JP2607673B2 - 飲料調整方法及び装置 - Google Patents

飲料調整方法及び装置

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JP2607673B2
JP2607673B2 JP1065811A JP6581189A JP2607673B2 JP 2607673 B2 JP2607673 B2 JP 2607673B2 JP 1065811 A JP1065811 A JP 1065811A JP 6581189 A JP6581189 A JP 6581189A JP 2607673 B2 JP2607673 B2 JP 2607673B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、飲料調製方法及び装置、特に飲料収容パッ
ケージ(packages)から飲料を調製(preparing)する
方法及び装置に関する。
(従来の技術) 本出願人の欧州特許出願第87311325.2号には、少なく
とも1つの飲料成分、例えばコーヒー、を収容するパッ
ケージが記載され、好ましい実施例においてパッケージ
は、実質的に空気及び水を透過しない材料で形成され、
飲料成分を収容する区画を有する密封本体、及び作られ
た飲料が使用において濾過され外部フイルタの必要をな
くするように設計される出口手段から成る。
上記欧州特許出願には、また飲料調製方法にして、飲
料収容パッケージを調合ステーションに配置し、水導入
手段を介してパッケージ内へ水を導入し、水を飲料成分
に混合させ、パッケージに形成される出口を介して作ら
れた飲料を集める方法が記載される。
(発明の説明) 本発明によると、少なくとも1つの飲料成分(bevera
ge ingredient)を含むパッケージを用い、パッケージ
を調合(brewing)ステーションへ配置し、刺し通し(p
iercing)工具によりパッケージを刺し通しパッケージ
に出口開口を形成し、パッケージに水媒体(aqueous me
dium)を導入し、水媒体を飲料成分と混合させ、パッケ
ージに形成された出口開口を介して形成される飲料を収
集する飲料調製方法にして、刺し通し工具を、出口開口
を形成すること、及び出口開口を囲む材料を出口開口を
通り現れる飲料の経路の外へ折り曲げることの両方に用
いる方法が提供される。
好ましくはパッケージが密封された出口を有し、刺し
通し工具が密封材料を出口において刺し通して出口開口
を形成する。
1実施例において、密封された出口が皿穴(counterb
ore)を有し、刺し通し工具の刺し通し作用が、工具に
より形成される出口開口を囲む材料を内方へ折り曲げ、
開口を囲む材料が出口の皿穴内に横たわる。
好ましくは、水媒体を導入する前に刺し通し工具が出
口開口の外及び出口から現れる飲料の経路の外へ引き込
められる。
他の実施例において、密封された出口が出口の近くに
くぼみ(trough)を有し、工具の刺し通し作用が出口を
覆う材料をくぼみの中へ折り曲げ、その材料を出口を通
り現れる飲料の経路の外へ移動する。
好ましくは、パッケージが工具により下方から刺し通
される。
また本発明の飲料調製方法は、パッケージが、飲料調
製装置へのパッケージの入口の点において係合され、調
合ステーションへ搬送される段階を含むことが望まし
い。
本発明の飲料調製方法は、好ましくはパッケージが、
出口開口を形成するために刺し通される前に調合ステー
ションにおいて固定される段階を含む。
好ましくは高温水が、パッケージへ通される水媒体で
ある。好ましくは水媒体の通路にはパッケージを介する
圧縮空気の噴出(burst)が続く。
本発明の飲料調製方法は、好ましくは使用済みのパッ
ケージが調合ステーションから排出される段階を含む。
例えば使用済みのパッケージが飲料調製装置内の廃物入
れ内へ排出される段階を含む。
発明の飲料調製方法は、好ましくは前置き段階として
使用者がパッケージを飲料調製装置の貯蔵部分から選択
する段階を含む。
本発明は、少なくとも1つの飲料成分を含むパッケー
ジを用い、パッケージを調合ステーションへ配置する手
段、パッケージを刺し通してパッケージに出口開口を形
成する刺し通し工具、及び水媒体が飲料成分と混合され
飲料が作られるようにパッケージに水媒体を導入する手
段から成り、作られる飲料がパッケージに形成される出
口開口を介して収集される飲料調製装置を提供する。飲
料調製装置においては、刺し通し工具が、出口開口を囲
む材料を出口開口からの飲料の経路の外へ折り曲げる。
好ましくはパッケージが密封された出口を有し、刺し
通し工具が該出口における密封材料を刺し通して出口開
口を形成する。
1実施例において密封された出口が皿穴を有し、刺し
通し工具が皿穴に挿入され工具により形成された開口を
囲む材料を内方へ折り曲げる柄(shank)を有し、それ
により該材料が出口の皿穴内に横たわる。
刺し通し工具を往復動させて出口を形成しそして出口
から工具を引き込め、次に工具を出口開口からの飲料の
経路の外へ枢動させる手段が備えられ得る。
刺し通し工具が、カムに係合するカム従車を有するフ
レームに担持され、カムの回転が、フレーム及びその上
の刺し通し工具の枢動運動を生じさせることができる。
また刺し通し工具を出口開口から引き込める手段が、カ
ムとフレームの間の機械的リンクであり、機械的リンク
が解放されるとき工具がパッケージをばねの圧力下で刺
し通して出口開口を形成することができる。
他の実施例においては、刺し通し工具は、管形であ
り、出口開口の一部分の回りの密封材料を材料を取り去
ることなく刺し通す端面を有し、工具が切られた材料を
出口開口の外方へ折り曲げる。
刺し通し工具がD字形断面であり、端面の円弧状部分
が鋸歯状であり密封材料を刺し通して切ることができ、
端面の直線状部分が切られた材料を折り曲げるように作
用し材料が出口の外方に横たわる。
好ましくは刺し通し工具が調合ステーションに置かれ
たパッケージの下方に位置される。
飲料調製装置は、更にパッケージの飲料調製装置への
入口の点においてパッケージに係合し、パッケージを調
合ステーションへ搬送する手段が設けられることが望ま
しい。好ましくはパッケージを調合ステーションにおい
て固定する手段が設けられる。
好ましくは水媒体としての高温水の供給源、及びパッ
ケージに水を導入する手段へ高温水の供給源から高温水
を供給する手段が備えられる。好ましくはパッケージを
介して圧縮空気を通す手段が備えられる。パッケージを
介して圧縮空気を通す手段が、好ましくはパッケージに
水を導入する手段に連結される。
好ましくは調合ステーションから使用済みのパッケー
ジを排出する手段が備えられ、そして使用済みのパッケ
ージを集めるために廃物入れが備えられる。
好ましくは多数のパッケージを貯蔵する貯蔵手段、及
び使用者が貯蔵手段から所望のパッケージを選択する手
段を備えられる。
本発明に従う飲料調製装置の特定の実施例が、事例の
方法により、添付の図面を参照して次に記述される。
(実施例) この実施例は、1種の飲料調製装置に関する。この飲
料調製装置においては使用者が少なくとも1つの飲料成
分を収容するパッケージを飲料調製装置に挿入し飲料調
製装置が所望の飲料を分与(dispense)する。記述され
た特定の実施例において、飲料は、コーヒー、例えば煎
られ(roast)粉にされたコーヒーであるが、各実施例
において、飲料調製装置は、適当な飲料パッケージから
のその他の飲料、例えば紅茶、チョコレート飲料又はス
ープを分与するために同様に用いられ得る。更に冷水の
選択的な供給に加えて、飲料調製装置は適切なパッケー
ジの挿入により冷却飲料を分与するように容易に適合し
得る。
