JPH05140824A - ラツプ片を収集する装置及び方法 - Google Patents

ラツプ片を収集する装置及び方法

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JPH05140824A
JPH05140824A JP4125758A JP12575892A JPH05140824A JP H05140824 A JPH05140824 A JP H05140824A JP 4125758 A JP4125758 A JP 4125758A JP 12575892 A JP12575892 A JP 12575892A JP H05140824 A JPH05140824 A JP H05140824A
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lap
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wrap
combing machine
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ジヤンカルロ モンデイーニ
Andreas Jorg
アンドレアス イエルク
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    • D01GPRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
    • D01G21/00Combinations of machines, apparatus, or processes, e.g. for continuous processing
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01GPRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
    • D01G19/00Combing machines
    • D01G19/06Details
    • D01G19/08Feeding apparatus
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01GPRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
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    • D01G19/06Details
    • D01G19/28Air draught or like pneumatic arrangements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 旧ラップシートの終端部と新ラップシートの
始端部とから切り離されるラップ片は主として良質繊維
から成っているので、このようなラップ片を収集して再
利用することを可能にするような収集装置を提供する。 【構成】 コーミングマシン1,2,3内でラップシー
トの走行経路に配置された、ラップ片を受取るための複
数のサクションノズル4〜11を備えた形式の、コーミ
ングマシンでラップ巻成体交換操作時にラップシートか
ら切り離されるラップ片を収集する装置において、サク
ションノズル4〜11が、コーミングマシン1,2,3
内に設けられているコーマ落ちノイル用の吸出装置から
分離されており、かつ、閉止機構23;23.2;2
3.3を介して、送風機及び繊維分離器25に通じてい
る集合導管21と接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コーミングマシン内で
ラップシートの走行経路に配置された、ラップ片を受取
るための複数のサクションノズルを備えた形式の、コー
ミングマシンでラップ巻成体交換操作時にラップシート
から切り離されるラップ片を収集する装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】現今慣用のコーミングマシンでは複数の
コーミングヘッドにおいてラップシートがラップ巻成体
から繰り出されて該ラップシートにコーミング処理が施
される。或る1つのコーミングヘッドにおいてラップ巻
成体からラップシートがほぼ完全に繰り出されると、コ
ーミングマシンのすべてのコーミングヘッドにおいて
か、又は1つのコーミングベッド群において同時にラッ
プ巻成体の交換が実施される。このようなラップ巻成体
の交換を制御装置によって自動的に行なうことは例えば
スイス国特許出願第676249号明細書に基づいて公
知であり、この場合繰り出されるラップシートはコーミ
ングヘッドにおいて同じレベルで切断され、かつ新たな
ラップ巻成体が供給され、該新ラップ巻成体から新たな
ラップシートが繰り出されかつやはり同じレベルで切断
される。旧ラップシートの終端部と新ラップシートの始
端部とから切り離されたラップ片はサクションノズルに
よって除去される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、旧ラ
