JPH05137088A - テレビ受信機 - Google Patents

テレビ受信機

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JPH05137088A
JPH05137088A JP4116169A JP11616992A JPH05137088A JP H05137088 A JPH05137088 A JP H05137088A JP 4116169 A JP4116169 A JP 4116169A JP 11616992 A JP11616992 A JP 11616992A JP H05137088 A JPH05137088 A JP H05137088A
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JP
Japan
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frequency
phase
loop
carrier
tuning
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Pending
Application number
JP4116169A
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English (en)
Inventor
Johannes S Vromans
ソフイア フロマンス ヨハネス
Hubertus J F Maas
ヨセフス フランシスカス マース ヒユーベルタス
Johannes Dollee
ドルリー ヨハネス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Filing date
Publication date
Application filed by Philips Gloeilampenfabrieken NV filed Critical Philips Gloeilampenfabrieken NV
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/085Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal
    • H03L7/087Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal using at least two phase detectors or a frequency and phase detector in the loop
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J1/00Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general
    • H03J1/0008Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/455Demodulation-circuits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/50Tuning indicators; Automatic tuning control

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  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のTV受信機の同調動作を改善する。 【構成】 RF段と、同調発振器からの同調周波数が供
給されるミクサ段と、IF段と、同期検波装置と、PL
L及びFLLを具えている周波数兼位相ロックープ回路
とを具えており、IF段をPLLの位相検波器及びFL
Lの周波数検波装置に結合させ、位相検波器及び周波数
検波装置が2つのループを共通に有すると共にループフ
ィルタ及び可制御発振器を組み入れているループブラン
チに共通に結合され、可制御発振器が局部同相搬送波を
同期検波装置に供給すると共に局部直角位相搬送波を位
相検波器に供給するようにしたテレビジョン受信器であ
って、ループフィルタの出力端を同調制御信号発生用回
