JP2002132732A - 生体情報照合装置、生体情報照合端末、生体情報照合方法および生体情報照合システム - Google Patents

生体情報照合装置、生体情報照合端末、生体情報照合方法および生体情報照合システム

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JP2002132732A
JP2002132732A JP2000322675A JP2000322675A JP2002132732A JP 2002132732 A JP2002132732 A JP 2002132732A JP 2000322675 A JP2000322675 A JP 2000322675A JP 2000322675 A JP2000322675 A JP 2000322675A JP 2002132732 A JP2002132732 A JP 2002132732A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、照合利用に際して、照合対象者の
証拠が残る場合にのみ、代替認証入力手段を使用できる
ようにして、不正抑止効果を高めることができ、かつセ
キュリティ性を高めることができる生体情報照合装置、
生体情報照合端末、生体情報照合方法および生体情報照
合システムの提供を目的とする。 【解決手段】この発明は、生体情報を取得し、この取得
した生体情報が予め記憶手段に記憶されている照合デー
タと一致するか否かを照合する際、前記適正な生体情報
を取得することができたときのみ、他の認証入力手段に
よる認証入力を許容する生体情報照合装置であることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、顔情報、指紋情
報、声紋情報などの本人特有の生の情報である生体情報
を照合確認する生体情報照合装置に関し、さらに詳しく
は本人を特定できる条件が揃ったときだけ認証する生体
情報照合装置、生体情報照合端末、生体情報照合方法お
よび生体情報照合システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、上述例の生体情報を照合する照
合装置は、カメラを用いて取得した照合対象者の顔画像
と、予め登録しておいた登録画像とを照合して照合対象
者本人を確認している。
【0003】この場合、照合対象者が目をつぶったり、
口を開けて顔の表情が変ったり、顔の向きが急に変った
場合は、登録画像と異なるため照合対象者本人であって
も照合不良画像と判定することがあり、またこの場合は
再照合操作を行って、本人を照合確認している。
【0004】ところが、この再照合操作を行っても未だ
本人を照合確認できない場合は、暗証番号をテンキーに
より入力させるキー入力操作、あるいは磁気カードやI
Cカードのデータを読取らせて認証チェックする認証カ
ードを用いた代替認証入力手段を用いて認証している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この場合は悪
意を持った人物が暗証番号を知った場合、あるいは他人
の認証カードを不正に入手した場合、わざと顔画像の照
合を失敗させてテンキーや認証カードを用いた代替認証
入力手段による不正入力がなされる恐れがあり、またこ
の不正な認証に際しては、顔を隠すなどしているため不
正照合対象者の顔画像の証拠が残らず、不正抑止力が低
い問題を有していた。
【0006】そこでこの発明は、照合利用に際して、照
合対象者の証拠が残る場合にのみ、代替認証入力手段を
使用できるようにして不正抑止効果を高め、かつセキュ
リティ性を高めた生体情報照合装置、生体情報照合端
末、生体情報照合方法および生体情報照合システムの提
供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、生体情報を
取得し、この取得した生体情報と予め記憶手段に記憶し
ている照合データとが一致するか否かを照合する際、前
記生体情報を取得することができたとき、その生体情報
が照合不可の場合にのみ、他の認証入力手段による認証
入力を許容する生体情報照合装置であることを特徴とす
る。
【0008】この結果、生体情報を取得した時点で照合
対象者自身の確認がとれるため、その後に照合不可と判
定された場合には他の認証入力手段の使用を許可して新
たに照合対象者自身を認証させることができる。これに
対し、生体情報を取得できない場合は照合対象者自身の
確認がとれず、そのときの証拠が残らないため他の認証
入力手段の認証入力を拒否して認証行為を未然に防止す
ることができる。
【0009】したがって、仮に悪意を持った人物が、わ
ざと顔画像の照合を失敗させてテンキーや認証カードを
用いて不正に他の認証入力行為を試みても、証拠が存在
