JPH0514090Y2 - - Google Patents

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JPH0514090Y2
JPH0514090Y2 JP1987160191U JP16019187U JPH0514090Y2 JP H0514090 Y2 JPH0514090 Y2 JP H0514090Y2 JP 1987160191 U JP1987160191 U JP 1987160191U JP 16019187 U JP16019187 U JP 16019187U JP H0514090 Y2 JPH0514090 Y2 JP H0514090Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はホームごたつ用脚に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
従来、脚体が垂設された左右一対の揺動側枠
を、蝶番を介して、こたつ本体枠に揺動自在に取
付けて、折畳・展開可能に構成したホームごたつ
用脚としては、例えば、実公昭41−18774号に記
載のものが公知である。しかし、この種のもので
は、揺動側枠を展開させて使用する場合に、こた
つ本体枠の重量等による外力が、蝶番のヒンジ部
に集中してかかつてしまう構造となつているた
め、蝶番が早期破損しやすく、ガタツキや動作不
良等を起こす問題があつた。
そこで、本考案は、上記問題点を解決すると共
に、不使用時には、簡単かつ迅速に、内方へ折曲
げられて、こたつの収納の際には該脚が邪魔とな
らないホームごたつ用脚を提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のホームごたつ用脚は、こたつ本体枠の
左右側枠に枢着部材を介して揺動自在に取付けら
れて左右内外方へ折畳・展開可能な左右一対の揺
動側枠と、この各揺動側枠の前後両端部に着脱自
在に取付けられた脚体と、を備えたホームごたつ
用脚であつて、上記枢着部材が、平板状の取付片
と、平板部の一端に立上り部を立設してなる正面
視略L字形状の帯板体と、該取付片上端部と立上
り部上端部を揺動自在に連結するヒンジ部と、か
らなり、該取付片を上記側枠の内面に取付けると
共に、該平板部を上記揺動側枠の裏面に取付け、
該平板部を該側枠の裏面部に当接させて、上記揺
動側枠の上面部が上記こたつ本体枠の上面部と同
一平面状として展開保持されるように構成したも
のである。
〔作用〕
上述の如く構成して、揺動側枠の上面部を、こ
たつ本体枠の上面部と同一平面状とすれば、こた
つとして使用することができ、また、不使用時に
は、脚体を揺動側枠から取り外すと共に、該揺動
側枠を、内方へ揺動させて、こたつ本体枠内に内
装させれば、こたつ全体を、コンパクトにするこ
とができる。
また、左右の揺動側枠を展開保持させて使用す
る場合において、揺動側枠の裏面に取付けられた
枢着部材の平板部が、こたつ本体枠の側枠の裏面
部に当接して、こたつ本体枠と揺動側枠が共に、
枢着部材の(一枚物の)平板部にて支持されるの
で、こたつ本体枠の重量等による外力が、枢着部
材のヒンジ部に集中するのを防止できる。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳
説する。
第1図には本考案に係るホームごたつ用脚が使
用されたこたつを示し、第2図はその要部を示し
ている。そして、このホームごたつ用脚は、こた
つ本体枠1の左右側枠2,2に揺動自在に取付け
られて左右内外方へ折畳・展開可能な左右一対の
揺動側枠3,3と、この各揺動側枠3の前後両端
部4,4に着脱自在に取付けられた脚体5,5
と、を備えている。
しかして、揺動側枠3は、一対の側板6,6
と、該側板6,6の両端部を連結する連結片7,
7と、該側板6,6をこたつ本体枠1の側枠2に
揺動可能に枢着する一方の枢着部材8…と、該側
板6,6をこたつ本体枠1の側枠2に揺動可能に
枢着しかつ揺動側枠3の前後両端部4,4に脚体
5を取付けるための他方の枢着部材9と、を備え
ている。
即ち、一方の枢着部材8は、第3図と第4図に
示すように、平板状の取付片13と、平板部11
aの一端に立上り部10を立設してなる正面視略
L字形状の帯板体11と、該取付片13上端部と
立上り部10上端部を揺動自在に連結するヒンジ
部12と、からなり、該取付片13は側枠2の内
面22にビス14にて取付けられると共に、平板
部11aは揺動側枠3の側板6,6の裏面23,
23にビス14…にて取付けられる。平板部11
a及び取付片13には、ビス14を挿通する貫孔
15…,16…が貫設される。
また、他方の枢着部材9は、第6図に示すよう
に、平板状の取付片19と、平板部18aの一端
に立上り部17を立設してなる正面視略L字形状
の帯板体18と、該取付片19上端部と立上り部
17上端部を揺動自在に連結するヒンジ部24
と、からなり、該取付片19は側枠2の内面22
