JPH05143491A - 装置ヘルスチエツク方式 - Google Patents

装置ヘルスチエツク方式

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JPH05143491A
JPH05143491A JP3307373A JP30737391A JPH05143491A JP H05143491 A JPH05143491 A JP H05143491A JP 3307373 A JP3307373 A JP 3307373A JP 30737391 A JP30737391 A JP 30737391A JP H05143491 A JPH05143491 A JP H05143491A
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JP3307373A
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Mitsuru Hanada
満 花田
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、装置ヘルスチェック方式に関し、
各装置が特定の1つの他の装置にのみヘルスチェックの
信号を送り、通信路の負荷を軽減、各装置の負荷の軽
減、およびヘルスチェックの周期を上げることを目的と
する。 【構成】 装置番号に対応づけて装置1の通信状態を設
定する装置状態テーブル31を設けた装置1を複数、通
信路8に接続し、各装置1が装置状態テーブル31を参
照して次の通信可能の装置1にヘルスチェック信号を送
信して応答を受信したときに当該次の装置1が通信可能
状態と判定し、応答を受信しなかったときに当該次の装
置1が通信不可状態と当該装置状態テーブル31に設定
して更に次の装置1にヘルスチェック信号を送信して応
答を受信するまで繰り返すことを、全ての各装置1がそ
れぞれ行うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信路に接続された複
数台の装置の状態を調べる装置ヘルスチェック方式であ
って、通信路に接続されている装置の状態のチェックに
要する装置自身および通信路の負荷を軽減する装置ヘル
スチェック方式に関するものである。
【0002】近年のコンピュータシステムは、ネットワ
ーク化、分散化する傾向があり、装置間で通信手段を設
けていろいろな情報の受渡しなどの処理を行っている。
この際、通信先の装置が通信可能か否かを予め調べるヘ
ルスチェックを行う。ヘルスチェックでは装置のリアル
タイムな情報を反映させるために、できるだけ短い周期
で状態のチェックを行うことが求められている。しか
も、装置自身や通信路の負荷はできるだけ軽減すること
が求められている。
【0003】
【従来の技術】従来のヘルスチェックは、例えば図8に
示すようN台の装置21が通信路22にそれぞれ接続さ
れ、これら全ての装置21の通信状態をチェックするた
めに、ある装置21は他の全ての装置21に対してヘル
スチェックのための信号をそれぞれ送り、その応答を1
つ1つ調べていた。
【0004】このような方法で装置21が周期Fでヘル
スチェックを行ったとき、単位時間に通信路22に流れ
るヘルスチェックの信号の量Pおよび各装置21の単位
時間に受け取るヘルスチェック信号の量pは、次の式
(1)、(2)のようになる。
【0005】 P=N×N×F・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1) p=N×F・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2) これら式(1)、(2)から判明するように、P、pは
N(通信路に接続された装置21の台数)が増える程多
くなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、通信路22に
多くの装置21が接続された場合、ヘルスチェック信号
のために通信路22の負荷が非常に大きくなり、装置2
1自身も他の装置21からくるヘルスチェックの信号の
応答のために装置の台数に比例して負荷が大きくなる。
そのために、このような状況のもとでは、ヘルスチェッ
クの周期Fを上げることは、通信路22および装置21
自身の性能を低下させてしまう恐れがあり、事実上難し
いという問題があった。
【0007】本発明は、各装置が他の全ての装置にヘル
スチェックの信号を送るのではなく、各装置が特定の1
つの他の装置にのみヘルスチェックの信号を送り、通信
路の負荷を軽減、各装置が受信したヘルスチェックの信
号に対する応答のための負荷を軽減、およびヘルスチェ
ックの周期を上げることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、装置1
