JPH05143478A - 不揮発性メモリ内容保護装置 - Google Patents

不揮発性メモリ内容保護装置

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JPH05143478A
JPH05143478A JP3304627A JP30462791A JPH05143478A JP H05143478 A JPH05143478 A JP H05143478A JP 3304627 A JP3304627 A JP 3304627A JP 30462791 A JP30462791 A JP 30462791A JP H05143478 A JPH05143478 A JP H05143478A
Authority
JP
Japan
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keyword
module
data
volatile memory
microcomputer
Prior art date
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Pending
Application number
JP3304627A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Okamoto
裕次 岡本
Yoshiteru Mori
美輝 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH05143478A publication Critical patent/JPH05143478A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】マイクロコンピュータ暴走時に不揮発性メモリ
内容を保護する。 【構成】電源断時などに不揮発性メモリに対してデータ
を退避するデータ退避実行モジュールの前段にキーワー
ド監視モジュールn2を配置し、該キーワード監視モジ
ュールn2を、所定のキーワードをレジスタ等にセット
するキーワード設定ステップn20と、キーワードとレ
ジスタ等の内容を比較し、不一致の時に終了するキーワ
ード比較ステップn21とを一組として、複数組縦続配
置したもので構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源をオフした時や瞬
時停電時などにマイクロコンピュータで作業中のデータ
をバッテリバックアップメモリ等の不揮発性メモリに退
避するように構成された電子機器において、前記不揮発
性メモリ内のデータを保護する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種のデータを電源オフ時にも記憶して
おく必要のある電子機器、たとえば電子写真プロセス部
の各種調整値や複写枚数カウンタ係数値等を電源オフ時
にも記憶しておく必要のある電子写真複写機において
は、それらのデータを電源オフ時や瞬時停電時等に退避
させて記憶しておくバッテリバックアップメモリ等の不
揮発性メモリが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような電
子機器のうち、特に非常に大きなノイズの発生しやすい
機器、たとえばチャージャーのリークが生じた時に大き
なノイズを発生する電子写真複写機では、そのノイズに
よってマイクロコンピュータが暴走してしまい、暴走の
結果不揮発性メモリへのデータ退避実行モジュールのア
ドレスに飛ぶと、不揮発性メモリに対して誤ったデータ
が書き込まれてしまうという問題があった。
【0004】本発明の目的は、マイクロコンピュータが
暴走した時でも不揮発性メモリに対して誤ったデータが
書き込まれるのをできるだけ防ぐことのできる不揮発性
メモリ内容保護装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の不揮発
性メモリ内容保護装置が適用される電子機器の概略のブ
ロック図を示している。マイクロコンピュータ等に対し
て低電圧電源Vc を供給する電源部1には電圧低下検出
回路2が接続され、電源部1から出力される電圧VC
常時監視し、該電圧が一定レベル以下に低下した時にマ
イクロコンピュータ3に対してデータ退避の為の割込信
号を出力する。マイクロコンピュータ3には、前記割込
信号が受入れられた時に退避するデータを格納するバッ
テリバックアップされたRAM4が接続され、更にマイ
クロコンピュータによって制御されリレー等を含む駆動
回路5とセンサ類を含む入力回路6が接続されている。
【0006】図2は、前記マイクロコンピュータ3のR
OMに記憶されているプログラムモジュールの概略構成
を示している。電源がオンされるとメインコントロール
モジュールn1が実行され、入力回路6からの入力情報
に基づいて駆動回路5を制御する。電圧低下検出回路2
から割込信号を受けると、メインコントロールモジュー
ルn1から割込モジュールに移り、データ退避処理を行
う。この割込モジュールは、データ退避実行モジュール
n3と、その前段に配置されるキーワード監視モジール
n2とで構成される。キーワード監視モジュールn2
は、所定のキーワードkey(n)をレジスタ等Aにセ
ットするキーワード設定ステップn20と、前記キーワ
ードkey(n)とレジスタ等Aの内容を比較し、不一
致の時終了するキーワード比較ステップn21とを一組
として、この組を複数組縦続配置したもので構成されて
いる。
【0007】
【作用】電源がオフされたり瞬時停電が発生すると、電
圧低下検出回路2からマイクロコンピュータ3に対して
割込信号が出力され、マイクロコンピュータ3はこの割
込信号を受けて図2に示す割込モジュールの実行に移
る。最初に、キーワード監視モジュールn2を実行し、
このモジュールがうまくいった時に初めてデータ退避実
行モジュールn3に移る。キーワード監視モジュールn
2は、上記したように、レジスタ等Aにキーワードke
y(n)をまずセットし、次にキーワード比較ステップ
においてレジスタ等の内容と上記キーワードkey
(n)を比較し、不一致なら終了する。この2つのステ
ップの組み合わせを一組として複数組連続して実行し、
全てのキーワード比較ステップが一致した場合のみデー
タ退避実行モジュールn3の実行に移る。
【0008】したがって、正常状態、つまり電源オフ等