ップシートの終端部と新ラップシートの始端部とから切
り離される前記ラップ片は主として良質繊維から成って
いるので、このようなラップ片を収集して再利用するこ
とを可能にするような収集装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の構成手段は、サクションノズルが、コーミングマシ
ン内に設けられているコーマ落ちノイル用の吸出装置か
ら分離されており、かつ、閉止機構を介して、送風機及
び繊維分離器に通じている集合導管と接続されている点
にある。
【0005】本発明では個々のコーミングマシンに複数
のサクションノズルを設け、該サクションノズルを、共
通の分岐導管と共通の閉止機構とを介して集合導管と接
続しておくのが有利である。
【0006】これによって各コーミングヘッド当りのラ
ップ片を、適当に調量された吸込み効率をもって所期の
ように導出することが可能になる。
【0007】従属請求項に記載したようにラップ残片の
吸出並びにこれに付随する閉止機構の制御はコーミング
マシンの制御装置によって制御される。個々のコーミン
グマシンの導出動作を互いに調和させるために、個々の
コーミングマシンの制御装置は互いに連絡し合う。これ
は例えば上位の中央制御ユニットによって行なうことが
できる。コーミングマシンの個々の制御装置間の調和が
必要なのは、後続の搬送系又は集合導管が或る特定の搬
送量のためにしか設計されていないからである。すなわ
ち換言すればサクション空気流量は個々のコーミングマ
シンにおいてラップ片の申し分のない導出を保証するよ
うに充分でなければならない。
【0008】有利な実施態様では各コーミングマシンは
サクション管を有し、該サクション管はコーミングマシ
ンのサクションノズルに夫々1本のタップ導管を介して
接続されている。この場合サクション管は一方の端部に
空気取入れ口を有し、しかも反対側の端部には分岐導管
が接続されている。
【0009】特にコーミングヘッド当りラップ片を所期
のように均等に導出するための別の有利な実施態様は従
属請求項5乃至10に記載した通りであるが、その構成
については実施例との関連において詳説する。
【0010】また本発明の課題は、ラップ片とコーマ落
ちノイル分とを別々に排出又は導出する方法によって解
決される。これによって、コーミングマシンで発生す
る、種々異なった性質を有する屑は、それぞれ使用目的
に相応した部位に供給される。つまり、本来の意味合い
での「廃物」は生ぜず、むしろ前記屑は、目的に即応し
て再利用される。
【0011】切り離されたラップ片は実質的に良質繊維
から成っているので、該ラップ片をコーミングマシンに
前置された混打綿ラインへ再び戻すのが有利である。こ
の場合ラップ片は混合機へ供給されるか、あるいはベー
ルの形でオープナーに供給される。大体において短繊維
と分離された不純物とから成っているが、なお良質繊維
も含んでいるコーマ落ちノイル分は収集部に供給され
る。該収集部においてコーマ落ちノイルは圧搾・梱包さ
れるか、あるいはその他の形式で移送準備される。この
ように梱包されたコーマ落ちノイルは、これを後処理す
るための処理ラインを有する他の紡績工場へ販売するた
めに使用される。
【0012】コーマ落ちノイルは実質的に短繊維である
ので、該短繊維は、品質に高い要求の課されることのな
い低級繊維品を生産するために使用される。
【0013】このような短繊維は、オープンエンド紡績
法に基づいて稼働する例えばロータ型紡績機械によって
極めて良好に紡績することができる。
【0014】1つの紡績工場が、コーミング部を有して
いないがオープンエンド紡績機械を装備した、単数の紡
績プロセスライン又は複数の紡績プロセスラインを有し
ている限りでは、コーマ落ちノイルを前記紡績プロセス
ラインの混打綿ラインに直接供給するのが有利である。
【0015】ラップ片を別個に導出する別の実施態様で
は、ラップ片とコーマ落ちノイルとの導出を異なった時
間に行うようにすることも可能である。これによってラ
ップ片とコーマ落ちノイルとの導出を時間的に隔絶して
先ず共通の搬送系を介して、次いで別個の搬送系を介し
て行うことが可能になる。この結果、特にコーミングマ
シンの範囲では所要の搬送系の数、例えば搬送管の本数
を最小限に抑えることが可能になる。
【0016】これによってコーミングマシンに、必要以
上に搬送系を付設することもなくなり、特に保守目的の
ためのコーミングマシンへのアクセス可能性が維持され
る。
【0017】コーミングマシンの操作過程に相応して搬
送系の選択はコーミングマシンの制御ユニットを介して
行われる。この場合コーミングマシン直属の個々の制御
装置は上位の中央制御ユニットと接続されており、該中
央制御ユニットは個々のコーミングマシンにおける排出
を互いにコーディネートさせる。
【0018】本発明の方法を実施するために、コーマ落
ちノイル用の吸出通路とラップ片用のサクションノズル
とを共通のサクション管に開口させ、しかも該サクショ
ン管には、ラップ片とコーマ落ちノイルの搬送経路を分
割するための分岐器を設けることが提案される。
【0019】前記分岐器もしくは該分岐器用の調整装置