は、通信路8に接続して相互に通信して処理を行うもの
である。
【0009】装置状態テーブル31は、全ての装置1の
装置番号に対応づけて通信状態を設定するものである。
通信路8は、複数の装置1を接続して相互にデータの授
受を行うためのものである。
【0010】
【作用】本発明は、図1に示すように、通信路8に複数
の装置1を接続し、各装置1が自身の装置状態テーブル
31を参照して次の通信可能な装置1に通信路8を介し
てヘルスチェック信号を送信して応答を受信したときに
当該次の装置1が通信可能状態と判定し、応答を受信し
なかったとき(あるいは通信不可の旨を受信したとき)
に次の装置1が通信不可と装置状態テーブル31に設定
して更に次の通信可能な装置1にヘスルチェック信号を
送信ししてその応答を受信するまで繰り返すことを、全
ての各装置1がそれぞれ行うようにしている。
【0011】また、次の通信可能な装置1にヘルスチェ
ック信号を通信路8を介して送信して応答を受信しなか
ったときに通信不可を装置状態テーブル31に設定する
と共に、装置状態テーブル31に設定されている他の全
ての装置1に対して当該装置1が通信不可と通信路8を
介して知らせて状態装置テーブル31を変更するように
している。
【0012】また、装置1の通信が可能となったとき
に、全装置1に対して当該装置1が通信可能になった旨
を通信路8を介して通知して装置状態テーブル31に通
信可能を設定するようにしている。
【0013】従って、各装置1が他の全ての装置1にヘ
ルスチェックの信号を送るのではなく、各装置1で装置
状態テーブル31を参照して次の通信可能な1つの装置
1にヘルスチェックの信号を送って応答が返ってきたと
きに正常と判定することにより、通信路8の負荷を軽減
したり、各装置1が受信したヘルスチェックの信号に対
する応答のための負荷を軽減したり、ヘルスチェックの
周期を上げたりすることが可能となる。
【0014】
【実施例】次に、図1から図7を用いて本発明の実施例
の構成および動作を順次詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の1実施例構成図を示す。
図1において、装置1は、通信路8に接続して相互に通
信して処理を行うものであって、通信用デバイス2、状
態記憶部3、通信開始処理部4、ヘルスチェック実行部
5、異常時処理部6、および受信信号処理部7などから
構成されるものである。
【0016】通信用デバイス2は、通信路8を介して他
の装置と信号や情報の受渡しを行うものである。状態記
憶部3は、全ての装置1の通信状態を記憶するものであ
って、ここでは装置状態テーブル31を用いて通信状態
を記憶するものである。
【0017】装置状態テーブル31は、全ての装置1の
通信状態を記憶するものであって、図2で後述するよう
に、装置番号に対応づけて装置名、通信状態(通信可能
/通信不可)を記憶するものである。
【0018】開始処理部4は、通信開始時や通信再開時
に全ての他の装置1に自装置1が通信可能になった旨を
通知し、装置状態テーブル31の自己の通信状態を通信
可能に変更すると共に、現在の全装置1の通信状態の情
報を他装置1から受け取って自己の装置状態テーブル3
1に設定するものである。
【0019】ヘルスチェック実行部5は、装置状態テー
ブル31の次の通信可能な装置1にヘルスチェックの信
号を送信したり、へルスチェックの信号を送信してその
応答が返ってこなくて異常と判明したときに異常時処理
部6を呼び出したりなどするものである。
【0020】異常時処理部6は、ヘスルチェック実行部
5から異常時に呼び出されたことに対応して、装置状態
テーブル31の通信不可となった装置1の状態を通信不
可と書き替えたり、全ての他の装置1に当該装置1が通
信不可となった旨を通知して装置状態テーブル31の当
該装置1の状態を通信不可と書き替えたり(変更した
り)するものである。
【0021】受信信号処理部7は、他の装置1から通信
路8を介して送られてきた信号を受信したりなどして、
該当する処理を行うものである。 (1) ヘルスチェック信号(他の装置から自装置): 処理:応答を返す(自装置1が通信可能である旨の応答
を返す) (2) ヘルスチェック信号(自装置から他の装置): 処理:指定された他の装置にヘルスチェック信号を送信
する。
【0022】(3) 通信不可信号(他の装置が送信し
たある装置が通信不可能になったことを知らせる信
号): 処理:装置状態テーブル31の該当する装置の状態を通
信不可に設定する。
【0023】(4) 通信可能信号(他の装置が通信可
能になったことを知らせる信号): 処理:装置状態テーブル31の該当する装置の状態を通
信可能に設定する。
【0024】(5) 状態情報要求信号(他の装置から