路に結合させ、この回路が可制御発振器の制御信号の値
と基準値との差から同調発振器用の同調制御信号を取出
すための比較回路を具えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線周波(RF)段と、
同調発振器からの同調周波数が供給されるミクサ段と、
中間周波(IF)段と、同期検波装置と、位相ロックル
ープ(PLL)及び周波数ロックループ(FLL)を有
する周波数兼位相ロックループ(FPLL)回路とを具
え、前記IF段をPLLの位相検波器及びFLLの周波
数検波装置に結合させ、前記位相検波器及び周波数検波
装置が、2つのループを共通に有すると共にループフィ
ルタ及び可制御発振器を組み入れているループブランチ
に共通に結合され、前記可制御発振器が局部同相搬送波
を同期検波装置に供給すると共に局部直角位相搬送波を
位相検波器に供給するようにしたテレビ(TV)受信機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】斯種のTV受信機はIEEE Transacti
ons on CE, Vol. CE−29, No.3, 1983年8月,第414 〜
418 頁にM.Huber 外1名により発表された論文“Modula
r video IF concept”から既知である。
【0003】従来のTV受信機のミクサ段では、所望さ
れるRF TV受信信号を適当に選定した同調周波数に
よりTV IF信号に変換する。同期検波装置では、T
VIF信号を同期検波して、ベースバンドTV信号にす
る。同期検波に必要とされる局部同期IF検波搬送波
(以後単に局部IF搬送波と称する)はPLLに組込ん
だ可制御発振器によって得られる。正しく同期検波する
ためには、局部IF搬送波の周波数及び位相を受信TV
信号のIF搬送波周波数(以後単に実IF搬送波周波数
と称する)に等しくする必要がある。実際上、この要件
はPLLの帯域幅を比較的狭くする必要があることを意
味する。
【0004】従って、PLLの捕獲範囲は同調特性をそ
れなりに許容できるようにするにはあまりにも小さ過ぎ
る。同調特性を改善するために、FLLがループフィル
タを介してPLLの可制御発振器に作用するようにルー
プフィルタ及び可制御発振器を共通に使用することによ
り、従来のTV受信機のPLLをFLLと組合わせてい
る。FLLの捕獲範囲はPLLのそれよりもかなり大き
く選定すべきである。周波数及び位相制御を合成するた
め、このループ組合せのことを周波数兼位相ロックルー
プ(FPLL)とも称する。
【0005】FPLLは主として局部IF搬送波と実I
F搬送波の周波数及び位相を同期させるのに用いられ
る。FLLの捕獲範囲内の局部IF搬送波と実IF搬送
波との周波数がずれている場合に、FLLは極部IF搬
送波の周波数を実IF搬送波の周波数に十分近付けて、
PLLが同期引込みできるようにする。次いでPLLが
実IF搬送波と局部IF搬送波とを位相同期させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特に、IF段で正しい
信号処理するためには、実IF搬送波周波数もIF段を
同期させる中間周波数(これを以後正しい中間周波数と
称する)に等しくすべきである。このために同調発振器
の周波数は、中間周波数が所望RF TV受信信号の搬
送波周波数からずれている値で制御する必要がある。し
かし、このような制御をすることについては前記論文に
は記載されていない。
【0007】本発明の目的は従来のTV受信機の同期動
作を簡単な方法で改善することにある。本発明の他の目
的は従来のTV受信機のオーディオ信号処理を簡単な方
法にて改善することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記最初に述べた目的を
達成するために、本発明は冒頭にて述べた種類のTV受
信機において、前記ループフィルタの出力端を同調制御
信号発生用回路に結合させ、該回路が可制御発振器の制
御信号の値と基準値との差から前記同調発振器用の同調
制御信号を取出すための比較回路を具え、前記可制御発
振器が、基準値の制御信号の場合に前記中間周波数に等
しい発振器周波数を供給するようにしたことを特徴とす
る。
【0009】本発明による手段を用いる場合に、FPL
Lは2重の機能をする。即ち、FPLLは実IF搬送波