は、各コーミングマシンの制御装置によって調整される
のが有利である。
【0020】前記分岐器に接続する搬送通路は導出すべ
き材料に固定的に配設されている。これによって材料の
ガイド誤操作が避けられる。
【0021】
【実施例】次に図面に基づいて本発明による装置の実施
例を詳説する。
【0022】図1に示した装置は、複数のコーミングマ
シン、例えば約4乃至8基のコーミングマシン(図1で
はその中の3基のコーミングマシン1,2,3がブロッ
ク図の形式で例示されているにすぎない)から、ラップ
片を収集するために使用される。
【0023】各コーミングマシンは複数のコーミングヘ
ッド、例えば8個のコーミングヘッドを有し、該コーミ
ングヘッドにおいてラップ巻成体から夫々1枚のラップ
シートが繰り出されてコーミングされる。ラップ巻成体
が殆ど繰り出されると、ラップ巻成体の交換が実施され
る。その場合ラップシートは特定の部位で切断され、切
り離されたラップ片は除去されて、新たなラップ巻成体
が使用される。新たなラップ巻成体のラップシートもや
はり特定の部位で切断され、次いで新ラップシートの始
端部が旧ラップシートの終端部と結合される。
【0024】切り離されたラップ片を除去するために各
コーミングマシンは少なくとも1個のサクションノズル
を有している。殊に有利には各コーミングヘッドは夫々
1個の独自のサクションノズルを有し、要するにコーミ
ングマシンは1基当り例えば8個のサクションノズル
4,5,6,7,8,9,10,11を有している。こ
れらのサクションノズルは夫々1本のタップ導管12,
13,14,15,16,17,18,19(図2及び
図3)を介して、各コーミングマシン全体を通って延在
したサクション管に接続されている。
【0025】コーミングマシン1,2,3のサクション
管20;20.2及び20.3は、夫々1本の分岐導管
22;22.2;22.3を介して1本の集合導管21
と接続されており、しかも前記サクション管と集合導管
21との間の任意の部位に、夫々1つの閉止機構が配置
されている。該閉止機構は、コーミングマシン1におい
て略示した閉止機構23のように、コーミングマシン内
に位置しているのが殊に有利であるが、しかし例えばコ
ーミングマシン2及び3について略示したように閉止機
構は、集合導管21への分岐導管22.2;22.3の
開口部内に配置されたフラップ弁23.2;23.3で
あってもよい。
【0026】集合導管21は、駆動モータ24によって
駆動可能な送風機と繊維分離器に通じている。該繊維分
離器は、有利には慣用のドラムセパレータ25であって
もよい。
【0027】各コーミングマシン1,2,3は、ラップ
巻成体の交換を自動的に実施するための制御装置26;
26.2;26.3を有している。コーミングヘッド内
に配置されたセンサ27(但しコーミングマシン1にお
いてだけ略示されているにすぎない)、例えばホトセル
は、コーミングヘッドの1つでラップシートがラップ巻
成体からほぼ完全に繰り出された場合に、前記制御装置
にスタート信号を送出する。このようなスタート信号が
コーミングマシンの1つ、例えばコーミングマシン1で
生じると、制御装置26は当該コーミングマシンのすべ
てのコーミングヘッド(又はコーミングヘッド群)の稼
働を中断し、かつ所属の閉止機構23を開く。その他の
コーミングマシンの制御装置26.2;26.3は同時
にロックされるので、前記コーミングマシン1において
ラップ巻成体の交換が続いている限り、その他のコーミ
ングマシンにおいてはラップ巻成体の交換を行なうこと
は不可能である。ラップ巻成体交換は次いで制御装置2
6によって周知のように次のようにして実施される。先
ずすべてのコーミングヘッドにおいて(或いはコーミン
グヘッド群において)ラップシートが特定の部位におい
て、例えば、ラップ巻成体29を支承するラップローラ
28と、ラップシートWのための搬送兼圧搾ローラ30
との間で切断される(図3)。次いでラップ巻成体29
は再び回転され、送風機とドラムセパレータ25の駆動
モータ24がスイッチ・オンにされ、かつラップ巻成体
29に残留しているラップ残分がサクションノズル4〜
11内に吸込まれ、該サクションノズルはラップシート
の走行経路、例えばラップローラ28と搬送兼圧搾ロー
ラ30との間に配置されている。ラップ残分の吸込み
後、前記駆動モータ24は一時的に再びスイッチ・オフ
にすることができる。これに続いて搬送系から空の巻管
が除去されて新たなラップ巻成体が装着される。駆動モ
ータ24がスイッチ・オフにされている場合には、該駆
動モータ24が改めてスイッチ・オンされ、新たなラッ
プ巻成体が幾分回転され、新たなラップ巻成体から到来
するラップシートが特定の部位で切断され、かつ、切り
離されたラップ片はサクションノズル4〜11内に吸込
まれる。吸込みが終ると前記駆動モータ24はスイッチ
・オフにされる。次いで新ラップシートの始端部が旧ラ
ップシートの終端部と結合された後、制御装置26はコ
ーミングヘッドを再び稼働させ、閉止機構23を閉鎖
し、かつ他の制御装置26.2;26.3のロックを解
除する。
【0028】また図3には、操業中に各コーミングヘッ
ドにおいてラップシートWの供給されるコーミングツー
