JPH0514321B2 - - Google Patents

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JPH0514321B2
JPH0514321B2 JP15772486A JP15772486A JPH0514321B2 JP H0514321 B2 JPH0514321 B2 JP H0514321B2 JP 15772486 A JP15772486 A JP 15772486A JP 15772486 A JP15772486 A JP 15772486A JP H0514321 B2 JPH0514321 B2 JP H0514321B2
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JP
Japan
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core
recording
erasing
gap
cores
Prior art date
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Application number
JP15772486A
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English (en)
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JPS6314313A (ja
Inventor
Hiroshi Matsunaga
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teac Corp
Original Assignee
Teac Corp
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Publication date
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Publication of JPS6314313A publication Critical patent/JPS6314313A/ja
Publication of JPH0514321B2 publication Critical patent/JPH0514321B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフロツピーデイスク装置に好適なトン
ネルイレーズ型磁気ヘツドに関し、更に詳細に
は、高密度記録を可能にするために記録ギヤツプ
と消去ギヤツプとの間隔を小さくすることができ
る構造の磁気ヘツドに関する。
〔従来の技術〕
フロツピーデイスク装置において、記録トラツ
クのトリミングを行うために、ラミネートタイプ
のトンネルイレーズ型磁気ヘツドを使用すること
は例えば特公昭53−31763号公報で知られている。
このラミネートタイプのトンネルイレーズ型磁気
ヘツドは、リード/ライト(再生/記録)コアの
両側に一対の消去(イレーズ)コアを配置するこ
とにより構成されている。リード/ライトコアに
おけるリード/ライトギヤツプと消去コアの消去
ギヤツプとは相互干渉を避けるために、ある程度
離れている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、高密度記録を行うためには、リー
ド/ライトギヤツプと消去ギヤツプとの間隔をで
きるだけ小さくすることが必要になる。しかし、
従来の一般的方法でリード/ライトギヤツプと消
去ギヤツプとの間隔を小さくすると、必然的にI
コアと呼ばれている柱状コアの断面積が小さくな
り、磁気飽和が起り易くなり、所望の磁気変換特
性を得ることが困難になる。
そこで、本発明の目的は、記録(ライト)ギヤ
ツプと消去ギヤツプとの間隔を小さくしても、相
互干渉が少なく、且つ磁気飽和し難いトンネルイ
レーズ型磁気ヘツドを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決し、上記目的を達成するため
の本発明に係わるトンネルイレーズ型磁気ヘツド
は、実施例を示す図面の符号を参照して説明する
と、記録(ライト)コア4と一対の消去コア1
1,17とを有する。記録コア4は逆L字型コア
5と柱状コア6とから成り、柱状コア6はトラツ
ク幅決定部分6aと突出部6bとから成る。突出
部6bの両側に一対の消去コア11,17の少な
くとも一部が配置されているが、突出部6bは幅
狭に形成され、この両側に非磁性体層8が設けら
れているので、記録コア4に消去コア11,17
が直接に接触していない。
〔作用〕
本発明に係わる突出部6bは柱状コア6の断面
積の増大に寄与するので、磁気飽和しにくくな
る。突出部6bの両側には非磁性体層8が設けら
れているので、消去コア11,17を記録コア4
から分離した状態で、記録(ライト)ギヤツプ1
に消去ギヤツプ2,3を近づけることが可能にな
る。
〔実施例〕
次に、第1図〜第4図によつて本発明の実施例
に係わるフロツピーデイスク装置のトンネルイレ
ーズ型磁気ヘツドを説明する。この磁気ヘツド
は、リード/ライト(再生/記録)ヘツドと消去
ヘツドとを一体したものであり、リード/ライト
(再生/記録)ギヤツプ1の他に、一対の消去ギ
ヤツプ2,3を有する。リード/ライトギヤツプ
1を含む磁性体から成るリード/ライトコア4は
第2図から明らかな如く、逆L字型コア5と柱状
コア6とをギヤツプ1においてガラスで接合した
ものである。柱状コア6は本発明に関係する部分
であつて、リード/ライトギヤツプ1を形成する
部分であつて記録トラツクに対応する幅を有して
いる幅広のトラツク幅決定部分6aとトラツク幅
に直接に関係しない幅狭の突出部6bとから成
る。突出部6bはトラツク幅決定部分6aの中央
から記録トラツクの延びる方向(第2図で左右方
向)に突出している。この様な突出部6bは柱状
コア6の両側に第2図で縦方向に延びる溝7a,
7b設けることによつて形成することができる。
なお、この溝7a,7bを充填するようにガラス
から成る非磁性体層8が設けられている。この磁
気ヘツドはラミネートタイプであるために、リー
ド/ライトコア4に対して同じ幅の非磁性セラミ
