JPH0514270A - 移動体通信装置 - Google Patents

移動体通信装置

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Publication number
JPH0514270A
JPH0514270A JP3165970A JP16597091A JPH0514270A JP H0514270 A JPH0514270 A JP H0514270A JP 3165970 A JP3165970 A JP 3165970A JP 16597091 A JP16597091 A JP 16597091A JP H0514270 A JPH0514270 A JP H0514270A
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JP
Japan
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cordless telephone
communication
telephone
speed
mobile object
Prior art date
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Pending
Application number
JP3165970A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Asanuma
裕 浅沼
Koji Iino
浩二 飯野
Hiroshi Yoshida
弘 吉田
Tadahiko Maeda
忠彦 前田
Tasuku Morooka
翼 諸岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3165970A priority Critical patent/JPH0514270A/ja
Publication of JPH0514270A publication Critical patent/JPH0514270A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ゾーン間を高速で移動する移動体
内で使用することの出来る移動体通信装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 移動体内で使用されるマイクロセル方式のコ
ードレス電話機11による通信をセルラ方式の通信方式
に双方向で変換して通信を行なう中継装置13を移動体
1に搭載して構成される。 【効果】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大ゾーン方式と小ゾー
ン方式が並存する地域を移動する移動体内で通信を行う
ことの出来る移動体通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、移動体通信は図4に示すように、
ゾーン半径の比較的大きい大ゾーンWを用いるセルラ方
式で行われてきた。しかしながら、このようなセルラ方
式においては、大ゾーンWに対応するために大きな送信
出力が必要とされるため、携帯電話機に高性能が要求さ
れ、そのため機器が高価格となっている。そこで、この
ような問題を解決するために、ゾーン半径を小さくし
た、マイクロセル方式が提供されるに及んでいる。この
マイクロセル方式によればゾーン半径が小さく設定され
た小ゾーンSを用いているので必要送信出力を低減で
き、そのため携帯電話機を小形化、低価格化することが
できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ゾーン
半径を小さくすることによって新たな課題が生じるとこ
ろとなった。すなわち、ゾーン半径が小さく設定されて
いることから、高速で移動する移動体、例えば、自動
車、列車などでこの携帯電話機を使用した場合には、小
ゾーンS間を高速で通過していくことから、ゾーン切り
替えが非常に頻繁に行われることになる。例えばゾーン
半径200m、移動体時速40kmの場合、最長でも18
秒ごとにゾーン切り替えの必要性が生ずる。
【0004】このような短時間且つ高頻度なゾーン切り
替えは、中央または分散されて配置された制御局におけ
る制御が複雑となり、そのため回線制御、通話品質の点
で問題が生じる虞がある。また、携帯電話機においても
新たに高機能化が要求されることとなり、携帯電話機の
小形化、低価格化の点で課題を残すこととなる。
【0005】今後、高速で移動する移動体内で、移動中
に電話を掛けるという要求は増加するものと考慮される
ことからも、上述した課題は早急に解決されなければな
らない。
【0006】本発明は、上記状況に鑑み成されたもの
で、ゾーン間を高速で移動する移動体内でマイクロセル
方式の携帯電話機を使用することの出来る移動体通信装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、移動体内で使
用される小ゾーン方式の第1の通信手段による通信を大
ゾーン方式の通信方式に双方向で変換して通信を行なう
第2の通信手段を移動体に搭載することを要旨とする。
【0008】
【作用】本発明の移動体通信装置は、小ゾーン方式の第
1の通信手段と大ゾーン方式の第2の通信手段との間の
通信方式を双方向に変換する変換手段を有しているの
