JPH05142540A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JPH05142540A JPH05142540A JP3329484A JP32948491A JPH05142540A JP H05142540 A JPH05142540 A JP H05142540A JP 3329484 A JP3329484 A JP 3329484A JP 32948491 A JP32948491 A JP 32948491A JP H05142540 A JPH05142540 A JP H05142540A
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- crystal display
- light
- backlight
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 バックライト光源の点燈の切換えのみで安価
にパネル表示色を切換えることができる液晶表示装置を
提供する。 【構成】 バックライト１１が、第１の導光板４と第１
の導光板４の光出射面に設けた第１のカラ−シ−ト３と
第１の光源とからなる第１のバックライト層１２と、第
２の導光板７と第１のカラ−シ−ト３と異なる色の第２
のカラ−シ−ト６と第２の光源とからなる第２のバック
ライト層１３とを備え、かつ第１及び／又は第２の光源
点燈を選択する制御回路を持つ。
にパネル表示色を切換えることができる液晶表示装置を
提供する。 【構成】 バックライト１１が、第１の導光板４と第１
の導光板４の光出射面に設けた第１のカラ−シ−ト３と
第１の光源とからなる第１のバックライト層１２と、第
２の導光板７と第１のカラ−シ−ト３と異なる色の第２
のカラ−シ−ト６と第２の光源とからなる第２のバック
ライト層１３とを備え、かつ第１及び／又は第２の光源
点燈を選択する制御回路を持つ。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置に用いら
れるバックライトに係わり、特に、カラ−表示に好適な
バックライトを備える液晶表示装置に関する。
れるバックライトに係わり、特に、カラ−表示に好適な
バックライトを備える液晶表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】液晶表示装置として、液晶表示パネル
と、液晶表示パネルの背後に配置されるバックライトと
を備え、バックライトの光を液晶表示パネルの背後から
透過することが知られている。かかる液晶表示装置は、
カラ−表示のためにバックライトからの光を無色とし、
液晶パネルの液晶材料に種々の色素を混入したり、ま
た、複数のカラ−フィルタを積層したＴＦＴ方式の液晶
表示パネルを使用することが行われている。
と、液晶表示パネルの背後に配置されるバックライトと
を備え、バックライトの光を液晶表示パネルの背後から
透過することが知られている。かかる液晶表示装置は、
カラ−表示のためにバックライトからの光を無色とし、
液晶パネルの液晶材料に種々の色素を混入したり、ま
た、複数のカラ−フィルタを積層したＴＦＴ方式の液晶
表示パネルを使用することが行われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の液
晶表示装置においては、カラ−表示のために、上述のよ
うに液晶材料への色素の混入は、液晶表示パネルの表示
色が一定色に定められてしまい、使用者の希望に応じて
種々の表示色に変更することもままならず、当然、液晶
表示装置の使用中に表示色の切換えを行うことは困難で
あった。表示色を自在に可変できる液晶表示装置として
は、ＴＦＴ方式の液晶表示パネルの使用があるが、この
表示パネルは高価であり、ＴＦＴ方式ほど多色である必
要がない場合には、過剰機能になってしまう欠点があっ
た。
晶表示装置においては、カラ−表示のために、上述のよ
うに液晶材料への色素の混入は、液晶表示パネルの表示
色が一定色に定められてしまい、使用者の希望に応じて
種々の表示色に変更することもままならず、当然、液晶
