JP2002147080A - 生体情報認証装置および生体情報認証システム - Google Patents

生体情報認証装置および生体情報認証システム

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JP2002147080A
JP2002147080A JP2000346109A JP2000346109A JP2002147080A JP 2002147080 A JP2002147080 A JP 2002147080A JP 2000346109 A JP2000346109 A JP 2000346109A JP 2000346109 A JP2000346109 A JP 2000346109A JP 2002147080 A JP2002147080 A JP 2002147080A
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JP
Japan
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authentication
signal
person
authentication device
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JP2000346109A
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English (en)
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Shin Yamada
伸 山田
Toshiaki Akimoto
俊昭 秋元
Hiroshi Furuyama
浩志 古山
Kenji Nagao
健司 長尾
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 警備員がいない場合の入退室管理や玄関の錠
の開閉制御に有効であり、警備員がいる場合にも警備員
の負担を軽減できる入退室管理システムを提供する。 【解決手段】 生体情報を用いて認証を行い受理の信号
または拒否の信号を出力する認証手段103と、認証手
段103から拒否の信号が出力されたときに、受理され
るべき人物の携帯電話104に拒否の信号を送信する送
信手段106と、前記携帯電話104から受理の信号ま
たは拒否の信号を受信して出力する受信手段107を備
えるものであり、認証手段103が誤って本人を拒否し
た場合でも、本人の携帯電話104に認証結果を送信す
るので、本人がすぐに認証の誤りを訂正することができ
る。本人が携帯電話104を携帯していない場合、登録
された人物(警備員や家族)の携帯電話104に本人の
生体情報を送り、認証結果を判断してもらってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入退室管理システム
や家庭の玄関の扉や錠の開閉制御などに適用される生体
情報認証装置および生体情報認証システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から顔画像を用いて入退室を管理す
るシステムが開発されており、例えば特開平9−319
877号公報に記載の入退室管理システムが知られてい
る。また、生体情報を用いた認証方法としては、顔画像
を印刷したカードから顔画像を読み取り、同時にカード
使用者の像をビデオカメラで読み取ってカードの所有者
と使用者との顔画像の一致をとる方法が考案されている
(特開平5−233783号公報)。
【0003】以下、従来の入退室管理システムについて
図10を用いて説明する。
【0004】図10は、情報記録媒体(以下、単に「記
録媒体」という。)1010を携帯して入室しようとす
る入室者(以下、「被確認者」ともいう。)に対し、正
規の入室者本人か否かを判断し、それに応じて入室許可
を与えて入退室管理を行うシステムの構成図である。こ
のシステムは、データベース1011などによって構成
される制御端末1001を有し、この制御端末1001
に、監視室1020に設置されるタッチパネル付き監視
モニタ1002及び扉開錠スイッチ1003と、セキュ
リティを要するエリアに通じる入室エリア1030に設
置される監視カメラ1004、リーダライタ1005、
テンキーボード1006及び電磁錠1007とが各々接
続されて構成されている。
【0005】入室エリア1030に設置される監視カメ
ラ1004は、入室者の顔を撮影する撮影手段である。
リーダライタ1005は、制御端末1001の制御の下
で必要に応じて入室者が携帯する記録媒体1010から
本人情報を読み出すとともに、記録媒体1010に更新
すべき本人情報の書き込みを行うものである。テンキー
ボード1006は、入室者が本人確認の一手段として所
定のパスワードを入力するために使用するものである。
【0006】電磁錠1007は、入退室を行う入退室用
扉に設置されるものであり、入室許可が与えられた場合
に、監視室1020の警備員の扉開錠スイッチ1003
の操作により開閉するようになっている。この電磁錠1
007は、制御端末1001を介して電磁制御により開
閉制御される錠前である。記録媒体1010は、ICカ
ード、フロッピー(登録商標)ディスク又は光ディスク
等の記憶メディアであり、顔画像データ(顔情報)を含
む本人情報を格納できるだけの記憶容量を十分備えてい
る。この記録媒体1010に格納された本人情報は、制
御端末1001の制御の下でリーダライタ1005によ
り読み出し又は書き込みが行われる。
【0007】図10に示した従来システムでは、まず、
入室しようとする者(被確認者101)は入室エリア1
030に設置されたリーダライタ1005に記録媒体1
