JPH0514319Y2 - - Google Patents

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JPH0514319Y2
JPH0514319Y2 JP7172986U JP7172986U JPH0514319Y2 JP H0514319 Y2 JPH0514319 Y2 JP H0514319Y2 JP 7172986 U JP7172986 U JP 7172986U JP 7172986 U JP7172986 U JP 7172986U JP H0514319 Y2 JPH0514319 Y2 JP H0514319Y2
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soundproof box
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plates
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  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はプリンタ等の騒音を発生する電子機器
を収納する組立式防音ボツクスに関する。
従来の技術 従来よりの防音ボツクスは(A)プラスチツク等の
一体成形、(B)金属材料、木質材料またはこれらの
復合材よりなる板材の接着、くぎ止め等の方法に
より製造された。これらの防音ボツクスは、その
製造上分解したり、組立てたりすることができな
かつた、またできたとしてもドライバーやハンマ
ー、接着剤等特別な道具や材料を必要とし、繁雑
で簡単ではなかつた。
考案が解決しようとする問題点 本考案は特別な道具等を用いることなく、手で
用意に組立て、分解が可能な組立て式防音ボツク
ス得ることを目的とする。
従来の防音ボツクスと異なり、組立て可能とす
るためには、防音ボツクスの機能および構造の特
殊性から少なくとも以下の問題点を解決する必要
がある。
(1) 仮接合または接合部分にすき間が生じ防音特
性が低下する、また強度が充分でない。
(2) 板材にプラスチックフオーム等の吸音材を設
けてあるので、板材を折りたたんだり、重ねた
りする場合吸音材に無理な圧力がかかり吸音材
が破損したり、吸音特性が低下する。
(3) 木質の板材をそのまま使用すると板材がそり
反り、接合部にすき間が生じるので防音特性が
低下する。
問題を解決するための手段 本考案者らは以上の問題点を解決するために、
種々の構造について検討をした結果、優れた防音
特性と強度を持ち、組立て、分解可能な防音ボツ
クスを製造することに成功した。
本考案の組立て式防音ボツクスは、(イ)表面にプ
ラスチックフオーム等の吸音材を設けた2枚の板
材2、3(ロ)となり合う二面が前記板材2,3に接
触し、板材2との接触面を接合した角材4(ハ)板材
3と角材4をつなぎ合せるための丁番5、以上(イ)
〜(ハ)の構成の固定されない部分を持つ。
作 用 角材4は板材2と板材3にそれぞれ内接して、
板材2と板材3の接触面積を大きくする。これに
より板材の接合強度を増大し、さらに接合部分を
シールドするので接合部分から騒音が外部に漏れ
にくい。また接合した角材4は板材2のそり反り
を防ぐ。さらに板材2と板材3を内側に折りたた
んで重ね合わせた場合に2枚の板材の間に角材が
はさまれるので、吸音材を保護し、吸音材に強い
力が加わることが回避できる。
実施例 第4図はは本考案の実施例の一つを示すもので
あつて(イ)板材の端に角材4を接合した底板12と
左右側板7,8を丁番5によつて接合する。(ロ)天
井板9と後側板10を丁番5によつて接合する。
(ハ)端に角材4を接合した前側板11。以上(イ)〜(ハ)
によつて構成され、これを造立てる時には左右側
板7,8を立て(イ)と(ロ)、(イ)と(ハ)をそれぞれ手ま

しねじ6で接合する。
第5図は第4図の組立て完成図を示す斜視図で
ある。印刷用紙の出し入れは13の開口部から、
電源等のコード類は開口部14により行なう。
天井板9は丁番により自由に折り曲げて開閉で
きる。
効 果 本考案の組立式防音ボツクスは初めての者でも
道具類や他の材料を一切使うことなく、図面を見
ながら3分以内で組立てることができる。
第6図は本考案の組立式防音ボツクスをプリン
ターを対象に使用した時の等価騒音レベルの実測
値を示したものである。本考案の組立式防音ボツ
クスを使用することにより、平均値で約20デシベ
ルも騒音が低下した、この値は通常の一体型の防
音ボツクスと同等以上の優れた防音特性を有する
ことを意味する。
本考案の防音ボツクスは、使わない時には分解
し小く折りたたんで収納することができるので在
庫スペース、収納スペース等を大はばに合理化で
きる、また移動の際にも場所を多くとらないので
便利である。
本考案の組立式防音ボツクスに、プリンター等
を入れる時には、例えばプリンター等を底板の上
に載せて後、組立てることもできるので手間がか
からず、収納時にプリンター等や防音ボツクスを
傷つけることもないので安心である。
更に材料として木材を使用することができるの
でコスト的にも比較的安価に造ることができる。
以上述べた通り、本考案の組立式防音ボツクス
は低コストで優れた防音特性や操作性を有する、
組立てと時に応じての分解が反復して自由な組立
式防音ボツクスを提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、本考案の組立式防音ボツク
スの接合部分の構成を示す斜視図、第4図〜第5
図は実施例の構成を示す斜視図、第6図は実施例
の防音効果を示すグラフである。 1……吸音材、2,3……板材、4……角材、
5……丁番、6……手まわしねじ、7,8……左
右側板、9……天井板、10……後側板、11…
…前側板、12……底板、13,14……開口
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 (イ)図面に示す通り、表面にプラスチツクフオ
    ーム等よりなる吸音材を設けた2枚の板材2,
    3(ロ)となり合う二面が前記板材2,3に接触
    し、板材2との接触面を接着した角材4(ハ)板材
    3と角材4をつなぎ合わせるための丁番5以上
    (イ)〜(ハ)より構成される固定されない接合部分を
    持つ組立式防音ボツクス。 2 前項の板材3と角材4をつなぎ合せるための
    丁番5を、板材3と角材4をつなぎ合せるため
    の手まわしねじ6を用いた実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の組立式防音ボツクス。
JP7172986U 1986-05-13 1986-05-13 Expired - Lifetime JPH0514319Y2 (ja)

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JP7172986U JPH0514319Y2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13

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JPS62184600U JPS62184600U (ja) 1987-11-24
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