を原因としてマイクロコンピュータ3に割込がかかった
場合はキーワード監視モジュールn2を問題なく通過し
てデータ退避実行モジュールn3に移るが、暴走時、つ
まりメインコントロールモジュールn1を実行中に、外
部ノイズによってマイクロコンピュータ3が暴走した場
合は、キーワード監視モジュールn2の存在の為にデー
タ退避実行モジュールn3が実行される確率をかなり減
少させることができる。すなわち、マイクロコンピュー
タの暴走の結果アドレスが図のPの位置から走ろうとす
ると、キーワード比較ステップn21において不一致と
なってプログラムが終了してしまう。キーワード監視モ
ジュールn2は、n20とn21との組み合わせステッ
プが複数組縦続に配置されているために、暴走が生じて
もキーワード監視モジュールn2の段階でプログラムが
終了してしまう確率が高くなる。なお、この場合、キー
ワード監視モジュールn2を、複数のサブルーチンモジ
ュールステップで構成し、各ステップをn21に示すキ
ーワード比較ステップ(key(n)の比較ステップ)
とn+1のキーワード設定ステップ(key(n+1)
の設定)で構成すると、暴走時にはより低いレベルのサ
ブルーチンのアドレスセットの可能性がより高いレベル
のサブルーチンのアドレスセットの可能性より小さいた
め、キーワード監視モジュール内でプログラムが終了す
る確率を更に高くすることができる。
【0009】すなわち、暴走時にはキーワード監視モジ
ュール内のサブルーチンモジュールステップのアドレス
から走る確率が同ステップ内のより低いレベルのアドレ
スから走る確率よりも相対的に高いために,あるサブル
ーチンモジュールステップを実行すると、最初にkey
(n)のキーワード比較ステップが来ることになって、
ほとんどがプログラム終了となる(但し、最初は、n2
0のように或るキーワードをセットする必要があ
る。)。
【0010】
【実施例】図3は、本発明の実施例のフローチャートを
示している。
【0011】本実施例では、図2に示すキーワード監視
モジュールn2がn4〜n6およびn7(サブルーチン
モジュールステップ)の最初のステップで構成され、デ
ータ退避実行モジュールn3はn7のサブルーチンモジ
ュールステップの最初のステップを除いた他のステップ
で構成されている。n4においては第1のキーワードで
あるCODE AがアキュムレータAにセットされる。
次のn5はWRITEAのサブルーチンモジュールをコ
ールするステップである。同様に、n6は、WRITE
Bのサブルーチンモジュールをコールするステップで
ある。n5では、最初にn50においてアキュムレータ
Aの内容と所定のキーワードCODEAとを比較する。
両者が不一致であれば終了処理を行い、一致すれば、第
2のキーワードであるCODE BをアキュムレータA
にセットしてリターンする。
【0012】次のサブルーチンモジュールステップn6
においては最初にアキュムレータAの内容と第2のキー
ワードCODE Bとを比較し、不一致なら終了し、一
致すればアキュムレータAに第3のキーワードCODE
Cをセットしてリターンする。以上のステップを全て
通過すると、次にサブルーチンモジュールステップn7
に進み、最初にn70でアキュムレータAの内容と第3
のキーワードCODECとを比較し、不一致であれば終
了し、一致した場合にのみデータ退避実行ルーチンであ
るメモリライトシーケンスを行う。
【0013】上記において、ノイズによってマイクロコ
ンピュータ3が暴走して、実行アドレスがP1,P2,
P3に飛んだ場合、いずれもn5〜n7の各サブルーチ
ンモジュールの最初のキーワード比較ステップによって
不一致を検出し、プログラム終了にいたる。本実施例で
は、各サブルーチンを最初にキーワード(n)の比較ス
テップ、次にキーワード(n+1)の設定ステップを配
置するように構成しているために、暴走時にはキーワー
ド監視モジュールにおいてプログラム終了する確率を高
くすることができる。すなわち、暴走が発生した時に、
アドレスが、サブルーチンモジュール内のより低いレベ
ルのステップ(n50やn51等)に飛ぶのに比較し
て、n4,n5,n6,n7に飛ぶ確率の方が高い。し
たがって、各サブルーチンモジュールステップの構成
を、最初にキーワード(n)の設定ステップ、次にキー
ワード(n)の比較ステップを配置する構造とするのに
比較して、暴走時にプログラム終了する確率を高くする
ことができる。
【0014】
【発明の効果】キーワード監視モジュールをデータ退避
実行モジュールの前段に配置するだけで、ノイズ等に起
因してマイクロコンピュータが暴走した場合でも不揮発
性メモリに対してデータが書き込まれるのを出来るだけ
防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が実施される電子機器の概略構成図
【図2】本発明の構成を示す図
【図3】本発明の実施例を示す図
【符号の説明】
n2−キーワード監視モジュール n3−データ退避実行モジュール 2−電圧低下検出回路 4−バッテリバックアップされたRAM

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源部から出力される電圧を監視し、該電
    圧の低下時にマイクロコンピュータに対してデータ退避
    の為の割込信号を出力する電圧低下検出回路と、前記割
    込信号が受け入れられた時に退避するデータを格納する
    不揮発性メモリとを備える電子機器に設けられ、 データ退避実行モジュールの前段にキーワード監視モジ
    ュールを配置し、 該キーワード監視モジュールは、所定のキーワードをレ
    ジスタ等にセットするキーワード設定ステップと、前記
    キーワードと前記レジスタ等の内容を比較し、不一致の
    時終了するキーワード比較ステップと、を一組として複
    数組縦続配置したもので構成されることを特徴とする、
    不揮発性メモリ内容保護装置
JP3304627A 1991-11-20 1991-11-20 不揮発性メモリ内容保護装置 Pending JPH05143478A (ja)

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JP3304627A JPH05143478A (ja) 1991-11-20 1991-11-20 不揮発性メモリ内容保護装置

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