JPH05135817A - 電気接続用端子 - Google Patents
電気接続用端子Info
- Publication number
- JPH05135817A JPH05135817A JP7813891A JP7813891A JPH05135817A JP H05135817 A JPH05135817 A JP H05135817A JP 7813891 A JP7813891 A JP 7813891A JP 7813891 A JP7813891 A JP 7813891A JP H05135817 A JPH05135817 A JP H05135817A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- terminal
- thin
- thick
- electrical connection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気接続用端子のカシメ部とピン部またはソ
ケット部とを一体に形成し、生産性向上させ、接触不良
の発生をなくした電気接続用端子。 【構成】 幅方向に肉厚部と肉薄部とを有する異形断面
帯板を、打ち抜き、曲げ加工を施し中空円柱状に形成
し、肉厚部分を電線のカシメ部として、肉薄部分を他回
路への接続端子とした。
ケット部とを一体に形成し、生産性向上させ、接触不良
の発生をなくした電気接続用端子。 【構成】 幅方向に肉厚部と肉薄部とを有する異形断面
帯板を、打ち抜き、曲げ加工を施し中空円柱状に形成
し、肉厚部分を電線のカシメ部として、肉薄部分を他回
路への接続端子とした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は異形断面帯板を晶した
電気接続用端子に関するものである。
電気接続用端子に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の電気接続用端子（差し込み用のピ
ン端子）は、第５図に示すように電線４のカシメ部１と
ソケット端子への差し込み用のピン部２とから構成され
ている。
ン端子）は、第５図に示すように電線４のカシメ部１と
ソケット端子への差し込み用のピン部２とから構成され
ている。
【０００３】この接続用端子は、均一厚みの金属板を
それぞれ所要形状に切断または打ち抜き加工し、更にそ
れぞれ曲げ加工を施して第６図に示すよに一方の内径は
他方の外径より小さく形成して長さの異なる中空円柱部
材ａ，ｂを得、この中空円柱部材ａに中空円柱部材ｂを
挿入・嵌合し、互に重なり合った部分をカシメ部１と
し、中空円柱部材ｂの重なり合わない部分をピン部２と
して１つの電気接続用端子を得ていたものである。
それぞれ所要形状に切断または打ち抜き加工し、更にそ
れぞれ曲げ加工を施して第６図に示すよに一方の内径は
他方の外径より小さく形成して長さの異なる中空円柱部
材ａ，ｂを得、この中空円柱部材ａに中空円柱部材ｂを
挿入・嵌合し、互に重なり合った部分をカシメ部１と
し、中空円柱部材ｂの重なり合わない部分をピン部２と
して１つの電気接続用端子を得ていたものである。
【０００４】ピン部２を形成する中空円柱部材ｂは、接
続先のソケット端子へ差し込み易くするため、その先端
を曲げ加工時に丸く形成されており、電線４はカシメ部
１に挿入してカシメることにより電線４の接続を確実な
ものとしている。
続先のソケット端子へ差し込み易くするため、その先端
を曲げ加工時に丸く形成されており、電線４はカシメ部
１に挿入してカシメることにより電線４の接続を確実な
ものとしている。
【０００５】第７図はソケット端子の従来例を示し、上
述したピン端子と同様に一方の内径は他方の外径より小
さく形成して長さの異なる中空円柱部材ｃ，ｄを得、こ
の中空円柱部材ｄに中空円柱部材ｃを挿入・嵌合し、互
に重なり合った部分をカシメ部１とし、中空円柱部材ｃ
の重なり合わない部分をソケット部３として１つの電気
接続用端子を得ていたものである。
述したピン端子と同様に一方の内径は他方の外径より小
さく形成して長さの異なる中空円柱部材ｃ，ｄを得、こ
の中空円柱部材ｄに中空円柱部材ｃを挿入・嵌合し、互
に重なり合った部分をカシメ部１とし、中空円柱部材ｃ
の重なり合わない部分をソケット部３として１つの電気
接続用端子を得ていたものである。
【０００６】しかし、この構造の電気用接続端子は、１
つの端子を製造するためには２個の部品を製作して結合
させなくてはならず、生産性が非常に悪く、かつ２個の
部品の結合不良に伴う接触不良が発生する危険性が大で
あった。この発明は上記欠点を解消することを目的とす
るものである。
つの端子を製造するためには２個の部品を製作して結合
させなくてはならず、生産性が非常に悪く、かつ２個の
部品の結合不良に伴う接触不良が発生する危険性が大で
あった。この発明は上記欠点を解消することを目的とす
るものである。
【０００７】
【問題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、その素材として異形断面帯板を使用し、た電気接
続用端子とし、長尺な金属板の幅方向に肉厚部と肉薄部
とを有する異形断面帯板を、幅方向に切断すると共に曲
げ加工を施して中空円柱状に形成し、前記肉厚部に相当
する部分を他回路からの電線のカシメ部として、前記肉
薄部に相当する部分を他回路への接続端子としたことを
特徴とする。
めに、その素材として異形断面帯板を使用し、た電気接
続用端子とし、長尺な金属板の幅方向に肉厚部と肉薄部
とを有する異形断面帯板を、幅方向に切断すると共に曲
げ加工を施して中空円柱状に形成し、前記肉厚部に相当
する部分を他回路からの電線のカシメ部として、前記肉
薄部に相当する部分を他回路への接続端子としたことを
特徴とする。
【０００８】
【作 用】曲げ加工のみにより肉厚部がカシメ部、肉薄
部がピン部またはソケット部を形成し、カシメ部とピン
部またはソケット部載が一体に形成される。
部がピン部またはソケット部を形成し、カシメ部とピン
部またはソケット部載が一体に形成される。
【０００９】
【実施例】以下にこの発明による一実施例を図面を参照