表示装置の使用中に表示色の切換えを行うことは困難で
あった。表示色を自在に可変できる液晶表示装置として
は、ＴＦＴ方式の液晶表示パネルの使用があるが、この
表示パネルは高価であり、ＴＦＴ方式ほど多色である必
要がない場合には、過剰機能になってしまう欠点があっ
た。
【０００４】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、その目的は安価で種々の色への切替えを可能と
し、表示装置の使用中に色の切換えも行える液晶表示装
置を提供することにある。
もので、その目的は安価で種々の色への切替えを可能と
し、表示装置の使用中に色の切換えも行える液晶表示装
置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記した本発明の目的を
達成するために、請求項１記載の発明は、第１の導光板
と該第１の導光板の光出射面に設けた第１のカラ−シ−
トと該第１の導光板の受光面に対向配置された第１の光
源とからなる第１のバックライト層と、第２の導光板と
該第２の導光板の光出射面に設けた前記第１のカラ−シ
−トと異なる色の第２のカラ−シ−トと該第２の導光板
の受光面に対向配置された第２の光源とからなる第２の
バックライト層とを備え、前記第１及び第２のバックラ
イト層を積層すると共に、使用モ−ドに応じて前記第１
及び／又は第２の光源点燈を選択して液晶表示パネルの
表示色を２色以上としたことを特徴とする。
達成するために、請求項１記載の発明は、第１の導光板
と該第１の導光板の光出射面に設けた第１のカラ−シ−
トと該第１の導光板の受光面に対向配置された第１の光
源とからなる第１のバックライト層と、第２の導光板と
該第２の導光板の光出射面に設けた前記第１のカラ−シ
−トと異なる色の第２のカラ−シ−トと該第２の導光板
の受光面に対向配置された第２の光源とからなる第２の
バックライト層とを備え、前記第１及び第２のバックラ
イト層を積層すると共に、使用モ−ドに応じて前記第１
及び／又は第２の光源点燈を選択して液晶表示パネルの
表示色を２色以上としたことを特徴とする。
【０００６】また、請求項２記載の発明は、バックライ
トを複数バックライト層の積層構造にすると共に、各バ
ックライト層を導光板と導光板の受光面に対向配置した
光源とにより構成し、各バックライトの光源を夫々異な
った色とし、各光源の点燈を選択する点燈制御回路によ
り、液晶表示パネルの表示色を可変としたことを特徴と
する。また、請求項３記載の発明は、バックライトを複
数バックライト層の積層構造にすると共に、各バックラ
イト層を導光板と導光板の側端に設けた光源とにより構
成し、各バックライト層の導光板の側端の受光面に夫々
異なった色のカラ−シ−トを設け、各光源の点燈を選択
する点燈制御回路により、液晶表示パネルの表示色を可
変としたことを特徴とする。
トを複数バックライト層の積層構造にすると共に、各バ
ックライト層を導光板と導光板の受光面に対向配置した
光源とにより構成し、各バックライトの光源を夫々異な
った色とし、各光源の点燈を選択する点燈制御回路によ
り、液晶表示パネルの表示色を可変としたことを特徴と
する。また、請求項３記載の発明は、バックライトを複
数バックライト層の積層構造にすると共に、各バックラ
イト層を導光板と導光板の側端に設けた光源とにより構
成し、各バックライト層の導光板の側端の受光面に夫々
異なった色のカラ−シ−トを設け、各光源の点燈を選択
する点燈制御回路により、液晶表示パネルの表示色を可
変としたことを特徴とする。
【０００７】
【作用】上記手段によれば、夫々異なった色の光源又は
カラ−シ−トを持つ複数のバックライト層をバックライ
トとし、液晶表示パネルを取換えずに各バックライト層
の光源の点燈を切換えることにより安価でパネル表示色
を可変することができ、また、液晶表示装置の使用状況
に応じて表示色を変えることができる。
カラ−シ−トを持つ複数のバックライト層をバックライ
トとし、液晶表示パネルを取換えずに各バックライト層
の光源の点燈を切換えることにより安価でパネル表示色
を可変することができ、また、液晶表示装置の使用状況
