JPH05139662A - 油圧エレベータ - Google Patents
油圧エレベータInfo
- Publication number
- JPH05139662A JPH05139662A JP33271891A JP33271891A JPH05139662A JP H05139662 A JPH05139662 A JP H05139662A JP 33271891 A JP33271891 A JP 33271891A JP 33271891 A JP33271891 A JP 33271891A JP H05139662 A JPH05139662 A JP H05139662A
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- JP
- Japan
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- rear wall
- hoistway
- pulley
- lower beam
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 案内装置に加わる偏荷重を抑制することがで
きて現実性に富んだ油圧エレベータを提供する。 【構成】 昇降路の後方壁側の上方にプーリ15を設
け、このプーリ15に巻掛けた補助ロープ16の一端を
油圧ジヤツキ13と後方壁11間に位置する釣合い錘1
4に連結し、また補助ロープ16の他端は、釣合い錘1
4によつて案内装置4A,4Bに加えられた偏荷重を除
去する方向に下梁1に対して回転モーメントを与える位
置、例えば下梁1の昇降口側の端部に連結した。
きて現実性に富んだ油圧エレベータを提供する。 【構成】 昇降路の後方壁側の上方にプーリ15を設
け、このプーリ15に巻掛けた補助ロープ16の一端を
油圧ジヤツキ13と後方壁11間に位置する釣合い錘1
4に連結し、また補助ロープ16の他端は、釣合い錘1
4によつて案内装置4A,4Bに加えられた偏荷重を除
去する方向に下梁1に対して回転モーメントを与える位
置、例えば下梁1の昇降口側の端部に連結した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油圧エレベータに係り、
特に、ロープ駆動による間接駆動型油圧エレベータの改
良に関する。
特に、ロープ駆動による間接駆動型油圧エレベータの改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧エレベータには、大別して、例えば
実開昭55−32341号公報に開示されているよう
に、乗かごをプランジヤに直結して昇降させる直接駆動
型と、プランジヤの伸縮により主ロープを駆動させて乗
かごを昇降させる間接駆動型との2種類がある。後者は
前者と比較して、油圧ジヤツキを地中に埋設する必要性
がないので工事の作業性に優れているが、その一方、乗
かごを案内する案内装置と乗かごを吊る主ロープとの吊
芯とが一致していないために、主ロープの締結位置に対
応した荷重モーメントによる偏荷重が案内装置に加わ
る。この案内装置はウレタン性ゴムを使用しているため
に、上述した偏荷重により変形しこれが乗心地特性に大
きく影響を及ぼすことになるので、乗心地特性を初期状
態に維持するために案内装置を短周期で交換する必要が
ある。
実開昭55−32341号公報に開示されているよう
に、乗かごをプランジヤに直結して昇降させる直接駆動
型と、プランジヤの伸縮により主ロープを駆動させて乗
かごを昇降させる間接駆動型との2種類がある。後者は
前者と比較して、油圧ジヤツキを地中に埋設する必要性
がないので工事の作業性に優れているが、その一方、乗
かごを案内する案内装置と乗かごを吊る主ロープとの吊
芯とが一致していないために、主ロープの締結位置に対
応した荷重モーメントによる偏荷重が案内装置に加わ
る。この案内装置はウレタン性ゴムを使用しているため
に、上述した偏荷重により変形しこれが乗心地特性に大
きく影響を及ぼすことになるので、乗心地特性を初期状
態に維持するために案内装置を短周期で交換する必要が
ある。
【0003】そこで、従来は特開昭61−127585
号公報に示すように、昇降路の一側壁側に油圧ジヤツキ
を設け、乗かごの吊り枠のうち油圧ジヤツキに対向した
側を主ロープで連結し、これによつて案内装置に加わる
偏荷重を打消すために昇降路の他側壁側に偏荷重吸収用
の釣合い錘を設けた間接駆動型の油圧エレベータが提案
