JPH05139264A - セミトレーラ用着地装置 - Google Patents

セミトレーラ用着地装置

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JPH05139264A
JPH05139264A JP4115187A JP11518792A JPH05139264A JP H05139264 A JPH05139264 A JP H05139264A JP 4115187 A JP4115187 A JP 4115187A JP 11518792 A JP11518792 A JP 11518792A JP H05139264 A JPH05139264 A JP H05139264A
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leg
shaft
pinion gear
helical
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    • Y10T74/19219Interchangeably locked
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    • Y10T74/19307Selective
    • Y10T74/19312Direct clutch and drive

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 セミトレーラ用着地装置の2速式複減速機構
体を部品点数が少なく構造簡易でコンパクトなものと
し、これを実質的に脚内部に収容できるようにする。 【構成】 セミトレーラの前端部に横方向に間隔を隔て
て装架された第1および第2の直立し入れ子式に伸縮す
る脚11と、第1の脚に回転可能に装架された横向きの
入力シャフト75および出力シャフト42をもち、この
出力シャフトは第2の脚の入力シャフトに連結されてい
る。ハイギヤとローギヤとで着地装置を作動させるよう
に入出力シャフトのそれぞれにおおよそ隣接して第1の
脚の入出力シャフトの歯車手段をローギヤに切り換えた
時入力シャフトの回転数対両脚の垂直移動距離(吋)の
比が約15ないし約50であり、ハイギヤに切り換えた
時約2ないし約5であるようにした歯車手段とを包含し
て成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセミトレーラ用の着地装
置、ことに複減速機構体を有する着地装置に関する。さ
らに詳しくは本発明は、2速度複減速機構体をもって異
なった標準クランクハンドル回転対垂直移動距離比が得
られる型式の着地装置であって、この着地装置に用いら
れる複減速機構体は、部品点数が少なく簡単しかも小型
の部品でこのような標準の異なった変速比が得られる比
較的コンパクトで価格効率のよいものであり、新規なシ
フト・クラッチ機構であることを特徴とする。この構成
は、部品点数を減らし、かつコストを減少せしめ、しか
も高低速の切換えを容易にするものである。
【0002】
【従来の技術】セミトレーラ用の着地装置は今まで高生
産高の製品であったし、これからもおそらくそうであろ
う。米国における推定生産数は通常1年当たり30万セ
ットを越えており、5000万ドル以上の売り上げとな
っている。着地装置のこのような大きな要求は、米国に
おける物流の主要な手段としての、トラックトラクタで
牽引するセミトレーラの使用に直接的に関連している。
従来型の2速式着地装置は、1対の歯車駆動の横方向に
間隔を隔てた伸縮式の脚から成るもので、これらの脚は
トラックトラクタに連結する側であるセミトレーラの前
端部に装架され、ここから垂下している。
【0003】着地装置、ことに2速式の着地装置は次に
述べるようにしてセミトレーラと関連して用いる。典型
的な使い方の説明として、まずトラックトラクタのオペ
レータが、たとえばセミトレーラの荷の積み降ろし場の
ような場所でセミトレーラを切り離すことから始める。
このセミトレーラはその荷積みまたは荷降しが終ると屡
々別のトレーラで引き出される。セミトレーラを所望の
場所に運んでこれを切り離す時には、このトラクタのオ
ペレータは手動でクランクハンドルを廻して着地装置の
脚をこれら脚が地面にふれるまで伸長させる。この際オ
ペレータは、典型的には2速式減速機構体のハイギヤす
なわち高速を用いて、着地装置の脚をその後退位置から
地面に接触する伸長位置までじん速に伸長せしめる。こ
の減速機構体をハイギヤとしておけば垂直距離の移動が
じん速になされる。これは、クランクハンドル回転数対
ハイギヤによって与えられる垂直脚移動距離の低比によ
る。この比は通常、使用するユニットに依存して約2な
いし約5となっている。しかしながら、ハイギヤで得ら
れるこの低比の二伸背反性は、ローギヤの場合よりも機
械的な力の利点において劣ることにある。実際的に云う
と、このことは、トラックのオペレータがハイギヤで荷
を上げ下しすることができないことを意味する。ローギ
ヤでは、クランクハンドル回転数対移動距離の比は高
く、通常約15ないし50である。しかしながらこの場
合大きな機械的な力の利点が享受できる。これによっ
て、トラックのオペレータは、ハイギヤでは動かすこと
のできなかった荷重を、遅い速度ではあるがローギヤで
上げ下げすることが可能となる。静止しているセミトレ
ーラからトラックトラクタを引き離すためには、オペレ
ータは、第5番目の車輪のジョーを外すことによってト
ラックトラクタの第5番目の車輪からセミトレーラの垂
下キングピンを外さなければならない。トラクタは上方
に向けてばねバイアスされているので、セミトレーラを
上方にもち上げて荷重の若干を釈放して、トラクタをセ
ミトレーラから引き離し易くするのが望ましい。従っ
て、オペレータは減速機構体をローギヤに切り換えて着
地装置の脚をさらに伸長させ、セミトレーラの荷重の全
部または一部分を第5番目の車輪からもち上げる。第5
番目の車輪の可動ジョーを釈放した後トラクタをセミト
レーラから離脱させる。
【0004】荷を積んだ、または荷を降したセミトレー
ラをオペレータがトラックトラクタに連結するには、ま
ずトラックトラクタをバックさせてその第5番目の車輪
をセミトレーラの下に入れて、キングピンを係合させ
る。もしセミトレーラがコンクリートのような安定した
面に乗せられており、しかも同型のトラクタを用いるも
のとすると、おそらくは地面とキングピンとの間に連結
を許容するに必要なクリアランスがまだ存在しており、
オペレータはただトラックトラクタをセミトレーラの下
にバックさせるだけでキングピンを係合させることがで
きる。ついでオペレータは着地装置をローギヤに切り換
えて荷重をトラクタへと移し、それからハイギヤに切り
換えて脚をじん速に後退させて車両走行のためのクリア
ランスを与える。さらに詳細には、脚は地面から大略1
ft(30cm)離れて位置して路面走行のためのクリ
アランスを与える。しかしながら、セミトレーラがたと
えば軟弱な地面またはアスファルト道路のような比較的
不安定な面の上にあると、セミトレーラの脚はトラクタ
からの離脱および連結の間にセミトレーラの荷重の下に
屡々地面に沈むことがある。もしもこのようなケースと
なると、または車高の高いトラックトラクタを連結する
場合には、トラックトラクタをセミトレーラの下へバッ
クさせるのに先立って、オペレータはさらに脚を伸長さ
せて地面とキングピンとの間に充分なクリアランスを与
えなければならない。これには、オペレータが着地装置
をローギヤに切り換えてセミトレーラをもち上げる機械
的な利点を得るようにすることを必要とする。セミトレ
ーラを連結し、ローギヤでこのセミトレーラの荷重をト
ラックトラクタへ移した後、オペレータは前述のように
してハイギヤで脚を後退させて道路走行の位置とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】予想されるように、こ
の種着地装置ユニットの見込み得る需要から得られる潜
在的な利潤からして、着地装置の製造業者は、常に自分
達の製品を改良する努力をして一層経済的で性能の向上
した着地装置を提供して、この業界でのシェアを高める
ことを計っている。
【0006】本発明の目的は、従来より点数が少なく小
型で簡単な構造の部品から成り、従って製品組立が容易
で構体がコンパクトとなり、より小さい減速機箱内に収
容されるか、あるいは全く着地装置の脚内に収容されて
しまう2速式複減速機構体を有する着地装置を提供し、
これによって着地装置全体のコストをより低くすること
に貢献することにある。
【0007】本発明の他の目的は、クランク廻しおよび
切り換えが容易で、しかも例外なしにセミトレーラに装
架できる上述の型式の着地装置を提供することにある。
【0008】本発明のさらに他の目的は、市販のものの
標準クランクハンドルに回転数対脚の垂直移動距離比を
実現でき、しかも低速比の方は所望に応じ一般に全体寸
法または構造の複雑性を増すことなしに製作に当って広
い範囲で固定的に設定することができる上述の型式の着
地装置を提供することにある。
【0009】本発明の別の目的は、耐久性があり使用法
が簡単な着地装置を提供するにある。
【0010】上述の目的は、(a)セミトレーラの前端
部におおよそ隣接して互いに横方向に間隔を隔てた関係
で装架された第1および第2の直立し入れ子式に伸縮す
る脚と、(b)前記第1の脚に回転可能に装架された互
いに一線上に並んだ横向きの入力シャフトおよび出力シ
ャフトであって、この出力シャフトは前記第2の脚に回
転可能に装架された別の入力シャフトに作動的に連結さ
れている入出力シャフトと、(c)ハイギヤすなわち高
速とローギヤすなわち低速とで着地装置を作動させるよ
うに前記入出力シャフトのそれぞれにおおよそ隣接して
それぞれのシャフトに装架され前記第1の脚の入出力シ
ャフトの歯車手段をローギヤに切り換えた時前記第1の
脚の入力シャフトの回転数対インチ単位の両脚の垂直移
動距離の比が約15ないし約50であり、前記第1の脚
の歯車手段をハイギヤに切り換えた時の前記比が約2な
いし約5であるようにした歯車手段とを包含して成るセ
ミトレーラ用着地装置により達成することができる。
【0011】
【実施例】本発明のセミトレーラ用の着地装置の第1の
実施例を、図9および図10にその意図する使用状態で
示してある。着地装置10は一般に、1対の直立する間
隔を隔てた平行なクランク作動の対向する側部の脚11
および12を包含している。図9および図10に示す実
施例では、クランク作動の脚11はセミトレーラの左側
すなわち運転者側に配設してあり、これと対向する脚1
2はセミトレーラの右側すなわち縁石側にある。しかし
ながら、このクランク作動の脚11をセミトレーラの縁
石側とし、対向する脚12を運転者側とすることも本発
明の精神を逸脱することなく可能であることはもちろん
である。以下の記載において、クランク作動側の脚11
および反対側の脚12とは、それぞれ左側すなわち運転
者側の脚および右側すなわち縁石側の脚を意味するもの
とする。各脚11,12は、当業者に周知かつ文献に記
載されているような態様で上部管14内に入れ子とした
下部管13(図1および図6)を包含している。フート
15は従来のやり方で下部管13の下端部に連結してあ
る。フランジ板16がたとえば溶接(図2)のような任
意適当な手段によって上部管14の上部内側部分に取付
けてある。フランジ板16の各突出端部には複数の開口
17が形成してあり、ここにボルトまたはその類似部材
のような取付手段18を受け入れて脚11,12をセミ
トレーラ21のフレーム20の外側の表面19に取付け
る(図9および図10)。
【0012】1対の交叉する横方向のブレースバー22
(図10)はそれぞれその端部の一方においてはセミト
レーラフレーム20に、また他方の端部においては対向
する脚11,12にそれぞれ取付けてあり、側部スラス
トの力またはこれと類似の力に対して脚をおおよそ安定
化する。1対の長手方向ブレースバー23(図9)はそ
れぞれ一方の端部においては脚11,12の一方の上部
管14に、他方の端部においてはセミトレーラフレーム
20に取付けてある。
【0013】左側すなわち運転者側の脚11の内部の構