に応じて表示色を変えることができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１ないし図５に
基づいて詳細に説明する。ここで、図１は本発明に係る
液晶表示装置の分解斜視図，図２はこの液晶表示装置の
平面図，図３はこの液晶表示装置の側面一部断面図，図
４はこの液晶表示装置のバックライトの拡大断面図，図
５（ａ）（ｂ）はこの液晶表示装置の導光板の裏面図で
ある。
基づいて詳細に説明する。ここで、図１は本発明に係る
液晶表示装置の分解斜視図，図２はこの液晶表示装置の
平面図，図３はこの液晶表示装置の側面一部断面図，図
４はこの液晶表示装置のバックライトの拡大断面図，図
５（ａ）（ｂ）はこの液晶表示装置の導光板の裏面図で
ある。
【０００９】本発明に係る液晶表示装置１は、図１及び
図２に示すように、液晶表示パネル２，無色の透明性カ
ラ−シ−ト３，第１の導光板４，拡散シ−ト５，赤色の
透明性カラ−シ−ト６，第２の導光板７及び反射シ−ト
８が積層され、導光板４，７の側端に光源の冷陰極管９
及び１０を配置し、底部に設けた基板２０と液晶表示パ
ネル２とがゴムコネクタ２１で結合されている。なお、
液晶表示装置１の上面には、タッチスイッチ装置２２が
設けられており、液晶表示装置１により表示される文
字，画像等の情報に応じてタッチスイッチ装置２２の一
部又は全面を指等で押圧し、液晶表示装置１が取付けら
れる本体（例えば、複写機）を所望動作させることにな
る。液晶パネル２は、液晶材料を２枚のガラス基板間に
封止し、夫々のガラス基板に偏光板を付着した構造であ
り、ガラス基板に形成した電極に所定の電圧を印加する
ことにより、種々の文字，画像を表示するものである。
図２に示すように、液晶表示パネル２，無色の透明性カ
ラ−シ−ト３，第１の導光板４，拡散シ−ト５，赤色の
透明性カラ−シ−ト６，第２の導光板７及び反射シ−ト
８が積層され、導光板４，７の側端に光源の冷陰極管９
及び１０を配置し、底部に設けた基板２０と液晶表示パ
ネル２とがゴムコネクタ２１で結合されている。なお、
液晶表示装置１の上面には、タッチスイッチ装置２２が
設けられており、液晶表示装置１により表示される文
字，画像等の情報に応じてタッチスイッチ装置２２の一
部又は全面を指等で押圧し、液晶表示装置１が取付けら
れる本体（例えば、複写機）を所望動作させることにな
る。液晶パネル２は、液晶材料を２枚のガラス基板間に
封止し、夫々のガラス基板に偏光板を付着した構造であ
り、ガラス基板に形成した電極に所定の電圧を印加する
ことにより、種々の文字，画像を表示するものである。
【００１０】バックライト１１は、無色シ−ト３，第１
の導光板４及び冷陰極管９からなる第１のバックライト
層１２と、赤色のカラ−シ−ト６，第２の導光板７及び
冷陰極管１０からなる第２のバックライト層１３とから
なり、第１のバックライト層１２と第２のバックライト
層１３との間に拡散シ−ト５を介在させ、第２のバック
ライト層１３の底部に反射シ−ト８を配置させている。
カラ−シ−ト３，６は、シ−ト状にポリエステル材から
なり、色が異なる以外は同じ構成である。これらカラ−
シ−ト３，６の色は表示装置の用途に応じて選択できる
が、カラ−シ−ト３は使用頻度の高い色，例えば無色又
は白色であることが望ましい。なお、表示色の変更は、
シ−ト３，６を第１又は第２のバックライト層１２，１
３から取り外し、別色のシ−トを差し換えるだけで可能
である。
の導光板４及び冷陰極管９からなる第１のバックライト
層１２と、赤色のカラ−シ−ト６，第２の導光板７及び
冷陰極管１０からなる第２のバックライト層１３とから
なり、第１のバックライト層１２と第２のバックライト
層１３との間に拡散シ−ト５を介在させ、第２のバック
ライト層１３の底部に反射シ−ト８を配置させている。
カラ−シ−ト３，６は、シ−ト状にポリエステル材から
なり、色が異なる以外は同じ構成である。これらカラ−
シ−ト３，６の色は表示装置の用途に応じて選択できる
が、カラ−シ−ト３は使用頻度の高い色，例えば無色又
は白色であることが望ましい。なお、表示色の変更は、
シ−ト３，６を第１又は第２のバックライト層１２，１
