JPH05139378A - 翼型帆 - Google Patents

翼型帆

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JPH05139378A
JPH05139378A JP4131728A JP13172892A JPH05139378A JP H05139378 A JPH05139378 A JP H05139378A JP 4131728 A JP4131728 A JP 4131728A JP 13172892 A JP13172892 A JP 13172892A JP H05139378 A JPH05139378 A JP H05139378A
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JP
Japan
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sail
cross beam
pipe
mast
cross
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JP4131728A
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Inventor
Wilhelm Brinkmann
ブリンクマン ヴイルヘルム
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Individual
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H9/00Marine propulsion provided directly by wind power
    • B63H9/04Marine propulsion provided directly by wind power using sails or like wind-catching surfaces
    • B63H9/06Types of sail; Constructional features of sails; Arrangements thereof on vessels
    • B63H9/061Rigid sails; Aerofoil sails
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B15/00Superstructures, deckhouses, wheelhouses or the like; Arrangements or adaptations of masts or spars, e.g. bowsprits
    • B63B15/0083Masts for sailing ships or boats
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B15/00Superstructures, deckhouses, wheelhouses or the like; Arrangements or adaptations of masts or spars, e.g. bowsprits
    • B63B2015/0016Masts characterized by mast configuration or construction
    • B63B2015/0041Telescoping masts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Wind Motors (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 帆船用の翼型帆および、長さ調節可能なマ
ストが、個々に引上げまたは縮帆できる翼型帆を提供す
る。 【構成】 クロスビーム44、48、52に保持され
た、上記クロスビームの間の垂直空間全体に及ぶ帆のカ
バーリングを持つ数個の望遠鏡式パイプ12、18、2
0からなり、各クロスビームは、互いに垂直ピボット軸
により取付られ、対称的翼型帆に連結的に対応する、数
個の水平クロスビーム区からなり、各クロスビームは風
の条件に最適に対応してわん曲できるようにモーター調
節駆動により回転し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は帆船の翼形帆に関するも