第1図から第16図に示される実施例に用いられる好ま
しいパッケージは、本出願人の出願中の欧州特許第8731
1325.2号の第4図乃至第6図に詳細に記述される。しか
しながらパッケージ(本願の第2図及び第3図)は、平
坦な上面と底面を有するほぼ矩形を有し、それ故スロッ
トを介して飲料調製装置に縦方向に挿入するのに適当で
ある。パッケージ10は、剛固なプラスチック材料、例え
ばポリプロピレンから形成される本体部分110を有す
る。本体部分110は所望の飲料成分を収容するための区
画111の壁を提供する。この実施例における所望の飲料
成分は、煎られ粉末にされたコーヒーである。区画111
の底部は、可撓性材料、この実施例においてはアルミニ
ウム薄片(foil)の底部密封層118(第3図)により提
供される。本体部分110はまたパッケージの前端に水媒
体入口112を提供する。水媒体入口112は、パッケージの
上部に開口し、パッケージの内部で区画111の底部に連
通する。同様に、後端でパッケージの底部を開口するコ
ーヒー出口開口38が、パッケージの内部において溝114
及び溝と区画111の間のスロット115を介して区画111の
上部へ連通する。スロット115は、区画111から溝114を
分ける本体部分110の壁における城作り(凹凸付きの端
縁)116により画成される。本体部分110の上面全体が、
アルミニウム薄片のカバー材料即ち密封層119(第2
図)により覆われる。密封層119は本体部分110の周囲を
取り巻き連続的に縁部を密封され空気の進入を防止し、
またスロット115の間で城造り116に部分的に密封され
る。アルミニウム薄片の密封層119はこのようにして各
スロット115の上面を提供する。最初に出口開口38が同
様にアルミニウム薄片117(第3図)により密封され
る。コーヒーはそれ故貯蔵の間にパッケージ内に新鮮に
保持される。使用に際して、水媒体入口112及び出口38
が開口され、充分な水が圧力のもとでパッケージを通過
する。水は入口112を介して区画111の底へ下向きに押し
込まれ、コーヒー粉末を通過して上向きに分配され、濾
過されたコーヒーが区画111の上部からスロット115を介
して溝114へそして出口開口38を介して出口の下方に置
かれるカップ40内へ分与される。
第1図乃至第16図を更に参照すると、コーヒー分与装
置はちょうつがいで動く前方パネル99の後方に4個のパ
ッケージの積重体を並べて収容することができる。この
実施例において、コーヒー分与装置は、コインにより作
動され、スロット11からコインを挿入し、特定の積重体
のボタン12を押すことにより、その積重体に協働する解
放機構が積重体の底のパッケージをトレー14に落下させ
使用者により取り出されるようにする。何等かの理由に
よりパッケージが供給されない場合、コインはボタン15
を押すことにより取り戻され得る。
選択的にコイン作動機構が省略又はバイパスされ、そ
れにより所望のパッケージが適当なボタン12を押すこと
により利用できるようにされる。
各積重体の解放機構(第4図)は、水平面内で電気モ
ータ91により往復的回転運動するように装着されるフィ
ンガー(fingers)90の配列から成る。フィンガー90の
組がパッケージの柱体の両側に配置され、フィンガー90
の各組は一方が他方の上方に離間される3本のフィンガ
ー92、93、94から成る。各組のフィンガーは固定された
関係に配置される。上方フィンガー92及び中間フィンガ
ー93は垂直方向に整列されるが、下方フィンガー94は上
方フィンガー及び中間フィンガーから90度変位される。
フィンガーの各組は、ラック95及びピニオン96により回
転される。ラック95は、下方摺動板即ちプレート97の一
部であるか又はプレート97に取り付けられたものであ
る。プレート97は、モータ91の作動により1つの方向へ
動かされ、ばね98により戻される。
最下層のパッケージは飲料調製装置に最初に装填され
たとき始めは4個の上方フィンガー92の上に載置され
る。4個の上方フィンガー92は内方即ち図示されるパッ
ケージの横断方向を向いている。ボタン12を押すことに
よりモータ91が作動し、プレート97を後方へ摺動させ、
それによりフィンガーの組をパッケージの一側において
90度時計回り方向に、他側において反時計回り方向に回
転させ、上方フィンガー92及び中間フィンガー93が最下
層のパッケージの縦方向に延び、下方フィンガー94がパ
ッケージの内方へ延びる。パッケージの積重体は重力に
より4個の下方フィンガー94上に落下する。プレート97
は次にばね98により前方へ戻される。最下層のパッケー
ジはトレー14内へ落下し、次のパッケージが上方フィン
ガー92と中間フィンガー93の間に保持される。この機構
が作動される毎に、最下層のパッケージが分与され、パ
ッケージの積重体が下方へ1個進む。
飲料調製装置の貯蔵ユニットの一側に、選択されたパ
ッケージを挿入するための使用者がアクセスできるスロ
ット16があり、スロット16の下方に、カップ40のための
凹所17がある。カップ40内へコーヒーが分与される。パ
ッケージは、水媒体入口112を含む端部を前方にし出口
を後方にして挿入されるときだけ受け入れられるように
設計される。このことを達成するために、スロット16の
側面は、この実施例の特定のパッケージ上のそれぞれの
フランジ19を収容する溝18により画成される。パッケー
ジがスロット16に挿入されるとき(第6図参照)パッケ
ージの右手側にあるフランジがパッケージの左手側にあ
るフランジに比較してより大きな高さ寸法を有する。パ
ッケージの前方端が鼻部20を有し、パッケージの厚いフ
ランジ19に形成された右手側に沿って列をなす凹部21を
画成するラックがある。凹部21は、アーム30のクランク
端22により係合される歯として作用し、パッケージを飲
料調製装置の調合ステーションへ送る。調合ステーショ
ンにおいてパッケージの鼻部20の平坦部が端ストップ35
に係合する。
静止始動位置において端ストップ35は下方へ枢動され
た位置(第7図)にあり、その位置において端ストップ
35のフランジ81がばね86によりカム83のカム面82にもた
れて保持され、端ストップ35のピン84がカム面82の切り
欠き85に係合する。端ストップ35はそれ故下方の作動位
置に保持される。スロット16がまた飲料調製装置のケー
シングの内側の垂直方向摺動ドア23により閉じられる。
調合ステーションにシャフト25に装着されるカム24があ
る。シャフト25は可逆電動モータ109(第7図)により
軸継手125(第8図)を介して駆動される。使用者によ
るパッケージの選択がモータ109を始動させ、逆方向に
回転し、カム24を後方へ即ち第5図において反時計回り
方向に回転させる。カム24の肩部26が、ドアから後方へ
突出するピン27に係合し、それによりドア23を上昇さ
せ、所望のパッケージ10を受け入れるようにスロット16
を開口させる。マイクロスイッチ28がカム24のカム面29
から離脱されモータ109のスイッチを切るとき、カム24
の逆回転が停止する。アーム30が摩擦カップリングを介
してカム24に結合される。より詳細にはアーム30は、第
5図に見られるようにカム24の後方においてシャフト25
に装着され、環帯120(第8図及び第9図)を有する。
環帯120はカム24の後面における相補穴(counterbore)
121に嵌合する。環帯120及び相補穴121の相対する両者
の面が切り込まれ、相補穴121内のより長い内方へ出る
凹面123に摩擦接触する環帯120上の短い外方突出凸面12
2を提供する。円弧状スロット124が同様に例えばフライ
ス加工(milling)により環帯120とアーム30の本体部分