成部材について述べると、ナット25が下部管13の上
端部に固定されており、垂直上昇のねじシャフト26
(図1および図7)をねじ係合で受けている。ねじシャ
フト26はねじ付の下部シャフト24と、減径した一体
のねじなしの上部シャフト27とを包含している。肩部
28はそれぞれ上部シャフト27と下部シャフト24の
界面に形成されている。環状のカラー29が肩部28に
当接し、環状のスラスト軸受30が上部シャフトのまわ
りでカラー29に乗っている。フロアベース31はスラ
スト軸受30の上に乗っており、上部シャフト27を中
心として配設されている。この上部シャフト27はフロ
アベース31に形成した連続的な開口32を通ってい
る。フロアベース31は上部管14の内面に溶接してあ
る。硬化させたスラストワッシャ33が上部シャフト2
7上に配設されており、フロアベース31の上面に乗っ
ている。はす歯歯車34がこの上部シャフト27に滑動
的に係合しており、はす歯のピニオン歯車40によって
ワッシャ33と当接してこの上に捕らえられている。さ
らに詳細には、はす歯歯車34より小径の側方に向く協
働するはす歯ピニオン歯車40の歯は垂直方向に向くは
す歯歯車34の歯とかみ合っている。回転運動は、当業
者にとってなじみのやり方で、はす歯歯車34を上部シ
ャフト27に結合するピン35により、上部シャフト2
7に伝達される。焼入れしたスラストワッシャ33は、
はす歯歯車34および結合用のピン35によって接触の
ための摩耗面を提供している。スラストワッシャ33、
はす歯歯車34、ピン35およびピニオン歯車40のす
べては、フロアベース31の上方に位置する上部管14
の上部隔室41内に収容されている。はす歯のピニオン
歯車40は従来のやり方でピン43によって、側方に向
いた出力シャフト42にしっかりと装架してある。出力
シャフト42は第1および第2の端部44および45を
有する。これら端部はそれぞれブシュ46および47内
を通っている。これらのブシュ46および47は脚11
の上部管14の外側または内側の壁に形成した整合する
開口48および49内に嵌めてある。スペーサ管50は
これらのブシュ46,47およびはす歯のピニオン歯車
40をその正規位置に維持して、出力シャフト42の側
方移動を防止している。
【0014】本発明の主要な特徴のひとつによれば、金
属の歯車ケース55および上部管14の外壁がおおよそ
歯車ケース隔室56を画成しており、この歯車ケース隔
室56内に出力シャフト42の第1の端部44が延在し
ている(図2,図1,図6および図10)。中に収容す
る部品の数が少なく、寸法が小さくしかもコンパクトに
収容されるので、歯車ケース55はメタルボンディング
法で形成することができる。これに対し従来の歯車箱の
多くは、収容する部品の点数が多く、大型のものでしか
もコンパクトに収容できないので、メタルボンディング
法よりもはるかに費用のかかるメタルスタンピング法に
よって形成しなければならなかつた。さらに詳細には、
歯車ケース55内に収容される、本発明着地装置の2速
式複減速機構体の構成部品はすべておおよそ上部管14
の外壁に隣接しており、特にこの外壁の幅をこえて延在
していない。それゆえ、単にボンディングで形成された
歯車ケース55は上部管14の外壁と協働してこの中に
収容された部品をうまく覆っているのである。これとは
対称的に、従来の着地装置の減速機構体の多くは隣接す
る上部管の幅をこえて延在し、このため多くの場合歯車
ケースをふたつの部片として、それぞれを打ち抜き(ス
タンピング)またはその他の機械加工で製作し、このよ
うにして形成したふたつの部片を正しくかつ適切に嵌め
合せてその中に収容した部品を外部から保護しなければ
ならないのである。歯車ケース55はビード溶接部57
またはその類似の手段によって上部管14の外壁に取付
けられている。ゴムまたはその類似材料製のガスケット
58は上部管14の開放上端部および歯車ケース55の
上に配置され、その上にカバー59で取付けられ保護さ
れる。このカバー59は複数のねじ60で正規位置に取
付けられ、歯車ケース55に形成されたねじ付開口61
と係合している。ガスケット58およびカバー59は、
歯車ケース55と協働して、上部管14の上部隔室41
の中と脚11の歯車ケース隔室56の中に収容されてい
る着地装置10の2速式複減速機構体を、この減速機構
体の作動を妨害するかもしれないたとえばごみや湿気な
どのような外囲環境要素から有効に保護している。
【0015】本発明のもうひとつの主要な特徴によれ
ば、歯車65が通常のやり方でピン66によって出力シ
ャフト42の第1の端部に装架してあり、ワッシャ67
によって上部管14の外壁から間隔を隔てさせられてい
る(図1,図6および図7)。スペーサ管50は、ブシ
ュ46,47およびはす歯ピニオン歯車40をその所望
位置に維持し出力シャフト42の側方への移動を妨げる
ことにより、歯車65を歯車ケース隔室56の正規の側
方への姿勢を維持させている。歯車65の外壁中央部分
にはスプラインスロット68が形成してある。歯車ケー
ス55に形成した開口69はおおよそこのスプラインス
ロット68に整合しており、それぞれ第1および第2の
端部73および74を有するスリーブ70の第2の端部
がその中に配置され、歯車ケースに溶接されている。1
対のブシュ71および72がそれぞれスリーブ70の第
1および第2の端部73および74に嵌めてあり、出力
シャフト42と一線をなしている。それぞれ第1および
第2の端部76および77を有する入力シャフト75は
スリーブ70のブシュ71,72内に滑動可能に装架さ
れて、出力シャフト42と一線をなしている。入力シャ
フト75の第2の端部77は、従来のやり方でピン81
によりその上に取付けたピニオン歯車またはスプライン
80を有する。横方向の連続的な円筒形の開口82が入
力シャフト75の中央部分に形成されている。両端部に
もどり止め玉84を有するもどり止めばね83がこの開
口82に嵌めてあり、スリーブ70の第1の端部73の
内面に形成した第1および第2の環状のリセス85およ
び86に積極的に係合できるようにしてある。横方向に
連続的な円筒形の開口87が入力シャフト75の第1の
端部76に形成してあり、ここに、クランクハンドル8
9を入力シャフト75に取付けるボルト88(図2)ま
たはその他の手段を受けるようにしてある。固定シャフ
ト95が歯車65およびピニオン歯車80の下方におい
て歯車ケース隔室56内に装架してある。さらに詳しく
は、固定シャフト95はそれぞれ歯車ケース55と上部
管14の外壁とに形成した整合する開口96および97
間に延在し、これらに嵌めてある。固定シャフト95は
歯車ケース55への溶接によって非回転固定位置に維持
されている。ブシュ99が固定シャフト95上に配設さ
れており、それぞれピニオン歯車80および歯車65に
かみ合うふた組の歯車歯101および102を包含する
中間歯車100がブシュ99に回転可能に装架されてい
る。
【0016】図10に示すように、連結シャフト106
は出力シャフト42の第2の端部45と脚12の入力シ
ャフト109との間に延在し、その両端部がボルトまた
はその類似部材のような取付具107および108によ
りそれぞれこれら第2の端部45および入力シャフト1
09に取付けられている。着地装置10の右側すなわち
縁石側の脚12に収容されている内部部品は図12およ
び図13に例示するように、左側すなわち運転者側の脚
11の下部および上部管13,14に収容されている部
品と同様な部品である。簡単に云うと、入力シャフト1
09は、それぞれブシュ113および114に回転可能
に装架した第1および第2の端部111および112を
包含している。これらのブシュ113および114は上
部管14の内壁および外壁に形成した整合する開口11
5および116に嵌合している。はす歯ピニオン歯車1
17が従来のやり方でピン118によって出力シャフト
109の第2の端部112にしっかりと装架してある。
スペーサ管119はブシュ113,114およびはす歯
歯車117をそれらの所望位置に維持して、入力シャフ
ト109の横方向の動きを妨げる。はす歯ピニオン歯車
117ははす歯歯車120とかみ合い、このはす歯歯車
120は運転者側の脚11のはす歯歯車34と同様にし
てもち上げねじシャフト121とかみ合う。縁石側の脚
12の装架ねじシャフト121の構造および作動は上述
の運転者側の脚11のねじシャフト26の場合と同じで
ある。
【0017】セミトレーラフレーム122(図11)の
内面に脚11および12を装架しようとする場合には、
フランジ板123はたとえば溶接のような任意適当な手
段により歯車ケース55の外側に取付けるか、または好
適には歯車ケースの一部分として機能するようにする。
このフランジ板123の各突出端部には複数の開口12
4を形成し、ここにたとえばボルトまたはその類似部材
のような取付手段125を収容して、脚11,12をセ
ミトレーラフレーム122に取付けるのである。所望に
より、脚11および12はそれぞれフランジ板16およ
び123の両方を有するものとし(図4参照)、これに
より着地装置の脚11,12がセミトレーラフレームの
外側にも内側にも取付けられるようにする。
【0018】本発明の着地装置10はローギヤすなわち
低速でこれを働かせたい時には次に述べるようにして作
動せしめる。ローギヤすなわち低速とは、クランクハン
ドル89の回転数対脚11,12の垂直移動距離の比が
高く、着地装置のオペレータが享受できる機械的な力の
利点が大きい場合である。さらに詳しくは、この比は約
15ないし約50、好適には約20ないし約40であっ
て、1インチ(2.5センチ)当り約25回から約35
回の回転数である。これがおおよそ標準の比である。着
地装置10は図1および図7においてはローギヤの状態
にある。運転者側の脚11および縁石側の脚12の下部
管13に対して上部管14を低速で下げるには、クラン
クハンドル89に引張りの力を加えて入力シャフト75
を手動的にその最外方の位置に滑動的に動かして、もど
り止め玉84を第1の環状のリセス85に積極的に関連
せしめるのである。次いでクランクハンドル89および
これに取付られている入力シャフト75を図7に矢印で
示すように時計方向に手動的に回転せしめる。これによ
ってピニオン歯車80が中間歯車100の第1の歯車歯
101とかみ合って、約2.75の大きさの第1の減速
比が得られる。当業者にとって周知のように、実際上、
このような減速手段では中間歯車100は入力シャフト
75より約2.75倍遅い速度で回転するが、これと同
時に約2.75倍の機械的な力が着地装置10のオペレ
ータによって得られるのである。すなわち、ピニオン歯
車80からの回転運動を中間歯車100の第1の歯車歯
101に伝達することで得られる減速により、オペレー
タは、クランクハンドル89を廻すのが、このような減
速をしない場合よりも約2.75倍楽であることを見出
すのである。
【0019】第1の歯車歯101と一体で反時計方向に
回転する、中間歯車100の第2の歯車歯102は歯車
65とかみ合っており、これによってこの歯車65を時
計方向に回転せしめる。歯車65は出力シャフト42を
時計方向に回転せしめる。中間歯車100の第2の歯車
歯102から歯車65への回転運動の伝達は、約2.7
5の倍率の第2の減速を生じる。この減速も上述の場合
と同じ意味合いのものである。このようにして、得られ
る全体の減速は第1の減速と第2の減速の積すなわち
2.75×2.75=7.56となる。従って実際的に
は、歯車65およびこれに取付けた出力シャフト42は
入力シャフト75よりも約7.56倍遅く回転するが、
この時オペレータは約7.56倍の機械的な力を得るこ
とができる。時計方向回転のはす歯ピニオン歯車40は
はす歯歯車34とかみ合い、このはす歯歯車とこれに取
付けられたねじシャフト26とを反時計方向に回転せし
める。
【0020】約2.0の倍率の第3の減速がはす歯ピニ
オン歯車40からはす歯歯車34への伝達において生
じ、これによって全体としては2.0×7.56=約1
5の減速が得られる。これは、ねじシャフト26はロー
ギヤにおいて入力シャフト75よりも約15倍遅く回転
することを意味する。しかしながら、本発明の着地装置
