JPH05141207A - Ｏｈｃエンジン用タイミングギヤの組立方法 - Google Patents
Ｏｈｃエンジン用タイミングギヤの組立方法Info
- Publication number
- JPH05141207A JPH05141207A JP32970091A JP32970091A JPH05141207A JP H05141207 A JPH05141207 A JP H05141207A JP 32970091 A JP32970091 A JP 32970091A JP 32970091 A JP32970091 A JP 32970091A JP H05141207 A JPH05141207 A JP H05141207A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- idle
- block
- shaft
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＯＨＣエンジン用タイミングギヤのバックラ
ッシュを小さくしてもエンジンのブロックとヘッドとの
間に挟み込まれるガスケットのばらつきを吸収しつつタ
イミングイギヤを組立てることができる。 【構成】 カムギヤ２２とブロック側ギヤ２６とアイド
ルギヤ２８とをギヤ位置決め治具４４によって相互に位
置決めする。このギヤ位置決め治具４４の中空筒状のア
イドルギヤ嵌合部材４４の中空部である貫通孔５６を通
して締付け治具を挿入してアイドルギヤ２８を支持する
アイドルシャフト３８を取付けねじ４２によって固定す
る。この場合、ガスケット１８の厚みのばらつきは、取
付けねじ４２とアイドルシャフト３８との間の隙間によ
って吸収する。ギヤ位置決め治具４４は、これらのギヤ
２２、２６、２８の間のバックラッシュを小さくするよ
うに設定している。
ッシュを小さくしてもエンジンのブロックとヘッドとの
間に挟み込まれるガスケットのばらつきを吸収しつつタ
イミングイギヤを組立てることができる。 【構成】 カムギヤ２２とブロック側ギヤ２６とアイド
ルギヤ２８とをギヤ位置決め治具４４によって相互に位
置決めする。このギヤ位置決め治具４４の中空筒状のア
イドルギヤ嵌合部材４４の中空部である貫通孔５６を通
して締付け治具を挿入してアイドルギヤ２８を支持する
アイドルシャフト３８を取付けねじ４２によって固定す
る。この場合、ガスケット１８の厚みのばらつきは、取
付けねじ４２とアイドルシャフト３８との間の隙間によ
って吸収する。ギヤ位置決め治具４４は、これらのギヤ
２２、２６、２８の間のバックラッシュを小さくするよ
うに設定している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＯＨＣエンジン用タイ
ミングギヤの組立方法の改良に関するものである。
ミングギヤの組立方法の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ＯＨＣエンジンの動弁機構は、エンジン
のヘッド側に設けられたカムシャフトに取付けられたカ
ムギヤと、エンジンのブロック側のクランクシャフトに
取付けられたブロック側ギヤと、ヘッド側に支持されカ
ムギヤとブロック側ギヤとに跨がって噛み合うアイドル
ギヤとから成るタイミングギヤを有する。このタイミン
グギヤは、カムギヤとブロック側ギヤとの間にアイドル
ギヤを挿入し、このアイドルギヤを支持するアイドルシ
ャフトを固定して組立てられている。
のヘッド側に設けられたカムシャフトに取付けられたカ
ムギヤと、エンジンのブロック側のクランクシャフトに
取付けられたブロック側ギヤと、ヘッド側に支持されカ
ムギヤとブロック側ギヤとに跨がって噛み合うアイドル
ギヤとから成るタイミングギヤを有する。このタイミン
グギヤは、カムギヤとブロック側ギヤとの間にアイドル
ギヤを挿入し、このアイドルギヤを支持するアイドルシ
ャフトを固定して組立てられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】一方、エンジンのブロ