の接合点に凸面122に整合して設けられる。円弧状スロ
ット124は凸面122が環帯120の残りの部分により固定さ
れた梁として可撓性を有して支持されることを生じる。
組立の間に、一方の面により他方の面に働く摩擦力がそ
れらの間の駆動可能な接続又は摩擦カップリングを確実
にするように、アーム30の凸面122がカム24の凹面123に
対し事前負荷(pre−loaded)を付与する。カム24が後
方へ回転しドア23を開けると、アーム30がカム24により
後方ストップ31(第6図及び第8図)に抗して後方へ回
転される。それによりパッケージが飲料調製装置へ挿入
されるときアーム30の端部22がパッケージの凹部21の上
方に位置される。機構はパッケージの挿入を待つ休止状
態にある。
パッケージ10が挿入されるとすぐ、カム24が摩擦カッ
プリングを介してアーム30を前方へ第7図及び第9図に
示される位置へ駆動し、アーム30の端部22がパッケージ
10の1個の凹部21に係合しパッケージを端ストップ35に
抗して移動させる。しかしながらカム24の通常引き続く
回転の間に、摩擦カップリングはカム24の面123がアー
ム30の面122から離脱することを許すだろう。またアー
ム30の端部22がパッケージ10を端ストップ35に向けて駆
動しパッケージを調合ステーションに位置決めする間
に、使用者がパッケージの握りを保持するか又はパッケ
ージを部分的に又は全体的にスロット16から引き出すな
らば、摩擦カップリングの凸面122が、凹面123(第10
図)に対してスリップし、アーム30を中間位置に残し、
パッケージが引き出されることを可能にし、又は少なく
ともアーム30の端部により前方へ移動されず、使用者を
傷付ける危険がない。摩擦カップリングはそれ故駆動手
段が無効にされることを可能にし、カム24は回転を続け
ることができる。
パッケージ10は使用者により鼻部20を前方にし側方フ
ランジ19をスロットの溝18に係合して挿入される。パッ
ケージ10はまた調合ステーションにおいて固定された下
方プラテン(取付盤)33上に載置される。パッケージ10
が十分に挿入され右手側の溝の壁を介して突出する第1
マイクロスイッチ34に係合する時のみ、作動サイクルが
始動する。パッケージ10とマイクロスイッチ34の係合に
よりモータ109が作動され、カム24を前方へ、即ち第6
図に見られるように時計回り方向へ駆動する。アーム30
はカム24と共に運動し、アーム30の端部22がパッケージ
10のラックの凹部21の1個に係合し、それによりパッケ
ージ10が前述のように使用者により保持されない限り、
その後のアーム30の前進運動がパッケージ10を下方プラ
テン33に沿って、パッケージ10の鼻部が端ストップ35
(第7図及び第9図)に係合するまで進める。同時にカ
ム24の前進運動はドア23が重力によりパッケージ10の後
方の閉鎖位置へ降下することを可能にする。またパッケ
ージ10が端ストップ35へ到達するとパッケージ10は右手
側の溝の壁を介して突出する第2マイクロスイッチ36
(第6図)を作動しモータ109を停止させカム24の前進
運動を停止させる。カム24が前述のように使用者により
保持される場合又はそれ以外の理由で端ストップ35に到
達しない場合は、駆動手段が無効にされカム24はパッケ
ージ10が再係合されて端ストップ35に到達するまで回転
を続ける。第2マイクロスイッチ36はその後作動されモ
ータ109を停止させる。
パッケージ10が端ストップ35にもたれる位置(第7
図)において、パッケージ10は、コーヒーをパッケージ
10から下方のカップ40内へ直接分与するために、パッケ
ージ10の出口を下方プラテン33の開口39の上方に位置さ
せて下方プラテン33上に載置される。パッケージ10の上
方に上方プラテン41がある。上方プラテン41は、カム24
により不作動の上方位置と作動可能な下方位置(第11
図)の間で移動可能である。上方プラテン41が下方位置
にあるときパッケージ10は上方プラテン41と下方プラテ
ン33の間にしっかりと固定される。
この実施例においては上方プラテン41に水導入手段が
装着される。水導入手段は、下方へ向けられる出口ノズ
ル48に通過する入口コネクタ47を含む。出口ノズル48は
上方プラテン41の下面の下方へ延び、上方プラテン41が
下降されると同時に出口ノズル48がパッケージ10の水媒
体入口112に整合する穴をアルミニウム薄片の密封層119
にあけて入口112へ入る。
上方プラテン41の下降運動は、上方プラテン41に取り
付けられるプラケット44に装着されるカム従節43に係合
するカム24のカム面により行われる。サイクルのこの段
階のために、カム24がマイクロスイッチ45とカム面46の
係合により回転する。
上方プラテン41によるパッケージ10の固定は、調合サ
イクルの間にパッケージ10を介して水が圧力下で通る故
に必要である。また上方プラテン41が面と面の接触にお
いて特にスロット115及び間を置かれる城造り116の上方
において密封層119全体を覆うことは、スロット115の線
に沿ってアルミニウム薄片を補強し、コーヒーの流動が
アルミニウム薄片を上昇させ濾過特性に悪影響を及ぼす
スロット115の高さを部分的に高くすることに抵抗する
ように作用する。
パッケージ10が上方プラテン41及び下方プラテン33の
間にしっかりと固定され、カム24の回転が針49(第12
図)を更に作動させ、パッケージ10の下方へ向けられる
出口開口38の下方端を閉じる密封面即ち密封層117(第
3図)を下方から刺し通す。この目的で針49が上向きに
尖っておりヨーク50により担持される。ヨーク50は軸51
の水平方向軸線の回りに枢動運動しスロット52の境界内
で往復垂直運動するように取り付けられる。針49は尖っ
た端部54と柄55の間に肩部53を有する。パッケージ10の
出口38はまた刺し通し操作の間針49の柄55を収容する皿
穴部分120を有する。針49は、ヨーク50に取り付けられ
るばね56により針49の最上位置へ向けて押圧される。ば
ね56はまたカム24のカム面58に接触してヨーク50上に突
出部57を保持する。ヨーク50及び針49をばね56の力に抗
して最下方に不作動の位置に保持されるようにレバー59
が設けられる。このためレバー59が、その自由端の付近
でヨーク50上のバー60に係合され、そしてカム従節61を
有する。カム従節61はカム24のカム面62に係合する。カ
ム面62に切り欠き63が設けられる。
カム24の時計回り方向における通常の回転の間に、レ
バー59とカム24の第1平面58aとの組み合わせにより、
パッケージ10の出口開口38(第12図)の下方位置におい
て、針49は下方に保持され前方へ枢動される。カム24の
従節61が切り欠き63に係合するとき、ばね56がヨーク50
を上昇させ、針49がヨーク50上に担持され、針49が出口
開口を閉じる密封層117を突き刺す。密封層117を形成す
るアルミニウム薄片がこのように穴を明けられ、その破
断縁が針49の柄55により内方へ曲げられ出口開口38の皿
穴120′内に小さく横たわる。この特徴によりアルミニ
ウム薄片がパッケージ10の出口開口を妨げることが防止
され、調合サイクルの適当な段階においてコーヒーがパ
ッケージ10からアルミニウム薄片を捕捉することなく流
出することを可能にする。コーヒーがアルミニウム薄片
に接触するコーヒーは均等な流れでカップ内へ流れな
い。パッケージ10の出口開口を明けた後、針49はカム24
の更なる回転により引き込められ、カム24の第2平面58
bにより、コーヒーがパッケージ10からカップ内へ通過
する経路から外れて後方へ枢動された位置(第13図)へ
傾斜される。飲料調製装置は次に時間を合わせた調合サ