ルK及び、該コーミングツールKに配設された、コーミ
ング時に生じるコーマ落ちノイル用の吸出装置Sが概略
的に図示されている。
【0029】ラップ巻成体交換時に切り離されてサクシ
ョンノズル4〜11内へ吸込まれたラップ片は集合導管
21を介してドラムセパレータ25内に達する。該ラッ
プ片の繊維材料は、新たなラップを製造する際に再利用
するためにドラムセパレータから取出すこともできる。
勿論この目的のためには、すでに述べたように前記サク
ションノズル4〜11は集合導管21と接続されていな
ければならず、かつまた、通常はコーミングマシン内に
存在しているコーマ落ちノイル用の吸出装置Sから隔離
されていなければならない。
【0030】集合導管21を通って送風機及びドラムセ
パレータ25によって吸込まれた搬送空気は、繊維を分
離したのちダストフィルタ31を通って周辺大気中に放
出されるか、或いは、集中フィルタ設備又は集中エアコ
ンディショナー設備へ導かれる。
【0031】多くの実施態様ではサクションノズル4〜
11はコーミングマシン内で可動に配置されておりかつ
ラップ巻成体の交換操作時に移動される。このような運
動を可能にするためにタップ導管12〜19は、可撓ホ
ース、特に波形ホースとして構成されているか、或いは
このようなホースを含んでいるのが有利である。
【0032】ラップ片の前記吸出し及びドラムセパレー
タ25内に至るまでの繊維材料搬送を正しく機能させる
ためには、すべての部位においてサクション空気及び搬
送空気の充分な速度が必要である。このための第1の前
提条件は、すでに述べたように1基のコーミングマシン
又は1本のサクション管以外には、開いた閉止機構2
3;23.2;23.3を介して集合導管21と接続し
ているものがないということによって与えられている。
コーミングマシン1及び2において示したように分岐導
管22;22.2がサクション管20;20.2の端部
に接続されている場合には、更にまた、該サクション管
の他端部に空気取入れ口32(図2)を設けることが必
要になる場合がある。該空気取入れ口の大きさは固定さ
れていてもよく、或いはスライド弁33によって調整可
能であってもよい。
【0033】すべてのサクションノズル4〜11におい
てほぼ等しいサクション状態が生じるようにするため
に、タップ導管12〜19は、前記空気取入れ口32か
ら分岐導管22の接続部に向かって減少する横断面を有
することができる。例えばタップ導管18及び19は直
径80mmを、タップ導管15,16及び17は直径7
5mmを、またタップ導管12,13及び14は直径7
0mmを有することができる。しかし又、すべて等しい
横断面を有しているが、異なった絞り作用を有する絞り
部位を内蔵したタップ導管を使用することも可能であ
る。例えば図4では、可撓ホースとして構成されたタッ
プ導管12に配置された調節可能なクランプ34が図示
されており、該クランプは前記可撓ホースを緊縮するこ
とによって絞り部位を形成する。図5に示したタップ導
管12内には絞り片35が挿嵌されており、該絞り片
は、タップ導管が異なった場合に異なる絞り作用を及ぼ
すことができる。また図6では、タップ導管12内に配
置された調節可能なスライド弁36が絞り部位として示
されている。
【0034】すべてのサクションノズル4〜11内にほ
ぼ等しいサクション状態を生ぜしめることのできる別の
実施態様は、空気取入れ口32から分岐導管22の接続
部に向かって段階的に増大するか又は図7に示したよう
に徐々に漸増する面積の横断面を有するサクション管1
20を使用する点にある。該サクション管120ではタ
ップ導管112〜119はすべて等しい大きさの横断面
を有しているが、タップ導管112〜119の横断面
は、補償作用を付加的に助成するために僅かに異なって
いてもよい。
【0035】また分岐導管を、サクション管の一方の端
部においてではなくて、異なったサクション管部位で接
続させることも勿論可能である。例えばコーミングマシ
ン3では分岐導管22.3はサクション管20.3の両
端の中間で該サクション管に接続されている。この場合
は、サクション管20.3の両端部に、図2に示したよ
うな空気取入れ口32に類似した空気取入れ口を夫々1
つ設けるのが有利である。
【0036】図8では紡績ラインの平面図が概略的に示
されているが、但し該紡績ラインは、図面を判り易くす
るためにコーミングマシン1,2,3までしか示されて
いないとは云え、該コーミングマシンからコーマ落ちノ
イル又はラップ残分を導出もしくは移送する方法を略示
しかつ説明するために役立つ。要するに図8では、該紡
績ライン上でコーミングマシン1,2,3に後続して配
置されているドローイング経路及び紡績機の詳細な図示
は省かれている訳である。
【0037】図1との関連で説明したように分岐導管2
2;22.2;22.3を介して吸出されたラップ片
は、送風機の作用を受けて集合導管21を介してドラム
セパレータ25に達し、該ドラムセパレータから収集材
料は更に搬送導管50に送出され、該搬送導管はラップ
片を、コーミングマシンに前置された混打綿ライン51
の処理段内へ供給する。概略的に示したにすぎない、ブ
ローイング・ルームラインとも呼ばれる混打綿ライン5