３から取り外し、別色のシ−トを差し換えるだけで可能
である。
【００１１】第１及び第２の導光板４，７には、図５
（ａ）（ｂ）に示すように、その裏面に白色の四角形状
ドット１５ａ，１５ｂがマトリックス状にパタ−ン印刷
されており、ドッド１５ａ，１５ｂは冷陰極管９，１０
に近い所で形状を小さくドット間隙を小さくし、離れる
にしたがって形状を大きくドット間隙も大きくなるパタ
−ンになっている。冷陰極管９，１０の光は、ドット１
５ａ，１５ｂで反射され、ドット１５ａ，１５ｂがない
位置１４ａ，１４ｂで通過するため、上記ドットパタ−
ンにより導光板４，７の表面からの光量が均一化され
る。また、第１の導光板４と第２の導光板７とのドット
パタ−ンは、ずれており、即ち、導光板７のドット１５
ｂで反射した光ｌ1 が導光板４のドット１５ａで反射さ
れずに導光板４を通過する。ずれ量は、導光板４，７の
厚さによるが図５（ａ）（ｂ）のようにドット１５ａ，
１５ｂとドット１５ａ，１５ｂがない位置１４ａ，１４
ｂとが夫々対面するようになっている。冷陰極管９，１
０は反射シ−ト１６，１７で覆われて導光板４，７の側
端に取り付けられており、バックライト１１の光源にな
っている。冷陰極管９，１０は、スイッチ２０に結合さ
れ、点燈制御回路２１によるスイッチ２０の選択により
冷陰極管９，１０のうち一方または両方の点燈を選択す
る。即ち、例えば、液晶表示装置を複写機の操作パネル
に設け、通常状態時は、冷陰極管９を点燈させて通常色
（白色）での文字表示とし、トナ−なし等の異常状態時
は、スイッチ２０の自動切換えにより冷陰極管１０を点
燈させて赤色表示とすることにより視覚にうったえるこ
とができる。また冷陰極管９，１０の両方を点燈させて
表示色をピンク色としトナ−補充の注意をうったえるこ
ともできる。更には、冷陰極管１０への電流を徐々に増
加させ、表示色を薄いピンク色から濃いピンク色に変化
させることもできる。
（ａ）（ｂ）に示すように、その裏面に白色の四角形状
ドット１５ａ，１５ｂがマトリックス状にパタ−ン印刷
されており、ドッド１５ａ，１５ｂは冷陰極管９，１０
に近い所で形状を小さくドット間隙を小さくし、離れる
にしたがって形状を大きくドット間隙も大きくなるパタ
−ンになっている。冷陰極管９，１０の光は、ドット１
５ａ，１５ｂで反射され、ドット１５ａ，１５ｂがない
位置１４ａ，１４ｂで通過するため、上記ドットパタ−
ンにより導光板４，７の表面からの光量が均一化され
る。また、第１の導光板４と第２の導光板７とのドット
パタ−ンは、ずれており、即ち、導光板７のドット１５
ｂで反射した光ｌ1 が導光板４のドット１５ａで反射さ
れずに導光板４を通過する。ずれ量は、導光板４，７の
厚さによるが図５（ａ）（ｂ）のようにドット１５ａ，
１５ｂとドット１５ａ，１５ｂがない位置１４ａ，１４
ｂとが夫々対面するようになっている。冷陰極管９，１
０は反射シ−ト１６，１７で覆われて導光板４，７の側
端に取り付けられており、バックライト１１の光源にな
っている。冷陰極管９，１０は、スイッチ２０に結合さ
れ、点燈制御回路２１によるスイッチ２０の選択により
冷陰極管９，１０のうち一方または両方の点燈を選択す
る。即ち、例えば、液晶表示装置を複写機の操作パネル
に設け、通常状態時は、冷陰極管９を点燈させて通常色
（白色）での文字表示とし、トナ−なし等の異常状態時
は、スイッチ２０の自動切換えにより冷陰極管１０を点
燈させて赤色表示とすることにより視覚にうったえるこ
とができる。また冷陰極管９，１０の両方を点燈させて
表示色をピンク色としトナ−補充の注意をうったえるこ
ともできる。更には、冷陰極管１０への電流を徐々に増
加させ、表示色を薄いピンク色から濃いピンク色に変化
させることもできる。
【００１２】拡散シ−ト５は、無色のアクリル材からな
り、その上面を磨り模様状に形成した又は梨地処理した
乱反射面５ａとし、下面を平坦な面５ｂとしている。こ
の拡散シ−ト５により、図４に示すように冷陰極管９か
らの光ｌ2 が乱反射面５ａでほぼ反射され、赤色シ−ト
６を通過する光が少なくなるので、赤色シ−ト６の赤色
の表示色への干渉が防止される。また、乱反射面５ａで
