JPH051379U - 二つ折りスプーン - Google Patents

二つ折りスプーン

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JPH051379U
JPH051379U JP4865791U JP4865791U JPH051379U JP H051379 U JPH051379 U JP H051379U JP 4865791 U JP4865791 U JP 4865791U JP 4865791 U JP4865791 U JP 4865791U JP H051379 U JPH051379 U JP H051379U
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spoon
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protrusion
folded
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JP4865791U
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Inventor
孝一郎 林
喜巳郎 金田
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岸本産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】伸長状態を確保する手段と二つ折り状態を確保
する手段とを共通化せしめ、簡単な構成で優れた機能を
有する二つ折りスプーンを提供する。 【構成】スプーン部1の短柄2と継ぎ柄3を薄肉連結部
4を介して連設し、一方に突片6を設け、他方にはスプ
ーンの伸長状態において突片を受け入れる嵌合凹部7と
突片表面に形成した突部8の嵌合孔9を形成する構成、
また、突片6が嵌合する略U形孔11と突片の一部に形
成した段部12が係合する係合段部13を略U形孔の内
縁部に形成する構成とし、二つ折り時において前記嵌合
孔9または略U形孔11に嵌合する突部8、14を短柄
2あるいは継ぎ柄3の表面側に設けた構成とした二つ折
りスプーン。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、プラスチック製スプーンにおいて特に長短2様の態様を取り得る 二つ折りスプーンの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からも実公昭61−3426号、実開昭63−103476号、実開昭6 3−197465号に見られるように、容器添付時においては二つ折り状態とし て収納を容易になさしめ、使用時に当っては伸長状態として使い勝手を良くした 二つ折りスプーンが提供されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような二つ折りスプーンには、次のような点が要求される。
【0004】 すなわち、伸長状態においてスプーンを使用する際、伸長状態を確保し得るこ と。伸長使用時においてスプーン部に係る荷重に十分耐え得ること。二つ折 り時において、二つ折り状態が確保されること。
【0005】 このような要求を達成するため、前記従来の二つ折りスプーンは、それなりの 工夫を凝らしていたが、使用時の荷重に耐えながら伸長状態を確保する手段と、 二つ折り状態を確保する手段とが、相互に独立して設けられるのが通常であり、 それだけ構成が複雑化する難点があった。
【0006】 そこで、この考案の目的とするところは、伸長状態を確保する手段と二つ折り 状態を確保する手段とを共通化せしめ、簡単な構成で優れた機能を有する二つ折 りスプーンを提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上記目的達成のため、この考案においてはスプーン部を有する短柄に、薄肉連 結部を介して継ぎ柄が連設された二つ折りスプーンにおいて、短柄と継ぎ柄のい ずれか一方には薄肉連結部を越えて突出する突片を設け、他方には、スプーンの 伸長状態において、この突片を受け入れる嵌合凹部と突片表面に形成された突部 の嵌合孔を形成し、二つ折り時において前記嵌合孔に嵌合する突部を短柄あるい は継ぎ柄の表面側に設けた構成とし、嵌合孔を伸長状態を確保する手段と二つ折 り状態を確保する手段の両者に共通使用したものである。
【0008】 また、スプーン部を有する短柄に、薄肉連結部を介して継ぎ柄が連設された二 つ折りスプーンにおいて、短柄と継ぎ柄のいずれか一方には薄肉連結部を越えて 突出する突片を設け、他方には、スプーンの伸長状態において、この突片が嵌合 する略U形孔を形成するとともに、突片周縁部の少なくとも一部に形成した段部 が係合する係合段部を略U形孔の内縁部に形成し、二つ折り時において略U形孔 に嵌合する突部を短柄あるいは継ぎ柄の表面側に設けた構成とした場合、略U形 孔が伸長状態を確保する手段と二つ折り状態を確保する手段の両者に共通使用さ れることになる。
【0009】
【作用】
上記のような構成としたこの考案に係る二つ折りスプーンは、スプーンの伸長 使用時においては突片と嵌合凹部の嵌合状態、あるいは突片の段部と略U形孔の 係合段部との係合関係によって、スプーン部に係る荷重を受けることができる。 また、このような伸長状態は、突片表面の突部と嵌合孔の嵌合状態、あるいは突 片の段部と略U形孔の係合段部との係合関係によって確実に保持される。
【0010】 また、スプーンを二つ折り状態とした場合、上記嵌合孔あるいは略U形孔と、 短柄あるいは継ぎ柄の表面側に設けた突部との嵌合状態によって二つ折り状態を 確実に保持することができる。
【0011】 すなわち、伸長状態および二つ折り状態を確保する手段の少なくとも一部を共 通化することができる。
【0012】
【実施例】
以下、添附図面に示した実施例について説明する。
【0013】 図1ないし図9において、符号1は短柄2を有するスプーン部、3はこの短柄 2に薄肉連結部4を介して連設した継ぎ柄であり、全体としては薄肉連結部4に おいて折り曲げた二つ折りの短寸状態と、図1のように伸長した長寸状態を取り 得る。5は継ぎ柄3の後端部を偏平化して設けた表示部で、広告面などとして使 用可能である。
【0014】 継ぎ柄3には図3に示す通り、薄肉連結部4を越えて突出する突片6が形成さ れている。7はスプーンの伸長状態において、この突片6を受け入れるべく短柄 2に形成された嵌合凹部である。突片6の表面には、図5に示す通り、突部8が 形成され嵌合凹部7の底面に形成した嵌合孔9に容易に抜け出ない状態で嵌合可 能となっている。10は継ぎ柄3の表面に形成した突部で、スプーンの二つ折り 時において嵌合孔9に容易に抜け出ない状態で嵌合可能となっている。