されている。
号公報に示すように、昇降路の一側壁側に油圧ジヤツキ
を設け、乗かごの吊り枠のうち油圧ジヤツキに対向した
側を主ロープで連結し、これによつて案内装置に加わる
偏荷重を打消すために昇降路の他側壁側に偏荷重吸収用
の釣合い錘を設けた間接駆動型の油圧エレベータが提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の構成に
よつて案内装置に加わる偏荷重は吸収されるが、油圧ジ
ヤツキを昇降路の一側壁側に配置するという独特の構成
であり、一般的に採用されているように昇降路の後方壁
側に油圧ジヤツキを配置した構成に適用することができ
なかつた。つまり同構成の油圧エレベータに上述の構造
を採用すると、偏荷重吸収用の釣合い錘が乗かごのドア
側に位置してしまい、実際にはエレベータとして使用で
きない。
よつて案内装置に加わる偏荷重は吸収されるが、油圧ジ
ヤツキを昇降路の一側壁側に配置するという独特の構成
であり、一般的に採用されているように昇降路の後方壁
側に油圧ジヤツキを配置した構成に適用することができ
なかつた。つまり同構成の油圧エレベータに上述の構造
を採用すると、偏荷重吸収用の釣合い錘が乗かごのドア
側に位置してしまい、実際にはエレベータとして使用で
きない。
【0005】本発明の目的は、案内装置に加わる偏荷重
を抑制することができて現実性に富んだ油圧エレベータ
を提供するにある。
を抑制することができて現実性に富んだ油圧エレベータ
を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、昇降路の後方壁に対向する側の乗かごの下
梁に一端を締結すると共に、その他端を固定した主ロー
プを油圧ジヤツキに係合し、また上記乗かごを案内装置
によつて上記昇降路の側壁に固定した案内レールに沿つ
て走行するように構成した油圧エレベータにおいて、上
記昇降路の後方壁近傍の上方にプーリを設け、このプー
リに巻掛けた補助ロープの一端を、上記主ロープを介し
て上記油圧ジヤツキにより上記案内装置に加えられる偏
荷重を打消すように作用する部分に連結し、上記後方壁
側に位置する上記補助ロープの他端に釣合い錘を設けた
ことを特徴とする。
するために、昇降路の後方壁に対向する側の乗かごの下
梁に一端を締結すると共に、その他端を固定した主ロー
プを油圧ジヤツキに係合し、また上記乗かごを案内装置
によつて上記昇降路の側壁に固定した案内レールに沿つ
て走行するように構成した油圧エレベータにおいて、上
記昇降路の後方壁近傍の上方にプーリを設け、このプー
リに巻掛けた補助ロープの一端を、上記主ロープを介し
て上記油圧ジヤツキにより上記案内装置に加えられる偏
荷重を打消すように作用する部分に連結し、上記後方壁
側に位置する上記補助ロープの他端に釣合い錘を設けた
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明による油圧エレベータは上述の如き構成
であるから、新たに付加したプーリに巻掛けられた補助
ロープの一端に接続した釣合い錘は後方壁側に位置し、
乗かごへの乗降にとつて何等障害とならず、また補助ロ
ープの他端も、後方壁側の上方に設けたプーリと下梁あ
るいはこれと機械的に結合された部分との間に連結され
るので、乗かごへの乗降によつて何等障害とはならず、
後方壁側に油圧ジヤツキを設けた油圧エレベータにおい
ても案内装置に加わる偏荷重を現実的に抑制することが
できる。
であるから、新たに付加したプーリに巻掛けられた補助
ロープの一端に接続した釣合い錘は後方壁側に位置し、
乗かごへの乗降にとつて何等障害とならず、また補助ロ
ープの他端も、後方壁側の上方に設けたプーリと下梁あ
るいはこれと機械的に結合された部分との間に連結され
るので、乗かごへの乗降によつて何等障害とはならず、
後方壁側に油圧ジヤツキを設けた油圧エレベータにおい
ても案内装置に加わる偏荷重を現実的に抑制することが
できる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面と共に説明する。
図1は本発明の一実施例による油圧エレベータの概略構
成を示す側面図である。乗かご2は下梁1上に搭載され
ており、この下梁1のうちの昇降路の後方壁11側には
主ロープ10の一端が連結されている。主ロープ10の
他端は油圧シリンダ7の下端等に連結されて固定され、
またこの主ロープの中間はプランジヤ8の上部に設けた
プーリ9に係合されている。従つて、油圧シリンダ7と