の通信状態の情報の要求信号): 処理:装置状態テーブル31の全状態の情報を要求元の
装置に送信する。
【0025】通信路8は、複数の装置1を接続し、相互
に通信を行うためのものであって、例えばLANなどで
ある。この際、複数の装置1による送信が通信路8上で
衝突しないように、例えばTCP(Transmission Commun
ication Protocle)あるいはIP(Internet Protocole)
などのプロトコルに従って通信を行う。
【0026】図2は、本発明の装置状態テーブルの例を
示す。この装置状態テーブル31は、図1の状態記憶部
3中に設けたものであって、通信路8に接続された全て
の装置の装置番号に対応づけて装置名、装置の状態(通
信可能/通信不可)を設定して記憶するものである。装
置状態テーブル31の装置の並び順は、全装置1で同じ
であり、本実施例では自己の装置の装置番号よりも大き
い番号のうちの通信可能な装置1にヘルスチェックの信
号を送信するようにしている。例えば装置番号1の装置
は、装置番号2の装置が通信不可であったので、更に次
の装置番号3の装置が通信可能であるので、この装置番
号3の装置にヘルスチェックの信号を送信し、応答があ
ったときに正常と判断し、応答がなかったときに異常と
判断し、通信不可に書き替え、更に次の通信可能な装置
に対して通信可能の旨の応答が得られるまで繰り返す
(後述する)。
【0027】次に、図3のフローチャートを用いて通信
開始処理部4の動作を説明する。 (1) 通信路8に接続されている全ての装置1に対し
て、自装置1が通信可能になったことを知らせる(S
1、図7の(A)の通信可能通知コマンドで知らせ
る)。この知らせを受けた各装置1は、自装置1内の装
置状態テーブル31の通知を受けた装置の装置番号の状
態を“通信可能”に書き替える。
【0028】(2) 各装置1は、装置状態テーブル3
1の装置番号J(初期値J=0)よりも1つ大きい装置
番号(J+1)(正確には(J+1)/Nの余り)の装
置1に対して通信路8を介して状態情報要求を送信する
(S2、S3、図7の(B)の状態情報要求コマンドを
送信する)。
【0029】(3) (2)の状態情報要求に失敗した
場合、装置状態テーブル31の次の装置1に対して通信
路8を介して状態情報要求を送信する(S2、S3、図
7の(B)の状態情報要求コマンドを送信する)。これ
を状態情報の要求が成功するまで、あるいは全装置1に
対して状態情報の要求を送信するまで続ける(S4、S
5)。
【0030】(4) 全装置1に対して状態情報の要求
に失敗した場合(S4のYES、S5のYES)、状態
記憶部3の装置状態テーブル31の自装置1以外の全て
の装置の状態を通信不可と設定し、ヘルスチェック実行
部5を起動する(S5のYES、S6、S8、S9)。
【0031】(5) 状態情報の要求に成功した場合
(S4のNO)、応答で返ってきた情報に従って状態記
憶部3の装置状態テーブル31に反映(図7の(C)の
状態情報要求コマンド応答で返ってきた状態情報を自装
置の装置状態テーブル31に設定)し、この反映後の装
置状態テーブル31中の自装置1の装置番号の次の通信
可能な装置番号の装置1を被ヘルスチェック装置と決定
し、ヘルスチェック実行部5を呼び出す(S4のNO、
S7、S8、S9)。
【0032】以上によって、通信を開始あるいは通信を
再開しようとする装置1が自装置1が通信可能となった
ことを全装置1に通知して装置状態テーブル31の自装
置1の通信状態を通信可能に設定すると共に、他の装置
1に状態情報要求を行って応答のあった状態情報を自装
置1の装置状態テーブル31に設定する。そして、自装
置1の装置番号の次の通信可能な装置1の装置番号をヘ
ルスチェックの信号を送信する対象と決定し、ヘルスチ
ェック実行部5を呼び出す。一方、他の全ての装置1か
ら状態情報の応答がなかったときは装置状態情報の自装
置以外を全て通信不可と設定し、ヘルスチェック実行部
5を呼び出す。
【0033】次に、図4のフローチャートを用いてヘル
スチェック実行部および異常時処理部の動作を説明す
る。 (1) 被チェック装置に対してヘルスチェック信号を
通信路8を介して送信し、その応答より被チェック装置
が通信可能か否かを判別する(S10、S11、S1
2、図7の(D)のヘルスチェックコマンドを被チェッ
ク装置に送信し、(E)のヘルスチェックコマンド応答
が受信されたか否かを判別する)。
【0034】(2) (1)で被チェック装置が通信可
能であれば、一定の時間WAITして再び被チェック装
置に対するヘルスチェックを繰り返す(S13)。 (3) (1)で被チェック装置が通信不可であれば、
異常時処理部6を呼び出す。異常時処理部6は状態記憶
部3内の装置状態テーブル31の被チェック装置の通信
状態を通信不可に書き替えると共に、被チェック装置が
