JPH05136747A - 空中線監視装置 - Google Patents
空中線監視装置Info
- Publication number
- JPH05136747A JPH05136747A JP3299434A JP29943491A JPH05136747A JP H05136747 A JPH05136747 A JP H05136747A JP 3299434 A JP3299434 A JP 3299434A JP 29943491 A JP29943491 A JP 29943491A JP H05136747 A JPH05136747 A JP H05136747A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- wave power
- reflected
- directional coupler
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】空中線への間欠的送信波による進行波電力及び
反射波電力を検出する方向性結合器と、前記進行波電力
と反射波電力とを比較する比較回路と、前記2つの信号
の比較結果の論理積をとる回路と、この論理積から自空
中線自体の不良の場合にアラームを発生するアラーム回
路とを備えている。 【効果】間欠送信を行っている無線送信機用空中線の異
常を正確かつ容易に検知し、空中線及び無線送信機の損
傷を未然に防止することができる。
反射波電力を検出する方向性結合器と、前記進行波電力
と反射波電力とを比較する比較回路と、前記2つの信号
の比較結果の論理積をとる回路と、この論理積から自空
中線自体の不良の場合にアラームを発生するアラーム回
路とを備えている。 【効果】間欠送信を行っている無線送信機用空中線の異
常を正確かつ容易に検知し、空中線及び無線送信機の損
傷を未然に防止することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空中線監視装置に関し、
特に超短波帯及び極超短波体で使用される無線呼出用送
信機等の空中線反射電力を検出して自空中線の良か不良
を監視する空中線監視装置に関する。
特に超短波帯及び極超短波体で使用される無線呼出用送
信機等の空中線反射電力を検出して自空中線の良か不良
を監視する空中線監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空中線監視装置は、図2
に示すように、監視を必要とする自局の空中線3と、無
線送信機1との間に方向性結合器2を挿入して空中線3
からの反射電力のみを検出し、差動増幅器5にてあらか
じめ設定した不良の反射電力の限界値を示す基準値と比
較増幅を行い、基準値を超えた場合にアラームの発生に
よって空中線3の異常を監視していた。
に示すように、監視を必要とする自局の空中線3と、無
線送信機1との間に方向性結合器2を挿入して空中線3
からの反射電力のみを検出し、差動増幅器5にてあらか
じめ設定した不良の反射電力の限界値を示す基準値と比
較増幅を行い、基準値を超えた場合にアラームの発生に
よって空中線3の異常を監視していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の空中線
監視装置は、方向性結合器による反射電力のみを検出
し、差動増幅器にて比較を行い、アラームの発生により
空中線の監視を行っているので、間欠送信により無線送
信機が送信を行っていない時に、隣接する空中線4から
同類の無線送信機が送信を行っている場合に、自局の空
中線に高周波電力が誘導し、方向性結合器2にて反射波
として検出され、アラームの誤発生が生じて、自局の空
中線の異常監視が困難となる欠点があった。
監視装置は、方向性結合器による反射電力のみを検出
し、差動増幅器にて比較を行い、アラームの発生により
空中線の監視を行っているので、間欠送信により無線送
信機が送信を行っていない時に、隣接する空中線4から
同類の無線送信機が送信を行っている場合に、自局の空
中線に高周波電力が誘導し、方向性結合器2にて反射波
として検出され、アラームの誤発生が生じて、自局の空
中線の異常監視が困難となる欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の空中線監視装置
は、空中線への間欠的送信波による進行波電力及び反射
波電力を検出する方向性結合器と、前記進行波電力と反
射波電力とを比較する比較回路と、前記2つの信号の比
較結果の論理積をとる回路と、この論理積から自空中線
自体の不良の場合にアラームを発生するアラーム回路と
を備えている。
は、空中線への間欠的送信波による進行波電力及び反射
波電力を検出する方向性結合器と、前記進行波電力と反
射波電力とを比較する比較回路と、前記2つの信号の比
較結果の論理積をとる回路と、この論理積から自空中線
自体の不良の場合にアラームを発生するアラーム回路と
を備えている。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の構成図である。図1にお
いて、無線送信機1から空中線3へ送出する進行波電力
および空中線3から反射してくる反射波電力の両方を検
出する方向性結合器2と、この2つのうちの進行波電力
を基準値と比較増幅する差動増幅器5Aと、同じく方向
性結合器2によって検出した他方の反射波電力を基準値
と比較増幅する差動増幅器5Bと、この2つの差動増幅
器出力のANDをとり、両信号が存在し、かつ、基準値
を超えている場合にアラームを発生する論理積回路6か
ら構成される。すなわち、論理回路6は、進行波電力有
り、反射波電力有りの時のみアラームを発する論理回路
とし、それ以外の条件では、アラームを発しない論理積
回路とする。したがって、間欠送信の送信波がない場合
に同期して、そのタイムスロットを検出すれば、他空中
線からの干渉波が混入して見かけ上反射電力として検出
されるので、干渉波の検出としての機能に利用すること
も可能である。
る。図1は本発明の一実施例の構成図である。図1にお
いて、無線送信機1から空中線3へ送出する進行波電力
および空中線3から反射してくる反射波電力の両方を検
出する方向性結合器2と、この2つのうちの進行波電力