1は原則として解繊機、混合機及びクリーナーから成っ
ている。
【0038】混打綿ライン51に後置された準備ライン
52は、やはり概観的な理由からブロック図として略示
されているにすぎない。該準備ライン52は実質的にカ
ード、ドローイングフレーム並びにラップ巻成機から成
っており、該ラップ巻成機は、コーミングマシン1〜3
に対する供給物として使用されるラップ巻成体を形成す
る。
【0039】個々の処理段つまり混打綿段と準備段とコ
ーミング段53との間の材料の流れは矢印54及び55
で略示されている。
【0040】コーマ落ちノイルは個々のコーミングマシ
ン1〜3において絶えずかつ周知の方式でサクション系
(図示せず)を介して収集され、かつ導管60.1;6
0.2;60.3を介して共通導管58に送出される。
ドラムセパレータ25によってサクション空気流の作用
を受けている前記共通導管58を介して、コーマ落ちノ
イルは収集部59へ移送される。
【0041】該収集部59においてコーマ落ちノイル
は、略示したにすぎない適当な包装装置61によって、
別の紡績工場に発送するために、発送可能に梱包され
る。
【0042】紡績工場自体が、コーマ落ちノイルの後処
理を独自に行なえるプロセスライン62を装備している
場合には、別の可能性が提供される。図8では、この可
能態様が前記収集部59に続いて破線ブロック65,6
6,67,68で示されている。ここでは混打綿ライン
65、カーディングライン66及び準備ライン67がロ
ータ型オープンエンド紡績機ライン68が前置されてい
る。準備ライン67は、この場合はコーミングラインを
有していない、単数又は複数のドローイング・フレーム
経路から成っている。オープンエンド原理に基づくロー
タ型オープンエンド紡績機の処理法は例えば、コーマ落
ちノイル繊維のような比較的高い比率で短繊維を含んだ
繊維混合物にも特に適している。しかし又、ドイツ連邦
共和国特許出願公開第2734564号明細書に基づい
て公知になっているように、個々のコーミングマシン1
〜3で生じたコーマ落ちノイルから繊維スライバを形成
し、該繊維スライバを、次いで直接オープンエンド紡績
法に従って処理することも考えられる。
【0043】前記の混打綿プロセスラインへのラップ片
又はコーマ落ちノイルの添加混合は制御装置(図示せ
ず)によって所定のプロセスデータに従って制御かつ調
量される。
【0044】コーマ落ちノイルとラップ片とを別々に導
出する本発明の方法によって該コーマ落ちノイル及びラ
ップ片は所期のように再利用部へ供給され、従って総生
産量内に直接流れ込むことになる。
【0045】図9は部分的に断面して示した別の変化実
施態様の側面図である。該図面では1個のコーミングヘ
ッドだけが断面して示されているにすぎないが、原則と
して1基のコーミングマシンには8個のコーミングヘッ
ドが互いに並列的に設置されている。
【0046】周知のように、コーミングヘッドはラップ
ローラ79,80から成り、該ラップローラ上にラップ
巻成体81がラップ82を繰り出す(巻き戻す)ために
支承されている。ラップ82は1本のローラ83を介し
て変向ガイドされ、次いでガイドプレート84を介して
下向ガイドされて、略してニッパーと呼ばれているニッ
パージョーユニット85に到達する。ニッパージョーユ
ニット85は駆動軸88により旋回アーム86,87を
介して往復運動を行なう。ニッパージョーユニット85
の内部にはフィードローラ90が位置し、該フィードロ
ーラを介してラップ82が引抜きローラ91の方向に間
欠的に送られる。前記ニッパージョーユニット85の下
位にはコームセグメント93を有する円形コーム92が
位置し、前記コームセグメントは、前記ニッパージョー
ユニット85がその後方旋回位置へ位置した際に、該ニ
ッパー内に締込まれて突出する繊維房を梳き出す。その
際前記コーミングセグメント93によって梳き出された
繊維成分、例えば短毛(コーマ落ちノイルとも呼ばれ
る)は、円形コーム92の回転続行に伴って、図9の図
示位置において、該円形コームの下位に配置されたブラ
シローラ94によって掻き取られる。
【0047】送風機100(図10)によって発生され
後続の通路70内に支配している負圧によって掻き取ら
れたコーマ落ちノイル及びその他の分離された不純物が
開口95を介してサクション管20に供給される。該サ
クション管20には別の開口97を介してサクションノ
ズル4の分岐導管が接続されており、ラップ巻成体の交
換時に生じるラップ片は、前記サクションノズル4を介
して吸出されて、やはりサクション管20に供給され
る。ラップ巻成体81の下位では、ラップの繰出しが終
った際にラップ巻管96の巻管表面を検出するためのセ
ンサ27が定位に配置されている。
【0048】以上1個のコーミングヘッドについて説明
したが、該コーミングヘッドは、サクション管への接続
部を含めて、同様の構成でコーミングマシン1基当り例
えば8個設けられている。
【0049】コーミングマシン1及び2の全体並びに排
出導管系部分の概略平面図が図10に示されている。こ
の場合コーミングマシン1は縮尺して図示されている
が、一緒に図示した全サクションノズル4〜11は、夫
々分岐導管を介してサクション管20に開口している。