イクルが生じるように設定される。コーヒーの経路から
外れる針49の枢動運動は、針49がコーヒーに接触せず、
次のパッケージ10の出口開口を明ける前に汚染されず清
掃を要求されないために重要である。
水入口コネクタ49が、この実施例においてパッケージ
10(第15図)に高温水を供給するために、パイプ64によ
りタンク65に連結される。タンク65は案内皿90′を介し
て充填される。フロート91′がタンク65の満たされたこ
とを指示する。タンク65内のヒータ手段110が熱平衡的
に制御され高温水の温度を約98℃、即ち沸騰直前に保
つ。また高温水がタンク65を離れパッケージ10を介する
通路の間において熱の損失が最小であることが望まし
い。このため、パイプ64ができるだけ短く、高温水をパ
ッケージ10へ供給するために設けられるポンプ66がタン
ク65自体にできるだけ近付けて装着される。この実施例
において、ポンプ66はタンク65の上部延長部に装着され
る。ポンプ66はモータ92(第15図)により作動させるぜ
ん動型(peristaltic)ポンプである。この実施例にお
いて、ポンプハウジング94′内に3個のローラ93′(第
16図)がプレート101、102の間に装着されて設けられ
る。プレート101、102はモータ92により第16図に見られ
るように半時計回り方向に駆動される軸104により担持
される。各ローラ93′はまた一端にピニオン103を有す
る。ピニオン103はポンプハウジング94′に取り付けら
れる静止ラック105にかみ合う。この手段により、ポン
プハウジング94′内でローラ組立体が回転するとき、各
ローラ93′はそれ自体の軸線の回りに強制的に回転され
る。パイプ64が、ローラ組立体の回り、即ちローラ93′
とポンプハウジング94′の内方円周面の間を、半時計回
り方向に通り、ローラ組立体の回転がパイプ64を通る高
温水の流れを生じさせる。同時にポンプ66のローラ93′
がパイプ67の開放端を介して空気を吸い込む。パイプ67
は同様にローラ組立体の回りを半時計回り方向に第16図
に示されるように通るが、ポンプ66の対向側から出発
し、それによりパイプ64、67は効果的にポンプ66の回り
を反対方向に通る。パイプ67の他端はリザーバ68(第15
図)に連結され、リザーバ68内に多量の圧縮空気を作り
出す。ローラ組立体によりパイプ64、67が前方へ移動さ
れる傾向を少なくとも減少するために、各パイプは、パ
イプの製造中に形成される一体の突出フランジ107を有
する。フランジ107はポンプハウジング94′の内面106に
おける対応する形状の溝108に係合し、それにより各パ
イプ64、67をポンプハウジング94′内にしっかり固定す
る。パイプ64、ポンプ66の下流にパイプ67は枝パイプ69
を有する。枝パイプ69は水導入ノズルへ連通し、ソレノ
イド作動バルブ70により制御される。ポンプ66は一方で
は水を送り他方では空気を送る複式側面ポンプとして作
用し、他方ではバルブ70は必要が生じるまで空気がリザ
ーバ68から外へ通ることを防止しそして水がリザーバ68
へ入ることを防止する。
調合サイクルの始動時バルブ70は閉じられる。ポンプ
66は水をタンク65からノズル48へ供給するように作動さ
れ、同時にリザーバ68を圧縮空気で満たす。ノズル48へ
供給された水はパッケージ10を通り濾過され、濾過され
たコーヒーが開口された出口を介して下方のカップ内へ
現れる。ポンプ66は次に停止され、バルブ70が開口され
る。このことはリザーバ68からの空気が直ちに短い爆発
としてパッケージ10を通り2つの作用をなすことを可能
にする。最初に空気はポンプ65の下流のパイプ64をパー
ジ(purge;清掃)し水が静止してパイプ64内に残らない
ようにする。空気はまたパッケージ10自体を洗浄し比較
的乾燥したパッケージを残す。更にポンプ66を用いて水
を供給すると同時に圧縮空気の貯蔵を作ることは、空気
が時間遅れなしにパッケージ10を通される得るという利
点を与える。パッケージ10を洗浄する段階の間、停止さ
れたポンプ66が止め弁として作用し空気又は水が高温水
タンク65へ戻ることを防止する。
時期を合わせた調合サイクルに続いて、使用されたパ
ッケージは調合ステーションから除かれる。パッケージ
を開放するために、上方プラテン41がカム24の更なる回
転により上昇される。カム面71(第11図)が、上方プラ
テン41から上向きに延びるブラケット74の開口73の下向
きの面72に係合する。その後この実施例において、カム
83(第7図)が回転されピン84に係合し、それにより端
ストップ35をばね86に抗して端ストップ35がパッケージ
(第14図)の上方となるまで上昇させる。カム83は、歯
76を有するピニオン75と一体にその周囲の一部分として
形成され、カム83が残りの位置にあるとき歯76がパッケ
ージの挿入を妨げないようにする。ピニオン75及びカム
83に、それらと共に回転されるように周囲の歯78により
駆動される歯車77が駆動連結される。歯車77は、一部分
のみカム79であり他の部分は円滑である。また歯車77の
1個の歯がアンダカットされ、この歯をピニオン75及び
カム83の残りの時間の間カム面79の円滑部分に係合する
ように配置することにより駆動連結が効果的に固着され
る。しかしながらカム面79の歯78が歯車77に係合するよ
うにカム24を回転するとき、歯78は歯車及びピニオン75
及びカム83を回転させる。それにより端ストップ35が前
述のように解放され、ピニオン75が回転され、ピニオン
75の歯76がパッケージのラックの凹部21に係合しパッケ
ージを下方プラテン33からはずし廃物入れ87(第14図)
へ進める。同時にカム24がアーム30と駆動関係に再び係
合されアーム30を前方ストップ37に抗して前方へ進め、
その位置においてアーム30の端部22がパッケージのラッ
クの凹部21から離脱される。廃物入れ87はカップ凹所17
の下方及び後方に配置されヒンジで回転されるドア100
を介してアクセスできる。ピニオン75及びカム24の1回
転の後、使用されたパッケージが調合ステーションから
除かれ、ピン84がカム83の切り欠き85に再係合し、それ
により端ストップ35がその下方の作動位置へ戻され次の
パッケージを待つ。同時にカム24はまた針49を担持する
ヨーク50がその静止位置へ戻ることを許す。静止位置に
おいて針49は次のパッケージの出口開口により占められ
るべき位置の垂直方向下方に位置される。
使用の前に、飲料調製装置は所望の飲料成分又は選択
された飲料成分、この実施例においては煎られ粉にされ
たコーヒーである、を含むパッケージ10を供給される。
上方プラテン41が上昇され、端ストップ35が降ろされ、
出口開口針49が前方に枢動された位置にあり、スロット
ドア23が閉じられる。タンク64は水でみたされ、その水
はヒータ110により熱い状態に保持され、バルブ70は閉
じられる。
使用者はコインを挿入し別個にされたボタンを押すこ
とにより所望のパッケージ10を選択する。選択されたパ
ッケージはトレー14上に落下する。同時にカム24がモー
タ109により作動され後方へ回転してアーム30がその後
方ストップ31にもたれてプリセットされスロットドア23
を開く。使用者は凹所17にカップを置き、パッケージ10
をスロット16内へマイクロスイッチ34に係合するために
充分な距離だけ挿入する。カム24を回転させるモータ10
9はそれにより作動され処理工程を始動させる。カム24
は前方へ回転され、アーム30の端部22がパッケージ10の
ラックの凹部21に係合し、パッケージを前方へ下方プラ
テン33上の所定の位置へ進める。下方プラテン33上の所