を基準値と比較増幅する差動増幅器5Aと、同じく方向
性結合器2によって検出した他方の反射波電力を基準値
と比較増幅する差動増幅器5Bと、この2つの差動増幅
器出力のANDをとり、両信号が存在し、かつ、基準値
を超えている場合にアラームを発生する論理積回路6か
ら構成される。すなわち、論理回路6は、進行波電力有
り、反射波電力有りの時のみアラームを発する論理回路
とし、それ以外の条件では、アラームを発しない論理積
回路とする。したがって、間欠送信の送信波がない場合
に同期して、そのタイムスロットを検出すれば、他空中
線からの干渉波が混入して見かけ上反射電力として検出
されるので、干渉波の検出としての機能に利用すること
も可能である。
【0006】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、空中線と
送信機との間の方向性結合器にて進行波電力及び反射波
電力の両信号を検出して、論理回路にて監視することに
より、間欠送信を行っている無線送信機用空中線の異常
を正確かつ容易に検知し、空中線及び無線送信機の損傷
を未然に防止することができるという効果がある。
送信機との間の方向性結合器にて進行波電力及び反射波
電力の両信号を検出して、論理回路にて監視することに
より、間欠送信を行っている無線送信機用空中線の異常
を正確かつ容易に検知し、空中線及び無線送信機の損傷
を未然に防止することができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】従来の空中線監視装置の構成図である。
1 無線送信機 2 方向性結合器 3 自局の空中線 4 隣接する空中線 5A,5B 差動増幅器 6 論理回路
Claims (2)
- 【請求項1】 空中線への間欠的送信波による進行波電
力及び反射波電力を検出する方向性結合器と、前記進行
波電力と反射波電力とを比較する比較回路と、前記2つ
の信号の比較結果の論理積をとる回路と、この論理積か
ら自空中線自体の不良の場合にアラームを発生するアラ
ーム回路とを備えていることを特徴とする空中線監視装
置。 - 【請求項2】 前記論理積をとる回路が間欠的送信時の
非送信時の時間間隔において反射電力を検出した場合
に、他空中線からの干渉電波として弁別することを特徴
とする請求項1記載の空中線監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3299434A JPH05136747A (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 空中線監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3299434A JPH05136747A (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 空中線監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05136747A true JPH05136747A (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=17872527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3299434A Pending JPH05136747A (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 空中線監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05136747A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6226496B1 (en) | 1997-06-30 | 2001-05-01 | Nec Corporation | Antenna malfunction detecting system |
US6505041B1 (en) | 1998-10-06 | 2003-01-07 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Method and an arrangement in a radio system |
US7158769B2 (en) | 2001-03-28 | 2007-01-02 | Nec Corporation | Device and method for alerting user to interference |
JP2010093463A (ja) * | 2008-10-07 | 2010-04-22 | Japan Radio Co Ltd | 電力検波回路 |
-
1991
- 1991-11-15 JP JP3299434A patent/JPH05136747A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6226496B1 (en) | 1997-06-30 | 2001-05-01 | Nec Corporation | Antenna malfunction detecting system |
US6505041B1 (en) | 1998-10-06 | 2003-01-07 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Method and an arrangement in a radio system |
US7158769B2 (en) | 2001-03-28 | 2007-01-02 | Nec Corporation | Device and method for alerting user to interference |
JP2010093463A (ja) * | 2008-10-07 | 2010-04-22 | Japan Radio Co Ltd | 電力検波回路 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000829 |