と局部IF搬送波との周波数及び位相同期を比較的大き
な捕獲範囲内で実現するのに用いられるだけでなく、同
調発振器用の自動同調制御信号を発生させて、実IF搬
送周波数を正しい中間周波数で制御するのにも用いられ
る。
【0010】可制御発振器及び同調発振器の双方はFP
LLのループフィルタの出力信号によって制御されるた
め、このループフィルタの出力信号からの同調制御信号
の適当に選定したずれによってTV受信機をTV送信機
周波数に次のようにして容易に同調させることができ
る。
【0011】−実IF搬送波がFPLLのFLLの捕獲
範囲よりも小さい値にわたって可制御発振機の自走周波
数に近付くようになる同調変動の場合には、FLLが局
部IF搬送波の周波数を実IF搬送波の周波数に制限す
る。 −局部IF搬送波の周波数が実IF搬送波の周波数に接
近し、これら2つのIF搬送波の周波数差がPLLの捕
獲範囲よりも小さくなる場合にはPLLがFLよりもず
っと大きく周波数制御に寄与し、PLLが局部IF搬送
波と実IF搬送波との周波数及び位相同期をとる。 −その同期瞬時の局部IF搬送波及び実IF搬送波の周
波数が正しいIF搬送波の周波数からずれていても、T
V送信機信号の同期信号を予じめ認識することができ
る。 −次いで関連するTVプログラム信号のRF搬送周波数
を同調制御ループによって正しく同調させてから、局部
IF搬送波を正しくIF搬送波で周波数及び位相同期さ
せる。
【0012】このような同調作用によれば、その同調が
完全に正しくなくてもTV送信機周波数の存在を認識す
ることができる。実IF搬送波を捕獲した後に実IF搬
送波の周波数及び位相を同期させるのにFPLLが必要
とする期間は、次に同調発振器を正しい同期周波数に制
御するのに必要とされる期間に比べて比較的短いから、
本発明による手段によればTV送信機信号を速く認識す
ることができる。このことは例えば高速サーチ同調にと
って重要なことである。
【0013】局部IF搬送波と実IF搬送波との位相ロ
ックに対してFPLLを明確に作用させるために、本発
明によるTV受信機の好適例では、PLLの閉ループ利
得をPLLの同期引込み範囲内にてFLLのループ利得
よりも大きくする。
【0014】さらに本発明の他の好適例では、前記位相
検波器が前記周波数検波装置の一部も形成し、該周波数
検波装置が中間周波段に結合させた第1マルチプライヤ
回路を具え、該第1マルチプライヤ回路に低域通過フィ
ルタ及び第2マルチプライヤ回路を後続させ、前記局部
同相搬送波を前記可制御発振器から前記第1マルチプラ
イヤ回路に供給し、前記第2マルチプライヤ回路を前記
位相検波器の出力端子に結合させ、前記第2マルチプラ
イヤ回路の出力端子を前記ループフィルタに結合させ
る。
【0015】上述したような手段を用いると、位相検波
器はPLLだけでなく、FLLでも作用するため、前述
した従来の場合に比べてマルチプライヤ回路を1個とす
ることができ、経済的である。
【0016】低域通過フィルタと第2マルチプライヤ回
路との間の信号を制限することにより、低域通過フィル
タとして複雑な二次のサーレン・アンド・キー(Sallen
& Key) 低域通過フィルタタイプのものを使用しなくて
済み、簡単に積分可能な一次の低域通過フィルタで十分
である。
【0017】正しく信号処理するためには、検出して同
期検波器に供給する実IF信号と、FPLLに発生する
局部IF搬送波との間にいかなる遅延時間差もあっては
ならない。従って、従来のTV受信機では同期検波器の
信号路及び同期検波器の前に遅延回路を組込んでいる。
【0018】斯様な遅延時間差をなくために、本発明に
よるTV受信器の他の好適例では、同期検波装置及び位
相検波器の利得を相対的にほぼ等しくする。
【0019】同期検波器での信号処理は線形であり、こ
れは同期検波にとっては必要なことであるため、この手
段を用いる場合には位相検波器も線形信号処理し、局部
IF検波搬送波を発生する場合に、PLLでの不所望な
振幅−位相変換及び位相検波器での信号制限による遅延
が防止される。
【0020】同調制御信号発生用回路をサーチ同調回路
に組込むようにした本発明によるTV受信器の他の好適
例では、同調制御信号を発生する回路が同調周波数を、
ループフィルタの出力信号が所定のステップ値内の基準
値に一致するまでステップ状に変化させ、そのステップ