の反射により、第１のバックライト層１２の光量が増加
し、液晶表示がより明るくなる。なお、冷陰極管１０か
らの光ｌ1 は、拡散シ−ト５の平坦面５ｂを通過してか
ら乱反射面５ａに達するため、乱反射面５ａを通過する
ことになる。反射シ−ト８は、その表面に白色又は銀膜
を印刷されており、光を全て液晶パネル２の方へ反射す
る。上述のカラ−シ−ト３，第１の導光板４，拡散シ−
ト５，カラ−シ−ト６，第２の導光板７，反射シ−ト８
及び冷陰極管９，１０を覆う反射シ−ト１６，１７は、
固定ネジ２３により一体化されている。従って、カラ−
シ−ト３，６を交換する際は、固定ネジ２３を外すだけ
で簡単にできる。
り、その上面を磨り模様状に形成した又は梨地処理した
乱反射面５ａとし、下面を平坦な面５ｂとしている。こ
の拡散シ−ト５により、図４に示すように冷陰極管９か
らの光ｌ2 が乱反射面５ａでほぼ反射され、赤色シ−ト
６を通過する光が少なくなるので、赤色シ−ト６の赤色
の表示色への干渉が防止される。また、乱反射面５ａで
の反射により、第１のバックライト層１２の光量が増加
し、液晶表示がより明るくなる。なお、冷陰極管１０か
らの光ｌ1 は、拡散シ−ト５の平坦面５ｂを通過してか
ら乱反射面５ａに達するため、乱反射面５ａを通過する
ことになる。反射シ−ト８は、その表面に白色又は銀膜
を印刷されており、光を全て液晶パネル２の方へ反射す
る。上述のカラ−シ−ト３，第１の導光板４，拡散シ−
ト５，カラ−シ−ト６，第２の導光板７，反射シ−ト８
及び冷陰極管９，１０を覆う反射シ−ト１６，１７は、
固定ネジ２３により一体化されている。従って、カラ−
シ−ト３，６を交換する際は、固定ネジ２３を外すだけ
で簡単にできる。
【００１３】次に、本発明の他の実施例を図６に基づい
て説明する。ここで図６は他の実施例に係る液晶表示装
置の側面一部断面図であり、前述のものと同じものには
同じ番号を付している。この液晶表示装置２５は、前述
の液晶表示パネル２の背後に導光板４と冷陰極管３０と
からなる第１のバックライト層２６と，導光板７と冷陰
極管３１とからなる第２のバックライト層２７と，導光
板３３と冷陰極管３２とからなる第３のバックライト層
２８とからなるバックライト３４を設け、冷陰極管３
０，３１，３２の発光色は夫々異なっており、冷陰極管
３０は白色又は無色，冷陰極管３１は赤色，冷陰極管３
２は黄色にしている。そして、第１のバックライト層２
６と第２のバックライト層２７との間には、前述の拡散
シ−ト５を介在し、第２のバックライト層２７と第３の
バックライト層２８との間には、拡散シ−ト５と同じ構
造の拡散シ−ト３５を介在させ、更に、前述の反射シ−
ト８を第３のバックライト層２８の底部に配置してい
る。なお、導光板３３は、導光板４と同じ構造になって
おり、導光板７のドット１５ｂ群と導光板３３のドット
群とは前述のようにずれている。また、冷陰極管３０，
３１，３２は、スイッチ３７及び点燈制御回路３８に結
合され、点燈制御回路３８によるスイッチ３７の選択に
より冷陰極管３０，３１，３２のうち一つ又は全ての点
燈を選択する。これにより液晶表示装置２５は、３色以
上の表示色の可変が可能になる。
て説明する。ここで図６は他の実施例に係る液晶表示装
置の側面一部断面図であり、前述のものと同じものには
同じ番号を付している。この液晶表示装置２５は、前述
の液晶表示パネル２の背後に導光板４と冷陰極管３０と
からなる第１のバックライト層２６と，導光板７と冷陰
極管３１とからなる第２のバックライト層２７と，導光
板３３と冷陰極管３２とからなる第３のバックライト層
２８とからなるバックライト３４を設け、冷陰極管３
０，３１，３２の発光色は夫々異なっており、冷陰極管
３０は白色又は無色，冷陰極管３１は赤色，冷陰極管３
２は黄色にしている。そして、第１のバックライト層２
６と第２のバックライト層２７との間には、前述の拡散
シ−ト５を介在し、第２のバックライト層２７と第３の
バックライト層２８との間には、拡散シ−ト５と同じ構
造の拡散シ−ト３５を介在させ、更に、前述の反射シ−
ト８を第３のバックライト層２８の底部に配置してい
る。なお、導光板３３は、導光板４と同じ構造になって