にビス14にて取付けられると共に、平板部18
aは揺動側枠3の側板6,6の裏面23,23に
ビス14…にて取付けられる。この帯板体18の
平板部18a及び取付片19には、ビス14が挿
通される貫孔20,21が貫設されている。
しかして、揺動側枠3が側枠2と平行状態のと
きに、第4図と第6図に示す様に、側枠2の裏面
部25が、帯板体11,18の平板部11a,1
8aに当接するように設定されていると共に、揺
動側枠3の上面部49がこたつ本体枠1の上面部
50と同一平面状とされている。
従つて、揺動側枠3は、ヒンジ部12,24を
中心に矢印A,Bの如く揺動可能となるが、第4
図と第6図に示す状態、(つまり、揺動側枠3が
こたつ本体枠1の側枠2と平行な状態)から矢印
Aへは揺動しない。また第1図に示す様に側枠
2,2の内面22,22間寸法Xは、揺動側枠3
の幅寸法Yの2倍より大とされている。
しかして、側枠2には、第3図と第4図に示す
様に、揺動側枠3の平行状態を保持する保持機構
26が付設されている。即ち、この保持機構26
は、枢着部材8の帯板体11の平板部11aに設
けられた係止部27に係止する係止片28と、該
係止片28が揺動可能に取付けられるガイド部材
29と、該係止片28の上端部27は矢印C方向
(つまり外方向)へ押圧するコイルスプリング等
の弾発部材30と、を備えている。そして、ガイ
ド部材29は外面側に凹溝31を有するブロツク
体からなり、該凹溝31の上端部には傾斜面32
とされている。また、係止片28は、側面から見
て略L字状の帯板体からなり、ガイド部材29の
凹溝31に嵌合されると共に、貫通孔35に挿通
されるビス等の固着具33にて、該ガイド部材2
9の挿通孔34を介して、側枠2に取付けられ
る。さらに、側枠2の凹溝40の上端部に盲孔3
6が設けられ、該盲孔36に弾発部材30の一端
部が嵌合されている。そして、弾発部材30の他
端面が係止片28の内面38上端部に当接し、該
係止片28の上端部37は矢印C方向に弾発付勢
されて押圧される。
しかして、このとき、係止片28の先端係止部
28aが枢着部材8の係止部27に係止すると共
に、該係止部28aより上方であつて、貫通孔3
5より下方の内面38がガイド部材29の鉛直面
39に当接した状態に保持される。従つて、揺動
側枠3は平行状態が保持される。
そして、第4図に示す状態から、係止片28の
上端部37を弾発部材30の弾発力に抗して矢印
D方向に押圧すれば、係止片28の上端部37は
固着具34を中心に矢印D方向へ揺動し、第5図
に示す様に、ガイド部材29の傾斜面32に該係
止片28の内面38中央部が当接して、先端係止
部28aが係止部27から外れる。従つて、揺動
側枠3は揺動可能となる。
次に、脚体5は、第6図に示す様に、上壁41
を有する横断面略正方形状の角筒体からなり、該
上壁41にねじ孔42が設けられ、枢着部材9の
帯板体18の平板部18aの貫通孔44に挿通さ
れたビス等の固着具43が該ねじ孔42に螺着さ
れる。なお、上壁41の上面46には突出部4
5,45が設けられ、該突出部45,45が帯板
体18の平板部18aに貫設された貫通孔47,
47に挿通される。即ち、この固着具43を螺退
させれば、該固着具43はねじ孔42から外れる
ので、この脚体5は揺動側枠3の端部4に着脱自
在として垂設されることになる。
従つて、上述の如く構成されたホームごたつ用
脚によれば、係止片28を、第4図に示す状態と
すれば、第1図に示す様にホームごたつとして使
用することができ、また、この状態から係止片2
8の上端部37を矢印D方向に押圧して、係止片
28を、第5図に示す状態として、揺動側枠3を
矢印B方向に揺動させれば、第7図に示す様に、
脚体5を、こたつ本体枠1に対して平行状態(つ
まり、揺動側枠3を垂直状態)とすることができ
る。つまり、脚体5を折畳むことができ不使用時
には嵩ばらず、室の隅や押し入れに収納しやすく
なる。
そして、脚体5を揺動側枠3から取り外せば、
該揺動側枠3は、第7図に示す状態からさらに矢
印B方向へ揺動させれば、第8図に示す様に、枢
着部材9の帯板体18の立上り部17が側枠2の
内面22に当接するまで、該揺動側枠3は矢印B
方向へ揺動する。即ち、側枠2,2の内面22,
22間寸法Xは、揺動側枠3の幅寸法Yの2倍よ
り大とされているので、該揺動側枠3,3は図例
の如く、こたつ本体枠1内に内装されることにな
る。また、このとき、脚体5の幅寸法(厚さ寸
法)Hを、この状態の最大の厚さ寸法と略同一に
設定する。実施例では、本体枠1の下面部51か
ら帯板体18(又は帯板体11)の外面52(又
は外面53)までの寸法hと略同一に設定してい
る。従つて、工場出荷時や不使用時において、こ
の脚が使用されるこたつの厚さ寸法は、ほぼ脚体
5の幅寸法(厚さ寸法)Hとされ、極めて嵩が小
さいものとなる。
なお、この実施例では、枢着部材8は第1図に
示す様に、一つの揺動側枠3に長手方向に沿つて
所定ピツチにて3個づつ設けられている。また保
持機構26は、各枢着部材8に対応させて一つの