010を挿入する。記録媒体1010が挿入されると、
リーダライタ1005は記録媒体1010に記録されて
いる情報の読み取りを行う。制御端末1001は、読み
取った記録媒体1010内の情報と、制御端末1001
のデータベース1011内に記憶した正規の入室者の情
報とを比較し、挿入された記録媒体1010の本人情報
に該当する情報がデータベース1011内に存在するか
否かを調べるために検索を行う。
【0008】データベース1011内に記録媒体101
0に該当するデータがなかった場合、すなわち入室者と
しての登録がなかった場合には、記録媒体1010を返
却して処理を終了する。一方、データベース1011内
に該当するデータが存在していた場合、すなわち入室者
としての登録があった場合には、次に被確認者101
は、本人確認の一手段として、パスワードを入力する。
【0009】ここで、被確認者101により入力された
パスワードと、データベース1011内のパスワードが
不一致だった場合には、記録媒体1010を返却して処
理を終了する。一方、パスワードが一致した場合には、
記録媒体1010内に保持された顔画像データと、デー
タベース1011内の顔画像データをデータ的に比較す
る。記録媒体1010及びデータベース1011の顔画
像データは、前回この入室を許可された際に監視カメラ
1002により撮影されたものである。これらの一致を
確認することで、記録媒体1010内の顔画像データが
改ざんされたものでないことが確認できる。
【0010】記録媒体1010及びデータベース101
1の両顔画像データが不一致だった場合、記録媒体10
10を返却して処理を終了する。一方、両データが一致
した場合には、監視室1020の監視モニタ1002
に、撮影中の現在入室しようとしている人物の画像と、
データベース1011内に保持した前回入室した人物の
画像を表示する。
【0011】警備員は、監視モニタ1002に表示され
た両画像を比較し、同一人物であると判断した場合に
は、監視モニタ1002の画面上の一致ボタン1041
を押圧し、不一致と判断した場合には、不一致ボタン1
042を押圧する。これにより、記録媒体1010の携
帯者の正当性が確認できる。
【0012】不一致ボタン1042が押圧された場合に
は、記録媒体1010を返却して処理を終了する。一
方、一致ボタン1041が押圧された場合には、監視モ
ニタ1002の画面上に開錠を促すメッセージが表示さ
れるので、警備員はこれに従って、開錠スイッチ100
3を入れる。
【0013】また、このとき制御端末1001は、現在
入室しようしている人物の画像を取り込み、記録媒体1
010内の顔画像データと、データベース1011内の
顔画像データを最新の顔画像データに書き換えて本人情
報の更新を行う。情報の更新が行われたら、制御端末1
001は、最後に電磁錠7を開き入室可能とするととも
に、記録媒体1010を返却して処理を終了する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
技術では、警備員が人物の最終的な照合を行っていた。
しかしながら、家庭の玄関の扉の開閉制御のように警備
員がいない場合に適用できないという課題を有してい
た。また、警備員に照合の負担がかかるという課題もあ
る。
【0015】特開平5−233783号公報に記載され
ているように自動的に照合を行うという方法もあるが、
顔画像のような生体情報を使ったユーザ認証は、本人を
誤って他人と判別してしまう誤り率(FRR)と他人を誤っ
て本人と判別してしまう誤り率(FAR)が0ではない。
従って、生体情報を用いた認証を行う際には誤りに対応
することが必要になるが、有効な方法は知られていな
い。
【0016】本発明は、警備員がいない場合の入退室管
理や家庭の玄関の扉や錠の開閉制御に有効であり、警備
員がいる場合にも警備員の負担を軽減できる入退室管理
システムを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、生体情報を用いて認証を行い受理の信号ま
たは拒否の信号を出力する認証手段と、認証手段から拒
否の信号が出力されたときに、受理されるべき人物の携
帯端末に拒否の信号を送信する送信手段と、前記携帯端
末から受理の信号または拒否の信号を受信して出力する
受信手段を備えることを特徴とする。
【0018】また、生体情報を用いて認証を行い生体情
報と認証結果を出力する認証手段と、前記認証結果が拒
否であるときに、あらかじめ登録された人物の携帯端末
に前記生体情報と拒否の信号を送信する送信手段と、前
記携帯端末から受理の信号または拒否の信号を受信して
出力する受信手段を備えることを特徴とする。
【0019】これにより、認証手段が誤って本人を拒否
した場合でも、本人の携帯端末に認証結果を送信するの
で、本人がすぐに認証の誤りを訂正することができる。
このように、本人が認証誤りを訂正できるので、警備員
がいない場合の入退室管理に有効であり、家庭の玄関の
錠の開閉制御システムにも利用することができる。
【0020】また、認証手段が誤って本人を拒否して、
本人が携帯端末を携帯していない場合でも、登録された
人物(警備員や家族)が本人の生体情報(顔画像など)
を見て、この認証を受理するかどうか判断できる。ま
た、警備員や家族は携帯端末を使って認証結果を判断で
きるので、監視室のような決められた場所にいる必要が
なく、警備員や家族にかかる負担が小さい。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、生体情報を用いて認証を行い受理の信号または拒否
の信号を出力する認証手段と、認証手段から拒否の信号
が出力されたときに、受理されるべき人物の携帯端末に
拒否の信号を送信する送信手段と、前記携帯端末から受
理の信号または拒否の信号を受信して出力する受信手段