おり、導光板７のドット１５ｂ群と導光板３３のドット
群とは前述のようにずれている。また、冷陰極管３０，
３１，３２は、スイッチ３７及び点燈制御回路３８に結
合され、点燈制御回路３８によるスイッチ３７の選択に
より冷陰極管３０，３１，３２のうち一つ又は全ての点
燈を選択する。これにより液晶表示装置２５は、３色以
上の表示色の可変が可能になる。
【００１４】次に、本発明の他の第２実施例を図７に基
づいて説明する。ここで図７は他の実施例に係る液晶表
示装置の側面一部断面図であり、前述のものと同じもの
には同じ番号を付している。この液晶表示装置４０は、
前述の液晶表示装置２５に対して、相違構造として光源
となる冷陰極管４１，４２，４３が無色であり、かつ冷
陰極管４１，４２，４３からの光の受光面となる導光板
４，７，３３の端面に夫々異なる色の透明性カラ−シ−
ト４４，４５，４６を配置している。カラ−シ−ト４
４，４５，４６はシ−ト状のポリエステル材からなり、
色が異なる以外は同じ構成であり、導光板４，７，３３
の端面に接着されている。なお、導光板４，７，３３，
拡散シ−ト５，３５，反射シ−ト８及び点燈制御回路３
８の構成は、前述の液晶表示装置２５と同じである。こ
れにより液晶表示装置４０は、３色以上の表示色の可変
が可能になる。
づいて説明する。ここで図７は他の実施例に係る液晶表
示装置の側面一部断面図であり、前述のものと同じもの
には同じ番号を付している。この液晶表示装置４０は、
前述の液晶表示装置２５に対して、相違構造として光源
となる冷陰極管４１，４２，４３が無色であり、かつ冷
陰極管４１，４２，４３からの光の受光面となる導光板
４，７，３３の端面に夫々異なる色の透明性カラ−シ−
ト４４，４５，４６を配置している。カラ−シ−ト４
４，４５，４６はシ−ト状のポリエステル材からなり、
色が異なる以外は同じ構成であり、導光板４，７，３３
の端面に接着されている。なお、導光板４，７，３３，
拡散シ−ト５，３５，反射シ−ト８及び点燈制御回路３
８の構成は、前述の液晶表示装置２５と同じである。こ
れにより液晶表示装置４０は、３色以上の表示色の可変
が可能になる。
【００１５】以上、図示実施例につき説明したが、本発
明は、上記実施例の態様のみに限定されるものではな
く、その構成要素に種々の変更を加えることができる。
例えば、バックライト層を４層以上の構造にすることに
より、更に種々のパネル表示色が可能になる。また、各
冷陰極管をＲＢＧ対応の３色とすることにより、より複
雑な表示色も可能となる。
明は、上記実施例の態様のみに限定されるものではな
く、その構成要素に種々の変更を加えることができる。
例えば、バックライト層を４層以上の構造にすることに
より、更に種々のパネル表示色が可能になる。また、各
冷陰極管をＲＢＧ対応の３色とすることにより、より複
雑な表示色も可能となる。
【００１６】以上の説明から明らかなように請求項１記
載の発明によれば、異なった色のカラ−シ−トを持つ第
１，２のバックライト層をバックライトとし、各バック
ライト層の光源点燈を制御することにより、安価で２色
以上の表示色のパネル表示が可能になる。また、液晶表
示パネルを取換えることなく、カラ−シ−トの交換だけ
で簡単に安価でパネル表示色を変更することができ、更
にカラ−シ−トは１００色以上の色があり、使用者の選
択範囲が広くなる。
載の発明によれば、異なった色のカラ−シ−トを持つ第
１，２のバックライト層をバックライトとし、各バック
ライト層の光源点燈を制御することにより、安価で２色
以上の表示色のパネル表示が可能になる。また、液晶表
示パネルを取換えることなく、カラ−シ−トの交換だけ
で簡単に安価でパネル表示色を変更することができ、更
にカラ−シ−トは１００色以上の色があり、使用者の選
択範囲が広くなる。
【００１７】また、請求項２記載の発明によれば、異な
った色の光源を持つ複数のバックライト層をバックライ
トとし、各バックライト層の光源点燈を制御することに
より、安価で種々の表示色のパネル表示が可能になる。
また、液晶表示パネルを取換えることなく、光源の交換
だけで簡単に安価でパネル表示色を変更することができ