ツク板9が一体化され、これにより中央層10が
形成されている。
第1の消去ギヤツプ2を有する磁性体から成る
第1の消去コア11は、第3図に示す如く逆L字
型コア12とI型(柱状)コア13との組合せか
ら成る。この第1の消去コア11には同じ厚みの
セラミツク板14が一体化され、これが第1図の
第1の側面層15を形成している。第1図におけ
る第2の側面層16は、第1の側面層15と同様
に磁性体から成る第2の消去コア17とセラミツ
ク板20とから成る。なお、第2の消去コア17
は逆L字型コラ18とI型コア19とで形成され
ている。
中央層10と第1及び第2の側面層15,16
の積層は第1図及び第4図から明らかな如く、リ
ード/ライトギヤツプ1と第1及び第2の消去ギ
ヤツプ2,3とが間隔Lを有するように配置さ
れ、且つ第1及び第2の消去コア11,17がリ
ード/ライトコア4に接触しない様に配置されて
いる。高密度記録を可能にするためには間隔Lを
小さくすることが必要であり、必然的に第1及び
第2の消去コア11,17をリード/ライトコア
4に接近させなければならない。第1図、第2
図、第4図において、第1及び第2の消去コア1
1,17がリード/ライトコア4に接近し、この
一部がリード/ライトコア4に重なり合つている
が、本発明に従つて幅狭の突出部6bが設けら
れ、これと第1及び第2の消去コア11,17と
が非磁性体層8によつて分離されているので、リ
ード/ライトコア4と消去コア11,17との磁
気の相互干渉が少ない。消去ギヤツプ2,3をリ
ード/ライトギヤツプ1に近づけることによつて
柱状コア6にトラツク幅決定部分6aの断面積が
小さくなるが、突出部6bを有するために柱状コ
ア6全体での断面積は大きく保たれ、磁気飽和し
にくい。
中央層10と第1及び第2の側面層15,16
とを積層接着した後に、第1図に示す如くリー
ド/ライトコア4の逆L字型コア5にリード/ラ
イトコイル21を巻き回し、一対の消去コア1
1,17の逆L字型コア12,18に消去コイル
22を巻き回し、更にリード/ライトコア4の逆
L字型コア5と柱状コア6との間にバツクコア2
3を配設する。また、第4図に示す如く第1及び
第2の側面層15,16の両側に一般にスライダ
と呼ばれているセラミツク片24,25を接着す
る。
〔変形例〕
本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、変形可能なものである。例えば、必要に応じ
て消去コア11,17にもバツクコアを設けても
よい。また、リード/ライトコイル21をバツク
コア23に巻き回すように構成してもよい。
〔発明の効果〕
上述から明らかな如く本発明によれば、記録ギ
ヤツプと消去ギヤツプの間隔を小さくしても、記
録コアが磁気飽和しにくくなり、且つ記録コアと
消去コアとの磁気的相互干渉を制限することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係わる磁気ヘツドの
分解斜視図、第2図は第1図の中央層の斜視図、
第3図は第1図の側面層の斜視図、第4図は磁気
ヘツドの一部を示す平面図である。 1……リード/ライトギヤツプ、2,3……消
去ギヤツプ、4……リード/ライトコア、5……
逆L字型コア、6……柱状コア、6a……トラツ
ク幅決定部分、6b……突出部、8……非磁性体
層、11……第1の消去コア、17……第2の消
去コア。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 略逆L字型コア5と柱状コア6との間に記録
    ギヤツプ1を有している記録コア4と、 前記記録ギヤツプ1の走査領域の両側を走査す
    るように配置された一対の消去ギヤツプ2,3を
    有する一対の消去コア11,17と、 前記記録ギヤツプ1に記録磁束を生じさせる様
    に前記記録コア4に巻き回された記録用コイル2
    1と、 前記消去ギヤツプ2,3に消去磁束を生じさせ
    る様に一対の消去コア11,17に共通に又は独
    立に巻き回された消去用コイル22と を備えたトンネルイレーズ型磁気ヘツドにおい
    て、 前記柱状コア6が前記記録ギヤツプ1に隣接す
    るトラツク幅決定部分6aと、このトラツク幅決
    定部分6aよりも狭い幅を有して前記トラツク幅
    決定部分6aの中央から記録トラツクの延びる方
    向に突出している突出部6bとから成り、前記突
    出部6bの両側に非磁性体層8が設けられ、前記
    一対の消去コア11,17が前記記録コア4に対
    して直接に接触しないように配置され、前記記録
    トラツクの幅方向において前記一対の消去コア1
    1,17の間に前記突出部6bの少なくとも一部
    が配置されていることを特徴とするトンネルイレ
    ーズ型磁気ヘツド。
JP15772486A 1986-07-04 1986-07-04 トンネルイレ−ズ型磁気ヘツド Granted JPS6314313A (ja)

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JP15772486A JPS6314313A (ja) 1986-07-04 1986-07-04 トンネルイレ−ズ型磁気ヘツド

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JP15772486A JPS6314313A (ja) 1986-07-04 1986-07-04 トンネルイレ−ズ型磁気ヘツド

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Publication Number Publication Date
JPS6314313A JPS6314313A (ja) 1988-01-21
JPH0514321B2 true JPH0514321B2 (ja) 1993-02-24

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JP15772486A Granted JPS6314313A (ja) 1986-07-04 1986-07-04 トンネルイレ−ズ型磁気ヘツド

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