値をFLLの捕獲範囲よりも小さくする。従来のTV受
信機のオーディオ信号処理に比べて、その信号処理を改
善するために、本発明によるTV受信機では、前記ルー
プフィルタが電流信号入力端及び直列抵抗と直列コンデ
ンサとを具えている一端を接地した直列RC部材を有
し、前記直列抵抗を分路コンデンサにより分路し、該分
路コンデンサの容量値を直列コンデンサの容量値の2〜
15%程度とする。このようにすれば、特に画像信号成分
による局部同相IF搬送波における位相摂動が適切に抑
圧される。
【0021】
【実施例】図1に示す本発明によるテレビ(TV)受信
機は、TVアンテナ装置ANTに結合させるRF入力端
Iと、この入力端に順次結合させる無線周波(RF)段
RFと、ミクサ段MSと、中間周波(IF)段IFと、
同期検波装置SDと、信号処理装置SPとを有してお
り、信号処理装置SPの出力端を画像表示装置P及び音
声再生装置Sに結合させる。所望されるTV RF受信
信号をTV IF信号に混合させるために、周波数−可
同調発振混合信号を同調発振機TOからミクサ段MSに
供給する。IF段IFにて中間周波数を選択して、増幅
した後に、同期検波装置SDにてTVベースバンド変調
信号を同期検波する。ベースバンドTV信号を正しく同
期検波するには、この目的に必要とされる検波搬送波の
周波数及び位相を同期検波装置SDに供給されるTV
IF信号の搬送波(以後この信号のことを実IF搬送波
と称する)に等しくする必要がある。検波搬送波(以後
この信号のことを局部同相IF搬送波と称する)は周波
数兼位相ロックループ回路FPLLから供給する。
【0022】ベースバンド信号処理装置SPでは、検波
したベースバンドTV変調信号をベースバンド信号処理
して、画像表示装置Pによって表示されるベースバンド
ビデオ信号及び音声再生装置Sによって再生されるベー
スバンド音声信号を得る。
【0023】周波数兼位相ロックループFPLLの入力
端をIF段IFの出力端に接続する。この周波数兼位相
ロックループFPLLは位相ロックループPLL(P
D,VI1,A,LF,VCO)及び周波数ロックルー
プFLL(M1,LPF,LIM,M2,PD,VI
2,A,LF,VCO)を具えている。
【0024】位相ロックループPLLは、入力端をIF
段IFの出力端に接続した位相検波器PD及びこの位相
検波器の出力端に順次接続した第1電圧−電流変換器V
I1,加算回路として機能するノードA,ループフィル
タLF及び制御発振器VCOを具えている。制御発振器
VCOは同相及び直角位相出力端を有しており、直角位
相出力端は位相検波器PDに結合させる。周波数ロック
ループFLLは周波数検波装置(M1,LPF,LI
M,M2,PD)と、第2電圧−電流変換器VI2と、
ノードAを経て位相ロックループPLLと共通のループ
ブランチに接続したループフィルタLF及び制御発振器
VCOを具えている。周波数検波装置は、入力端をIF
段IFの出力端及び制御発振器VCOの同相出力端にそ
れぞれ結合させた第1マルチプライヤ回路M1と、この
第1マルチプライヤ回路に順次結合させた低域通過フィ
ルタLPFと、リミッタLIMと、第2マルチプライヤ
回路M2と、上述した位相検波器PDとを具えている。
【0025】制御発振器VCOは、その同相出力端から
前述した局部同相IF搬送波を同期検波装置並びに前記
周波数検波装置に供給し、且つ直角位相出力端から局部
直角位相IF搬送波を位相検波器PDに供給する。FP
LLのロック状態においては、局部同相IF搬送波の位
相、従って周波数が実IF搬送波のそれに一致し、局部
直角位相IF搬送波の位相は実IF搬送波の位相とは90
°相違する。
【0026】ループフィルタLFは二次の低域通過特性を
有し、これはコンデンサC1に直列抵抗Rを直列に接続
し、この直列抵抗Rの両端に分路コンデンサC2を接続
して成る一端を接地した直列RC部材(R,C1)を具
えている。
【0027】位相ロックループPLLの位相検波器PD
は周波数検波装置(M1,LPF,LIM,M2,P
D)の一部も形成するため、周波数検波装置はIF段I
Fの出力端における実IF搬送波と局部IF搬送波との
周波数差に依存する制御信号を供給するだけではない。
前記実IF搬送波と局部IF搬送波との周波数が同期す
ると、前記周波数検波装置(M1,LPF,LIM,M
2,PD)は、これら2つの搬送波の位相差に依存する