通信不可になった旨を他の全装置1に通知し、被チェッ
ク装置の変更(装置状態テーブル31の次の通信可能な
装置に変更)する(S14、S15、S16、ここで、
図7の(F)のダウン通知コマンドで被チェック装置が
通信不可の旨を他の全装置に通知する)。
【0035】以上によって、図3で決定された被チェッ
ク装置に対してヘルスチェック信号を通信路8を介して
送信し、正常応答が返ってきた場合には、一定時間WA
ITして繰り返し被チェック装置のヘルルチェック(監
視)を行う。一方、被ヘルスチェック装置から応答が返
ってこなかった場合あるいは応答が返ってきたが異常応
答の場合には、自装置内の装置状態テーブル31の被チ
ェック装置の通信状態を通信不可に書き替えると共にこ
の被チェック装置が通信不可になった旨を他の全装置1
に送信して装置状態テーブル31の被チェック装置の通
信状態を通信不可に書き替える。そして、被チェック装
置を装置状態テーブル31の次の通信可能な装置に変更
し、繰り返し行う。
【0036】次に、図5のフローチャートを用いて受信
信号処理部の動作を説明する。 (1) 受信した信号が図4のS10で通信路8を介し
て送られてきたヘルスチェック信号(図7の(D)ヘル
スチェックコマンド)であれば、応答(図7の(E)ヘ
ルスチェックコマンド応答)を返す(S18のYES、
S19)。
【0037】(2) 受信した信号が図4のS15の通
信状態が通信不可になった旨の通知の信号(図7の
(F)ダウン通知コマンド)であれば、状態記憶部3内
の装置状態テーブル31の情報を変更、即ち通知を受け
た装置の通信状態を通信不可に書き替える(S20のY
ES、S21)。
【0038】(3) 受信した信号が状態記憶部3内の
装置状態テーブル31の状態情報を要求する信号(図7
の(B)状態情報要求コマンド)であれば、自装置内の
状態記憶部3内の装置状態テーブル31の情報を要求元
の装置に送信する(S22のYES、S23、図7の
(E)ヘルスチェックコマンド応答を要求元の装置に送
信する)。
【0039】(4) 受信した信号が(1)、(2)、
(3)以外であれば、エラーを返す(S22のNO、S
24)。以上によって、各装置1は、受信した信号に対
応して、上記(1)から(4)の処理、更に必要に応じ
て対応する応答を返す。
【0040】図6は、本発明の被チェック装置の決定方
法の説明図を示す。被チェック装置(ヘルスチェックの
信号を送信して通信可能か、通信不可かをチェック(監
視)する対象の装置)は装置状態テーブル31中の自装
置の装置番号よりも大きい通信可能な装置と動的に決定
する。例えば図示装置状態テーブル31の場合、装置番
号1の装置では、次の装置番号2が通信不可であるの
で、更に次の装置番号3が通信可能であるので、ここで
はこの装置番号3が被チェック装置と決定する。また、
装置番号Nの装置では、次の装置番号がないので、最初
に戻り装置番号1が通信可能であるので、ここではこの
装置番号1が被チェック装置と決定する。
【0041】図7は、本発明のコマンドのパケット形式
例を示す。(A)は通信可能通知コマンドを示す。この
コマンドは、装置が通信可能になったときに他の全装置
に送信するコマンドであって(図3のS1)、送信元装
置番号と送信先装置番号などから構成されている。
【0042】(B)は状態情報要求コマンドを示す。こ
のコマンドは、装置が他の装置に状態情報を要求するコ
マンドであって(図3のS3)、送信元装置番号と送信
先装置番号などから構成されている。
【0043】(C)は状態情報要求コマンド応答を示
す。このコマンドは、(B)状態情報要求コマンドを受
信した装置が応答するコマンドであって(図3のS
7)、装置状態テーブル31の現在の状態情報の全てを
要求元に応答するものであり、図示のような情報から構
成されている。
【0044】(D)はヘルスチェックコマンドを示す。
このコマンドは、被ヘルスチェック装置に対して送信す
るコマンドであって(図4のS10)、送信元装置番号
と送信先装置番号などから構成されるものである。
【0045】(E)はヘルスチェックコマンド応答を示
す。このコマンドは、(D)ヘルスチェックコマンドを
受信した装置が応答するコマンドであって(図4のS1
1)、送信元装置番号、送信先装置番号と装置状態など
から構成されている。
【0046】(F)ダウン通知コマンドを示す。このコ
マンドは、被チェック装置が通信不可と判明したとき
に、他の全ての装置の被チェック装置が通信不可と通知
するためのコマンドであって(図4のS15)、送信元
装置番号、送信先装置番号とダウン装置番号(被チェッ
ク装置)などから構成されるものである。
【0047】また、通信路8上でN台の装置が接続され
ている場合、各装置が周期Fでヘルスチェックを行った
とき、単位時間に通信路8に流れるヘルスチェックの信