ックとヘッドとの間にはガスケットが挟み込まれるの
で、このガスケットのばらつきを考慮してカムギヤとブ
ロック側ギヤとの間にアイドルギヤを挿入して噛み合わ
せるのを容易にするために、これらのギヤの間には大き
なバックラッシュが必要となるが、ギヤ間のバックラシ
ュを大きくすると、運転中の歯打ちによって騒音を発生
し、またギヤの信頼性を低下する欠点があった。
ックとヘッドとの間にはガスケットが挟み込まれるの
で、このガスケットのばらつきを考慮してカムギヤとブ
ロック側ギヤとの間にアイドルギヤを挿入して噛み合わ
せるのを容易にするために、これらのギヤの間には大き
なバックラッシュが必要となるが、ギヤ間のバックラシ
ュを大きくすると、運転中の歯打ちによって騒音を発生
し、またギヤの信頼性を低下する欠点があった。
【０００４】本発明の目的は、上記の欠点を回避し、小
さなバックラッシュでエンジンのブロックとヘッドとの
間に挟み込まれるガスケットのばらつきを吸収しつつタ
イミングイギヤを組立てることができるＯＨＣエンジン
用タイミングギヤの組立方法を提供することにある。
さなバックラッシュでエンジンのブロックとヘッドとの
間に挟み込まれるガスケットのばらつきを吸収しつつタ
イミングイギヤを組立てることができるＯＨＣエンジン
用タイミングギヤの組立方法を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、エンジンのヘッド側に設けられたカムシ
ャフトに取付けられたカムギヤと、エンジンのブロック
側のクランクシャフトに取付けられたブロック側ギヤ
と、ヘッド側に支持されカムギヤとブロック側ギヤとに
跨がって噛み合うアイドルギヤとから成るＯＨＣエンジ
ン用タイミングギヤを組み立てる方法において、カムギ
ヤの中心部とブロック側ギヤの中心部とアイドルギヤの
アイドルシャフトにそれぞれ嵌合してカムギヤとブロッ
ク側ギヤとを位置決めするギヤ位置決め治具をカムギヤ
とブロック側ギヤとの中心部に嵌合して取付け、ギヤ位
置決め治具のアイドルシャフトに嵌合する部分の貫通孔
を通してアイドルシャフトをヘッドまたはブロックに固
定する取付けねじを締付けることを特徴とするＯＨＣエ
ンジン用タイミングギヤの組立方法を提供することにあ
る。
解決するため、エンジンのヘッド側に設けられたカムシ
ャフトに取付けられたカムギヤと、エンジンのブロック
側のクランクシャフトに取付けられたブロック側ギヤ
と、ヘッド側に支持されカムギヤとブロック側ギヤとに
跨がって噛み合うアイドルギヤとから成るＯＨＣエンジ
ン用タイミングギヤを組み立てる方法において、カムギ
ヤの中心部とブロック側ギヤの中心部とアイドルギヤの
アイドルシャフトにそれぞれ嵌合してカムギヤとブロッ
ク側ギヤとを位置決めするギヤ位置決め治具をカムギヤ
とブロック側ギヤとの中心部に嵌合して取付け、ギヤ位
置決め治具のアイドルシャフトに嵌合する部分の貫通孔
を通してアイドルシャフトをヘッドまたはブロックに固
定する取付けねじを締付けることを特徴とするＯＨＣエ
ンジン用タイミングギヤの組立方法を提供することにあ
る。
【０００６】
【作用】このように、カムギヤとブロック側ギヤとアイ
ドルギヤとをギヤ位置決め治具によって相互に位置決め
しつつアイドルギヤを支持するアイドルシャフトを取付
けねじによって固定するが、この場合ガスケットによる
ばらつきは、取付けねじとアイドルシャフトとの間の隙
間によって吸収することができ、従ってこれらのギヤの
間のバックラッシュを小さくすることができるので、運
転中の騒音を発生することなく、またギヤの信頼性を向
上することができる。
ドルギヤとをギヤ位置決め治具によって相互に位置決め
しつつアイドルギヤを支持するアイドルシャフトを取付
けねじによって固定するが、この場合ガスケットによる
ばらつきは、取付けねじとアイドルシャフトとの間の隙
間によって吸収することができ、従ってこれらのギヤの
間のバックラッシュを小さくすることができるので、運
転中の騒音を発生することなく、またギヤの信頼性を向
上することができる。
【０００７】
【実施例】本発明に係るＯＨＣエンジン用タイミングギ
