JPH05141387A - 水中ポンプ - Google Patents

水中ポンプ

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JPH05141387A
JPH05141387A JP13074092A JP13074092A JPH05141387A JP H05141387 A JPH05141387 A JP H05141387A JP 13074092 A JP13074092 A JP 13074092A JP 13074092 A JP13074092 A JP 13074092A JP H05141387 A JPH05141387 A JP H05141387A
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JP
Japan
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casing
strainer
lower casing
cover
pump
Prior art date
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JP13074092A
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English (en)
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JP2780229B2 (ja
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Makoto Kobayashi
真 小林
Mitsuhito Nakayama
光仁 中山
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Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 弾性材製の上下のケーシングを有する水中ポ
ンプを簡単な構成で分解、点検を容易とし、上下ケーシ
ング間のシールを確実にすること。 【構成】 下部ケーシングの底面を覆う下部ケーシング
カバーに突出部を設け、ストレーナと係合させ、ストレ
ーナと上下のケーシングを中間ケーシングにボルトで共
締する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中間ケーシングに弾性
材製の上部ケーシング及び下部ケーシングを取り付ける
と共に、下部ケーシングの側面を覆うようにストレーナ
を取付けた水中ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の水中ポンプは種々知られ
ており、例えば第3図に示すように、モータMを収納し
たモータケーシングMCには流路Fが形成されており、
そのモータケーシングMCの下部にポンプケーシングP
Cが取付けられている。土木用のポンプのように取扱い
液に土砂等が含まれている場合は、ポンプケーシングP
Cが摩耗するので、ポンプケーシングPCは弾性材例え
ばゴムで作られ、摩耗に強く、また摩耗した場合に交換
しやすくするようになっている。したがって、このポン
プケーシングPCは弾性材例えばゴムで作られた上部ケ
ーシング4と同様に弾性材製の下部ケーシング5とを備
え、これらのケーシング4、5によってボリュート室2
が画成され、その中にモータMによって回転するインペ
ラ1が収納されている。そして上部ケーシング4とモー
タケーシングMCとの間には中間ケーシング3が設けら
れ、そして下部ケーシング5の下面及び側面は金属性の
下部ケーシングカバー6で覆われており、この下部ケー
シングカバー6の上端は上部ケーシング4の側面を通
り、中間ケーシング3の下端面まで延びている。そして
ポンプケーシングPCの下部にはストレーナ7が設けら
れ、そのストレーナ7の側面は前記下部ケーシングカバ
ー6の外周に位置しており、そして側面に多数の穴Hを
有している。
【0003】上部及び下部の各ケーシング4、5がいず
れも弾性材で作られているので上部及び下部の各ケーシ
ングの接合面Sをシールするために、下部ケーシングカ
バー6を設け、複数のボルト8、ナット9により中間ケ
ーシング3と下部ケーシングカバー6とを締め付け、ボ
ルト8のない部分も充分にシールできるようにし、また
前記のボルト8を用いて、別のナット10でストレーナ
7も取付けていた。
【0004】また、ストレーナ7の下部に穴Hを設けら
れているが、ごみや土砂を吸込まない様に側面に形成さ
れている。さらに、水面が低くてもポンプが吸込み作業
が可能となる様に、下部ケーシングカバー6の下面はで
きるだけ低い位置に設計されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる水中ポンプはそ
れ自体効果的なものであるが、ストレーナ7、下部ケー
シング5、上部ケーシング4を外すには、両ケーシング
4、5のボルト孔が両ねじボルト8のねじ山に引掛り外
しにくい欠点があり、また土木工事に使用した際、スト
レーナ7の内外の両ねじボルト8のねじ溝に泥、砂等が
入り込み、そのためナット9、10が外しにくい欠点も
あって、水中ポンプのポンプ部の分解、点検が面倒であ
った。
【0006】また、ナット10を締付ける場合にストレ
ーナ7は薄い板であるために、強く締付けると変形しや
すく、弱いとナットが緩んでしまう。
【0007】例えば、実開昭54−103606号公報
には、ポンプの下部ケーシングとストレーナとの間に嵌
入する突部を設ける技術が開示されている。しかしなが
ら、かかる公知技術では、上下のポンプケーシングが金
属製であるから、充分に強度を有し、変形やシール不良
の問題がなく、また、ストレーナは底部に穴があるの
で、流れの抵抗にならず、この突部はシールの役目をす
るものである。したがって、弾性材のケーシングの接合
面のシール性の向上という問題は生じない。
【0008】さらに実開昭60−116093号公報に
は、中間ケーシングとストレーナとの間でポンプケーシ
ングをサンドイッチ状にボルトにより締付ける技術が開
示されている。しかしながら、かかる公知技術では弾性
材製のポンプケーシングに対しては位置決め及びシール
を確実にすることができない。
【0009】本発明は上記した従来技術の問題点に鑑み
て提案されたもので、弾性材製の上下のケーシングを有
する水中ポンプを簡単な構成で分解、点検を容易にし、
上下のケーシング間のシールを確実にすることが出来る
水中ポンプの提供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の水中ポンプは、
中間ケーシングに弾性材製の上部ケーシング及び下部ケ
ーシングを取り付けると共に、下部ケーシングの側面を
覆うようにストレーナを取付けた水中ポンプにおいて、
下部ケーシングの底面を覆う下部ケーシングカバーを設
け、前記ストレーナと下部ケーシングと上部ケーシング
とを中間ケーシングに共締固着する複数本のボルトを設
け、前記下部ケーシングカバーはストレーナと係合する
