JPH05137573A - メタロプロテア−ゼの分離精製方法 - Google Patents
メタロプロテア−ゼの分離精製方法Info
- Publication number
- JPH05137573A JPH05137573A JP32837991A JP32837991A JPH05137573A JP H05137573 A JPH05137573 A JP H05137573A JP 32837991 A JP32837991 A JP 32837991A JP 32837991 A JP32837991 A JP 32837991A JP H05137573 A JPH05137573 A JP H05137573A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- buffer solution
- metaprotease
- bacillus subtilis
- enzyme
- fraction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】層間パターンを合わせるための光学的なアライ
メントが可能になる金属配線層の平坦化方法を提供す
る。 【構成】半導体ウェハー上に金属配線膜を生成した後に
熱線を照射することにより、配線材料を加熱して流動化
させることによって平坦化する際に、ウェハー上に予め
形成されているアライメントマーク用凹凸パターン領域
5上を避けて熱線を照射し、上記凹凸パターン領域上を
除いて金属配線膜を平坦化することを特徴とする。
メントが可能になる金属配線層の平坦化方法を提供す
る。 【構成】半導体ウェハー上に金属配線膜を生成した後に
熱線を照射することにより、配線材料を加熱して流動化
させることによって平坦化する際に、ウェハー上に予め
形成されているアライメントマーク用凹凸パターン領域
5上を避けて熱線を照射し、上記凹凸パターン領域上を
除いて金属配線膜を平坦化することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はメタロプロテア−ゼを
分離精製する方法に関し、更に詳しくは、枯草菌から産
生されるサ−モリシン様酵素を分離精製に関するもので
ある。この酵素は工業的に製造されている有用な酵素で
あり、洗剤、食品製造、化粧品などの広範囲な分野で使
用されている。
分離精製する方法に関し、更に詳しくは、枯草菌から産
生されるサ−モリシン様酵素を分離精製に関するもので
ある。この酵素は工業的に製造されている有用な酵素で
あり、洗剤、食品製造、化粧品などの広範囲な分野で使
用されている。
【0002】
【従来の技術】近年、有用な生理活性物質などを見出だ
す目的で、又は遺伝子組換え技術により目的蛋白質を製
造する目的で、微生物菌体を培養する機会が増加してい
る。
す目的で、又は遺伝子組換え技術により目的蛋白質を製
造する目的で、微生物菌体を培養する機会が増加してい
る。
【0003】枯草菌により菌体外に産生されるプロテア
−ゼとしては、ズブチリシンに代表される活性中心にセ
リン残基を持つセリンプロテア−ゼまたはアルカリ性プ
ロテア−ゼと呼ばれるものと、活性中心にセリン残基を
持たないメタロプロテア−ゼである中性プロテア−ゼに
大別される。
−ゼとしては、ズブチリシンに代表される活性中心にセ
リン残基を持つセリンプロテア−ゼまたはアルカリ性プ
ロテア−ゼと呼ばれるものと、活性中心にセリン残基を
持たないメタロプロテア−ゼである中性プロテア−ゼに
大別される。
【0004】特にメタロプロテア−ゼ関しては、ペプチ
ド或いはタンパク基質への作用に際し、巨大、疎水性ア
ミノ酸残基のイミノ基側を特異的に開裂するZn−プロテ
ア−ゼが微生物界に広く分布しており、その代表例とし
てサ−モリシンが挙げられる。その他、毒蛇の毒液或い
は哺乳動物にもその存在が知られている。メタプロテア
−ゼ活性測定は、通常、カゼイン消化法で測定する。合
成基質としてはCbz-Gly-Leu-NH2 或いは Fur-Gly-Leu-N
H 2 を使用し、前者はニンヒドリン法で、後者は345nm
での吸光度の減少により測定する方法が採用されてい
る。
ド或いはタンパク基質への作用に際し、巨大、疎水性ア
ミノ酸残基のイミノ基側を特異的に開裂するZn−プロテ
ア−ゼが微生物界に広く分布しており、その代表例とし
てサ−モリシンが挙げられる。その他、毒蛇の毒液或い
は哺乳動物にもその存在が知られている。メタプロテア
−ゼ活性測定は、通常、カゼイン消化法で測定する。合
成基質としてはCbz-Gly-Leu-NH2 或いは Fur-Gly-Leu-N
H 2 を使用し、前者はニンヒドリン法で、後者は345nm