定の位置においてパッケージの鼻部20が端ストップ35に
係合しパッケージの出口38が針49の真上に位置する。こ
の位置において、パッケージが、マイクロスイッチ36を
作動させてカムモータ109のスイッチを切り、調合ステ
ーションに位置される。次にカムモータ109が作動され
て上方プラテン41を下降させパッケージ10をしっかり固
定し、水導入ノズル48をパッケージの上面を介して挿入
し、次に針49を解放してパッケージの出口を開口する。
引き続いて針49が出口から引き出され、出口の垂直平面
から後方へ枢動される。
次に調合サイクルが続く。ポンプ66が作動されタンク
65から高温水を圧力によりパッケージ10内へ供給し、同
時にリザーバ68を圧縮空気で満たす。水はパッケージを
通過し、そして濾過されたコーヒーが出口から現れ下方
のカップ内へ円滑に流れる。計量された量の水がパッケ
ージに供給された後、ポンプ66が停止され、バルブ70が
開口される。バルブ70の開口は、リザーバ68が直ちに空
にされることを許し、発生する空気の噴出が、パッケー
ジを通過してポンプ66の下流のパイプ65及びパッケージ
から残りの水を空にするように働き、パッケージ内に排
水された粉末を固く乾燥させて残す。バルブ70はその後
閉じられる。使用者がコーヒーのカップを取り出す間
に、カムモータ109が再び作動され、第1に上方プラテ
ン41を上昇させる。次に端ストップ35が補助カム83の回
転により上昇される。使用済みのパッケージはピニオン
75に係合され調合ステーションから廃物入れ87へ排出さ
れる。次に端ストップ35がその作動位置へ降下され、同
時に針49がその前方に枢動された位置へ戻され次の使用
者により挿入される新しいパッケージを待つ。作動サイ
クルの繰り返しの準備がされる。
第17図乃至第19図は、第1図乃至第16図の装置と一般
的作動が同様である別のコーヒー分与装置に関する。単
に基本的相違のみが図示され説明される。
パッケージ200は、飲料調製装置を通るパッケージの
移行の方向に関して、パッケージ200の上面の前方端の
付近に水媒体入口201を有し、パッケージの下面の後方
端の付近にコーヒー出口開口202を有する。水入口201及
びコーヒー出口開口202の両方は、当初アルミニウム薄
片203、204によりそれぞれ密封されている。コーヒー出
口開口202(第18図及び第19図参照)の場合、アルミニ
ウム薄片204が出口開口を覆い、出口開口202が出口開口
を取り巻く表面区域256に密封されリム257それ自体には
密封されない。区域256とリム257の間にくぼみ258があ
る。パッケージは底部の回りに比較的薄い周囲フランジ
205を有し、鼻形状の前端206を有する。パッケージが装
置へ挿入されるときの右手側に外方へ突出する垂直方向
リブ208により形成されるより厚いフランジ207がある。
垂直方向リブ208はラックを構成し、ラックによりパッ
ケージが調合ステーションへ進められ、続いて排出され
る。最初の2個のリブは、パッケージの鼻部に向かい前
方へ残りのリブに対して離間される。
装置の入口スロット209が、パッケージの右手側の厚
いフランジ207を補足する輪郭にされ、それによりパッ
ケージが方向又は上下を誤って挿入されることを防止す
る。
飲料調製装置内のスロット209の後方に入口ドア210が
ある。ドア210は側面プレート211(第17図に1個のみ示
される)に平行にヒンジ連結され、パッケージによりド
ア210の上縁の回りに内方へ運動する。パッケージが挿
入され調合ステーションの内方へ進められた後、ドア21
0は重力によりその閉鎖位置へ戻り、ドア210の内側面上
の四分円形部分212がパッケージの後方端にもたれて停
止する。ドア210はまた三角形部材214により固定され
る。三角形部材214は、その頂点において右手側面プレ
ート211に枢着され、その作動位置において四分円形部
分212上にもたれる。固定部材即ち三角形部材214の作動
位置と不作動位置の間の揺動運動が、三角形部材214の
突出部215の駆動カム217の環状トラック即ち環状溝216
内への係合によりなされる。カム217は各調合サイクル
の間に1回転の回転をする。環状溝216が部分218を有す
る。部分218において、突出部215がカム217の休止位置
又はホーム位置に位置され、三角形部材214が不作動位
置にあり、ドア210は固定を解かれる。第17図に見られ
るように、カム217の時計回り方向の回転により、面251
が三角形部材214を押し下げドア210を固定する。ドア21
0は固定されるときまでに、パッケージが装置内挿入さ
れた後に閉じられる。ドア210上の第2四分円形部分213
の取り付けられる外方へ延びる突出部219が、ドア210の
開閉の間に右手側面プレート211の円形溝220内を摺動す
る。この突出部219は、ドア210が閉じられるときマイク
ロスイッチを作動し制御器へ信号を送るように作用す
る。
カム217は、中間歯車222、中間歯車222に係合するモ
ータ221の軸上のピニオン223、カム217に固着される歯
車225に係合する歯車222上のピニオン224を介してモー
タ221により駆動される。中間歯車222は、2個の別個の
部品226、252により構成され、部品226、252は同一の軸
249上に回転するように取り付けられる。歯車222の部品
226は中央凹所260を取り囲む歯の外方リングを担持し、
部品252は凹所260内に置かれるプレートから成り、その
プレート上にピニオン224が取り付けられる。2個の別
個の部品226、252の間に駆動カップリングが備えられ
る。その駆動カップリングは部品226上の突出部228から
成る。突出部228は、凹所260の壁から内方へ突出し、部
品252のプレート上の外方へ延びる突出部227に係合す
る。しかしながら回転運動の自由が、2個の別個の部品
226、252の間において可能であり、カム217及び部品252
が、部品226及びモータ221を回転することなくパッケー
ジ200により回転され得る。このためパッケージ200の前
方リブ208が、カム217上の後向きの面262に係合する。
カム217は、またドア制御溝216の外方部分229の周囲
に配置される第2の歯を有する。第2の歯はパッケージ
200の前方リブ208に係合する。これらの第2の歯は、パ
ッケージ200の第2リブ即ち前方リブ208の後方に係合し
パッケージを調合ステーションへ進める単一の歯230、
及びパッケージの後方端に延びる他のリブ208にその後
に係合し使用済みのパッケージを排出する列をなす狭い
スロット又は歯231から成る。ピン261がまた最後のスロ
ット231の直後に設けられる。ピン261は、パッケージの
排出の間にパッケージに最終の押しを与えるように作用
する。歯230とスロット231の中間に、カム217の縁232が
切り込まれ、調合サイクルの生じている間カム217がパ
ッケージの他のリブ208を乗り越えることを許す。
パッケージ200が調合ステーションにあるとき、パッ
ケージは、まだ密封されている出口開口202に整合する
切り抜き234を有する溝形下方プラテン233の基部上に静
止される。下方プラテン233は、側面プレート211にその
内方端においてヒンジ連結され、把握部材235により水
平方向に保持される。把握部材235は、解放されること
ができ、例えば誤供給パッケージその他により装置がふ
さがれるとき、装置を修理又は詰まりを除くために、プ
ラテン233が下向きに枢動される。しかしながら装置の
正常運転の間、下方プラテン233は静止状態を保つ。こ
の側面プレート211は、また溝形下方プラテン233内で下
向きに延びるが、プラテン233の基部の上方に隙間を提
供する。この隙間は、パッケージの各長手方向縁上の周