しないゆえに受付け拒否することができる。また、不正
行為者が他の認証入力手段を使用して認証を試みても、
生体情報の証拠が残っているため不正行為者を確実に特
定できる。
【0010】このように、照合利用する全ての人物の証
拠となる生体情報を監視するチェック機能を有すること
から本人を確認できなければ代替認証行為が行えないた
め不正認証行為を未然に防止でき、またこれに伴いセキ
ュリティ性を高めることができる。
【0011】また別の発明では、取得した生体情報をセ
ンタ装置に送信し、前記センタ装置から当該生体情報に
対する照合判定結果を受信し、照合判定結果を生体情報
照合端末に表示する際、前記生体情報を取得した後、同
生体情報の判定が不可である照合判定不可情報をセンタ
装置から受信した場合、他の認証入力手段による認証入
力を許容することを特徴とする。
【0012】この場合は、生体情報を取得できないとき
だけ、その旨をセンタ装置に送信して他の認証入力行為
を無効にし、またこのときは照合対象者自身の照合判定
結果を生体情報照合端末に表示して、照合対象者に本人
の生体情報を取得できなかった旨を知らせることができ
るため、不正抑止効果を高めることができる。
【0013】また別の発明では、生体情報を取得し、こ
の取得した生体情報と予め記憶手段に記憶している生体
情報とが一致するか否かを照合する際、前記取得できた
生体情報が照合不可と判定された場合、他の認証入力手
段による認証入力を許容する生体情報照合方法であるこ
とを特徴とする。
【0014】この場合は、生体情報を取得できた時点で
照合対象者の証拠が残るため、照合不一致と判定された
場合は他の認証入力手段の利用を可能にして照合継続さ
せる。これに対し、生体情報が取得できない場合は、照
合対象者の証拠が残らないため、その後は他の認証入力
手段の受付けを規制して認証を無効にできるため高セキ
ュリティ性を確保できる。
【0015】また別の発明では、生体情報を取得手段に
より取得できたときは、この取得した生体情報と、予め
記憶手段が記憶している生体情報の照合データとを比較
手段により比較し、このときの比較判定結果が不可と判
定された場合、認証入力切換え手段が他の認証入力手段
による認証入力を許可する生体情報照合システムである
ことを特徴とする。
【0016】この場合は、取得手段が生体情報を取得し
た段階で、その照合対象者毎の証拠を確保できるため、
証拠を確認できれば照合利用を継続させて他の認証入力
手段の利用を可能にすることができる。証拠を確保でき
なければ、他の認証入力手段の認証入力を拒否して不正
行為を未然に防止することができる。
【0017】ここで生体情報とは、主として照合対象者
の顔情報であり、この他、指紋情報、声紋情報などの本
人を識別できる本人特有の情報を意味している。
【0018】他の認証入力手段とは、既に取得している
生体情報以外の他の代替認証情報を意味し、例えばテン
キーを用いた暗証番号の確認、IDカードに記録された
ID情報の確認、指紋や声紋の確認を含む。
【0019】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を以下図
面に基づいて詳述する。図面は人の顔を撮影して照合す
る顔画像照合システムを示し、図1において、この顔画
像照合システムの認証操作側には顔画像照合装置11が
設置され、認証監視側にはセンタ装置12とモニタ13
とキーボード14が設置される。
【0020】上述の顔画像照合装置11は、例えば入退
室利用する扉の開閉管理用に設置され、照合データ取得
機能と認証データ取得機能とを持たせて扉面の人の顔高
さ位置に取付けられ、上部には顔を照らすための照明装
置15を設置し、中間部にはカメラ16と、人検知セン
サ17と、照合結果表示LED18と、照合開始ボタン
19とを配設し、下部には暗証キー(テンキー)20
と、カードリーダ21とを配置している。
【0021】照明装置15は複数の照明用LEDを配列
して、前方の顔高さ位置に向けて照明する。これによ
り、カメラ16に近付いて来た人の顔の凹凸状態を鮮明
に照らしてカメラ16の顔画像取得性能を高めている。
【0022】上述のカメラ16はCCDカメラ等を用い
て顔画像を撮影し、このカメラ16の前面に人が近付け
ば、反射型赤外線センサ等の人検知センサ17により人
が近付いたことを検知し、さらに照合開始ボタン19が
押下操作されると、照合対象者の照合要請と判定してカ
メラ16の撮影が開始され、取得した画像に基づいて照
合を開始する。このとき、照合した照合対象者の一致、
不一致の照合結果が照合結果表示LED18に表示出力
される。この照合結果表示LED18は色別の2個のL
EDの一方に青色や赤色の判定結果を点灯させて、一目
で照合適否を認識できるようにしている。
【0023】上述の照合利用に際しては、カメラ16で