で、高速移動体内を1小ゾーンとするマイクロセル方式
の携帯電話機による通信を、ゾーン半径の大きいセルラ
方式に変換して大ゾーン方式で通信することが出来、従
って、高速・高頻度のゾーン切り替えの必要性も生じな
い。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。まず、図1のブロック図を参照して、本実施例
の構成を説明する。なお、本実施例では高速移動体とし
て車両を想定しているが、特にこれに限定されない。
【0010】高速で移動する移動体1には、中継装置1
3が搭載され、また小ゾーン方式としてのマイクロセル
方式移動通信によるコードレス電話機11が高速移動体
1内で適宜使用される。また、この中継装置13は、第
2の通信手段を含み、高速移動体1内からのコードレス
電話機11と、大ゾーン方式としてのセルラ方式移動通
信による自動車電話によって、自動車電話統括局5を介
してコードレス電話統括局7と接続される自動車電話基
地局3との通信を行う。
【0011】次に、中継装置13の構成及び作用を図2
を参照して説明する。この図2は、中継装置13の概略
の構成を示すもので、図中車内系部分がマイクロセル方
式移動通信によるコードレス電話機11に対応し、車外
系部分がセルラ方式移動通信による自動車電話に対応す
る。まず、車内系について説明すると、高速移動体1内
からコードレス電話機11によって、通信が行われる
と、アンテナを介して送受信部131cに入力される。
この入力された信号は変復調部133cで復調された後
に、32kコーデックであるCHコーデック部135c
でデコーデックされた後、スイッチを介して車外系のC
Hコーデック部135aに入力される。CHコーデック
部135aで13kコーデックされた信号は変復調部1
33aで変調された後に送受信部131aおよびアンテ
ナを介して出力される。なお、自動車電話基地局3から
の通信は、上記コードレス電話機11の場合の逆に進行
する。
【0012】なお、本実施例の中継装置13は、車外系
の送受信系を2系統備えている。すなわち、図3に示す
ようにゾーンAに存在する高速移動体1が第1の系統で
送受信を行っている間に、高速移動体1が移動して次の
ゾーンBに近付いたときに、予め次のゾーンBに対応し
ておくためのもので、具体的には第1の系統で送受信を
行っている間に、制御部137によって、第2の系統に
おいてはゾーンBに対応して周波数等が予め変更され、
スイッチの切替えタイミングが設定される。
【0013】次に、図1を参照して本実施例の作用を説
明する。高速移動体1内のコードレス電話機11はマイ
クロセル方式なので高速移動中の通信が不可能である。
そこで、高速移動体1内に設けたコードレス電話系と自
動車電話系を中継する中継装置13を介して通信を行
う。すなわち、高速移動体1内のコードレス電話機11
で外部と通信する場合は、まずコードレス電話機11は
高速移動体1内の中継装置13と通信する。続いて、中
継装置13はコードレス電話系から自動車電話系に変換
し、自動車電話基地局3と通信する。このようにして、
高速移動体1内のコードレス電話機11を用いて、外部
と通信することができる。
【0014】しかし、外部からコードレス電話機11に
接続する場合、あるいは課金などのためにコードレス電
話機11の存在する場所およびコードレス電話機のID
をコードレス電話統轄局7に知らせなければならない。
そのために次のような方法が考えられる。コードレス電
話機11は高速移動体1内に入ると車載中継装置13か
ら移動体内に入ったことを知らせる信号を受け、車載中
継装置13にIDを送出する。IDを受けた車載中継装
置13は自動車電話基地局3にIDを送出する。IDを
受けた車載中継装置13は自動車電話基地局3にコード
レス電話機11のIDを送信する。自動車電話基地局3
は自動車電話統轄局5にコードレス電話機11のIDと
所属する車載中継局装置13のIDを送信する。自動車
電話統轄局5はコードレス電話機統轄局7にコードレス
電話機11のIDを送る。このようにしてコードレス電
話統轄局7はコードレス電話機11の存在する場所を知
ることができる。以降、コードレス電話機11は自動車
電話系を通して発呼・着呼することができる。コードレ
ス電話機11が高速移動体1外に出たときは、車載中継
装置13はコードレス電話機11が所属しなくなったこ
とを自動車電話基地局3に送信する。その情報を自動車
電話基地局3は自動車電話統轄局5を通してコードレス
電話統轄局7に伝達する。
【0015】ここで高速移動体1は時間とともに移動す
るので車内で使用されるコードレス電話系の電波と固定
されたコードレス電話基地局の電波が干渉を起こす可能
性がある。これを解決するために、移動体内で使用する
電波が外部に漏れないように移動体を電磁気学的に遮蔽
する。
【0016】このようにすれば、移動体内の電波と固定
コードレス基地局の電波が干渉を起こすおそれはなくな
る。また、他の方法としては、移動体内で使用する周波
数と固定コードレス基地局で使用する周波数をわける方
法がある。しかし、この方法では移動体同士が接近した
場合、その接近したそれぞれの移動体内部で使用される
電波が干渉を起こすおそれがある。これを防ぐために移
動体内で使用される電波を自動車電話基地局で割り当て
るようにすればよい。また、移動体内でコードレス電話
機を利用する場合には、コードレス電話機相互の干渉を