位相制御信号を供給する。位相制御用の斯様な周波数ロ
ックループを用いることは、IEEE Transactions o
n Consumer Electronics, Vol. CE −23, No.3, 1977年
8月,第358 〜365 頁にR.Citta により発表された論文
「周波数兼位相ロックループ」から既知である。図1に
示す周波数ロックループFLLの制御作用については上
記論文に詳細に説明されている。
【0028】前記論文から既知のように、周波数ロック
ループFLLは局部IF搬送波を発生するのに位相をあ
いまいにする2つの安定な位相ロック点を有している。
これが局部IF搬送波と実IF搬送波とを同相に同期さ
せるのに周波数ロックループFLLを使用することを損
ねている。
【0029】このために本発明によるTV受信機では、
周波数ロックループFLLを周波数制御のみに用い、位
相制御には使用しないようにする。局部IF搬送波と実
IF搬送波との間の位相制御及び位相ロックには位相ロ
ックループ(PD,VI1,A,LF,VCO)を使用
する。位相ロックループPLLの単独の位相ロック点に
明確に位相結合させるためには、位相ロックループPL
Lのループ利得を周波数ロックループFLLのループ利
得よりも大きくする必要がある。これは周波数検波装置
における信号利得を位相検波器PDにおける信号利得よ
りも小さく選定することにより、達成することができ
る。実際には、第2マルチプライヤ段M2の信号利得を
位相検波器PDの信号利得よりも小さい値、例えば位相
検波器PDの利得の0.8 に調整すれば十分である。
【0030】前記従来のTV受信機とは異なり、位相検
波器は、線形信号処理が行われ、しかも周波数兼位相ロ
ックループFPLLに供給されるIF信号が制限されな
いように調整される。従って、実IF搬送波に対する局
部同相IF搬送波の振幅−位相変換及び/又は信号遅延
による局部同相IF搬送波の位相摂動が回避され、しか
も同期検波装置の入力端で遅延補償を行なう必要がな
い。このために、位相検波器および同期検波装置は同一
基板上に形成される2つの相対的に対応するマルチプラ
イヤ回路によって首尾良く実現される。
【0031】図示のTV受信機では、位相検波器の出力
信号と周波数検波装置の出力信号とをノードAの如き簡
単な加算回路により加算し、且つループフィルタLFの
如き簡単なフィルタ回路によって可制御発振器VCO用
の制御信号を選択できるように能動ループフィルタ処理
する。この目的のために周波数兼位相ロックループFP
LLに第1及び第2電圧−電流変換器VI1及びVI2
を用い、これらの変換器を位相検波器PDと加算回路と
して機能するノードAとの間及び第2マルチプライヤM
2と前記ノードAとの間にそれぞれ接続する。
【0032】図示の実施例では周波数兼位相ロックルー
プFPLLの固有周波数fn を約15kHz とし、ループ減
衰度を(β)2としたところ、ループ帯域幅は約60kHz
となった。ループフィルタLFの第1直列コンデンサC
1の容量値は100 nF程度とし、直列抵抗Rの抵抗値は40
0 Ω程度とし、分路コンデンサC2の容量値は2〜15nF
程度とした。直列RC部材(R,C1)は前記ノードA
と大地との間に接続する。ループフィルタLFは分路コ
ンデンサC2を用いるために二次の低域通過特性を有す
るものである。ループフィルタLFを上述したように設
計すると、つまり分路コンデンサC2の容量値を直列コ
ンデンサC1の容量値の2〜15%程度にすると、可制御
発振器VCOの制御信号通路における実効ビデオ信号が
抑圧される。これにより、同期検波装置SDに供給され
る局部IF搬送波に周波数及び/又は位相摂動が生じな
くなる。従ってオーディオ信号に画像信号成分がクロス
トークしなくなる。さらに、ループ内の分路コンデンサ
C2によって導入される特別な位相偏移は十分小さく、
ループの安定性を損わず、しかもFPLLの捕獲周期を
許容限度内に保つ。
【0033】周波数兼位相ロックループFPLLの作動
は図2を参照して説明することができる。この図はルー
プフィルタLFの出力端子における可制御発振器VCO
の制御信号の信号エネルギー(E)の変化を局部IF搬
送波と実IF搬送波との周波数差の関数として示したも
のである。曲線1は位相ロックループPLL(PD,V
I1,A,LF,VCO)に対するものであり、曲線2