プランジヤ8から成る油圧ジヤツキ13が作動すると、
主ロープ10の一端が固定されているため乗かご2が下
梁1と共に昇降することになる。下梁1には垂直梁5が
立設され、この垂直梁5の上下端部にはそれぞれ取付金
具6a,6bを介して可回転的にガイドローラ4a,4
b,4c,4dが取付けられ、これらによつて二組の案
内装置4A,4Bが構成されている。これら案内装置4
A,4Bは、昇降路の側壁に固定した案内レール3に係
合して乗かご2の走行を案内している。また昇降路の後
方壁11側の上方にはプーリ15が可回転的に支持され
ており、このプーリ15に巻掛けた補助ロープ16の下
端は、後方壁11に沿つて垂下されて油圧ジヤツキ13
と後方壁11間に設けた釣合い錘14に連結されてい
る。また補助ロープ16の他端は、垂直梁5と案内レー
ル3間を通つて下梁1における乗降口側の端部へ回転可
能な支持金具12を介して連結されている。望ましい実
施例においては、プーリ15を昇降路の両側壁近くに一
対設け、それぞれのプーリ15毎に巻掛けた補助ロープ
16の一端にそれぞれ釣合い錘を連結し、また補助ロー
プ16のそれぞれの他端は下梁1の昇降路における昇降
口側でかつ両側壁側近くにそれぞれ連結するようにす
る。
図1は本発明の一実施例による油圧エレベータの概略構
成を示す側面図である。乗かご2は下梁1上に搭載され
ており、この下梁1のうちの昇降路の後方壁11側には
主ロープ10の一端が連結されている。主ロープ10の
他端は油圧シリンダ7の下端等に連結されて固定され、
またこの主ロープの中間はプランジヤ8の上部に設けた
プーリ9に係合されている。従つて、油圧シリンダ7と
プランジヤ8から成る油圧ジヤツキ13が作動すると、
主ロープ10の一端が固定されているため乗かご2が下
梁1と共に昇降することになる。下梁1には垂直梁5が
立設され、この垂直梁5の上下端部にはそれぞれ取付金
具6a,6bを介して可回転的にガイドローラ4a,4
b,4c,4dが取付けられ、これらによつて二組の案
内装置4A,4Bが構成されている。これら案内装置4
A,4Bは、昇降路の側壁に固定した案内レール3に係
合して乗かご2の走行を案内している。また昇降路の後
方壁11側の上方にはプーリ15が可回転的に支持され
ており、このプーリ15に巻掛けた補助ロープ16の下
端は、後方壁11に沿つて垂下されて油圧ジヤツキ13
と後方壁11間に設けた釣合い錘14に連結されてい
る。また補助ロープ16の他端は、垂直梁5と案内レー
ル3間を通つて下梁1における乗降口側の端部へ回転可
能な支持金具12を介して連結されている。望ましい実
施例においては、プーリ15を昇降路の両側壁近くに一
対設け、それぞれのプーリ15毎に巻掛けた補助ロープ
16の一端にそれぞれ釣合い錘を連結し、また補助ロー
プ16のそれぞれの他端は下梁1の昇降路における昇降
口側でかつ両側壁側近くにそれぞれ連結するようにす
る。
【0009】主ロープ10と下梁1との連結位置は、案
内装置4A,4Bと案内レール3との係合位置よりも下
梁1の後方壁11にずれているため、主ロープ10を介
して油圧ジヤツキ13が作動してプランジヤ8を上方へ
駆動すると、下梁1には反時計方向の回転モーメントが
作用し、案内装置4A,4Bには案内レール3に対して
偏荷重が加わることになる。しかしながら、上述した係
合位置よりも昇降路側にずれた昇降口側の端部には補助
ロープ16を介して釣合い錘14が連結されているた
め、この釣合い錘14によつて下梁1には時計方向の回
転モーメントが作用し、上述した案内装置4A,4Bに
対して偏荷重を除去するように作用する。従つて、下梁
1と補助ロープ16との連結位置や釣合い錘の重量や下
梁1上に搭載する乗かごの位置等を適宜定めることによ
り、最良の実施例においては案内装置4A,4Bに対す
る偏荷重を除去することができる。しかも新たに付加し
たプーリ15、釣合い錘14および補助ロープ16は、
昇降路の後方壁11側および側壁側に構成しているた
め、乗かごへの乗降に対して何等障害を与えないで、後
方壁11側に油圧ジヤツキ13を有する一般の油圧エレ
ベータに適用できる。
内装置4A,4Bと案内レール3との係合位置よりも下
梁1の後方壁11にずれているため、主ロープ10を介
して油圧ジヤツキ13が作動してプランジヤ8を上方へ
駆動すると、下梁1には反時計方向の回転モーメントが
作用し、案内装置4A,4Bには案内レール3に対して
偏荷重が加わることになる。しかしながら、上述した係
