JPH08189429A - エアクリーナ - Google Patents
エアクリーナInfo
- Publication number
- JPH08189429A JPH08189429A JP33847594A JP33847594A JPH08189429A JP H08189429 A JPH08189429 A JP H08189429A JP 33847594 A JP33847594 A JP 33847594A JP 33847594 A JP33847594 A JP 33847594A JP H08189429 A JPH08189429 A JP H08189429A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packing
- filter element
- filter
- cover
- air cleaner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ボディの側壁に傾斜して設けたパッキン受座
に、角形のフィルタエレメントの下面に設けたパッキン
を載せ、ボディの側壁に、受座の傾斜に対し直角な複数
のリブを設けて、フィルタエレメントの濾過体枠を押圧
することにより、パッキンの上面側を抑え金を介してボ
ディで押圧することを廃止し、抑え金を省略する。 【構成】 ボディ11に傾斜したパッキンを受座16を
設けフィルタエレメント13のパッキン19を載せ、カ
バー2にパッキン受座16の傾斜に垂直なリブ5を設
け、その先端5aで濾過体枠18を上方から押圧して固
定する。このようにして、従来パッキン19の上面を押
圧するために必要であった抑え金を廃止することによ
り、抑え金組込み忘れによるシール不良を防止する。
に、角形のフィルタエレメントの下面に設けたパッキン
を載せ、ボディの側壁に、受座の傾斜に対し直角な複数
のリブを設けて、フィルタエレメントの濾過体枠を押圧
することにより、パッキンの上面側を抑え金を介してボ
ディで押圧することを廃止し、抑え金を省略する。 【構成】 ボディ11に傾斜したパッキンを受座16を
設けフィルタエレメント13のパッキン19を載せ、カ
バー2にパッキン受座16の傾斜に垂直なリブ5を設
け、その先端5aで濾過体枠18を上方から押圧して固
定する。このようにして、従来パッキン19の上面を押
圧するために必要であった抑え金を廃止することによ
り、抑え金組込み忘れによるシール不良を防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は内燃機関の吸気系に装
着されるエアクリーナに関する。
着されるエアクリーナに関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の吸気系等に用いられるエアク
リーナとしては、従来実開平4−134418号公報に
開示されたようなものがある。例えば図2(a)(b)
に示すエアクリーナ10はほぼ長方形箱形のボディ11
とカバー12とでケーシングを形成し、内部に角形のフ
ィルタエレメント13を収容したものである。ボディ1
1には流入口14、流出口15が形成され、ボディ11
の側壁を段付状にして(図2(b))パッキン受座16
が傾斜させて設けてある。フィルタエレメント13は、
ひだ折り濾紙でなる濾過体17を四角形の金属板濾過体
枠18で囲み、その下端4辺に側方へ張り出させてパッ
キン19を設けてある。
リーナとしては、従来実開平4−134418号公報に
開示されたようなものがある。例えば図2(a)(b)
に示すエアクリーナ10はほぼ長方形箱形のボディ11
とカバー12とでケーシングを形成し、内部に角形のフ
ィルタエレメント13を収容したものである。ボディ1
1には流入口14、流出口15が形成され、ボディ11
の側壁を段付状にして(図2(b))パッキン受座16
が傾斜させて設けてある。フィルタエレメント13は、
ひだ折り濾紙でなる濾過体17を四角形の金属板濾過体
枠18で囲み、その下端4辺に側方へ張り出させてパッ
キン19を設けてある。
【0003】パッキン19の下面はパッキン受座16上
に載りパッキン19の張り出した上面はカバー12の周
縁を延長しパッキン押え部20で押圧している。この場
合パッキン19の上面とパッキン押え部20との間に金
属板でなり濾過体枠18の4辺を囲む押え金21を介在
させている。押え金21はパッキン押え部20の押圧力
が直接伝達できないパッキン19の上位置aと下位置b
の2辺に押圧力を伝達するためのものである。すなわ
ち、パッキン押え部20は直接的にはパッキン19の傾
斜した2辺にのみを押圧し、他の2辺は自由状態になっ
ているから、柔軟なパッキン19のみでは屈曲した他の
辺へ均等に押圧力を伝えることができず、上位置aおよ
び下位置bの2辺においてパッキン洩れが生ずるからで
ある。
に載りパッキン19の張り出した上面はカバー12の周
縁を延長しパッキン押え部20で押圧している。この場
合パッキン19の上面とパッキン押え部20との間に金
属板でなり濾過体枠18の4辺を囲む押え金21を介在
させている。押え金21はパッキン押え部20の押圧力
が直接伝達できないパッキン19の上位置aと下位置b
の2辺に押圧力を伝達するためのものである。すなわ
ち、パッキン押え部20は直接的にはパッキン19の傾
斜した2辺にのみを押圧し、他の2辺は自由状態になっ
ているから、柔軟なパッキン19のみでは屈曲した他の
辺へ均等に押圧力を伝えることができず、上位置aおよ
び下位置bの2辺においてパッキン洩れが生ずるからで
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 エアク