を備えることを特徴としており、認証手段が誤って本人
を拒否した場合でも、本人の携帯端末に認証結果を送信
するので、本人がすぐに認証の誤りを訂正することがで
きるという作用を有する。
【0022】本発明の請求項2に記載の発明は、生体情
報を用いて認証を行い生体情報と認証結果を出力する認
証手段と、前記認証結果が拒否であるときに、あらかじ
め登録された人物の携帯端末に前記生体情報と拒否の信
号を送信する送信手段と、前記携帯端末から受理の信号
または拒否の信号を受信して出力する受信手段を備える
ことを特徴としたもので、認証手段が誤って本人を拒否
して、本人が携帯端末を携帯していない場合でも、登録
された人物(例えば家族)の携帯端末に本人の生体情報
(顔画像など)を送信するので、登録された人物がこの
認証を受理するかどうか判断できるという作用を有す
る。また、登録された人物は携帯端末を使って認証結果
を判断できるので、監視室のような決められた場所にい
る必要がなく、認証結果を判断する人物にかかる負担が
小さい。
【0023】本発明の請求項3に記載の発明は、前記受
信手段は、前記送信手段が拒否の信号を送信してからの
経過時間があらかじめ設定した時間以上になったら常に
拒否の信号を出力することを特徴としており、正規の利
用者が認証手段を利用していない可能性が高いときに、
認証を拒否できるという作用を有する。正規の利用者が
認証手段を利用していれば、認証誤りに対応できるよう
にするために、認証手段と携帯端末の間で通信できるよ
うにしているはずである。送信手段が拒否の信号を送信
してから長い時間が経過しても携帯端末からの応答がな
ければ、正規の利用者が認証手段を利用していない可能
性が高い。
【0024】本発明の請求項4に記載の発明は、あらか
じめ登録されている携帯端末の中で前記生体情報認証装
置に最も近い携帯端末を検出する位置情報分析手段を備
えることを特徴としており、複数の携帯端末が登録され
ていても、生体情報認証装置に最も近い正規の利用者に
拒否の信号を送信することができるので、生体情報認証
装置を利用している正規の利用者がすぐに認証の誤りを
訂正することができるという作用を有する。
【0025】本発明の請求項5に記載の発明は、前記認
証手段から拒否の信号が出力されたときに、拒否の信号
の送信先を入力する送信先入力手段を備えることを特徴
としており、生体情報認証装置の利用者が利用者の手元
の携帯端末に拒否の信号を送信させて、すぐに認証の誤
りを訂正することができるという作用を有する。
【0026】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1から請求項5のいずれかに記載の生体情報認証装置
と、前記生体情報認証装置から受信した認証結果を判定
して認証結果が誤っていれば前記生体情報認証装置に受
理の信号を送信する携帯端末を備えることを特徴として
おり、認証手段が誤って本人を拒否した場合でも、本人
がすぐに認証の誤りを訂正することができるという作用
を有する。
【0027】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
2から請求項5のいずれかに記載の生体情報認証装置
と、前記生体情報認証装置から生体情報と認証結果を受
信して、生体情報と認証結果を画面に表示して認証結果
を判定して、認証結果が誤っていれば前記生体情報認証
装置に受理の信号を送信する携帯端末を備えることを特
徴としており、認証手段が誤って本人を拒否して、本人
が携帯端末を携帯していない場合でも、登録された人物
(例えば家族)が本人の生体情報(顔画像など)を見
て、この認証を受理するかどうか判断できるという作用
を有する。また、登録された人物は携帯端末を使って認
証結果を判断できるので、監視室のような決められた場
所にいる必要がなく、認証結果を判断する人物にかかる
負担が小さい。
【0028】本発明の請求項8に記載の発明は、前記生
体情報認証装置と前記携帯端末を電話回線またはネット
ワーク回線で接続することを特徴としており、正規の利
用者が前記生体情報認証装置から離れた場所にいても、
前記携帯端末で認証結果を受信して認証を受理するかど
うか判断できるという作用を有する。
【0029】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
1から請求項5のいずれかに記載の生体情報認証装置
と、生体情報認証装置からの受理の信号または拒否の信
号を受けて扉や錠の開閉を制御する開閉制御手段を備え
ることを特徴としており、認証手段が誤って本人を拒否
した場合でも、本人が携帯している携帯端末に認証結果
を送信するので、本人がすぐに認証の誤りを訂正して扉
や錠を開けて入室することができるという作用を有す
る。また、認証手段が正しく第3者を拒否した場合に
は、正規の入室者が携帯している携帯端末にこの第3者
の生体情報を送信するので、正規の入室者がこの第3者
の入室を拒否することができる。
【0030】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
項6から請求項8のいずれかに記載の生体情報認証シス
テムと、生体情報認証装置からの受理の信号または拒否
の信号を受けて扉や錠の開閉を制御する開閉制御手段を
備えることを特徴としており、認証手段が誤って本人を
拒否した場合でも、本人がすぐに認証の誤りを訂正して
扉や錠を開けて入室することができるという作用を有す
る。また、認証手段が正しく第3者を拒否した場合に
は、正規の入室者がこの第3者の入室を拒否することが
できる。
【0031】以下、本発明の実施の形態について、図を
用いて説明する。
【0032】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1における家庭の玄関の錠の開閉制御システムの構