10は歯車ケース55内でふたつの減速が得られる複減
速機構体として当業界で習慣的に呼称され文献にもそう
記載されている型式のものである。従来の着地装置の多
くでは、歯車ケースの内で単一減速または複減速が行な
われ、もうひとつの減速が出力シャフトともち上げねじ
シャフトとの接合部で得られる。しかしながら、このよ
うな従来の着地装置は、歯車ケース隔室内だけで生ずる
減速の数に基いて単一減速または複減速と識別されてい
る。このため、もち上げねじシャフト26のねじ付の下
部シャフト24の約2.25のねじリードピッチと組合
せた時得られる約15の全減速比が、2.25×15=
約34のインチ当り回転数のクランクハンドル回転数対
垂直移動距離ローギヤ比となる。これは、ローギヤにお
いてクランクハンドル89を34回回転させるごとにね
じシャフト26が1インチ(2.5センチ)垂直距離を
移動することを意味する。ねじシャフト26は入力シャ
フト75よりも約15倍遅く回転するが、オペレータは
約15倍の機械的な力を享受することとなる。すなわ
ち、クランクハンドル89は、このような減速がない場
合に比較して約15倍容易に廻すことができる。ナット
25内における反時計方向のねじシャフト26の回転は
このナット内でねじシャフトの下降運動を生じて、この
結果下部管13は上部管14の中へ後退する。
【0021】出力シャフト42は同時に連結シャフト1
06を時計方向に回転させる。この連結シャフト106
は図13に示すように脚12の入力シャフト109を時
計方向に回転させる。これに取付けてある時計方向回転
のはす歯ピニオン歯車117ははす歯歯車120とかみ
合っており、このはす歯歯車120およびそれに取付け
てあるねじシャフト121を、運転者側の脚11のねじ
シャフト26の回転と同様にして反時計方向に回転せし
めて、下部管13を上部管14内に引込める。もちろ
ん、クランクハンドル89を逆の方向すなわち反時計方
向に回転させることは、着地装置10の上述の構成部材
のすべてを逆方向に動かすこととなり、脚11,12の
両方において下部管13を上部管14から伸長せしめる
こととなる。
【0022】本発明のもうひとつの主要な特徴によれ
ば、着地装置10をハイギヤまたは高速で働かさせたい
場合、すなわちクランクハンドル89の回転数対脚1
1,12の垂直移動距離の比が小さく、オペレータが得
られる機械的な力の利点が少なくてよい場合、着地装置
を次のように操作する。この比はインチ当り約2ないし
約5回転、好ましくは約3ないし約4.5回転、好適に
は約4ないし約4.5回転である。これがおおよその標
準の比である。着地装置10は図5および図8ではハイ
ギヤの状態で図示されている。それぞれ運転者側の脚1
1および縁石側の脚12の下部管13に対して上部管1
4を高速で下げるには、クランクハンドル89を押して
入力シャフト75をその最内方位置へと手動的に滑動さ
せて、もどり止め玉84を第1の環状のリセス85から
外して、第2の環状のリセス86に積極的に係合せしめ
る。図1および図7に示す最外方位置から図5および図
8に示す最内方位置への入力シャフト75の内方移動
は、ピニオン歯車80を歯車65のスプラインスロット
68に滑動的に係合せしめる。歯車間のシフト中歯車ケ
ース隔室56内の重い潤滑用のグリース内を動かなけれ
ばならないこのピニオン歯車80が比較的小寸法である
ことは、この移動がより容易に行なわれ得るという改善
を生ずることとなることを注目するべきである。さらに
詳しくは、グリースはこの中を動くピニオン歯車80の
運動に抵抗を与える。寒冷の気候条件においてはグリー
スは一層粘性が高まるのでこのようなピニオン歯車80
の運動は特に困難となる。しかしながら、このような潤
滑用のグリース中をシフトさせなければならないピニオ
ン歯車80の径が従来の多くのピニオン歯車よりも小径
であるので、グリースの抵抗の効果は実質的に減ずるの
である。さらに、第1および第2の環状のリセス85お
よび86の間の水平距離が約5/8インチ(1.59セ
ンチ)であって、これは従来の多くの装置におけるひと
つの歯車速度からもうひとつの歯車速度へのシフトを果
すに必要な約1 1/4インチ(3.18センチ)の内方へ
の運動を必要とすることに比べて、比較的短かい距離で
あり、このためにも本発明装置においてはシフトがより
容易になっている。このように、このスプラインシフト
またはクラッチシフトの機構は、コンスタントギヤメッ
シュ型式の機構も含めて多くの従来の歯車シフト機構よ
りもはるかに能率的なのである。
【0023】次いでクランクハンドル89を図8に示す
ように手動で時計方向に回転させる。すると時計方向に
回転する入力シャフト75はこれに取付けられているピ
ニオン歯車80を時計方向に回転させ、このピニオン歯
車の回転は歯車65および出力シャフト42を時計方向
に回転させる。はす歯ピニオン歯車40は時計方向に回
転し、はす歯歯車34にかみ合い、はす歯歯車とこれに
取付けられたねじシャフトは反時計方向に回転する。前
述のように、はす歯ピニオン歯車40からはす歯歯車3
4への伝導時における減速比は約2.0であり、これは
ハイギヤ時における唯一の減速である。これを、もち上
げねじシャフト26のねじ付下部シャフト24の約2.
25のねじリードピッチと組合せると、2.25×2.
0=約4.5回転数/インチのクランクハンドル回転数
対垂直移動距離のハイギヤ比となる。さらに詳しくは、
これはハイギヤ状態においてクランクハンドル89を
4.5回転させるごとに、ねじシャフト26は垂直方向
に約1インチ(2.5センチ)移動することを意味す
る。これはローギヤ状態におけるよりもはやい。しかし
ながら、着地装置10がハイギヤすなわち高速になって
いる時には、オペレータは約2.0の倍率の機械的な力
の利益を享受できるのみである。すなわち入力シャフト
75よりも約2倍ねじシャフト26がのろく回転する。
これはローギヤでは約15の倍率の機械的な力の利益を
享受できることと対称的である。ナット25内でのねじ
シャフト26の反時計方向の回転は、ナット25内でこ
のねじシャフトを下方に動かすこととなり、この結果下
部管13は上部管14内に引込められる。作動的に連結
してある縁石側の脚12は同時に、低速における着地装
置10の作動についての前述の記載と同じように作動す
る。もちろん、反対方向すなわち反時計方向のクランク
ハンドル89の回転は着地装置10の上述の構成部材の
すべてを反対方向に動かし、この結果両方の脚11,1
2の下部管13は上部管14から引き出されることとな
る。
【0024】ねじシャフト26およびナット25が右ね
じであるか左ねじであるかに依存して、所定方向へのク
ランクハンドル89の回転は、下部管13を上部管14
内へ引込めるか引き出されるかのいずれかとなる。
【0025】本発明のセミトレーラ用の着地装置の第2
の実施例が図14ないし図16に符号130で示されて
いる。この第2の実施例の着地装置130は多くの点で
第1の実施例と同様であるが、複減速の機械的な利益を
得るために用いられている歯車の構造、配置および作
動、ことに出力シャフト42上にこれを中心として配設
した歯車の構造、配置および作動において異なってい
る。着地装置130の他の構成部材の構造、配置および
作動は着地装置10について前述したものと同様である
ので、前述の記載を参照されたい。
【0026】詳しく述べると、出力スタブ131がはす
歯ピニオン歯車40の外面に溶接してある。このはす歯
ピニオン歯車40は従来のやり方でピン43によって出
力シャフト42の第1の端部44に取付けてある。出力
シャフト42の第2の端部45はブシュ47を通ってい
る。このブシュ47は脚11の上部管14の内壁に形成
した開口49に嵌めてある。拡径開口141が上部管1
4の外壁に形成してあり、この開口は内壁の開口49と
おおよそ整合している。拡径開口141と同じような直
径の開口142を形成してある板138が上部管14の
外壁に溶接されている。開口141および142はおお
よそ整合している。開口141および142の周りには
それぞれ協働する第1および第2の組の内歯143およ
び144が形成してある。スプラインスロット140を
形成した入力キャリヤ132が歯車ケース隔室56内に
配設されており、複数のドエルピン133によって出力
スタブ131に間隔を隔てた関係で取付けられている。
これらのドエルピン133は出力スタブと入力キャリヤ
との間に延在し、これらに取付けられている。第1の組
の歯車歯135および第2の組の減径した歯車歯136
を有する遊星ピニオン歯車134が各ドエルピン133
に回転可能に配設されており、出力スタブ131と入力
キャリヤ132との間で自由に回転できる。
【0027】本発明のセミトレーラ用の着地装置のこの
第2の実施例は次のように作動する。この着地装置13
0の複減速機構体の構造、配置および作動は第1の実施
例の着地装置10のそれとは異なっているものの、本発
明の概念は両実施例とも同じであることを理解された
い。着地装置10におけるクランクハンドル89の回転
数対脚11,12の垂直移動距離の比およびこれから得
られる機械的な力の大きさは、着地装置130について
も全く同じとする。ハイギヤまたは高速において着地装
置130を作動させたい場合、入力シャフト75はクラ
ンクハンドル89を手前に引いてその最外方位置へと滑
動的に動かし、これによってもどり止め玉84を第1の
環状のリセス85に積極的に係合せしめる。入力シャフ
ト75のこのような外方への運動は、ピニオン歯車80
を入力キャリヤ132のスプラインスロット140に滑
動的に係合せしめる(図15)。次いでクランクハンド
ル89とこれに取付けた入力シャフト75を手動で所望
方向に回転せしめて、運転者側の脚11および縁石側の
脚12の下部管13に対して上部管14を上げるか下げ
るかするのである。上部管14に対して下部管13を引
込めるか引き出すかのために所望方向にクランクハンド
ル89および入力シャフト75を回転させることは、ピ
ニオン歯車80および入力キャリヤ132を回転させる
こととなる。入力キャリヤ132は出力スタブ131お
よびはす歯ピニオン歯車40を回転させる。はす歯ピニ
オン歯車40ははす歯歯車34とかみ合っており、遊星
ピニオン歯車134の第2の組の歯車歯136は内歯1
43,144とかみ合っていて、この回転構体をおおよ
そ安定化している。着地装置130の構造、配置および
作動は着地装置10の前述したところと同様であるの
で、その記載を参照されたい。
【0028】ローギヤまたは低速にシフトさせたい、す
なわち切り換えたい時には、クランクハンドル89を押
し込んで、入力シャフト75をその最内方位置へと手動
で滑動的に動かすのである。この最内方位置では、第1
の環状のリセス85から外れたもどり止め玉84は第2
の環状のリセス86に積極的に係合する。このような入
力シャフト75の内方移動の結果、ピニオン歯車80は
入力キャリヤ132のスプラインスロット140から外
れて遊星ピニオン歯車134の第1の組の歯車歯135
とかみ合う(図16)。これによって第1の減速が、ピ
ニオン歯車80から遊星ピニオン歯車134の第1の歯
車歯135への回転運動の伝達において生ずる。遊星ピ
ニオン歯車134の第2の組の歯車歯136は上部管1
4の内歯143と板138の内歯144とそれぞれかみ
合うので、第2の減速を得ることができる。内歯14
3,144内での遊星ピニオン歯車134の周転円回転
は出力スタブ131およびはす歯ピニオン歯車40の対
応する回転を生ぜしめる。はす歯ピニオン歯車40はは
す歯歯車34とかみ合っている。この着地装置130の
他の構成部材の構造、配置および作動は前述の着地装置
10と同様であるので、前述の記載を参照されたい。
【0029】本発明のセミトレーラ用の着地装置の第3
の実施例が図17、図18および図19に符号150を
もって示されている。この着地装置150は多くの点で
第1の実施例の着地装置10と同様であるが、複減速の
機械的な力の利益を得るために用いた歯車構体の構造、
配置および作動が異なっている。着地装置150の他の
構成部材の構造、配置および作動は着地装置10と同様
であるので、これらに関しては前述の記載を参照された
い。
【0030】さらに詳しくのべると、この第3の実施例
