JPH05142930A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH05142930A
JPH05142930A JP3307987A JP30798791A JPH05142930A JP H05142930 A JPH05142930 A JP H05142930A JP 3307987 A JP3307987 A JP 3307987A JP 30798791 A JP30798791 A JP 30798791A JP H05142930 A JPH05142930 A JP H05142930A
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JP
Japan
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toner
electret layer
developer
sleeve
layer
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Pending
Application number
JP3307987A
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English (en)
Inventor
Atsuhiko Irie
敦彦 入江
Yuichi Masui
雄一 増井
Tomiyasu Matsuda
富康 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP3307987A priority Critical patent/JPH05142930A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明の現像装置は、所定極性に帯電されたト
ナー4をエレクトレット層30を備えた回転駆動型現像
剤搬送スリーブ2を用いて電気的吸引力により現像域に
保持搬送するものであり、このエレクトレット層30に
接触するようにスポンジローラ42を設けたことが特徴
である。 【効果】エレクトレット層30に残存した未使用現像剤
の除去が有効に行われ、エレクトレット層表面が常に清
浄に保持されるので、安定した画像形成を行うことが可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面にエレクトレット
層を備えた回転駆動型現像剤搬送用スリーブを有してお
り、所定極性に帯電された現像剤を電気的吸引力によっ
て現像域に保持搬送する一成分系現像剤用現像装置に関
する。
【0002】
【従来技術】一般に複写機等の電子写真装置において
は、感光体表面に形成された静電潜像を、顕電性トナー
から成る現像剤を用いて現像し、該潜像が顕像化された
トナー像を得る。このような現像を行うための現像装置
は、回転駆動する現像剤搬送スリーブを備えており、該
スリーブにより摩擦帯電されたトナーを現像域に搬送
し、現像を行うものである。この様な現像装置として、
前記スリーブ表面にエレクトレット層を設け、電気的吸
引力により現像剤、即ち帯電トナーの保持搬送を行うタ
イプの装置が公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の現
像装置においては、エレクトレット層に、現像に供され
なかったトナーが残存し付着していることに関連して、
例えば現像部分へのトナーの供給が不十分となる結果、
次いで行われる現像に際して、先の現像部分に対応する
スリーブ部分のトナー量が不足し、そのスリーブ部分に
対応する現像部分が薄くなり、先の画像がゴーストとし
て現れるという現象(以下、スリーブゴーストと呼ぶ)
が発生したり、現像域においてトナー飛散が発生したり
するという問題がある。
【0004】従って本発明の目的は、電気的吸引力によ
り帯電トナーを現像域に保持搬送するタイプの現像剤搬
送スリーブを備えた現像装置において、残存トナーによ
る上記問題が有効に解決された現像装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、表面に
エレクトレット層を備えた回転駆動型現像剤搬送用スリ
ーブを有しており、所定極性に帯電された現像剤を電気
的吸引力によって現像域に保持搬送する一成分系現像剤
用現像装置において、前記エレクトレット層に接触し
て、エレクトレット層上に残存する現像剤を除去するた
めのクリーニング部材が設けられていることを特徴とす
る現像装置が提供される。
【0006】即ち本発明においては、前記エレクトレッ
ト層に接触して設けられたクリーニング部材により、エ