成図である。図1において、生体情報入力手段100は
被確認者101の生体情報(顔、声、虹彩、指紋などに
関するデータ)を入力する手段であり、例えば、ビデオ
カメラを用いて顔画像を撮影する。被確認者101の認
証を行う生体情報認証装置102は、生体情報を用いて
認証を行い受理の信号または拒否の信号を出力する認証
手段103と、あらかじめ登録された携帯電話104と
通信する通信手段105から構成される。通信手段10
5は、認証手段103から拒否の信号が出力されたとき
に携帯電話104に拒否の信号を送信する送信手段10
6と、携帯電話104から受理の信号または拒否の信号
を受信して出力する受信手段107から構成される。
【0033】携帯電話104は、生体情報認証装置10
2から受信した認証結果を判定して認証結果が誤ってい
れば生体情報認証装置102に受理の信号を送信する。
開閉制御手段108は、生体情報認証装置102から受
理の信号が入力されたときに開錠し、被確認者101が
入場したら錠をかける。また、通信手段105と携帯電
話104は電話回線を通じて通信するので、通信手段1
05と携帯電話104の間に電話局109が介在する。
【0034】以下、図1の家庭の玄関の錠の開閉制御シ
ステムにおける動作を図2のフローチャートを用いて説
明する。
【0035】手順201では、生体情報入力手段100
が被確認者101の顔画像を撮影する。手順202で
は、認証手段103が手順201で撮影した顔画像とあ
らかじめ登録されている顔画像とを照合し、両者が同一
人物の顔画像であると判定した場合には受理の信号を出
力し、そうでなければ拒否の信号を出力する。登録され
ている顔画像は、一人の顔画像であってもよいし、複数
人物の顔画像であってもよい。例えば、家族全員の顔画
像を登録しておけばよい。複数人物の顔画像が登録され
ている場合には、手順201で撮影した顔画像が、あら
かじめ登録されている複数人物のいずれかの顔画像であ
ると判定したときに受理の信号を出力する。
【0036】手順203では、認証手段103から受理
の信号が出力された場合には手順209に進み、拒否の
信号が出力された場合には手順204に進む。手順20
4では、通信手段105があらかじめ登録されている携
帯電話の電話番号を調べ、その電話番号に電話をかけ
る。なお、あらかじめ登録されている携帯電話が複数存
在する場合には、それぞれの携帯電話の電話番号に対し
て、手順204を実行する。
【0037】手順205では、送信手段106が電話回
線を通じて携帯電話104に認証が拒否されたことを伝
える。手順206では、携帯電話104を携帯している
人物が認証結果を判定する。例えば、この携帯電話を携
帯している人物が被確認者101と同一人物であれば、
携帯電話を使って認証結果を訂正して認証を受理するよ
うに通信手段105に伝える。そうでなければ、認証結
果をそのまま通信手段105に送り返す。
【0038】手順207では、受信手段107が電話回
線を通じて携帯電話104から受理の信号または拒否の
信号を受信する。手順208では、手順207で受信し
た信号が受理ならば手順209に進み、拒否ならば処理
を終了する。手順209では、開閉制御手段108が開
錠する。
【0039】以上の説明では、顔画像を利用して照合し
たが、声紋、虹彩、指紋などを用いて照合してもよい。
また、拒否の信号を受信して認証結果を判定する手段と
して携帯電話104を用いているが、携帯端末を利用し
てもよい。通信手段105と携帯端末を接続する回線と
して、ネットワークを利用してもよい。赤外線などを使
って、携帯電話(または携帯端末)から通信手段105
に直接情報を送ってもよい。通信手段105から携帯電
話(または携帯端末)に対して、赤外線などを使って直
接情報を送っても良い。
【0040】また、家庭の玄関の錠の開閉制御システム
に限らず、企業のセキュリティルームのゲートの開閉制
御システム(入退室管理システム)などにも利用でき
る。本実施の形態によれば、認証手段が誤って本人を拒
否した場合でも、本人が携帯している携帯端末に認証結
果を送信するので、本人がすぐに認証の誤りを訂正して
錠を開けて家に入ることができる。
【0041】(実施の形態2)実施の形態2では、認証
結果が拒否になったときに拒否の信号の送信先を自動的
に選択する機能を備えると同時に、携帯電話による認証
結果の訂正にタイムアウトを設けた家庭の玄関の錠の開
閉制御システムについて説明する。
【0042】図3は、本発明の実施の形態2における家
庭の玄関の錠の開閉制御システムの構成図である。図3
において、生体情報入力手段100は被確認者101の
生体情報(顔、声、虹彩、指紋などに関するデータ)を
入力する手段であり、例えば、ビデオカメラを用いて顔
画像を撮影する。被確認者101の認証を行う生体情報
認証装置301は、生体情報を用いて認証を行い受理の
信号または拒否の信号を出力する認証手段103と、あ
らかじめ登録された携帯電話305、306と通信する
通信手段202から構成される。
【0043】通信手段302は、認証手段103から拒
否の信号が出力されたときに携帯電話305に拒否の信
号を送信する送信手段106と、携帯電話305から受
理の信号または拒否の信号を受信して出力する受信手段
107と、あらかじめ登録されている携帯電話305、
306の中で生体情報認証装置301に最も近い携帯電
話305を検出する位置情報分析手段303と、送信手
段106が拒否の信号を送信してからの経過時間を調
べ、この経過時間があらかじめ設定した時間以上になっ
たら携帯電話305との通話を強制的に終了し、常に拒
否の信号を出力するタイムアウト判定手段304から構
成される。
【0044】携帯電話305は、生体情報認証装置10
2から受信した認証結果を判定して認証結果が誤ってい