のである。これは帆船の翼型と、マスト上に順次引上げ
られ、縮帆されるべく重ねられた幾つかの帆のクロスビ
ームを持つマストから成り、それぞれの間には、最大垂
直空間に及ぶ外側帆カバリングがあり、そのクロスビー
ムは互いに垂直ピボット軸により接続され、少なくとも
二つの水平部から成り、共に均整のとれた翼型を形成
し、上記部分の一つがマストを包んでいる。
【0002】
【従来の技術とその問題点】帆船の翼型帆はヨーロッパ
特許242、408A1から公知である。このような従
来の翼型帆は、重ねられた帆部の引上げおよび縮帆を簡
単にすることができないという問題がある。本発明は、
特に帆のサイズにマッチさせると同時に、帆幅を横切る
最適のカーブ分布をうるため、翼型帆の改良された適合
カーブを供給しようとするものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明はこの問題を解決
しているが、マスト長さが幾つかの相互に調節可能な望
遠鏡式パイプからなり、そこで内側パイプは固定した帆
の頂部を持ち、その帆頂部は側面から見るとほぼ楕円輪
郭を示し、頂部と外側パイプに固定された最低部との間
に取付けられた帆部、それらから吊下げられ、マストに
沿って案内されるクロスビームも、それらはマストの引
き伸しにより引上げられ、または可動式クロスビーム上
で行われる縮帆手段により縮帆される。一方同時にマス
トが短縮され、更にその中で翼型軸に沿って、最適カー
ブに配置され、その長さの前部1/3区分を形成する各
クロスビームのクロスビーム区は、ピボット調整駆動に
より連結的に調整し得る。
【0004】かかる構成を用いて、船の傾き、例えばマ
ストの傾斜および主として帆の上端部での風力による船
の傾斜を小さく保つことができる。その他結果として、
船の安定に要する竜骨を小さく出来るか、または小さい
垂下竜骨に置換に出来る。帆の半楕円形輪郭は、重要な
空気力学的利点をもたらす点で優先される。選択された
帆の形、帆の調節可能な高さ、帆の調節可能なカーブ状
態から、帆の適性張り仕上げを考慮する時、最小の傾き
で、横からの風を利用して有利な推進を達成できる。
【0005】本発明による翼型の更に有利な特性と詳細
は、以下の記述と請求項に述べられている。不必要な繰
返しを省畧するため、請求項において完全な表現は繰返
さない。明細書の記述および請求項の中で引用された全
ての特定項目は図示したものと共に、特に記載がなくて
も本発明の一部である。
【0006】
【実施例】図1および図2に示すように、本発明の翼型
帆は、望遠鏡式パイプで構成される一本のマスト10を
含み、記載していない船体中で、外側パイプ12は低部
のピボットピン14で作動するピボットベアリングによ
り、底部で支持される。外側パイプ12は、デッキの通
路上で分割され、通常の水平ピボット軸から成るフラン
ジに取付けられているので、折畳んだ帆と共にマスト
も、デッキ上またはその近くに設置された船槽に収納で
きる。中央パイプ18は外側パイプ12の中にあって順
次内側パイプ20を案内し、引伸ばし時の曲がりを防ぐ
ため、十分にオーバーラップされている。
【0007】望遠鏡式のパイプ12、18、20は、図
2に示すように、特に周辺部が広がって、内側に上部ガ
イドローラー22、24、および外周辺が広がって下部
ガイドローラー26、28があり、低い摩擦で相互に内
部に案内される。高さを調節するため、ケーブルまたは
ベルト用のウインチ30がマスト下部に設置され、上記
ベルトは外部パイプ12の上端にある外部逆回転ローラ
ー32、および中央パイプ18の低部34および上部逆
回転ローラー36を経て、内側パイプ20の下端までつ
ながっている。図2に示すような外側パイプ12が固定
された三部構成マストでは、まず内部パイプ20がウイ
ンチ30で引上げられ、中央パイプが保持されるため、
図5に示すロック装置が中央パイプ18の上端に設けら
れている。
【0008】図1b、1cに示すように、引上げられた
帆の外形は、ほぼ半楕円形であるから、上端の帆の形状
は、この小さい楕円軸により決まる。この帆端は、内側
パイプ20の頂部40によって形成され、図1aに示す
ようにマストが引下げられ、帆が折畳まれた後は、望遠
鏡式に入りこんだマストパイプの上部に残る。上部の帆
42は、頂部40から吊下げられ、上部クロスビーム4
4により、翼型に対応する断面内に、長さ方向に下向き
に固定される。中央帆46は、上部クロスビーム44か
ら中央クロスビーム48に引き伸され、下部の帆50