ヤの組立方法を図面を参照して詳細に説明すると、図１
及び図２は本発明の方法によってタイミングイギヤ１０
が組立てられている状態を示し、エンジン１２は、エン
ジンブロック１４とこのエンジンブロック１４に取付け
られたヘッド１６とを有し、このエンジンブロック１４
とヘッド１６は、これらの間にガスケット１８を挟み込
んで図示しない締付けボルトによって相互に固定されて
いる。
ヤの組立方法を図面を参照して詳細に説明すると、図１
及び図２は本発明の方法によってタイミングイギヤ１０
が組立てられている状態を示し、エンジン１２は、エン
ジンブロック１４とこのエンジンブロック１４に取付け
られたヘッド１６とを有し、このエンジンブロック１４
とヘッド１６は、これらの間にガスケット１８を挟み込
んで図示しない締付けボルトによって相互に固定されて
いる。
【０００８】ＯＨＣエンジン用タイミングギヤ１０は、
ヘッド１６側に設けられたカムシャフト２０に取付けら
れたカムギヤ２２と、エンジンブロック１４側のクラン
クシャフト２４に取付けられたブロック側ギヤ２６と、
ヘッド１６側に支持されカムギヤ２２とブロック側ギヤ
２６とに跨がって噛み合うアイドルギヤ２８とから成っ
ている。
ヘッド１６側に設けられたカムシャフト２０に取付けら
れたカムギヤ２２と、エンジンブロック１４側のクラン
クシャフト２４に取付けられたブロック側ギヤ２６と、
ヘッド１６側に支持されカムギヤ２２とブロック側ギヤ
２６とに跨がって噛み合うアイドルギヤ２８とから成っ
ている。
【０００９】カムギヤ２２は、カムシャフト２０のカム
ギヤ２２を貫通する取付けボルト３０をカムシャフト２
０にねじ込んでカムシャフト２０に取付けられ、ブロッ
ク側ギヤ２６は、クランクシャフト２４に取付けねじ３
２によって接続されたギヤシャフト３４の鍔３４ａと止
め輪３６とによってギヤシャフト３４に支持されてい
る。
ギヤ２２を貫通する取付けボルト３０をカムシャフト２
０にねじ込んでカムシャフト２０に取付けられ、ブロッ
ク側ギヤ２６は、クランクシャフト２４に取付けねじ３
２によって接続されたギヤシャフト３４の鍔３４ａと止
め輪３６とによってギヤシャフト３４に支持されてい
る。
【００１０】また、アイドルギヤ２８は、このアイドル
ギヤ２８の中心孔を貫通するアイドルシャフト３８の鍔
３８ａと止め輪４０とによって回転自在に支持され、ま
たアイドルシャフト３８は、このアイドルシャフト３８
を貫通しヘッド１６にねじ込まれた取付けねじ４２によ
ってヘッド１６に取付けられている。図２から解るよう
に、取付けねじ４２とアイドルシャフト３８との間には
ガスケット１８の厚みのばらつきを吸収することができ
る隙間が設けられ、従ってガスケット１８の厚みのばら
つきはこの取付けねじ４２のアイドルシャフト３８に対
する偏位によって吸収することができる。
ギヤ２８の中心孔を貫通するアイドルシャフト３８の鍔
３８ａと止め輪４０とによって回転自在に支持され、ま
たアイドルシャフト３８は、このアイドルシャフト３８
を貫通しヘッド１６にねじ込まれた取付けねじ４２によ
ってヘッド１６に取付けられている。図２から解るよう
に、取付けねじ４２とアイドルシャフト３８との間には
ガスケット１８の厚みのばらつきを吸収することができ
る隙間が設けられ、従ってガスケット１８の厚みのばら
つきはこの取付けねじ４２のアイドルシャフト３８に対
する偏位によって吸収することができる。
【００１１】本発明の組立方法は、カムギヤ２２の中心
部２２ａとブロック側ギヤ２６のギヤシャフト３４とア
イドルギヤ２８を支持するアイドルシャフト３８にそれ
ぞれ嵌合してカムギヤ２２とブロック側ギヤ２６とアイ
ドルギヤ２８とを位置決めするギヤ位置決め治具４４を
用いる。
部２２ａとブロック側ギヤ２６のギヤシャフト３４とア
イドルギヤ２８を支持するアイドルシャフト３８にそれ
ぞれ嵌合してカムギヤ２２とブロック側ギヤ２６とアイ
ドルギヤ２８とを位置決めするギヤ位置決め治具４４を
用いる。
【００１２】このギヤ位置決め治具４４は、図２に示す
ように、アイドルギヤ２８のアイドルシャフト３８の鍔