れば生体情報認証装置102に受理の信号を送信する。
また、携帯電話305、306はGPSなどを利用して
携帯電話の現在位置を調べて生体情報認証装置102に
送信することができる。開閉制御手段108は、生体情
報認証装置301から受理の信号が入力されたときに開
錠し、被確認者101が入場したら錠をかける。また、
通信手段302と携帯電話305、306は電話回線を
通じて通信するので、通信手段302と携帯電話30
5、306の間に電話局109が介在する。正規の利用
者306は、生体情報認証装置301にあらかじめ登録
された携帯電話306を携帯している人物である。
【0045】以下、図3の家庭の玄関の錠の開閉制御シ
ステムにおける動作を図4のフローチャートを用いて説
明する。手順401では、手順201と同様に生体情報
入力手段100が被確認者101の顔画像を撮影する。
手順402では、手順202と同様に、認証手段103
が手順401で撮影した顔画像とあらかじめ登録されて
いる顔画像とを照合し、両者が同一人物の顔画像である
と判定した場合には受理の信号を出力し、そうでなけれ
ば拒否の信号を出力する。
【0046】手順403では、認証手段103から受理
の信号が出力された場合には手順409に進み、拒否の
信号が出力された場合には手順404に進む。手順40
4では、通信手段302があらかじめ登録されている携
帯電話の電話番号を調べる。そして、位置情報分析手段
303が、あらかじめ登録されている携帯電話305、
306に電話をかけ、それらの携帯電話の中で生体情報
認証装置301に最も近い携帯電話305を検出する。
【0047】手順405では、手順404で検出した携
帯電話305に電話をかけ、送信手段106が電話回線
を通じて携帯電話305に認証が拒否されたことを伝え
る。手順406では、手順206と同様に、携帯電話3
05を携帯している人物が認証結果を判定する。
【0048】手順407では、手順207と同様に、受
信手段107が電話回線を通じて携帯電話305から受
理の信号または拒否の信号を受信する。手順408で
は、手順208と同様に、手順407で受信した信号が
受理ならば手順409に進み、拒否ならば処理を終了す
る。手順409では、手順209と同様に、開閉制御手
段108が開錠する。
【0049】なお、手順407に進む前に、送信手段が
拒否の信号を送信してからの経過時間があらかじめ設定
した時間以上になった場合には、手順407以降には進
まずに(開錠せずに)処理を終了する。
【0050】以上の説明では、顔画像を利用して照合し
たが、声紋、虹彩、指紋などを用いて照合してもよい。
また、拒否の信号を受信して認証結果を判定する手段と
して携帯電話を用いているが、携帯端末を利用してもよ
い。通信手段105と携帯端末を接続する回線として、
ネットワークを利用してもよい。赤外線などを使って、
携帯電話(または携帯端末)から通信手段105に直接
情報を送ってもよい。通信手段105から携帯電話(ま
たは携帯端末)に対して、赤外線などを使って直接情報
を送っても良い。
【0051】また、生体情報認証装置301に2台の携
帯電話が登録されている場合を取り上げて説明したが、
登録されている携帯電話の台数は何台であってもよい。
また、家庭の玄関の錠の開閉制御システムに限らず、企
業のセキュリティルームのゲートの開閉制御システム
(入退室管理システム)などにも利用できる。本実施の
形態によれば、認証手段が誤って本人を拒否した場合で
も、本人が携帯している携帯端末に認証結果を送信する
ので、本人がすぐに認証の誤りを訂正して錠を開けて家
に入ることができる。また、複数の携帯端末が登録され
ていても、生体情報認証装置に最も近い正規の利用者に
拒否の信号を送信することができるので、生体情報認証
装置を利用している正規の利用者がすぐに認証の誤りを
訂正して開錠することができる。さらに、拒否の信号を
送信してからの経過時間をチェックしているので、正規
の利用者が認証手段を利用していない可能性が高いとき
に、認証を拒否することができる。
【0052】(実施の形態3)実施の形態3では、認証
結果が拒否になったとき、あらかじめ登録された人物の
携帯端末に対して、拒否の信号だけでなく生体情報を送
信する機能を備えた家庭の玄関の錠の開閉制御システム
について説明する。
【0053】図5は、本発明の実施の形態3における家
庭の玄関の錠の開閉制御システムの構成図である。図5
において、生体情報入力手段100は被確認者101の
生体情報(顔、声、虹彩、指紋などに関するデータ)を
入力する手段であり、例えば、ビデオカメラを用いて顔
画像を撮影する。被確認者101の認証を行う生体情報
認証装置501は、生体情報を用いて認証を行い受理の
信号または拒否の信号を出力する認証手段103と、生
体情報入力手段100から入力された生体情報を記録す
る生体情報保持手段502と、あらかじめ登録された携
帯電話505と通信する通信手段503から構成され
る。
【0054】通信手段503は、認証手段103から拒
否の信号が出力されたときに携帯電話505に拒否の信
号と生体情報を送信する送信手段504と、携帯電話5
05から受理の信号または拒否の信号を受信して出力す
る受信手段107から構成される。携帯電話505は、
生体情報認証装置501から生体情報と認証結果を受信
して、生体情報と認証結果を画面に表示する。
【0055】また、携帯電話505は認証結果が誤って
いれば生体情報認証装置501に受理の信号を送信す
る。開閉制御手段108は、生体情報認証装置501か
ら受理の信号が入力されたときに開錠し、被確認者10
1が入場したら錠をかける。また、通信手段503と携
帯電話505は電話回線を通じて通信するので、通信手
段503と携帯電話505の間に電話局109が介在す
る。正規の利用者506は、生体情報認証装置501に