は、中央クロスビーム48から外側パイプ12に連結さ
れた低部クロスビーム52に引き伸される。クロスビー
ム44、48は、図2に示すように、他のパイプも同
様、多角形例えば四角断面を持つ外側パイプ12に沿っ
て案内される。上部クロスビーム44は、図1cに示す
ように、帆が完全に上げられた時、中央パイプ18上に
静止しなければならないので、帆が図1b、1aに各々
示される半分または完全に縮帆状態に移されるまでは、
上部クロスビーム44の案内とロックのため、アダプタ
ー54が、このクロスビーム44の上端に置かれる。
【0009】クロスビームは、望ましくは軽金属または
ガラス繊維強化プラスチック製の格子状フレームで作ら
れている。より高い位置のクロスビームによって帆を引
下げ、この範囲まで帆を巻き縮めるため、クロスビーム
は、個々に、または共に下部のクロスビーム52に設け
られた、記載のない逆回転ローラー、ケーブル、巻取モ
ーターを用いて巻き縮めできる。引き伸されたマストに
より帆が引上げられる時、縮帆システムのケーブルは、
巻取モーターのウインチから、制御状態で巻き戻され
る。上部クロスビーム44の巻き縮めシステムのケーブ
ルは、下部クロスビーム48を通過する。下部クロスビ
ーム52は、ほぼV形槽で外側パイプ12のデッキの高
さのところに取付けられる;縮帆する時、上記クロスビ
ーム52は、その上にあるクロスビームと折畳まれた帆
部を受取る。
【0010】図5に示すアダプター54は、中央パイプ
18の上端外側に取付けられ、外側パイプ12の高さに
延びて外部案内面56を形成している。一つまたそれ以
上の歯止めレバー58が、垂直軸に平行なアダプター表
面に回転可能に保持され、外部パイプ12の内側肩部6
2より低いところにある歯止端部60により、予め弾力
的に押付けられているため、中央パイプが完全に引込ま
れると直ちに、中央パイプと外側パイプとの間に自動ロ
ックがかかる。各歯止レバー58は、その曲がったアー
ム上部にボルトまたはローラー64を持ち、図1bの状
態から図1cの状態に帆が引き上げられる時、それはク
ロスビーム44の第一カム面66に囲まれる結果、歯止
めレバー58は図5に示す位置で時計の方向に旋回さ
れ、歯止端部60は肩部62から外れる。中央パイプ1
8の開放に加えて、更にクロスビーム44が、アダプタ
ー54に対する上昇運動から守られる。
【0011】帆が引上げられるときと引上げられた帆で
航行する間は、アダプター54が相対的に下降するのを
防ぐために、図7で示す状態で、掛け金70が水平軸6
8の回りのアダプター内に旋回し得る保持部分74のク
リアランス72に入り、アダプター54に予め押付けら
れている掛け金70がクロスビーム44のところで案内
される。保持部材74が図示の低端位置に弾力的に予め
押付けられ、そこに第二カム面76がアダプターから突
き出て、外側パイプ12の上部側面での停止部位78に
対向する。
【0012】中央パイプ18が外側パイプ12に引込ま
れる時、保持部材74が停止部78に到達し、点線で示
された位置まで、時計方向に回転され、それにより掛け
金70がクリアランス72から外され、クロスビーム4
4のアダプター54へのロックが終了する。それで縮帆
装置により、クロスビーム44はアダプターから外側パ
イプ12まで引下ろされる。歯止レバー58は中央パイ
プ18の外側パイプ12へのロックを回復し、掛け金7
0は外側パイプ上の第三傾斜カム面79によりクロスビ
ームまで引戻される。
【0013】図3および図4〜図6の上面図に示すよう
に、各クロスビームは、案内手段によりマスト10を包
む後部クロスビーム区80からなり、翼型帆の全長の約
2/3伸びている。中央クロスビーム区84は、僅かに
凸状の外側86に連結された垂直ヒンジ軸82でそれに
結合される。前部クロスビーム区88は、クロスビーム
区84上の垂直ピボット軸92により翼型帆の前端に相
当する外側90と結合している。第一レバー94および
第二レバー96は、ヒンジ軸82、92上によって中央
で支持され、図示の態様では、シャックル98により互
いに接合され、特定のクロスビーム区のほぼ半分の長さ
に延びている。レバーは、特定のクロスビーム区の内側
に取付けられ、帆が張られた時はクロスビームの縦軸内
に位置する。
【0014】前部および後部ローラーまたはスプロケッ
ト輪100、102の対は垂直軸まわりを回転し、同様
の方法で据付けられ、二つのレバー94、96の端部近
くに存在し、上部および下部ローラーから成るローラー