の着地装置150の主要な特徴のひとつによれば、左側
すなわち運転者側の脚11には別体の歯車ケースがな
く、複減速機構体の構成部材の全部が上部管14内に収
容されている(図18)。大きなアクセス開口151が
上部管14の内側の壁の上端部に形成されている。カバ
ー152が複数のセルフタッピングネジ153によって
アクセス開口151の上に取外し可能に装架してある。
これらのセルフタッピングねじ153は、それぞれカバ
ー152と上部管14の内側の壁との整合する複数対の
開口154および155のそれぞれを貫通してねじ係合
する。アクセス開口151はカバー152と共に必要時
にこの着地装置150の複減速機構体の組立、修理を容
易にする。複減速機構体の部品の配置体としても作用す
るカバー152は後述するところから明らかなように、
正しい歯車の間隔を維持する作用も有する。曲った金属
のキャップ156は上部管14の開放した上端部を覆
い、たとえばセルフタッピングねじ(図示してない)の
ような任意適当な手段により上部管に固定されている。
このキャップ156はフロアベース31と上部管14の
壁と共に、上部管14の上部隔室157を限界してい
る。この上部管14は着地装置150の2速式複減速機
構体の部材のすべてを収容している。たとえばエラスト
マ材料で形成した任意適当の型式のガスケット159
を、キャップ156と上部管14との界面に通常のやり
方で配置してある。このキャップ156とガスケット1
59とは、上部隔室157内に収容されている2速式複
減速機構体を、たとえばほこりや湿気などの外的要因か
ら有効に保護するのである。このような外的要因は2速
式複減速機構体の有効な作動を妨害することがある。上
部管14内の複減速機構体の構成部品のすべてを閉じ込
めることは、多くの従来の着地装置の上部管に取付けた
別体の歯車箱の必要性を解消する。
【0031】1対の垂直に間隔を隔てた上下部開口16
0および161がカバー152に形成されている。これ
らの開口はそれぞれ上部管14の外側の壁に形成した1
対の垂直に間隔を隔てた上下部開口162および163
と整合している。ブシュ164がカバー152の下部開
口161内に摩擦嵌合させてある。クラスタ歯車165
はその外側の端部168にスプラインスロット167を
形成した細長いシャフト173を包含する。このスプラ
インスロットは縮径した長手方向に連続する円筒形の開
口169と連通する。この円筒形の開口169は、細長
いシャフト173の内側の端部166に形成した、さら
に縮径した長手方向に連続する円筒形の開口170に連
通し、これで終っている。細長いシャフト173の内側
の端部166は、ブシュ164を貫いて上部隔室157
の外へと延びている。スナップリング158が細長いシ
ャフト173の内側の端部166の周囲に配設されてお
り、カバー152の内側の面と当接して、クラスタ歯車
165の外側方向への水平方向の動きを妨げるように助
力している。出力シャフト200は第1の端部201と
第2の端部(図示してない)を包含し、第1の端部は脚
11のクラスタ歯車165の細長いシャフト173に作
動的に連結され、第2の端部は縁石側の脚の入力シャフ
ト(いずれも図示してない)に作動的に連結した連結シ
ャフト(図示してない)に作動的に連結されている。さ
らに、詳細に述べると、ピン202は、細長いシャフト
173の内側の端部166に形成した1対の対向する開
口203と出力シャフト200の第1の端部201に形
成した整合する横方向に連続する円筒形の開口204内
に摩擦嵌合させてある。
【0032】本発明の第3の実施例の他の重要な特徴に
よれば、クラスタ歯車165はさらに細長いシャフト1
73の中央部分に一体に形成した歯車171を包含して
いる。さらに、はす歯ピニオン歯車172も細長いシャ
フト173と一体に形成されており、歯車171内にく
ぼんでいる。このはす歯ピニオン歯車172のくぼみは
減速機構体を実質的にコンパクト化することとなり、全
体を上部管14の上部隔室157内に全く収容させてし
まうことを可能にしている。
【0033】本発明のさらに他の特徴によれば、外側の
端部176および内側の端部177を有する入力シャフ
ト175は、出力シャフト200と軸線方向に一線上に
並んで上部管14に回転可能かつ滑動可能に装架してあ
る。さらに詳しくは、入力シャフト175の中央部分は
ブシュ178内に回転可能、滑動可能に配設してあり、
このブシュ178は上部管14の外側の壁の下部開口1
63に摩擦嵌合させてある。入力シャフト175の外側
の端部176はブシュ178を貫通し、上部隔室157
の外へ延びている。入力シャフト175の内側の端部1
77は、1対の間隔を隔てたブシュ179aおよび17
9b内に滑動可能かつ回転可能に配設されている。これ
らブシュ179aおよび179bは細長いシャフト17
3の円筒形の開口169内に摩擦嵌合させてある。入力
シャフト175をクラスタ歯車165の細長いシャフト
173内に入れ子状に配置することはさらに、第3の実
施例の着地装置150の減速機構体のコンパクト化に貢
献する。これによってこの減速機構体の全体を上部管1
4の上部隔室157内に収容することができるようにな
った。さらに、入力シャフト175とクラスタ歯車16
5との間のこの協働関係は両減速機構体の構成部材を安
定化させる役に立っている。組合せ歯車180は上部隔
室157内に配設した入力シャフト175の中央部分に
一体に形成されている。この組合せ歯車180は、ピニ
オン歯車181と、このピニオン歯車と一体でこれから
内側に形成されたスプライン歯車182として用いられ
る付加歯車とを包含している。横方向に連続する円筒形
の開口183が、入力シャフト175の中央部分に、ピ
ニオン歯車181に隣接してここから外側に形成されて
いる。それぞれの端部にもどり止め玉185を有するも
どり止めばね184が開口183内に挿入されており、
ブシュ178の内側の面に形成された第1および第2の
環状のリセス186および187に積極的に係合するよ
うにしてある。横方向に連続する円筒形の開口188は
入力シャフト175の外側の端部176に形成されてお
り、クランクハンドル(図示してない)を入力シャフト
175に取付けるためのボルトまたはその類似部材を収
容している。
【0034】外側の端部191と内側の端部192とを
有する中間シャフト190が、入力シャフト175とこ
れと一線上に並ぶ出力シャフト200とにおおよそ隣接
して直接上方に、上部管14と上部隔室157内に回転
可能に装架されている。さらに詳細には、外側の端部1
91と内側の端部192とがそれぞれブシュ193およ
び194内に回転可能に配置されており、これらのブシ
ュはそれぞれ上部管14の外側の壁とカバー152とに
形成された上部開口162および160内に摩擦嵌合さ
せてある。歯車195が中間シャフト190の外側の端
部191に一体に形成されており、ピニオン歯車196
がこの中間シャフトの内側の端部192に一体に形成さ
れている。
【0035】1対の曲ったフランジ板205が、たとえ
ば溶接のような任意適当の手段によって上部管14の上
部の内側部分に、間隔を隔てた関係で取付けてある。こ
れらの曲がったフランジ板205のそれぞれの突出端部
には複数の開口206が形成されており、セミトレーラ
(図示してない)のフレームの外側の面に脚11を取付
けるためのボルトまたはその類似部材のような適宜の取
付手段を受けている。着地装置の縁石側の脚(図示して
ない)は同じようにしてセミトレーラに装架するものと
する。もしもセミトレーラフレームの内側の面に運転者
側の脚11および縁石側の脚を装架したいのであれば、
フランジ板205は同じようにして上部管14の上部の
外側部分に取付ける。所望により、脚11および12は
それぞれ1対のフランジ板205を有するものとし、こ
れらフランジ板をそれぞれ脚の上部の内側部分および外
側部分に取付けるようにすることもできる。これにより
着地装置150のそれぞれの脚は汎用となり、セミトレ
ーラフレームの外側の面にも、また内側の面にも取付け
られるようになる。
【0036】本発明のセミトレーラ用の着地装置の第3
の実施例は次のように操作する。第3実施例の着地装置
150の複減速機構体の構造、配置および作動は第1実
施例の着地装置10のそれとは異なるものの、発明の概
念は両実施例とも同じである。すなわち着地装置10に
ついて前述したクランクハンドルの回転数対着地装置の
脚の垂直移動距離の比および機械的な力の大きさについ
ては着地装置150でも全く同じである。この着地装置
150をハイギヤすなわち高速で作動させたい時には、
クランクハンドルに押す力を加えて、入力シャフト17
5をその最内方位置へと手動で滑動的に動かす。この最
内方位置ではもどり止め玉185がブシュ178(図1
9)の第2の環状のリセス187に積極的に係合する。
このような入力シャフト175の内方への運動は組合せ
歯車180のスプライン歯車182をクラスタ歯車16
5の細長いシャフト173のスプラインスロット167
に滑動的に係合せしめる。次いで、着地装置150のク
ランクハンドルおよび入力シャフト175を手動で所望
方向に回転せしめて、複減速機構体の運転者側の脚11
の下部管13および縁石側の脚の下部管に対して上部管
を上昇させたり下降させたりするのである。上部管14
に対して下部管を引込めたり伸長させたりするようにク
ランクハンドルおよび入力シャフト175を所望方向に
回転させることは、細長いシャフト173および出力シ
ャフト200、さらにははす歯歯車34にかみ合うはす
歯ピニオン歯車172を回転させることとなる。こと
に、はす歯歯車34の歯は歯車171のリセスとくみ合
っており、はす歯ピニオン歯車172とかみ合い、これ
が複減速機構体のコンパクト化に貢献し、複減速機構体
を上部管14の隔室157内におおよそ完全に収容せし
めることを可能としている。着地装置150の残りの部
分の構造、配置および作動は、既に詳述した着地装置1
0のそれらと同様である。
【0037】ローギヤすなわち低速(図18)に切り換
えたい時には、クランクハンドルに引張りの力を加える
ことにより入力シャフト175を手動でその最外方位置
へ滑動的に動かし、もどり止め玉185を第2の環状の
リセス187から離脱させて第1の環状のリセス186
に積極的に係合させる。入力シャフト175のこのよう
な外方への運動の結果として、スプライン歯車182は
細長いシャフト173のスプラインスロット167から
離脱し、ピニオン歯車181は中間シャフト190の歯
車195とかみ合う。第1の減速は、ピニオン歯車18
1から歯車195への回転運動の伝達に際して行われ
る。中間シャフト190のピニオン歯車196はクラス
タ歯車165の歯車171とかみ合ったままであり、第
2の減速を行う。歯車171の回転はこれに対応する細
長いシャフト165、出力シャフト200およびはす歯
歯車34とかみ合うはす歯ピニオン歯車172の回転を
生じさせる。この場合においても、着地装置150の残
りの部分の構造、配置および作動は既に充分に説明した
着地装置10のそれらと同様である。さらに、この着地
装置150は同様に、多くの公知の従来型着地装置より
も効率がよい。これは、本発明による着地装置の複減速
機構体をハイギヤに切り換えた時ピニオン歯車181が
歯車195から離脱して摩擦などが減ずるということに
もよる。ここで、ばねバイアスのもどり止め玉以外の積
極的係合機構も本発明の概念を離れることなく用いるこ
とができることを注目すべきである。
【0038】本発明のセミトレーラ用の着地装置の第4
の実施例を図20ないし図24に符号220で示してあ
る。この着地装置220は多くの点で第1の実施例と同
じであるが、複減速の機械的な力を得るに用いる複減速
機構体の構造、配置および作動が異なる。着地装置22
0の他の部分の構造、配置および作動は、着地装置10
について前述したところと同様であるので、これらの記
載を着地装置220についても援用することとする。
【0039】左側または運転者側の脚11の内部構成部
分について述べると、ナット225が下部管13の上端
部に固定してあり、垂直に上昇するねじシャフト226
をねじ係合で受けている(図21および図22)。ねじ
シャフト226はねじ付下部シャフト224と縮径した