して説明する。第１図はこの発明によるピン端子を示す
側面図であり、このピン端子を製作する手順は、第２図
に示すように長尺な金属板の幅方向（左右）に肉厚部Ａ
ａと肉薄部Ａｂとを有する異形断面帯板Ａを、一点鎖線
で示すように幅方向にプレス機等により切断する。
して説明する。第１図はこの発明によるピン端子を示す
側面図であり、このピン端子を製作する手順は、第２図
に示すように長尺な金属板の幅方向（左右）に肉厚部Ａ
ａと肉薄部Ａｂとを有する異形断面帯板Ａを、一点鎖線
で示すように幅方向にプレス機等により切断する。
【００１０】次に、第３図に示すように異形断面帯板Ａ
における肉厚部Ａａと肉薄部Ａｂとの境である段差部Ａ
ｃを外側にして中空円柱状にプレス機等により曲げ加工
を施し、肉薄部Ａｂの先端は丸め加工を施して第１図示
のピン端子を得、肉厚部Ａａが電線４のカシメ部１とな
り、肉薄部Ａｂがピン部となる。
における肉厚部Ａａと肉薄部Ａｂとの境である段差部Ａ
ｃを外側にして中空円柱状にプレス機等により曲げ加工
を施し、肉薄部Ａｂの先端は丸め加工を施して第１図示
のピン端子を得、肉厚部Ａａが電線４のカシメ部１とな
り、肉薄部Ａｂがピン部となる。
【００１１】第４図はこの発明によるソケット端子の一
実施例を示し、上述の異形断面帯板Ａにおける肉厚部Ａ
ａと肉薄部Ａｂとの境である段差部Ａｃを内側にして中
空円柱状に加工して前記ピン端子のピン部２が差し込ま
れるソケット部３としたものである。
実施例を示し、上述の異形断面帯板Ａにおける肉厚部Ａ
ａと肉薄部Ａｂとの境である段差部Ａｃを内側にして中
空円柱状に加工して前記ピン端子のピン部２が差し込ま
れるソケット部３としたものである。
【００１２】
【効果】以上に説明したように、この発明によれば、幅
方向に肉厚部と肉薄部とを有する異形断面帯板を切断・
曲げ加工のみで簡単に電気接続用端子が得られ、従来の
用に２部品を作成して嵌合する必要がなく、生産性が向
上し、嵌合に伴う接触不良の発生は皆無となる効果が得
られる。
方向に肉厚部と肉薄部とを有する異形断面帯板を切断・
曲げ加工のみで簡単に電気接続用端子が得られ、従来の
用に２部品を作成して嵌合する必要がなく、生産性が向
上し、嵌合に伴う接触不良の発生は皆無となる効果が得
られる。
【図１】本発明の一実施例によるピン端子を示す側面図
である。
である。
【図２】本発明に使用する異形断面帯板の斜視図であ
る。
る。
【図３】本発明によるピン端子の加工説明図である。
【図４】本発明の一実施例によるソケット端子を示す側
面図である。
面図である。
【図５】従来のピン端子の断面図である。
【図６】従来のピン端子の加工を説明する断面図であ
る。
る。
【図７】従来のソケット端子を示す断面図である。
Ａ 異形断面帯板測定棒 Ａａ 肉厚部 Ａｂ 肉薄部 １ カシメ部 ２ ピン部 ３ ソケット部 ４ 電線
Claims (1)
- 【請求項１】 長尺な金属板の幅方向に肉厚部と肉薄部
とを有する異形断面帯板を、幅方向に切断すると共に曲
げ加工を施して中空円柱状に形成し、前記肉厚部に相当
する部分を他回路からの電線のカシメ部として、前記肉
薄部に相当する部分を他回路への接続端子としたことを
特徴とする電気接続用端子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7813891A JPH05135817A (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | 電気接続用端子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7813891A JPH05135817A (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | 電気接続用端子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05135817A true JPH05135817A (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=13653522
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7813891A Pending JPH05135817A (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | 電気接続用端子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05135817A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006125778A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Ngk Spark Plug Co Ltd | リード線付グロープラグ |
| JP2014164892A (ja) * | 2013-02-22 | 2014-09-08 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 圧着端子及びその製造方法 |
-
1991
- 1991-01-18 JP JP7813891A patent/JPH05135817A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006125778A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Ngk Spark Plug Co Ltd | リード線付グロープラグ |
| JP2014164892A (ja) * | 2013-02-22 | 2014-09-08 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 圧着端子及びその製造方法 |
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