る。
った色の光源を持つ複数のバックライト層をバックライ
トとし、各バックライト層の光源点燈を制御することに
より、安価で種々の表示色のパネル表示が可能になる。
また、液晶表示パネルを取換えることなく、光源の交換
だけで簡単に安価でパネル表示色を変更することができ
る。
【００１８】また、請求項３記載の発明によれば、異な
った色のカラ−シ−トを各バックライト層の光源に対向
した各導光板の端面に配置し、各バックライト層の光源
点燈を制御することにより、安価で種々の表示色のパネ
ル表示が可能になる。
った色のカラ−シ−トを各バックライト層の光源に対向
した各導光板の端面に配置し、各バックライト層の光源
点燈を制御することにより、安価で種々の表示色のパネ
ル表示が可能になる。
【００１９】また、請求項４記載の発明によれば、拡散
シ−トの介在により、下層のバックライト層の色が上層
のバックライト層の色に干渉することがなく、また、バ
ックライト層の光量が増加するため、鮮やかな表示色に
できる。
シ−トの介在により、下層のバックライト層の色が上層
のバックライト層の色に干渉することがなく、また、バ
ックライト層の光量が増加するため、鮮やかな表示色に
できる。
【図１】本発明の一実施例を示す液晶表示装置の分解斜
視図。
視図。
【図２】図１に示す液晶表示装置の平面図。
【図３】図２に示す液晶表示装置の側面一部断面図。
【図４】図３に示すバックライトの拡大断面図。
【図５】（ａ）（ｂ）は図１に示す２つの導光板の各々
の裏面図。
の裏面図。
【図６】本発明の他の実施例を示す液晶表示装置の側面
一部断面図。
一部断面図。
【図７】本発明の他の第２実施例を示す液晶表示装置の
側面一部断面図。
側面一部断面図。
２ 液晶パネル ３，６，44，45，46 カラ−シ−ト ４，７，33 導光板 ５，35 拡散シ−ト ８ 反射シ−ト ９，10，30，31，32，41，42，43冷陰極管 12，26 第１のバックライト層 13，27 第２のバックライト層 28 第３のバックライト層 21，38 点燈制御回路
Claims (4)
- 【請求項１】 液晶表示パネルと、該液晶表示パネルの
背後に配置されるバックライトとを備え、バックライト
の光を液晶表示パネルの背後から透過する液晶表示装置
において、前記バックライトが、第１の導光板と該第１
の導光板の光出射面に設けた第１のカラ−シ−トと該第
１の導光板の受光面に対向配置された第１の光源とから
なる第１のバックライト層と、第２の導光板と該第２の
導光板の光出射面に設けられ前記第１のカラ−シ−トと
異なる色の第２のカラ−シ−トと該第２の導光板の受光
面に対向配置された第２の光源とからなる第２のバック
ライト層とを備え、前記第１及び第２のバックライト層
を積層すると共に、使用モ−ドに応じて前記第１及び／
又は第２の光源点燈を選択して液晶表示パネルの表示色
を２色以上としたことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項２】 液晶表示パネルと、該液晶表示パネルの
背後に配置されるバックライトとを備え、バックライト
の光を液晶表示パネルの背後から透過する液晶表示装置
において、該バックライトを複数バックライト層の積層
構造にすると共に、各バックライト層を導光板と導光板
の受光面に対向配置した光源とにより構成し、各バック
ライト層の光源を夫々異なった色とし、各光源の点燈を
選択する点燈制御回路により、液晶表示パネルの表示色
を可変としたことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項３】 液晶表示パネルと、該液晶表示パネルの
背後に配置されるバックライトとを備え、バックライト
の光を液晶表示パネルの背後から透過する液晶表示装置
において、該バックライトを複数バックライト層の積層
構造にすると共に、各バックライト層を導光板と導光板
の側端に設けた光源とにより構成し、各バックライト層
の導光板の側端の受光面に夫々異なった色のカラ−シ−
トを設け、各光源の点燈を選択する点燈制御回路によ
り、液晶表示パネルの表示色を可変としたことを特徴と