合位置よりも昇降路側にずれた昇降口側の端部には補助
ロープ16を介して釣合い錘14が連結されているた
め、この釣合い錘14によつて下梁1には時計方向の回
転モーメントが作用し、上述した案内装置4A,4Bに
対して偏荷重を除去するように作用する。従つて、下梁
1と補助ロープ16との連結位置や釣合い錘の重量や下
梁1上に搭載する乗かごの位置等を適宜定めることによ
り、最良の実施例においては案内装置4A,4Bに対す
る偏荷重を除去することができる。しかも新たに付加し
たプーリ15、釣合い錘14および補助ロープ16は、
昇降路の後方壁11側および側壁側に構成しているた
め、乗かごへの乗降に対して何等障害を与えないで、後
方壁11側に油圧ジヤツキ13を有する一般の油圧エレ
ベータに適用できる。
【0010】図2は本発明の他の実施例における油圧エ
レベータの概略構成を示す側面図で、図1に示した実施
例との相違部分についてのみ説明し、同等物は同一符号
を付けて説明を省略する。この実施例では、昇降路にお
ける後方壁の上方で、しかも両側壁間のほぼ中間に1つ
のプーリ15を設けており、このプーリ15に巻掛けた
補助ロープ16の一端は油圧ジヤツキ13と後方壁11
間に位置させた釣合い錘14に連結されている。一方、
補助ロープ16の他端は橋絡部材18の中間に連結され
ている。下梁1の乗降口側端における両側壁側で、それ
ぞれ回転可能な支持金具12へ一端を連結すると共に、
案内レール3と垂直梁5間を通つて案内装置4A,4B
よりも右方へ導体された一対の連結部材15が設けられ
ており、この両連結部材15の他端間が可回転的に上述
した橋絡部材18によつて連結されている。
レベータの概略構成を示す側面図で、図1に示した実施
例との相違部分についてのみ説明し、同等物は同一符号
を付けて説明を省略する。この実施例では、昇降路にお
ける後方壁の上方で、しかも両側壁間のほぼ中間に1つ
のプーリ15を設けており、このプーリ15に巻掛けた
補助ロープ16の一端は油圧ジヤツキ13と後方壁11
間に位置させた釣合い錘14に連結されている。一方、
補助ロープ16の他端は橋絡部材18の中間に連結され
ている。下梁1の乗降口側端における両側壁側で、それ
ぞれ回転可能な支持金具12へ一端を連結すると共に、
案内レール3と垂直梁5間を通つて案内装置4A,4B
よりも右方へ導体された一対の連結部材15が設けられ
ており、この両連結部材15の他端間が可回転的に上述
した橋絡部材18によつて連結されている。
【0011】このような構成によれば、1つのプーリ1
5および1つの釣合い錘14によつてバランス良く案内
装置4A,4Bの偏荷重を抑制することができ、図1に
示す実施例において一対のプーリ15および一対の釣合
い錘14を設けた場合とほぼ同様の効果を得ることがで
きる。
5および1つの釣合い錘14によつてバランス良く案内
装置4A,4Bの偏荷重を抑制することができ、図1に
示す実施例において一対のプーリ15および一対の釣合
い錘14を設けた場合とほぼ同様の効果を得ることがで
きる。
【0012】図3は本発明の更に異なる実施例による油
圧エレベータの概略構成を示す側面図であり、図1に示
した実施例との相違部分についてのみ説明し、同等物に
は同一符号を付けて説明を省略する。この実施例では、
昇降路の後方壁11側で、しかも側壁間のほぼ中央に1
つのプーリ15を可回転的に設け、このプーリ15に巻
掛けた補助ロープ16の一端は先の実施例と同様に釣合
い錘14に接続し、一方他端は垂直梁5へ金具17を介
して可回転的に取付けた支持金具12へ連結している。
この構成においても釣合い錘14によつて、これまで案
内装置4A,4Bに加えられていた偏荷重を抑制するこ
とができ、先の実施例と同様の効果が得られる。
圧エレベータの概略構成を示す側面図であり、図1に示
した実施例との相違部分についてのみ説明し、同等物に
は同一符号を付けて説明を省略する。この実施例では、
昇降路の後方壁11側で、しかも側壁間のほぼ中央に1
つのプーリ15を可回転的に設け、このプーリ15に巻
掛けた補助ロープ16の一端は先の実施例と同様に釣合
い錘14に接続し、一方他端は垂直梁5へ金具17を介
して可回転的に取付けた支持金具12へ連結している。
この構成においても釣合い錘14によつて、これまで案
内装置4A,4Bに加えられていた偏荷重を抑制するこ
とができ、先の実施例と同様の効果が得られる。
【0013】この説明からも分かるように、案内装置4
A,4Bに加えられていた偏荷重を釣合い錘14によつ