囲フランジ205が、それぞれの側面プレート211の下方縁
とプラテン233の基部の間を摺動することを可能にす
る。
上方プラテン236が、パッケージ200を下方プラテン23
3上に固定する。上方プラテン236は、パッケージの上面
と面接触をなし、それにより第1実施例において述べた
ようにパッケージ内に濾過用のスロットの幅を保持する
ための平坦な下面を有する。また前述のように、上方プ
ラテン236が装置の水導入ノズル237を担持する。水導入
ノズル237は、また上方プラテン236がカム217により下
向きに押されるときパッケージの入口の密封を開口する
ように作用する。このため上方プラテン236は短いスロ
ット238内にその外方端をヒンジにより連結される。短
いスロット238は、上方プラテン236の端部のわずかな量
の垂直方向の運動を許し、上方プラテンとパッケージの
所要の面接触を行わせる。上方プラテンの上方に横棒23
9が取り付けられる。横棒239は、カム217の円形トラッ
ク即ち円形溝240に係合する。それ故カム217が回転する
と、円形溝240の凸面241が、上方プラテン236を静止位
置からパッケージを固定するため下降させるように働
く。カム217の背後の突出部により作動されるマイクロ
スイッチが、上方プラテンが充分に下降したときを指示
する。コーヒーがパッケージから分与された後、円形溝
240の凹面242が、上昇プラテン236を静止位置より一層
高い位置へ上昇させるように作用する。
上方プラテン236の下面上の内端の付近に、パッケー
ジ200の鼻部206に係合される端ストップ243があり、パ
ッケージを調合ステーションに位置付ける。上方プラテ
ン236がカム217により充分に上昇されると、端ストップ
243がパッケージを通過し、使用済みのパッケージが下
方プラテン233から廃物入れへ排出されるようにする。
同時にパッケージがフラップ244を開口する。フラップ2
44は水平の軸線の回りに運動するように上方プラテンの
内端にヒンジにより連結される。
フラップ244はアクチュエータ245を担持する。アクチ
ュエータ245は、使用済のパッケージが廃物入れに排出
された後にフラップ244がその垂直方向位置に戻ったと
きマイクロスイッチを作動させる。それにより廃物入れ
が満たされ過ぎてフラップ244を戻さないならば、装置
は、廃物入れが清掃されるまで作動しないようにされ
る。
フラップ244は、またパッケージ200のコーヒー出口開
口202を覆う薄片204を刺し通し、密封された出口開口を
開口するために用いられる。このため下方プラテン233
の下方に長手方向に延びるレバー246が、下方プラテン
上の中央枢着ピン247の回りに釣り合わされる。レバー2
46の端部上の下方プラテンの切り抜き234の下方に管形
刺し通し工具248が設けられる。レバー246がその他端で
下方へ押されるとき、工具248が切り抜き234を通りパッ
ケージを出口開口202の外方から刺し通す。工具248は、
コーヒーが分与される間コーヒーの経路から外れて上方
に保持される。レバー246のこの運動は、上方プラテン2
36が下降されるとき、フラップ244上の2個の垂直方向
リブ249の下面によりなされる。工具248の戻り運動は、
コーヒーが分与された後に上方プラテン236が上昇され
るとき、フラップ244上の水平棒250がレバー246の隣接
する端部を上昇させることによりなされる。
このことは、刺し通し針が下降されてコーヒーの分与
の前に出口開口202から除かれる第1実施例に対し、異
なっている。このためこの実施例においては、刺し通し
工具248は、出口202の外径より大きな寸法を有するD字
形断面の端部開口シリンダ255から成る。工具248の上端
の円弧部分253は、鋸歯状にされ、薄片204を取り除くこ
となく、薄片204を刺し通して切る。同じ端部の直線状
棒部分254が、シリンダ255の長手方向に少なくとも鋸歯
状部分の歯の基部まで切り下げられ、コーヒーがそこを
通り分与される前に、切られた薄片204を折り畳むか又
は押さえる。工具248の直線状棒部分254は、くぼみ258
(第19図)内に薄片の切られた部分を保持し、それによ
り出口202をあけ、そして第1実施例のように、分与さ
れるべきコーヒーの経路の外に置かれる。この実施例に
おいては、直線状棒部分254が、レバー246を横切る方向
において、円弧状部分253よりも隣接するレバー246の端
部分に接近するように、D字形工具248が配置される。
この実施例の作動において、使用者は、パッケージ20
0を選定し、分与されるコーヒーを入れるカップを置
く。使用者は次にパッケージ200を入口スロット209を介
して装置へ挿入する。ドア210がヒンジ連結により開
き、マイクロスイッチを作動させ制御器に信号を送る。
パッケージ200の前方リブ208がカム217の面262に係合
し、カム217を時計回り方向に回転させ、中間歯車222の
部分226、252の間の駆動連結により可能な回転運動の自
由を取り、パッケージ200がモータ221を回転させること
なくカム217を回転させる。パッケージ200の後端が入口
スロット209と同じ位置になると、パッケージ200の第2
リブがカム217の歯230に係合して横たわる。モータ221
が始動し、パッケージ200が歯230により装置内へ端スト
ップ243まで引き込まれる。端ストップ243はパッケージ
200を下方プラテン233上で調合ステーションに位置させ
る。この点において入口ドア210は、四分円形部分212が
パッケージ200の後端にもたれて横たわり閉じられ得
る。カム217の回転が、またドアロック214を作動させ
る。ドアロック214は次のサイクルの始めまでドア210の
更なる開口を防止する。
パッケージ200が調合ステーションにあるとき、カム2
17はパッケージの第2リブから離脱され、切り下げ縁23
2のため回転を続けることができる。カム217が回転する
と、上方プラテン236が静止位置から下方へ運動され、
パッケージ200を下方プラテン233と上方プラテン236の
間で固定する。上方プラテン236とパッケージ200の間の
面接触は、またパッケージ内の濾過スロットの幅を保
つ。パッケージ200の固定と同時に、水導入ノズル237が
密封203を通りパッケージの入口201へ押される。上方プ
ラテン236の下降運動は、またフラップ244上の垂直方向
リブ249をしてレバー246を枢動させ、刺し通し工具248
が刺し通しによりコーヒー出口開口202を開口し、薄片2
04を切りくぼみ258へ折り返す。それにより切られた薄
片及び工具248の両者が、分与されるべきコーヒーの経
路からはづれて保持される。上方プラテン236の下降運
動の完了により、カム217が回転を停止し、制御器への
信号が第1実施例と同じ水サイクルを始めるさせる。
調合サイクルの完了により、カム217が回転を続け、
上方プラテン236をその出発位置よりも高い位置へ上昇
させる。端ストップ243がそれによりパッケージの上方
へ上昇され、レバー246が枢動され刺し通し工具248を下
方プラテン233の下方へ戻す。カム217の駆動スロット23
1が、次にパッケージの後方の組のリブ208に係合され、
使用済みのパッケージをフラップ244の下方の下方プラ
テン233から廃物入れへ取り除くようにする。パッケー
ジがフラップ244を開くと、アクチュエータ245がマイク
ロスイッチを作動させ制御器へ信号を送る。カム217上
のピン261がパッケージに最後の押しを与え、パッケー
ジが下方プラテン233を離れることを確実にする。パッ
ケージが除かれると、カム217は元の位置に停止する。
フラップ244が閉じない場合、廃物入れがあふれてお