３８ａに係合する中空筒状のアイドルギヤ嵌合部材４６
と、このアイドルギヤ嵌合部材４６に枢支された２つの
アーム４８、５０とから成り、このアーム４８、５０の
先端にはカムギヤ２２の中心部２２ａに嵌合するカムギ
ヤ嵌合部５２とブロック側ギヤ２６のギヤシャフト３４
に嵌合するブロック側ギヤ嵌合部５４とを有する。アイ
ドルギヤ嵌合部材４６とカムギヤ嵌合部５２とブロック
側ギヤ嵌合部５４とは、カムギヤ２２とアイドルギヤ２
８及びブロック側ギヤ２６とアイドルギヤ２８とのバッ
クラッシュが適切になるような位置関係に設定されてい
る。
ように、アイドルギヤ２８のアイドルシャフト３８の鍔
３８ａに係合する中空筒状のアイドルギヤ嵌合部材４６
と、このアイドルギヤ嵌合部材４６に枢支された２つの
アーム４８、５０とから成り、このアーム４８、５０の
先端にはカムギヤ２２の中心部２２ａに嵌合するカムギ
ヤ嵌合部５２とブロック側ギヤ２６のギヤシャフト３４
に嵌合するブロック側ギヤ嵌合部５４とを有する。アイ
ドルギヤ嵌合部材４６とカムギヤ嵌合部５２とブロック
側ギヤ嵌合部５４とは、カムギヤ２２とアイドルギヤ２
８及びブロック側ギヤ２６とアイドルギヤ２８とのバッ
クラッシュが適切になるような位置関係に設定されてい
る。
【００１３】ギヤ位置決め治具４４のアイドルシャフト
３８に嵌合するアイドルギヤ嵌合部材４６の中空部は、
アイドルシャフト３８をヘッド１６に固定する取付けね
じ４２を締付ける締付け治具（図示せず）が貫通する貫
通孔５６を形成している。
３８に嵌合するアイドルギヤ嵌合部材４６の中空部は、
アイドルシャフト３８をヘッド１６に固定する取付けね
じ４２を締付ける締付け治具（図示せず）が貫通する貫
通孔５６を形成している。
【００１４】次に、本発明によってタイミングギヤ１０
を組立てる方法をのべると、ガスケット１８を挟み込ん
でエンジンブロック１４にヘッド１６を組み付け、カム
シャフト２０に取付けねじ３０によってカムギヤ２２を
取付け、またクランクシャフト２４に接続されたギヤシ
ャフト３４にブロック側ギヤ２６を取付けた後、これら
のギヤ２２、２６の間にこれらのギヤ２２、２６にアイ
ドルギヤ２８が噛み合うようにこのアイドルギヤ２８を
取付けたアイドルシャフト３８を差込む。
を組立てる方法をのべると、ガスケット１８を挟み込ん
でエンジンブロック１４にヘッド１６を組み付け、カム
シャフト２０に取付けねじ３０によってカムギヤ２２を
取付け、またクランクシャフト２４に接続されたギヤシ
ャフト３４にブロック側ギヤ２６を取付けた後、これら
のギヤ２２、２６の間にこれらのギヤ２２、２６にアイ
ドルギヤ２８が噛み合うようにこのアイドルギヤ２８を
取付けたアイドルシャフト３８を差込む。
【００１５】その後、カムギヤ２２とブロック側ギヤ２
６とアイドルギヤ２８とにそれぞれ嵌合部５２、５４及
び嵌合部材４６が嵌合するようにギヤ位置決め治具４４
をタイミングギヤ１０に取付けてこのギヤ位置決め治具
４４によってギヤ２２、２６及び２８を相互に位置決め
する。既にのべたように、このギヤ位置決め治具４４
は、これらのギヤ２２、２６、２８が適切なバックラッ
シュを有して噛み合うようにこれらのギヤ２２、２６、
２８を位置決めする。
６とアイドルギヤ２８とにそれぞれ嵌合部５２、５４及
び嵌合部材４６が嵌合するようにギヤ位置決め治具４４
をタイミングギヤ１０に取付けてこのギヤ位置決め治具
４４によってギヤ２２、２６及び２８を相互に位置決め
する。既にのべたように、このギヤ位置決め治具４４
は、これらのギヤ２２、２６、２８が適切なバックラッ
シュを有して噛み合うようにこれらのギヤ２２、２６、
２８を位置決めする。
【００１６】この状態で、ギヤ位置決め治具４４のアイ
ドルシャフト３８に嵌合するアイドルギヤ嵌合部材４６
の中空部（貫通孔）を通して図示しない締付け治具を挿
入してアイドルシャフト３８をヘッド１６に固定する取
付けねじ４２を締付ける。先にのべたように、取付けね
じ４２とアイドルシャフト３８との間にはガスケット１
８の厚みのばらつきを吸収することができる隙間が設け
られているので、ギヤ２２、２６、２８相互のバックラ
