JPH0514088A - Agc回路 - Google Patents

Agc回路

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JPH0514088A
JPH0514088A JP15715391A JP15715391A JPH0514088A JP H0514088 A JPH0514088 A JP H0514088A JP 15715391 A JP15715391 A JP 15715391A JP 15715391 A JP15715391 A JP 15715391A JP H0514088 A JPH0514088 A JP H0514088A
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JP
Japan
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circuit
agc
current
detection
output
Prior art date
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Application number
JP15715391A
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English (en)
Inventor
Hideo Imaizumi
英雄 今泉
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、複数段のIF増幅器のAGCスピ
ードを一定にしている。 【構成】 本発明に依れば、IF増幅回路(11)乃至
(13)の利得を定めるダイオードに流れる電流の変化
を検出し、その検出出力によりAGC検波回路()の
出力レベルを制御する帰還を施している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機や
ラジオ受信機のように複数のIF(中間周波)増幅器を
有する装置のAGC回路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭53−148225号公報には図
2の如き受信機が記載されている。図2の入力端子
(1)には混合回路(図示せず)からのIF信号が印加
され、第1及び第2IF増幅回路(2)及び(3)で増
幅された後、検波回路(4)で検波され、検波出力信号
が出力端子(5)に得られる。一方、前記検波出力信号
は、コンパレータ(6)とコンデンサ(7)で構成され
るAGC検波回路()で、そのレベルが検波される。
そして、その検波出力に応じて第1及び第2AGC(自
動利得制御)回路(9)及び(10)が順次動作し、第
1及び第2IF増幅回路(2)及び(3)の利得を制御
する。図3は、第1及び第2IF増幅回路(2)及び
(3)の入力信号レベルに対する利得の関係を示す特性
図で、実線が第2IF増幅回路(3)の特性を、点線が
第1IF増幅回路(2)の特性を示している。図3から
明らかなように、図2では入力IF信号の増加に伴い、
先に第2IF増幅回路(3)の利得が低下し、その後第
1IF増幅回路(2)の利得が低下している。このよう
にすれば、出力端子(5)にAGC制御の施された出力
信号を得ることが出来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図2の第1
及び第2IF増幅回路(2)及び(3)の合計利得と、
入力信号レベルとの関係は、図4の如くなる。図4の特
性は、入力信号レベルが小の時は、最大利得の一定値を
示し、入力信号レベルが大になるにつれてその値が徐々
に低下している様子を示す。ところが、図4の特性で
は、低下している領域の途中で変化量が急激に一時的に
緩やかになる部分が存在する。これはAGC特性の安定
度、所謂AGCスピード(エアプレーンフラッタ又はフ
ェージングに対する画面の安定度)の変動となるので問
題であった。理想的には図4の低下の割合は、常に一定
であることが好ましくリニアな特性のものが求められて
いた。この現象は、図3と図4との関係から明らかなよ
うに、第2AGC回路(10)の動作が開始し、第1I
F増幅回路(2)が最大利得状態から利得低下開始に切
り換わるポイントで発生している。第1及び第2IF増
幅回路(2)及び(3)は、ダイオードを負荷とする差
動増幅器で構成されており、前記ダイオードに流す電流
の値を変化させることにより利得を変化させている。第
1IF増幅回路(2)は、最大利得の時、前記ダイオー
ドに十分な電流を流しているが、その電流の低下し初め
の時の電流変化率と、それ以外の時の電流変化率とが異
なることに起因している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の点に鑑
み成されたもので、利得制御のための制御電流が供給さ
れるダイオードを負荷とする複数の縦続接続されたIF
増幅回路と、該IF増幅回路の出力IF信号を検波する
検波回路と、該検波回路の出力信号レベルを検波するA
GC検波回路と、該AGC検波回路の検波出力に応じて
前記複数のIF増幅回路の利得を順次制御するAGC制
御回路と、前記複数のIF増幅回路のダイオードに流れ
る電流を検出する電流検出手段と、該電流検出手段の検
出出力に応じて、前記AGC検波回路の出力レベルを変
化させる帰還手段とを備えることを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明に依れば、IF増幅回路の利得を定める
ダイオードに流れる電流の変化を検出し、その検出出力
によりAGC検波回路の出力レベルを制御する帰還を施
している。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す回路図で、
(11)乃至(13)は、入力端子(1)からのIF信
号を増幅する第1乃至第3IF増幅回路、(14)は、
AGC検波回路()の出力を平滑する平滑回路、(
)は端子(16)からのAGC検波信号に応じて端子
(17)乃至(19)に利得制御信号を発生する、AG
C制御回路、電流検出手段及び帰還手段から構成される
トランジスタ回路である。
【0007】尚、図1において、図2と同一の回路素子
については同一の符号を付し説明を省略する。第1乃至
