JPH0514093Y2 - - Google Patents

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JPH0514093Y2
JPH0514093Y2 JP6310387U JP6310387U JPH0514093Y2 JP H0514093 Y2 JPH0514093 Y2 JP H0514093Y2 JP 6310387 U JP6310387 U JP 6310387U JP 6310387 U JP6310387 U JP 6310387U JP H0514093 Y2 JPH0514093 Y2 JP H0514093Y2
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JP
Japan
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chamber
heat shield
shield plate
holes
cooling
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JP6310387U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、オーブントースタ等の調理器に関す
るものである。
従来の技術 従来のこの種の調理器は、例えば実開昭59−
12484号に示されているように、第3図のような
構造になつていた。すなわち、タイマー1、スイ
ツチ2等の電気部品は、高温雰囲気中で使用する
と絶縁材樹脂の熱劣化による部品の離脱や、ばね
材のへだたりによる接点の導通不良が起こるた
め、雰囲気温度の上昇対策が施されていた。つま
り、制御機器内蔵室3の上面板4の一部5を切り
起こし、ルーバ穴6を設けることにより、底面に
設けた穴3′と関連して空気の流通をよくし、雰
囲気温度を低下させるようにしていた。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、上面板4上に水や
しよう油等がこぼれた時、ルーバ穴6から液体が
侵入し易く、そしてこの液体が電気部品1,2上
へ滴下して絶縁劣化を起こし、感電するという危
険性があつた。また第3図のようにルーバ穴6と
電気部品1,2間に遮熱板7を設けて絶縁劣化対
策を行うと、空気の流れが悪くなつて雰囲気温度
が低下し難いという欠点があつた。
本考案はこのような問題点を解決するもので、
制御機器内蔵室に装着した電気部品近傍の雰囲気
温度の低減と、天面上での溢水による絶縁劣化を
防止することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案は、前面が
開口した焙焼室を形成する外筺体と、前記焙焼室
の一側に位置して前記外筺体の内部に設けられ、
かつ上面に外気と連通する複数の冷却孔を設け、
さらに底面に冷却孔を設けた制御機器内蔵室と、
この制御機器内蔵室内に位置して取付けられ、か
つ表面に複数のルーバ穴を設けた遮熱板とを備
え、前記遮熱板を、ルーバ穴の切り起こし部を上
にし、かつ上端部が前記制御機器内蔵室の上部に
設けた冷却孔より内側に位置するように取り付け
たものである。
作 用 上記構成によれば、制御機器内蔵室の上面に設
けた複数の冷却孔と、遮熱板に設けた複数のルー
バ穴と、底面に設けた冷却孔とが関連して空気の
流通をよくするため、雰囲気温度を低下させるこ
とができるとともに、上面の冷却孔からこぼれた
液体は遮熱板を伝わるため、電気部品に触れるこ
となく下に落ちることになり、その結果、溢水に
よる絶縁劣化の防止をも行なうことができるもの
である。
実施例 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。第1図および第2図において、8は前
面が開口した焙焼室9を形成する内筺体、10は
前記内筺体8を覆う外筺体、11は前記焙焼室9
と内筺体8によつて区画された制御機器内蔵室
で、この制御機器内蔵室11にはスイツチ12や
制御装置13やタイマー(図示せず)などの電気
部品が内蔵されている。また、14は前記外筺体
10の一部であり、かつ前記制御機器内蔵室11
の天面を構成する上面部、15はこの上面部14
に設けた冷却孔、16は前記外筺体10の一部で
あり、かつ前記制御機器内蔵室11の後面を構成
する背面部、17はこの背面部16に設けた冷却
孔、18は前記制御機器内蔵室11内に取り付け
た遮熱板、19はこの遮熱板18に設けられ、か
つ一部を上方に切り起こしたルーバ穴、20は底
板、21はこの底板20に設けた冷却孔、22は
上ヒータ、23は下ヒータ、24は内筺体8の壁
に設けられた長穴で、この長孔23は扉(図示せ
ず)の開閉に連動する摺動台(図示せず)を案内
するものである。またここで前記遮熱板18は、
上端部25が前記上面部14に設けた冷却孔15
の前端部26よりも内側に位置するようにして斜
めに取り付けを行なつている。
以上のような構成において、前記焙焼室9から
発生する熱や、上ヒータ22、下ヒータ23およ
び長穴24からの熱により制御機器内蔵室11の
温度が上がると、第1図の矢印に示すように、熱
い空気は前記遮熱板18のルーバ穴19を通り、
上面部14の冷却孔15や背面部16の冷却孔1
7から逃げるとともに、底板20の冷却孔21か
ら冷えた空気を引き込んで雰囲気温度を低下させ
る。またこの時、前記遮熱板18は、上ヒータ2
2、下ヒータ23や長穴24からの電気部品への
幅射熱をさえぎる役目もしている。
また、上面部14に水等をこぼした場合、上面
部14に設けた冷却孔15の前端部26よりも内
側に遮熱板18の上端部25が位置しているた
め、第1図に示すようにこぼれた水は、必ず遮熱
板18に当たり、そしてこの遮熱板18に沿つて
流れ落ちるため、電気部品等に触れることはな
い。従つて制御機器内蔵室11内へ配設した電気
部品の絶縁劣化を防止できるものである。
考案の効果 上記実施例の説明から明らかなように、本考案
の調理器は、前面が開口した焙焼室を内部に形成
する外筺体と、前記焙焼室の一側に位置して前記
外筺体の内部に設けられ、かつ上面に外気と連通
する複数の冷却孔を設け、さらに底面に冷却孔を
設けた制御機器内蔵室と、この制御機器内蔵室内
に位置して取り付けられ、かつ表面に複数のルー
バ穴を設けた遮熱板とを備え、前記遮熱板を、ル
ーバ穴の切り起こし部を上にし、かつ上端部が前
記制御機器内蔵室の上部に設けた冷却孔より内側
に位置するように取り付けているため、電気部品
近傍の雰囲気温度を低減させることができるとと
もに、上面に水がこぼれて制御機器内蔵室に侵入
した場合でも、電気部品に触れることはなく、そ
の結果、電気部品の性能劣化が防止できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す調理器の側断
面図 、第2図は同調理器の一部切欠斜視図、第
3図は従来の調理器を示す側断面図である。 8……内筺体、9……焙焼室、10……外筺
体、11……制御機器内蔵室、15……冷却孔、
18……遮熱板、19……ルーバ穴、21……冷
却孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面が開口した焙焼室を内部に形成する外筺体
    と、前記焙焼室の一側に位置して前記外筺体の内
    部に設けられ、かつ上面に外気と連通する複数の
    冷却孔を設け、さらに底面に冷却孔を設けた制御
    機器内蔵室と、この制御機器内蔵室内に位置して
    取付けられ、かつ表面に複数のルーバ穴を設けた
    遮熱板とを備え、前記遮熱板を、ルーバ穴の切り
    起こし部を上にし、かつ上端部が前記制御機器内
    蔵室の上部に設けた冷却孔より内側に位置するよ
    うに取り付けた調理器。
JP6310387U 1987-04-24 1987-04-24 Expired - Lifetime JPH0514093Y2 (ja)

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JP6310387U JPH0514093Y2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24

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JP6310387U JPH0514093Y2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24

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Publication Number Publication Date
JPS63168720U JPS63168720U (ja) 1988-11-02
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