ッシュを小さくしても、ガスケット１８の厚みのばらつ
きは、この隙間によって取付けねじ４２をアイドルシャ
フト３８に対し偏位すことによって吸収することができ
る。
ドルシャフト３８に嵌合するアイドルギヤ嵌合部材４６
の中空部（貫通孔）を通して図示しない締付け治具を挿
入してアイドルシャフト３８をヘッド１６に固定する取
付けねじ４２を締付ける。先にのべたように、取付けね
じ４２とアイドルシャフト３８との間にはガスケット１
８の厚みのばらつきを吸収することができる隙間が設け
られているので、ギヤ２２、２６、２８相互のバックラ
ッシュを小さくしても、ガスケット１８の厚みのばらつ
きは、この隙間によって取付けねじ４２をアイドルシャ
フト３８に対し偏位すことによって吸収することができ
る。
【００１７】このようにしてアイドルギヤ２８を固定し
て所定の小さなバックラッシュでタイミングギヤ１０を
組立てた後、ギヤ位置決め治具４４をタイミングギヤ１
０から取外して組立てを完了する。尚、上記実施例で
は、アイドルシャフト３８はヘッド１６側に固定されて
いるが、このアイドルシャフト３８はブロック１４側に
固定されてもよい。
て所定の小さなバックラッシュでタイミングギヤ１０を
組立てた後、ギヤ位置決め治具４４をタイミングギヤ１
０から取外して組立てを完了する。尚、上記実施例で
は、アイドルシャフト３８はヘッド１６側に固定されて
いるが、このアイドルシャフト３８はブロック１４側に
固定されてもよい。
【００１８】
【発明の効果】本発明によれば、上記のように、カムギ
ヤとブロック側ギヤとの間のアイドルギヤを支持するア
イドルシャフトを取付けねじによって固定する際に、エ
ンジンブロックとヘッドとの間に設けられるガスケット
の厚みのばらつきは、取付けねじとアイドルシャフトと
の間の隙間によって吸収することができ、従ってこれら
のギヤの間をギヤ位置決め治具によって小さなバックラ
ッシュを維持しつつ組み立てることができるので、運転
中の騒音を発生することなく、またギヤの信頼性を向上
することができる実益がある。
ヤとブロック側ギヤとの間のアイドルギヤを支持するア
イドルシャフトを取付けねじによって固定する際に、エ
ンジンブロックとヘッドとの間に設けられるガスケット
の厚みのばらつきは、取付けねじとアイドルシャフトと
の間の隙間によって吸収することができ、従ってこれら
のギヤの間をギヤ位置決め治具によって小さなバックラ
ッシュを維持しつつ組み立てることができるので、運転
中の騒音を発生することなく、またギヤの信頼性を向上
することができる実益がある。
【図１】本発明に係る方法によってＯＨＣエンジン用タ
イミングギヤを組立てる状態の正面図である。
イミングギヤを組立てる状態の正面図である。
【図２】本発明に係る方法によってＯＨＣエンジン用タ
イミングギヤを組立てる状態の断面図である。
イミングギヤを組立てる状態の断面図である。
１０ タイミングギヤ １２ エンジン １４ エンジンブロック １６ ヘッド １８ ガスケット ２０ カムシャフト ２２ カムギヤ ２２ａ 中心部 ２４ クランクシャフト ２６ ブロック側ギヤ ２８ アイドルギヤ ３４ ギヤシャフト ３８ アイドルシャフト ４２ 取付けねじ ４４ ギヤ位置決め治具 ４６ アイドルギヤ嵌合部材 ４８ アーム ５０ アーム ５２ カムギヤ嵌合部 ５４ ブロック側ギヤ嵌合部 ５６ 貫通孔
Claims (1)
- 【請求項１】 エンジンのヘッド側に設けられたカムシ
ャフトに取付けられたカムギヤとエンジンのブロック側
のクランクシャフトに取付けられたブロック側ギヤと前
記ヘッド側に支持され前記カムギヤとブロック側ギヤと
に跨がって噛み合うアイドルギヤとから成るＯＨＣエン
ジン用タイミングギヤを組み立てる方法において、前記
カムギヤの中心部と前記ブロック側ギヤの中心部と前記
アイドルギヤのアイドルシャフトにそれぞれ嵌合して前
記カムギヤと前記ブロック側ギヤとを位置決めするギヤ
位置決め治具を前記カムギヤとブロック側ギヤとの中心
部に嵌合して取付け、前記ギヤ位置決め治具のアイドル
シャフトに嵌合する部分の貫通孔を通して前記アイドル