での吸光度の減少により測定する方法が採用されてい
る。
【0005】そのプロテア−ゼの精製法としては、培養
液から有機溶媒や硫酸アンモニウムなどによる分画後、
第1段にイオン交換セルロ−スあるいは同セファロ−ス
を用いて、その後引き続いてサイズ排除クロマトグラフ
ィ−を行い純化している。また以下のカラムを用いたア
フィニティ−カラムクロマトグラフィ−も行なわれてい
る。 Sepharoyl-Caproyl-Gly-Leu,Agarose-triethylene
tetraminyl-succiniyl-triehylenetetraminyl-Ac-D-Ph
e,Cbz-Phe-DL-Leu-triehylenetetraminyl-succinyl-tri
ethylenetetraminyl-Sepharose,Sepharose - ε-aminoc
aproyl-D-Phe-OMe,2-(N-hydroxy-carboxamido)-3-pheny
lpropanoyl-Ala-Gly-Affi-Gel-101( 略語Acはacetyl, O
Me はMethyl ester).。
液から有機溶媒や硫酸アンモニウムなどによる分画後、
第1段にイオン交換セルロ−スあるいは同セファロ−ス
を用いて、その後引き続いてサイズ排除クロマトグラフ
ィ−を行い純化している。また以下のカラムを用いたア
フィニティ−カラムクロマトグラフィ−も行なわれてい
る。 Sepharoyl-Caproyl-Gly-Leu,Agarose-triethylene
tetraminyl-succiniyl-triehylenetetraminyl-Ac-D-Ph
e,Cbz-Phe-DL-Leu-triehylenetetraminyl-succinyl-tri
ethylenetetraminyl-Sepharose,Sepharose - ε-aminoc
aproyl-D-Phe-OMe,2-(N-hydroxy-carboxamido)-3-pheny
lpropanoyl-Ala-Gly-Affi-Gel-101( 略語Acはacetyl, O
Me はMethyl ester).。
【0006】しかしながら前述したイオン交換体とサイ
ズ排除の組み合わせのクロマトグラフィ−の方法は、極
めてポピュラ−な手法であるが、脱塩工程や良好な分離
能を得るためサイズ排除クロマトグラフィ−では試料の
供給量に限界がある。また一方、アフィニティ−クロマ
トグラフィ−では、複雑な生体成分混合物から目的物を
分離・精製、変性した試料から未変性のものを分離、大
量の夾雑物中から少量の生体物質を取り出すなどメリッ
トがあるが高価であり工業用酵素の精製には不向きであ
る。
ズ排除の組み合わせのクロマトグラフィ−の方法は、極
めてポピュラ−な手法であるが、脱塩工程や良好な分離
能を得るためサイズ排除クロマトグラフィ−では試料の
供給量に限界がある。また一方、アフィニティ−クロマ
トグラフィ−では、複雑な生体成分混合物から目的物を
分離・精製、変性した試料から未変性のものを分離、大
量の夾雑物中から少量の生体物質を取り出すなどメリッ
トがあるが高価であり工業用酵素の精製には不向きであ
る。
【0007】従って、活性の回収率が高く、分離が一段
階で達成され、大幅な時間の節約が出来るような分離法
が望まれる。
階で達成され、大幅な時間の節約が出来るような分離法
が望まれる。
【0008】
【本発明が解決しようとする課題】前項で示したように
メタロプロテア−ゼの分離精製は、多くのものが知られ
ている。枯草菌から産生されるメタロプロテア−ゼは、
培養終了後、遠心分離や膜処理など、既知の方法にて菌
体とメタロプロテア−ゼを含む上清を分離する。その
後、その上清へ、硫酸アンモニウムや硫酸ナトリウムな
どを加えて塩析したり、エタノ−ルやアセトンなどの有
機溶媒を加えて沈殿せしめ、目的とするメタロプロテア
−ゼを粗酵素品として得ている。現在、工業的に使用さ
れている酵素純度は、ほとんどの物がこの段階のもので
ある。しかしながら、これら混合物の中には目的酵素の
活性を阻害する物質や、目的酵素が共存する別な酵素に
分解されたり、副反応を引き起こしたりする。そのため
酵素の純化が必要である。前述した方法では、時間の掛
かる分離や従来では困難もしくは不可能なものもあり、
また優れた分離方法でも高価なものになってしまい改良
の余地がある。
メタロプロテア−ゼの分離精製は、多くのものが知られ
ている。枯草菌から産生されるメタロプロテア−ゼは、
培養終了後、遠心分離や膜処理など、既知の方法にて菌
体とメタロプロテア−ゼを含む上清を分離する。その
後、その上清へ、硫酸アンモニウムや硫酸ナトリウムな