レクトレット層に残存したトナーが除去、回収される。
従って、この残存トナーに起因して発生するスリーブゴ
ースト、トナー飛散の問題が有効に解決される。また回
収された残存トナーは、再び攪拌されて摩擦帯電が行わ
れるので、残存トナーにも一定の電荷が安定に付与され
且つ残存トナーの凝集も有効に防止されるので、残存ト
ナーを再度現像に供することができる。かかるクリーニ
ング部材としては、弾性ブレード、ファーブラシまたは
スポンジローラの何れかを使用することができる。
【0007】
【実施例】本発明を、以下、添付図面に示す具体例に基
づいて説明する。前記クリーニングブレードとして、弾
性ブレードを用いた例を図1に示す。即ち、この態様の
装置において、現像容器1内に回転駆動型の現像剤搬送
スリーブ2が設けられており、さらに現像容器1の上部
には現像剤補給用ホッパー3が設けられ、該ホッパー3
からそれ自体公知の顕電性トナー4が補給される。この
トナー4は、ファーブラシ15による攪拌等によって所
定極性に摩擦帯電される。
【0008】一方、現像剤搬送スリーブ2には、前記ト
ナー4の帯電電荷とは逆極性電荷を有するエレックトレ
ット層30が設けられており、静電吸引力によって該帯
電トナー4の保持搬送が行われる。またスリーブ2の上
方には、適当な間隔をおいて厚み調製ブレード6が設け
られており、スリーブ2によって搬送される帯電トナー
4の厚みが一定となる様に調整される。
【0009】上記の現像装置は、図1に示されている様
に、感光層10を備えた感光体ドラム11に前記現像剤
搬送スリーブ2が対面する様に設けられ、該スリーブ2
によって搬送された帯電トナー4により、該感光層10
上に形成された静電潜像の現像が行われる。この場合、
図面においては感光体ドラム11の回転方向と現像剤搬
送スリーブ2の回転方向が順方向で示されているが、こ
れは逆方向であってもよい。また現像は、所謂接触現像
で行ってもよいし、非接触現像で行なうこともできる。
【0010】この装置において、 上記エレックトレッ
ト層30を形成する材料としては、永久電気分極可能な
任意の高分子材料を使用することができるが、一般的に
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−ブテン
共重合体、イオン−架橋オレフィン共重合体、エチレン
−アクリル共重合体等のオレフィン系樹脂;ポリフッ化
ビニル、ポリフッ化ビニリデン、フッ化ビニル/フッ化
ビニリデン共重合体、四フッ化エチレン樹脂(PTF
E)、四フッ化エチレン−パーフルオロアルコキシエチ
レン共重合樹脂(PFA樹脂)、四フッ化エチレン−六
フッ化プロピレン共重合樹脂(FEP樹脂)等のフッ素
樹脂;ポリ塩化ビニル、塩素化ポリオレフィン等の塩素
樹脂;ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート等の熱可塑性ポ
リエステル;ナイロン6、ナイロン12、ナイロン6,
6、ナイロン6,10等のポリアミド;各種アクリル系
樹脂等が単独或いは2種以上の組合せで使用される。こ
れらの内でも、PTFE樹脂、PFA樹脂、FEP樹脂
等のフッ素樹脂が電荷の保持性がよく、耐久性もよいこ
とから好ましい。エレクトレットの生成は、熱エレクト
レット化法、エレクトロエレクトレット化法、放射線エ
レクトレット化法、光エレクトレット化法等のそれ自体
公知の任意の方法を、用いる高分子の種類に応じて適用
することにより行われる。上記高分子、特にフッ素樹脂
に対しては熱エレクトレット化法やエレクトロエレクト
レット化法が有利に適用される。
【0011】またエレクトレット層30の表面電荷密度
は、帯電トナー4との間に充分な電気的吸引力が作用す
る程度に設定されるが、通常、該エレクトレット層30
の表面電位(絶対値)が感光層10の表面電位(絶対
値)よりも小となる様に設定される。両者が同一であっ
たり或いは逆の関係にあるときには、スリーブ2(エレ
クトレット層30)と帯電トナー4との間に作用する電
気的吸引力が大であるため、感光層10上に形成された
静電潜像の現像を有効に行うことが困難となる。
【0012】図1における本発明の現像装置において
は、前記エレクトレット層30に当接するように弾性ブ
レード40が設けられる。即ち、このブレード40によ
り、エレクトレット層30に残存したトナーが掻き取ら
れて回収される。またこのブレード40は、ゴム、エラ
ストマー、軟質樹脂等の軟質材料で構成されていること
が好ましく、金属等の硬質材料を使用する場合には、エ
レクトレット層の劣化が促進されるので不適当である。
尚、上記弾性ブレード40は、現像域Aに対して、スリ
ーブ2の回転方向下流側に設けられるものであること
は、当然に理解されよう。