シャフトを前記ヘッドまたはブロックに固定する取付け
ねじを締付けることを特徴とするＯＨＣエンジン用タイ
ミングギヤの組立方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32970091A JPH05141207A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | Ｏｈｃエンジン用タイミングギヤの組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32970091A JPH05141207A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | Ｏｈｃエンジン用タイミングギヤの組立方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05141207A true JPH05141207A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=18224291
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32970091A Pending JPH05141207A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | Ｏｈｃエンジン用タイミングギヤの組立方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05141207A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1085173A3 (de) * | 1999-09-13 | 2002-04-10 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Steuertrieb für eine Brennkraftmaschine |
| JP2012127455A (ja) * | 2010-12-16 | 2012-07-05 | Isuzu Motors Ltd | ギア支持構造 |
| JP2012127453A (ja) * | 2010-12-16 | 2012-07-05 | Isuzu Motors Ltd | ギア支持構造 |
| JP2012127454A (ja) * | 2010-12-16 | 2012-07-05 | Isuzu Motors Ltd | ギア支持構造 |
| CN103742635A (zh) * | 2013-12-20 | 2014-04-23 | 柳州正菱集团有限公司 | 飞剪齿轮箱实现零侧隙的方法及装置 |
| CN107477171A (zh) * | 2017-08-01 | 2017-12-15 | 梁文元 | 一种齿轮传动收放结构 |
| CN107877111A (zh) * | 2017-10-19 | 2018-04-06 | 广东天机机器人有限公司 | 机器人的装配方法 |
| CN113775413A (zh) * | 2021-09-29 | 2021-12-10 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 一种齿轮啮合间隙调整结构 |
-
1991
- 1991-11-20 JP JP32970091A patent/JPH05141207A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1085173A3 (de) * | 1999-09-13 | 2002-04-10 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Steuertrieb für eine Brennkraftmaschine |
| JP2012127455A (ja) * | 2010-12-16 | 2012-07-05 | Isuzu Motors Ltd | ギア支持構造 |
