プレート69の移動位置を検知するための検知
手段85では、回転板90のスリット89をホトインタラプタ
91で検知して計数手段105 の呼込量監視カウンタでカウ
ントしていたが、タイマを用いて時間的に計測すること
も可能であり、モータ78を回転させている時間に基づい
てカム81の回転量すなわち押圧プレート69の移動位置を
検知することができる。また、モータ78としてステッピ
ングモータを用いることにより、そのステッピングモー
タに与えるパルス数からカム81の回転量すなわち押圧プ
レート69の移動位置を検知することもできる。
【0099】
【発明の効果】請求項1記載の液体抽出装置によれば、
モータの駆動力を伝達手段を介して押圧プレートに伝達
することによって押圧プレートを移動させるため、モー
タの回転量を制御することにより押圧プレートの後退位
置を任意に調整でき、すなわち液体容器の抽出口部内へ
の液体の呼込量を任意に調整でき、液体の抽出量を容易
に可変できる。
【0100】請求項2記載の液体抽出装置によれば、請
求項1記載の液体抽出装置の効果に加えて、押圧プレー
トをばね体によって抽出通路へ向けて付勢し、押圧プレ
ートに回転自在に軸支されたローラをモータによって回
転されるカムに係合し、モータの駆動力によって押圧プ
レートを移動させるため、押圧プレートの移動を滑らか
にでき、液体容器の抽出口部を緩やかに押圧しながら液
体を抽出することができる。
【0101】請求項3記載の液体抽出装置によれば、請
求項1または2記載の液体抽出装置の効果に加えて、モ
ータによって回転される回転系統中に設けた回転板の回
転量を回転量検知センサで検知するため、例えば直流モ
ータを用いたとしてもその回転量に応じて押圧プレート
の移動位置を任意に調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体抽出装置の一実施の形態を示し、
待機時の液体抽出装置を側方から視る断面図である。
【図2】同上実施の形態の液体呼込時の液体抽出装置を
側方から視る断面図である。
【図3】同上実施の形態の液体抽出時の液体抽出装置を
側方から視る断面図である。
【図4】同上実施の形態の図3に続く液体抽出時の液体
抽出装置を側方から視る断面図である。
【図5】同上実施の形態の液体抽出装置に適用するバッ
クインボックスの液体容器の正面図である。
【図6】同上実施の形態の液体抽出装置に適用するバッ
クインボックスの斜視図である。
【図7】同上実施の形態の液体抽出装置を適用する飲料
抽出機の構成図である。
【図8】同上実施の形態の液体抽出装置を適用する飲料
抽出機の主要な構成図である。
【図9】同上実施の形態の液体抽出装置を適用する飲料
抽出機の制御ブロック図である。
【図10】同上実施の形態の第1の飲料抽出モードによ
る抽出動作を説明するフローチャートである。
【図11】同上実施の形態の第1の飲料抽出モードによ
る抽出動作を説明するタイミングチャートである。
【図12】同上実施の形態のオーバーラン補正処理を説
明するフローチャートである。
【図13】同上実施の形態の第2の飲料抽出モードによ
る抽出動作を説明するフローチャートである。
【図14】同上実施の形態の第2の飲料抽出モードによ
る抽出動作を説明するタイミングチャートである。
【図15】同上実施の形態の第3の飲料抽出モードによ
る抽出動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
41 液体容器 44 抽出口部 48 入口部 49 出口部 61 抽出通路体 64 抽出通路 69 押圧プレート 72,73 ピンチ部 78 モータ 79 伝達手段 80 回転軸 81 カム 82 ローラ 84 ばね体 89 スリット 90 回転板 91 回転量検知センサとしてのホトインタラプタ 96 ピンチ駆動手段としてのソレノイド
フロントページの続き (72)発明者 飯田 章夫 群馬県前橋市古市町180番地 東芝機器株 式会社内 (72)発明者 今井 英充 群馬県前橋市古市町180番地 東芝機器株 式会社内 (72)発明者 福岡 哲男 東京都千代田区内幸町一丁目3番1号 東 罐興業株式会社内 (72)発明者 今井 左内 東京都港区芝浦二丁目16番7号 凰商事株 式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を収容する液体容器の可撓性を有す
    る抽出口部が下方へ向けて配置される抽出通路が設けら
    れた抽出通路体と、 この抽出通路の一側壁を構成し、抽出通路に臨む他側壁
    に対してほぼ垂直方向に移動可能に設けられた押圧プレ
    ートと、 この押圧プレートを移動させるモータと、 このモータの回転駆動力を前記押圧プレートの移動力に
    変換して伝達する伝達手段と、 前記押圧プレートの上下部から前記抽出通路内に進退可
    能とし、その進出時に前記液体容器の抽出口部の入口部
    および出口部をそれぞれ抽出通路の他側壁に圧着させて
    閉止可能とする一対のピンチ部と、 この一対のピンチ部のうち選択的にいずれか一方を抽出
    口部の閉止位置に前進させるとともに他方を抽出口部の
    開放位置に後退させるピンチ駆動手段とを具備している
    ことを特徴とする液体抽出装置。
  2. 【請求項2】 伝達手段は、押圧プレートを抽出通路へ
    向けて付勢するばね体と、押圧プレートに回転自在に軸
    支されたローラと、モータによって回転される回転軸に
    設けらればね付勢されるローラが係合するカムとを具備
    していることを特徴とする請求項1記載の液体抽出装
    置。
  3. 【請求項3】 モータによって回転される回転系統中に
    設けられ、周方向に沿って複数のスリットを有する回転
    板と、 この回転板のスリット形成域に対して検知光を投受光
    し、スリットの検知に応じた回転板の回転量を検知する
    回転量検知センサとを具備していることを特徴とする請
    求項1または2記載の液体抽出装置。
JP31144995A 1995-11-29 1995-11-29 液体抽出装置 Pending JPH09150897A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007534347A (ja) * 2003-07-14 2007-11-29 サラヤ株式会社 ディスペンサ
JP2010143600A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Kyushu Kaihatsu Kikaku:Kk 給水機

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JP2007534347A (ja) * 2003-07-14 2007-11-29 サラヤ株式会社 ディスペンサ
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