JP2900225B2 - 引戸枠構造 - Google Patents

引戸枠構造

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JP2900225B2
JP2900225B2 JP28719294A JP28719294A JP2900225B2 JP 2900225 B2 JP2900225 B2 JP 2900225B2 JP 28719294 A JP28719294 A JP 28719294A JP 28719294 A JP28719294 A JP 28719294A JP 2900225 B2 JP2900225 B2 JP 2900225B2
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sliding door
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は引戸枠構造に関し、より
詳しくは、内面に鴨居溝および側面にケーシング溝が形
成された鴨居と側面にケーシング溝が形成された縦枠と
からなるプレカット枠材を用いた引戸枠構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年工業化住宅(プレハブ住宅、2×4
住宅)の普及に伴って規格化部材による建築が広く行わ
れるようになり、開口枠や引戸枠等を構成する枠材につ
いても工場でプレカットされたいわゆるプレカット枠材
が用いられるようになってきている。
【0003】プレカット枠材による引戸枠構造は、内面
に鴨居溝および側面にケーシング溝が形成された鴨居と
側面にケーシング溝が形成された縦枠とをそれらの木口
端において突き合わせ接合されてなり、鴨居溝には引戸
が嵌入され、ケーシング溝には壁厚さに応じて調整可能
なケーシングが嵌入される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
引戸枠構造においては、プレカットされた鴨居と縦枠と
をそれらの木口端において突き合わせ接合したときに、
鴨居と縦枠の側面にそれぞれ形成されたケーシング溝同
士が該突き合わせ接合部において連通しないため、施工
現場にて鴨居または縦枠の一部を切除する作業が必要と
なっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術の
問題点を解消することを目的として創案されたものであ
って、内面に鴨居溝および側面にケーシング溝が形成さ
れた鴨居と側面にケーシング溝が形成された縦枠とから
なる引戸枠構造において、鴨居の木口端においてその内
面を鴨居溝より深く且つ縦枠の外側鍔部の厚さ寸法にケ
ーシング溝幅を加えた寸法にわたって切除して切り欠き
部を形成し、縦枠の木口端においてその内側鍔部を鴨居
の切り欠き部の深さ寸法に対応する寸法にわたって切除
して切り欠き部を形成し、これら切り欠き部が形成され
た鴨居と縦枠とをそれらの木口端において突き合わせ接
合することにより鴨居と縦枠のケーシング溝同士を該突
き合わせ接合部において連通させたことを特徴とする。
【0006】
【実施例】本発明による引戸枠構造の一実施例を添付図
面を参照して説明すると、この引戸枠構造を構成する鴨
居1と縦枠2は、いずれも、合板、ミディアムデンシテ
ィファイバーボード(MDF)、ハードファイバーボー
ド、パーティクルボード、フレークボード、オリエンテ
ッドストランドボード、スティックボード、単板積層
材、集成材等を単独基板として、あるいは任意積層した
複合板として、提供され得る。これら単独基板あるいは
積層板の全表面または施工後に表面側に露出される表面
部分には、化粧紙、化粧含浸紙、化粧合成樹脂シート、
化粧単板等の化粧材が貼着され得る。
【0007】鴨居1の内面(下面)には鴨居溝6が刻設
される。また、鴨居1および縦枠2の側面にはそれぞれ
ケーシング溝3、4が刻設される。ケーシング溝3、4
は、必要に応じて、鴨居1、縦枠2の両側面または片側
面に形成される。
【0008】鴨居1は、その木口端において、内面を鴨
居溝6より深く且つ縦枠2の外側鍔部2bの厚さ寸法に
ケーシング溝4の幅寸法を加えた寸法にわたって切除し
て切り欠き部5が形成される(図2)。また、縦枠2
は、その木口端において、内側鍔部2aを鴨居1の切り
欠き部5の深さ寸法に対応する寸法にわたって切除して
切り欠き部7が形成される(図3)。図2および図3に
おいて破線で示される部分は切除部分である。
【0009】これら鴨居1および縦枠2に刻設されるケ
ーシング溝3、4、鴨居溝6、さらに木口端にそれぞれ
形成される切り欠き部5、7は、モルダーやテノーナー
等の切削装置を用いて工場にてプレカットされる。
【0010】このようにして、内面の鴨居溝6と側面の
ケーシング溝3と木口端の切り欠き部5とがあらかじめ
形成された鴨居1と、側面のケーシング溝4と木口端の
切り欠き部7とがあらかじめ形成された縦枠2とを、そ
れらの木口端において突き合わせ接合し、釘やビス等の
固定具(図示せず)を鴨居1の上方より縦枠2の木口端
に打ち込むことによってこれら鴨居1と縦枠2とを固定
することにより、引戸枠構造が形成される 得られた引戸枠構造においては、図1に明らかなよう
に、鴨居1の側面のケーシング溝3と縦枠2の側面のケ
ーシング溝4とが突き合わせ接合部において連通してお
り、突き合わせ施工あるいは先端を45度に切削して留
め継ぎ施工により接続されたケーシング(図示せず)
を、これらケーシング溝3、4内に嵌入することができ
る。
【0011】鴨居1の切り欠き部5は、鴨居溝6よりも
深く、好ましくは鴨居の外側鍔部1bに達する深さ以下
の深さ寸法に形成される。縦枠2の切り欠き部7は、鴨
居1の切り欠き部5の深さ寸法に対応して、突き合わせ
接合して引戸枠構造を形成したときに、その上端木口面
が鴨居の内側鍔部1aの下面と面一に接合される(図
1)ように刻設形成される。
【0012】
【発明の効果】本発明の引戸枠構造によれば、鴨居と縦
枠の木口端にそれぞれ所定寸法の切り欠き部をプレカッ
トにより刻設しておくことによって側面のケーシング溝
同士を突き合わせ接合部において連通させることができ
るので、現場での切除作業が不要となり、施工を容易か
つ迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による引戸枠構造を示す部分
斜視図である。
【図2】図1の引戸枠構造に用いた鴨居の切り欠き部形
成状態を示す部分斜視図である。
【図3】図1の引戸枠構造に用いた縦枠の切り欠き部形
成状態を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
1 鴨居 1a 鴨居の内側鍔部 1b 鴨居の外側鍔部 2 縦枠 2a 縦枠の内側鍔部 2b 縦枠の外側鍔部 3 鴨居のケーシング溝 4 縦枠のケーシング溝 5 鴨居の切り欠き部 6 鴨居溝 7 縦枠の切り欠き部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面に鴨居溝および側面にケーシング
    溝が形成された鴨居と側面にケーシング溝が形成された
    縦枠とからなる引戸枠構造において、鴨居の木口端にお
    いてその内面を鴨居溝より深く且つ縦枠の外側鍔部の厚
    さ寸法にケーシング溝幅を加えた寸法にわたって切除し
    て切り欠き部を形成し、縦枠の木口端においてその内側
    鍔部を鴨居の切り欠き部の深さ寸法に対応する寸法にわ
    たって切除して切り欠き部を形成し、これら切り欠き部
    が形成された鴨居と縦枠とをそれらの木口端において突
    き合わせ接合することにより鴨居と縦枠のケーシング溝
    同士を該突き合わせ接合部において連通させたことを特
    徴とする引戸枠構造。
JP28719294A 1994-10-28 1994-10-28 引戸枠構造 Expired - Fee Related JP2900225B2 (ja)

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