り、装置が新たな調合サイクルを始める別のパッケージ
を受付ないようにする信号が送られる。
本発明は、前述の特定の実施例に限定されない。例え
ば水がパッケージを通され所望の飲料を調製するように
描かれたが、パッケージの飲料成分に適合する任意の水
媒体、例えば砂糖付加又は付加しない水又はミルクが用
いられ得ることが理解されるであろう。
また他の実施例において、パッケージ10が挿入される
スロット16が、取り扱われる特定のパッケージに適当す
る別の形状、例べば角型開口であり得る。更に水又は他
の水媒体を導入する手段は、上方プラテンから独立し得
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は飲料調製装置の第1実施例の透視図、第2図は
第1図の装置において使用されるパッケージを示し一部
分切除され使用において最上面であるパッケージの面を
示す図、第3図は第2図のパッケージの下面を示す図、
第4図は第1図の装置に収容されるパッケージの4個の
積重体のうちの1個を後方から見た透視図、第5図はス
ロットドアが閉じられパッケージを選定する前のカム機
構を示す図、第6図はカムが後方へ回転されスロットド
アが開口されパッケージがスロット内へ手動で挿入でき
る第5図と同様の図、第7図はスロットへ挿入され調合
ステーションへ進められるパッケージとその後閉じられ
るスロットドアを示す図、第8図は第6図と同じ位置に
あるカムとパッケージを調合ステーションへ移動させる
アームの間の摩擦カップリングを示す図、第9図はカム
が第7図と同じ位置にある第8図と同様の図、第10図は
パッケージを第8図と第9図の間の中間位置へ動かすア
ームを備えるスリップ状態の摩擦カップリングを示す
図、第11図はプラテンの間に固定されるパッケージを示
す図、第12図は上昇されパッケージの出口を刺し通す刺
し通し針を示す図、第13図は引き込められ後方へ枢動さ
れる刺し通し針を示す図、第14図は時間を合わせた調合
サイクルの後のパッケージの排出を示す図、第15図は水
及び空気導入手段を示す図、第16図は水及び空気を同時
に送るぜん動ポンプの一部分切除された透視図、第17図
は第2実施例の飲料調製装置の分解図、第18図は第17図
の装置において処理されるパッケージの底面を示す図、
第19図は刺し通し工具の切断及び折り畳み作用を示す第
18図の線19−19に沿う断面図である。 10、200……パッケージ、 14……トレー、 16、209……スロット(入口)、 19……側方フランジ、21……凹部、 23、100、210……ドア、 24、217……カム、30……アーム、 33、233……下方プラテン、 28、34、36、45……マイクロスイッチ、 35、243……端ストップ、 38、202……出口(出口開口)、 40……カップ、 41、236……上方プラテン、 47……コネクタ、 48、237……水導入ノズル、 49……針(刺し通し工具)、 50……フレーム、55……柄、 56、98……ばね、59……レバー(リンク) 61……従節、64、69……パイプ、 65……タンク(高温水の供給源)、 66……ポンプ、68……リザーバ、 70……バルブ、77……歯車、 87……廃物入れ、90……フィンガーの組、 91、109、221……モータ、 92、93、94……フィンガー、 93′……ローラ、 94′……ポンプハウジング、 97……プレート(下方移動板)、 110……ヒータ、111……区画、 112、201……水媒体入口、 117、118、204……薄片(密封層)、 119……薄片(カバー材料)、 120……環帯、120′……皿穴、 122、123……円弧状面(カップリング)、 222……歯車、230……歯、 248……D字形刺し通し工具、 253……端面の円弧状部分、 254……端面の直線状部分、 258……くぼみ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリスティン・アン,キング イギリス国オーエックス16・2エスピ ー,オックスフォードシャー州バンバリ ー,ミドルトン・チェニー,ホートン・ ドライブ 7 (72)発明者 アリステイアー・ジョン・マクマホン イギリス国エヌエヌ13・5イーディー, ノーサンプトンシャー州ブラックレー, ウエストミンスター・クロフト 12 (72)発明者 ロバート・ウィリアム・タンスレー イギリス国ウォリックシャー州ストラト フォード‐アポン‐エイヴォン,ティデ ィントン,ティディントン・ロード, ザ・エルムス(番地なし) (72)発明者 アンドリュー・ロバート・ギブス イギリス国ウォリックシャー州リーミン トン・スパ,デール・ストリート 16 (56)参考文献 英国公開2123685(GB,A)

Claims (28)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つの飲料成分を含み、密封材
    料(117、204)で覆われた出口開口(38、202)を有す
    るパッケージ(10、200)を用いる飲料調製方法にし
    て、 パッケージを飲料調製装置の調合ステーションへ配置
    し、出口開口を覆う密封材料を刺し通し工具(49、24
    8)により刺し通し、パッケージに水媒体を導入し、水
    媒体を飲料成分と混合し、そのようにして作られた飲料
    を出口開口を介し流出させる段階を含み、 刺し通し工具(49、248)を使用し、飲料がパッケージ
    の外へ均等な流れで流出するように、始め出口開口を覆
    う密封材料(117、204)を出口開口を通り現れる飲料の
    経路の外へ折り曲げ、刺し通し工具もまた飲料の流路の
    外に置かれることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の飲料調製方法にして、出
    口(38)は、皿穴(120)を有し、刺し通し工具(49)
    の刺し通し作用が始め出口開口を覆う密封材料(117)
    を内方へ折り曲げ、折り曲げられた材料が出口開口の皿
    穴内に横たわることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の飲料調製方法にして、水
    媒体を導入する前に刺し通し工具(49)が出口開口(3
    8)から引き込められることを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の飲料調製方法にして、出
    口開口(202)が出口開口の近くにくぼみ(258)を有
    し、工具(248)の刺し通し作用が出口開口を覆う密封
    材料(204)をくぼみの中へ折り曲げ、その材料を出口
    開口を通り現れる飲料の経路の外へ移動することを特徴
    とする方法。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載の飲料調
    製方法にして、パッケージ(10、200)が工具により下
    方から刺し通されることを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかに記載の飲料調
    製方法にして、パッケージ(10、200)が、パッケージ
    の入口(16、209)の点において飲料調製装置に係合さ
    れ、調合ステーションへ搬送されることを特徴とする方
    法。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のいずれかに記載の飲料調
    製方法にして、パッケージ(10、200)は、出口開口を
    形成するために刺し通される前に調合ステーションにお