また図10では、個々のコーミングヘッドからサクショ
ン管20へ開口する、コーマ落ちノイルを導出するため
の通路70〜77も同じく図示されている。コーミング
マシン2の構成及び細部は前記のコーミングマシン1に
相応している。サクション管20;20.2は分岐器9
8,99を有している。該分岐器98,99は夫々調整
素子103,104を介して旋回フラップ101,10
2によって調整することができる。
【0050】分岐器98の一方の分岐路105が、ラッ
プ片を搬出するための集合導管21に開口しているのに
対して、他方の分岐路106は、コーマ落ちノイル用の
集合導管58に開口している。
【0051】コーミングマシン1に相応して、コーミン
グマシン2の分岐器99では一方の分岐路107は集合
導管21に、また他方の分岐路108は集合導管58に
開口している。制御装置26;26.2は、図1の例に
相応してコーミングヘッド内のセンサ27と接続されて
いる。
【0052】前記制御装置26;26.2は付加的に導
線130,131を介して調整素子103,104と接
続され、また導線141,142を介して中央制御ユニ
ット140と接続されている。
【0053】該中央制御ユニット140は導線144を
介して送風機25の制御素子と接続され、また導線14
5を介して送風機100の制御素子と接続されている。
【0054】次に本実施例の機能態様を説明する。
【0055】図示の位置では、ラップ巻管96の繰出し
終了をセンサ27が制御装置26に通報した後、コーミ
ングマシン1においてラップ巻成体の交換が丁度行なわ
れるところである。別のコーミングマシンでは目下のと
ころラップ巻成体の交換は行なわれないので、前記制御
装置26は導線141を介して中央制御ユニット140
からロック信号を受取ることはない。いまやコーミング
マシン1は停止され、これによって、コーマ落ちノイル
が通路70〜77内にそれ以上もはや供給されることも
ない。送風機100は稼働中でありかつ旋回フラップ1
01はなお破線図示位置にあるので、サクション管20
内になお残留しているコーマ落ちノイル分は分岐路10
6を介して完全に集合導管58内へ移送される。こうし
てサクション管20は空になる。
【0056】今や、つまりサクション管20が完全に空
になるまで短い遅延時間を経たのち、ラップ巻成体の交
換動作が制御装置26の信号によってレリーズされる。
まず調整素子103を介して旋回フラップ101が実線
図示位置へ旋回され、これによって分岐路106は遮断
され、分岐路105が集合導管21へ向かって開かれ
る。旋回フラップ101が事実上の終端位置に達したか
否かはセンサ(図示せず)を介して付加的に監視するこ
とができる。中央制御ユニット140は今度は、旋回フ
ラップ101の切換え終了及びラップ巻成体交換動作直
前という通報を制御装置26から受取る。いま中央制御
ユニット140は送風機25を作動させ、或いは該送風
機が稼働中であるか否かをチェックする。
【0057】こうして本来のラップ巻成体の交換が行な
われ、かつ、その際に生じるラップ片がサクションノズ
ル4〜11を介して吸出される。送風機25によって発
生される負圧を介してラップ片はサクション管20内へ
流入し、分岐路105を経て集合導管21内に達し、そ
こから送風機25に接続した別の搬送管系を介して再び
処理ライン、例えば混打綿ラインへ向かって導かれて当
該ラインに供給される。
【0058】ラップ巻成体の交換動作が終了し、かつ、
旧ラップ巻成体のラップ終端部と新ラップ巻成体のラッ
プ始端部とを準備するためにラップ片の除去が操作され
ると、コーミングマシン1がコーミングプロセスを開始
するに先立って、旋回フラップ101が破線図示位置へ
戻し旋回される。これによってコーマ落ちノイルを集合
導管58内へ導出するための経路が再び開かれる。
【0059】コーミングマシン1の新たな操業開始もし
くはコーミングプロセスの新規開始とラップ片の除去と
の間には充分な時間間隔があるので、ラップ片は、旋回
フラップ101が切換えられる前にサクション管20か
ら集合導管21内へ到達することができる。
【0060】再利用部に至るまでのラップ片の移送がす
でに終了している限りでは、必要とあらば、中央制御ユ
ニット140を介して送風機25を再び停止させること
も可能である。コーミングマシン1におけるラップ巻成
体の交換動作中には、コーミングマシン2は正常なコー
ミングプロセス中にあり、この場合コーマ落ちノイルは
分岐路108を介して集合導管58へ導出された。該コ
ーマ落ちノイルは、前記の実施例の場合と同様に例えば
収集部位に移送される。送風機100は絶えず稼働状態
にあるのに対して、送風機25はラップ巻成体の交換期
に応じて時々停止されてもよい。
【0061】開口95及び97は、図9に部分的に鎖線
で示したように閉鎖可能なフラップを付加的に装備して
いてもよく、該フラップは、ラップ残片を導出するかコ
ーマ落ちノイルを導出するかに応じて開閉される。これ
が必要になるのは、ラップ片の吸出動作のため又はコー
マ落ちノイルの吸出動作のために必要なサクション空気
流が不充分である場合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】コーミングマシンからラップ片を収集する装置