号の量Pおよび各装置が単位時間当たりに受け取るヘル
スチェックの信号の量pは次の式に(3)、(4)によ
って表わせる。
【0048】 P=NF・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3) p=F・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(4) これら式(3)、(4)と従来の既述した式(1)、
(2)と比較すると、両者ともに1/Nになっており、
通信路8および各装置1共に負荷が軽減されることとな
る。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各装置1が他の全ての装置1にヘルスチェックの信号を
送るのではなく、各装置1の装置状態テーブル31に設
定されている順序で通信可能と設定されている装置1に
ヘルスチェックの信号を送って応答が返ってきたときに
正常と判定する構成を採用しているため、通信路8に複
数の装置を接続した場合に、各装置が特定の1つの装置
のヘルスチェックを行うのみで全ての装置の通信状態を
知ることができると共に、通信路8に流れるヘルスチェ
ック信号の削減、各装置自身が受信するヘルスチェック
信号の量を削減、およびヘルルチェックの周期を上げる
ことができる。特に上述した式(3)、(4)から判明
するように、各装置が受け取るパケットの量は装置の台
数によらないので、処理能力の低い装置が多数通信路に
接続されたときに大きな効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例構成図である。
【図2】本発明の装置状態テーブルの例である。
【図3】本発明の通信開始処理部の動作説明フローチャ
ートである。
【図4】本発明のヘルスチェック実行部および異常時処
理部の動作説明フローチャートである。
【図5】本発明の受信信号処理部の動作説明フローチャ
ートである。
【図6】本発明の被チェック装置の決定方法の説明図で
ある。
【図7】本発明のコマンドのパケット形式例である。
【図8】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1:装置 2:通信用デバイス 3:状態記憶部 31:装置状態テーブル 4:通信開始処理部 5:ヘルスチェック実行部 6:異常時処理部 7:受信信号処理部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信路に接続された複数台の装置の状態
    を調べる装置ヘルスチェック方式において、 装置番号に対応づけて装置(1)の通信状態を設定する
    装置状態テーブル(31)を設けた装置(1)を複数、
    通信路(8)に接続し、 各装置(1)が自身の上記装置状態テーブル(31)を
    参照して次の通信可能な装置(1)にヘルスチェック信
    号を送信して応答を受信したときに当該次の装置(1)
    が通信可能と判定し、応答を受信しなかったときに当該
    次の装置(1)が通信不可と当該装置状態テーブル(3
    1)に設定して更に次の装置(1)にヘルスチェック信
    号を送信して応答を受信するまで繰り返すことを、全て
    の各装置(1)がそれぞれ行うように構成したことを特
    徴とする装置ヘルスチェック方式。
  2. 【請求項2】 上記次の通信可能な装置(1)にヘルス
    チェック信号を送信して応答を受信しなかったとき(あ
    るいは異常応答を受信したとき)に通信不可を装置状態
    テーブル(31)に設定すると共に、装置状態テーブル
    (31)に設定されている他の全ての装置(1)に対し
    て当該装置(1)が通信不可と知らせて状態装置テーブ
    ル(31)を変更するように構成したことを特徴とする
    請求項第1項記載の装置ヘルスチェック方式。
  3. 【請求項3】 装置(1)の通信が可能となったとき
    に、全装置(1)に対して当該装置(1)が通信可能に
    なった旨を通知して上記装置状態テーブル(31)に通
    信可能と設定するように構成したことを特徴とする請求
    項第1項および第2項記載の装置ヘスルチェック方式。
JP3307373A 1991-11-22 1991-11-22 装置ヘルスチエツク方式 Withdrawn JPH05143491A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008060713A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置およびプログラム

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