    いて固定されることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7のいずれかに記載の飲料調
    製方法にして、高温水がパッケージ(10、200)へ通さ
    れる水媒体であることを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】請求項1乃至8のいずれかに記載の飲料調
    製方法にして、水媒体の通路には、パッケージ(10、20
    0)を介する圧縮空気の噴出が続くことを特徴とする方
    法。
  10. 【請求項10】請求項1乃至9のいずれかに記載の飲料
    調製方法にして、使用済みのパッケージ(10、200)が
    調合ステーションから排出されることを特徴とする方
    法。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の飲料調製方法にして、
    使用済みのパッケージ(10、200)が飲料調製装置内の
    廃物入れ(87)内へ排出されることを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】請求項1乃至11のいずれかに記載の飲料
    調製方法にして、前置き段階として使用者がパッケージ
    (10、200)を飲料調製装置の貯蔵部分から選択するこ
    とを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】少なくとも1つの飲料成分を含み、密封
    材料(117、204)で覆われた出口開口(38、202)を有
    するパッケージ(10、200)を用いる飲料調製装置にし
    て、 パッケージを調合ステーションへ配置する手段(35、24
    3)、パッケージを刺し通してパッケージに出口開口(3
    8、202)を形成する刺し通し工具(49、248)、及び水
    媒体が飲料成分と混合され飲料が作られるようにパッケ
    ージに水媒体を導入する手段(48、237)を含み、作ら
    れた飲料が出口開口を介してパッケージから流出され、 刺し通し工具は、飲料がパッケージの外へ均等な流れで
    流出することを可能にするように、始めに出口開口を覆
    う密封材料(117、204)を出口開口からの飲料の経路の
    外へ折り曲げ、その後飲料の流れの経路の外に置かれる
    ことを特徴とする飲料調製装置。
  14. 【請求項14】請求項13に記載の飲料調製装置にして、
    密封された出口開口(38)は、皿穴(120)を有し、刺
    し通し工具(49)は、始めに出口開口を覆う密封材料
    (117)を折り曲げ、折り曲げられた材料が出口開口の
    皿穴内に横たわるように皿穴内へ挿入される柄(55)を
    有することを特徴とする飲料調製装置。
  15. 【請求項15】請求項14に記載の飲料調製装置にして、
    刺し通し工具(49)を往復動させ、始めに出口開口(3
    8)を覆う密封材料を刺し通して折り曲げ、そして出口
    開口から刺し通し工具を引き込め、次に刺し通し工具を
    出口開口から流出する飲料の経路の外へ枢動させるため
    の手段が備えることを特徴とする飲料調製装置。
  16. 【請求項16】請求項15に記載の飲料調製装置にして、
    刺し通し工具(49)は、カム(24)に係合するカム従節
    (57)を有するフレーム(50)に担持され、カムの回転
    が、フレーム及びその上の刺し通し工具の枢動運動を生
    じさせることを特徴とする飲料調製装置。
  17. 【請求項17】請求項16に記載の飲料調製装置にして、
    刺し通し工具(49)の出口開口(38)から引き込める手
    段は、カム(24)とフレーム(50)の間の機械的リンク
    (59)であり、機械的リンク(59)は、解放されるとき
    刺し通し工具がばね(56)の圧力下で密封材料を刺し通
    すことを可能にすることを特徴とする飲料調製装置。
  18. 【請求項18】請求項13に記載の飲料調製装置にして、
    刺し通し工具(248)は、管形であり、出口開口(202)
    の一部分の回りの密封材料(204)を、材料を取り去る
    ことなく刺し通す端面(253)を有し、刺し通し工具
    は、切られた密封材料を出口開口の外方へ折り曲げるよ
    うにされることを特徴とする飲料調製装置。
  19. 【請求項19】請求項18に記載の飲料調製装置にして、
    刺し通し工具(248)は、D字形断面であり、端面の円
    弧状部分(253)が鋸歯状であり密封材料(204)を刺し
    通して切り、端面の直線状部分(254)が切られた材料
    を折り曲げるように作用し切られた材料が出口開口(20
    2)の外方に横たわることを特徴とする飲料調製装置。
  20. 【請求項20】請求項13乃至19のいずれかに記載の飲料
    調製装置にして、刺し通し工具(49、248)は、調合ス
    テーションに置かれるとき、パッケージ(10、200)の
    下方に位置されることを特徴とする飲料調製装置。
  21. 【請求項21】請求項13乃至20のいずれかに記載の飲料
    調製装置にして、パッケージ(10、200)の入口(16、2
    09)の点においてパッケージを飲料調製装置に係合し、
    そしてパッケージを調合ステーションへ搬送する手段
    (30、230)が設けられることを特徴とする飲料調製装
    置。
  22. 【請求項22】請求項13乃至21のいずれかに記載の飲料
    調製装置にして、パッケージ(10、200)を調合ステー
    ションに固定する手段(33、41;233、236)が設けられ
    ることを特徴とする飲料調製装置。
  23. 【請求項23】請求項13乃至22のいずれかに記載の飲料
    調製装置にして、水媒体としての高温水(65)の供給
    源、及びパッケージに水を導入する手段(48、237)へ
    高温水の供給源から高温水を供給する手段(64)を備え
    ることを特徴とする飲料調製装置。
  24. 【請求項24】請求項13乃至23のいずれかに記載の飲料
    調製装置にして、パッケージ(10、200)を介して圧縮
    空気を通す手段(69)を備えることを特徴とする飲料調
    製装置。
  25. 【請求項25】請求項24に記載の装置にして、パッケー
    ジ(10、200)を介して圧縮空気を通す手段(69)は、
    パッケージに水媒体を導入する手段(48、237)に連結
    されることを特徴とする飲料調製装置。
  26. 【請求項26】請求項13乃至25のいずれかに記載の飲料
    調製装置にして、調合ステーションから使用済みのパッ
    ケージ(10、200)を排出する手段(75、231)を備える
    ことを特徴とする飲料調製装置。
  27. 【請求項27】請求項26に記載の飲料調製装置にして、
    使用済みのパッケージ(10、200)を集めるために廃物
    入れ(87)を備えることを特徴とする飲料調製装置。
  28. 【請求項28】請求項13乃至27のいずれかに記載の飲料
    調製装置にして、多数のパッケージ(10、200)を貯蔵
    する貯蔵手段、及び使用者が貯蔵手段から所望のパッケ
    ージを選択する手段を備えることを特徴とする飲料調製
    装置。
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