顔画像を取得したとき、照合対象者を確認できる鮮明な
顔画像を取得できたことを確認すると、同画像が証拠と
して残るため、その画像から照合不一致と仮に判定され
ても他の認証入力手段を受付け許容して照合操作の継続
を可能にしている。これに対し、顔画像を取得した際
に、照合対象者が目をつぶったり、口を開けたり、顔を
隠すなどの行為により本人を特定できない画像の場合は
同画像が証拠としての価値がなく、証拠不十分な画像に
なるため、その時点で照合の継続を規制すべく他の認証
入力手段の受付けを拒否してセキュリティ性を高めてい
る。
【0024】このとき、正規の認証入力手段としては既
述した照合開始ボタン19の押下操作に基づいて取得し
た顔画像を登録データと照合チェックする操作であり、
他の認証入力手段としては顔画像を用いず、暗証キー2
0又はカードリーダ21の一方を用いるものであり、こ
れらの暗証キー20とカードリーダ21は独立した認証
機能を有しており、予め与えられた本人を特定する暗証
番号を暗証キー20を用いて照合対象者が入力操作す
る。また、カードリーダ21を利用するときは照合対象
者自身を特定するIDデータが記憶された磁気カードや
ICカードのIDデータを読取って認証する。
【0025】このようにして取得した照合データは、接
続ケーブル22又は無線を介して認証監視側の後述する
センタ装置12に導かれ、ここで照合データの適否が判
定される。又、センタ装置12に接続されたモニタ13
により入退室利用状態が監視され、さらにキーボード1
4を用いて監視者によるデータ入力及び扉の開閉制御を
許容している。
【0026】上述のセンタ装置は12には、予め定めら
れた各登録者の顔情報を登録しておき、カメラ16で撮
影した照合対象者の顔画像情報とセンタ装置12の登録
情報とを照合して、照合対象者の一致、不一致を判定す
る。
【0027】図2は顔画像照合システムの制御回路ブロ
ック図を示し、顔画像照合装置11に設けられる各機器
を制御するセンタ装置12によって制御管理する。この
センタ装置12のCPU23は格納されたプログラムに
沿って各回路装置を制御し、その制御データをメモリ2
4に記憶する。
【0028】画像キャプチャ25はカメラ16で撮影し
た画像を取得し、これをメモリ24に記憶させる。ま
た、取得した画像は表示制御部26を介して監視用にモ
ニタ13に表示させる。
【0029】第1入出力制御部27は顔画像照合装置1
1に備えられる照明装置15、人検知センサ17、照合
結果表示LED18、照合開始ボタン19の各入出力デ
ータを制御し、第2入出力制御部28は認証監視用のキ
ーボード14からの入力を制御する。
【0030】RS232C通信部29はカードリーダ2
1および暗証キー20からの入力データをCPU23に
伝送する通信接続機能を有している。
【0031】登録ファイル30は顔画像登録時のデータ
ベースファイルとして設けられ、ここに各登録者の顔画
像特徴量のデータが保存される。
【0032】そして、CPU23はカメラ16で撮影し
た照合対象者の顔画像情報と予め登録した登録情報とを
照合することにより、照合した判定結果に基づいて入退
室許容または入退室規制を施す。
【0033】図3はセンタ装置12の制御動作の説明図
を示し、取込まれた画像は顔照合認証部31において、
顔認証データファイル32に予め記録されている顔認証
データと照合し、その認証結果及び画像を利用記録部3
3の利用記録データファイル34に記録する。
【0034】このとき、照合対象者の顔画像を取得した
際に、利用記録判定部35で照合対象者自身の適正な顔
が含まれる画像であるか否かを判定し、照合対象者自身
を特定できる顔画像情報を満たしていれば、仮に照合不
可と判定されても、暗証キー20やカードリーダ21を
用いた代替認証手段36の入力操作を受付け許容して認
証させることができ、照合対象者の認証処理を完結させ
ることができる。
【0035】この代替認証時は、予め記録されている代
替認証データファイル37の認証データと照合し、その
認証結果を利用記録部33の利用記録データファイル3
4に記録させると共に、判定結果出力部38に通知し、
判定結果出力部38は顔照合認証部31からの代替認証
結果の何れかを顔画像照合装置11の照合結果表示LE
D18及びセンタ装置12のモニタ13に出力させる。
【0036】これに対し、顔照合認証部31が顔画像を
取得した段階で照合対象者自身の顔画像の確認がとれな
い照合不可画像と判定された場合、例えば顔を隠した
り、顔の表情が通常より大きく変化して本人を特定でき
ない識別不能な顔画像の場合には鮮明な顔画像の証拠が
残らないため、既述した暗証キー20やカードリーダ2
1を用いた代替認証手段36の使用を規制して不正な認
証行為を未然に防止することができる。
【0037】したがって、仮に悪意を持った人物が、わ