あらかじめ登録された携帯電話506を携帯している人
物である。
【0056】以下、図5の家庭の玄関の錠の開閉制御シ
ステムにおける動作を図6のフローチャートを用いて説
明する。手順601では、生体情報入力手段100が被
確認者101の顔画像を撮影し、生体情報保持手段に記
録する。手順602では、手順202と同様に、認証手
段103が手順601で撮影した顔画像とあらかじめ登
録されている顔画像とを照合し、両者が同一人物の顔画
像であると判定した場合には受理の信号を出力し、そう
でなければ拒否の信号を出力する。
【0057】手順603では、認証手段103から受理
の信号が出力された場合には手順610に進み、拒否の
信号が出力された場合には手順604に進む。手順60
4では、手順204と同様に、通信手段105があらか
じめ登録されている携帯電話の電話番号を調べ、その電
話番号に電話をかける。なお、あらかじめ登録されてい
る携帯電話が複数存在する場合には、それぞれの携帯電
話の電話番号に対して、手順205と手順206を実行
する。
【0058】手順605では、送信手段504が電話回
線を通じて携帯電話505に被確認者101の顔画像と
認証結果を送信する。手順606では、携帯電話505
が、被確認者101の顔画像と認証結果を画面に表示す
る。
【0059】手順607では、携帯電話505を携帯し
ている人物が被確認者101の顔画像を見ながら認証結
果を判定する。例えば、被確認者101が認証で受理さ
れるべき人物の一人であれば、携帯電話を使って認証結
果を訂正して認証を受理するように通信手段503に伝
える。そうでなければ、認証結果をそのまま通信手段5
03に送り返す。
【0060】手順608では、受信手段107が電話回
線を通じて携帯電話505から受理の信号または拒否の
信号を受信する。手順609では、手順608で受信し
た信号が受理ならば手順610に進み、拒否ならば処理
を終了する。手順610では、開閉制御手段108が開
錠する。
【0061】以上の説明では、顔画像を利用して照合し
たが、声紋、虹彩、指紋などを用いて照合してもよい。
照合に利用する生体情報と携帯電話に送信する生体情報
が異なってもよい。携帯電話に送信する生体情報につい
ては顔画像を含むことが望ましい。
【0062】また、拒否の信号を受信して認証結果を判
定する手段として携帯電話を用いているが、携帯端末を
利用してもよい。通信手段503と携帯端末を接続する
回線として、ネットワークを利用してもよい。赤外線な
どを使って、携帯電話(または携帯端末)から通信手段
503に直接情報を送ってもよい。通信手段503から
携帯電話(または携帯端末)に対して、赤外線などを使
って直接情報を送っても良い。
【0063】また、生体情報認証装置501に登録され
ている携帯電話の台数は何台でもよい。登録されている
携帯電話を、被確認者101がもっていてもかまわな
い。
【0064】また、家庭の玄関の錠の開閉制御システム
に限らず、企業のセキュリティルームのゲートの開閉制
御システム(入退室管理システム)などにも利用でき
る。
【0065】本実施の形態によれば、認証手段が誤って
本人を拒否して、本人が携帯端末を携帯していない場合
でも、登録された人物(例えば家族)の携帯端末に本人
の生体情報(顔画像など)を送信するので、登録された
人物がこの認証を受理するかどうか判断できるという作
用を有する。また、登録された人物は携帯端末を使って
認証結果を判断できるので、監視室のような決められた
場所にいる必要がなく、認証結果を判断する人物にかか
る負担が小さい。
【0066】(実施の形態4)実施の形態4では、認証
結果が拒否になったとき、拒否の信号の送信先を入力す
る機能を備えた家庭の玄関の錠の開閉制御システムにつ
いて説明する。
【0067】図7は、本発明の実施の形態4における家
庭の玄関の錠の開閉制御システムの構成図である。図7
において、生体情報入力手段100は被確認者101の
生体情報(顔、声、虹彩、指紋などに関するデータ)を
入力する手段であり、例えば、ビデオカメラを用いて顔
画像を撮影する。マイク702は被確認者101の声を
入力する手段である。
【0068】被確認者101の認証を行う生体情報認証
装置701は、生体情報を用いて認証を行い受理の信号
または拒否の信号を出力する認証手段103と、生体情
報入力手段100から入力された生体情報を記録する生
体情報保持手段502と、マイク702から音声データ
を受け取って、あらかじめ登録された携帯電話の電話番
号の一つを出力する送信先入力手段703と、送信先入
力手段703から出力された電話番号をもつ携帯電話7
05と通信する通信手段704から構成される。通信手
段704は、認証手段103から拒否の信号が出力され
たときに携帯電話705に拒否の信号と生体情報を送信
する送信手段504と、携帯電話705から受理の信号
または拒否の信号を受信して出力する受信手段107か
ら構成される。
【0069】携帯電話705は、生体情報認証装置70
1から生体情報と認証結果を受信して、生体情報と認証
結果を画面に表示する。また、携帯電話705は認証結
果が誤っていれば生体情報認証装置701に受理の信号
を送信する。開閉制御手段108は、生体情報認証装置
701から受理の信号が入力されたときに開錠し、被確
認者101が入場したら錠をかける。また、通信手段7
04と携帯電話705は電話回線を通じて通信するの
で、通信手段704と携帯電話705の間に電話局10
9が介在する。正規の利用者506は、生体情報認証装
置701にあらかじめ登録された携帯電話706を携帯
している人物である。
【0070】以下、図7の家庭の玄関の錠の開閉制御シ
ステムにおける動作を図8のフローチャートを用いて説
明する。
【0071】手順801では、手順601と同様に、生
