JPH0513866Y2 - - Google Patents

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JPH0513866Y2
JPH0513866Y2 JP1986010441U JP1044186U JPH0513866Y2 JP H0513866 Y2 JPH0513866 Y2 JP H0513866Y2 JP 1986010441 U JP1986010441 U JP 1986010441U JP 1044186 U JP1044186 U JP 1044186U JP H0513866 Y2 JPH0513866 Y2 JP H0513866Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば特定管理区域の通行管理を
個人識別情報の入力に基づいて行なう通行制御装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種の通行制御装置としては、例えば特
開昭60−156876号がある。この通行制御装置は第
3図に示す如く、カードリーダ1,1が特定管理
区域(例えば金庫室)へ通ずるドアT1近辺と、
特定管理区域内の該ドアT1近辺にそれぞれ設置
されている。そして、特定管理区域への通行者
は、カードリーダ1に個人識別情報をIDカード
等によつて読み込ませて身分照合を受け、通行許
可者であることが判断された後、ドアT1の電気
錠J1が解錠し通行可能となる。
また、特定管理区域より退出時には、該管理区
域内のカードリーダ1にIDカードを読み込ませ、
ドアT1の電気錠J1の解錠要求を行なうと共
に、管理区域より退出したことを管理センタへ知
らせ、滞留者管理を行なうにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上のように構成された従来の通行制御装置
は、管理区域内外にそれぞれIDカードのカード
リーダ等の個人判別装置を設置し、管理区域への
入退出を管理していた為、装置全体が高価なもの
になるといつた問題点がある。
この考案は上記のような従来の問題点を解消す
るためになされたもので、特定管理区域への通行
時の通行制御及び退出時の滞留者管理を単一の個
人判別装置で行なう安価な通行制御装置を得るこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る通行制御装置は、特定管理区域
への進入時に、カードリーダに読み込まれたID
カードの個人識別情報に基づいて特定管理区域へ
の通用戸を開放する手段と、特定管理区域よりの
退出時に、上記通用戸の電気錠を解錠して退出後
上記カードリーダに再度IDカードを読み込ませ
退出表示を行い退出の確認をさせると共に、再度
の進入時における個人識別情報照合態勢を作る手
段とを設けたものである。
〔作用〕
この考案による通行制御装置によれば、特定管
理区域への進入時にはIDカードリーダ等のID判
別装置を使い、上記管理区域よりの退出時には管
理区域通用戸の電気錠を解錠して退出し、退出
後、上記ID判別装置にIDカードを読み込ませ退
出確認を行なわせると共に、退出の確認動作を行
わない時は当人は管理区域より退出したと認知さ
れないので再度進入時における個人識別情報照合
動作は不能となり、進入し得ないので単一のID
判別装置で従来同様の通行管理を行なえる安価な
通行制御装置を提供し得える。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例による全体構成図
であり、図において1はIDカードより個人識別
情報(以下ID情報と略記する)を読み取るカー
ドリーダ、2は上記ID情報に基づき個人判別を
行ない特定管理室の通行の可否を行なう個人判別
手段を示し、該個人判別手段2は各ID情報をそ
れぞれ特定の電気信号に変換するデコーダDE1
と、該各デコーダ信号A1〜A3に基づき各ゲー
ト回路G1〜G3をオープンさせるAND回路
AD1〜AD3と、ゲート回路G1〜G3がオー
プンされた結果、メモリM1〜M3よりゲート回
路G11〜G13を介して読み出された登録ID
情報と、カードリーダ1より読み込まれたID情
報を比較照合し、本人の一致を判別し一致信号S
1〜S3を出力する一致検出器D1〜D3と、一
致信号S1〜S3を瞬時電気錠へ送出するフリツ
プフロツプ回路OM1〜OM3とOR回路OR0よ
り構成される。
次に8は上記一致信号S1〜S3等に基づいて