は周波数ロックループFLL(M1,LPF,LIM,
M2 ,PD,VI2,LF,VCO)に対するものを示
している。
【0034】この図から明らかなように、FLLループ
では、このループ内の差周波数が低域通過フィルタLP
Fの3dBの点に対応するときに大部分の信号エネルギー
が発生する。この3dBの点は実際の例では約0.3MHzにて
発生した。この3dBの点付近の比較的広い周波数範囲内
では周波数が周波数ロックループFLLによってほぼ制
御される。しかし、周波数差が減少するにつれて位相ロ
ックループPLLの方が周波数制御に寄与することにな
り、それは周波数差が曲線1と2との交点以下、即ち値
Δf1 以下となるときにFLLはそれ以上となる。位相
ロックループPLLは値Δf1 以下の周波数で作動し
て、Δf1 =0での周波数同期後にこの位相ロックルー
プPLLにて位相制御し、局部IF搬送波が実IF搬送
波と位相ロックするまでさらに位相制御する。
【0035】ループフィルタLFは可制御発振器VCO
並びに比較回路Cに制御信号として供給される直流信号
を供給する。比較回路Cでは制御信号をしきい値、又は
基準値REFと比較する。この比較はディジタル又はア
ナログ形態にて行なうことができ、このためにアナログ
又はディジタル形態の前記制御信号をアナログ又はディ
ジタル基準値REFと比較する。比較回路Cの出力端子
をマイクロプロセッサMPに結合させ、このマイクロプ
ロセッサにて、基準値に対する制御信号の相対値に依存
して同調発振器TO用の同調制御信号を発生させる。同
期検波装置SDの出力端子を同期識別回路SIに結合さ
せ、これで同期検波装置SDの出力端子における同期パ
ルスの存在、従ってTVプログラム信号の存在を検出す
ることができる。これを検出できるのは、FPLLの局
部同相IF搬送波の位相が実IF搬送波の位相に一致す
る場合である。この場合に同期識別回路SIはマイクロ
プロセッサMPに識別信号を供給する。
【0036】マイクロプロセッサMPはユーザが手動操
作する操作段TCから制御又は設定用、特に同調用の制
御信号を受信する。図3は図1のTV受信機に使用する
サーチ(探索)同調モードのフローチャートを示す。こ
のサーチ同調はユーザが操作段TCを介してマイクロプ
ロセッサMPにスタート信号を供給することにより開始
する。この場合にマイクロプロセッサMPが開始状態
(ステップ1)となり、可同調発振器TOは初期の同調
周波数に設定されることになる。マイクロプロセッサM
Pは、例えば同調発振器TOの同調周波数を所定のTV
RF受信帯域内にて250 kHz の周波数ステップで増大
させる(ステップ2)。各周波数ステップの後にマイク
ロプロセッサMPはステップ3にて同調周波数を20ミリ
秒間維持する。この20ミリ秒の待機時間は、周波数兼位
相ロックループFPLLに、IF段IFの出力端子にお
ける実IF搬送波がある場合に、この実IF搬送波を捕
獲させるのに十分な大きさである。実IF搬送波がある
場合に、FPLLは上記待機時間内に局部同相IF搬送
波を同期検波装置SDに供給する。この局部同相IF搬
送波は実IF搬送波と周波数及び位相同期し、TVプロ
グラム信号の存在が判定ブロック4にて同期識別回路S
Iにより検出される。この場合、正確な同調は必要でな
く、実際の周波数、従って局部同相IF搬送波の周波数
は必ずしも正しい中間周波数に一致する必要はない。正
しい中間周波数に一致する場合にはステップ5がサーチ
動作を続行する。
【0037】判定ブロック4にて、20ミリ秒の待機時間
内に同期検波装置SDの出力端子に同期パルスがなかっ
たことが確認された場合には、サーチ同調処理を前述し
たステップ2に戻してからステップ3及びブロック4の
処置を再び行なう。これは同期識別回路SIが同期検波
装置SDの出力端子におけるTVプログラム信号の存在
を検出するまで繰返す。
【0038】次のステップ5ではマイクロプロセッサM
Pが同調発振器TOの周波数をサーチ方向に62.5kHz の
周波数ステップで変える。即ち、MPは同調周波数を6
2.5kHz の周波数ステップで高める。ステップ5の後に
ステップ6にて20ミリ秒の待機時間をとる。この20ミリ
秒の時間中に周波数兼位相ロックループFPLLは実I
F搬送と局部IF搬送波との間にて周波数及び位相同期
をとることができる。ブロック7では可制御発振器VC