どを加えて塩析したり、エタノ−ルやアセトンなどの有
機溶媒を加えて沈殿せしめ、目的とするメタロプロテア
−ゼを粗酵素品として得ている。現在、工業的に使用さ
れている酵素純度は、ほとんどの物がこの段階のもので
ある。しかしながら、これら混合物の中には目的酵素の
活性を阻害する物質や、目的酵素が共存する別な酵素に
分解されたり、副反応を引き起こしたりする。そのため
酵素の純化が必要である。前述した方法では、時間の掛
かる分離や従来では困難もしくは不可能なものもあり、
また優れた分離方法でも高価なものになってしまい改良
の余地がある。
【0009】本発明の目的はこの様な事を顧みて、メタ
ロプロテア−ゼの分離精製を迅速に行え、しかも安価な
手法を提供するものである。
ロプロテア−ゼの分離精製を迅速に行え、しかも安価な
手法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるメタロプロ
テア−ゼの分離精製方法は、枯草菌属由来のメタロプロ
テア−ゼを含有する酵素液を疎水性吸着担体によって処
理するものである。メタロプロテア−ゼは、この疎水ク
ロマトグラフィ−処理の吸着画分を採取することにより
得られる。
テア−ゼの分離精製方法は、枯草菌属由来のメタロプロ
テア−ゼを含有する酵素液を疎水性吸着担体によって処
理するものである。メタロプロテア−ゼは、この疎水ク
ロマトグラフィ−処理の吸着画分を採取することにより
得られる。
【0011】この発明の方法を実施するに際しては、先
ず枯草菌属由来のメタロプロテア−ゼを含有する酵素液
を調製する。この酵素溶液は、例えば特願昭62−25
3719号、特願昭63−192387に記載されてい
るように、枯草菌属に属する株を培養し、培養終了後、
遠心分離、濾過などで菌体を除去し、必要に応じて限外
濾過濃縮、硫安塩析などの処理を行うことにより得るこ
とができる。この際にメタロプロテア−ゼが含む金属の
種類や酵素自信の大きさには制限は無い。
ず枯草菌属由来のメタロプロテア−ゼを含有する酵素液
を調製する。この酵素溶液は、例えば特願昭62−25
3719号、特願昭63−192387に記載されてい
るように、枯草菌属に属する株を培養し、培養終了後、
遠心分離、濾過などで菌体を除去し、必要に応じて限外
濾過濃縮、硫安塩析などの処理を行うことにより得るこ
とができる。この際にメタロプロテア−ゼが含む金属の
種類や酵素自信の大きさには制限は無い。
【0012】次いでこの酵素溶液を疎水性担体を用いる
疎水クロマトグラフィ−によって処理する。疎水性吸着
担体としては、例えば東ソ−(株)製 ブチル−トヨパ
−ル650、フェニル−トヨパ−ル650、エ−テル−
トヨパ−ル650が好ましく使用出来る。疎水クロマト
グラフィ−操作は、通常のこの種クロマトグラフィ−操
作と同様に、疎水性担体をカラムに充填し、このカラム
に酵素溶液を通液すればよい。吸着に関しては、沈殿を
生じさせない程度の硫酸アンモニウムは結合能を高める
ので、硫酸アンモニウムにより塩析させた物質を適当な
緩衝液に溶解させればよい。また溶出については、有機
溶媒、界面活性剤あるいはカオトロピックイオンの濃度
を上げることにより酵素が溶出されやすくなる。また硫
酸アンモニウム濃度を下げることも酵素の溶出に効果的
である。
疎水クロマトグラフィ−によって処理する。疎水性吸着
担体としては、例えば東ソ−(株)製 ブチル−トヨパ
−ル650、フェニル−トヨパ−ル650、エ−テル−
トヨパ−ル650が好ましく使用出来る。疎水クロマト
グラフィ−操作は、通常のこの種クロマトグラフィ−操
作と同様に、疎水性担体をカラムに充填し、このカラム
に酵素溶液を通液すればよい。吸着に関しては、沈殿を
生じさせない程度の硫酸アンモニウムは結合能を高める
ので、硫酸アンモニウムにより塩析させた物質を適当な
緩衝液に溶解させればよい。また溶出については、有機
溶媒、界面活性剤あるいはカオトロピックイオンの濃度
を上げることにより酵素が溶出されやすくなる。また硫
酸アンモニウム濃度を下げることも酵素の溶出に効果的
である。
【0013】他に、疎水性担体を用いる処理方法には該
酵素溶液中に直接疎水姓担体を添加し濾過する方法(バ
ッチ法)もあるが、どちらの処理方法を採用しても構わ
ない。
酵素溶液中に直接疎水姓担体を添加し濾過する方法(バ
ッチ法)もあるが、どちらの処理方法を採用しても構わ
ない。
【0014】かくして得られるメタロプロテア−ゼは、
SDS−PAGEによる分析で純度が高く、分子量約
3、5000のバンドが明確である。さらに実質的な用
途展開に於いても支障をきたさない。
SDS−PAGEによる分析で純度が高く、分子量約
3、5000のバンドが明確である。さらに実質的な用