電気錠解錠指令を送出する解錠手段であり、解錠
時間を設定するフリツプフロツプ回路OM4,
OR回路OR1、及び管理室への入退室を表示す
るランプL1,L2より構成される。4は上記管
理室よりの退室時に、管理室内で解錠要求を送す
る解錠要求スイツチ機構であり、4Aは解錠スイ
ツチ、OM5は解錠要求信号K1を所定時間送出
するフリツプフロツプ回路である。
更に、5はID情報の一致検出後のID情報照合
動作を無効制御すると共に、退室後のIDカード
読み取りに伴つて再度のID情報照合動作を可能
とする入退出管理手段であり、該手段は一致信号
S1〜S3に基づいてメモリM1〜M3よりの登
録ID情報を読出し制御する制御信号C1〜C3
を“L”レベルにして送出するR−Sフリツプフ
ロツプ回路RS1〜RS3と、上記制御信号C1〜
C3を反転させる為、解錠要求信号K1とデコー
ダ出力A1〜A3をR−Sフリツプフロツプ回路
RS1〜RS3のリセツト端子へ送出するAND回
路AD4〜AD6及びOR回路OR2〜OR4と、
AND回路AD4〜AD6の出力信号を退室表示ラ
ンプL2へ送出するOR回路OR5をより構成さ
れる。尚RB0は手動操作にてR−Sフリツプフ
ロツプ回路RS1〜RS3にリセツト信号を出力す
リセツト釦である。
次に上記構成に基づいて、第2図に示される特
定管理区域の通行制御システムについての詳細な
説明を行なう、本システムでは戸T1を隔てた管
理室入側にカードリーダ1、進入表示ランプL
1、退室表示ランプL2があり、管理室内側に戸
T1の電気錠J1を解錠する解錠スイツチ4Aが
配置されている。
特定管理室への入室要求者がカードリーダ1に
IDカードをかけると、該IDカードの個人識別情
報はデコーダDE1でデコーダ信号A1に変換さ
れてAND回路AD1の1入力端子に入力する。
該AND回路AD1の他入力端子には前回の退室
時に退室確認を行なつた為、既に“H”レベルの
制御信号C1が入力されている。従つて、AND
回路AD1出力を受けるゲート回路G1はオープ
ン状態となり、また通行可能な時間帯T1にオー
プン状態となつているゲート回路G11を介して
登録ID情報がメモリM1より一致検出回路D1
に入力される。一致検出回路D1ではカードリー
ダ1に入力されたID情報と登録ID情報の照合動
作を行ない、一致検出時には一致信号S1を送出
する。
該一致信号S1はフリツプフロツプ回路OM1
により0.5秒の瞬時パルスとなつて、OR回路OR
0を介して解錠手段3のフリツプフロツプ回路
OM4に入力される。この結果、4秒間の解錠指
令が送出されて、入室表示ランプL1を点灯する
と共に、OR回路OR1を介して電気錠J1へ電
気錠解錠指令K0を送出する。また一方、上記瞬
時パルスはR−Sフリツプフロツプ回路RS1の
セツト端子Sに入力され、1出力より“L”レ
ベル出力を個人判別手段2のAND回路AD1に
保持出力し、入室要求者の管理室入室後は個人照
合動作を無効制御する。
次に上記管理室より退室時には、管理室内の解
錠スイツチ4Aを操作し、フリツプフロツプ回路
OM5より4秒パレスの解錠要求信号K1を解錠
手段3のOR回路OR1に送出して電気錠J1へ
電気錠解錠指令K0を送出する。電気錠J1解錠
後、退室者は、所定時間内(例えば4秒)にID
カードをカードリーダ1にかけ、デコーダDE1
よりデコーダ信号A1を解錠要求信号K1が入力
されているAND回路AD4へ送出する。この結
果、AND回路AD4出力信号はOR回路OR2を
介してR−Sフリツプフロツプ回路RS1のリセ
ツト端子に入力されて1出力を“H”レベルに
反転し、個人判別手段2のAND回路AD1の入
力を“L”レベルより“H”レベルに反転する。
これにより、退室者は再入室時にはIDカードの
照合結果に基づいて入室可能となる。この入室可
能状態はOR回路OR5を介して入力されるAND
回路AD4出力で点灯する退室表示ランプL2の
点灯状態に基づいて確認できる。また退室表示に
基づいて管理センタでは滞留者管理も行なえる。
尚、退室時、IDカード読み取り未完な場合は、
再入室時に管理センタ側のリセツト釦RB0操作
により、AND回路AD1の入力を“H”レベル
に反転させ入室可能となるバツクアツプ機能も備
えている。
また、本考案は上記実施例に限定されるもので
なく、以下のような変形例も可能である。
1 上記実施例では通行要求者を3人の人の例を
示したが人数が多い時も同様に通行制御出来
る。
2 通行条件としてID情報(例えばID番号)と
時間帯としたが、部屋が多い時には部屋へ入れ