ざと顔画像の照合を失敗させて他人の暗証番号や他人の
カードを用いて不正行為を試みても、本人を特定する顔
画像の証拠が存在しないゆえに受付け拒否することがで
きる。また、不正行為者が他の代替認証手段36の使用
が可能な場合には、顔画像の証拠が残っているため、不
正行為者を確実に特定できる。
【0038】この結果、顔画像を取得できないときは、
その旨をセンタ装置12に送信して代替認証行為を無効
にし、またこのときは照合対象者自身の照合判定結果を
顔画像照合装置11の照合結果表示LED18に表示出
力して、照合対象者に本人の顔画像を取得できなかった
旨を知らせることができ、このときは顔画像を再取得さ
せるなどの高照合利用の運用を図ることができるため、
不正抑止効果を的確に高めることができる。
【0039】このように構成された顔画像照合システム
を用いた照合処理動作を図4および図5のフローチャー
トを参照して説明する。顔画像照合装置11を室の扉に
設置し、この扉に入退室利用する人が近付いて来たこと
を人検知センサ17が検知確認しながらカメラ16の前
に来た照合対象者が照合開始ボタン19を押下操作する
と(ステップn1 )、CPU23は照合開始ボタン19
が押下された直後の照合対象者の顔画像をカメラ16に
より取得する。このカメラ16が取得した顔画像データ
はメモリ24に記憶される(ステップn2 )。
【0040】この場合、CPU23はその特徴となる
目、花、口…などから顔の位置を検索して一部を切出し
(ステップn3 )、顔らしさの高い部分を切出せば、照
合時の特徴となる目、鼻、口などの顔の特徴量を抽出す
る(ステップn4 〜n5 )。
【0041】このとき、抽出した目、鼻、口などのそれ
らしさが全て高いことを確認すれば(ステップn6 )、
その顔画像の特徴量を求めて、取得した顔画像の特徴量
と、予め登録しておいた顔画像の特徴量とを比較照合し
て類似度を判定する(ステップn7 〜n8 )。
【0042】この照合判定した結果が一致すれば、照合
結果表示LED18に一致した旨を点灯表示し、入退室
用の扉を解錠して照合対象者の入退室を許容する(ステ
ップn9 〜n10)。
【0043】これに対し、ステップn4 で照合利用に適
した顔らしさ部分が取出せなかった場合、例えば照合対
象者が目をつぶったり、口を開けたり、視線を逸らせた
りして照合不良画像と判定されたときは、取得した照合
不良画像から本人を特定できなくなり、照合対象者自身
の証拠として残らないため、暗証キー20にキー入力操
作があっても、又カードリーダ21にカード利用された
代替認証操作が行われても、受付け拒否して照合結果表
示LED18に点灯や点滅によるエラー表示を行い。
又、センタ装置12側のモニタ13にもエラー発生の表
示案内を行う(ステップn11〜n13)。
【0044】又、ステップn6 で目、鼻、口などの特徴
量の値が低ければ、CPU23は不適判定結果と判定し
て、照合結果表示LED18に認証失敗である旨を点灯
表示する(ステップn14)。
【0045】ところで、上述のステップn9 において、
照合開始ボタン19の押下直後に取得した照合対象者の
顔画像を照合したとき、取得した顔画像の特徴量と、予
めメモリ24に記憶している顔画像の特徴量とをCPU
23が比較判定し、このとき仮に比較判定結果が不可と
判定された場合であっても、予め顔画像を取得した時点
で、その顔らしさから照合対象者自身の確認がとれてい
るため、その後に照合不可と判定された場合には他の認
証入力手段の使用を許可して新たに照合対象者自身を認
証させることができる。これに対し、適正な顔画像を取
得できない場合は照合対象者自身の確認がとれず、その
ときの証拠が残らないため暗証キーやカードリーダを用
いた他の認証入力手段の受付けを拒否する。
【0046】CPU23は暗証キー20又はカードリー
ダ21を用いて代替認証操作を行わせることができる
(ステップn15〜n16)。
【0047】そして、認証されると、認証成功した旨を
照合結果表示LED18に点灯表示すると共に、入退室
用の扉を解錠して入退室許容する。しかし、暗証キー2
0やカードリーダ21を用いてもデータが一致せず、認
証されない場合は、照合結果表示LED18に照合処理
不可である旨の不適判定結果を表示して入退室規制する
(ステップn17〜n18)。
【0048】上述のように、明確に顔画像を取得できた
場合は本人を特定できるため、それ以降の照合継続を許
容し、これに対し明確に顔画像を取得できなかった場合
は照合対象者自身の確認がとれず、そのときの証拠が残
らないため暗証キーやカードリーダを用いた他の認証入
力手段の切換え利用を拒否する。
【0049】したがって、顔画像の証拠が存在しないと
きは他の認証入力行為の受付けを拒否することができ、
また適正な顔画像取得後に不正行為者が他の認証入力手