の各ペアー、および上部ローラーは図示の通りにレバー
上に設置され、下部ローラーはレバーの下に取付けられ
る。個々のローラーの参照番号を明らかにするため、個
々のローラーは第二レバー96のローラーのみについて
説明する。第一レバー94の上部ローラー104、10
8は、牽引部材望ましくはチェーン112により、反対
方向からループにされる。そのチェーン112の後部
は、後方クロスビーム区80の片側に連結され、このチ
ェーンの前端は常に特定ローラーからの側面スペースで
連結される。第一レバー94の下部ローラー106、1
10は上部チェーン112に対し鏡面対称的に、チェー
ン114によりループにされる。
【0015】同様に、その端部で、側面的に中央クロス
ビーム区84、および前方クロスビーム区88に連結さ
れた上部チェーン116は、第二レバー96の上部ロー
ラー104、108の回りを通過する。さらに、それに
鏡面対称式で据付けられた、下部または前方クロスビー
ム区の反対側に連結された下部チェーン118は、下部
ローラー106、110の回りを通過する。第一レバー
94の後端は、シャックル122を介してねじ付きスピ
ンドル130上を移動するナット132と関節的に結合
されている。後部クロスビーム区80上に横に保持され
たスピンドル130は、ギア減速128付きのモーター
126から成るピボット軸駆動部124で駆動される。
レバー端部に連結されたナット132は上記スピンドル
上を移動する。
【0016】ピボット軸駆動部124を起動して、図3
に示す第一レバー94の後端が左に旋回すると、上部ロ
ーラー104、108上を通るチェーン112は、中央
クロスビーム区84の左外側を、このレバーの右回転さ
れた前端に向かって引張るので、中央クロスビーム区8
4は、図6に示す位置に達する。同時に第二レバー96
は、中央クロスビーム区84の前端で、ヒンジ軸92に
基づく、その左端で前部クロスビーム区の左外側を引張
る上部ローラー104、108上を、既に回転したレバ
ーに向かって、しかも今度は追加された変速比で通過す
るチェーン116と同じ方向に回転させる。
【0017】ピボット軸駆動装置124を他の方向に起
動させるとき、その個々のクロスビーム区と共に、特定
のクロスビームが反対方向にカーブするように作られ、
それによって前進に向かって増加する望ましい帆のカー
ブ状態が達成される。特定の帆部のカバーリングは、帆
の凸形カーブ、つまりクロスビーム区外側と接触するこ
とによって帆のカーブが、いかなる凸形にもカーブさせ
るに必要な、弾力性を持つことを示している。図5、図
6において凹形になった帆が示すように、カバリングも
クロスビーム区の外形に止まり、これらのカバリング
は、省畧したループまたはサイドエッヂによって保持さ
れる。
【0018】以上、本発明の望ましい態様を記載した
が、本発明はこれのみに限定されるものではなく、本発
明の原理にしたがう部分的修正、変更、展開が可能であ
り、本発明の範囲または記載された請求項の範囲内にあ
ることが理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】a、b、cは、本発明による翼型帆の側面図
で、左から順に縮帆、中途引上げ、および完全に引上げ
られた状態である。
【図2】引伸されたマストの純断面図である。
【図3】関連する湾曲調整装置を持つクロスビームの前
部領域の平面図である。
【図4】引き伸ばされた状態および左右のカーブ状態で
のクロスビームの平面図である。
【図5】引き伸ばされた状態および左右のカーブ状態で
のクロスビームの平面図である。
【図6】引き伸ばされた状態および左右のカーブ状態で
のクロスビームの平面図である。
【図7】上部クロスビームおよび中央パイプに連結され
たアダプターをもつ、マストの中央パイプおよび外側パ
イプの上端領域における、部分縦断面図である。
【符号の説明】
10・・・・・・・・・・・・・・マスト 12・・・・・・・・・・・・・・外側パイプ 14・・・・・・・・・・・・・・ピボットピン 18・・・・・・・・・・・・・・中央パイプ 20・・・・・・・・・・・・・・内側パイプ 22,24・・・・・・・・内側ガイドロール 26,28・・・・・・・・外側ガイドロール 32・・・・・・・・・・・・・・逆回転ロール 40・・・・・・・・・・・・・・頂部 46〜50・・・・・・・・帆 52・・・・・・・・・・・・・・下部クロスビーム 54〜58・・・・・・・・アダプタ歯止めレバー 80・・・・・・・・・・・・・・後方クロスビーム区 84〜88・・・・・・・・クロスビーム区 94・・・・・・・・・・・・・・第1レバー 90・・・・・・・・・・・・・・第2レバー 104〜110・・・・ローラ 112・・・・・・・・・・・・上部チェーン 113・・・・・・・・・・・・下部チェーン 124・・・・・・・・・・・・ピボット軸駆動部 126・・・・・・・・・・・・モータ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帆船用翼型帆および互いに重ねて設置され