るランクを設け、そのランクに応じて通行可否
の条件としても良い。又有効期限も条件に入れ
ても良い。
3 解錠スイツチを押した時にも部屋内にOKラ
ンプを点灯する様にしても良い。
4 手動扉に電気錠を加えたものの代りに自動扉
を使つても良い。
5 カードリーダの代りに、テンキー、手形判別
機、指紋判別機、音声認識等いずれのID判別
装置を1つ又は組合せて使つても同様にでき
る。
6 退室者がカードリーダでリードする事を忘れ
ない様オートアナウンス等の報知をしても良
い。又、忘れた人が次にカードリーダで入ろう
とした時「出る時にカードリードする事を忘れ
た」事を知らせる様にしても良い。
7 テンキーとカードリーダを設け、入室時はカ
ードリーダで入り、退室時はテンキーにしても
良い。この時、退室時にテンキーを忘れた人は
カードリーダとテンキーの両方の操作をすれば
入れる様にしても良い。
8 解錠スイツチは退室を要求するスイツチなら
何でも良い。
9 全てのフリツプフロツプ回路は運用に合致し
た時間に設定できる様にしても良い。
10 R−Sフリツプフロツプ回路RS1〜RS3の
Q1〜Q3の出力でランプ表示し、誰れが部屋
にいるか帯留者管理をしても良い。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば特定管理区域へ
の通用扉を個人識別情報入力装置により開放し、
特定管理区域よりの退出時に通用扉の電気錠解錠
にて退出し、退出後再度個人識別情報入力装置を
動作することで、管理区域への再進入可能が確定
される構成となつているため、単一の個人識別情
報入力装置で通行管理を行えるので安価な通行制
御装置を提供し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の通行制御装置の一実施例を
示す全体回路図、第2図は本実施例を適用した通
行制御システムの説明図、第3図は従来の通行制
御システムの説明図である。 図において、1はカードリーダ、2は個人判別
手段、M1〜M3はメモリ、3は解錠手段、4は
解錠スイツチ機構、4Aは解錠要求スイツチ、5
は入退出管理手段。なお、図中、同一符号は同一
又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 特定管理区域への進入時に管理区域入側に設
    けられた個人識別情報入力装置より入力された
    個人識別情報を、予じめ記憶部に記憶された登
    録個人情報と照合し一致判定時に一致信号を出
    力する個人判別手段と、該一致信号に基づき管
    理区域通用扉の電気錠へ解錠指令を送出する解
    錠手段と、特定管理区域よりの退出時に、上記
    電気錠へ解錠指令を送出する解錠要求スイツチ
    機構と、退出時に上記個人識別情報入力装置を
    再操作することで退出者による再進入の際の個
    人識別情報照合動作を可能とする入退出管理手
    段とを備えたことを特徴とする通行制御装置。 (2) 上記入退出管理手段は、退出時における個人
    識別入力装置の再操作不履行により起こる再進
    入時の個人識別情報照合動作の不能を解消する
    機能を備えたことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の通行制御装置。 (3) 上記入退出管理手段は、管理区域に人が滞留
    しているか否かを表示することを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の通行制御装
    置。
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JPS62124156U JPS62124156U (ja) 1987-08-06
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JP2790456B2 (ja) * 1988-01-26 1998-08-27 三菱電機株式会社 会議室運用システム
JP2556914B2 (ja) * 1989-12-19 1996-11-27 三菱電機株式会社 入退室管理システム

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JPS62124156U (ja) 1987-08-06

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