防ぐために出力を低下させる。これには、増幅段の幾つ
かをスキップすることで達成される。
【0017】次に、高速移動体1としてのバスに乗車し
ている人がコードレス電話機を利用して車外に電話をか
ける場合に付いて説明する。このバスは、シールドのた
め窓を固定とし、硝子内に導電性の物質を封入したも
の、あるいは硝子表面に導電性の物質を塗布したものを
用いている。また、出入り口近傍には、電波吸収体を張
り付け、ドアが開いているときには電波の送信を中止す
るようにすると良い。
【0018】また、個々のコードレス電話機11の位置
確認及び進行方向は、バスの待ち時間表示等に利用され
ているバスの停留所毎に設けられる位置検出装置を利用
して行う。また、コードレス電話機11の位置登録は、
バスの出入り口に赤外線、タッチセンサ或いは整理券配
布機とうを設置することによって行なう。すなわち、こ
の検出装置により人の出入りを検出し、これにより中継
装置13が出入りした人の所有するコードレス電話機1
1が自己のIDを送出するように要求する。コードレス
電話機11が自己のIDを送出すると、中継装置13は
このコードレス電話機11のID及び当該中継装置13
のIDを基地局3に送出する。
【0019】続いて、基地局3がコードレス電話機11
のID、中継装置13のIDを自動車電話統括局5に送
出し、この自動車電話統括局5が送出されたコードレス
電話機11のID、中継装置13のIDを登録した後
に、コードレス電話統括局7にコードレス電話機11の
IDを送出する。コードレス電話統括局7は、このコー
ドレス電話機11のIDを記憶して完了する。
【0020】上述してきたように本実施例によれば、ゾ
ーン間を高速で移動する移動体内でマイクロセル方式の
携帯電話機を使用することの出来るようになる。
【0021】
【発明の効果】コードレス電話機のような高速なゾーン
切り替え機能が不可能な電話機を高速移動体内で用いる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を説明するブロック図
である。
【図2】図1に示した中継装置の構成を説明するブロッ
ク図である。
【図3】ゾーン間を移動する移動体の様子を示す図であ
る。
【図4】大ゾーンと小ゾーンとの関係を示す図である。
【符号の説明】
1 高速移動体 3 自動車電話基地局 5 自動車電話統括局 7 コードレス電話統括局 11 コードレス電話機 13 中継装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 忠彦 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝総合研究所内 (72)発明者 諸岡 翼 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝総合研究所内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 移動体内で使用される小ゾーン方式の第
    1の通信手段による通信を大ゾーン方式の通信方式に双
    方向で変換して通信を行なう第2の通信手段を移動体に
    搭載することを特徴とする移動体通信装置。
JP3165970A 1991-07-05 1991-07-05 移動体通信装置 Pending JPH0514270A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3165970A JPH0514270A (ja) 1991-07-05 1991-07-05 移動体通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3165970A JPH0514270A (ja) 1991-07-05 1991-07-05 移動体通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0514270A true JPH0514270A (ja) 1993-01-22

Family

ID=15822467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3165970A Pending JPH0514270A (ja) 1991-07-05 1991-07-05 移動体通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0514270A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998059463A1 (fr) * 1997-06-24 1998-12-30 Ntt Mobile Communications Network Inc. Systeme de communication, procede de commande des transmissions et controleur de communication
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JP2009194926A (ja) * 2009-04-27 2009-08-27 Yazaki Corp 車載用アンテナの配置方法

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