リーナのフィルタエレメントは時々取外して掃除や交換
されるものであるが、取外して組立てる際押え金の装着
は往々にして失念され、押え金なしで組付けられること
がある。この状態で使用されるとパッキンのシール不良
となり洩れたダストによるエンジン摩耗等の障害があ
り、この状態は長期間発見され難い。
リーナのフィルタエレメントは時々取外して掃除や交換
されるものであるが、取外して組立てる際押え金の装着
は往々にして失念され、押え金なしで組付けられること
がある。この状態で使用されるとパッキンのシール不良
となり洩れたダストによるエンジン摩耗等の障害があ
り、この状態は長期間発見され難い。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は長方形状のボ
ディの側壁に傾斜した段付状のパッキン受座を設けて、
角形のフィルタエレメントのパッキンの4辺を載置し、
カバーの側壁に前記傾斜と直角方向のリブを複数個設け
て、リブの先端でフィルタエレメントの濾過体枠を押圧
するようにしたものである。
ディの側壁に傾斜した段付状のパッキン受座を設けて、
角形のフィルタエレメントのパッキンの4辺を載置し、
カバーの側壁に前記傾斜と直角方向のリブを複数個設け
て、リブの先端でフィルタエレメントの濾過体枠を押圧
するようにしたものである。
【0006】
【作用】ボディとカバーの結合により、フィルタエレメ
ントの濾過体枠はカバーのリブによって押圧される。リ
ブによる押圧は対向する傾斜した2辺のみに加わるが、
他の2辺には濾過体枠によって伝達される。従ってパッ
キン下面とボディのパッキン受座とは4辺共均等に押圧
され、傾斜の上位置と下位置となる非傾斜の2辺へ押圧
力が伝わらずに空気洩れを生ずるということはない。そ
して従来の押え金を省略できるから押え金の組付け失念
によるパッキン洩れは生じない。
ントの濾過体枠はカバーのリブによって押圧される。リ
ブによる押圧は対向する傾斜した2辺のみに加わるが、
他の2辺には濾過体枠によって伝達される。従ってパッ
キン下面とボディのパッキン受座とは4辺共均等に押圧
され、傾斜の上位置と下位置となる非傾斜の2辺へ押圧
力が伝わらずに空気洩れを生ずるということはない。そ
して従来の押え金を省略できるから押え金の組付け失念
によるパッキン洩れは生じない。
【0007】
【実施例】図1(a)(b)に実施例を示す。エアクリ
ーナ1はボディ11とカバー2の間にフィルタエレメン
ト13を挟持したものである。ボディ11とフィルタエ
レメント13とは図2に示す従来のものと同様である。
すなわちボディ11はほぼ長方形状をなし流入口14、
流出口15を有し側壁に傾斜させてパッキン受座16が
段付状に形成され、角形のフィルタエレメント13のパ
ッキン19がその上面に載置される。フィルタエレメン
ト13はひだ折り濾紙でなる濾過体17とそれを囲む四
角の金属板でなる濾過体枠18を備えている。カバー2
はほぼ長方形の浅い箱形をなし下面開放端の周縁に設け
たフランジ3とボディ11の周縁とをクリップ4で固着
し締付ける。カバー2の両側の側壁に複数のリブ5を形
成する。リブ5はパッキン受座16の傾斜すなわちフィ
ルタエレメント13の傾斜に対し直角の方向であり、そ
の先端5aは、クリップ4を締付けたときフィルタエレ
メント13の濾過体枠18の上端に当接して押圧し、パ
ッキン19が所定の圧縮量を生ずる寸法に設定する。ボ
ディ11とカバー2は共に合成樹脂製であるが金属板製
等でもよい。
ーナ1はボディ11とカバー2の間にフィルタエレメン
ト13を挟持したものである。ボディ11とフィルタエ
レメント13とは図2に示す従来のものと同様である。
すなわちボディ11はほぼ長方形状をなし流入口14、
流出口15を有し側壁に傾斜させてパッキン受座16が
段付状に形成され、角形のフィルタエレメント13のパ
ッキン19がその上面に載置される。フィルタエレメン
ト13はひだ折り濾紙でなる濾過体17とそれを囲む四
角の金属板でなる濾過体枠18を備えている。カバー2
はほぼ長方形の浅い箱形をなし下面開放端の周縁に設け
たフランジ3とボディ11の周縁とをクリップ4で固着
し締付ける。カバー2の両側の側壁に複数のリブ5を形
成する。リブ5はパッキン受座16の傾斜すなわちフィ
ルタエレメント13の傾斜に対し直角の方向であり、そ
の先端5aは、クリップ4を締付けたときフィルタエレ
メント13の濾過体枠18の上端に当接して押圧し、パ
ッキン19が所定の圧縮量を生ずる寸法に設定する。ボ
ディ11とカバー2は共に合成樹脂製であるが金属板製
等でもよい。
【0008】ボディ11、カバー2の締付により、フィ
ルタエレメント13へは、リブ5の先端5aからの押圧
力が濾過体枠18の対向する2辺を通して伝えられ、パ
ッキン19は4辺へ均等に押圧力が伝わり圧縮量は均等
になる。
ルタエレメント13へは、リブ5の先端5aからの押圧
力が濾過体枠18の対向する2辺を通して伝えられ、パ
ッキン19は4辺へ均等に押圧力が伝わり圧縮量は均等
になる。
【0009】
【発明の効果】この発明はカバーに設けたリブでフィル
タエレメントの濾過体枠を押圧することにより均等な押
圧力をパッキンに伝えるので、従来のような、パッキン
を均等に押圧するための押え金が不要になり、フィルタ
エレメントの組付けにあたり、押え金組込み忘れによる
パッキン洩れ、ひいてはエンジン摩耗をなくすることが
できる。また部品点数の減により部品管理やエアクリー
ナの組付け作業が簡易化される。
タエレメントの濾過体枠を押圧することにより均等な押
圧力をパッキンに伝えるので、従来のような、パッキン
を均等に押圧するための押え金が不要になり、フィルタ
エレメントの組付けにあたり、押え金組込み忘れによる
パッキン洩れ、ひいてはエンジン摩耗をなくすることが