途展開に於いても支障をきたさない。
【0015】
【実施例】以下に実施例を挙げて、この発明の方法を更
に詳述するが、本発明はこれらの実施例にのみ限定され
るものではない。
に詳述するが、本発明はこれらの実施例にのみ限定され
るものではない。
【0016】実施例1 [MT−2/pMK9の培養] (1)組換え枯草菌MT−2/pMK9の単一コロニ−
を、5μg/ミリリットルのカナマイシンを含む5ミリ
リットルのLB培地で37℃にて16時間培養したの
ち、5μg/ミリリットルのカナマイシンを含む500
ミリリットルLB培地に植菌し40℃、16時間培養し
た。
を、5μg/ミリリットルのカナマイシンを含む5ミリ
リットルのLB培地で37℃にて16時間培養したの
ち、5μg/ミリリットルのカナマイシンを含む500
ミリリットルLB培地に植菌し40℃、16時間培養し
た。
【0017】[遠心分離] (2)培養液を遠心力9000×gにて10分間遠心し
菌体を除去し、上清に60%飽和になるように硫安を加
えて4℃で一晩静置した。その後、塩析物を遠心力90
00×gで15分間処理し集めた。
菌体を除去し、上清に60%飽和になるように硫安を加
えて4℃で一晩静置した。その後、塩析物を遠心力90
00×gで15分間処理し集めた。
【0018】[疎水性担体処理] 試料調製 (3)遠心操作で得られた塩析物1g(湿重量)を20
mMトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン−塩酸−
10mM塩化カルシウム 緩衝液(pH9.0)5ミリ
リットルへ溶解し、不溶物を0.45μmのフィルタ−
で除去しカラムへ載せる試料を調製した。
mMトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン−塩酸−
10mM塩化カルシウム 緩衝液(pH9.0)5ミリ
リットルへ溶解し、不溶物を0.45μmのフィルタ−
で除去しカラムへ載せる試料を調製した。
【0019】[疎水クロマトグラフィ−] (4)(a)疎水性担体 ブチル−トヨパ−ル 650
M(東ソ−社製)を充填したカラムに上記(3)で得ら
れた酵素液5ミリリットルを通液し、次いで20mMト
リス(ヒドロキシメチル)アミノメタン−塩酸−10m
M塩化カルシウム緩衝液(pH9.0)を用いて溶出を
行った。 (b)別法 遠心分離で得られた塩析物1g(湿重量)
を10%硫酸アンモニウム含む20mM酢酸カルシウム
緩衝液(pH 7.0,10ミリリットル)へ溶解させ
不溶物を遠心分離操作(10000xg,10分)で除
去した。この溶液をブチル−トヨパ−ル 650M(東
ソ−社製)を充填したカラムに掛け、以下に示す溶出液
(A〜D)を用いて段階的に洗浄・溶出した。
M(東ソ−社製)を充填したカラムに上記(3)で得ら
れた酵素液5ミリリットルを通液し、次いで20mMト
リス(ヒドロキシメチル)アミノメタン−塩酸−10m
M塩化カルシウム緩衝液(pH9.0)を用いて溶出を
行った。 (b)別法 遠心分離で得られた塩析物1g(湿重量)
を10%硫酸アンモニウム含む20mM酢酸カルシウム
緩衝液(pH 7.0,10ミリリットル)へ溶解させ
不溶物を遠心分離操作(10000xg,10分)で除
去した。この溶液をブチル−トヨパ−ル 650M(東
ソ−社製)を充填したカラムに掛け、以下に示す溶出液
(A〜D)を用いて段階的に洗浄・溶出した。
【0020】A:20% 飽和硫酸アンモニウム含有
20mM 酢酸カルシウム緩衝液(pH 7.0) B:20mM 酢酸カルシウム緩衝液(pH 7.0) C:5% アセトニトリル含有 20mM 酢酸カルシ
ウム緩衝液(pH7.0) D:10% アセトニトリル含有 20mM 酢酸カル
シウム緩衝液(pH 7.0) [SDS−ゲル電気泳動] (5)トリクロロ酢酸沈殿法により調製した蛋白質試料
をサンプル緩衝液に溶解し、100℃、3分間加温する
ことにより変性させた。蛋白量約20μgを12.5%
SDS−アクリルアミドゲルにアプライし、トリス−グ
リシン緩衝液で泳動した。分子量マ−カ−としては、フ
ァルマシア社の低分子量マ−カ−を用いた。CBB染色
後、酢酸−メタノ−ル溶液で脱色し蛋白質をバンドとし
て検出した。
20mM 酢酸カルシウム緩衝液(pH 7.0) B:20mM 酢酸カルシウム緩衝液(pH 7.0) C:5% アセトニトリル含有 20mM 酢酸カルシ
ウム緩衝液(pH7.0) D:10% アセトニトリル含有 20mM 酢酸カル
シウム緩衝液(pH 7.0) [SDS−ゲル電気泳動] (5)トリクロロ酢酸沈殿法により調製した蛋白質試料
をサンプル緩衝液に溶解し、100℃、3分間加温する
ことにより変性させた。蛋白量約20μgを12.5%