のブロック図である。
【図2】図1に示した収集装置の一部分の概略図であ
る。
【図3】図2に示した収集装置部分の側面図である。
【図4】図2に示した装置部分のタップ導管内の絞り部
位の第1変化態様例の概略図である。
【図5】図2に示した装置部分のタップ導管内の絞り部
位の第2変化態様例の概略図である。
【図6】図2に示した装置部分のタップ導管内の絞り部
位の第3変化態様例の概略図である。
【図7】図2に示した収集装置部分の異なった実施例の
概略図である。
【図8】概略的に図示した紡績ラインの平面図である。
【図9】ラップ片及びコーマ落ちノイルを収集する装置
の別の変化態様と共に示したコーミングヘッドの概略側
面図である。
【図10】ブロック図の型式で示した図9の変化態様例
の概略平面図である。
【符号の説明】
W ラップシート、 K コーミングツール、 S
吸出装置、 1,2,3 コーミングマシン、
4,5,6,7,8,9,10,11 サクションノ
ズル、 12,13,14,15,16,17,18,
19 タップ導管、 20;20.2;20.3
サクション管、 21 集合導管、22;22.2;
22.3 分岐導管、 23;23.2;23.3
閉止機構又はフラップ弁、 24 駆動モータ、
25 繊維分離器としてのドラムセパレータ、 2
6;26.2;26.3 制御装置、 27 セン
サとしてのホトセル、 28 ラップローラ、 29
ラップ巻成体、 30搬送兼圧搾ローラ、 31
ダストフィルタ、 32 空気取入れ口、33
スライド弁、 34 クランプ、 35 絞り片、
36 スライド弁、50 搬送導管、 51
混打綿ライン、 52 準備ライン、 53 コーミ
ング段、 54,55 材料の流れを示す矢印、 5
8共通の導管、 59 収集部、 60.1;60.
2;60.3 導管、 61 包装装置、 62
プロセスライン、 65 混打綿ライン、66
カーディングライン、 67 準備ライン、 68
ロータ型オープンエンド紡績機ライン、 70,7
1,72,73,74,75,76,77 通路、
79,80 ラップローラ、 81 ラップ巻成
体、 82ラップ、 83 変向ガイドローラ、 8
4 ガイドプレート、 85ニッパージョーユニッ
ト、86,87 旋回アーム、 88 駆動軸、
90 フィードローラ、 91 引抜きローラ、
92 円形コーム、 93 コームセグメント、9
4 ブラシローラ、 95 開口、96 ラップ
巻管、 97 開口、 98,99 分岐器、 1
00送風機、 101,102 旋回フラップ、 1
03,104 調整素子、105,106,107,
108 分岐路、 112,113,114,11
5,116,117,118,119 タップ導管、
120 サクション管、 130,131 導
線、 140中央制御ユニット、 141,142,1
44,145 導線

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーミングマシン(1,2,3)内でラ
    ップシートの走行経路に配置された、ラップ片を受取る
    ための複数のサクションノズル(4〜11)を備えた形
    式の、コーミングマシンでラップ巻成体交換操作時にラ
    ップシートから切り離されるラップ片を収集する装置に
    おいて、サクションノズル(4〜11)が、コーミング
    マシン(1,2,3)内に設けられているコーマ落ちノ
    イル用の吸出装置から分離されており、かつ、閉止機構
    (23;23.2;23.3)を介して、送風機及び繊
    維分離器(25)に通じている集合導管(21)と接続
    されていることを特徴とする、ラップ片の収集装置。
  2. 【請求項2】 各コーミングマシン(1,2,3)内に
    は、複数のサクションノズル(4〜11)が設けられて
    おり、該サクションノズルが共通の分岐導管(22)と
    共通の閉止機構(23)とを介して集合導管(21)と
    接続されている、請求項1記載の収集装置。
  3. 【請求項3】 コーミングマシンのその都度1つ(1)
    においてラップ巻成体交換操作を自動的に進行させ、当
    該コーミングマシン(1)に所属した閉止機構(23)
    を開き、ラップ残片を吸出するために送風機及び繊維分
    離器(25)をスイッチ・オンにし、かつ前記以外の閉
    止機構(23.2;23.3)の開放及び前記以外のコ
    ーミングマシン(2,3)におけるラップ巻成体交換操
    作の実施を阻止するように作動可能な制御装置(26;
    26.2;26.3)が設けられている、請求項2記載
    の収集装置。
  4. 【請求項4】 各コーミングマシン(1,2,3)が1本
    のサクション管(20;20.2;20.3;120)
    を有し、該サクション管には、コーミングマシンのサク
    ションノズル(4〜11)が夫々1本のタップ導管(12
    〜19;112〜119)を介して接続されている、請
    求項2又は3記載の収集装置。
  5. 【請求項5】 サクション管(20;20.2;20.