体情報入力手段100が被確認者101の顔画像を撮影
し、生体情報保持手段に記録する。手順802では、手
順202と同様に、認証手段103が手順801で撮影
した顔画像とあらかじめ登録されている顔画像とを照合
し、両者が同一人物の顔画像であると判定した場合には
受理の信号を出力し、そうでなければ拒否の信号を出力
する。
【0072】手順803では、認証手段103から受理
の信号が出力された場合には手順812に進み、拒否の
信号が出力された場合には手順804に進む。手順80
4では、被確認者101がマイク702に向かって送信
先を表す言葉を発声する。例えば、自分の名前(「太
郎」、「花子」など)を発声したり、ニックネーム
(「パンダ」、「やわらちゃん」など)を発声する。
【0073】手順805では、送信先入力手段703
が、マイク702から入力された音声信号を認識して、
あらかじめ登録されている文字列のどれであるかを判定
する。さらに、送信先入力手段内部に保持するデータベ
ースを用いて、判定された文字列を携帯電話の電話番号
に変換する。手順806では、手順805で求めた携帯
電話の電話番号に電話をかける。
【0074】手順807では、送信手段504が電話回
線を通じて携帯電話705に被確認者101の顔画像と
認証結果を送信する。手順808では、携帯電話705
が、被確認者101の顔画像と認証結果を画面に表示す
る。手順809では、携帯電話705を携帯している人
物が被確認者101の顔画像を見ながら認証結果を判定
する。この例では、手順804で本人の名前を発声して
いるので、被確認者101が自分で携帯電話を使って認
証結果を訂正し、認証を受理するように通信手段704
に伝える。
【0075】手順810では、受信手段107が電話回
線を通じて携帯電話705から受理の信号または拒否の
信号を受信する。手順811では、手順810で受信し
た信号が受理ならば手順812に進み、拒否ならば処理
を終了する。手順812では、開閉制御手段108が開
錠する。
【0076】以上の説明では、顔画像を利用して照合し
たが、声紋、虹彩、指紋などを用いて照合してもよい。
照合に利用する生体情報と携帯電話に送信する生体情報
が異なってもよい。携帯電話に送信する生体情報につい
ては顔画像を含むことが望ましい。
【0077】また、拒否の信号を受信して認証結果を判
定する手段として携帯電話を用いているが、携帯端末を
利用してもよい。通信手段704と携帯端末を接続する
回線として、ネットワークを利用してもよい。赤外線な
どを使って、携帯電話(または携帯端末)から通信手段
704に直接情報を送ってもよい。通信手段704から
携帯電話(または携帯端末)に対して、赤外線などを使
って直接情報を送っても良い。
【0078】携帯電話を持たない子供などが被確認者1
01である場合には、マイクに対して家族を表す言葉
(「お母さん」、「お父さん」など)を発声してもよ
い。このとき、正規の利用者506の携帯電話706に
生体情報と拒否の信号が送られて、被確認者101の家
族が認証を訂正することになる。
【0079】生体情報認証装置701に登録されている
携帯電話の台数は何台でもよい。本実施例の構成によれ
ば、被確認者101が拒否の信号の送信先を簡単に指定
することができる。
【0080】家庭の玄関の錠の開閉制御システムに限ら
ず、企業のセキュリティルームのゲートの開閉制御シス
テム(入退室管理システム)などにも利用できる。
【0081】また、音声を用いて送信先を指定する例に
ついて説明したが、キーボードから入力したパスワード
を用いたり、ICカードを用いて送信先を指定してもよ
い。ICカードを用いる場合には、図9に示すように、
ICカードリーダを使ってICカードの内容を読み取
る。
【0082】図9に示すように送信先入力手段903の
出力を認証手段と通信手段704の両方に送ってもよ
い。認証手段において、携帯電話の電話番号は個人ID
として利用することができる。このような構成により、
「被確認者101が登録された人物の中のいずれかと同
一人物であるかを調べる」のではなく、「被確認者10
1が個人IDをもつ人物であるかどうかを判定する」こ
とになるので、認証手段における処理時間を短くするこ
とができる。
【0083】ICカードに、送信先の電話番号を記録し
ておいてもよい。このとき、送信先入力手段に電話番号
が直接入力されるので、データベースを使わなくても電
話番号を得ることができる。
【0084】本実施の形態によれば、認証手段が誤って
本人を拒否して、本人が携帯端末を携帯していない場合
でも、登録された人物(例えば家族)の携帯端末に本人
の生体情報(顔画像など)を送信するので、登録された
人物がこの認証を受理するかどうか判断できるという作
用を有する。また、登録された人物は携帯端末を使って
認証結果を判断できるので、監視室のような決められた
場所にいる必要がなく、認証結果を判断する人物にかか
る負担が小さい。複数の人物が登録されていても、送信
先入力手段を用いて、簡単に自分の携帯に認証結果を送
って認証結果を訂正したり、家族に認証結果を訂正して
もらうことができる。
【0085】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、認証手段
が誤って本人を拒否した場合でも、本人の携帯端末に認
証結果を送信するので、本人がすぐに認証の誤りを訂正
することができるという有利な効果が得られる。このよ
うに、本人が認証誤りを訂正できるので、警備員がいな
い場合の入退室管理に有効であり、家庭の玄関の錠の開
閉制御システムにも利用することができる。
【0086】また、認証手段が誤って本人を拒否して、
本人が携帯端末を携帯していない場合でも、登録された
人物(警備員や家族)が本人の生体情報(顔画像など)
を見て、この認証を受理するかどうか判断できる。ま