SDS−アクリルアミドゲルにアプライし、トリス−グ
リシン緩衝液で泳動した。分子量マ−カ−としては、フ
ァルマシア社の低分子量マ−カ−を用いた。CBB染色
後、酢酸−メタノ−ル溶液で脱色し蛋白質をバンドとし
て検出した。
【0021】尚、酵素の活性測定は、原則として萩原の
方法に従い、図1にクロマトのプロファイルを示し、図
2にSDS−PAGEによる分析結果を示した。
方法に従い、図1にクロマトのプロファイルを示し、図
2にSDS−PAGEによる分析結果を示した。
【0022】図1の縦軸は280nmの吸光度、横軸は
フラクションの数で、酵素の活性フラクションは10〜
16に存在する。
フラクションの数で、酵素の活性フラクションは10〜
16に存在する。
【0023】図2から明らかな様に、本発明により、メ
タロプロテア−ゼの分離精製が可能となる。
タロプロテア−ゼの分離精製が可能となる。
【0024】
【発明の効果】本発明の方法により,枯草菌より産生さ
れるメタロプロテア−ゼを一段の精製工程で純化可能で
あり、しかも操作も簡便で大量に処理する出来る。
れるメタロプロテア−ゼを一段の精製工程で純化可能で
あり、しかも操作も簡便で大量に処理する出来る。
【図1】本発明で得られたメタロプロテア−ゼのクロマ
トのプロファイルを示す。
トのプロファイルを示す。
【図2】SDS−PAGEによる分析結果を示す。図中
に於いて、数字は分子量を示し、 A:分子量マ−カ− B:培養上清 C:未吸着画分 D:吸着画分のピ−ク E:吸着画分のプ−ル を示す。
に於いて、数字は分子量を示し、 A:分子量マ−カ− B:培養上清 C:未吸着画分 D:吸着画分のピ−ク E:吸着画分のプ−ル を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも枯草菌により産生され、培養液
中より回収されるメタロプロテア−ゼを疎水性吸着担体
を用いて、処理し吸着画分を採取することを特徴とする
メタロプロテア−ゼの分離精製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32837991A JPH05137573A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | メタロプロテア−ゼの分離精製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32837991A JPH05137573A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | メタロプロテア−ゼの分離精製方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05137573A true JPH05137573A (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=18209595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32837991A Pending JPH05137573A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | メタロプロテア−ゼの分離精製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05137573A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002036727A1 (en) * | 2000-01-14 | 2002-05-10 | The Procter & Gamble Company | A detergent composition comprising a metallo protease and calcium ion |
-
1991
- 1991-11-18 JP JP32837991A patent/JPH05137573A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002036727A1 (en) * | 2000-01-14 | 2002-05-10 | The Procter & Gamble Company | A detergent composition comprising a metallo protease and calcium ion |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR0139209B1 (ko) | 단백질 정제방법 | |