て抑制するためには、補助ロープ16の他端を下梁1も
しくはこの下梁1に連結された部材に連結すれば良く、
油圧ジヤツキ13によつて案内装置4A,4Bに加えら
れていた偏荷重を除くような回転モーメントを下梁1等
に与える構成であれば良い。
A,4Bに加えられていた偏荷重を釣合い錘14によつ
て抑制するためには、補助ロープ16の他端を下梁1も
しくはこの下梁1に連結された部材に連結すれば良く、
油圧ジヤツキ13によつて案内装置4A,4Bに加えら
れていた偏荷重を除くような回転モーメントを下梁1等
に与える構成であれば良い。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、昇降路の
後方壁の上方にプーリを設け、これに巻掛けた補助ロー
プの一端に釣合い錘を連結すると共に、補助ロープの他
端を、案内装置に加えられる偏荷重を除く方向に作用す
るよう直接もしくは間接的に下梁に連結したため、後方
壁側に油圧ジヤツキを設けた一般的構成の油圧エレベー
タにおいて、乗かごへの乗降に何等悪影響を与えること
なく案内装置の偏荷重を抑制することができる。
後方壁の上方にプーリを設け、これに巻掛けた補助ロー
プの一端に釣合い錘を連結すると共に、補助ロープの他
端を、案内装置に加えられる偏荷重を除く方向に作用す
るよう直接もしくは間接的に下梁に連結したため、後方
壁側に油圧ジヤツキを設けた一般的構成の油圧エレベー
タにおいて、乗かごへの乗降に何等悪影響を与えること
なく案内装置の偏荷重を抑制することができる。
【図1】本発明の一実施例による油圧エレベータの概略
構成を示す側面図である。
構成を示す側面図である。
【図2】本発明の他の実施例による油圧エレベータの概
略構成を示す側面図である。
略構成を示す側面図である。
【図3】本発明の更に異なる他の実施例による油圧エレ
ベータの概略構成を示す側面図である。
ベータの概略構成を示す側面図である。
1 下梁 2 乗かご 3 案内レール 4A 案内装置 4B 案内装置 10 主ロープ 11 後方壁 13 油圧ジヤツキ 14 釣合い錘 15 プーリ 16 補助ロープ
Claims (1)
- 【請求項1】 昇降路の後方壁に対向する側の乗かごの
下梁に一端を締結すると共に、その他端を固定した主ロ
ープを油圧ジヤツキに係合し、また上記乗かごを案内装
置によつて上記昇降路の側壁に固定した案内レールに沿
つて走行するように構成した油圧エレベータにおいて、
上記昇降路の後方壁近傍の上方にプーリを設け、このプ
ーリに巻掛けた補助ロープの一端を、上記主ロープを介
して上記油圧ジヤツキにより上記案内装置に加えられる
偏荷重を打消すように作用する部分に連結し、上記後方
壁側に位置する上記補助ロープの他端に釣合い錘を設け
たことを特徴とする油圧エレベータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33271891A JPH05139662A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 油圧エレベータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33271891A JPH05139662A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 油圧エレベータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05139662A true JPH05139662A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=18258091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33271891A Pending JPH05139662A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 油圧エレベータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05139662A (ja) |
-
1991
- 1991-11-22 JP JP33271891A patent/JPH05139662A/ja active Pending
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