| JP2012127453A (ja) * | 2010-12-16 | 2012-07-05 | Isuzu Motors Ltd | ギア支持構造 |
| JP2012127454A (ja) * | 2010-12-16 | 2012-07-05 | Isuzu Motors Ltd | ギア支持構造 |
| CN103742635A (zh) * | 2013-12-20 | 2014-04-23 | 柳州正菱集团有限公司 | 飞剪齿轮箱实现零侧隙的方法及装置 |
| CN107477171A (zh) * | 2017-08-01 | 2017-12-15 | 梁文元 | 一种齿轮传动收放结构 |
| CN107877111A (zh) * | 2017-10-19 | 2018-04-06 | 广东天机机器人有限公司 | 机器人的装配方法 |
| CN107877111B (zh) * | 2017-10-19 | 2019-08-06 | 广东天机机器人有限公司 | 机器人的装配方法 |
| CN113775413A (zh) * | 2021-09-29 | 2021-12-10 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 一种齿轮啮合间隙调整结构 |
| CN113775413B (zh) * | 2021-09-29 | 2022-06-14 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 一种齿轮啮合间隙调整结构 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH05141207A (ja) | Ｏｈｃエンジン用タイミングギヤの組立方法 | |
| JP2549817Y2 (ja) | マウントプレート及びガスケットが一体化された油圧式テンショナ | |
| JPH05203019A (ja) | エンジンのフロントカバー構造 | |
| KR920010116A (ko) | 엔진의 구동밸브 장치의 조립방법 | |
| JP2004276211A (ja) | 組立部品保持パネル及び組立部品の装着固定方法 | |
| JP2002285817A (ja) | オイルセパレーターチャンバー | |
| JPH0121244Y2 (ja) | ||
| JPH02113107A (ja) | 板体の取付装置 | |
| JPH08296452A (ja) | 内燃機関における遮音装置 | |
| JPH071549Y2 (ja) | ガスケット構造 | |
| JP2002332866A (ja) | 補機の取付け構造 | |
| JP2760753B2 (ja) | カセット式カムギヤー駆動機構 | |
| JP3183110B2 (ja) | エンジンのロッカシャフト取付構造 | |
| CN110434576B (zh) | 一种柴油发动机用正时链系统装配辅具 | |
| JP2004116428A (ja) | タイミングチェーン機構 | |
| JP2003216160A (ja) | エンジンの騒音低減装置 | |
| KR0139005Y1 (ko) | 차량용 발전기 장착구조 | |
| JP2950732B2 (ja) | カムギヤー駆動ギヤーの軸受構造 | |
| JPS6016741Y2 (ja) | 中大形内燃機関のアイドルギヤ支持装置 | |
| JP2009052424A (ja) | トップダンパーの組み付け方法、トップダンパー、およびエンジン | |
| JP2533324Y2 (ja) | 頭上カム式エンジンの動弁装置におけるカム軸のストッパー装置 | |
| JPH09119425A (ja) | 被取付体のねじ止め構造 | |
| JP3525305B2 (ja) | スプロケット取付構造 | |
| JP2568843Y2 (ja) | エンジンの補機取付装置 | |
| JPH04314924A (ja) | 内燃機関の補機支持装置 |