た、警備員や家族は携帯端末を使って認証結果を判断で
きるので、監視室のような決められた場所にいる必要が
なく、警備員や家族にかかる負担が小さい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における家庭の玄関の錠
の開閉制御システムの構成図
【図2】本発明の実施の形態1における家庭の玄関の錠
の開閉制御システムの動作フローチャート
【図3】本発明の実施の形態2における家庭の玄関の錠
の開閉制御システムの構成図
【図4】本発明の実施の形態2における家庭の玄関の錠
の開閉制御システムの動作フローチャート
【図5】本発明の実施の形態3における家庭の玄関の錠
の開閉制御システムの構成図
【図6】本発明の実施の形態3における家庭の玄関の錠
の開閉制御システムの動作フローチャート
【図7】本発明の実施の形態4における家庭の玄関の錠
の開閉制御システムの構成図
【図8】本発明の実施の形態4における家庭の玄関の錠
の開閉制御システムの動作フローチャート
【図9】本発明の実施の形態4における家庭の玄関の錠
の開閉制御システムの第2の構成図
【図10】従来例における入退室管理システムの構成図
【符号の説明】
100 生体情報入力手段 101 被確認者 102 生体情報認証装置 103 認証手段 104 携帯電話 105 通信手段 106 送信手段 107 受信手段 108 開閉制御手段 109 電話局
フロントページの続き (72)発明者 古山 浩志 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内 (72)発明者 長尾 健司 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内 Fターム(参考) 2E250 AA02 AA12 BB04 BB08 BB10 BB50 BB55 BB57 BB59 DD06 DD08 DD09 DD10 FF05 FF09 FF11 FF44 5K067 BB04 BB21 EE31 GG01 GG11 HH05 HH22 HH24 5K101 KK11 KK12 KK14 LL12 NN06 NN08 NN18

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体情報を用いて認証を行い受理の信号
    または拒否の信号を出力する認証手段と、認証手段から
    拒否の信号が出力されたときに、受理されるべき人物の
    携帯端末に拒否の信号を送信する送信手段と、前記携帯
    端末から受理の信号または拒否の信号を受信して出力す
    る受信手段を備えることを特徴とする生体情報認証装
    置。
  2. 【請求項2】 生体情報を用いて認証を行い生体情報と
    認証結果を出力する認証手段と、前記認証結果が拒否で
    あるときに、あらかじめ登録された人物の携帯端末に前
    記生体情報と拒否の信号を送信する送信手段と、前記携
    帯端末から受理の信号または拒否の信号を受信して出力
    する受信手段を備えることを特徴とする生体情報認証装
    置。
  3. 【請求項3】 前記受信手段は、前記送信手段が拒否の
    信号を送信してからの経過時間があらかじめ設定した時
    間以上になったら常に拒否の信号を出力することを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の生体情報認証装
    置。
  4. 【請求項4】 あらかじめ登録されている携帯端末の中
    で前記生体情報認証装置に最も近い携帯端末を検出する
    位置情報分析手段を備えることを特徴とする請求項1か
    ら請求項3のいずれかに記載の生体情報認証装置。
  5. 【請求項5】 前記認証手段から拒否の信号が出力され
    たときに、拒否の信号の送信先を入力する送信先入力手
    段を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のい
    ずれかに記載の生体情報認証装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    の生体情報認証装置と、前記生体情報認証装置から受信
    した認証結果を判定して認証結果が誤っていれば前記生
    体情報認証装置に受理の信号を送信する携帯端末を備え
    ることを特徴とする生体情報認証システム。
  7. 【請求項7】 請求項2から請求項5のいずれかに記載
    の生体情報認証装置と、前記生体情報認証装置から生体
    情報と認証結果を受信して、生体情報と認証結果を画面
    に表示して認証結果を判定して、認証結果が誤っていれ
    ば前記生体情報認証装置に受理の信号を送信する携帯端
    末を備えることを特徴とする生体情報認証システム。
  8. 【請求項8】 前記生体情報認証装置と前記携帯端末を
    電話回線またはネットワーク回線で接続することを特徴
    とする請求項6または請求項7に記載の生体情報認証シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    の生体情報認証装置と、生体情報認証装置からの受理の
    信号または拒否の信号を受けて扉や錠の開閉を制御する
    開閉制御手段を備えることを特徴とする入退室管理シス
    テム。
  10. 【請求項10】 請求項6から請求項8のいずれかに記
    載の生体情報認証システムと、生体情報認証装置からの
    受理の信号または拒否の信号を受けて扉や錠の開閉を制
    御する開閉制御手段を備えることを特徴とする入退室管
    理システム。
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