Feinstein et al. | A rapid method for purification of human granulocyte cationic neutral proteases: purification and characterization of human granulocyte chymotrypsin-like enzyme | |
Razafindralambo et al. | Purification of antifungal lipopeptides by reversed-phase high-performance liquid chromatography | |
US20090285793A1 (en) | Novel thrombolytic enzyme and a process for its preparation | |
Wahlström | Purification and characterization of phospholipase A from the venom of Naja nigricollis | |
JPH05137573A (ja) | メタロプロテア−ゼの分離精製方法 | |
CN106916803A (zh) | 一种双齿围沙蚕纤溶蛋白酶及其制备方法和用途 | |
SU1527261A1 (ru) | Способ получени тромбина | |
CA1172979A (en) | Endoproteinase-lys-c from bacteria, process of the preparation thereof and use thereof | |
RU2230325C2 (ru) | Способ приготовления очищенного препарата ботулинического токсина типа а | |
EP1306383B1 (en) | Method of purifying a calcium ion-binding protein | |
Pacaud | Purification of protease II from Escherichia coli by affinity chromatography and separation of two enzyme species from cells harvested at late log phase | |
CA2002446A1 (en) | Method for the isolation of purification of cu/zn superoxide dismutase | |
RU2337966C2 (ru) | Препарат рекомбинантного человеческого сывороточного альбумина и способ его получения | |
HUT71326A (en) | Purification of kringle containing proteins, and especially t-pa | |
Miller et al. | Biochemical characterization of the antimicrobial histone released by deoxyribonuclease and lactic acid | |
JP2000078971A (ja) | D−、l−アミノ酸エステルよりオリゴペプチドを合成する新規酵素およびこれを生産する微生物 | |
SU1175965A1 (ru) | Способ выделени урокиназы из биологических источников | |
KR100256040B1 (ko) | 토끼 프로트롬빈 크링글-2 단백질 및 그의 정제방법 | |
KR970001813B1 (ko) | 삼상분할법을 이용한 아미노펩티다제의 정제방법 | |
SU1286626A1 (ru) | Способ выделени катепсина В из ткани почки | |
JP3560626B2 (ja) | 有用物質の回収法 | |
KR930001385B1 (ko) | 글루코실 트랜스퍼라제(Glucosyl transferase)의 정제방법 | |
Mesrob et al. | PURIFICATION OF MILK‐CLOTTING PROTEASE FROM BACILLUS MESENTERICUS STRAIN 76 | |
KR100374307B1 (ko) | 재조합효모로부터발현된감마인터페론의정제방법 |