一体のねじのない上部シャフト227とを包含してい
る。ナット225は、脚11の長手方向軸線から前方ま
たは後方に片寄っていると共に外側方向にも片寄った平
行な姿勢でねじシャフト226をねじ係合するような形
状としてある。このナット225およびねじシャフト2
26の配置は、後述するように着地装置220の複減速
機構体を完全に脚11内に収容せしめるのに貢献してい
る。このような片寄らせたねじシャフトを前述の第3の
実施例の着地装置150に採用して脚11の全体の高さ
を減ずるようにすることは、本発明の概念に影響を及ぼ
すことなく実施することができる。
【0040】肩部228が上部シャフト227と下部シ
ャフト224との界面に形成してある。環状のカラー2
29がこの肩部228に当接しており、環状のスラスト
軸受230が上部シャフトのまわりでこの肩部229に
乗っている。フロアベース231がスラスト軸受230
に乗っており、これは上部シャフト227を中心に配置
されている。この上部シャフト227はフロアベース2
31に形成した連続的な開口232を通っている。フロ
アベース231は上部管14の内面に溶接されている。
焼入れしたスラストワッシャ233が上部シャフト22
7上に配設されており、フロアベース231の上面に乗
っている。はす歯歯車234が上部シャフト227に滑
動的に係合して、スラストワッシャ233に乗ってい
る。ピン235が当業者になじみのやり方ではす歯歯車
234を上部シャフト227に結合して、ねじシャフト
226に回転運動を伝達している。これについては着地
装置220の作動についての以下の記載中で述べること
とする。
【0041】本発明の第4の実施例である着地装置22
0の主要な特徴のひとつによれば、左側すなわち運転者
側の脚11は別体の歯車ケースを必要とせず、この着地
装置220の複減速機構体の構成部材のすべては上部管
14の中に完全に収容されている(図21、図22およ
び図23)。カバー241は上部管14の開放された上
端部を覆っており、たとえばセルフタッピングねじ(図
示してない)のような任意適当な手段によって上部管に
取付けられている。このカバー241は、フロアベース
231および上部管14の壁と共に上部管14の隔室2
40を画成している。この中に第4の実施例の着地装置
220の2速式複減速機構体のすべての部品が収容され
ている。たとえばエラストマ材料でできたガスケットの
ような任意適当な型式のガスケット239が従来のやり
方でカバー241と上部管14との界面に配設されてい
る。このガスケット239およびカバー241は、上部
の隔室240内に収容されている2速式複減速機構体
を、たとえばごみや湿気などのこの構体の有効な作動を
妨げるような外的要因から効果的に保護するのである。
ここで、上部管14内に複減速機構体の構成部材のすべ
てをとじ込めることは、従来の着地装置の多くに見られ
るように別体の歯車箱を上部管に取付ける必要性をなく
してしまうことに特に注目すべきである。
【0042】外側の端部243および内側の端部244
を有する出力シャフト242は上部管14に回転可能に
装架してある。さらに詳細に述べると、スリーブ245
が上部管14の内側の壁の外面に、この壁に形成した開
口246と整合して溶接してある。1対のブシュ247
aおよび247bが間隔を隔てた関係でスリーブ245
内に配置してあり、出力シャフト242がこれらブシュ
内に回転可能に装架されている。このため出力シャフト
の外側の端部243は隔室240内に延びており、この
出力シャフトの内側の端部244は隔室240およびス
リーブ245の外へ突き出している。
【0043】本発明のもうひとつの主要な特徴によれ
ば、一体に形成した組合せ歯車部材250が上部管14
の隔室240内において出力シャフト242の外側の端
部243にしっかりと装架してある。さらに詳述する
と、この組合せ歯車部材250は、外側の端部248と
内側の端部249を有し長手方向に連続する円筒形の開
口252を形成した細長いシャフト251を包含してい
る。円筒形の開口252はこの細長いシャフトの外側の
端部に形成した縮径の四角なキャビティ253で終って
いる。細長いシャフト251の内側の端部249は、は
す歯ピニオン歯車256と、これと一体に形成した歯車
257とを包含している。歯車257ははす歯ピニオン
歯車256に隣接しこれから内側に配設されている。は
す歯ピニオン歯車256はねじシャフト226のはす歯
歯車234とかみ合っている。組合せ歯車部材250は
ピン258によって出力シャフト242の外側の端部2
43にしっかりと装架されている。ピン258は、それ
ぞれ細長いシャフト251と出力シャフト242との中
央部分に形成した整合する横方向に連続する開口259
および260内に嵌合している。細長いシャフト251
の円筒形の開口252は出力シャフト242によって実
質的に占拠されて、組合せ歯車部材250を出力シャフ
ト上で安定化している。しかしながら、円筒形の開口2
52の外側の終りの部分および四角形のキャビティ25
3は出力シャフト242によって妨害されることはな
く、第4の実施例の着地装置250の作動において重要
な機能を果している。これについては後述することとす
る。
【0044】外側の端部266および内側の端部267
を有する入力シャフト265は出力シャフト242と軸
線方向に一線をなして上部管14に回転可能かつ滑動可
能に装架されている。さらに詳しく述べると、開口26
8が上部管14の外側の壁に形成されており、組合せ歯
車部材250の四角形のキャビティ253と整合してい
る。外側の端部270および内側の端部271を有する
スリーブ269が、開口268と整合して上部管14の
外側の壁の外面に溶接されている。内面に第1の環状の
リセス273および第2の環状のリセス274を形成し
た第1のブシュ272がスリーブ269の外側の端部2
70に摩擦嵌合しており、第2のブシュ275がスリー
ブ269の内側の端部271に摩擦嵌合している。入力
シャフト265がブシュ272および275内に回転可
能かつ滑動可能に装架されている。入力シャフト265
の外側の端部266には拡径ボス276が形成してあ
る。この拡径ボス276は第2のブシュ275に形成し
た拡径の円筒形の開口277内にあり入力シャフトを安
定化すると共に、外側への方向の入力シャフトの連続す
る運動に対して第2のブシュ275と協働してストップ
として機能している。ピニオン歯車278は拡径ボス2
76と当接関係で隣接してその内側において入力シャフ
ト265と一体に形成してある。入力シャフト265は
拡径ピン279で終っている。このピンは組合せ歯車部
材250のキャビティ253と寸法および形状において
補形をなす。横方向に連続する円筒形の開口282が入
力シャフト265の中央部分内に形成されている。もど
り止めばね283はその端部のそれぞれにもどり止め玉
284を有し、このもどり止め玉は、スリーブ269内
に配設した第1のブシュ272の内面に形成した第1の
環状のリセス273および第2の環状のリセス274に
積極的に係合するように開口282内に嵌合させてあ
る。横方向に連続する円筒形の開口287が入力シャフ
ト265の外側の端部266に形成してあり、入力シャ
フト265にクランクハンドルを取付けるボルトまたは
その類似部材(両方とも図示していない)を収容してい
る。
【0045】外側の端部291および内側の端部292
を有する中間シャフト290が上部管14の上部の隔室
240内で回転可能に装架されており、一線上に並ぶ入
力シャフト265および出力シャフト242におおよそ
隣接しこれらから片寄って位置している。さらに詳しく
は、外側の端部291および内側の端部292はそれぞ
れブシュ293および294内に回転可能に配置されて
いる。これらのブシュ293および294はそれぞれ上
部管14の外壁および内壁に形成した整合する上部開口
295および296内に摩擦嵌合している。歯車297
が中間シャフト290の外側の端部291に一体に形成
されており、ピニオン歯車298がこの中間シャフトの
内側の端部292に一体に形成されている。
【0046】連結シャフト(図示してない)が脚11の
出力シャフト242を縁石側の脚(図示してない)の入
力シャフトに作動的に連結している。さらに詳しくは、
連結シャフトはボルト(図示してない)によって出力シ
ャフト242に作動的に連結されている。このボルト
は、連結シャフトの端部に形成した1対の対向する開口
および出力シャフト242の内側の端部244に形成し
た整合する横方向に連続の円筒形の開口300内に嵌合
せしめてある。
【0047】1対の曲ったフランジ板305は、たとえ
ば溶接のような任意適当な手段により間隔を隔てた関係
で上部管14の上部の内側の部分に取付けられている。
各フランジ板305の突出端部には複数の開口306が
形成されており、ここに脚11をセミトレーラ(図示し
てない)のフレームの外側の面に取付けるための、たと
えばボルトまたはその類似部材のような適宜の取付手段
を収容するようにしてある。着地装置の縁石側の脚(図
示してない)も同じようにしてセミトレーラに装架され
ている。運転者側の脚11および縁石側の脚をセミトレ
ーラのフレームの内側の面に装架したい場合には、フラ
ンジ板305を上述と同様なやり方で上部管14の上部
の外側の部分に取付ける。所望により、これらの脚はそ
れぞれ脚の上部の内側部分および外側部分のそれぞれに
取付けた1対のフランジ板305を有するものとし、こ
れによって着地装置220の各脚を両勝手に使えるもの
とし、セミトレーラのフレームの外側の面にも、また内
側の面にも取付けることができるようにすることができ
る。
【0048】本発明の第4の実施例であるセミトレーラ
用の着地装置220は次のように作動する。この着地装
置220の複減速機構体の構造、配置および作動は第1
の実施例である着地装置10のそれらとは異なるもの
の、本発明の概念は両実施例に共通である。すなわち、
着地装置10について前述したクランクハンドルの回転
数対着地装置の垂直移動距離の比および達成できる機械
的な力の大きさはそのまま着地装置220についてもあ
てはまるものであり、その比および大きさの具体的な数
値についても着地装置220の記載においてもそのまま
援用する。着地装置220をハイギヤすなわち高速で作
動させたい場合(図21)には、クランクハンドルに引
張りの力を加えて入力シャフト265をその最外方位置
へ手動的に滑動させる。これにより、もどり止め玉28
4はブシュ272の第1の環状のリセス273と積極的
に係合する。このような入力シャフト275の外方への
運動は、ピニオン歯車278をスリーブ269の第2の
ブシュ275の円筒形の開口277内へ後退させ、さら
にピン279を歯車部材250の補形的なキャビティ2
53に係合するように引込める。次いで、クランクハン
ドルとこれに一体の入力シャフト265を手動で所望方
向に回転せしめて、運転者側の脚11および縁石側の脚
12の下部管13に対して上部管14を上昇させるか下
降させるのである。上部管14に対して下部管13を引
込めるか伸長させるように所望方向へのクランクハンド
ルおよび入力シャフト265を回転させることは、ピン
279および組合せ歯車部材250の細長いシャフト2
51の回転を生じさせる。細長いシャフト251は一体
のはす歯ピニオン歯車256を回転させる。このはす歯
ピニオン歯車ははす歯歯車234にかみ合っている。着
地装置220の他の部分の構造、配置および作動は前述
した着地装置10のそれらと同様であるので、前述の記
載を参照されたい。
【0049】ローギヤすなわち低速(図22)に切り換
えたい場合には、押す力をクランクハンドルに加えて入
力シャフト265をその最内方位置へ手動的に滑動させ
る。もどり止め玉284は第1の環状のリセス273か
ら脱離して、ブシュ272の第2の環状のリセス274
に積極的に係合する。入力シャフト265のこのような
内方への運動の結果、ピン279は伸長いシャフト25
1のキャビティ253から脱離して、この細長いシャフ
トの拡径開口252内で自由に回転するようになる。キ
ャビティ253からのピン279の脱離と同時に、ピニ
オン歯車278はスリーブ269の第2のブシュ275