【0013】また上述した装置において、ファーブラシ
15と当接する様に、当接板20を設けることがことが
好適である。即ち、該当接板20とブラシ15が当接す
ることにより、帯電トナー4はブラシ15の弾性復帰力
によって飛翔し、エレクトレット層30上に供給されて
保持搬送され、現像に使用される。また当接板20によ
る圧接によってトナー4の摩擦帯電が補強され、未帯電
トナーの発生が有効に抑制されるのである。かかる当接
板20の設置位置は、帯電トナー4の現像スリーブ2上
への飛翔が有効に行われるように設定される。さらにこ
の当接板20として、帯電トナー4と同極性に帯電され
た帯電板を使用することができ、これにより、上述した
帯電トナーの飛翔や摩擦帯電がさらに補強される。この
様な帯電板20としては、例えば前述したエレクトレッ
ト材から成る樹脂板や金属板が使用される。金属板を使
用する時には、例えばバイアス電圧を印加して該金属板
をトナー4と同極性に帯電すればよい。
【0014】またクリーニング部材として、ファーブラ
シを用いた態様を図2に示し、スポンジローラを用いた
態様を図3に示す。即ち、図1の弾性ブレード40の代
わりに、図2においてはファーブラシ41が設けられ、
図3においてはスポンジローラ42が設けられている。
これら図2及び図3の現像装置においては、ファーブラ
シ41及びスポンジローラ42にさらに接触して、それ
ぞれ帯電ローラ50を設けることができる。この帯電ロ
ーラ50は、金属等の導電性材料から形成されており、
バイアス電源51によって、トナー4の帯電極性とは逆
極性に帯電されている。即ち、ファーブラシ41及びス
ポンジローラ42によって、エレクトレット層30から
除去されたトナーは、帯電ローラ50により、さらにこ
れらの部材41,42の表面から除去される。従って、
ファーブラシ41及びスポンジローラ42の表面は、常
時、清浄に保持されており、エレクトレット層30から
のトナーの除去を、常に有効に行うことができる。かか
る現像装置において、上記帯電ローラ50としては、前
述したエレクトレット材料を使用することも勿論可能で
あり、この場合には、バイアス電源51を使用する必要
がない。また、帯電ローラ50の代わりに、帯電ブレー
ドを同様に使用することも可能である。本発明におい
て、図3に示す様に、スポンジローラを使用したもの
は、特にエレクトレット層30の寿命を有効に保持する
ことができる点で有効である。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、表面にエレクトレット
層を有する現像スリーブを用いて、帯電した現像剤の保
持搬送を行う装置において、エレクトレット層上に残存
した現像剤の除去を有効に行うことができ、エレクトレ
ット層表面が常に清浄に保持されることから、安定して
画像の形成を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の現像装置の構造を示す図。
【図2】 本発明の現像装置の他の例を示す図。
【図3】 本発明の現像装置の更に他の例を示す図。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面にエレクトレット層を備えた回転駆動
    型現像剤搬送用スリーブを有しており、所定極性に帯電
    された現像剤を電気的吸引力によって現像域に保持搬送
    する一成分系現像剤用現像装置において、 前記エレクトレット層に接触して、エレクトレット層上
    に残存する現像剤を除去するためのクリーニング部材が
    設けられていることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】前記クリーニング部材が、弾性ブレード、
    ファーブラシまたはスポンジローラの何れかである請求
    項1に記載の現像装置。
  3. 【請求項3】前記クリーニング部材がファーブラシまた
    はスポンジローラであり、該クリーニング部材には、現
    像剤の帯電極性とは逆極性に帯電された帯電ローラもし
    くは帯電ブレードが圧接している請求項1に記載の現像
    装置。
JP3307987A 1991-11-22 1991-11-22 現像装置 Pending JPH05142930A (ja)

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JP3307987A JPH05142930A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 現像装置

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