【0015】 図1の伸長状態においては、突片6と嵌合凹部7との嵌合状態によってスプー ン部1にかかる荷重を受け、また、突部8と嵌合孔9の嵌合状態によって伸長状 態が確保される構造となっている。また、二つ折り状態においては、突部10と 嵌合孔9との嵌合状態によって二つ折り状態が確保される構造である。
【0016】 図6ないし図9は各部の嵌合構造の詳細図で、伸長時における緊密嵌合は突部 8の先端部および両側部に形成した傾斜面8a、8bと、嵌合孔9の対応内縁部 に形成した山形状突出面9a、9bとの間で達成される。
【0017】 また、二つ折り時の緊密嵌合は、突部10の先端部に形成した傾斜面10aと 山形状突出面9aとの間ならびに突部10の幅を嵌合孔9の幅よりごく僅かに大 きくすることによって達成されている。
【0018】 図10は、同様な目的を達成するための他の構成を示すもので、上記と同一部 分は同一符号で示している。
【0019】 すなわち、符号1は短柄2を有するスプーン部、3はこの短柄2に薄肉連結部 4を介して連設した継ぎ柄、5は継ぎ柄3の後端部を偏平化して設けた表示部で ある。この例では突片6を短柄2に設け、スプーンの伸長状態において、この突 片6が嵌合する略U形孔11が継ぎ柄3に形成されている。
【0020】 12は突片6の周縁部の一部すなわち、後端縁に設けた段部で、略U形孔11 の対向内縁部にはこの段部が係合する係合段部13が形成されている。14は、 短柄2の表面に形成した突部で、スプーンの二つ折り時において略U形孔11に 容易に抜けでない状態で嵌合可能となっている。
【0021】 図10の伸長状態においては、突片6と略U形孔11との嵌合状態ならびに段 部12と係合段部13の係合状態によってスプーン部1にかかる荷重を受け、ま た、伸長状態が確保される構造となっている。また、二つ折り状態においては、 突部14と略U形孔11との嵌合状態によって二つ折り状態が確保される構造で ある。
【0022】 より緊密な嵌合状態を得るため、段部12および係合段部13には傾斜面12 a、13aが形成され、また、突部14にも傾斜面14aが形成されている。
【0023】 なお、上記図面に即した説明は、この考案に二つ折りスプーンの実施例を示す ものであり、各部の構成は短柄と継ぎ柄において逆の構成も可能である。
【0024】
【考案の効果】
以上詳述したところから明らかな通り、この考案に係る二つ折りスプーンは、 伸長状態、二つ折り状態を確実に保持でき、使用時にスプーンに掛かる荷重に耐 え得る構造であるのは勿論、伸長状態を確保する手段と二つ折り状態を確保する 手段とを共通化せしめたので、簡単な構成で優れた機能を有する実用的価値の高 い二つ折りスプーンを提供し得たのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る二つ折りスプーンの一実施例を
示す平面図、
【図2】図1におけるA−A線断面図、
【図3】同実施例の底面図、
【図4】二つ折りの途中状態における縦断面図、
【図5】二つ折りの途中状態における要部斜視図、
【図6】同縦断面図、
【図7】二つ折りの途中状態における継ぎ柄側のみの要
部正面図、
【図8】図6の状態における平面図、
【図9】図1におけるB−B線断面図、
【図10】この考案に係る二つ折りスプーンの他実施例
を示す平面図、
【図11】図10におけるC−C線断面図、
【図12】同実施例の底面図、
【図13】二つ折り状態の平面図、
【図14】二つ折りの途中状態における縦断面図。
【符号の説明】
1……スプーン部 2……短柄 3……継ぎ柄 4……薄肉連結部 5……表示部 6……突片 7……嵌合凹部 8……突部 9……嵌合孔 10……突部金具 11……略U形孔 12……段部 13……係合段部 14……突部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプーン部を有する短柄に、薄肉連結部
    を介して継ぎ柄が連設された二つ折りスプーンにおい
    て、短柄と継ぎ柄のいずれか一方には薄肉連結部を越え
    て突出する突片を設け、他方には、スプーンの伸長状態
    において、この突片を受け入れる嵌合凹部と突片表面に
    形成された突部の嵌合孔を形成し、二つ折り時において
    前記嵌合孔に嵌合する突部を短柄あるいは継ぎ柄の表面
    側に設けてなる二つ折りスプーン。
  2. 【請求項2】 スプーン部を有する短柄に、薄肉連結部
    を介して継ぎ柄が連設された二つ折りスプーンにおい
    て、短柄と継ぎ柄のいずれか一方には薄肉連結部を越え
    て突出する突片を設け、他方には、スプーンの伸長状態
    において、この突片が嵌合する略U形孔を形成するとと
    もに、突片周縁部の少なくとも一部に形成した段部が係
    合する係合段部を略U形孔の内縁部に形成し、二つ折り
    時において略U形孔に嵌合する突部を短柄あるいは継ぎ
    柄の表面側に設けてなる二つ折りスプーン。
JP1991048657U 1991-06-26 1991-06-26 二つ折りスプーン Expired - Fee Related JPH0744210Y2 (ja)

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JPH051379U true JPH051379U (ja) 1993-01-14
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014045930A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Nissin Foods Holdings Co Ltd 飲食用具

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5656791A (en) * 1979-10-17 1981-05-18 Toshiba Corp Atmospheric electronic beam welding equipment
JPS57123699A (en) * 1981-01-23 1982-08-02 Hitachi Ltd Nuclear fusion peripheral plasma control device

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JPH0744210Y2 (ja) 1995-10-11

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