から内方に動いて上部の隔室240内に入る。ここでピ
ニオン歯車278は歯車297とかみ合う。すると、第
1の減速が、ピニオン歯車278から歯車297を介し
て中間シャフト290へ回転運動を伝達する際に生じ
る。中間シャフト290のピニオン歯車298は組合せ
歯車部材250の歯車257とかみ合ったままであり、
ここで第2の減速が達成される。歯車257の回転はは
す歯ピニオン歯車256の対応する回転を生じさせる。
このはす歯ピニオン歯車256ははす歯歯車234とか
み合っている。この着地装置220の残りの構成部材の
構造、配置および作用は前述の着地装置10と同様であ
るので、要すれば前述の記載を参照されたい。さらに、
着地装置220は、“コンスタントギヤメッシュ”型を
含む公知の従来の多くの着地装置よりも有効なものであ
る。ことに、減速機構体をハイギヤに切り換える時に歯
車297からのピニオン歯車278が脱離することによ
り、構体全体としての摩擦その他が減少するという利点
がある。また、本発明の精神を逸脱することなくばねバ
イアスのもどり止め玉以外の積極係合機構を用いること
ができることはもちろんである。
【0050】中間シャフト290、歯車297およびピ
ニオン歯車298も、図20、図21および図23に示
し図24で符号Aを付した好適な位置から、本発明の精
神を逸脱することなく、図24で符号Cで示した位置へ
変更することができよう。脚11の中に減速機構体を全
部収容することは、多くの従来の着地装置のように別体
の歯車箱またはその類似部材を必要としないこととな
る。
【0051】要約するに、本発明の重要な特徴は、減速
機構体が一線上に並んだ入出力シャフトのまわりに装架
された、より数の少なく小型で構造簡易な部品により構
成され、その結果製作組立容易でコンパクトかつ低コス
トの2速式複減速機構体を有するセミトレーラ用の着地
装置にあり、この2速式複減速機構体は比較的小型の歯
車箱内に収容されるか、または着地装置の脚自体の内部
に完全に収容されるので、別体に歯車箱を設ける必要が
なくなるのである。この部品の点数、寸法および複雑性
の減少は独得のシフト・クラッチング機構を有するユニ
ットをクランク操作したりシフト操作したりするのを容
易にしている。このシフト・クラッチング機構は、標準
のクランクハンドル回転数対脚の垂直移動距離の比を達
成することを可能とし、低速比は所望によりユニット製
作中に広い範囲内で選択固定することができる。これは
2速式複減速機構体の全体寸法または複雑性を実質的に
増大させることなく行うことができる。本発明の着地装
置は耐久性があり、使用が簡単で、汎用的に装架できる
特徴を有するものとすることができる。
【0052】以上本発明をその好適ないくつかの実施例
について詳述したが、本発明はこれらの特定の実施例に
限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱しないで
幾多の変化変形がなし得ることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ローギヤすなわち低速位置にかみ合っている、
本発明着地装置の複減速機構体を示す、図2の1−1線
に沿う断面図である。
【図2】セミトレーラのフレームの外側位置に装架する
ものとして示した本発明の着地装置のクランク作動の脚
に設けた2速式複減速機構体の第1の実施例の斜視図で
ある。
【図3】セミトレーラのフレームの内側位置に装架する
ものとして示した本発明の着地装置のクランク作動の脚
に設けた2速式複減速機構体の第1の実施例の斜視図で
ある。
【図4】セミトレーラのフレームの内側位置または外側
位置のいずれにも装架できるようにした本発明の着地装
置のクランク作動の脚に設けた2速式複減速機構体の第
1の実施例の斜視図である。
【図5】ハイギヤまたは高速位置にかみ合うように内側
にシフトした2速式複減速機構体を示す、図2の1−1
線に沿う断面図である。
【図6】図1の2速式複減速機構体の展開斜視図であ
る。
【図7】図1と同じようにローギヤにかみ合った減速機
構体を示す斜視図である。
【図8】図5と同じようにハイギヤにかみ合った減速機
構体を示す斜視図である。
【図9】トラックトラクタから外したセミトレーラの側
面図で、図2に示した着地装置がこのセミトレーラに装
架してありこれがセミトレーラの前端部を支持している
様子を示す図である。
【図10】図9の10−10線に沿ってみた図である。
【図11】セミトレーラフレームの内側位置に装架した
図3の着地装置を示す、図10と同様な図である。
【図12】セミトレーラの外側位置に装架するようにし
た本発明の着地装置の反対側の脚の減速機構体の展開斜
視図である。
【図13】歯車のかみ合い状況を示す図12の反対側の
脚の減速機構体の斜視図である。
【図14】セミトレーラのフレームの外側位置に装架す
るようにした状態で示す本発明の着地装置のクランク作
動の脚の2速式複減速機構体の第2の実施例の展開斜視
図である。
【図15】ハイギヤまたは高速位置にかみ合った歯車を
示す、図14の減速機構体の斜視図である。
【図16】ローギヤまたは低速位置にかみ合った歯車を
示す、図15と同様な斜視図である。
【図17】セミトレーラのフレームの外側位置に装架す
るようにした状態で示す、本発明の着地装置のクランク
作動の脚の2速式複減速機構体の第3の実施例を示す展
開斜視図である。
【図18】ローギヤまたは低速位置にかみ合った歯車を
示す、図17の2速式複減速機構体の長手方向断面図で
ある。
【図19】内方にシフトさせたハイギヤまたは高速位置
にかみ合った減速機構体を示す図18と同様な図であ
る。
【図20】セミトレーラのフレームの外側位置に装架す
るものとして示した、本発明の着地装置のクランク作動
の脚の2速式複減速機構体の第4の実施例の展開斜視図
である。
【図21】ハイギヤまたは高速位置にかみ合った歯車を
示す、図20の2速式複減速機構体の長手方向断面図で
ある。
【図22】内方にシフトしローギヤまたは低速位置にか
み合った減速機構体を示す、図21と同様な図である。
【図23】組立てた状態で示す図20の減速機構体の平
面図である。
【図24】図23の24−24線に沿ってみた図であっ
て、減速機構体の最上部の歯車シャフトの好適な位置を
示す図である。
【符号の説明】
10 着地装置 11 脚 12 脚 13 下部管 14 上部管 15 フート 16 フランジ板 17 開口 18 取付手段 19 表面 20 フレーム 21 セミトレーラ 22 ブレースバー 23 ブレースバー 24 ねじ付の下部シャフト 25 ナット 26 ねじシャフト 27 ねじなしの上部シャフト 28 肩部 29 環状のカラー 30 スラスト軸受 31 フロアベース 32 開口 33 スラストワッシャ 34 はす歯歯車 35 ピン 40 ピニオン歯車 41 上部隔室 42 出力シャフト 43 ピン 44 端部 45 端部 46 ブシュ 47 ブシュ 48 開口 49 開口 50 スペーサ管 55 歯車ケース 56 歯車ケース隔室 57 ビード溶接部 58 ガスケット 59 カバー 60 ねじ 61 ねじ付開口 65 歯車 66 ピン 67 ワッシャ 68 スプラインスロット 69 開口 70 スリーブ 71 ブシュ 72 ブシュ 73 第1の端部 74 第2の端部 75 入力シャフト 76 第1の端部 77 第2の端部 80 ピニオン歯車またはスプライン 81 ピン 82 円筒形の開口 83 もどり止めばね 84 もどり止め玉 85 環状のリセス 86 環状のリセス 87 円筒形の開口 88 ボルト 89 クランクハンドル 95 固定シャフト 96 開口 97 開口 99 ブシュ 100 中間歯車 101 歯車歯 102 歯車歯 106 連結シャフト 107 取付具 108 取付具 109 入力シャフト 111 第1の端部 112 第2の端部 113 ブシュ 114 ブシュ 115 開口 116 開口 117 はす歯ピニオン歯車 118 ピン 119 スペーサ管 120 はす歯歯車 121 もち上げねじシャフト 122 セミトレーラフレーム 123 フランジ板 130 着地装置 131 出力スタブ 132 入力キャリヤ 133 ドエルピン 134 遊星ピニオン歯車 135 歯車歯 136 歯車歯 140 スプラインスロット 141 拡径開口 142 開口 143 内歯 144 内歯 150 着地装置 151 アクセス開口 152 カバー 153 セルフタッピングねじ 154 開口 155 開口 156 キャップ 157 上部隔室 158 スナップリング 159 ガスケット 160 上部開口 161 下部開口 162 上部開口 163 下部開口 164 ブシュ 165 クラスタ歯車 166 内側の端部 167 スプラインスロット 168 外側の端部 169 円筒形開口 170 円筒形開口 171 歯車 172 はす歯ピニオン歯車 173 細長いシャフト 175 入力シャフト 176 外側の端部 177 内側の端部 178 ブシュ 179a ブシュ 179b ブシュ 180 組合せ歯車 181 ピニオン歯車 182 スプライン歯車 183 円筒形の開口 184 もどり止めばね 185 もどり止め玉 186 環状のリセス 187 環状のリセス 188 円筒形の開口 190 中間シャフト 191 外側の端部 192 内側の端部 193 ブシュ 194 ブシュ 195 歯車 196 ピニオン歯車 200 出力シャフト 201 第1の端部 202 ピン 203 開口 205 曲ったフランジ板 206 開口 220 着地装置 224 下部シャフト 225 ナット 226 ねじシャフト 227 上部シャフト 228 肩部 229 カラー 230 軸受 231 フロアベース 232 開口 233 スラストワッシャ 234 はす歯歯車 235 ピン 239 ガスケット 240 隔室 241 カバー 242 出力シャフト 243 外側の端部 244 内側の端部 245 スリーブ 246 開口 247a ブシュ 247b ブシュ 248 外側の端部 249 内側の端部 250 組合せ歯車部材 251 細長いシャフト 252 円筒形の開口 253 キャビティ 256 はす歯ピニオン歯車 257 歯車 258 ピン 259 開口 260 開口 265 入力シャフト 266 外側の端部 267 内側の端部 268 開口 269 スリーブ 270 外側の端部 271 内側の端部 272 第1のブシュ 273 第1の環状のリセス 274 第2の環状のリセス 275 第2のブシュ 276 拡径ボス 277 円筒形の開口 278 ピニオン歯車 279 拡径ピン 282 円筒形の開口 283 もどり止めばね 284 もどり止め玉 287 円筒形の開口 290 中間シャフト 291 外側の端部 292 内側の端部 293 ブシュ 294 ブシュ 295 上部開口 296 上部開口 297 歯車 298 ピニオン歯車 305 曲がったフランジ板 306 開口

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)セミトレーラの前端部におおよそ隣
    接して互いに横方向に間隔を隔てた関係で装架された第
    1および第2の直立し入れ子式に伸縮する脚と、(b)
    前記第1の脚に回転可能に装架された互いに一線上に並
    んだ横向きの入力シャフトおよび出力シャフトであっ
    て、この出力シャフトは前記第2の脚に回転可能に装架
    された別の入力シャフトに作動的に連結されている入出
    力シャフトと、(c)ハイギヤすなわち高速とローギヤ
    すなわち低速とで着地装置を作動させるように前記入出
    力シャフトのそれぞれにおおよそ隣接してそれぞれのシ
    ャフトに装架され前記第1の脚の入出力シャフトの歯車
    手段をローギヤに切り換えた時前記第1の脚の入力シャ
    フトの回転数対インチ単位の両脚の垂直移動距離の比が
    約15ないし約50であり、前記第1の脚の歯車手段を
    ハイギヤに切り換えた時の前記比が約2ないし約5であ
    るようにした歯車手段とを包含して成るセミトレーラ用
    着地装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のセミトレーラ用着地装置に