段を使用して認証を試みても、顔画像の証拠が残ってい
るため不正行為者を確実に特定できる。このように、照
合利用する全ての人物の証拠となる顔画像を監視するチ
ェック機能を有することから不正な認証行為を未然に防
止でき、またこれに伴いセキュリティ性を高めることが
できる。
【0050】この発明と、上述の一実施の形態の構成と
の対応において、この発明の生体情報照合装置及び生体
情報照合端末は、実施の形態の顔画像照合装置11に対
応し、以下同様に、記憶手段は、メモリ24に対応し、
他の認証入力手段は、暗証キー20とカードリーダ21
とに対応し、取得手段は、カメラ16に対応し、比較手
段及び認証切換え手段は、CPU23に対応するも、こ
の発明は、請求項に示される技術思想に基づいて応用す
ることができ、上述の一実施の形態の構成のみに限定さ
れるものではない。
【0051】例えば、上述の一実施の形態では顔画像デ
ータや認証データの取得側と、これらを認証するセンタ
装置12側とに分離構成したが、これに限らず、データ
取得側に照合及び認証機能を単独に持たせて一体的に構
成することもできる。
【0052】又、生体情報の一例に顔画像を例にとって
示したが、指紋情報や声紋情報により照合対象者を判定
するように構成することもできる。
【0053】
【発明の効果】この発明によれば、取得手段が生体情報
を取得した段階で、その照合対象者毎の証拠を確保でき
るため、証拠を確認できれば照合利用を継続させて他の
認証入力手段の利用を可能にすることができる。証拠を
確保できなければ、他の認証入力手段の認証入力を拒否
して不正行為を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の顔画像照合システム概略構成図。
【図2】 この発明の顔画像照合システムの制御回路ブ
ロック図。
【図3】 この発明のセンタ装置の制御動作説明図。
【図4】 この発明の顔画像照合システムの照合処理動
作を示すフローチャート。
【図5】 図4に続くフローチャート。
【符号の説明】
11…顔画像照合装置 12…センタ装置 16…カメラ 18…照合結果表示LED 20…暗証キー 21…カードリーダ 23…CPU 24…メモリ 31…顔照合認証部 35…利用記録判定部 36…代替認証手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C038 VA07 VB03 VC05 5B085 AE23 AE25 5C087 AA16 AA23 BB03 BB18 BB48 CC52 DD06 DD23 EE16 FF01 FF04 FF16 GG02 GG10 GG18 GG19 GG20 GG21 GG23 GG51 GG57

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生体情報を取得して、当該取得した生体情
    報が予め記憶手段に記憶されている照合データと一致す
    るか否かを照合する生体情報照合システムにおいて、生
    体情報を取得でき、かつ取得された生体情報が不可と判
    定された場合、他の認証入力手段による認証入力を許容
    することを特徴とする生体情報照合装置。
  2. 【請求項2】取得した生体情報をセンタ装置に送信し、
    前記センタ装置から当該生体情報に対する照合判定結果
    を受信し、照合判定結果を表示する生体情報照合端末で
    あって、生体情報が取得でき、かつ取得された生体情報
    の判定が不可である照合判定不可情報をセンタ装置から
    受信した場合、他の認証入力手段による認証入力を許容
    することを特徴とする生体情報照合端末。
  3. 【請求項3】生体情報を取得し、取得した生体情報と予
    め記憶手段に記憶している生体情報とが一致するか否か
    を照合する生体情報照合方法であって、生体情報を取得
    でき、かつ取得された生体情報が不可と判定された場
    合、他の認証入力手段による認証入力を許容する生体情
    報照合方法。
  4. 【請求項4】生体情報を取得する取得手段と、予め生体
    情報の照合データを記憶した記憶手段と、前記取得手段
    が取得した生体情報と、前記記憶手段が記憶している照
    合データとを比較する比較手段と、前記取得手段により
    生体情報が取得でき、かつ取得された生体情報が前記比
    較手段により不可と判定された場合、他の認証入力手段
    による認証入力を許可する認証入力切換え手段を備えた
    生体情報照合システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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