    3;120)が少なくとも一方の端部に空気取入れ口
    (32)を有している、請求項4記載の収集装置。
  6. 【請求項6】 サクション管(20;20.2;120)
    の他方の端部には、分岐導管(22;22.2)が接続
    されている、請求項5記載の収集装置。
  7. 【請求項7】 サクション管(120)が、空気取入れ
    口(32)から分岐導管(22)の接続部の方に向かっ
    て徐々に又は段階的に増大する横断面を有している、請
    求項6記載の収集装置。
  8. 【請求項8】 タップ導管(12〜19)が、空気取入
    れ口(32)から分岐導管(22)の方に向かって減少
    する横断面を有している、請求項6又は7記載の収集装
    置。
  9. 【請求項9】 タップ導管(12〜19)が絞り部(3
    4,35,36)を内蔵し、該絞り部の横断面が、空気
    取入れ口(32)から分岐導管(22)の接続部の方に
    向かって減少している、請求項6又は7記載の収集装
    置。
  10. 【請求項10】 タップ導管(12〜19;112〜1
    19)が可撓性のホースを有している、請求項4から9
    までのいずれか1項記載の収集装置。
  11. 【請求項11】 コーミングマシン(1,2,3)内で
    ラップ巻成体交換操作時にラップシートから切り離され
    るラップ片を収集する方法において、ラップ片と、コー
    ミングマシン(1,2,3)で発生するコーマ落ちノイ
    ル分とを夫々別々に導出することを特徴とする、ラップ
    片の収集法。
  12. 【請求項12】 コーマ落ちノイル分を特定の収集部
    (59)に供給する一方、ラップ片を、コーミングマシ
    ン(1〜3)のプロセス部に前置された混打綿ライン
    (51)へ戻す、請求項11記載の収集法。
  13. 【請求項13】 コーマ落ちノイル分を別の紡績プロセ
    スライン(62)の混打綿ライン(65)内へ供給し、
    該混打綿ライン内でカーディング処理(66)とこれに
    続くドラフト処理(67)とによって形成された繊維ス
    ライバをオープンエンド紡績機(68)に直接供給する
    と共に、コーミングマシン(1〜3)のプロセス部に前
    置された混打綿ライン(51)内へラップ片を戻す、請
    求項11記載の収集法。
  14. 【請求項14】 複数のコーミングマシン(1〜3)の
    コーマ落ちノイル分及び切り離されたラップ片を夫々別
    々に収集する、請求項11から13までのいずれか1項
    記載の収集法。
  15. 【請求項15】 ラップ片及びコーマ落ちノイルの導出
    を、コーミングマシン毎に異なった時間で行なう、請求
    項11記載の収集法。
  16. 【請求項16】 ラップ片及びコーマ落ちノイル分の導
    出を先ず共通の搬送系(20;20.2)を介して、次
    いで別個の搬送系(21,58)を介して行なう、請求
    項15記載の収集法。
  17. 【請求項17】 別個の搬送系(21,58)の選択を
    コーミングマシン(1,2)の制御装置(26;26.
    2)を介して行なう、請求項16記載の収集法。
  18. 【請求項18】 コーミングマシン(1,2)内でラッ
    プ巻成体交換操作時にラップシートからラップ片を切り
    離し、かつ、前記コーミングマシン内で前記ラップシー
    トの走行経路に配置された複数のサクションノズル(4
    〜11)によって受取るようにして行なう、請求項15
    又は16記載のラップ片の収集法を実施する装置におい
    て、コーマ落ちノイル用の吸出通路(70〜77)と、
    ラップ片用のサクションノズル(4〜11)が共通のサ
    クション管(20;20.2)に開口しており、該サク
    ション管が少なくとも1つの分岐器(98,99)を有
    していることを特徴とする、ラップ片の収集装置。
  19. 【請求項19】 分岐器(98,99)が、相応のコー
    ミングマシン(1,2)の制御装置(26;26.2)
    を介して制御される、請求項18記載の収集装置。
  20. 【請求項20】 搬送方向で見て、分岐器(98,9
    9)に後続する搬送通路(21,58)が、ラップ残片
    又はコーマ落ちノイル分のための導出部に固定的に配設
    されている、、請求項19記載の収集装置。
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