    おいて、前記歯車手段が、(i)前記第1の脚の入力シ
    ャフトの内側の端部に装架されたピニオン歯車と、(i
    i)前記第1の脚の入力シャフトに隣接して固定のシャ
    フトに装架され、第1の組の歯車歯を有する外側部分と
    第2の組の歯車歯を有する縮径した一体の内側部分とを
    包含する中間歯車と、(iii)前記出力シャフトの外側
    の端部に装架され、周縁に沿って形成された歯と、前記
    ピニオン歯車と寸法および形状において補形をなす外側
    の中央部分に形成されたスプラインスロットとを有する
    二重機能歯車と、(iv)この二重機能歯車の内側におい
    て前記出力シャフトに装架されたはす歯ピニオン歯車
    と、(v)前記第1の脚の内部に装架された直立のもち
    上げねじシャフトの上端部に装架されたはす歯歯車と、
    (vi)前記第2の脚の入力シャフトに装架されたはす歯
    ピニオン歯車と、(vii)前記第2の脚内に装架された
    直立のもち上げねじシャフトの上端部に装架されたはす
    歯歯車とを包含し、着地装置がローギヤで操作される時
    前記第1の脚の入力シャフトとこれに取付けられたピニ
    オン歯車が回転せしめられ前記ピニオン歯車が前記中間
    の歯車の第1の組の歯車歯とかみ合って前記中間の歯車
    を回転させ、前記第2の組の歯車歯が前記二重機能歯車
    の歯車歯とかみ合って前記二重機能歯車、これに取付け
    た出力シャフトおよびはす歯ピニオン歯車を回転させ、
    回転する前記はす歯ピニオン歯車は前記はす歯歯車とか
    み合ってこれを回転させて前記もち上げねじシャフトを
    回転させ、前記作動的に連結した第2の脚の入力シャフ
    トおよびこれに取付けたはす歯ピニオン歯車は前記回転
    する出力シャフトによって同時回転せしめられ、前記回
    転する第2の脚の入力シャフトのはす歯ピニオン歯車は
    前記第2の脚のはす歯歯車とかみ合ってこれを回転させ
    て前記第2の脚のもち上げねじシャフトを回転させ、こ
    れによって前記第1の脚の入力シャフトの回転数対両脚
    のインチ単位の垂直移動距離の比を約20ないし約40
    とし、さらに前記歯車手段がハイギヤに切り換えられた
    時は、前記ピニオン歯車が前記二重機能歯車に形成され
    た前記補形的なスプラインスロットに係合して前記二重
    機能歯車、出力シャフトおよびはす歯ピニオン歯車を回
    転させ、前記回転するはす歯ピニオン歯車は前記はす歯
    歯車および前記もち上げねじシャフトにかみ合ってこれ
    らを回転させ、前記出力シャフトが前記作動的に連結し
    た第2の脚の入力シャフトおよびこれに取付けたはす歯
    ピニオン歯車を同時に回転させ、前記回転する第2の脚
    の入力シャフトのはす歯ピニオン歯車が前記第2の脚の
    はす歯歯車とかみ合ってこれを回転させて前記もち上げ
    ねじシャフトを回転させ、これによって前記第1の脚の
    入力シャフトの回転数対両脚のインチ単位の垂直移動距
    離の比を約3ないし約4.5とすることを特徴とするセ
    ミトレーラ用着地装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のセミトレーラ用着地装置に
    おいて、前記歯車手段が、(i)前記第1の脚の入力シ
    ャフトの内側の端部に装架されたピニオン歯車と、(i
    i)前記出力シャフトの外側の端部に装架され外側の面
    に取付けた出力スタブを有するはす歯ピニオン歯車と、
    (iii)前記ピニオン歯車と寸法および形状において補
    形をなす中央スプラインスロットを形成され前記出力ス
    タブとの間に延在しこれに取付けられた複数のドエルピ
    ンによって前記出力スタブから外側に間隔を隔てた関係
    で装架された入力キャリヤと、(iv)前記出力スタブと
    前記入力キャリヤとの間で前記ドエルピンのそれぞれに
    装架され、それぞれ第1の組の歯車歯を有する外側部分
    と第2の組の歯車歯を有する一体の縮径の内側部分とを
    有する遊星ピニオン歯車と、(v)前記第1の脚の外側
    の壁に形成された開口の周囲に沿っておおよそ形成され
    た内歯歯車と、(vi)前記第1の脚の中に装架された直
    立のもち上げねじシャフトの上端部に装架されたはす歯
    歯車と、(vii)前記第2の脚の入力シャフトに装架さ
    れたはす歯ピニオン歯車と、(viii)前記第2の脚の中
    に装架された直立のもち上げねじシャフトの上端部に装
    架されたはす歯歯車とを包含し、着地装置をローギヤで
    操作した時、前記第1の脚の入力シャフトおよび前記ピ
    ニオン歯車が回転し前記ピニオン歯車が前記遊星ピニオ
    ン歯車の第1の組の歯車歯とかみ合ってこの遊星ピニオ
    ン歯車およびこれに取付けた縮径の第2の組の歯車歯を
    回転せしめ、前記遊星ピニオン歯車の回転する第2の組
    の歯車歯が前記内歯歯車とかみ合い前記出力スタブと前
    記出力シャフトのはす歯ピニオン歯車とを回転させ、前
    記回転するはす歯ピニオン歯車は前記第1の脚のはす歯
    歯車およびこれに取付けたもち上げねじシャフトを回転
    し、前記出力シャフトは同時に前記作動的に連結した第
    2の脚の入力シャフトおよびこれに取付けたはす歯ピニ
    オン歯車を回転させ、前記回転する第2の脚のはす歯ピ
    ニオン歯車は前記第2の脚のはす歯歯車を回転させて前
    記もち上げねじシャフトを回転せしめ、これによって前
    記第1の脚の入力シャフトの回転数対両脚のインチ単位
    の垂直移動距離の比を約20ないし約40としたこと、
    および前記歯車手段をハイギヤに切り換えた時、前記ピ
    ニオン歯車が前記入力キャリヤに形成した補形的なスプ
    ラインスロットに係合して前記入力キャリヤ、これに取
    付けた前記出力スタブ、前記はす歯ピニオン歯車および
    前記出力シャフトを回転せしめ、前記回転する第1の脚
    のはす歯ピニオン歯車は前記第1の脚のはす歯車歯とか
    み合ってこれを回転せしめ、前記出力シャフトは同時に
    前記作動的に連結した第2の脚の入力シャフトおよびこ
    れに取付けたはす歯ピニオン歯車を回転せしめ、前記回
    転する第2の脚のはす歯ピニオン歯車は前記第2の脚の
    はす歯歯車とかみ合ってこれを回転せしめてこれに取付
    けた前記もち上げねじシャフトを回転させ、これによっ
    て前記第1の脚の入力シャフトの回転数対両脚のインチ
    単位の垂直移動距離の比を約3ないし約4.5としたこ
    とを特徴とするセミトレーラ用着地装置。
  4. 【請求項4】(a)セミトレーラの前端部におおよそ隣
    接して横方向に互いに間隔を隔てた関係で前記前端部に
    装架された第1および第2の直立の入れ子式に伸縮可能
    の脚と、(b)前記第1の脚に回転可能に装架され、出
    力シャフトは前記第2の脚に回転可能に装架された入力
    シャフトに作動的に連結された、一線上に並ぶ横向きの
    入出力シャフトと、(c)着地装置をハイギヤすなわち
    高速およびローギヤすなわち低速で操作するため前記入
    出力シャフトのそれぞれにおおよそ隣接してこれらに装
    架され、前記第1の脚の入出力シャフトの歯車手段をロ
    ーギヤに切り換えた時、約15ないし約50の前記第1
    の脚の入力シャフトの回転数対両脚のインチ単位の垂直
    移動距離の比を達成させ、前記第1の脚の入力シャフト
    のスプラインを前記出力シャフトのスプラインスロット
    に係合させることにより前記第1の脚の歯車手段をハイ
    ギヤに切り換えた時約2ないし約5の前記比が達成され
    るようにした歯車手段とを包含して成るセミトレーラ用
    着地装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載のセミトレーラ用着地装置に
    おいて、前記歯車手段が、(i)前記第1の脚の入力シ
    ャフトの内側の端部に装架された前記スプラインまたは
    ピニオン歯車と、(ii)前記第1の脚の入力シャフトに
    隣接して固定のシャフトに装架され、第1の組の歯車歯
    を有する外側部分と第2の組の歯車歯を有する縮径の一
    体の内側部分とを包含する中間歯車と、(iii)前記出
    力シャフトの外側の端部に装架され周縁に沿って形成し
    た歯と前記ピニオン歯車と寸法および形状において補形
    をなして外側中央部分に形成した前記スプラインスロッ
    トとを有する二重機能歯車と、(iv)この二重機能歯車
    から内側において前記出力シャフトに装架したはす歯ピ
    ニオン歯車と、(v)前記第1の脚の内部に装架された
    直立のもち上げねじシャフトの上端部に装架されたはす
    歯歯車と、(vi)前記第2の脚の入力シャフトに装架さ
    れたはす歯ピニオン歯車と、(vii)前記第2の脚内に
    装架された直立のもち上げねじシャフトの上端部に装架
    されたはす歯歯車とを包含し、着地装置がローギヤで操
    作される時前記第1の脚の入力シャフトとこれに取付け
    られたピニオン歯車が回転せしめられ前記ピニオン歯車
    が前記中間の歯車の第1の組の歯車歯とかみ合って前記
    中間の歯車を回転させ、前記第2の組の歯車歯が前記二
    重機能歯車の歯車歯とかみ合って前記二重機能歯車、こ
    れに取付けた出力シャフトおよびはす歯ピニオン歯車を
    回転させ、回転する前記はす歯ピニオン歯車は前記はす
    歯歯車とかみ合ってこれを回転させて前記もち上げねじ
    シャフトを回転させ、前記作動的に連結した第2の脚の
    入力シャフトおよびこれに取付けたはす歯ピニオン歯車
    は前記回転する出力シャフトによって同時回転せしめら
    れ、前記回転する第2の脚の入力シャフトのはす歯ピニ
    オン歯車は前記第2の脚のはす歯歯車とかみ合ってこれ
    を回転させて前記第2の脚のもち上げねじシャフトを回
    転させ、これによって前記第1の脚の入力シャフトの回
    転数対両脚のインチ単位の垂直移動距離の比を約20な
    いし約40とし、さらに前記歯車手段がハイギヤに切り
    換えられた時は、前記ピニオン歯車が前記二重機能歯車
    に形成された前記補形的なスプラインスロットに係合し
    て前記二重機能歯車、出力シャフトおよびはす歯ピニオ
    ン歯車を回転させ、前記回転するはす歯ピニオン歯車は
    前記はす歯歯車および前記もち上げねじシャフトにかみ
    合ってこれらを回転させ、前記出力シャフトが前記作動
    的に連結した第2の脚の入力シャフトおよびこれに取付
    けたはす歯ピニオン歯車を同時に回転させ、前記回転す
    る第2の脚の入力シャフトのはす歯ピニオン歯車が前記
    第2の脚のはす歯歯車とかみ合ってこれを回転させて前
    記もち上げねじシャフトを回転させ、これによって前記
    第1の脚の入力シャフトの回転数対両脚のインチ単位の
    垂直移動距離の比を約3ないし約4.5とすることを特
    徴とするセミトレーラ用着地装置。
  6. 【請求項6】請求項4記載のセミトレーラ用着地装置に
    おいて、前記歯車手段が、(i)前記第1の脚の入力シ
    ャフトの内側の端部に装架されたスプラインまたはピニ
    オン歯車と、(ii)前記出力シャフトの外側の端部に装
    架され外側の面に取付けた出力スタブを有するはす歯ピ
    ニオン歯車と、(iii)前記ピニオン歯車と寸法および
    形状において補形をなす前記スプラインスロットを形成
    され前記出力スタブとの間に延在しこれに取付けられた
    複数のドエルピンによって前記出力スタブから外側に間
    隔を隔てた関係で装架された入力キャリヤと、(iv)前