第3IF増幅回路(11)乃至(13)は、同一の構成
であり図5の如くなる。図5で、端子(20)からの制
御電流が大の時、ダイオード(21)及び(22)のイ
ンピーダンスが小さくなり、増幅回路の利得は大とな
る。逆に前記制御電流が小の時、増幅器の利得は小とな
る。
【0008】今、図1の出力端子(5)に得られる出力
信号のレベルが、AGCが動作するレベルよりも小であ
ったとする。すると、コンパレータ(6)の出力が
「H」レベルとなり、端子(16)にも「H」レベルの
直流が印加される。すると、トランジスタ(23)及び
(24)がオンし、一定の直流電流がトランジスタ(2
4)のコレクタに流れる。トランジスタ(24)のコレ
クタ電流は、電流ミラー回路(25)で反転されてダイ
オード(26)乃至(28)及び抵抗(29)の直列回
路(30)に流れる。その為、点A、点B及び点Cには
一定の直流電圧が発生し、該直流電圧の値を高い値にす
ることで各々トランジスタ(31)乃至(33)と抵抗
(34)乃至(36)を介して端子(17)乃至(1
9)に所望のAGC制御電流が流れる。この時、第1乃
至第3IF増幅回路(11)乃至(13)の利得は、等
しく最大利得となっている。
【0009】一方、この時、トランジスタ回路(15
から第1乃至第3IF増幅回路(11)乃至(13)に
供給される電流が、電流検出手段として動作する電流ミ
ラー回路(37)で検出される。検出された電流は、更
に電流ミラー回路(38)で反転され、トランジジタ
(39)のベースに印加される。その為、トランジスタ
(39)の導通度により、トランジスタ(24)のコレ
クタ電流が変化し、全体としてAGCのループに対して
負帰還ループを施すことになる。この事により、第1乃
至第3IF増幅回路(11)乃至(13)→検波回路
(4)→AGC検波回路()→平滑回路(14)→ト
ランジスタ回路(15)→抵抗(34)乃至(36)で
構成されるAGCループの利得が安定したある値に定ま
る。
【0010】尚、負帰還信号のレベルは、トランジスタ
回路(15)の抵抗(40)及び(41)により定ま
る。次に上述の状態から、出力端子(5)に得られる出
力信号レベルが徐々に増大したとする。すると、コンパ
レータ(6)の出力レベルが「L」レベルに変化し、平
滑回路(14)の出力レベルも低下するので、トランジ
スタ(23)及び(24)のベース電圧が低下し、その
コレクタ電流が低下する。すると、直列回路(30)に
流れる電流も同様に低下し、点A、点B及び点Cの出力
電圧が低下する。第1乃至第3IF増幅回路(11)乃
至(13)が有する各ダイオードのカソード電極の電圧
は、全て等しい値に設定されている。それ故、直列回路
30)に流れる電流の低下に伴い、最初に抵抗(3
6)に流れる電流が減少し、やがて零となり、続いて抵
抗(35)に流れる電流が低下し始める。更に同様の変
化が、抵抗(35)及び(34)の間で起こる。このA
GC制御による、制御電流の変化は、全て電流ミラー回
路(37)で検出され、トランジスタ(24)に負帰還
されている。その為、AGCループは、第1乃至第3I
F増幅回路(11)乃至(13)に供給する電流の変化
に拘わらず、一定の利得を維持するので、一定のAGC
スピードを保つことが出来る。
【0011】従って、図1の回路に依ればIF増幅回路
の利得が切換わりポイントにおいても、安定なAGC特
性が得られる。
【0012】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明に依れば、複数
のIF増幅回路を用いて行なうAGC制御を安定に行な
うことが出来る。特に本発明に依れば、AGCループ内
に負帰還路を設けているので、複数のIF増幅回路に供
給するAGC制御電流の総和の変化率を常に一定に出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のAGC回路を示す回路図である。
【図2】従来のAGC回路を備えた受信機を示す回路図
である。
【図3】図2の説明に供する為の特性図である。
【図4】図2の説明に供する為の特性図である。
【図5】図1のIF増幅回路の具体回路図である。
【符号の説明】
(4) 検波回路 () AGC検波回路 (11)乃至(13) 第1乃至第3IF増幅回路 (15) トランジスタ回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利得制御のための制御電流が供給される
    ダイオードを負荷とする複数の縦続接続されたIF増幅
    回路と、 該IF増幅回路の出力IF信号を検波する検波回路と、 該検波回路の出力信号レベルを検波するAGC検波回路
    と、 該AGC検波回路の検波出力に応じて前記複数のIF増
    幅回路の利得を順次制御するAGC制御回路と、 前記複数のIF増幅回路のダイオードに流れる電流を検
    出する電流検出手段と、 該電流検出手段の検出出力に応じて、前記AGC検波回
    路の出力レベルを変化させる帰還手段とを備えることを
    特徴とするAGC回路。
  2. 【請求項2】 前記帰還手段は、帰還量調整手段を備え
    ることを特徴とする請求項1記載のAGC回路。
JP15715391A 1991-06-27 1991-06-27 Agc回路 Pending JPH0514088A (ja)

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JP15715391A JPH0514088A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 Agc回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0797299A2 (en) * 1996-03-21 1997-09-24 Nec Corporation Variable gain control

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0797299A2 (en) * 1996-03-21 1997-09-24 Nec Corporation Variable gain control
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