側枠3に3個づつ設けるも好ましいが、中間部の
保持機構26を省略するほうが、操作しやすいも
のとなる。
本考案は図示の実施例に限定されず、本考案の
要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であり、例
えば、第8図に示す状態において、脚体5を、折
畳まれた揺動側枠3,3間に介装可能なものとす
れば、よりいつそうコンパクトにこの脚を収納す
ることができる。また、こたつ本体枠1の形状は
実施例では全体略矩形状とされているが、勿論、
全体略正方形状とするも好ましく、さらに、脚体
5の形状を円筒体から形成するも、横断面が正方
形以外の多角形とするも自由である。
〔考案の効果〕
本考案のホームごたつ用脚は、揺動側枠3,3
に脚体5を垂設して、該揺動側枠3,3の上面部
49を、こたつ本体枠1の上面部50と同一平面
状とすれば、こたつと使用することができ、ま
た、該揺動側枠3,3を内方へ揺動させば、脚体
5が内方へ折畳まれることになり、不使用時に嵩
ばらず、室の隅に置いたり、押し入れに収納する
ことができる。さらに、脚体5…を揺動側枠3,
3から取り外せば、こたつ本体枠1内に揺動側枠
3,3を介装させることができ、出荷時や長期に
わたつて使用しない時等において、極めてコンパ
クトに収納することができる。また、左右の揺動
側枠3,3を展開保持させて、こたつとして使用
する場合において、揺動側枠3の裏面23に取付
けられた枢着部材8,9の平板部11a,18a
が、こたつ本体枠1の側枠2の裏面部25に当接
して、こたつ本体枠1と揺動側枠3が共に、枢着
部材8,9の(一枚物の)平板部11a,18a
にて支持されるので、枢着部材8,9のヒンジ部
12,24に、こたつ本体枠1の重量等による外
力が集中するのを防止できる。従つて、枢着部材
8,9の早期破損の虞がなくなり、ガタツキや動
作不良等のない使い易い丈夫なものとすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す簡略斜視図、
第2図は要部拡大斜視図、第3図に要部分解斜視
図、第4図は第2図の−線断面図、第5図は
揺動側枠の揺動可能状態を示す同断面図、第6図
は第2図の−線断面図、第7図は脚体の折畳
み状態の要部断面図、第8図は揺動側枠のこたつ
本体枠内への介装状態を示す要部断面図である。 1……こたつ本体枠、2……側枠、3……揺動
側枠、4……端部、5……脚体、49,50……
上面部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 こたつ本体枠1の左右側枠2,2に枢着部材
    8,9を介して揺動自在に取付けられて左右内外
    方へ折畳・展開可能な左右一対の揺動側枠3,3
    と、この各揺動側枠3の前後両端部4,4に着脱
    自在に取付けられた脚体5,5と,を備えたホー
    ムごたつ用脚であつて、 上記枢着部材8,9が、平板状の取付片13,
    19と、平板部11a,18aの一端に立上り部
    10,17を立設してなる正面視略L字形状の帯
    板体11,18と、該取付片13,19上端部と
    立上り部10,17上端部を揺動自在に連結する
    ヒンジ部12,24と、からなり、 該取付片13,19を上記側枠2の内面22に
    取付けると共に、該平板部11a,18aを上記
    揺動側枠3の裏面23に取付け、 該平板部11a,18aを該側枠2の裏面部2
    5に当接させて、上記揺動側枠3の上面部49が
    上記こたつ本体枠1の上面部50と同一平面状と
    して展開保持されるように構成したことを特徴と
    するホームごたつ用脚。
JP1987160191U 1987-10-19 1987-10-19 Expired - Lifetime JPH0514090Y2 (ja)

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JPH0163911U JPH0163911U (ja) 1989-04-25
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4118774Y1 (ja) * 1965-05-24 1966-09-01
JPS42851Y1 (ja) * 1965-09-24 1967-01-18

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4118774Y1 (ja) * 1965-05-24 1966-09-01
JPS42851Y1 (ja) * 1965-09-24 1967-01-18

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JPH0163911U (ja) 1989-04-25

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