Oの制御信号を比較回路Cにて基準値REFと比較す
る。この比較は62.5kHz の各ステップ後に行われ、これ
は可制御発振器VCOの制御信号の振幅が所定の公差範
囲内にて基準値に等しくなるまで行われる。
【0039】TV RF受信信号を受信しないのに、妨
害のために可制御同調発振器VCOの制御信号の振幅と
基準値REFとが等しくなることがある。このような妨
害に対する感度を下げるために、同調発振器TOの同調
周波数をサーチ方向とは反対の方向に250kHzの周波数差
にわたってステップ8でリセットする。即ち最後に述べ
た例では斯かる同調周波数を250kHzだけ低下させる。次
いで同調発振器TOの同調をステップ9にて100 ミリ秒
の待機時間維持して、周波数兼位相ロックループが局部
IF搬送と実IF相波とを正しく周波数及び位相同期さ
せることができるようにする。判定ブロック10では再び
可制御発振器VCOの制御信号の振幅を基準値REFと
比較する。制御信号の振幅が基準値に等しくない場合に
は、同調発振器TOの同調周波数をステップ11にて62.5
kHz の周波数ステップにわたってサーチ方向に変化させ
る。即ち、本例では周波数を62.5kHz だけ高めて、前述
したステップ9を実行させる。これは判定ブロック10に
て制御信号の振幅が基準値REFに等しいことが確認さ
れるまで、又は判定ブロック12にて62.5kHz の6周波数
ステップ以上とられたことが確認されるまで行なう。こ
の後者の状態が確認されるも、可制御発振器VCOの制
御信号が基準値REFに等しくならなかった場合には、
該当する周波数範囲内にはTVプログラム信号がなく、
サーチ処置をステップ2に戻す。判定ブロック10にてV
CO制御信号が基準値REFに等しいことが確認された
ら、TV RF受信信号への正しい同調が得られ、即ち
実IF搬送周波数が正しいIF搬送周波数に一致し、受
信したTVプログラム信号を正しく表示することができ
る。
【0040】しかし、可制御発振器の制御信号は自動同
調周波数制御に用いることもでき、この目的のためには
斯かるVCO制御信号を同調発振器TOに適切に供給す
る必要がある。このようにすることにより、実IF搬送
波が正しい中間周波数即ちIF段IFが同調される周波
数に自動同調制御される。この正しい中間周波数は例え
ば温度変動又はエージングによるような周囲の要因によ
り変化する。この自動同調制御は、正規のチャネルフレ
ームから所定の周波数距離にわたってずれているオフセ
ットチャネルを自動同調することもできる。
【0041】本発明は上述した例のみに限定されるもの
ではなく、幾多の変更を加え得ること勿論である。同期
識別を省き、VCO制御信号そのものの振幅によって正
しい同調の確認を識別することができる。リミッタLI
Mを省き、例えばその代わりに微分器のような他のタイ
プの周波数検波回路を用いることもできる。さらに、ル
ープフィルタLFにおける分路コンデンサC2を省き、
一次ループフィルタを用いるか、又は電圧−電流変換器
VI1及びVI2を用いずに受動ループフィルタを用い
ることもできる。状況によっては、IF段IFと周波数
兼位相ロックループFPLLとの間にリミッタを設け、
且つIF段IFと同期検波装置SDとの間に遅延補償回
路を組込むこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるTV受信機のブロック図である。
【図2】周波数兼位相ロックループの作動説明図であ
る。
【図3】図1のTV受信機に使用すサーチモードのフロ
ーチャートを示す図である。
【符号の説明】
ANT TVアンテナ装置 I RF入力端 RF 無線周波段 MS ミクサ段 IF 中間周波段 SD 同期検波装置 SP 信号処理装置 P 画像表示装置 S 音声再生装置 TO 同期発振器 PD 位相検波器 VI1,VI2 電圧−電流変換器 A ノード(加算器) VCO 制御発振器 M1,M2 マルチプライヤ回路 LPF 低域通過フィルタ LIM リッタ MP マイクロプロセッサ SL 同期識別回路 TC 手動操作段 (PD,VI1,A,LF,VCO) 位相ロックルー
プ (M1,LPF,LIM,M2,PD,VI2,A,L
F,VCO) 周波数ロックループ (M1,LPF,LIM,M2,PD) 周波数検波装