    た幾つかの帆クロスビームを持つマストから成り、それ
    らは個々にマスト上に引上げられるかまたは縮帆され、
    帆のカバリングには上記クロスビームの間に特定の空間
    距離があり、上記クロスビームは、垂直ピボット軸によ
    り互いに接続された、少なくとも二つの対応したクロス
    ビーム部から成り、対称的な翼型帆に連帯的に対応し
    て、上記クロスビーム部の一つがマストを包んでいる翼
    型帆において、 イ.マスト(10)は、長さが調節可能な幾つかの互い
    に望遠鏡式パイプから成り、 ロ.内側パイプ(20)は、一般に楕円形の側面輪郭を
    持つ帆の固定頂部(40)を持ち、帆部(42、46、
    50)は、それから吊下げられたクロスビーム(44、
    48)と共に、外側パイプ(12)に接続された頂部
    (40)と下部クロスビーム部(52)との間に設置さ
    れ、マストを長くすることにより引上げられ、同様にマ
    ストを短縮するモーター駆動の縮帆装置により縮帆さ
    れ、 ハ.各クロスビームのクロスビーム区(84、88)
    は、ジョイントで接続され、本質的に翼型長さの前部1
    /3を形成し、上記翼型帆の軸に沿って最適カーブを形
    成するために、ピボット軸駆動部(124)により連帯
    的に調節出来ることを特徴とする翼型帆。
  2. 【請求項2】イ.中央部および前部クロスビーム区(8
    4から88まで)は、マストを包む後部クロスビーム区
    (80)の前面に連続的に設置され、 ロ.連結された第一および第二レバー(94、96)
    は、クロスビーム区の間の二つのピボット軸(82、9
    2)上にあり、帆が広げられる時、縦のクロスビーム軸
    内にあり、垂直軸上に順次保持された二つのローラー
    (104から110まで)を、各々の場合に、それらの
    末端近くに保持し、 ハ.上部および下部チェーン(112、114)は、両
    方の上部および両方の低部ローラー(104、108お
    よび106、110)の上を横切り、そこで、チェーン
    前部(120)は、一つのクロスビーム区の一方に取付
    けられ、そのチェーン後部(121)は、ローラーか
    ら、それに続くクロスビーム区の他方に、横の間隔を持
    って取付けられ、それにより各レバーの上部および低部
    ローラーは特定チェーンで鏡面対称方式でループにさ
    れ、 ニ.後部クロスビーム区(80)を部分的にオーバーラ
    ップする第一レバー(94)と、中央クロスビーム区
    (84)は、その後部端に接続されたピボット軸駆動部
    (124)により、一方または反対方向に回転出来、そ
    こで特定チェーン環の中の前面チェーン部の必然的短縮
    が、それに連結されたクロスビーム区をレバーの前部端
    に引張り、それにより翼型が、次第に増加するピボット
    運動幅、即ちわん曲の為に調整されることを特徴とする
    請求項1に記載の翼型帆。
  3. 【請求項3】クロスビーム区内に設置されたレバー(9
    4、96)が、それらのローラーの軸を超えて広がり、
    ピボット軸駆動部(124)に、および互いに接続され
    ることを特徴とする請求項2に記載の翼型帆。
  4. 【請求項4】ビーム部がそれらの接続端で次第に細くな
    り、およびそれらのピボット軸(82、92)の領域で
    オーバーラップすることを特徴とする請求項1に記載の
    翼型帆。
  5. 【請求項5】クロスビーム区が、それらの引上げられた
    輪郭端内で強化された格子状骨組模様から成ることを特
    徴とする請求項1に記載の翼型帆。
  6. 【請求項6】ピボット軸駆動部(124)が、減速ギア
    (128)を持つモーター(126)に連結されたねじ
    付き軸(130)から成り、第一レバー(94)と関節