    記出力スタブと前記入力キャリヤとの間で前記ドエルピ
    ンのそれぞれに装架され、それぞれ第1の組の歯車歯を
    有する外側部分と第2の組の歯車歯を有する一体の縮径
    の内側部分とを有する遊星ピニオン歯車と、(v)前記
    第1の脚の外側の壁に形成された開口の周囲に沿ってお
    およそ形成された内歯歯車と、(vi)前記第1の脚の中
    に装架された直立のもち上げねじシャフトの上端部に装
    架されたはす歯歯車と、(vii)前記第2の脚の入力シ
    ャフトに装架されたはす歯ピニオン歯車と、(viii)前
    記第2の脚の中に装架された直立のもち上げねじシャフ
    トの上端部に装架されたはす歯歯車とを包含し、着地装
    置をローギヤで操作した時、前記第1の脚の入力シャフ
    トおよび前記ピニオン歯車が回転し前記ピニオン歯車が
    前記遊星ピニオン歯車の第1の組の歯車歯とかみ合って
    この遊星ピニオン歯車およびこれに取付けた縮径の第2
    の組の歯車歯を回転せしめ、前記遊星ピニオン歯車の回
    転する第2の組の歯車歯が前記内歯歯車とかみ合い前記
    出力スタブと前記出力シャフトのはす歯ピニオン歯車と
    を回転させ、前記回転するはす歯ピニオン歯車は前記第
    1の脚のはす歯歯車およびこれに取付けたもち上げねじ
    シャフトを回転し、前記出力シャフトは同時に前記作動
    的に連結した第2の脚の入力シャフトおよびこれに取付
    けたはす歯ピニオン歯車を回転させ、前記回転する第2
    の脚のはす歯ピニオン歯車は前記第2の脚のはす歯歯車
    を回転させて前記もち上げねじシャフトを回転せしめ、
    これによって前記第1の脚の入力シャフトの回転数対両
    脚のインチ単位の垂直移動距離の比を約20ないし約4
    0としたこと、および前記歯車手段をハイギヤに切り換
    えた時、前記ピニオン歯車が前記入力キャリヤに形成し
    た補形的なスプラインスロットに係合して前記入力キャ
    リヤ、これに取付けた前記出力スタブ、前記はす歯ピニ
    オン歯車および前記出力シャフトを回転せしめ、前記回
    転する第1の脚のはす歯ピニオン歯車は前記第1の脚の
    はす歯車歯とかみ合ってこれを回転せしめ、前記出力シ
    ャフトは同時に前記作動的に連結した第2の脚の入力シ
    ャフトおよびこれに取付けたはす歯ピニオン歯車を回転
    せしめ、前記回転する第2の脚のはす歯ピニオン歯車は
    前記第2の脚のはす歯歯車とかみ合ってこれを回転せし
    めてこれに取付けた前記もち上げねじシャフトを回転さ
    せ、これによって前記第1の脚の入力シャフトの回転数
    対両脚のインチ単位の垂直移動距離の比を約3ないし約
    4.5としたことを特徴とするセミトレーラ用着地装
    置。
  7. 【請求項7】(a)上部脚部分、下部脚部分および前記
    下部脚部分を前記上部脚部分に対して伸長させるもち上
    げ機構とを包含しトレーラを支持する脚手段と、(b)
    前記もち上げ機構を駆動する軸線方向に一線上に並んだ
    回転可能の入力シャフトと出力シャフトであって、入力
    シャフトは速度変更のために軸線方向に可動とした入出
    力シャフトと、(c)前記入力シャフトを軸線方向に或
    る位置へと動かした時前記入力シャフト、前記出力シャ
    フトおよび前記もち上げ機構に作動的に連結されて装置
    が或る速度で作動するようにし、かつ前記もち上げ機構
    とともに前記脚手段内におおよそ収容されるようにした
    歯車手段と、(d)前記入力シャフトを軸線方向に或る
    別の位置に動かした時前記入力シャフト、前記出力シャ
    フトと作動的に連結されて装置が或る別の速度で作動す
    るようにし、前記もち上げ機構は前記入力シャフトが前
    記或る別の位置に動かされた時前記歯車手段を介して前
    記出力シャフトに作動的に連結されるようにするクラッ
    チ手段とを包含する複数速度トレーラ支持装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の複数速度トレーラ支持装置
    において、前記歯車手段が、(i)前記入力シャフトの
    中央部分に一体に形成したピニオン歯車と、(ii)前記
    入力シャフトにおおよそ隣接して回転可能に装架され、
    外側の端部に一体に形成された第1の歯車と内側の端部
    に一体に形成されたピニオン歯車とを有する中間シャフ
    トと、(iii)前記入力シャフトの内側の端部に装架さ
    れ中央部分に一体に形成した第1の歯車を有する細長い
    シャフトとこの細長いシャフトに一体に形成され前記第
    1の歯車内にかくされているはす歯ピニオン歯車とを包
    含するクラスタ歯車と、(iv)前記もち上げ機構の直立
    のもち上げねじシャフトの上端部に装架されたはす歯歯
    車とを包含し、前記クラッチ手段が、(v)前記入力シ
    ャフトのピニオン歯車に隣接してこれから内側で前記入
    力シャフトに一体に形成したスプライン歯車と、(vi)
    前記クラスタ歯車の細長いシャフトの外側の端部に形成
    した補形的なスプラインスロットとであって、前記スプ
    ラインスロットが前記細長いシャフトに形成した長手方
    向の連続的な円筒形の開口と連通し、この連続的な円筒
    形の開口が前記細長いシャフトの内側の端部に形成した
    縮径した長手方向に連続的な円筒形の開口で終ってお
    り、この結果前記入力シャフトの内側の端部が前記細長
    いシャフトの前記長手方向の連続的な円筒形の開口内に
    入れる関係で回転可能にかつ滑動可能に配設され、前記
    出力シャフトの外側の端部が前記細長いシャフトの前記
    縮径した長手方向に連続的な円筒形の開口内に装架され
    ており、トレーラ支持装置を低速に操作した時は前記入
    力シャフトおよびこれに取付けたピニオン歯車は外側方
    向にシフトされかつ回転せしめられて前記ピニオン歯車
    は前記中間シャフトの前記第1の歯車にかみ合うに至っ
    て前記中間シャフトを回転させ、この回転する中間シャ
    フトのピニオン歯車は前記クラスタ歯車の細長いシャフ
    トの前記第1の歯車とかみ合って前記細長いシャフト、
    前記作動的に連結した出力シャフトおよび一体の凹んだ
    はす歯ピニオン歯車を回転させ、前記回転するはす歯ピ
    ニオン歯車は前記はす歯歯車とかみ合ってこれを回転さ
    せて前記もち上げねじシャフトを回転させ、前記はす歯
    歯車は前記細長いシャフトの第1の歯車内に組み合さっ
    ており、これによって前記入力シャフトの回転数対前記
    脚手段のインチ単位の垂直移動距離の比を約20から約
    40とし、さらに前記歯車手段を高速に切り換えた時に
    は、前記入力シャフトが内側方向にシフトして前記入力
    シャフトのピニオン歯車が前記中間シャフトの第1の歯
    車から離れ前記スプライン歯車が前記細長いシャフトの
    スプラインスロットと係合して前記細長いシャフト、前
    記作動的に連結した出力シャフト、前記一体のはす歯ピ
    ニオン歯車を回転させ、この回転するはす歯ピニオン歯
    車が前記はす歯歯車および前記もち上げねじシャフトと
    かみ合ってこれらを回転させ、前記はす歯歯車は前記細
    長いシャフトの第1の歯車内に組み合っており、これに
    よって前記入力シャフトの回転数対前記脚手段のインチ
    単位の垂直移動距離の比を約3から約4.5までとし
    た、複数速度トレーラ支持装置。
  9. 【請求項9】請求項7記載の複数速度トレーラ支持装置
    において、前記歯車手段が、(i)前記入力シャフトの
    内側の端部に一体に形成したピニオン歯車と、(ii)前
    記入力シャフトにおおよそ隣接して回転可能に装架さ
    れ、外側の端部に一体に形成された第1の歯車と内側の
    端部に一体形成されたピニオン歯車とを有する中間シャ
    フトと、(iii)前記出力シャフトの外側の端部に装架
    され、内側の端部に一体に形成された第1の歯車と前記
    細長いシャフトの第1の歯車に隣接してこれから外側に
    おいて内側の端部に一体に形成されたはす歯ピニオン歯
    車とを包含する組合せ歯車部材と、(iv)前記もち上げ
    機構の直立のもち上げねじシャフトの上端部に装架した
    はす歯歯車とを包含し、前記クラッチ手段が、(v)前
    記入力シャフトのピニオン歯車から内側で前記入力シャ
    フトに一体に形成した拡径ピンと、(vi)前記組合せ歯
    車部材の細長いシャフトの外側の端部に形成され、前記
    細長いシャフトに形成された長手方向の連続的に拡大す
    る円筒形の開口と連通し、前記出力シャフトを前記細長
    いシャフトの円筒形の開口に装架されるようにするキャ
    ビティとを包含し、トレーラ支持装置を低速に操作した
    時は前記入力シャフトおよびこれに取付けたピニオン歯
    車は内側方向にシフトされかつ回転せしめられて前記ピ
    ニオン歯車は前記中間シャフトの前記第1の歯車にかみ
    合うに至って前記中間シャフトを回転させ、前記入力シ
    ャフトのピンは前記細長いシャフトの前記円筒形の開口
    内で自由に回転し、前記回転する中間シャフトのピニオ
    ン歯車は前記組合せ歯車部材の前記第1の歯車とかみ合
    って前記組合せ歯車部材の細長いシャフト、前記作動的
    に連結した出力シャフトおよび前記一体のはす歯ピニオ
    ン歯車を回転させ、前記回転するはす歯ピニオン歯車は
    前記はす歯歯車とかみ合ってこれを回転させて前記もち
    上げねじシャフトを回転させ、これによって前記入力シ
    ャフトの回転数対前記脚手段のインチ単位の垂直移動距
    離の比を約20から約40とし、さらに前記歯車手段を
    高速に切り換えた時には、前記入力シャフトが外側方向
    にシフトして前記入力シャフトのピニオン歯車が前記中
    間シャフトの第1の歯車から離れ前記入力シャフトの拡
    径ピンが前記組合せ歯車部材の細長いシャフトの前記キ
    ャビティと係合して前記細長いシャフト、前記作動的に
    連結した出力シャフト、前記一体のはす歯ピニオン歯車
    を回転させ、この回転するはす歯ピニオン歯車が前記は
    す歯歯車および前記もち上げねじシャフトとかみ合って
    これらを回転させ、これによって前記入力シャフトの回
    転数対前記脚手段のインチ単位の垂直移動距離の比を約
    3から約4.5までとした、複数速度トレーラ支持装
    置。
  10. 【請求項10】(a)セミトレーラの前端部におおよそ
    隣接して横方向に互いに間隔を隔てた関係で装架され脚
    を伸長させたり引込めたりするためのもち上げ機構をそ
    れぞれ包含する第1および第2の直立の入れ子式の脚
    と、(b)前記第1の脚に回転可能に装架され、出力シ
    ャフトが前記第2の脚に回転可能に装架された入力シャ
    フトに作動的に連結されている、軸線方向に一線に並び
    横向きの入出力シャフトと、(c)前記入れ子式の脚内
    におおよそ収容され、前記入力シャフト、前記出力シャ
    フトおよび前記もち上げ機構を作動的に連結して、前記
    第1の脚の入力シャフトが、前記第1の脚の歯車手段お
    よびもち上げ機構をハイギヤすなわち高速およびローギ
    ヤすなわち低速にと操作するようにシフト可能であり、
    これによって前記第1の脚の入力シャフトをローギヤに
    シフトした時前記第1の脚の入力シャフトの回転数対前
    記両脚のインチ単位の垂直移動距離の比を約15から約
    50までとし、前記第1の脚の入力シャフトをハイギヤ
    にシフトした時には前記比を約2から約5とするように
    したセミトレーラ用2速式着地装置。
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