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヒユーベルタス ヨセフス フランシスカ ス マース オランダ国 5621 ベーアー アインドー フエンフルーネバウツウエツハ 1 (72)発明者 ヨハネス ドルリー 東京都世田谷区瀬田2丁目12番12号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線周波段と、同調発振器からの同調周
    波数が供給されるミクサ段と、中間周波段と、同期検波
    装置と、位相ロックループ及び周波数ロックループを有
    する周波数兼位相ロックループ回路とを具え、前記中間
    周波段を位相ロックループの位相検波器及び周波数ロッ
    クループの周波数検波装置に結合させ、前記位相検波器
    及び周波数検波装置が、2つのループを共通に有すると
    共にループフィルタ及び可制御発振器を組み入れている
    ループブランチに共通に結合され、前記可制御発振器が
    局部同相搬送波を同期検波装置に供給すると共に局部直
    角位相搬送波を位相検波器に供給するテレビ受信機にお
    いて、前記ループフィルタの出力端を同調制御信号発生
    用回路に結合させ、該回路が可制御発振器の制御信号の
    値と基準値との差から前記同調発振器用の同調制御信号
    を取出すための比較回路を具え、前記可制御発振器が、
    基準値の制御信号の場合に前記中間周波数に等しい発振
    器周波数を供給するようにしたことを特徴とするテレビ
    受信機。
  2. 【請求項2】 前記位相検波器が前記周波数検波装置の
    一部も形成し、該周波数検波装置が中間周波段に結合さ
    せた第1マルチプライヤ回路を具え、該第1マルチプラ
    イヤ回路に低域通過フィルタ及び第2マルチプライヤ回
    路を後続させ、前記局部同相搬送波を前記可制御発振器
    から前記第1マルチプライヤ回路に供給し、前記第2マ
    ルチプライヤ回路を前記位相検波器の出力端子に結合さ
    せ、前記第2マルチプライヤ回路の出力端子を前記ルー
    プフィルタに結合させたことを特徴とする請求項1に記
    載のテレビ受信機。
  3. 【請求項3】 前記位相ロックループの閉ループ利得を
    該位相ロックループのロッキング範囲内で前記周波数ロ
    ックループの閉ループ利得よりも大きくしたことを特徴
    とする請求項1又は2に記載のテレビ受信機。
  4. 【請求項4】 前記同期検波装置及び位相検波器の利得
    を相対的にほぼ等しくしたことを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか一項に記載のテレビ受信機。
  5. 【請求項5】 前記低域通過フィルタをリミッタ手段を
    介して前記第2マルチプライヤ回路に結合させたことを
    特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載のテレビ
    受信機。
  6. 【請求項6】 前記同調制御信号発生用回路を、前記ル
    ープフィルタの出力信号が所定のステップ値内で基準値
    に一致するまで同調周波数をステップ状に変えるサーチ
    同調回路に組込み、前記ステップ値が前記周波数ロック
    ループの捕獲範囲よりも小さい周波数ステップに一致す
    るようにしたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    一項に記載のテレビ受信機。
  7. 【請求項7】 前記ループフィルタが電流信号入力端及
    び直列抵抗と直列コンデンサとを具えている一端を接地
    した直列RC部材を有し、前記直列抵抗を分路コンデン
    サにより分路し、該分路コンデンサの容量値を直列コン
    デンサの容量値の2〜15%程度としたことを特徴とする
    請求項1〜6のいずれか一項に記載のテレビ受信機。
  8. 【請求項8】 前記周波数兼位相ロックループの固有周
    波数を15kHz 程度とし、減衰度を2程度としたことを特
    徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のテレビ受
    信機。
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