    方式で接続されたナット(132)が上記の軸上に導か
    れることを特徴とする請求項1に記載の翼型帆。
  7. 【請求項7】ピボット軸駆動部(124)が、船体中に
    保持されたその端部上に引込み状態に折畳める、マスト
    (10)の前の後部クロスビーム(80)上に設置され
    ることを特徴とする請求項1に記載の翼型帆。
  8. 【請求項8】望遠鏡式の各マストパイプが、その上部端
    に、内周に配置された内側ガイドロール(22、24)
    と、その下部端に、その外周に配置された外側ガイドロ
    ール(26、28)を持ち、そのロールが常に他のパイ
    プを案内設置されることを特徴とする請求項1に記載の
    翼型帆。
  9. 【請求項9】ケーブルまたはベルトのウインチが、マス
    トの高さ調整用に設けられ、そのケーブルまたはベルト
    は、内管の下端まで、各々の管の下部および上部逆回転
    ローラー(32から36)上を継続的に通過し、ロック
    手段が隣接するパイプの間に用意され、少なくとも一つ
    のロックしないパイプが引き伸しまたは収縮可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の翼型帆。
  10. 【請求項10】全ての望遠鏡式パイプが本質的に同じ長
    さで、最下部のパイプに完全に引込み可能で、引き伸し
    出来るパイプの長さは、実質的に中間の帆部(46、5
    0)と隣接するクロスビーム間の最大垂直距離に相当す
    ることを特徴とする請求項1に記載の翼型帆。
  11. 【請求項11】上方帆部の頂部(40)から吊下げら
    れ、外周の大きな外側パイプ(12)から、より小さい
    中央パイプ(18)までが、引上げられまたは縮帆され
    る時および逆の場合に、マスト(10)に沿って案内さ
    れる、上部クロスビーム(44)を動かす為に、外側パ
    イプの断面とマッチするガイド面(56)を持つアダプ
    ター(54)が中央パイプ(18)の上端に連結され、
    それにより引上げられる時、および完全に広げられた帆
    で帆走する時、上部クロスビーム(44)がアダプター
    に連結されるロック手段を含むことを特徴とする請求項
    10に記載の翼型帆。
  12. 【請求項12】ロック手段がアダプター(58)の周囲
    に配置された一つまたはそれ以上の歯止めレバー(5
    4)であり、水平軸まわりにピボット方式で支持され、
    中央パイプが外側パイプ(12)の内部突起とかみ合う
    ように引込まれると、これらのレバーの下部歯止め末端
    (60)が予め押付けられておりこれらのレバーの上端
    にはローラー(64)を持つので、この上部クロスビー
    ムが引上げられる時、上記ローラーの後部で動く上部ク
    ロスビームに連結された上昇カム(56)が上昇され、
    それにより同時に下部歯止め端部が外側パイプから外れ
    る間に、歯止めレバーが上部ロック手段を形成するよう
    に働くことを特徴とする請求項11に記載の翼型帆。
  13. 【請求項13】低い端部位置で予め押付けられた少なく
    とも一つの保持部位(74)の形と、保持部位中のクリ
    アランス(72)と関連する上部クロスビーム(44)
    中に案内される予め押付けられた掛け金(70)の形
    で、別のロック手段がアダプター(54)中に用意さ
    れ、上記掛け金はアダプターでの相対的下降運動に抗し
    てクロスビームを守り、保持部位(74)は、アダプタ
    ーが外側に向かって動く時に、掛け金(70)から外さ
    れることを特徴とする請求項11に記載の翼型帆。
  14. 【請求項14】水平軸まわりを旋回する保持部材(7
    4)は、カム面(76)があり、それが低い位置にある
    時、アダプターのより低い側を超えて突出し、更に外側
    パイプ(12)の停止点(78)で対向し、続いて掛け
    金(70)をクロスビーム(44)(図5)に戻す傾斜
    カム面(76)を有することを特徴とする請求項1に記
    載の翼型帆。
JP4131728A 1991-04-29 1992-04-24 翼型帆 Pending JPH05139378A (ja)

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