できる。また部品点数の減により部品管理やエアクリー
ナの組付け作業が簡易化される。
【図1】実施例の断面図、(b)は(a)のA−A断面
を示す。
を示す。
【図2】従来のエアクリーナの断面図、(b)は(a)
のB−B断面を示す。
のB−B断面を示す。
2 カバー 5 リブ 11 ボディ 13 フィルタエレメント 16 パッキン受座 18 濾過体枠 19 パッキン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年5月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】追加
【補正内容】
【発明の名称】 エアクリーナ
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
Claims (1)
- 【請求項1】 空気の流入口、流出口を有する上端開放
のほぼ長方形状のボディ内に、角形の濾過体を濾過体枠
で囲み、下面の四周にパッキンを設けたフィルタエレメ
ントを、傾斜させて配置し、下端開放のカバーでボディ
を覆うとともに、ボディの内壁に設けたパッキン受座と
カバーとの間でフィルタエレメントを挟持するようにし
たエアクリーナにおいて、カバーの両側の側壁の内面に
フィルタエレメントの傾斜と直角な方向の複数のリブを
設け、リブの先端でフィルタエレメントの濾過体枠を押
圧するようにしたエアクリーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33847594A JPH08189429A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | エアクリーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33847594A JPH08189429A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | エアクリーナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08189429A true JPH08189429A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=18318515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33847594A Pending JPH08189429A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | エアクリーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08189429A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010519034A (ja) * | 2007-02-26 | 2010-06-03 | ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド | フィルタ構成物、エアークリーナアセンブリおよび方法 |
JP2010533061A (ja) * | 2007-07-13 | 2010-10-21 | ナムローゼ・フエンノートシャップ・ベカート・ソシエテ・アノニム | フィルタ要素 |
JP2018132047A (ja) * | 2017-02-17 | 2018-08-23 | 株式会社モルテン | エアクリーナ |
CN108930614A (zh) * | 2017-05-29 | 2018-12-04 | 铃木株式会社 | 摩托车的空气滤清器 |
CN108953009A (zh) * | 2017-05-19 | 2018-12-07 | 铃木株式会社 | 摩托车的空气滤清器 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP33847594A patent/JPH08189429A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010519034A (ja) * | 2007-02-26 | 2010-06-03 | ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド | フィルタ構成物、エアークリーナアセンブリおよび方法 |
JP2013215730A (ja) * | 2007-02-26 | 2013-10-24 | Donaldson Co Inc | エアークリーナアセンブリ、方法及びエアーフィルタカートリッジ |
JP2010533061A (ja) * | 2007-07-13 | 2010-10-21 | ナムローゼ・フエンノートシャップ・ベカート・ソシエテ・アノニム | フィルタ要素 |
JP2018132047A (ja) * | 2017-02-17 | 2018-08-23 | 株式会社モルテン | エアクリーナ |
CN108953009A (zh) * | 2017-05-19 | 2018-12-07 | 铃木株式会社 | 摩托车的空气滤清器 |
CN108953009B (zh) * | 2017-05-19 | 2020-12-15 | 铃木株式会社 | 摩托车的空气滤清器 |
CN108930614A (zh) * | 2017-05-29 | 2018-12-04 | 铃木株式会社 | 摩托车的空气滤清器 |
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