する液晶表示装置。 - 【請求項４】 各バックライト層の間に拡散シ−トを介
在させると共に、最後部のバックライト層の背面に反射
シ−トを配置させたことを特徴とする請求項１から３ま
でのいずれか１項に記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3329484A JPH05142540A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3329484A JPH05142540A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05142540A true JPH05142540A (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=18221890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3329484A Pending JPH05142540A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05142540A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100611552B1 (ko) * | 1999-01-13 | 2006-08-10 | 삼성전자주식회사 | 액정표시장치용 백라이트 유니트 |
| US8134532B2 (en) | 2007-10-31 | 2012-03-13 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image display apparatus and image display method |
| US8279164B2 (en) | 2005-12-21 | 2012-10-02 | Casio Computer Co., Ltd. | Surface light source capable of changing range of spread angle of exit light, and liquid crystal display apparatus using this surface light source |
| CN113691751A (zh) * | 2021-07-06 | 2021-11-23 | 安徽康佳电子有限公司 | 一种双面显示电视机系统 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0262516B2 (ja) * | 1986-06-30 | 1990-12-25 | Toyoda Chuo Kenkyusho Kk |
-
1991
- 1991-11-18 JP JP3329484A patent/JPH05142540A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0262516B2 (ja) * | 1986-06-30 | 1990-12-25 | Toyoda Chuo Kenkyusho Kk |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US8134532B2 (en) | 2007-10-31 | 2012-03-13 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image display apparatus and image display method |
| CN113691751A (zh) * | 2021-07-06 | 2021-11-23 | 安徽康佳电子有限公司 | 一种双面显示电视机系统 |
| CN113691751B (zh) * | 2021-07-06 | 2024-05-10 | 安徽康佳电子有限公司 | 一种双面显示电视机系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980609 |