突出部を有し、そして前記下部ケーシングカバーの底面
は突出部以外の所でストレーナから離れて設けられてい
る。
【0011】
【作用】上記した様な構成を有する本発明の水中ポンプ
によれば、ボルトを中間ケーシングから離脱させると、
該中間ケーシングヘ共締固着されたストレーナ、下部ケ
ーシング、上部ケーシングを取りはずすことができる。
従って、水中ポンプの分解、点検が容易である。
【0012】弾性材製のケーシングの場合、ボルトを締
め付けると、部分的な歪が生じ、上下のケーシングの接
合面が開いてしまう。しかしながら、本発明では下部ケ
ーシングカバー(突出部を含む)と中間ケーシングとの
間で弾性材製の上部及び下部ケーシングがサインドイッ
チ状にはさまれるので、全体的に均一な応力が与えら
れ、接合面のシールも確実なものとなる。
【0013】また、ストレーナを充分に薄くしても、下
部ケーシングカバーの突出部によりボルトの締付力を維
持することが出来る。しかも、ストレーナの下部側面か
らの流れの抵抗も増大せず、排水効果も低下しない。
【0014】さらに、ボルトのねじ部は中間ケーシング
と螺合するのに十分な範囲にのみ形成すれば良く、ボル
ト全体に形成する必要は無い。その結果、ボルトねじ部
には土砂等が侵入し難くなり、ナットの螺合解除或いは
水中ポンプの分解が困難になってしまうことが防止され
るのである。
【0015】
【実施例】以下、図1及び図2を参照して本発明の実施
例を説明する。
【0016】図1及び図2において図3に対応する部分
については、同じ符号を付して重複説明を省略する。
【0017】図1及び図2において、ストレーナ7には
複数個の凹座11が形成され、凹座11の内方には下部
ケーシングカバー6aの突出部14が当接している。そ
して、ストレーナ7、下部ケーシング5(の突出部1
4)、上部ケーシング4は、中間ケーシング3に螺合す
る同種複数本のボルト13により、該中間ケーシング3
へ共締固着されている。そして、下部ケーシングカバー
6aの突出部14以外の底面部16は、ストレーナ7の
底面18の上方へ離隔して位置している。
【0018】ボルト13を締め付けることにより、スト
レーナ7は下部ケーシングカバー6の突出部14を押圧
し、下部ケーシング5と上部ケーシング4を押圧して、
上下のケーシング4、5間のシールを図っている。
【0019】このように構成されているので、ボルト1
3を外すだけで、ストレーナ7、下部ケーシング5、上
部ケーシング4を簡単に外し、ポンプ部の分解、点検を
容易、迅速に行うことができる。ここで、ボルト13の
ねじ部は中間ケーシング3に螺合するのに十分な範囲に
のみ形成されており、且つ、下部ケーシングカバー6、
下部ケーシング5、上部ケーシング4により水からシー
ルされている。その結果、ねじ部のねじ溝に泥、砂等が
に入り込むことは防止され、ボルト13を中間ケーシン
グ3から螺合解除することが困難になることはない。
【0020】
【発明の効果】本発明が奏する作用効果を以下を列挙す
る。
【0021】(1) 弾性材製の上部ケーシング及び下
部ケーシングが中間ケーシングと下部ケーシングカバー
との間でサンドイッチ状にはさまれているので、上下の
ケーシングカバーの間の接合面に比較的に均一な力が作
用し、シールが確実である。
【0022】(2) ボルトを取り去れば簡単に分割で
き、点検修理が容易である。
【0023】(3) ストレーナの下部側面から流入す
る液の流れの損失が小さい。
【0024】(4) ボルトが中間ケーシングと螺合す
るねじ溝には泥や砂が入り込まないので、ボルトが外し
難くなることを防止できる。
【0025】(5) 下部ケーシングカバー及びストレ
ーナが弾性材製の上下のポンプケーシングの側面を覆
い、弾性材の損傷を防止している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部の側断面図
【図2】図1の直行断面図
【図3】本発明の実施される従来のポンプを示す一部を
断面で示した側面図。
【符号の説明】
3・・・中間ケーシング 4・・・上部ケーシング 5・・・下部ケーシング 6、6a・・・下部ケーシングカバー 7、7a・・・ストレーナ 12・・・ディスタンスカラー 13・・・ボルト 14・・・下部ケーシングカバーの突出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間ケーシングに弾性材製の上部ケーシ
    ング及び下部ケーシングを取り付けると共に、下部ケー
    シングの側面を覆うようにストレーナを取付けた水中ポ
    ンプにおいて、下部ケーシングの底面を覆う下部ケーシ
    ングカバーを設け、前記ストレーナと下部ケーシングと
    上部ケーシングとを中間ケーシングに共締固着する複数
    本のボルトを設け、前記下部ケーシングカバーはストレ
    ーナと係合する突出部を有し、そして前記下部ケーシン
    グカバーの底面は突出部以外の所でストレーナから離れ
    て設けられていることを特徴とする水中ポンプ。
JP4130740A 1992-05-22 1992-05-22 水中ポンプ Expired - Lifetime JP2780229B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4130740A JP2780229B2 (ja) 1992-05-22 1992-05-22 水中ポンプ

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JPH05141387A true JPH05141387A (ja) 1993-06-08
JP2780229B2 JP2780229B2 (ja) 1998-07-30

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5769603A (en) * 1995-07-20 1998-06-23 Ebara Corporation Submerged Pump

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5741424U (ja) * 1980-08-14 1982-03-06
JPS5949792U (ja) * 1982-09-27 1984-04-02 株式会社荏原製作所 水中モ−タポンプ

Patent Citations (2)

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Cited By (1)

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US5769603A (en) * 1995-07-20 1998-06-23 Ebara Corporation Submerged Pump

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JP2780229B2 (ja) 1998-07-30

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